JPH0238627Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238627Y2 JPH0238627Y2 JP18824985U JP18824985U JPH0238627Y2 JP H0238627 Y2 JPH0238627 Y2 JP H0238627Y2 JP 18824985 U JP18824985 U JP 18824985U JP 18824985 U JP18824985 U JP 18824985U JP H0238627 Y2 JPH0238627 Y2 JP H0238627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compartment
- front wall
- partition plate
- larvae
- observation
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 3
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 3
- 241000254173 Coleoptera Species 0.000 description 2
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- 235000013601 eggs Nutrition 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
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- 241000257303 Hymenoptera Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、昆虫の幼虫6や植物の根等、地中で
生育する生物の観察が出来る、観察容器1に関す
るものである。
生育する生物の観察が出来る、観察容器1に関す
るものである。
従来、地中で生育する昆中の幼虫6や植物の根
等を観察する容器としては、空き罐、空き箱、ガ
ラス壜、そしてプラスチツク容器等が使用されて
きた。
等を観察する容器としては、空き罐、空き箱、ガ
ラス壜、そしてプラスチツク容器等が使用されて
きた。
空き罐や空き箱は、外から中の幼中6等を見る
ことが出来ないという、観察において致命的な欠
点を持つている。
ことが出来ないという、観察において致命的な欠
点を持つている。
又、ガラス壜やプラスチツク容器は、中が透視
出来るが、暗闇を好み、光を嫌う幼虫6等はどう
しても地中にもぐり込んでしまい、外から観察す
ることは殆ど不可能である。
出来るが、暗闇を好み、光を嫌う幼虫6等はどう
しても地中にもぐり込んでしまい、外から観察す
ることは殆ど不可能である。
本考案は、上記の問題点を解決することを目的
とし、以下の構成としている。
とし、以下の構成としている。
本考案による観察容器1は、少なくとも前面に
設けられた前面壁4から中が透視出来る有底筒形
状の容器本体2と、その容器本体2内に前記前面
壁4から間隔をおいて複数抜き出し可能に組付け
られた平板状の仕切り板3とから成つている。
設けられた前面壁4から中が透視出来る有底筒形
状の容器本体2と、その容器本体2内に前記前面
壁4から間隔をおいて複数抜き出し可能に組付け
られた平板状の仕切り板3とから成つている。
上記した構成となつている本考案による観察容
器1は、次のようにして使用される。
器1は、次のようにして使用される。
外容器の前面壁4と前から一番目の仕切り板3
とで形成される隔室5内に、例えば、昆虫の卵を
腐葉土8と共に入れておく。その卵は、孵化して
幼虫6となり徐々に成長する。その幼虫6の成長
過程は、隔室5の前後幅が小さく規制されている
ので、幼虫が必然的に前面壁4際に位置すること
になり、その結果、外から良く観察できる。
とで形成される隔室5内に、例えば、昆虫の卵を
腐葉土8と共に入れておく。その卵は、孵化して
幼虫6となり徐々に成長する。その幼虫6の成長
過程は、隔室5の前後幅が小さく規制されている
ので、幼虫が必然的に前面壁4際に位置すること
になり、その結果、外から良く観察できる。
この幼中6が大きくなつて、隔室5の前後幅が
幼虫6にとつて狭すぎる程になると、前から一番
目の仕切り板3を取り外して隔室5を大きくして
やる。ここでも隔室5の前後幅は、幼虫6よりや
や大きい程度のものなので、幼虫6は必然的に前
面壁44際に位置して成長を続けることになり、
その成長は前面壁4を通して外から観察できる。
幼虫6にとつて狭すぎる程になると、前から一番
目の仕切り板3を取り外して隔室5を大きくして
やる。ここでも隔室5の前後幅は、幼虫6よりや
や大きい程度のものなので、幼虫6は必然的に前
面壁44際に位置して成長を続けることになり、
その成長は前面壁4を通して外から観察できる。
この幼虫6がさらに大きくなつて、上記の隔室
5も狭すぎるものとなつたら、次の仕切り板3を
取り外して、隔室5をさらに大きくしてやる。
5も狭すぎるものとなつたら、次の仕切り板3を
取り外して、隔室5をさらに大きくしてやる。
このように、幼虫6の成長にあわせて仕切り板
3を取り外してやり、隔室5の前後幅を幼虫6の
大きさに合わせることによつて、その成長過程を
常に外から観察することが出来るものである。
3を取り外してやり、隔室5の前後幅を幼虫6の
大きさに合わせることによつて、その成長過程を
常に外から観察することが出来るものである。
又、例えば、蟻のようにあまり大きく成長しな
い生物の場合には、前述したような成長にあわせ
て仕切り板3を取り外すといつた作業は不必要で
あるが、その数や大きさによつて隔室5の大きさ
を調節して観察することが出来る。
い生物の場合には、前述したような成長にあわせ
て仕切り板3を取り外すといつた作業は不必要で
あるが、その数や大きさによつて隔室5の大きさ
を調節して観察することが出来る。
さらに、植物の根等も、同じように隔室5を調
節することによつて、外から観察出来るものであ
る。
節することによつて、外から観察出来るものであ
る。
本考案の一実施例を、図を参照しながら説明す
る。
る。
容器本体2は、有底四角筒形状をしており、そ
の前面壁4のみが、中が透視出来るものとなつて
いる。勿論、前面壁4以外の壁を透視出来るもの
として、周り全てから観察出来るようにしても良
い。
の前面壁4のみが、中が透視出来るものとなつて
いる。勿論、前面壁4以外の壁を透視出来るもの
として、周り全てから観察出来るようにしても良
い。
仕切り板3は、容器本体2内に隙間なく取り付
けられるもので、例えば幼虫6が隣の隔室5へ侵
入することがないようにしてある。
けられるもので、例えば幼虫6が隣の隔室5へ侵
入することがないようにしてある。
仕切り板3には、飼育している生物に関する事
項、例えば成長過程における形態の変化や、それ
にかかる日数等を書き込むなどして、観察者がそ
れを参考にしながら飼育観察出来る仕組みとして
も良い。
項、例えば成長過程における形態の変化や、それ
にかかる日数等を書き込むなどして、観察者がそ
れを参考にしながら飼育観察出来る仕組みとして
も良い。
図示実施例では、仕切り板3を薄板状として隔
室5を複数形成しているが、この仕切り板3を肉
厚なものとして、全部の仕切り板3を容器本体2
内に組付けた際、最前面にのみ隔室5が形成され
るようにしても良い。
室5を複数形成しているが、この仕切り板3を肉
厚なものとして、全部の仕切り板3を容器本体2
内に組付けた際、最前面にのみ隔室5が形成され
るようにしても良い。
尚、ここでは、かぶとむしの幼虫6を飼育観察
しており、隔室5内にはかぶとむしの餌となる腐
葉土8や腐敗木片7等が入れられている。
しており、隔室5内にはかぶとむしの餌となる腐
葉土8や腐敗木片7等が入れられている。
この観察容器1の使い方としては、前面壁4か
ら生物を観察するだけでなく、それと同時に、仕
切り板3と後面壁とで形成される別の隔室5で観
察用以外の、同種あるいは別種の、生物を飼育す
ることも出来る。
ら生物を観察するだけでなく、それと同時に、仕
切り板3と後面壁とで形成される別の隔室5で観
察用以外の、同種あるいは別種の、生物を飼育す
ることも出来る。
このように、本考案による観察容器1は、地中
で生活するあらゆる種類の生物の成長過程を、外
から容易に観察することが出来るので、子供の教
材用としては勿論、大人の趣味用、さらには学者
の研究用資材として幅広く活用出来、あらゆる生
物の研究に大きく貢献するものである。
で生活するあらゆる種類の生物の成長過程を、外
から容易に観察することが出来るので、子供の教
材用としては勿論、大人の趣味用、さらには学者
の研究用資材として幅広く活用出来、あらゆる生
物の研究に大きく貢献するものである。
第1図は、一実施例を示す斜視図である。
符号の説明、1……観察容器、2……容器本
体、3……仕切り板、4……前面壁、5……隔
室、6……幼虫、7……腐敗木片、8……腐葉
土。
体、3……仕切り板、4……前面壁、5……隔
室、6……幼虫、7……腐敗木片、8……腐葉
土。
Claims (1)
- 少なくとも前面に設けられた前面壁から中が透
視出来る有底筒形状の容器本体と、該容器本体内
に前記前面壁から間隔をおいて複数抜き出し可能
に組付けられた平板状の仕切り板とから成る観察
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18824985U JPH0238627Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18824985U JPH0238627Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294766U JPS6294766U (ja) | 1987-06-17 |
JPH0238627Y2 true JPH0238627Y2 (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=31139436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18824985U Expired JPH0238627Y2 (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0238627Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200475009Y1 (ko) * | 2013-09-04 | 2014-11-05 | 영남대학교 산학협력단 | 사슴벌레 유충 사육 및 관찰 키트 |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP18824985U patent/JPH0238627Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6294766U (ja) | 1987-06-17 |
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