JPH0238014Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0238014Y2 JPH0238014Y2 JP1985035075U JP3507585U JPH0238014Y2 JP H0238014 Y2 JPH0238014 Y2 JP H0238014Y2 JP 1985035075 U JP1985035075 U JP 1985035075U JP 3507585 U JP3507585 U JP 3507585U JP H0238014 Y2 JPH0238014 Y2 JP H0238014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- exhaust
- exhaust pipe
- output torque
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
イ−1 産業上の利用分野
本考案は3気筒4サイクルエンジン用排気管に
関する。
関する。
イ−2 従来技術
従来、自動車用排気管において、特にエキゾー
ストマニホールド直後の内径は太い程排気効率を
上げて吸入効率が良くなりエンジンの出力トルク
が向上すると考えられ、通常排気量が550c.c.のエ
ンジンでは34.1mm〜40.3mmとされ、排気量が1000
c.c.のエンジンでも同じであつた。
ストマニホールド直後の内径は太い程排気効率を
上げて吸入効率が良くなりエンジンの出力トルク
が向上すると考えられ、通常排気量が550c.c.のエ
ンジンでは34.1mm〜40.3mmとされ、排気量が1000
c.c.のエンジンでも同じであつた。
イ−3 本考案が解決しようとする問題点
前記従来の排気管内径でもある程度出力トルク
の向上が図り得るが、本考案は、特定の排気量の
エンジンにおける排気管の内径を特定の範囲の細
径に設定して、前記従来の排気管よりも排気効率
を向上してエンジンの出力トルクを一層向上させ
ることを目的とするものである。
の向上が図り得るが、本考案は、特定の排気量の
エンジンにおける排気管の内径を特定の範囲の細
径に設定して、前記従来の排気管よりも排気効率
を向上してエンジンの出力トルクを一層向上させ
ることを目的とするものである。
ロ 考案の構成
ロ−1 問題点を解決するための手段
上記目的を達成するために、本考案の3気筒4
サイクル用排気管は、排気量がほゞ550ccのエン
ジンで、エキゾーストマニホールド3とフランジ
で接続された1本の排気管1の道中に、排気管1
の基部から離れた位置でかつエンジン2の排気バ
ルブから少なくとも1.5m以内であるD距離内に、
内径が23mm〜33mmの細径部4を設けたことを特徴
とするものである。
サイクル用排気管は、排気量がほゞ550ccのエン
ジンで、エキゾーストマニホールド3とフランジ
で接続された1本の排気管1の道中に、排気管1
の基部から離れた位置でかつエンジン2の排気バ
ルブから少なくとも1.5m以内であるD距離内に、
内径が23mm〜33mmの細径部4を設けたことを特徴
とするものである。
ロ−2 作用
排気管の内径が前記の如く設定されているの
で、エンジンの爆発による圧力波の反射のタイミ
ングがずれ、排気バルブが開いたときに排気バル
ブ部に負の圧力が作用し、エンジンよりの排気ガ
スが吸い出され、排気効果が高められ、その結果
出力トルクが向上する。
で、エンジンの爆発による圧力波の反射のタイミ
ングがずれ、排気バルブが開いたときに排気バル
ブ部に負の圧力が作用し、エンジンよりの排気ガ
スが吸い出され、排気効果が高められ、その結果
出力トルクが向上する。
ロ−3 実施例
第1図に示す本考案において、1は排気管で、
その基部側が、排気量550ccのエンジン2のエキ
ゾーストマニホールド3に周知の通りフランジで
連結されている。4は排気管1の道中に設けた細
径部で、排気管1の基部から離れた位置で、かつ
エンジンの排気バルブより少なくとも1.5m以内
であるD距離内に設けられ、他の部分は大径に形
成されている。排気管1の基部の円筒部は大径で
あつて、周知の通りフランジに溶接され、このフ
ランジが、エキゾーストマニホールド3の先端に
設けられた別のフランジと、図示されてないボル
ト、ナツトで周知の方法で連結されている。該細
径部4の内径は23mm〜33mmに設定されている。そ
して、エンジンの排気バルブより1.5m以内にマ
フラを有する場合はマフラ内の拡張室前までに前
記の細径部4を設ける。
その基部側が、排気量550ccのエンジン2のエキ
ゾーストマニホールド3に周知の通りフランジで
連結されている。4は排気管1の道中に設けた細
径部で、排気管1の基部から離れた位置で、かつ
エンジンの排気バルブより少なくとも1.5m以内
であるD距離内に設けられ、他の部分は大径に形
成されている。排気管1の基部の円筒部は大径で
あつて、周知の通りフランジに溶接され、このフ
ランジが、エキゾーストマニホールド3の先端に
設けられた別のフランジと、図示されてないボル
ト、ナツトで周知の方法で連結されている。該細
径部4の内径は23mm〜33mmに設定されている。そ
して、エンジンの排気バルブより1.5m以内にマ
フラを有する場合はマフラ内の拡張室前までに前
記の細径部4を設ける。
ハ 考案の効果
本考案は排気管に細径部を形成したことによ
り、特定の排気量のエンジンについてその排気効
率が向上し、第2図に示す如く、エンジンの出力
トルクが、前記従来の大径の排気管が実線イの特
性を有するのに対し、本考案の排気管においては
点線ロの特性を有し、その出力トルクが向上し
た。
り、特定の排気量のエンジンについてその排気効
率が向上し、第2図に示す如く、エンジンの出力
トルクが、前記従来の大径の排気管が実線イの特
性を有するのに対し、本考案の排気管においては
点線ロの特性を有し、その出力トルクが向上し
た。
又、排気管1の基部を従来通りの大径とし他部
分に細径部を設けたので、基部の断面係数を大き
く保つことができ、フランジとの溶接部にかゝる
集中応力に耐えられる。
分に細径部を設けたので、基部の断面係数を大き
く保つことができ、フランジとの溶接部にかゝる
集中応力に耐えられる。
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は出力トルクの比較特性図である。 1……排気管、2……エンジン、3……エキゾ
ーストマニホールド、4……細径部。
は出力トルクの比較特性図である。 1……排気管、2……エンジン、3……エキゾ
ーストマニホールド、4……細径部。
Claims (1)
- 排気量がほゞ550ccのエンジンで、エキゾース
トマニホールド3とフランジで接続された1本の
排気管1の道中に、排気管1の基部から離れた位
置でかつエンジン2の排気バルブから少なくとも
1.5m以内であるD距離内に、内径が23mm〜33mm
の細径部4を設けたことを特徴とする3気筒4サ
イクルエンジン用排気管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985035075U JPH0238014Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985035075U JPH0238014Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61151023U JPS61151023U (ja) | 1986-09-18 |
JPH0238014Y2 true JPH0238014Y2 (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=30539024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985035075U Expired JPH0238014Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0238014Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248721A (en) * | 1975-10-14 | 1977-04-19 | Nissan Motor Co Ltd | Exhaust course structure of an interal combustion engine for an automo bile |
JPS52121121A (en) * | 1976-04-03 | 1977-10-12 | Toyota Motor Corp | Exhaust duct in engine |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP1985035075U patent/JPH0238014Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5248721A (en) * | 1975-10-14 | 1977-04-19 | Nissan Motor Co Ltd | Exhaust course structure of an interal combustion engine for an automo bile |
JPS52121121A (en) * | 1976-04-03 | 1977-10-12 | Toyota Motor Corp | Exhaust duct in engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61151023U (ja) | 1986-09-18 |
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