JPH0237855Y2 - - Google Patents

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JPH0237855Y2
JPH0237855Y2 JP7361385U JP7361385U JPH0237855Y2 JP H0237855 Y2 JPH0237855 Y2 JP H0237855Y2 JP 7361385 U JP7361385 U JP 7361385U JP 7361385 U JP7361385 U JP 7361385U JP H0237855 Y2 JPH0237855 Y2 JP H0237855Y2
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JP
Japan
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cutting edge
notch
edge
blade
stopper
Prior art date
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JP7361385U
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JPS61193114U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は雪上車等のブレード装置に設けられた
カツテイングエツジ装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種のカツテイングエツジ装置は第9
図に示すようにブレード本体1の取付用ブラケツ
ト2にリンク3を介してエツジ取付体4を反転可
能に取付け、エツジ取付体4の取付座5とブレー
ド本体1の取付座6とにシヤーピンボルト7を取
付けたものであり、エツジ取付体4に設けられた
カツテイングエツジ8に所定の衝撃以上の負荷が
作用した時のみシヤーピンボルト7が切れてカツ
テイングエツジ8が反転作動するものであつた。
考案が解決しようとする問題点 上記した従来のエツジ装置は次の不具合な点が
あつた。
衝撃により切れたシヤーピンボルト7が飛び
道路を歩く人を負傷させる恐れがある。又飛散
したシヤーピンボルト7が自動車の走行を邪魔
する恐れがある。
カツテイングエツジ8を反転させる所定の衝
撃強さは雪質除雪工法により異なるがシヤーピ
ンボルト7の場合、各種強度のシヤーピンボル
ト7を用意し交換して調整するが容易でない。
反転したカツテイングエツジ8を復帰させる
のにブレード姿勢を固定し、工具を使い人力で
行い、新シヤーピンボルト7を装着する必要が
あるため容易でない。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは飛散する部品がな
く、シヤーピンボルトの交換、装着などの煩わし
さのないカツテイングエツジの反転機能を有する
ブレードのカツテイングエツジ装置を提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、ブレード本体10の下端部に、カツ
テイングエツジ29を取付けたエツジ取付体16
を反転可能に設け、ブレード本体10の下端部に
ストツパ19を設け、エツジ取付体16に、ノツ
チ23をスプリング25により外方に付勢してこ
のノツチ23をストツパ19に係合してカツテイ
ングエツジ29を通常作業姿勢に保持するロツク
機構20を設けて構成してあり、カツテイングエ
ツジ29先端が障害物に当るとノツチ23のスプ
リング19への係合を外してカツテイングエツジ
29と共にエツジ取付体16を反転させ、また反
転時の外力とは逆方向又は下からの突き上げ力に
より反転状態から正常作業姿勢への復帰するよう
にしたものである。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図及至第8図を参
照して説明する。
10はブレード本体であり、ブレード本体10
の下端部には取付用ブラケツト11が固設してあ
る。取付用ブラケツト11にはメインリンク12
とサブリンク13の基端部がピン14,15で取
付けてあり、メインリンク12とサブリンク13
の先端部はエツジ取付体16にピン17,18で
取付けてある。またブレード本体10の下端部の
取付用ブラケツト11間にストツパ19が取付け
てある。
エツジ取付体16にはロツク機構20が設けて
ある。
このロツク機構20はエツジ取付体16に固設
されたシリンダ21を備えており、シリンダ21
内にはばね受体22とノツチ23のばね受体24
とが摺動可能に設けてあり、両ばね受体22,2
4間にスプリング25が介装してあり、このスプ
リング25によりノツチ23は押されていてノツ
チ23の肩部26はシリンダ21の上端のストツ
パ部27に接してその飛び出しを防止している。
シリンダ21の下端部は調圧ボルト28が螺装し
てあり、調圧ボルト28はばね受体22に当接し
ている。
また前記エツジ取付体16にはカツテイングエ
ツジ29が取付けてある。
そして、ノツチ23の前面部23Aがストツパ
19の後面部19Bに接してカツテイングエツジ
29は通常作業姿勢になつている。
次に作動を説明する。
カツテイングエツジ29の先端が障害物30に
当るとノツチ23は第6図に示すB→B′の軌跡
に従い動こうとする。第5図のようにノツチ23
とストツパ19とは傾斜のついた面(前面部23
Aと後面部19B)で接しており、B→B′方向
の力をノツチ23の上下方向に変換し、衝撃力が
所定以上になるとノツチ23の上下方向の力がス
プリング25をたわませ、ノツチ23が下方向に
移動し、ノツチ23がストツパ19を外れカツテ
イングエツジ29はエツジ取付体16と共に反転
する。反転時カツテイングエツジ29の先端はA
→A′にピポツト点PはC→C′に、ピポツト点Q
はD→D′にその軌跡を描く。
また調圧ボルト28の締込み量の調整でスプリ
ング25のセツト荷重を自由に選択できる。この
ために反転するに必要な衝撃力が自由に選択でき
る。
通常作業状態の姿勢への復帰は次のようになさ
れる。
各部の軌跡は反転時の逆の軌跡をとるがカツテ
イングエツジ29及びエツジ取付体16の重心位
置Gの軌跡が上から下に向う位置となるようにす
る。
例えばメインリンク12のピポツト点Pに重心
位置Gを一致させるとC→Cの軌跡となり上から
下に移動する。
ここで例えば第6図B点のように上に向う成分
をもつた軌跡を通る位置ではならない。
以上によりブレードFを持上げるとカツテイン
グエツジ29及びエツジ取付体16は自重により
重心位置Gを下げるためノツチ23とストツパ1
9の嵌合手前まで復帰する(第8図参照)。
カツテイングエツジ29の先端を路面(又は障
害物30)に接地させ、前輪を浮かせ、カツテイ
ングエツジ29の先端下から突き上げる力により
ノツチ23がストツパ19に接してスプリング2
5に抗して移動し、ストツパ19を回り込んで後
方に至つてノツチ23が突出し、ノツチ23とス
トツパ19の嵌合がなされ完全に通常の作業姿勢
まで復帰する。
以上のように運転室内において簡単に反転した
カツテイングエツジ29を元に復帰できる。
上記したようにロツク方法を従来のシヤーピン
式からスプリング式にしたので飛散する部品が無
くなる。また、シヤーピン式からスプリング式に
すると共にスプリング力の調整を調圧ボルト28
のネジ込み深さで調整できる様にしカツテイング
エツジ29を反転させる所定の衝撃力を無段階で
調整できる。
従来のメインリンク1本に対し、サブリンク1
3をもうけて作動軌跡を一定にしたので反転時の
外力とは逆方向、又は下からの突き上げ力により
反転状態から正常作業時姿勢への復帰が容易にな
る。
考案の効果 本考案は上記のようになるから、カツテイング
エツジ29先端が障害物に当るとノツチ23のス
トツパ19への係合が外れてカツテイングエツジ
29と共にエツジ取付体16が反転し、また反転
時の外力とは逆方向又は下からの突き上げ力によ
り反転状態から通常作業姿勢へ復帰させることが
できる。
このため飛散する部品がなく、シヤーピンボル
トの交換、装着などの煩しさがなくなる。
また、本願考案においては、スプリング25と
ノツチ23を利用していて、一定限度以上の負荷
でカツテイングエツジ29が作動するようにして
いるから、単にスプリングでカツテイングエツジ
の揺動を押さえたものと比較して通常作業時には
カツテイングエツジが若干の負荷で揺れ動くよう
な事態はない。更に、本考案においては、カツテ
イングエツジは複数に分割されていて、端部のカ
ツテイングエツジ29については上記のような作
用を奏するようにしているから道路において破壊
が生じ易い縁石に対しては低負荷であつても反転
作動できるようにして縁石の保護を図れるしまた
車道の中央側に位置する側の端部カツテイングエ
ツジについては縁石に触れる恐れがないから、そ
の作動負荷を高くしておくことができる等、1枚
のカツテイングエツジからなるなるものと異なつ
てブレードの傾斜等に起因する誤作動が少なく、
その初期の目的を達成できることとなる。
更には、必要に応じてむしろ一側のカツテイン
グエツジについては反転作動状態として縁石上に
ブレード端が乗つた雪かき作業も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は第
1図Z方向からの矢視図、第3図は本考案一実施
例の分解斜視図、第4図はロツク機構部分の構成
説明図、第5図乃至第8図は本考案一実施例の作
用説明図、第9図は従来のカツテイングエツジ装
置の構成説明図、第10図はシヤーピンボルトの
側面図である。 10はブレード本体、16はエツジ取付体、1
9はストツパ、20はロツク機構、23はノツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレード本体10の下端部に、カツテイングエ
    ツジを取付けるにあたつて、このカツテイングエ
    ツジはブレード本体10の長手方向にみて複数に
    分割すること、およびこれら複数に分割されたカ
    ツテイングエツジの少なくとも端部のカツテイン
    グエツジ29を取付けたエツジ取付体16をブレ
    ード本体10の下端部に反転可能に設け、ブレー
    ド本体10の下端部にストツパ19を設け、エツ
    ジ取付体16に、ノツチ23をスプリング25に
    より外方に付勢してこのノツチ23をストツパ1
    9に係合してカツテイングエツジ29を通常作業
    姿勢に保持するロツク機構20を設けたことを特
    徴とするブレードのカツテイングエツジ装置。
JP7361385U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0237855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7361385U JPH0237855Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7361385U JPH0237855Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61193114U JPS61193114U (ja) 1986-12-01
JPH0237855Y2 true JPH0237855Y2 (ja) 1990-10-12

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ID=30613147

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7361385U Expired JPH0237855Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5845800B2 (ja) * 2011-10-18 2016-01-20 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 排土板及び排土装置

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Publication number Publication date
JPS61193114U (ja) 1986-12-01

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