JPH023711Y2 - - Google Patents

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JPH023711Y2
JPH023711Y2 JP18636985U JP18636985U JPH023711Y2 JP H023711 Y2 JPH023711 Y2 JP H023711Y2 JP 18636985 U JP18636985 U JP 18636985U JP 18636985 U JP18636985 U JP 18636985U JP H023711 Y2 JPH023711 Y2 JP H023711Y2
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JP
Japan
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cutting tool
onion
cutting
onion root
cutting machine
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JP18636985U
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JPS6291930U (ja
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、新しい構成の玉ネギ類根切機の刃具
に係り、さらに詳しく説明すると、圃場に植えて
ある玉ネギの根を収穫適期前に切断し、一定期間
地干しして、茎葉の風乾を促し、後作業の恰い上
げ、タツピング等の収穫作業を容易にするため
と、裂皮を減少させ、色沢、貯蔵性が向上するた
めに改良したものである。
[従来の技術] この種の玉ネギ類根切機につき、従来の例を第
4図を参照しながら説明する。
従来の玉ネギ類根切機の刃具6は、進行方向の
先端部に刃先7を形成し、平面形に形成した刃具
6を任意の角度を保つように装着して使用するも
のである。
しかして、このような構成の玉ネギ類根切機の
刃具6にあつては、前記玉ネギ類根切機が前進し
ながら、根2を刃先6で切られた玉ネギ1が土と
共に刃具6の面上の傾斜方向に上がり、刃具6の
後端より放出される。
この時、刃具後端部の落差が大きくなつている
から、玉ネギ1が反転して、茎葉部8が下になり
姿勢の維持が出来なくなる。
このため、地干し期間中に降雨があれば、地干
列内の風乾が進まず、茎葉部8の部分から腐敗を
多発させる危険がある。
さらに、姿勢の維持が悪く、玉ネギ1が大きく
動くので、一定期間の風乾後、拾い上げなどの収
穫作業する時の作業能率が低下する。
また、刃具6の刃先7が常時、土と接触してい
る為に、刃先7の摩滅が容易となり、刃具6を交
換する回数が増える。
さらに、刃具6は平面形状なので、土中にある
石、枯木等の障害物に衝突して、弓形状に変形す
る欠点があつた。
[考案が解決しようとする問題点] このような欠点に鑑み、本考案にあつては、玉
ネギ類根切機に装着された刃具で根切作業する場
合、根切りせんとする玉ネギの腐敗を少なくする
のと、刃の交換回数を少なくして、作業能率の向
上を目的とするものである。
[問題点を解決するための及び作用] この目的を達成するために、本考案は、玉ネギ
類根切機に於る、刃具の断面形状を山形にして、
両端に刃先を形成したことを要旨としたもので、
上記刃具によつて、玉ネギの茎部近傍の根を切断
せんとするものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
第1図は、本考案に係る玉ネギ類根切機の刃具
を本機に装着した状態を示す側面図である。
図に於て、4は乗用型玉ネギ類根切機、3は乗
用型玉ネギ類根切機4に装着された本考案に係る
玉ネギ類根切機の刃具である。
なを、図示省略してあるが、この刃具3は、走
行型トラクタに装着してもよい。
常用型玉ネギ類根切機4の構成は、周知の通り
機枠9に運転者の意図する方向に本機を向ける前
輪10と駆動輪である後輪11,11′を取付け、
機枠9の内側に刃具3を支持する支持枠12と、
支持枠を昇降させる昇降装置13から構成され
る。
運転者は座席14からかじりとり装置15を介
したハンドル16を操作し前輪を左右に回した
り、またペダル等により操作される、駆動装置1
7に連結された、後輪11,11′を操作して本
機を移動させる。
機枠9に取り付けた前輪10の後部に昇降装置
13を設ける。
昇降装置13は機枠9に固着した固定枠18と
この固定枠で油圧装置等によつて昇降する可動枠
19から構成される。
そして、この可動枠19に刃具3を支持する支
持枠12をボルト等によつて取り付ける。
支持枠12は第2図に示す通り、左右に立設し
た平板状の側板20,20′を設け、これに角パ
イプ等から成る横枠21を横枠する。
この横枠21の前方向に支持腕22,22′を
設けて、先端に前記昇降装置13の可動枠19と
連結する連結具23を設ける。
このことにより刃具3の支持枠12は昇降可能
になる。
次に、本考案の要旨である刃具3の構成につい
て説明する。
刃具3の断面形状は山形で、その両端に刃先
5,5′が形成されている。
さらに、この刃具3の長手方向の両端に穴2
4,24′とこの穴を中心とする扇状の長孔25,
25′を形成した角度調整支持具26,26′を設
け、前記立設されて、一定間隔離れている、側枠
20,20′の下部にボルト等27,27′に取付
けられている。
刃具3の位置は前輪10、左右にある後輪1
1,11′よりも下の土中に入り、玉ネギの根を
切断する位置にある。
その上下位置は、第1図に示すように、昇降装
置13により任意の位置で操作される。
さらに、刃具3の長孔25,25′により刃具
3の切削角度を任意に変更することが可能であ
る。
[考案の作用] 以上の構成になる本考案の玉ネギ類根切機4の
刃具3にあつては、第3図に示すように、圃場に
植えられている。数条から成る玉ネギの根切作業
をする場合、刃具3は玉ネギ類根切機4の進行方
向に対して、刃先5が向き、さらに土中に入り、
必要に応じて任意の角度に傾斜している。
このため、玉ネギ類根切機4が進行する程、根
を切断する玉ネギは土と共に傾斜している刃具3
の面上を移動する。
しかし、本考案にあつては、その刃具3が山形
状の対称形になつているから、玉ネギが上端部か
ら放出されることがなくて移動する刃具3の面状
を玉ネギ1と刃先5で切られた土がスムーズに移
行することによつて、玉ネギの姿勢の維持が確実
に出来る。
[考案の効果] 本考案は、以上の構成であるから、次のような
効果を奏するものである。
(1) 土中に入る刃具3によつて根を切断された玉
ネギは土と共に刃具3の面上をスムーズに移動
して、常にその姿勢は維持することが出来るか
ら、玉ネギが反転して茎葉部が土と接すること
がない。
このため、玉ネギの茎葉の部分が十分に乾燥
ができ、腐敗を多発させることがなくなり、後
作業の不良な玉ネギの除去するのに短時間で終
了する。
さらに収穫機での拾い上げ作業が容易に出来
る。
(2) 本考案の刃具3は山形状の両端に刃先5,
5′を形成しているから、この刃先が摩滅して
使用不可能となつた時に、ボルト等27,2
7′を取はずして反対側の刃先を進行方向に向
けて、作業することが可能であり、短時間にス
ムーズに行うことが出来る。
(3) 本考案は、上記のような断面形状が山形の刃
具3であるから、従来の刃具6よりも肉厚の薄
い材料が使用でき、安価に提供でき、しかも土
中の石、枯木等の障害物に衝突しても弓形状に
変形することがない利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
の刃具を玉ネギ類根切機に装着した全体を示す側
面図、第2図は本考案の要部の一部切欠斜視図、
第3図は本考案作業状態を示す概略側面図、第4
図は従来例の作業状態を示す概略側面図である。 1……玉ネギ、2……根、3……刃具、4……
玉ネギ類根切機、5,5′……刃先。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 玉ネギの茎部近傍の根を切断する刃具を有する
    玉ネギ類根切機に於て、上記玉ネギ類根切機の進
    行する横長手方向の断面形状が山形でその進行方
    向の前後両端部の先端に刃先を形成した刃具を、
    その進行方向に適正角度にするように前記刃具に
    角度調整支持具を設けて支持枠に傾斜可能に取り
    付けたことを特徴とする玉ネギ類根切機。
JP18636985U 1985-12-02 1985-12-02 Expired JPH023711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18636985U JPH023711Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18636985U JPH023711Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6291930U JPS6291930U (ja) 1987-06-12
JPH023711Y2 true JPH023711Y2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=31135863

Family Applications (1)

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JP18636985U Expired JPH023711Y2 (ja) 1985-12-02 1985-12-02

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JPS6291930U (ja) 1987-06-12

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