JPH0237056B2 - Shinkubarubu - Google Patents

Shinkubarubu

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Publication number
JPH0237056B2
JPH0237056B2 JP27367784A JP27367784A JPH0237056B2 JP H0237056 B2 JPH0237056 B2 JP H0237056B2 JP 27367784 A JP27367784 A JP 27367784A JP 27367784 A JP27367784 A JP 27367784A JP H0237056 B2 JPH0237056 B2 JP H0237056B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
vacuum
spring
guide
vacuum valve
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP27367784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61153913A (ja
Inventor
Tooru Kamikawaji
Hiroyuki Okumura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP27367784A priority Critical patent/JPH0237056B2/ja
Publication of JPS61153913A publication Critical patent/JPS61153913A/ja
Publication of JPH0237056B2 publication Critical patent/JPH0237056B2/ja
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は真空バルブに関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
真空バルブは、高真空に排気されたガラスある
いはアルミナ磁器製の容器中で接点を開離し、真
空の持つ優れた消弧性、絶縁性を利用して電路の
しや断を行うものである。従つて、真空バルブの
性能は、その内部真空度の良否によつて大きく左
右されるため、実使用状態で真空度の監視ができ
るようにすることを要望される場合がある。
この真空度監視方法には種々のものが考案され
てはいるが、そのほとんどは複雑で高価であつた
り、信頼性に欠けたりし、実用上多くの問題があ
る。そのうち比較的構造が簡単で容易に真空バル
ブに取り付けられる方法として、第2図に示すよ
うなものがある。第2図に於て真空容器1の一方
の固定側端板2に検出用ベローズ3が取り付けら
れ、この検出用ベローズ3には軸4の一端が固着
されている。軸4の他端にはバネ押え5が取り付
けられ、このバネ押え5と固定側端板2との間に
はバネ6が設けられている。真空バルブ内の真空
度が正規の値に保たれている場合、大気圧と真空
との圧力差による力で軸4は真空バルブ内方向A
へ引かれるが、それに抗する方向へバネ6の力が
作用するため、両者の力がバランスをとつた位置
で軸4およびバネ押え5は停止している。この状
態で、万一何らかの原因で容器1内が真空不良に
なつた場合、真空容器内外の圧力差が消失するの
で、軸4およびバネ押え5はバネ6の力により真
空バルブの外方向Bへ移動することになる。この
変化を何らかの方法で検知することにより、真空
バルブ内部の真空度を監視することができる。
ところが、一般に真空バルブの製造工程には、
部品の銀ロウ付あるいは加熱排気といつた熱工程
が含まれるために、図2に示したような構造で真
空バルブを製作するとバネ6は熱影響のために鈍
り、そのためバネ定数が低下し、真空不良時に軸
4およびバネ押え5が真空バルブの外方向Bへ移
動する距離が所期のものに比べて短かくなり、確
実な真空度監視が出来なくなる恐れがある。この
ためにバネ6を最後に取付けることが必要になる
が、バネ6を外した状態で真空バルブを排気する
と検出用ベローズ3は圧力差により真空バルブの
内方向Aへ引かれ、検出用ベローズ3には過剰な
力が作用することになる。また製造工程において
取扱上何らかの力が軸4に作用すると検出用ベロ
ーズ3が過剰に伸縮し、損傷する恐れもある。
〔発明の目的〕
本発明は真空度を監視するために別に設けられ
た検出用ベローズを有する真空バルブにおいて、
検出用ベローズの過剰伸縮を防止することにより
信頼性の高い構造とし、安定した確実な動作を行
なう真空度監視装置を有する真空バルブを提供す
ることを目的としたものである。
〔発明の概要〕
本発明は前記軸に段差を設け、その径小部分で
真空バルブの端板あるいは端板に連結されたガイ
ドと摺動させるとともに、端板またはガイドに軸
の段差部が当たるようにし、ベローズの過剰な伸
縮を防止しようとするものである。
〔発明の実施例〕
以下図面を用いて、本発明の実施例を説明す
る。
第1図において、検出用ベローズ3はその開口
端部3aを円筒状のガイド11のつば状部分に銀
ロウ付等により気密接合されており、このガイド
11の一端は固定側端板2と溶接等により気密接
合されている。またベローズ3の他端3bはジヨ
イント12を介して軸13の一端に銀ロウ付等に
より気密接合されており軸13はガイド11の内
径小部分と摺動するとともに軸13の段差部13
aがガイド11に当たるように構成されている。
さらに軸13の他端に施されたネジを利用し、バ
ネ押え14によりバネ6がガイド11と軸13の
隙間に装着されている。そして、軸13の端部近
傍に設けられた小孔を利用し、絶縁棒(例えば四
フツ化エチレン樹脂)16がピン15により貫通
固定されている。
以上のようにして構成された真空度監視装置を
備えた真空バルブを製造する場合、前述したよう
にバネ6が最後に装着するため、その製造工程に
おいてベローズは第1図の下方向に真空バルブ内
外の圧力差により力を受け、検出用ベローズ3に
連結された軸13と共に移動するが、軸13の段
差部13aとガイド11が当るために必要以上に
検出用ベローズ3が伸びるのが防止される。ま
た、取扱上軸13に図示上方向の力が作用した場
合にもジヨイント12がガイド11端面に当り検
出用ベローズ3の過剰な縮みが防止できる。
このように検出用ベローズ3の過剰な伸縮が防
止できるため検出用ベローズ3が損傷することが
なく、信頼性の高い真空度監視装置となる。ま
た、従来例においては圧力差により検出用ベロー
ズ3が受ける力とバネ6による力とが釣合つた位
置が真空正常時の設定位置となるが、この場合、
バネ6本体および検出用ベローズ3自身の持つバ
ネ定数のばらつきにより設定位置が異なつてく
る。
本実施例によれば、軸13の段差部13aとガ
イド11が当る状態で、圧力差によりベローズ3
が受ける力をP、バネによる力をQ、バネ定数の
ばらつきを考慮した裕度をRとした時、P>Q+
Rとなるようにしておけば、一定位置に設定で
き、確実な真空度監視ができることになる。
なお、本実施例においては、ガイド11の内径
小部分を軸の段差部13aとジヨイント12では
さむように配置し、軸13とジヨイント12を接
合しているが本実施例によらず、軸13とジヨイ
ント12を一体成形し、軸の段差部13aに相当
するリング状部材を軸13に嵌合しても同様の構
成となる。すなわちジヨイント12を軸13の一
部とみなせば、軸13の径小部分でガイド11と
摺動させるとともに径大部分で過剰な動作を阻止
する構成とすることで本発明による目的が達成さ
れる。また、軸13の摺動を端板2と行なわせる
構成としてもやはり同様である。
〔発明の効果〕
本発明によれば軸に段差をつけ検出用ベローズ
の過剰な伸びを防止したので、信頼性の高い真空
不良検出装置の真空バルブを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す真空度監視装
置の断面図、第2図は従来の真空度監視装置を備
えた真空バルブの概要断面図である。 2……固定側端板、3……検出用ベローズ、1
3……軸、14……バネ押え、6……バネ、11
……ガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絶縁筒の両端を端板で閉塞した真空容器と、
    この真空容器内の軸方向に対向して接離可能な状
    態で1対の電極を配置してなる真空バルブにおい
    て、前記端板のいずれか一方の内側にガイドを介
    して検出用ベローズの一端に固着し、検出用ベロ
    ーズの他端を軸の一端に固着し、軸の他端をバネ
    押えに結合し、前記軸の中間部に突部を設け、こ
    の突部の一端を前記ガイドの一端と当接させ、バ
    ネを前記軸に装着し、前記バネはバネ押えと前記
    ガイド間に配置させ、前記軸は前記ガイドの中心
    部に明けられた穴に貫通させて配置させたことを
    特徴とする真空バルブ。
JP27367784A 1984-12-27 1984-12-27 Shinkubarubu Expired - Lifetime JPH0237056B2 (ja)

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JP27367784A JPH0237056B2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27 Shinkubarubu

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JP27367784A JPH0237056B2 (ja) 1984-12-27 1984-12-27 Shinkubarubu

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JPS61153913A JPS61153913A (ja) 1986-07-12
JPH0237056B2 true JPH0237056B2 (ja) 1990-08-22

Family

ID=17531008

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Families Citing this family (6)

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JPH0723878Y2 (ja) * 1988-09-14 1995-05-31 松下電工株式会社 高周波リレーの構造
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