JPH023693B2 - - Google Patents

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JPH023693B2
JPH023693B2 JP2722880A JP2722880A JPH023693B2 JP H023693 B2 JPH023693 B2 JP H023693B2 JP 2722880 A JP2722880 A JP 2722880A JP 2722880 A JP2722880 A JP 2722880A JP H023693 B2 JPH023693 B2 JP H023693B2
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JP
Japan
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mold
upper mold
lower mold
hook
hinge
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Expired
Application number
JP2722880A
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English (en)
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JPS56123836A (en
Inventor
Hiroshi Yajima
Atsushi Kubota
Yasuhiro Takagishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP2722880A priority Critical patent/JPS56123836A/ja
Publication of JPS56123836A publication Critical patent/JPS56123836A/ja
Publication of JPH023693B2 publication Critical patent/JPH023693B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 LNG(液化天然ガス)備蓄用メンブレーン方式
の大型タンクの外壁を構成する断熱壁は、1m2
り約70トンの圧力に堪えねばならないので、0.1
g/cm3内外の高比重ウレタンフオームによる長さ
2〜4m、幅1〜2m、高さ20cmの大型パネルが
用いられる。
一般にウレタンフオームの気泡は卵形を形成
し、その長径方向と短径方向の圧縮強度の比はほ
ぼ10:6の割合で長径の方が大きい。従つて圧縮
強度の大きいウレタンパネルを得るためには、気
泡の長径が第5図に示すように一様に縦方向に並
列した組成であることが望ましい。しかし発泡反
応に際し、発泡の方向が斜め又は横向きになつた
場合には、発泡の配列は第6図に示すように気泡
の長径が斜め又は横向きになり、従つて圧縮強度
が低下するので、反応に際しては発泡の方向が各
部均等に上向きになるような配慮を要する。
即ちノンクロス法においてはA、B二液を混合
して金型内に注下すると、数秒乃至十数秒後に反
応が開始するので、金型内に注下する時間は約30
秒以内で、この間に液面が水平になるように展開
させねばならない。時間がかかると、混合液が水
平に展開しないうちに若干の反応が始まつて傾斜
発泡になり、耐圧力が弱まつて大型パネルでは均
一な耐圧強度が望めない。
混合液が発泡反応を開始すると、数十トン/m2
に及ぶ膨脹圧のもとに膨脹し、温度も100℃以上
になる。やがて15〜20分後に最大の膨脹過程を終
了して半固化状態になり、2−5時間を経て一応
固化を完了するが、反応は依然持続し反応が全く
完了するのには24時間を要すと云われている。こ
の間約10時間後に1mにつき約1mm程度縮少す
る。従つてこの時点に脱型すれば簡単であるが、
量産のためには多数の金型を用意しなければなら
ない。このため従来は箱型の金型を用いた場合、
膨脹を完了した時点に圧搾空気等を用いて脱型
し、金型の回転を早めている。
本発明は叙上の諸条件並びに現状を充分考慮し
て開発した超低温用耐圧断熱ウレタンパネルの製
造装置に関するものである。
以下本発明の実施例を図面について説明する。
第1図、第2図に於て1は下型で10〜15mm厚の
鉄板による底板1a、側板1b,1cにより成
り、側板1b,1cは蝶番2により底板1aの端
縁部に蝶着され、組立並びに展開自在である。
3,3は下型1を載置する枕材で、その両端部よ
りそれぞれ支柱4,4を立設し、非稼動時はその
上端部の嵌合片5が上型6の突片7と嵌合し、上
型6を吊下するワイヤロープ8と共に上型6を下
型1の上方に吊下支持する。(第3図参照) 上型6は下型1と同様10〜15mm厚の鉄板より成
り、縦横のリブ9によつて補強され、端縁部は鉤
形縁10を形成し、下型1の側板1b,1cの上
縁部に嵌合するようになつている。(第4図参照) 下型1の長手方向の側板1bの下端部には底板
1aの縁部に突縁11を突設し、その外縁部に数
本の支杆12とこれらを連結する横杆13による
枠体14を蝶番15により起伏自在に蝶着する。
支杆12の先端には長孔16を穿設した頭部17
を形成し、上型6を下降して下型1に嵌合した際
枠体14を立起せしめ、この頭部17の長孔16
を上型6の鉤形縁10に突設した突部18に嵌合
して楔止め19し、上型6と下型1とを密に緊締
する。
本装置は上述したように構成されているので下
型1内にウレタン混合液36を手早く注下し、つ
いで上型6を降下せしめてその鉤形縁10を下型
1の側板1b,1cの上縁部に嵌合すると共に両
側部の枠体14を立起してその支杆12の頭部1
7の長孔16を上型6の鉤形縁10の突部18に
嵌合して楔止め19する。
このように上型6と下型1とをその鉤形縁10
と楔止め19することにより両者は一体的に結合
され、ウレタン発泡による数十トン/m2にも及ぶ
膨脹圧にも耐えることができる。発泡を終り膨脹
圧が減退した時点に、上型6を下型1より離脱
し、且つ下型1の側板1b,1cを左右に展開す
れば固化した高密度の耐圧強度大なる製品を容易
に取出すことができるので、直ちに次の生産に型
を用いることができ、型の使用回転を早め量産す
ることも可能である。
本実施例においては、下型1の側板1b,1c
は底板1aに蝶着したものを用いたが、必らずし
も蝶着を要せず、簡単に組立、分解ができる構成
ならばどのようなものでもよい。又上型6と下型
1とを緊締するにも他の手段を用いてもよい。
以上は縦、横高さが一定したパネルについての
型の構成並びにその使用の態様を解明したがパネ
ルには第7図乃至第13図に示すように、第7図
の長方形で肉厚のもの20、第8図の同じく肉薄
のもの21、第9図の二枚重ねた二段発泡のもの
22、第10図の四隅の角を丸くした肉厚のもの
23、第11図の同じく肉薄のもの24、第12
図の同じく二段発泡のもの25、或は又第13図
の側縁部を垂直方向に山形に形成したもの26等
である。以下これら各種のパネルを本装置により
成型する態様を述べる。
第14図、第15図に於て、長方形の上枠27
及び下枠28を支柱29で継ぎ合わせた枠体30
の上枠27下枠28にそれぞれ鏡板30,31を
熔着した中型32を、前述した製造装置の上型6
の下面に固着具33で取付けて、下型1に嵌合す
ると、下型1の容積は中型32の大きさだけ狭め
られる。従つて第7図、第8図に示す肉厚、肉薄
のパネル20,21の厚さに応じて支柱29の長
さをきめた中型32を上型6に取付けて前記発泡
反応を行わしめれば、任意の厚さのパネルを作る
ことができる。
また第9図に示す二段発泡のパネル22に対し
ては、第16図に示すように、適当の中型を用い
て下段のパネル22aを発泡反応せしめた後、中
型を取外して同様に発泡せしめれば二段発泡によ
るパネル22が容易に得られる。
また第10図、第11図、第12図に示す四隅
に丸味を持たせたパネル23,24,25をつく
るには、第17図、第18図に示すように、内面
に丸味を与えた三角柱の中子34を下型1の四隅
に配して発泡すればよい。第13図における側面
部の垂直方向を山形に形成したパネル26につい
ても内面の垂直方向を山形凹部とする三角柱の中
子35を用いて同様に操作すればよに、 以上述べたように、本装置によれば第15図に
示す中型32、第18図、第19図に示す中子等
を補助具として用いることにより、第7図乃至第
13図に示す厚さの異なる要求に応じたパネルを
容易に製造することができ、従つてメンブレーン
方式のLNG備蓄用大型タンクの外壁の断熱壁用
パネルの要望に応えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の構成を説明する斜視図第
2図は稼動状態になる本装置の縦断面図、第3図
及び第4図は要部の部分図、第5図第6図はウレ
タンフオームの気泡の配列を示す説明図、第7図
乃至第13図は各種のパネルの見取図、第14図
は中型を取付けた本装置の縦断面図、第15図は
中型の斜視図、第16図は二段発泡の態様を示す
説明図、第17図は下型の四隅に中子を配した平
面説明図、第18図は中子の斜視図、第19図は
他の種類の中子の斜視図である。 図中1は下型、2は蝶番、3は枕材、4は支
柱、5は嵌合片、6は上型、7は突片、8はワイ
ヤロープ、9は上型のリブ、10は同鉤形縁、1
1は突縁、12は支杆、13は横杆、14は枠
体、15は蝶番、16は長孔、17は支杆頭部、
18は上型の突部、19は楔、20乃至26は各
種のパネル、27は上枠、28は下枠、29は支
柱、30,31は鏡板、32は中型、33は取付
具、34,35は中子、36は発泡液である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底板1aの四周に側板1b,1c,1b,1
    cを起伏自在に蝶番2で連結した下型1上に、周
    縁を鉤形縁10とする上型6を嵌合し、上型6と
    下型1とを緊締装置で結合してなる超低温用耐圧
    断熱ウレタンパネルの製造装置。 2 緊締装置は底板1aの縁部に突設した突縁1
    1に枠体14を蝶番2で連結し、枠体14の頭部
    17に設けた長孔16に、上型6の鉤形縁10に
    突設した突部18を挿入してなる特許請求の範囲
    第1項記載の超低温用耐圧断熱ウレタンパネルの
    製造装置。 3 底板1aの四周に側板1b,1c,1b,1
    cを起伏自在に蝶番2で連結した下型1上に、周
    縁を鉤型縁10とする上型6を嵌合し、上型6と
    下型1とを緊締装置で結合し、上型6の下面に立
    方体の中型32を固着具33で取付けてなる超低
    温用耐圧断熱パネルの製造装置。 4 底板1aの四周に側板1b,1c,1b,1
    cを起伏自在に蝶番2で連結した下型1上に、周
    縁を鉤型縁10とする上型6を嵌合し、上型6と
    下型1とを緊締装置で結合し、下型1の内部四隅
    に、内面に丸味を与えた三角柱の中子34または
    内面垂直方向を山形凹部とする三角柱の中子35
    を配置してなる超低温用耐圧断熱パネルの製造装
    置。
JP2722880A 1980-03-04 1980-03-04 Manufacturing apparatus for pressure-resistive heat-proof urethane panel for use in ultra-low temperature Granted JPS56123836A (en)

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JP2722880A JPS56123836A (en) 1980-03-04 1980-03-04 Manufacturing apparatus for pressure-resistive heat-proof urethane panel for use in ultra-low temperature

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JPS56123836A JPS56123836A (en) 1981-09-29
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CN102529008B (zh) * 2010-12-31 2016-03-30 广州拜尔冷链聚氨酯科技有限公司 大块泡沫发泡模具及其发泡方法

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