JPH0236841Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0236841Y2
JPH0236841Y2 JP12936586U JP12936586U JPH0236841Y2 JP H0236841 Y2 JPH0236841 Y2 JP H0236841Y2 JP 12936586 U JP12936586 U JP 12936586U JP 12936586 U JP12936586 U JP 12936586U JP H0236841 Y2 JPH0236841 Y2 JP H0236841Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
scribing
link
mounting plate
link arms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12936586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6334852U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12936586U priority Critical patent/JPH0236841Y2/ja
Publication of JPS6334852U publication Critical patent/JPS6334852U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0236841Y2 publication Critical patent/JPH0236841Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はピータイルの型取り用具に関する。
<従来の技術とその問題点> 建物の壁面が屈曲形態をなしている室内に、ピ
ータイルによる床張り作業を行なう場合、そのピ
ータイルは方形を呈しているため、床の端部位置
では壁面の屈曲形態を合致させることができな
い。
そこで、従来ではその床の端部位置に敷設する
ピータイルをカツトするに当り、壁面までの残り
距離寸法を計測して、その計測点を連続的に結ぶ
如く、ピータイルを屈曲形態にカツトしている。
そのため、その作業上著しく煩雑であり、上記計
測点の個数を少なく省略する時には、壁面に正し
く合致する状態としてピータイルを敷設すること
ができない結果となる。
<問題点を解決するための手段> 本考案はこのような問題点の解決に役立つ型取
り用具を提供しようとするものであり、そのため
の構成上平行四辺形を形作る第1リンクアームの
先端部と、同じく平行四辺形を形作る第2リンク
アームの基端部とを、その相互連結板の直交し合
う仮想線上に何れも枢着し、 第1リンクアームの基端部を固定据付け台へ、
又第2リンクアームの先端部を罫書きアーム取付
板へ、何れも枢支連結する一方、 その取付板へ罫書きアームの基端部を、約180
度の一定角度範囲に亘る回動の調整自在に枢着
し、その取付板から派出する罫書きアームの先端
部を尖鋭化すると共に、同じく罫書きアームの途
上へ倣いカツターを、その罫書きアームの長手方
向に沿うスライドの調整自在に組付けたことを特
徴とする。
<実施例> 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、そのピータイルの型取り用具を
表わした第1〜4図において、11,11は平行
四辺形を形作る2本一対の第1リンクアームであ
り、その両先端部が方形な連結板12の角隅部
へ、連結子13,13によつて回動自在に枢着さ
れている。他方、その第1リンクアーム11,1
1の両基端部は固定据付け台14の端部位置へ、
やはり連結子15,15により回動できるように
枢結されている。据付け台14はその型取り用具
の使用上、これに作業者が乗つたり或いは別の重
量物を載せることによつて、固定状態に保たれる
こととなる。
又、16,16は同じく平行四辺形を組成する
2本一対の第2リンクアームであつて、この両基
端部が上記連結板12の残る角隅部へ、連結子1
7,17により回動自在に枢支されている。その
場合、図例では連結板12を方形に作成して、そ
の直交し合う仮想線角線上の角隅位置へ、第1リ
ンクアーム11,11と第2リンクアーム16,
16とを枢支連結させているが、平行運動するリ
ンク機構を形作れる限り、その連結板12を円形
やその他の平面形状に作成しても良い。
18は罫書きアーム19の取付板であつて、ほ
ぼ半円形を呈しており、その角隅位置に上記第2
リンクアーム16,16の両先端部が、やはり連
結子20,20によつて回動自在に枢着されてい
る。罫書きアーム19はその取付板18から比較
的に長く派出しており、その派出先端部が山型に
尖鋭化されている一方、同じく基端部は取付板1
8における半円形の中心位置へ、連結子21によ
つて回動できるように枢支されている。
尚、図例の場合には上記連結子13,13,1
5,15,17,17,20,20,21の悉く
を、ボルトとナツトから成るネジ締結体として、
その分解も行なえるように設定しているが、これ
に代るリベツトやピンなどを採用することも、勿
論可能である。
又、22は上記罫書きアーム19の長手中心線
上に開口配列された直線形態のスライドガイド長
孔であり、特にその端部が開口径の大きな円弧孔
部23として連成され、以つて後述の倣いカツタ
ーをその大きな円弧孔部23からスライドガイド
長孔22内へ、円滑に出し入れする如く組付ける
ことができるようになつている。そのスライドガ
イド長孔22へ一旦組付けられた状態では、脱落
しないこと勿論である。
24は上記取付板18の円弧エツジと平行する
ように、その取付板18に開口された円弧形態の
回動ガイド長孔であり、図例から明白なように罫
書きアーム19のスライドガイド長孔22と常時
直交状に交叉している。尚、上記取付板18は回
動ガイド長孔24を具備する限り、その全体的に
半円形以外の平面形状として作成することも可能
である。
25は上記両長孔22,24の交叉位置を貫通
する係合ボルトであつて、その下端頭部が罫書き
アーム19に固定一体化されていると共に、同じ
くネジ軸部が取付板18の回動ガイド長孔24と
遊合状態に係合されている。26はそのボルト2
5のネジ軸部へ上方から螺着された蝶ナツトであ
る。
そして、その蝶ナツト26を若干緩めることに
より、罫書きアーム19をその取付板18に対す
る基端部の連結位置を支点として、そのボルト2
5と回動ガイド長孔24との係合作用を介しつ
つ、その回動ガイド長孔24に沿つて約180度の
一定角度範囲θに亘り回動操作することができ、
その回動操作後に蝶ナツト26を締め上げること
によつて、罫書きアーム19の回動位置をその調
整状態のもとに固定することができるようになつ
ている。
更に、27は先に一言した倣いカツターであ
り、罫書きアーム19へそのスライドガイド長孔
22に沿うスライド自在に組付けられている。即
ち、その組付け状態を拡大抽出した第4,5図に
おいて、28は罫書きアーム19の上記スライド
ガイド長孔22を貫通する外筒であり、その下端
頭部が上記円弧孔部23の開口径よりも小さく、
且つスライドガイド長孔22の開口幅よりも大き
な張り出し鍔部29として形成されていると共
に、同じく首部にはそのスライドガイド長孔22
と回動不能に係合する向かい合う一対の扁平段面
30が切り欠かれている。
そして、その外筒28は罫書きアーム19のス
ライドガイド長孔22内へ、下方から貫通植立さ
れた遊合状態にあり、その上方から回動操作ハン
ドル31によつて締付け螺合されている。そのた
め、そのハンドル31を回動操作して緩めること
により、外筒28をスライドガイド長孔22に沿
つてスライドさせることができ、そのスライドの
調整状態をハンドル31の締め上げによつて、位
置決め固定することができるのである。
32は上記外筒28の中空内部へやはり下方か
ら遊合貫通された内筒であつて、その下端頭部が
収縮ガイド用の円錐鍔33として張り出されてい
ると共に、同じく胴部途上には十文字型の割溝3
4が刻設されている。倣いカツター27は針形態
として、その内筒32の中空部内に貫通されてい
る。35はその内筒32に上方から螺合されたナ
ツトである。
従つて、そのナツト35の締め上げ操作によ
り、内筒32を引き上げた時には、その内筒32
が割溝34に基く収縮作用で針状カツター27を
強固に掴持し、又そのナツト35を緩めれば、内
筒32が逆に拡開作用するため、カツター27の
突出量Hを自由に調整することができる。つま
り、倣いカツター27はその上記外筒28や内筒
32などをホルダーとして、その組立体のもとに
罫書きアーム19へ設置されているわけであり、
型取り用具の使用中には作業者の指先によつて、
上方から軽く押え持たれることとなる。
<作用> 上記のように構成された本考案を用いて、ピー
タイルの型取り作業を行なうに当つては、例えば
作業者が固定据付け台14上に乗つて、その罫書
きアーム19を床上に敷設すべきピータイルPの
直線エツジと平行に派出させ、その状態のもとで
取付板18へ蝶ナツト26の締め上げにより固定
する。他方、倣いカツター27をその罫書きアー
ム19の先端部からの間隔長さDが、ピータイル
Pにおける一辺の長さ寸法dと等しくなる位置に
固定する。
そして、その罫書きアーム19の尖鋭な派出先
端部を、第6図のように建物の壁面Wに当てが
い、倣いカツター27を上方から軽く押し下げる
如く握り持ち乍ら、その壁面Wの屈曲形態に沿つ
て動かすのである。
そうすれば、その第1リンクアーム11,11
や第2リンクアーム16,16などが平行運動す
るので、罫書きアーム19から垂下状に突出する
倣いカツター27により、壁面Wとの正確な平行
状態のもとに、そのピータイルPを型取りカツト
することができるのである。その平行カツト線を
第6図の符号L−Lによつて示唆している。そし
て、そのカツトしたピータイルPを壁面Wと接す
る床の端部位置へ敷設すれば良い。
その場合、固定据付け台14の据付け位置や、
取付板18に対する罫書きアーム19の回動角度
位置、第1リンクアーム11,11と第2リンク
アーム16,16の所謂屈折状態などは、その型
取り作業を安楽に行なえるよう調整・変化させる
ことができること、言うまでもない。
<考案の効果> 以上のように、本考案に係るピータイルの型取
り用具では、その構成上平行四辺形を形作る第1
リンクアーム11,11の先端部と、同じく平行
四辺形を形作る第2リンクアーム16,16の基
端部とを、その相互連結板12の直交し合う仮想
線上に何れも枢着し、第1リンクアーム11,1
1の基端部を固定据付け台14へ、又第2リンク
アーム16,16の先端部を罫書きアーム取付板
18へ、何れも枢支連結する一方、 その取付板18へ罫書きアーム19の基端部
を、約180度の一定角度範囲θに亘る回動の調整
自在に枢着し、その取付板18から派出する罫書
きアーム19の先端部を尖鋭化すると共に、同じ
く罫書きアーム19の途上へ倣いカツター27
を、その罫書きアーム19の長手方向に沿うスラ
イドの調整自在に組付けてあるため、冒頭に述べ
た従来技術の問題点を容易に解消できる効果があ
る。
つまり、本考案の型取り用具を床張りの施工現
場に持ち込んで、その1人の作業者でも軽快に能
率良くピータイルPの型取り作業を行なえるので
あり、その作業上熟練を要しないにも拘らず、建
物壁面Wの区々変化する曲面形態に適合するカツ
ト状態を常時正確に得ることができ、従い安価に
製作できる簡素な構成であることとも相俟つて、
実用向きの至便な考案と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体平面図、第2図は同じく
底面図、第3図は第1図の−線に沿う拡大断
面図、第4図は同じく第1図の−線に沿う一
部切り欠きの拡大断面図、第5図は第4図の−
線断面図、第6図は使用状態を示す平面図であ
る。 11,11……第1リンクアーム、12……連
結板、14……固定据付け台、16,16……第
2リンクアーム、18……罫書きアーム取付板、
19……罫書きアーム、22……スライドガイド
長孔、24……回動ガイド長孔、25……係合ボ
ルト、26……蝶ナツト、27……倣いカツタ
ー、P……ピータイル、W……壁面、L−L……
カツト線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平行四辺形を形作る第1リンクアーム11,1
    1の先端部と、同じく平行四辺形を形作る第2リ
    ンクアーム16,16の基端部とを、その相互連
    結板12の直交し合う仮想線上に何れも枢着し、 第1リンクアーム11,11の基端部を固定据
    付け台14へ、又第2リンクアーム16,16の
    先端部を罫書きアーム取付板18へ、何れも枢支
    連結する一方、 その取付板18へ罫書きアーム19の基端部
    を、約180度の一定角度範囲θに亘る回動の調整
    自在に枢着し、その取付板18から派出する罫書
    きアーム19の先端部を尖鋭化すると共に、同じ
    く罫書きアーム19の途上へ倣いカツター27
    を、その罫書きアーム19の長手方向に沿うスラ
    イドの調整自在に組付けたことを特徴とするピー
    タイルの型取り用具。
JP12936586U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0236841Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12936586U JPH0236841Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12936586U JPH0236841Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6334852U JPS6334852U (ja) 1988-03-05
JPH0236841Y2 true JPH0236841Y2 (ja) 1990-10-05

Family

ID=31025878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12936586U Expired JPH0236841Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0236841Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159312A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Hiroshima:Kk 罫書き具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006159312A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Hiroshima:Kk 罫書き具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6334852U (ja) 1988-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7188427B2 (en) Multi-task protractor
US5669149A (en) Folding framing square and layout tool
US7114264B1 (en) Length adjustable rafter square
US5539991A (en) Adjustable sheathing square
US6694633B1 (en) Common rafter and hip layout tool
US4656744A (en) Scribing tool for wall panels and the like
US7174650B1 (en) Sliding ruler square
US5421093A (en) Adjustable square and scoring tool
JPH0236841Y2 (ja)
US20050115091A1 (en) Carpenter's tool
US5758428A (en) Rafter measuring and positioning template and method
US5996461A (en) Asphalt shingle sheet cutting device
GB2197614A (en) Adjustable gauge
US7690126B2 (en) Adjustable carpenter's measuring tool
US11262178B2 (en) Angle measurement apparatus
US20060032066A1 (en) Multifunction measuring square
US6546641B1 (en) Device for guiding the cutting of an opening in a wall
US1024863A (en) Carpenter's laying-out tool.
JP3554590B2 (ja) けがき定規
CN218985304U (zh) 一种多切割角度瓷砖切割机
JPS646246Y2 (ja)
US20050246908A1 (en) Hinged scribing tool with adjustable marking apparatus and rolling wheels
KR200182169Y1 (ko) 파이프 절단길이 측정자
US4263717A (en) Locating tool
JP2570698Y2 (ja) 線引機械