JPH0236718B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0236718B2
JPH0236718B2 JP56503216A JP50321681A JPH0236718B2 JP H0236718 B2 JPH0236718 B2 JP H0236718B2 JP 56503216 A JP56503216 A JP 56503216A JP 50321681 A JP50321681 A JP 50321681A JP H0236718 B2 JPH0236718 B2 JP H0236718B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
felt
press
roller
roll
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56503216A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57501432A (ja
Inventor
Eero Jei Niemi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valmet Technologies Oy
Original Assignee
Valmet Oy
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Valmet Oy filed Critical Valmet Oy
Publication of JPS57501432A publication Critical patent/JPS57501432A/ja
Publication of JPH0236718B2 publication Critical patent/JPH0236718B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/001Wire-changing arrangements

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

請求の範囲 1 プレス部署が、抄紙機のあるレベルの上下即
ち該レベルの上方の下方プレス・ロール上及び該
下方プレス・ロールに実体上近接する少なくとも
一つの第1の案内ローラ上を走行するフエルトを
含み、前記下方プレス・ロール及び前記少なくと
も一つの第1の案内ローラが少なくとも一つのカ
ンチレバー式の梁によつて支持され、前記カンチ
レバー式の梁が少なくとも一つのインサートによ
つて支持された、抄紙機のプレス部署におけるフ
エルトの交換方法において、 前記インサートはフエルト交換作業中は除去さ
れ、 前記あるレベルの下方に位置する少なくとも一
つの第2の案内ローラの両端を、少なくとも一つ
のカンチレバー式の梁に実体上近接する上方位置
まで挙揚する段階と、 前記少なくとも一つの第2の案内ローラが挙揚
されている時前記下方プレス・ロールを実体上そ
の位置に維持する段階と、 前記少なくとも一つのインサートの除去によつ
て生じた空間を介して新しいフエルトを前記下方
プレス・ロールの周囲及び前記第1及び第2の案
内ローラの周囲に挿入する段階と、 前記少なくとも一つの第2の案内ローラを元の
位置に下降させる段階と、 前記少なくとも一つのインサートを再びさし入
れる段階と、 を含んでいることを特徴とする上記方法。
2 新しいフエルトを、一端が少なくとも一本の
挙揚ワイヤに支持され且つ他端がフエルトの走行
方向を横切る方向に摺動するように台手段を介し
て前記抄紙機に支持された細長い支持管に巻回さ
れる状態に配置する手段と、挙揚位置にある前記
少なくとも一つの第2の案内ローラと一緒に、前
記新しいフエルトを全ての前記各ローラの周囲に
適合させるために拡開する段階と、 前記台手段を前記フエルトの走行方向を横切る
方向に摺動せしめる段階と、 によつて新しいフエルトが挿入されることを特徴
とする請求の範囲第1項に記載の方法。
3 前記抄紙機の前記プレス部署が複数のニツプ
即ち前記下方プレス・ロールと吸引ロールとの間
に形成された第1のニツプ及び前記吸引ロールと
平滑表面ロールとの間に形成された第2のニツプ
を含み、第2のフエルトが前記第1及び第2のニ
ツプを走り抜けることを特徴とする請求の範囲第
1項に記載の方法。
4 プレス部署が、抄紙機のあるレベルの上下即
ち該レベルの上方の下方プレス・ロール上及び該
下方プレス・ロールに実体上近接する少なくとも
一つの第1の案内ローラ上を走行するフエルトを
含み、前記下方プレス・ロール及び前記少なくと
も一つの第1の案内ローラが少なくとも一つのカ
ンチレバー式の梁によつて支持され、前記カンチ
レバー式の梁が少なくとも一つのインサートによ
つて支持された、抄紙機のプレス部署におけるフ
エルトの交換方法において、 前記インサートはフエルト交換作業中は除去さ
れ、 前記あるレベルの下方に位置する少なくとも一
つの第2の案内ローラの両端を、少なくとも一つ
のカンチレバー式の梁に実体上近接する上方位置
まで挙揚する段階と、 前記少なくとも一つの第2の案内ローラが挙揚
されている時前記下方プレス・ロールを実体上そ
の位置に維持する段階と、 前記少なくとも一つのインサートの除去によつ
て生じた空間を介して新しいフエルトを前記下方
プレス・ロールの周囲及び前記第1及び第2の案
内ローラの周囲に挿入する段階と、 前記少なくとも一つの第2の案内ローラを元の
位置に下降させる段階と、 前記少なくとも一つの第2の案内ローラを除去
する段階と、 その位置において新しい第2の案内ローラを下
降せしめる段階と、 前記少なくとも一つのインサートを再びさし入
れる段階と、 を含んでいることを特徴とする上記方法。
明細書 この発明は抄紙機のプレス部署、とくにいわゆ
る閉鎖誘導式プレス部署における、通常の走行部
分が床レベル下方の空間内の大部分まで通過する
ごときフエルトの交換方法に関するものであつ
て、このプレス部署は1つないし数個のカンチレ
バー式の梁によつて回転可能に担持された交換さ
れるべきフエルトの、下方ロールおよびそれに隣
接するであろう案内ローラを有する。
さらに、この発明はその方法を実施するための
手段であつて、抄紙機の上記プレス部署、好まし
くはいわゆる閉鎖誘導式プレス部署、について適
用される手段に関し、上記プレス部署はカンチレ
バー式の梁を含み、それと関連してそれの近傍に
上記プレスの下方ロールと設置されるであろうフ
エルト案内ローラとが回転可能に担持されてお
り、上記カンチレバー式の梁は下方の交換作業の
ために取り出されうる1つないし数個のインサー
トによつて支持されている形式のものである。
近時、合成プラスチツク材で作られたプレス・
フアブリクは以前一般に用いられていた織布に取
つて代り抄紙機のプレス部署において一般に用い
られるようになつた。しかし、これらの新規なフ
アブリクの形式の導入によつてこれらのフアブリ
クの交換に関連する諸問題が生じてきたのであ
る。この技術分野において勿論知られているよう
に、織布はたとえば次のようにして交換されてい
たのである、すなわちフエルトのループは水平方
向に充填されて一種のたばとなされ、そしてそれ
を一辺縁から拡げることから始めてフエルトのル
ープがすでに取り除かれたインサートの個所にお
ける間隙内へ搬入され、かくしてこのフエルトの
ループがその作業中に取り囲んで包容するところ
の各ローラの周囲でループに形成されるのであ
る。
いわゆる閉鎖式プレス部署、たとえば同一出願
人のSym―Press(商標名)のプレス部署にお
いては、合成フアブリクの交換は大きな諸問題を
かかえている。これらの問題点を示すために、上
記Sym―Pressのプレス部署の構造的設計の主
な特徴点を以下に記述することにする。Sym―
Pressのプレス部署が少なくとも3枚のフエル
ト(一般にプレス・フアブリク)を含むことはよ
く知られている。すなわち、それらはプレス部署
の第1および第2のニツプにおいてプレス・フエ
ルトとして作用するところのたとえばピツクアツ
プ・フエルトである第1のフエルト、および第1
のニツプにおいて第2のプレス・フエルトとして
作用する第2のフエルト、そしてこのプレス部署
はたとえばピツクアツプ・フエルトである上記第
1のプレス・フエルトによつて覆われる吸引ロー
ルを含んでいる。この吸引ロールに関連して2つ
のプレス・ニツプが形成され、そのうち第1のプ
レス・ニツプは2重のフエルト式になつており、
それはこのロールと凹表面プレス・ロールとによ
つて画成されており、第2のものは単一フエルト
式であつて上記ロールと例えばストーン・ロール
などの平滑表面のロールとによつて画成されてい
る。上記ストーン・ロールまたはそれと同等な部
材に関連してさらにプレス部署の第3のプレス・
ニツプが設けられており、これはそれ自体の第3
のフエルト(フアブリクのループ)を有してい
る。Sym―Pressのプレス部署におけるフエルト
および他のそれと同等な閉鎖誘導された上方フエ
ルトの交換、すなわち主として走行部が抄紙機の
基部の床レベルの上方に位置するフエルトの交換
は主として抄紙機室内の天井ホイストまたはクレ
ーンの助けによつて行なうことが可能である。
Sym―Pressのプレス部署における下方プレス・
フエルトの交換によつて特に困難な問題、すなわ
ち第1の2重フエルトのニツプの下方フエルトの
問題が生じたのである。これは上記下方フエルト
は抄紙機室の地下空間内を走行するものであるか
らであり、その場所では抄紙機室の天井クレーン
を使用することは不可能であり、少なくとも高価
な特別な設備なしではそれは不可能なのである。
従つて、この発明の目的はSym―Pressのプレ
ス部署または他の均等なプレス部署に関連して適
用可能な方法であつてしかもそれによつて走行部
分の大部分が抄紙機室の地階の空間内に位置する
かかるプレス部署のフアブリクが比較的に単純な
装置を用いて甚だ迅速に交換されうる方法を提供
することにある。
この発明の特別な目的は上記のフアブリクをフ
アブリクのループを横断する方向に詰め込んで嵩
を小さくしたり、その他折り畳んだりすることの
できない合成プラスチツク製フアブリクである場
合に、かかるフアブリクをも交換のできる方法を
提供することにある。
従来技術において、地階の空間内にあつてフエ
ルトのループの内側に来るローラがワイヤの助け
によつて上下方向に挙揚されて新しいフエルトの
ループが上下方向の位置においてこれらのローラ
上へかけられるようになつている走行用のフエル
トを交換するための方法は知られている。しか
し、この従来技術における方法は折曲してはなら
ないそれらの合成フアブリクの交換には適用不可
能か、少なくとも困難なくしては適用不可能なの
である。
上述の目的ならびに以下に明らかになる他の諸
目的を達成するために、この発明の主たる特徴は
以下の諸点にある: ●前記したカンチレバー式の梁の枠体支持用の一
端内にあるインサートは取りはずされること; ●上記カンチレバー式の梁に関連して設けられた
挙揚手段または複数個のかかる手段は、交換中
のフエルトの内側にあるようになつている下方
の空間内の案内ローラをカンチレバー式の梁に
隣接した上方位置へ挙揚するために用いられる
こと; ●新しいフエルトのループはこのループの内側に
位置するはずのローラに適合する形状になるよ
うに拡げられること、またこのフエルトのルー
プを、そのループの内側に置かれるべきローラ
及び前記カンチレバー式の梁の周囲に、前記取
りはずされたインサートによつて与えれられる
自由間隔を介して押圧するために、特殊な機器
が用いられること;および ●上記した上方位置へ挙揚されたローラは挙揚手
段によつて下方空間内へ降下させられ、以て前
記枠体のインサートはこれらの間隙を閉鎖する
ために装着されること。
この発明の方法が適用される装置の主たる特徴
は: ●前記カンチレバー式の梁に隣接するか、または
その内側に、駆動手段へ接続されたワイヤ・リ
ールを含む1つないし数個の挙揚手段が設けら
れていること、および ●上記ワイヤ・リール上には、フエルトのループ
の内側で作動する下側の案内ローラを前記カン
チレバー式の梁に関連する上方位置へ挙揚する
ための挙揚用ワイヤが設けられていること、で
ある この発明はプレス部署内において地階の空間内
に位置するフアブリクの案内ローラに対する挙揚
手段をこのプレス部署のカンチレバー式枠体の梁
に関連して配置することを教示するものである。
ここでは、比較的に頑丈な枠体の梁はむしろ有利
に利用できるのである、それは大幅な抄紙機にお
いてはプレス・フアブリクの案内ローラは比較的
に大きな重量(たとえば2000ないし3000Kg)を有
していることに留意すべきだからである。
この発明の方法によつてプレス・フアブリクの
交換を行なうに際して、或る段階においては抄紙
機室内の天井クレーンを利用しうるのであろう。
しかし、このクレーンは抄紙機の枠体の範囲の外
側の空間内において交換中のフアブリクのパツケ
ージの支持管を支持するためにのみ用いることが
できるのであつて、そのことに関連して、もし抄
紙機室の天井クレーンが地階の空間内において上
記した重いフアブリク案内ローラの挙揚のために
用いられるのならば、従来遭遇したごときものと
同様な問題は生じないのである。
この発明の有利な実施態様に従えば、下方のフ
エルトのループの内側に載置されている案内ロー
ラが交換用の上方位置へ挙揚されるのと同じ手段
が、地階の空間内における案内ローラの交換、す
なわち下方のフエルトのループの外側に位置する
ローラおよび可能ならばその他のローラの交換に
対してさえも用いられるのである。さらに、その
ような場合には、交換中のフエルトのループの筋
かいとなる管を長手方向に変位させる台手段は交
換中の案内ローラを移動させるのにも用いられて
よいのである。従つて、この発明の挙揚手段によ
つて、交換されるべき案内ローラはこの地階の空
間から挙揚されて取り出されて、上記の台を用い
て、抄紙機の一側へ移送されることができ、そし
て同じ手段を用いて新しいローラが最初に抄紙機
の外側から抄紙機内部へ移動されることができ、
そのあとで同じ手段を用いて地階の所定作動位置
へ下降されうることが理解されるわけである。
以下に、添付の図面に呈示されたこの発明の実
施態様を参照しつつこの発明を詳述するが、この
発明はかかる詳細な点に制限されるものではな
い。
第1図は抄紙機の“Sym―Press”式プレス
部署に関連してこの発明の方法が適用される装置
の立面図である。
第2図は第1図の―沿いの断面図を示す。
第3図は補助としてクレーンが用いられる場合
の、フエルト・ループの走入段階を図示する。
第4図は地階における各種の案内ローラの交換
に際してこの発明の手段の使用を模式的に呈示す
る。
第1図および第2図はいわゆる“Sym―Press
”(商標名)式プレス部署を、その下側部材の
みを示す。このプレスは吸引ロール10を含み、
それに関連してプレスのニツプN1およびN2が画
成されることになる。第1のプレス・ニツプN1
は2重フエルト式であつて、ピツクアツプ・フエ
ルト27と下方フエルト20との間に画成されて
いる。下方フエルトは案内ローラ13,14,1
5,16,17および18による案内をうけて走
行する。第1のフエルト27も第2のニツプN2
においてはプレス用フエルトとして作用する。第
1のニツプN1の下方ロール12は凹形のついた
表面のロール、たとえばみぞ付きロールである。
プレス部署11の第3のロールは平滑な表面のロ
ール、たとえばストーン・ロールであり、それと
の関連においてプレス部署の第3のニツプ(図示
せず)が画成され、それにもそれ自体のフエルト
(図示せず)が設けられている。
上述において、フアブリク20および27に関
連して“フエルト”について記述したが、“フエ
ルト”はすべてのおよび如何なる種類のフアブリ
クをも包含し、とくに、以前に観察されたように
折曲その他“皺づくり”の不可能な合成プラスチ
ツク製フアブリクをも包含した一般的な適用のも
のとして用いられるものであることが今や理解さ
れるべきである。
この発明は上記したプレス部署において、また
は他の均等なプレス部署において、下方のフエル
ト20、すなわち地階またはそれと同等な空間内
を走行するフエルトが交換されうる方法および手
段を含む。第1図に示すごとく、下方フエルト2
0は抄紙機室の床レベルT―Tの下側の地階空間
内を走行し、そこでは困難を伴わずに抄紙機室の
天井クレーンを用いて操作することは不可能なの
である。たとえば合成プラスチツク製のフエルト
であるフエルト20はプレス・ニツプN1を出た
あとでは案内ローラ14へ向けて走行し、そこか
ら下方へ案内ローラ15へと向う。案内ローラ1
5から出たら、フエルト20はローラ16へ向け
て誘導され、このローラはフエルトのループの外
側にある。ローラ15および16の間のフエルト
20の走行部にはこの技術分野においてそれ自体
知られているフエルト再調節手段25が設けられ
ている。ローラ16からフエルト20は案内ロー
ラ17へ導かれており、このローラはスライド2
4上に装着されている。スライド24をその案内
23上で変位させることによつてフエルトのルー
プ20の基本的な緊張の調節を行なうことが可能
である。参照符号17aは案内ローラ17の最下
方位置を示す。フエルト20の通路上にあるロー
ラ17以後に続いて案内ローラ18が設けられて
おり、それはベローズ手段26またはそれと同等
な手段の助けによつてフエルト20の緊張の微調
節を行なうべくそれ自体が知られている態様で用
いることができる。ローラ18のあとでは、フエ
ルトのループ18の走行部分は案内ローラ13に
至るまで引きつづき上方に向けられている。
以下に、とくに第2図を参照しつつ、この発明
の理解に必要のためにプレス部署の枠体構造を記
述する。抄紙機室にはこの技術分野においてそれ
自体が知られている基礎100があり、それらの
間に地階空間Kも画成されており、その幅には
L1の符号が付されている。プレス部署に下方ロ
ール12と、フエルト20の案内ローラ13およ
び14、ならびにこの発明の挙揚手段33および
33′はカンチレバー式の梁30によつて支持さ
れている。梁30は側方枠体36aおよび36b
を介して基礎100上に担持されている。抄紙機
の操作員の側において、カンチレバー部品31が
梁30へ接続されており、この部品はアンカー3
2によつて基礎へ固定されている。梁30の側枠
36bに関連して2つのインサート38が設けら
れており、それらは梁30およびそれの側枠36
bが液圧式シリンダ37によつて僅かに挙揚され
たあとで、インサート38に対して設けられてい
る引き込み台39によつて取り出すことができ
る。もし複数個の梁30が並んで設けられている
場合には、それら各々の梁はそれ自体用のカンチ
レバー部品31およびそれと関連するアンカー3
2を持つわけである。
梁30内には、地階空間K内でフエルトのルー
プ20の内側に位置づけされるべきローラ15お
よび17のための挙揚手段33および33′が配
置されている。これらの手段は側枠36aおよび
36bの間に回転可能に担持されているとともに
両端にワイヤ・ドラム34aおよび34bを担持
する軸39からなる。ドラム34aおよび34b
上にはワイヤ・ロープ21またはそれと同等な引
張り部材が巻回されている。軸39は液圧式モー
タ35または均等物によつて駆動される。さら
に、フエルト20の交換のために軸39の近傍お
よびその下側にフエルトのパツケージ50を中へ
駆動する台40が設けられている。台40はそれ
の車輪41上で通路42沿いに移動する。台40
に関連してフエルトのパツケージ50用の支持管
43が装着されており;この管はその端部にフエ
ルトを拡げる作用のためのハンドホイール47を
有している。
上記においてはカンチレバー式の梁30につい
て記述したが、この発明はこの梁30の代りに2
つ以上の別別なカンチレバー式の梁または他のそ
れと同等な枠部品を有するプレス部署構成にも同
等に適用可能である。さらに、上述においては1
つの梁30に関連して2つの別々な挙揚手段33
および33′が説明されてきたことが認められる
べきであるが、フエルトのループ20内に何個の
ローラが位置しているかによつて、1つまたは2
つまたはそれ以上の数の挙揚手段がフエルトの変
換に関連してそれらの上方位置まで挙揚される必
要があるかという問題の解決も等しくこの発明の
範囲内にあることが理解されるべきである。これ
に関連して、各ローラが互いに充分小さな水平方
向の距離を有するならば、1つ以上のローラでさ
えも1個の同じ挙揚手段を用いてこれらを上方位
置へ挙揚することが可能であることが認められる
べきである。その際には枠体の梁30またはそれ
と同等な部材に関連して他のローラが最上部位置
へ挙揚中であるときに、すでに挙上されたローラ
が静止載置されている特別な支持部材を設けるこ
とが可能である。図示の実施態様において、案内
ローラ挙揚部材21は同時に各ローラをそれらの
最上部位置に支持する部材としても作用するわけ
である。すでに指摘したごとく、この設計はこの
発明の範囲内における唯一の挙揚手段の設計では
ない。
以下に、すぐ上に説明した手段を用いて行なう
フエルト20の交換について説明する。古いフエ
ルト20はそれが形成するループを切開して除去
される。次に、支持管43の周囲に巻回された新
しいフエルト50が第3図に示される位置へ搬入
され、そこで支持管43はクレーン・ワイヤ46
へ取り付けられたフツク45を有するワイヤ44
によつて支持されている。クレーン・ワイヤ46
は、たとえば抄紙機室(図示せず)の天井の下側
で作動するクレーンへ取りつけられている。この
新しいフエルト50は、支持管43がフエルトの
ループ50の内側または外側へ来るように支持管
43の周囲に巻回されてよい。その際にフエルト
のループ50は余り急角度で折曲されないように
注意を要する。支持管43がフエルトのループ5
0内に来る場合には、支持管はいつたん一方の側
まで移動され、そしてフエルト50を中へ滑り込
ませたあとでフエルトのループ50内から取り除
かれなければならない。
フエルトの交換の目的のために、ローラ17お
よび15はロール12、案内ローラ13および1
4に近接して挙揚される必要がある。このことは
上述した挙揚手段33,33′によつて行なわれ
る。第1図および第2図に示したごとく、ローラ
17は最初に、案内23上を移動するスライド2
4上でその上方位置17bまで挙揚され、そして
このローラはその係合支持体から分離される。こ
の位置において、ワイヤ21は位置17bにおい
てローラ17のジヤーナル・ピン22へ取り付け
られる。そのあとでローラ17は、第1図および
第2図に示すごとく、枠構造体36aおよび36
bの間の上方位置17′へ挙揚される。同様な態
様で、挙揚手段33′はローラ15をその上方位
置15′へ挙揚するのに用いられる。
上述の手順が行なわれたあとで、支持管43に
巻回された新しいフエルト50はクランク47を
操作して拡げられてフエルトのループは第1図の
一点鎖線50で示される位置を占めることにな
る。この段階における幅方向(抄紙機の横断方
向)のフエルト・パツケージ50の位置は第3図
において参照符号L2で示されている。フエルト
50は人力または特別な補助手段によつてこの位
置に保持される。側枠36bの各インサート38
は取り除かれており、カンチレバー式のフレーム
梁30はアンカー32によつて、従つて基礎10
0によつて、その梁のカンチレバー部品31の上
側で保持される。今度は挙揚ワイヤ46を用いて
矢印F(第3図)の方向に引つ張りを行ない、台
40が通路42上でそれの車輪41で移動させら
れる。同時に、フエルトのループ50はニツプ
N1が開いたままでロール12、ローラ13およ
び14上を案内される。このようにして、フエル
トのループ50はロール12、ローラ13,1
4,15,17および枠の梁30の周囲の正しい
位置へ転位され、そのあとでハンド・クランク4
7を操作してフエルトのループをそれの支持管4
3から更に多くの巻きを解舒する。同時に、ロー
ラ15′および17′はそれらの支持体21におい
てスライド24上の係合支持体へ、およびローラ
15の各係合支持体へ下降させてよい。次いで、
新しいフエルト50はフエルト20の代りに緊張
されてよい。もしクレーン・ワイヤ46を用いて
上方から支持管43を支持することが不可能な場
合には、その代りに下方からの適当な支持体、な
らびに仕事手段および/またはそれと同等な引張
り手段を配置してよい。
以下に、今度は第4図を参照して、地階に位置
する案内ローラ15,16,17,18および他
のそれと同等な装置の交換においてこの発明の手
段を用いることについて説明するが、従来はその
操作には問題があつたのである。第4図に示すご
とく、挙揚手段33の各ワイヤ21は交換される
べきローラ17b′のジヤーナル・ピンへ取り付け
られていて、このローラは上方位置17″へ挙揚
される。次に、液圧式シリンダ51の影響を受け
かつ案内52によつて支持されて梁53上で変位
されるべく設けられている台40は一点鎖線で示
された、ローラ17″の下側のそれの位置へ移動
される。各ワイヤ21はいまや緩められてローラ
17″が台40によつて担持されるようになる。
次いで台40は液圧式シリンダ41とともに、そ
のローラが17で示す位置を占める位置へ引き
入れられる。この位置においてローラ17は抄
紙機の一側へ引つ張られて新しいローラが搬入さ
れて設置されるが、すぐ上に述べた手順を逆の順
序で繰り返すわけである。同様に、上述した態様
で地階の空間からローラ15,16および18、
および装置の他のローラや部品を引き揚げること
も可能であり、その際の挙揚には挙揚手段33,
33′がとくに適している。
以下に請求の範囲を呈示するが、この発明の異
つた詳細部分は請求の範囲によつて画成されるこ
の発明的思考の範囲内で変化させることが許され
るものである。
JP56503216A 1980-09-25 1981-09-22 Expired - Lifetime JPH0236718B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI803020A FI70948C (fi) 1980-09-25 1980-09-25 Anordning foer byte av pressvaevnad i presspartiet i en pappersmaskin.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57501432A JPS57501432A (ja) 1982-08-12
JPH0236718B2 true JPH0236718B2 (ja) 1990-08-20

Family

ID=8513806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56503216A Expired - Lifetime JPH0236718B2 (ja) 1980-09-25 1981-09-22

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4481078A (ja)
EP (1) EP0060877B1 (ja)
JP (1) JPH0236718B2 (ja)
CA (1) CA1183376A (ja)
ES (1) ES8302823A1 (ja)
FI (1) FI70948C (ja)
IT (1) IT1194094B (ja)
SU (1) SU1255063A3 (ja)
WO (1) WO1982001202A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3231511C2 (de) * 1982-08-25 1986-07-24 J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim Vorrichtung zum seitlichen Einfahren eines endlosen Bandes in eine Papiermaschine
FI70951C (fi) * 1984-11-29 1999-05-19 Valmet Oy Menetelmä paperikoneen puristinosassa kudosten ja telojen vaihtamiseks i sekä menetelmää soveltava puristinosan runkorakenne
FI79569C (fi) * 1988-05-23 1990-01-10 Tampella Oy Ab Foerfarande och anordning foer underlaettande av utbytet av aendloes pressfilt i pappers- och kartongmaskiner.
FI82087C (fi) * 1989-03-31 1991-01-10 Tampella Oy Ab Foerfarande och anordning foer stoedjande av en stomme i en pappersmaskins el.dyl.
FI102845B1 (fi) * 1997-11-17 1999-02-26 Valmet Corp Päättymättömän huovan vaihtomenetelmä ja vaihtolaite
FI991171A0 (fi) * 1999-05-24 1999-05-24 Valmet Corp Menetelmä siirtohihnan vaihtamiseksi paperi- tai kartonkikoneessa
WO2002057543A1 (en) * 2001-01-19 2002-07-25 Metso Paper Karlstad Aktiebolag Method for lifting and lifting arrangement for performing of said method
FI119193B (fi) * 2006-06-12 2008-08-29 Metso Paper Inc Laite, sen käyttö ja järjestely kudoslenkin käsittelemiseksi rainanmuodostuskoneella
CN102597368B (zh) * 2009-11-06 2014-12-17 梅特索纸业有限公司 插入或移除织物的方法、设备及用途、机器及改进方法
CN102733245B (zh) * 2011-04-15 2014-12-31 上海东冠纸业有限公司 一种改进的毛布更换方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2367778A (en) * 1945-01-23 Pafermaking machine
FI28569A (fi) * 1956-08-28 Ahlstroem Oy Anordning för bytande av virar vid pappersmaskiner
DE2307848B2 (de) * 1973-02-17 1977-09-01 J.M. Voith Gmbh, 7920 Heidenheim Mehrlagen-kartonmaschine
CH598408A5 (ja) * 1975-08-28 1978-04-28 Escher Wyss Gmbh
FI57456C (fi) * 1976-12-10 1980-08-11 Valmet Oy Foerfarande och anordning i pappersmaskin foer byte av dess vaev saosom filt
FI57988C (fi) * 1977-05-13 1980-11-10 Valmet Oy Foerfarande foer utbyte av ett en sluten slinga bildande vaev i vira- och/eller pressparti i en pappersmaskin
JPS5531237A (en) * 1978-08-24 1980-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gas burner

Also Published As

Publication number Publication date
EP0060877B1 (en) 1985-01-23
SU1255063A3 (ru) 1986-08-30
EP0060877A1 (en) 1982-09-29
FI70948C (fi) 1987-07-14
WO1982001202A1 (en) 1982-04-15
ES505751A0 (es) 1982-12-01
US4481078A (en) 1984-11-06
IT8124111A0 (it) 1981-09-24
FI70948B (fi) 1986-07-18
FI803020A (fi) 1982-03-26
JPS57501432A (ja) 1982-08-12
IT1194094B (it) 1988-09-14
ES8302823A1 (es) 1982-12-01
CA1183376A (en) 1985-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0236718B2 (ja)
JP2675328B2 (ja) 別体ニップを有する製紙機のプレス部用フレーム装置
CN210236577U (zh) 张力自纠调型复卷机
US4452668A (en) Method and apparatus for changing a pick-up fabric and/or press fabric in a paper machine
CN1891902B (zh) 造纸机/纸板机或抛光机中更换环形轮带的装置及方法
CA1107551A (en) Procedure for changing fabrics, in particular wires, in a paper machine and auxiliary means employed in the procedure
WO2000071814A1 (en) Method for changing a transfer belt in a paper or board machine
US4138316A (en) Fabric stringing method for non-cantilevered fourdrinier machine
FI93754C (fi) Sisäänvetolaite viiraa tai huopaa varten paperikoneessa
US4220501A (en) Papermaking machine with means facilitating stringing, and method
US8574401B2 (en) Apparatus for inserting or removing a clothing in an industrial machine
US2681721A (en) Wire stringing device for paper machinery
FI119193B (fi) Laite, sen käyttö ja järjestely kudoslenkin käsittelemiseksi rainanmuodostuskoneella
US6517681B1 (en) Method and device for changing an endless felt
US2003103A (en) Means and method of stringing a fourdrinier wire
US4846417A (en) Method of and apparatus for the feeding of a paper web to a roll-making machine
US4735689A (en) Device for introducing an endless belt into a paper making machine
US20070221351A1 (en) Method and Device for Exchange of a Belt
US4200490A (en) Method and apparatus for handling rolls inside an endless paper-making belt
CN218540216U (zh) 一种造纸机压榨部下毛毯张紧辊的移出结构
JPH0791797B2 (ja) 製紙装置
US1030267A (en) Concrete-pile-making machine.
JPH0716855A (ja) カレンダのロール交換方法及び装置
CN115724378A (zh) 复杂环境下超长皮带机安装方法
EP1368535A1 (en) A method and a device for replacing a dryer fabric in a plant for drying of a web-formed material