JPH0235899A - 補聴器の耳垢バリヤ、補聴器および耳垢バリヤ - Google Patents

補聴器の耳垢バリヤ、補聴器および耳垢バリヤ

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JPH0235899A
JPH0235899A JP63088362A JP8836288A JPH0235899A JP H0235899 A JPH0235899 A JP H0235899A JP 63088362 A JP63088362 A JP 63088362A JP 8836288 A JP8836288 A JP 8836288A JP H0235899 A JPH0235899 A JP H0235899A
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baffle
earwax
barrier
hearing aid
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/65Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は一般的には耳垢バリヤに関し、詳細には耳垢が
補聴器および耳内挿入式もしくは耳道形補聴器または音
響共鳴器のような装置の音道に入ることを防ぐバリヤに
関する。
従来の技術: 多くの補聴器はその成分を支持するハウジングまたはシ
ェルを有する。多くの補聴器のシェルは使用者の耳道内
に静止するように設計される。電子補聴器のシェルはた
とえばマイクロホン、増幅回路およびレシーバを支持す
る。マイクロホンは補聴器外部からの音信号を受信し、
応答的に電気信号を発生する。電気信号は増幅回路また
は他の電気的補助成分へ送られる。このような成分は信
号を゛レシーバへ送り、レシーバはそれに応答して音を
発生する。
多くの電子補聴器で音はレシーバの出口ポートから補聴
器内の音道および補聴器のシェルの出口ポートを介して
補聴器から伝搬する。シェルの出口ポートからの音は次
に使用者の耳道を通り、鼓膜を振動さ、せる。
多くの補聴器使用者の耳は自然に分泌物または耳垢と称
する物質を分泌する。耳垢は耳の内側組織を浄化するけ
れど、補聴器の音道およびレシーバへ流れる傾向もある
。レシーバへ入ると耳垢はレシーバの正常な機能を妨害
または阻止する。
小さい装飾的耳内挿入式補聴器および耳道式−補聴器(
これは一般に少なくとも一部が使用者の耳道内にある。
)が最近開発された。しかしこのような補聴器の場合、
成分のために利用しうる補聴器の内部空間が減少する。
これはとくにたとえば使用者の耳の内部が比較的小さい
場合顕著である。
さらに補聴器製造の関連技術にはしばしばプラスチック
からのシェル製造が含まれる。シェルは耳の内面の形に
適する輪かくを有する。シェルの厚さはシェルが物理的
に構造的一体性を維持し、内部の補聴器成分を保護する
要求から決定される。しかしシェルの壁厚は補聴器内部
の成分のため利用しうる空間を減少する。
成分のために利用しうる補聴器内に得られる制限された
空間は一般にレシーバを使用者の耳道にできるだけ深く
配置することを必要とする。
しかし耳道内の補聴器のこのような配置はレシーバ出口
ポートを耳道内の耳垢発生組織を含む環境へ非常に接近
させる。
耳内挿入式および耳道形補聴器の導入により聴覚障害者
による補聴器の受入は改善されたけれど、このような補
聴器により耳垢処理の問題が発生した。当業者によれば
耳垢移行は困難な問題と考えている。
補聴器の音道およびレシーバへの耳垢移行は多くのレシ
ーバの閉塞の危険を上昇する。レシーバの漸進的閉塞の
結果、レシーバによる音の利得および出力が低下し、と
きには増幅音の出力を可能にすべき補聴器を完全に故障
させる結果となる。
補聴器の性能の劣化または不足は使用者を苦しませる。
耳垢閉塞が発生すると、補聴器はレシーバの掃除または
取替えが可能なように完全解体を必要とする。もちろん
補聴器を解体および可能な交換のためサービスセンタへ
持って行くことはいずれも不便であり、使用者にとって
費用を要する。
現在入手しうる系の多くは補聴器のレシーバ内の耳垢堆
積を防ぐにはほとんど適しない。数種のバリヤ設計によ
ればレシーバと補聴器外部の間の音道に微細な目のスク
リンが使用される。
しかしこのようなスクリンはスクリンサイズがレシーバ
の耳垢移行を防ぐように十分小さければ、スクリンの孔
が場合により耳垢によって閉塞される欠点を有する。目
をもつと粗くすれば、耳垢がスクリンバリヤを通ってレ
シーバへ移行することは有効に防止されない。
レシーバへの耳垢移行を防ぐ他の系はレシーバと補聴器
外部の間に小さい断面積のただ1つの孔を備えることを
含む。他の系はレシーバと補聴器外部の間のセル状合成
材料の取替を含む。
このような設計はしばしば耳垢移行に対する長期バリヤ
および補聴器の寿命にわたる耳垢の閉塞防止の両方を同
時に達成することでは同じ欠点を有する。
このような多孔性バリヤは一般にバリヤ自体の耳垢閉塞
に対する安定性とレシーバへの耳垢移行の防止の間の調
整を不満足にする。小孔バリヤは耳垢移行を防止するけ
れど、閉塞する。
大きい孔は閉塞しないけれど、耳垢阻止に効果的でない
さらに補聴器のレシーバと出口ポートの間の通路に配置
した小孔バリヤは音響インピーダンスを上昇させる。イ
/ピーダ/ス増大の結果レシーバによって送られる出力
圧力レベルの周波数レスポンスに不所望な変化が生ずる
本発明は主として補聴器の耳垢バリヤに関する。説明の
ため本発明はとくに電子補聴器に使用するものとして記
載した。しかし当業者には本発明者が音響共振器、音響
補聴器およびその他の耳垢バリヤによって利益を得る耳
に関連する装置に使用しうることは明らかである。
発明が解決しようとする問題点: そこで本発明の課題は補聴器のための改善された耳垢バ
リヤである。本発明のもう1つの課題は耳垢閉塞にもつ
と有効に対抗するバリヤである。さらKもう1つの課題
は自然に発生する耳垢の移行をもつと完全に避け、それ
によって補聴器レシーバの閉塞を減少するバリヤである
さらに他の課題は補聴器のレシーバと音の出口ポートの
間に配置した場合、レシーバに低い音響インピーダンス
を与える耳垢バリヤである。
もう1つの課題は耳垢を捕集し、補聴器の寿命にわたっ
て頻繁に交換する必要のないバリヤである。さらに他の
課題は製造および保守に費用を要せず、それKよって補
聴器の消費者価格を低下する耳垢バリヤである。
課題を解決するための手段: 補聴器はシェルおよびシェル内のレシーバを含む。シェ
ルおよびレシーバは両方とも音の出口ポートを有する。
バリヤは多数の邪魔板を有するハウジングを含む。ハウ
ジングはレシーバとシェルの音の出口ポートを互いに接
続する。
ハウジングは室内表面を仕切り、ハウジングの2つの端
部の間の通路の中心軸を決定する。
邪魔板は互いに変位している。邪魔板はハウジングの室
内表面から内側に拡がる。各邪魔板はハウジング室内の
一部を部分的に遮蔽する。
したがって邪魔板はハウジングの内面に沿って軸方向に
移行する固体または半液体耳垢のため捩れた通路が生ず
る。・ 実施例 次に本発明の有利な実施例を耳内挿入式または耳道形補
聴器22のための全体的に20で示す改善した耳垢バリ
ヤとして示す。
込わゆる常用補聴器は耳の凹所または選択的に耳道自体
に装着するように設計されている。
このような器械の開発以前は補聴器は耳の後方へ掛ける
ように設計された。
公知耳かげ式補聴器が第1図に24で示される。補聴器
24はその成分を収容するプラスチックケース26を有
する。代表的成分はマイクロホン28、増幅回路(図示
されず)、レシ−バ30、プラスチック管32および耳
型34を含む。
マイクロホンは耳の外部から音信号を受け、これを電気
信号に変換する。次に電気信号はレシーバ30へ応答的
に伝達される。
レシーバ30は管32に接続する音の出口ポート36を
有する。器械24内の電気的成分から信号を受信すると
レシーバ30はその出ロボト36から音信号を伝送する
。この音信号は次に管を介して使用者の耳型34および
耳の内部へ導かれる。
第1図に示す公知装置でレシーバ30の音の出口ポート
36は管32によって耳の環境から物理的に隔離された
。その結果固体または半液体耳垢材料のレシーバ30へ
の移行は管の物理的長さのため無視することができた。
しかし1970年台および1980年台のエレクトロニ
ック成分のサイズ縮小によりさらに外観のよい補聴器を
構成することができた。このような器械は第2図に22
で示すように使用者の耳または耳道に適合する。
第1図に示す器械24のように器械22もマイクロホン
42、増幅回路(図示されず)およびレシーバ44を有
するシェル40を含ム。シェル40およびレシーバ44
はそれぞれ46゜48で示す音の出口ポートを有する。
シェル40およびレシーバ44の出口ポート46.48
は補聴器音道50によって互すに結合される。
バリヤ20は2つの音の出口ポート46,48の間の音
道50に配置される。
マイクロホン42は音の信号を受信し、応答的に電気信
号に変換する。電気信号はレシーバ44に送られ、ここ
で音信号に変換される。音信号は次にレシーバ44の出
口ポート48から器械22の音道50を介して補聴器2
2のシェル40の音の出口ポート46へ伝送される。器
械22のシェル40を去った後、音は使用者の耳道52
を鼓膜へ向って進む。
第2図に示すようにレシーバ出口ポート48は耳垢発生
組織を含む耳道52に密接している。
したがって耳垢は頻繁にシェル40の出口ポート46か
ら上向きに音道50を通って出口ポート48およびレシ
ーバ44自体へ移動する。それによってレシーバ44ま
たはシェルポート46の閉塞が生じ、音の利得、出力が
低下し、しばしば音を増幅または改善すべき補聴器22
の完全な機能障害が生ずる。
本発明の有利な実施例によれば耳垢バリヤ20は第2図
に示すようにレシーバ44と補聴器シェル40の音の出
口ポート46の間を互いに結合する。図示の有利な実施
例ではレシーバ44の音の出口ポート48はほぼ円筒形
である。
そこでバリヤ20自体もほぼ円筒形であり、シェル出口
ポート46にぴったり嵌合する(第3図参照)。他の実
施例によればもちろんバリヤ20は多数の任意の横断面
を有する。たとえばバリヤ20は補聴器22の一部を形
成してもよい。スナワちバリヤ20はシェル40の一部
またはレシーバ44の一部として組立てることができる
第4図に示すように耳垢バリヤ20の1つの実施例はハ
ウジング54ならびにそれぞれ56゜58.60,62
で示す第1、第2、第3および第4の邪魔板を有する・
。もちろんこれより多数または少数の邪魔板を使用する
ことができる。
この実施例のハウジング54はほぼ円筒形であり、第1
および第2端部66.611有する壁64を仕切り、か
つ任意の材料からなる。有利な実施例によれば射出成形
した熱可塑性プラスチックが使用される。ハウジング製
造に使用しうる材料の例は107CO1aC“と称する
ABS(アクリルニトリル−ブタジェン−スチレン)樹
脂を含む。
本発明の1つの特殊な実施例の寸法を以下に示す。もち
ろん選択的実施例が可能であり、寸法が本発明の範囲を
制限することはない。
ハウジング54はMlおよび第2端部の間の長さ約8.
9 mm (0,35インチ)を仕切り、ハウジング5
4の内径は約2.8mm(0,11インチ)である。ハ
ウジング壁の厚さは約肌25趨(0,01インチ)であ
る。さらにこの壁は室内空間70および室内表面72を
仕切る。さらにハウジング54は第1および第2端部の
間の通路の中心軸74を決定する。
有利な実施例によれば中心軸74はほぼ円筒形ハウジン
グ54の中心をハウジング54の室内表面72のすべて
の点からほぼ等距離に通過する。第1端部66はンエル
出ロポート46へぴったり嵌合する。補聴器22内へ使
用する際レシーバから遠い第2端部68は補聴器シェル
40の音の出口ポート46および使用者の耳の内部に面
する。
図示のように4つの邪魔板56〜62は互いにほぼ同一
である(もちろん1つのバリヤが多数の異なる形の邪魔
&’に使用することもできも)。
第1邪魔板56のみを説明のため以下詳細に記載する。
ハウジング54の室内表面72に固定した邪魔板56は
ハウジング54の中心軸74に向って内側へ拡がる。邪
魔板56はハウジング室内70を部分的に蔽う。
有利な実施例によれば邪魔板56はハウジング54と同
様射出成形しうる熱可塑性プラスチックからなる。選択
的実施例によれば邪魔板5日はもちろん分泌物に対し付
層力の小さい被覆でカバーすることもできる。このよう
な被覆はたとえばテフロンおよびテフツエル(Tθfz
el)を含む。このような被覆により邪魔板またはハウ
ジングに耳垢がたまった後その掃除が容易になる。
ハウジングが円筒形の場合、邪魔板56は一部が円であ
る外周76を仕切る。選択的に邪魔板はディスクとして
記載される。本発明は種々のギャップを有する種々の邪
魔板を含むけれど、第5図の有利な実施例はクサビ形ギ
ャップを有するディスクを含む。この有利な実施例によ
れば邪魔板56は約2.8 mu (0,11インチ)
の最大外径を仕切るので、この版はハウジング54の室
内表面72に対し密に嵌合する。
有利な実施例によれば邪N&56はハウジング54の室
内表面72に固定される。有利な実施例によれば固定は
シアノアクリレートエステルのような強力接着剤により
実施される。しかし選択的実施例では邪魔板はハウジン
グの一部として射出成形し、または選択的にハウジング
54の室内70ヘプレス嵌めその他の方法により固定す
ることができる。
ハウジング54は有利な実施例では円形の室内横断面お
よび円形室内を仕切る。円形室内の一部は邪魔板56に
よって蔽われる。第4図に示す有利な実施例では邪魔板
はクサビ78を除去したディスクの形である。除去部分
は説明のためクサビ78として示される。クサビは代表
的には直線の辺のみを有するけれど、本発明の概念によ
る空所を仕切るクサビ78は第4図に示す円形邪魔板5
6から切欠いた円い辺を含みうろことは明らかである。
換言すれば邪魔板5日は2700部分円として形成する
ことができる。ハウジング54の中心軸74は円の中心
点を決定する。邪魔板56のギャップも90°部分円を
形成する。
邪魔板56の空間クサビ78はハウジング54の横断面
に空所を仕切る。そこでハウジングを第1端部66から
第2端部68に向って軸74と平行に見通すと、ハウジ
ングの室内は円形の室を仕切る。邪魔板56はハウジン
グ54の室内76をクサビ78を除いて遮蔽する。第1
邪M&56自体はハウジング54の軸74に対し垂直の
横断面のうちの第1遮蔽範囲を仕切り、クサビ78は第
1空所範囲を決定する。
ハウジング54内で音が器械22のレシーバ44から外
部へ伝搬するのはこの空所を介してである。しかしこの
邪魔板56がただ1つの障壁であれば、耳垢は場合によ
りこの空所を介して流れることができる。そこで耳垢の
通過を阻止するため通常少なくとも1つの付加的な第2
邪魔板5日が備えられる。
有利な実施例によれば第2邪魔板58は第1邪魔板から
約0−51 mrtt (0,[12インチ)離れて配
置される。もつとも有利な実施例によれば邪置板は予測
される耳垢堆積高さが邪魔板間の距離より小さいように
十分離して配置しなければならないことが明らかになっ
た。それゆえ0.127朋(0,05インチ)〜1.0
16mz(0,04インチ)の邪魔板距離を耳垢バリヤ
のもつとも有利な性能のため採用することができる。
図示の実施例で邪魔板56.58はノ・ウジフグ54内
に組合わされる。邪魔板はたとえば熱可塑性プラスチッ
クまたは半透材料のような種々の物質から製造すること
ができる。もちろん邪魔板は互いに半径方向または軸方
向にずらすことができる。
第2邪魔板58は第1邪魔板56と同様第2クサビ80
を仕切る。有利な実施例の第2クサビは第1クサビ78
と同じ形を有するけれど、第2クサビ80はもちろん他
のクサビのサイズおよび比率と異なってもよい。第2邪
魔板58および第2クサビ80は軸74と直角にハウジ
ング内の遮蔽範囲および開放範囲を仕切る。第2邪魔板
58の開放範囲は第1遮蔽範囲の上に配置される。それ
によってさもなければ第1端部66から第2端部68へ
移行する耳垢に対して捩れた道が得られる。
第4図に示す有利な実施例の場合、クサビ78.80の
開きは約900である。第2邪魔板58はその設計が第
1邪魔板5日と同様であるけれど、中心軸74を中心に
時計方向に90°回転した。第3邪魔板60は第2邪魔
板58の位置から時計方向に90°回転される。最後に
第4邪魔板62は第3邪魔板60の位置から時計方向に
90°回転される。
第4図に示す有利な実施例によれば各邪魔板の開放範囲
は他の6つの邪魔板の3Jg蔽部によってさらに封鎖ま
たは遮蔽される。邪魔板はこのように互いに組合わされ
る。このような構造により耳垢のための捩れた道が得ら
れ、音道50からレシーバ44へ移行する耳垢の量が著
しく減少し、同時にレシーバ44に対する極めて小さい
音響インピーダンスが得られることが明らかになった。
本発明の有利な第2実施例は第5図に示される。バリヤ
82はハウジング84および多数の邪魔板を含む。バリ
ヤ82は第1、第2、第3および第4邪魔板86,88
,90.92を含む。ハウジング84の構造は第4図に
示すものと同様である。邪魔板86〜92も第4図の実
施例とほぼ同じ厚さおよびほぼ゛同じ間隔で配置される
。しかし各邪魔板は270°部分円でなく、はぼ180
°の部分円(半円)である。
第1邪魔板86は再び第1遮蔽範囲および第1開放範囲
を仕切る。第2邪魔板88は第2邪魔板の遮蔽範囲が第
1邪魔板86の開放範囲を塞ぐように有効に回転される
第3邪魔飯90は第2邪魔板88の開放範囲を塞ぐ。同
様第4邪魔根92は第3邪魔板90の開放範囲を基ぐ。
第3図に示すように180°部分円邪魔板86〜92の
このような配置により耳垢がハウジング84をまっすぐ
に流れることが防止される。
耳垢94の顕著な堆積は補聴器22の寿命にわたって第
1邪魔板の上に予測される。第2邪魔板88はハウジン
グ84内へ少し深く配置されるので、耳垢堆積96の量
は94の量より少ないことが予測される。しかし第3邪
魔板90は耳垢移行の通路が第1および第2邪魔板86
゜88で遮蔽されているので、耳垢堆積98の量は著し
く少ない。第4邪魔板92は耳垢がすでに最初の6つの
邪魔板86〜90によって遮蔽されるので、耳垢堆積は
さらに少ない。
本発明のさらにもう1つの実施例が第7図に示される。
バリヤ100は再びハウジング102および多数の邪魔
板104.10−6,108゜110を有する。ハウジ
ングは第4〜6図に示すものとほぼ同様である。
4つの邪魔板104〜110のそれぞれは中心軸128
によって決定される中心点120゜122.124,1
26から放射状に出るそれぞれ24のスポーク112,
114,116゜118からなる。各スポークは直径が
約0−251(0,01インチ)である。有利な実施例
によればもちろん邪魔板104〜110は再びプラスチ
ックからなり、第2邪魔板106は第1邪魔板104の
位置から有効に数度回転される。同様に第3邪魔板10
8は第2邪魔板106の位置から僅かに回転され、第4
邪に叛110は第3邪魔板の位置から少し回転した位置
を有する。
もう1つの選択的実施例が第8図に示される。
この実施例ではバリヤ130はハウジング132および
第1、第2、第3、第4、第5邪魔板134.136,
138,140.142を有する。各邪魔板134〜1
42はほぼ円の一部からなる。第2邪魔板136は第1
邪魔板134の位置から回転されている。第6.第4お
よび第5邪魔板は同様それぞれ先行する他の邪魔板の位
置から回転されている。ハウジングを第8図に示す軸1
44の矢印の方向から見ると.ハウジングの全内部断面
は再び邪魔板134〜142で遮蔽される。
多数の邪に&134〜142は前記第4〜7図の実施例
の邪魔板とほぼ同じ厚さおよび軸144に沿う変位を有
する。しかし4つより多い5つの邪魔板がある。そこで
ハウジング132は第4図に示すハウジング54より0
.51 mm(0,02インチ)長い。
第9図にもう1つの選択的実施例が示される。
第5図に示す実施例のようにバリヤ146はハウジング
148および多数の邪魔板150゜152.154,1
56を有し、各邪魔板150〜156はそれぞれほぼ1
80°の部分円である。
しかし各邪魔板は先行邪魔板から約90°(180゜で
なく)回転される。すなわち第2邪魔板152は第1邪
魔板150の位置から約90°回転される。第3および
第4邪魔板154,156も約90°回転される。
さらに第10図に有利な実施例が示される。
各邪魔&160〜166はほぼ90°の部分円からなる
。第2邪魔板162は第1邪魔板160の位置から約9
0°回転される。同様に第3邪魔板164は第2邪魔板
の位置から約90°回転される。第4邪魔板166は第
3邪魔板164の位置から約90°回転した位置を有す
る。
前記各実施例では耳垢の移行を有効に減少するため捩れ
た通路が設けられる。それにも抱らす耳垢バリヤによる
音響インピーダンスを減少するための大きい開放面積が
得られる。それぞれの有利な実施例でハウジングの横断
面は1つまたは多数の邪魔板によってほぼ遮蔽される。
前記有利な実施例で耳垢バリヤ20は音道50に配置さ
れ、さもなければ補聴器シェル40の出口ポート46と
レシーバ44の出口ポート48の間に配置され−る。こ
のような配置によりバリヤ20は補聴器22の外部から
耳垢がレシーバ44に入るのを防止することができる。
もちろん選択的実施例として耳垢バリヤ20はレシーバ
44の出口ポート48へ直接接続することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用者の耳に装着した公知耳掛は式補聴器の一
部断面を含む側面図、第2図は耳垢バリヤを有する耳内
挿入式補聴器の一部断面を含む側面図、第3図は第2図
に示す補聴器の一部断面を含む斜視図、第4図は第3図
に示す耳垢バリヤの切開いた斜視図、第5図は耳垢バリ
ヤのもう1つの実施例の斜視図、第3図は第5図耳垢バ
リヤの耳垢堆積状況を示す斜視図、第7図〜第10図は
耳垢バリヤの他の実施例を示す斜視図である。 20・・・バリヤ、22.24・・・補聴器、28.4
2・・マイクロホン、30,44・・・レシーバ、36
゜46.48・・・出口ポート、40・・・シェル、5
0・・・音道、54,84,102,132,148・
・・ハウジング、56〜62.86〜92.94〜98
,112〜118,134〜142゜150〜156,
160〜166・・・邪魔板54・・ハウジング 56.5B、6υ、62・・・邪蒐版

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.音の出口ポートを有するシェルを含む補聴器の耳垢
    バリヤにおいて、 シェルの音の出口ポートを有する音道にハ ウジングが配置され、このハウジングが室内および室内
    表面ならびにシェルの音の出口ポートを有する通路の中
    心軸を決定し、 第1邪魔板がハウジングの室内表面から内 側に拡がり、この第1邪魔板がハウジングの室内を部分
    的に遮蔽し、 少なくとも第2の邪魔板がハウジングの室 内表面から内側に拡がり、この邪魔板が中心軸に沿つて
    第1邪魔板から所定距離だけ変位し、この第2邪魔板が
    ハウジングの室内を部分的に遮蔽し、それによつてこれ
    らの邪魔板がシェルの音の出口ポートからの耳垢のため
    の捩れた道を形成する ことを特徴とする補聴器の耳垢バリヤ。 2.ハウジングの室内を部分的に遮蔽する第3邪魔板が
    中心軸に沿つて第2邪魔板から所定距離だけ変位してハ
    ウジングの室内表面から内側に拡がる請求項1記載の耳
    垢バリヤ。 6.ハウジングが直線的円筒からなる請求項2記載の耳
    垢バリヤ。 4.ハウジングが熱可塑性プラスチックからなる請求項
    2記載の耳垢バリヤ。 5.邪魔板が熱可塑性プラスチックからなる請求項2記
    載の耳垢バリヤ。 6.邪魔板が耳垢に対し低い付着力を有する被覆を含む
    請求項5記載の耳垢バリヤ。 7.バリヤの掃除または取替えを可能にするためシェル
    から除去しうる請求項2記載の耳垢バリヤ。 8.第2邪魔板が中心軸に沿つて第1邪魔板から少なく
    とも0.127mm(0.005インチ)変位し、第3
    邪魔板が第2邪魔板から少なくとも0.127mm(0
    .005インチ)変位している請求項2記載の耳垢バリ
    ヤ。 9.ハウジングが横断面を決定し、第1邪魔板がハウジ
    ング室内の第1遮蔽範囲および第1開放範囲を仕切り、
    第2邪魔板がハウジング室内の第2遮蔽範囲および第2
    開放範囲を仕切り、その際第2遮蔽範囲が第1開放範囲
    の少なくとも一部を蔽う請求項1記載の耳垢バリヤ。 10.ハウジングの横断面がほぼ円を仕切る外周を有す
    る請求項9記載の耳垢バリヤ。 11.少なくとも2つの邪魔板がそれぞれ1つの外周を
    決定し、その一部がハウジングの横断面形を決定する請
    求項9記載の耳垢バリヤ。 12.邪魔板の少なくとも2つがそれぞれ1つのクサビ
    を仕切る請求項10記載の耳垢バリヤ。 13.少なくとも2つの邪魔板がそれぞれほぼクサビ形
    のギヤツプを有するデイスクを決定する請求項10記載
    の耳垢バリヤ。 14.各邪魔板が中心軸からハウジングの室内表面へ拡
    がる多数のスポークからなる請求項 10記載の耳垢バリヤ。 15.音の信号を受信し、この音の信号を電気信号に変
    換するマイクロホン; 電気信号を受信し、音の信号をレシーバの 音の出口ポートを介して伝搬させるレシーバ;マイクロ
    ホンおよびレシーバを包囲するシ ェル; レシーバとシェルの音の出口ポートの間に ハウジングを有し、このハウジングが室内および室内表
    面ならびにレシーバとシェルの音の出口ポートの間の通
    路の中心軸を決定し;ハウジングの室内の一部を遮蔽す
    る第1邪 魔板がハウジングの室内表面から内側に拡がり; 少なくとも第2の邪魔板がハウジングの室 内表面から内側に拡がり、この第2邪魔板が中心軸に沿
    つて第1邪魔板から所定の距離だけ変位し、この第2邪
    魔板がハウジングの室内を一部遮蔽し、それによつて邪
    魔板がシェルの音の出口ポートからレシーバに向つて移
    動する耳垢のために捩れた道を形成する ことを特徴とする補聴器。 16.さらに第3邪魔板が中心軸に沿つて第2邪魔板か
    ら所定距離だけ変位してハウジングの室内表面から内側
    に拡がる請求項15記載の補聴器。 17.ハウジングが直線的円筒からなる請求項16記載
    の補聴器。 18.ハウジングが熱可塑性プラスチックからなる請求
    項16記載の補聴器。 19.邪魔板が熱可塑性プラスチックからなる請求項1
    8記載の補聴器。 20.邪魔板がさらに耳の分泌物に対し付着力の低い被
    覆を有する請求項19記載の補聴器。 21.バリヤの掃除または取替えを可能にするためバリ
    ヤをシェルから除去しうる請求項15記載の補聴器。 22.第2邪魔板が中心軸に沿つて第1邪魔板から少な
    くとも0.127mm(0.005インチ)変位し、第
    3邪魔板が第2邪魔板から少なくとも0.127mm(
    0.005インチ)、第1邪魔板から少なくとも0.2
    54mm(0.01インチ)変位している請求項16記
    載の補聴器。 23.ハウジングが横断面を決定し、第1邪魔板が中心
    軸に対しほぼ垂直にハウジング室内の第1遮蔽範囲およ
    び第1開放範囲を決定し、第2邪魔板が中心軸に対しほ
    ぼ垂直にハウジング室内の第2遮蔽範囲および第2開放
    範囲を決定し、その際第2遮蔽範囲が第1開放範囲の少
    なくとも一部を含む請求項16記載の補聴器。 24.ハウジングの前記横断面がほぼ円を仕切る外周を
    有する請求項26記載の補聴器。 25.少なくとも2つの邪魔板がそれぞれ外周を決定し
    、その少なくとも一部がハウジングの横断面の形をほぼ
    決定する請求項23記載の補聴器。 26.少なくとも2つの邪魔板がそれぞれほぼクサビを
    決定する請求項24記載の補聴器。 27.少なくとも2つの邪魔板がそれぞれほぼクサビ形
    のギャップを有するデイスクを決定する請求項24記載
    の補聴器。 28.それぞれの邪魔板が中心軸からハウジングの室内
    表面へ拡がる多数のスポークを決定する請求項24記載
    の補聴器。 29.耳道と音響的に連通するポートを有するハウジン
    グが室内表面および耳道と連通する音の通路を仕切る室
    内空間を有し、多数の軸方向に変位した邪魔板がハウジ
    ングの室内表面から内側に拡がり、この邪魔板が耳道か
    らハウジングのポートへ移行する耳垢に捩れた通路を与
    えるように、互いに組合わされていることを特徴とする
    耳垢バリヤ。 30.邪魔板が中実材料からなる請求項29記載の耳垢
    バリヤ。 31.邪魔板が半透材料からなる請求項29記載の耳垢
    バリヤ。
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