JPH0235770A - 半導体メモリ装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体メモリ装置及びその製造方法

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JPH0235770A
JPH0235770A JP63185920A JP18592088A JPH0235770A JP H0235770 A JPH0235770 A JP H0235770A JP 63185920 A JP63185920 A JP 63185920A JP 18592088 A JP18592088 A JP 18592088A JP H0235770 A JPH0235770 A JP H0235770A
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Japan
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conductivity type
type semiconductor
semiconductor layer
layer
forming
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Application number
JP63185920A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Matsuyama
和弘 松山
Masanori Fukumoto
正紀 福本
Mitsuo Yasuhira
光雄 安平
Toshiki Yabu
俊樹 薮
Yoshiyuki Iwata
岩田 栄之
Yohei Ichikawa
洋平 市川
Takatoshi Yasui
安井 孝俊
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/37DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate
    • H10B12/373DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor being at least partially in a trench in the substrate the capacitor extending under or around the transistor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体記憶装置、特にダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ(以下DRAMと略記する)のメモ
リセルに関するものである。
従来の技術 現在、DRAMのメモリセルは、1個のトランジスタと
1個のキャパシタで形成されるものが主流となっている
。近年のDRAMの大容量化に伴い、メモリセルのサイ
ズの縮少が必須となシ、さまざまな構造のメモリセルが
提案されている。その中の1つにトレンチ・キャパシタ
と呼ばれるものがある。これは半導体基板に溝を設け、
その内面をキャパシタとするもので、従来の平面キャパ
シタに比べて、同じメモリセルのサイズでよシ多くの記
憶容量が得られるという特長がある。さらにメモリセル
のサイズをよシ縮少するために、トレンチ・キャパシタ
の上部にアクセス用トランジスタを設けた構造のメモリ
セルが提案されておシ、この構造を持つメモリセルとし
ては例えば特開昭61−4271号公報に示されている
第4図Φ)はこの従来のメモリセルの上面図を示すもの
であり、第4図(b)のH−H’に沿った断面図が第4
図(a)である。第4図(、)を参照すると、アクセス
用トランジスタ52が記憶用キャパシタ63の上部に重
ねて配置されている。記憶用キャパシタ63は多結晶シ
リコンなどからなるプラグ64から形成されており、プ
ラグ64は溝領域66中に配置されている。溝領域66
はp+シリコンまたは他の適当な半導体物質からなる濃
くドープされた基板66にエツチングにより形成された
ものである。多結晶プラグ64は、高誘電率をもつ絶縁
層67により基板66とは隔離されている。アクセス用
トランジスタ62は、ソース68とドレイン69とチャ
ンネル領域6oとゲート電極61とからなり、記憶用キ
ャパシタ63の上方に配置されて、S z 02のよう
な絶縁物からなる層62によって記憶用キャパシタ63
から絶縁されている。
58.59.60の領域は絶縁層62上の多結晶シリコ
ン層がレーザ等により溶融再結晶化して形成された単結
晶シリコン領域に形成されたものである。アクセス用ト
ランジスタ52のソース58は、記憶用キャパシタ63
の一方の電極を形成するプラグ54に直接接続される。
そして基板66が、記憶用キャパシタ53の対向電極を
なす。
特にDRAMセル61のようなメモリセルのアレイでは
、基板66がすべてのセルの共通の対向電極をなす。ソ
ース58とドレイン69とチャンネル領域60とが形成
されてなる再結晶領域は、SiO2などの絶縁物からな
る絶縁層63によって、他のDRAMセル61の再結晶
領域から絶縁される。最後にゲート電極61をとり囲む
絶縁層66を貫通して、アルミニウムまたは他の適当な
導電物質からなる金属線64がドレイン領域59に接続
される。ゲート電極61はワード線に接続されている。
ソース68とドレイン69はn+型である。ゲート電極
61とプラグ64は共にn+型多結晶性をもつ。チャン
ネル領域6oはp−、型である。基板56はp+型であ
る。
第4図(b)にはアクセス用トランジスタ62のレイア
ウトと、プラグ64が形成されている溝領域66とその
レイアウトの相対的な位置が示されている。金属線64
が接点用孔66により絶縁層66を貫通している状態が
示されている。また、接点用孔67の輪郭が示されてお
シ、この接点用孔67によってソース68は絶縁層62
を貫通し多結晶シリコンのプラグ64と接続する。第4
図(b)を参照すると、セル面積が有効に活用されてい
ることがわかる。
以上のように構成された従来のメモリセルにおいて、D
RAMセル61は金属線64を介してドレイン69に印
加される0または6vのどちらかの電位を持っている。
尚、ドレイン69はセル51においてはビット線として
働く。また、ドレイン69に0まだは6vの電圧が加え
られると同時に、アクセス用トランジスタ52を導通さ
せるためにゲー)61に6vの電圧が加えられる。こう
して、基板66がアース電位にある場合、ドレイン69
とゲート電極61の両方に6vを加えることにより、5
vからアクセス用トランジスタ62のしきい値電圧を差
し引いた電圧が電極54にチャージされて記憶用キャパ
シタ63に2進「1」が書き込まれる。またゲート電極
61に6vを加え、ドレイン59に0■を加えることに
より電極64にほぼoVがチャージされ1,2進「0」
が記憶用キャパシタ63に書き込まれる。さらに、それ
らの2進状態はゲート電極に6vを加えることにより読
み取られる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、記憶用キャパシタ63の
絶縁層57に加わる電圧が2進「o」記憶状態では約O
V、2進「1」記憶状態では約6Vと異なり、長期的な
動作信頼性の点からみて絶縁層67の耐圧の劣化が起こ
りやすいという問題点を有していた。
また、アクセス用トランジスタ62におけるドレイン6
9.チャンネル60.ソース68の再結晶化の際、単結
晶の種が存在しないため、結晶面方位が揃わず、しきい
値電圧にばらつきが生じるという問題点を有していた。
また、アクセス用トランジスタ62のチャンネル6oに
一定の電位を与える事ができないので、しきい値電圧が
変化するなど動作が不安定であるという問題点を有して
いた。
本発明は上記問題点を解決するもので、2進「0」記憶
状態と2進「1」記憶状態における容量絶縁膜に加わる
電圧を等しくし、耐圧の劣化が少なく長期的な信頼性の
高いメモリセルを提供し、さらに、アクセス用トランジ
スタのドレイン、チャンネル、ソース、基板を単結晶で
構成し、またチャンネル及び基板に一定の電位を与える
事ができる様な構成とすることによって、特性が秀れ、
かつ安定した動作を行うアクセス用トランジスタを備え
たメモリセルを提供し、また溝の形状に工夫を施す事に
よって、より多くの容量が得られるメモリセルを提供す
る事を目的とする。
課題を解決するだめの手段 この目的を達成するために本発明のメモリセルにおいて
は、単結晶の第1導電型半導体基板内のメモリセルを形
成する部分に、第2導電型半導体員を形成し、上記第2
導電型半導体層に、溝内に第2導電型半導体層の一部が
島状に残る様な形状の溝を設け、上記溝の内面に容量絶
縁膜を形成し、さらに容量絶縁膜が形成された溝内に不
純物が多量に導入された第2導電型電荷蓄積層を形成し
て記憶用キャパシタを構成している。記憶用キャパシタ
の上部には絶縁層が形成され、さらにその上部にアクセ
ス用トランジスタが形成されている。
アクセス用トランジスタは絶縁層上部に上記絶縁層の一
部を除去する事により露出した上記第2導電型半導体層
を種結晶としてラテラルシーディングエピタキシャル法
によってビット線方向に連続して形成された単結晶の不
純物濃度の高い第1導電型半導体層と、その上部にエピ
タキシャル法によってビット線方向に連続して形成され
た単結晶の第1導電型半導体層と、この第1導電型半導
体層に形成された第2導電型のソース・ドレインと、ソ
ースと溝内に形成された第2導電型電荷蓄積層とを電気
的に接続するために上記絶縁層と、上記ラテラルシーデ
ィングエピタキシャル法及びエピタキシャル法によって
形成された第2導電型半導体層を貫通する様に形成され
た第2導電型層と、ゲート酸化膜とワード線とから構成
されている。
ドレインにはビット線が電気的に接続されている。
アクセス用トランジスタの基板を構成する」二相ラテラ
ルシーディングエビタキ7ヤル法及びエピタキシャル法
によって形成された第2導電型半導体層は、異なるビッ
ト線に属するアクセス用トランジスタ間ではビット線方
向に形成された絶縁層により相互に電気的に絶縁されて
いる。
この発明によるメモリセルの製造方法は、第1導電型半
導体基板のメモリセル形成部に第2導電型半導体層を形
成する工程と、上記第2導電型半導体層に、第1の溝内
に上記第2導電型半導体層の一部が島状に残る様な形状
の上記第1の溝を設ける工程と、上記第1の溝の表面に
濃度の高い第2導電型不純物を導入する工程と、上記第
1の溝の表面に容量絶縁膜を形成する工程と、上記第1
の溝内に不純物濃度の高い第2導電型電荷蓄積層を形成
する工程と、上記の複数の工程により形成された記憶用
キャパシタの上部に絶、縁層を形成する工程と、上記絶
縁層に、単結晶を成長させるために単結晶の上記第2導
′賀型半導体層を露出させる第2の溝と、アクセス用ト
ランジスタのソースと上記第1の溝内に形成された第2
の導電型電荷蓄積層とを電気的に接続させるための第3
の溝を設ける工程と、上記絶縁層上に、露出された上記
単結晶の第2導電型半導体層を種結晶としてラテラルシ
ーディングエピタキシャル 物濃度の高い第1導電型半導体層を形成する工程と、上
記第1導電型半導体層の上部に不純物濃度の低い第1導
電型半導体層をエピタキシャル法によー〕て形成する工
程と、上記ラテラルシーディングエピタキシャル法とエ
ピタキシャル法によってそれぞれ形成された第1導電型
半導体層のうち、異なる番地に対応したビット線に接続
されたアクセス用トランジスタの基板を相互に電気的に
絶縁するための領域をビット線方向に選択的に除去して
第4の溝を形成する工程と、上記第4の溝を絶縁層で埋
め込む工程と、上記アクセス用トランジスヨのソースと
、上記第2心電型半導体層の上記第1の溝内に形成され
た第2導′直型電荷蓄積層を電気的に接続するために上
記記憶用キャパシタの上部に形成された絶縁1四に設け
られた上記第3のiMt内及びその上方の上記ラテラル
シーディングエピタキシャル法でそれぞれ形成された第
1導電型半導体層をイオン注入により第2導電型層に変
換する工程と、上記不純物濃度の低い第1導電型半導体
層の上部にゲート酸化膜とワード線を形成する工程と、
上記不純物濃度の小さい第17#電型半導体層に第2導
電型のドレインと、上記イオン注入により変換された第
2導電型層に電気的に接続されるように形成された第2
導電型のソースを設ける工程と、上記アクセス用トラン
ジスタの上部に絶縁層を形成する工程と、上記アクセス
用トランジスタの上部に設けられた絶縁層にド1/イン
とビット線の電気的接続をとるだめのコンタクトホール
を設ける工程と、上記コンタクトホールを埋め込みドレ
インと電気的接続を行うビット線を形成する工程とから
構成されている。
作   用 この構成によって第1心電型半導体b%板を接地し、そ
のメモリセルを形成する部分に設けられた第2導市型半
導体層に、2進rOJと「1−」の中間の電圧を加える
事により、2進1−oJ+r’Jを記憶保持する際にそ
れぞれ容量絶縁膜に加わる電圧がほぼ等しくなる。その
結果1.従来に比べて加わる最大の電圧が低くなるので
容量絶縁膜の耐圧の劣化が少なく信頼性が高くなる。ま
た、アクセス用トランジスタのソース、ドレイン、チャ
ンオル、基板の半導体、轡が結晶面方位の揃った小結晶
で構成されるので特性の秀れたアクセス用トランジスタ
が提供される。また絶縁層上にラテラルシーディングエ
ピタキンヤル法によって形成された不純物濃度の高い第
1導電型半導体層はビット線方向に連続して形成されて
いるので、メモリセルアレイの端部より一定の電位を供
給する事が可能となり、しきい1ffH1i:圧のばら
つきが低減されアクセス用トランジスタの安定した動作
が可能となる。
実施例 以F本発明の実施例について、図面を911イしながら
説明する。第1図(b)は本発明の第1の実施例におけ
るメモリセルの上面図、第1図(a)は第1図(b)の
A−A/に沿った断面図、第1図(c)は記憶用キャパ
シタの溝の形成を説明するだめの上面図である。
第1図(、)において、P型半導体基板1内のメモリセ
/v8Qを形成する部分にN型半導体層2が形成されて
いる。N型半導体層2には溝内にN型半導体層2の一部
が島状に残るような溝2oが形成されている。溝2Qを
上面から見ると第1図(C)の様な形状となっている。
溝2oの表面にはイオン注入あるいは拡散などによυN
 層3が形成される。溝200表面には容量絶縁膜4が
形成され、容111絶縁膜4が形成された溝20内には
N 型電荷蓄積層5が形成されている。以上に述べた各
要素によってキャパシタ19が形成される。キャパシタ
19の上部にはアクセス用トランジスタ81が形成され
ている。アクセス用トランジスタ81は絶縁層6の上部
に下から順に形成さハるP+型半導体層ア、P型半導体
層8.ゲート酸化膜10゜ワード線11とP型半導体層
8に形成されたN+型のソース12とドレイン13から
構成されている。P 型半導体層7とP型半導体層8は
ビット線方向に連続して形成されているが、異なる番地
のビット線に接続された複数のアクセス用トランジスタ
の基板を構成する戸型半導体層7.P型半導体層8とは
電気的に絶縁されている。P3R層ら、  P  型半
導体層7.  P型半導体層8を貫通するように形成さ
れたN+。層9によってアクセス用トランジスタ81の
ソース12とN 型電荷蓄積層5がコンタクト17を介
して電気的に接続されている。アクセス用トランジスタ
81の上部ニは絶縁層16が設けられ、絶縁層15には
コンタクトホールが形成されて、ビット線16とドレイ
ン13がビット線コンタクト18を介して電気的に接続
されている。
次に本発明のメモリセルの製造方法について図面を参照
しながら説明する。第2図(a)〜(i)は本発明のメ
モリセルの製造方法を示す断面図であり、第31図(a
)〜(q)はその上面図である。まずP型半導体基板1
内のメモリセルを構成する部分にヒ素。
リンなどの゛イオン注入とドライブインの工程などによ
りN型半導体層2が形成される〔第2図(a)参照〕。
次に、N型半導体j〜2の上面にS z O221が堆
債され、S 10221上にレジストが形成され、パタ
ーニングされた後、レジストをマスクとしてS z、 
0221が異方性エツチングにより除去される。
レジストを除去した後、今度はSi○221をマスクと
してN型半導体層2に溝20が異方性エツチングにより
形成される〔第2図(b)及び第3図(a)参照〕。そ
して、溝内に島状に残すN型半導体層2の上方の部分以
外の領域にレジスト22のバタンを形成する〔第2図(
C)及び第3図(b)参照〕。このレジスト22をマス
クとしてS s 0221とN5半導体層2を異方性エ
ツチングし、レジスト22を除去すると、第2図(d)
に示すような溝2oが形成される。N型半導体層2の溝
20内の表面にイオン注入又はPOCe3拡散などの方
法でN 層3を形成した後、溝2oの表面に容量絶縁膜
4を形成する〔第2図(e)参照〕。この容量絶縁膜4
は酸化膜であってもよいし、酸化膜−窒化膜一酸化膜の
3層構造の膜、あるいは酸化タンクルなどの高誘電率の
膜であってもよい。次に、溝内にN型不純物を多量に混
入したポリシリコンを堆積し、エッチパックして溝2Q
内にN 型電荷蓄積層6を形成する〔第2図(f)及び
第3図(C)参照〕。そして、絶縁層6を形成した後、
単結晶の戸型半導体層7を形成するために単結晶部を露
出させる溝31とキャパシタ19とアクセス用トランジ
スタ81の電気的コンタクトをとるための溝23が形成
される〔第2図(q)及び第3図(d)参照〕。
次に溝31によって露出した単結晶を種としてラテラル
シーディングエピタキシャル法によってP型不純物が多
量に混入された単結晶からなるP+型半導体層7が形成
される。その後エピタキシャル法によって単結晶からな
る不純物濃度の低いP型中導体層8を形成する。そして
異なる番地のビット線に接続されたアクセス用トランジ
スタの基板を相互に電気的に絶縁するだめの溝100を
ビット線方向に設けるためにP+型半導体層7とP型中
導体層8を除去し、溝100内に絶縁膜3゜を埋め込む
〔第2図(h)及び第3図(e)参照〕。この工程によ
り異なる番地のビット線に接続されるアクセス用トラン
ジスタ81の基板は相互に電気的に絶縁される。
次に、キャパシタ19とアクセス用トランジスタ81を
電気的に接続するだめの溝23の上方の領域のみが露出
する様にレジストをパターニングし、N型不純物をイオ
ン注入してN+層9を形成する〔第2図(i)参照〕。
レジストを除去した後ゲート酸化膜10を形成し、ポリ
シリコン又は金属又はその化合物からなるワード線11
を形成する。
その後ソース12.ドレイン13を形成する領域及びワ
ード線11の領域が露出する様にレジストをパターニン
グし、N型不純物をイオン注入してP型中導体層8にN
型ソース12とドレイン13を形成する〔第2図(D及
び第3図(f)参照〕。第3図(f)で妊わかりやすい
様にゲート酸化膜1oは描いていない。
最後に、絶縁層15を形成した後、ドレイン13とビッ
ト線16の電気的コンタクトをとるための穴を開孔し、
金属又はその化合物からなるビット線16を形成してメ
モリセル8oが完成する〔第1図(a)及び第3図(q
)参照〕。
以上の様に構成されたメモリセルについて以下その動作
を説明する。電荷はビット線16.ビット線コンタクト
18.ドレイン13.チャンネル14、ソース12.N
 層9.コンタクト17を通ってN+型重電荷蓄積層5
蓄積される。P+型半導体M7の存在により、同じビッ
ト線16に属するメモリセル8oのN+層9間に寄生M
O3効果は発生しない。P型半導体基板にはOvが、キ
ャパシタ19のセルプレートとなるN+層3及びN型半
導体層2には2進rOJと1の中間の電圧(例えば1.
esV)が、P+型半導体層7及びP型半導体N8には
Ovないしそれよシも若干低い電圧が加えられている。
ワード線11は、アークセス用トランジスタ81のゲー
トの役割も果たしている。メモリセル8oに2進「1」
を書き込む場合はビット線16に高電圧(例えば3V)
を加え、ワード線11に高電圧(例えば4V)を加える
すると電子がN+型重電荷蓄積層5らコンタクト17N
+層9.ソース12.チャンネル14.ドレイン13.
ビット線コンタクト18.ビット線16を通して引き抜
かれる。そしてワード線を低電圧(例えばQV)にする
と、N型半導体層2よりもN+型重電荷蓄積層6方が約
1.6v高くなり、メモリセル8oに2進「1」が書き
込まれる。メモリセル80に2進「○」を書き込む場合
はビット線16に低電圧(例えばoV)を加え、ワード
線11に高電圧(例えば4V)を加える。これにより電
子がビット線16から2進「1」書き込みの際と反対の
経路をたどってN+型重電荷蓄積層5蓄えられる。そし
てワー ド線11を低電圧(例えばoV)にすると、N
型半導体層2よりもN+型重電荷蓄積層5方が約1.5
v低くなり、メモリセ/I/80に2進「○」が書き込
まれる。
さらに、これらの2進状態はワード線11に高電圧(例
えば4V)を加える事により読み取られる。また異なる
ビット線16に属するアクセス用トランジスタ810チ
ヤンネル14は絶縁膜3゜により相互に電気的に絶縁さ
れているのでワード線11に高電圧を加えだ時ビット線
16には正しく情報が読み出される。
以上のように本実施例によれば、N型半導体層2に2進
rOJと「1」の中間の電位を加える事により、2進r
OJと「1」の記憶状態における容量絶縁膜4に加わる
電圧がほぼ等しくなるので、従来例に比べて容量絶縁膜
4に加わる最大電圧が低くなり、耐圧の劣化が少なくな
り、長期的な信頼性が向上する。またアクセス用トラン
ジスタ81の基板である、P+型半導体層7とP型半導
体層8が面方位の揃った単結晶で構成されると同時にメ
モリセルアレイの端部より一定の電圧を印加させる事が
できるので、しきい値電圧のばらつきの少ない秀れた特
性が得られ、安定した動作が可能となる。まだ、溝20
の形状に工夫を施す事により従来に比べてキャパシタ1
9の表面積が大1幅に増加するので記憶容量も大幅に増
加し、DRAMとしての動作が非常に有利となる。また
、N+型重電荷蓄積層6容量絶縁膜4によって憂われて
いるのでα線により誘起されるソフトエラーにも強い。
なお、P型をN型に、P+型をN+型にそれぞれ置き換
えてもよい。まだ、アクセス用トランジスタ81はLD
D構造としてもよい。
発明の効果 以上の様に本発明においても、第1導電型半導体基板内
のメモリセルを構成する部分に第2導′准型半導体層を
設け、上記第2導電型半導体層にtuftを設けた後、
上記溝の表面に容量絶縁膜を形成し、上記溝内に不純物
濃度の濃い第2導′准型電荷蓄積層を設けてキャパシタ
を構成し、上記第24′准型半導体層に2進rOJと1
1」書き込みの中間の電圧を加える事により、2進「○
」記憶状態と2進「1」記憶状態における上記容量絶縁
膜に加わる電圧を等しくし、耐圧の劣化が少なく長期的
な信頼性の高い秀れたメモリセルを実現する事ができる
また、本発明はアクセス用トランジスタの基板をラテラ
ルシーディングエピタキシャル法ニよって形成された面
方位の揃った単結晶の不純物濃度の高い第1導電型半導
体層と、エピタキシャル法によって形成された面方位の
揃った単結晶の第1導電型半導体層とで構成する事によ
り、しきい値電圧のばらつきが少なく、特性の秀れたア
クセス用トランジスタを構成要素とする秀れたメモリセ
ルを実現できるものである。
さらに本発明はアクセス用トランジスタの基板となる上
記ラテラルシーディングエピタキシャル法によって形成
された不純物濃度の高い第1導電型半導体層と、上記エ
ピタキシャル法によって形成された第1導電型半導体層
をビット線方向に連続して形成し、メモリセルの端部か
ら一定の電圧を供給する様な構成とする事により、安定
した動作を行うアクセス用トランジスタを構成要素とす
る秀れたメモリセルを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(′b)は本発明の第1の実施例におけるメモリ
セルの上面図、第1図(a)は第2図(b)のA−A/
に沿った断面図、第1図(C)はメモリセルを構成する
キャパシタの溝の上面図、第2図(a)〜<+)は本発
明の第1の実施例におけるメモリセルの製造工程を示す
断面図、第3図(、)〜(q)は本発明の第1の実施例
におけるメモリセルの製造工程を示す上面図で、第2図
(bL (cL (fL (qL虞L (])はそれぞ
れ第3図(a)、 (b)、 (C)、 (d)、 (
e)、 (f)のそれぞれB−B/、C−C/ 、 D
−D/、 E−E’、 F−F’、 G−G’に沿った
断面図、第4図(b)は従来のメモリセルの上面図、第
4図(a)は第4図(b)のH−H/に沿った断面図で
ある。 1・・・・・・P型半導体基板、2・・・・・・N型半
導体層、半導体層、9・・・・・・N 層、10・・・
・・・ゲート酸化膜、11・・・・・・ワード線、12
・・・・・・ソース、13・・・・・・ドレイン、14
・・・・・・チャンネル、15・・・・・・絶縁層、1
6・・・・・ピント線、17・・・・・・コンタクト、
18・・・・・・ビット線コンタクト、19・・・・・
・キャパシタ、2゜・・・溝、21・・・・・・S10
 22・・・・・・レジスト、232′1 ・・・・・・溝、30・・・・・・絶縁膜、31・・・
・・・溝、80・・・・・・メモリセル、81・・・・
・・アクセス用トランジスタ、10Q・・・・・・溝。 代理人の氏名 弁理士 粟 野 重 孝 ほか1名図 8I72てごζ肩トランジスタ 第 図 富 図 22I/シス上 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型半導体基板に設けられた第2導電型半
    導体層と、上記第2導電型半導体層に設けられた溝と、
    上記溝内部の表面に設けられた高誘電率の容量絶縁膜と
    、上記容量絶縁膜の設けられた上記溝内部に、設けられ
    た第2導電型電荷蓄積層とからなるキャパシタを有し、
    上記第2導電型半導体層に、上記キャパシタに2進「0
    」を書き込む場合の電圧と2進「1」を書き込む場合の
    電圧の中間の電圧を印加する事を特徴とする半導体メモ
    リ装置。
  2. (2)第2導電型半導体層に設けられた溝が、溝内に上
    記第2導電型半導体層の一部が島状に残る様な形状であ
    る事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体
    メモリ装置。
  3. (3)メモリセルのアクセス用トランジスタの基板が、
    メモリセルのキャパシタ上に形成された一部を除去され
    た絶縁層上にビット線方向に連続して形成され、上記基
    板は異なる番地の上記ビット線に属する上記アクセス用
    トランジスタ間では、ビット線方向に形成された絶縁層
    により相互に電気的に絶縁され、メモリセルアレイの端
    部で、上記アクセス用トランジスタの基板に一定の電圧
    を供給し、上記アクセス用トランジスタのソースと、上
    記キャパシタの電荷蓄積層とが上記キャパシタ上に形成
    された絶縁層の除去された部分を介して電気的に接続さ
    れている事を特徴とする半導体メモリ装置。
  4. (4)第1導電型半導体基板のメモリセル形成部に第2
    導電型半導体層を形成する工程と、上記第2導電型半導
    体層に、第1の溝内に上記第2導電型半導体層の一部が
    島状に残る様な形状の上記第1の溝を設ける工程と、上
    記第1の溝の表面に濃度の高い第2導電型不純物を導入
    する工程と、上記第1の溝の表面に容量絶縁膜を形成す
    る工程と、上記第1の溝内に不純物濃度の高い第2導電
    型電荷蓄積層を形成する工程と、上記の複数の工程によ
    り形成された記憶用キャパシタの上部に絶縁層を形成す
    る工程と、上記絶縁層に、単結晶を成長させるために単
    結晶の上記第2導電型半導体層を露出させる第2の溝と
    、アクセス用トランジスタのソースと上記第1の溝内に
    形成された第2導電型電荷蓄積層とを電気的に接続させ
    るための第3の溝を設ける工程と、上記絶縁層上に、露
    出された上記単結晶の第2導電型半導体層を種結晶とし
    てラテラルシーディングエピタキシャル法によって不純
    物濃度の高い第1導電型半導体層を形成する工程と、上
    記第1導電型半導体層の上部に不純物濃度の低い第1導
    電型半導体層をエピタキシャル法によって形成する工程
    と、上記ラテラルシーディングエピタキシャル法とエピ
    タキシャル法によってそれぞれ形成された第1導電型半
    導体層のうち、異なる番地に対応したビット線に接続さ
    れたアクセス用トランジスタの基板を相互に電気的に絶
    縁するための領域をビット線方向に選択的に除去して第
    4の溝を形成する工程と、上記第4の溝を絶縁層で埋め
    込む工程と、上記アクセス用トランジスタのソースと、
    上記第2導電型半導体層の上記第1の溝内に形成された
    第2導電型電荷蓄積層を電気的に接続するために上記記
    憶用キャパシタの上部に形成された絶縁層に設けられた
    上記第3の溝内及びその上方の上記ラテラルシーディン
    グエピタキシャル法とエピタキシャル法でそれぞれ形成
    された第1導電型半導体層をイオン注入により第2導電
    型層に変換する工程と、上記不純物濃度の低い第1導電
    型半導体層の上部にゲート酸化膜とワード線を形成する
    工程と、上記不純物濃度の小さい第1導電型半導体層に
    第2導電型のドレインと、上記イオン注入により変換さ
    れた導電型層に電気的に接続されるように形成された第
    2導電型のソースを設ける工程と、上記アクセス用トラ
    ンジスタの上部に絶縁層を形成する工程と、上記アクセ
    ス用トランジスタの上部に設けられた絶縁層にドレイン
    とビット線の電気的接続をとるためのコンタクトホール
    を設ける工程と、上記コンタクトホールを埋め込みドレ
    インと電気的接続を行うビット線を形成する工程とを備
    えてなることを特徴とする半導体メモリ装置の製造方法
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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