JPH0235257Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、茶飲茶わん、湯のみ茶わん或は急須
等の茶器類の蓋装置に係るものである。

（従来技術と問題点） 従来、かかる茶器類の蓋のつまみ部分は、単に
蓋の開閉にだけ用いられているのが普通であるか
ら、形状的にも、蓋の開閉に適する、例えば丸味
をおびた構成のものが多く、非常に単調であつ
た。本考案は、蓋のつまみ部分に、宝石類を具え
た台座を交換自在にして、茶を飲みながら、好み
の宝石類を、日替り、週替り、月替り或は季節替
りに自在に楽しむことができるようにしたもので
ある。

（考案の構成作用） 符号１は茶器類２の蓋８の上側に設けた取付部
材である。この取付部材１の上端に螺合部３を設
け、その接続口４を露出させて埋設固定し、前記
螺合部３の下部には突出部９を形成する。符号５
は宝石類６を具えた台座であつて、この台座５に
は、突出螺合部７として雄ねじを構成して、前記
螺合部３、即ち雌ねじに、前記雄ねじを前記接続
口４から装入し、螺合接続して、前記台座５を前
記取付部材１の上側に取着自在の構成とする。第
１図及び第２図は茶飲茶わんに実施した例であ
り、第３図及び第４図は急須に実施した例を示
す。以上の実施例とは反対に、第５図に示すよう
に、接続部材３を雄ねじとし、また突出部を雌ね
じとして構成してもよいことはもちろんである。

（考案の効果） 本考案は、以上の通りであるので、第１に特徴
的なことは、螺合部３の下部に突出部９を設けて
あるので、宝石に触れることなく、この突出部９
によつて蓋の取り外しを行えることである。そし
て各種の宝石類を具えた複数の台座を用意してお
けば、その時々の好みに応じて、茶器類のつまみ
部分に宝石類を、随時備えさせることができ、宝
石を生活に密着させて楽しむことができる。本考
案は、特に外出のままならない身体の不自由な
人々に対して、最高のよろこびを与えることがで
きる外、宝石と茶器類を合致させて製造販売でき
るという商売上の利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第４図は例示的茶器類の正面図、第
２図及び第３図は、夫々の要部断面説明図であ
る。第５図ａ，ｂは他の実施例を示す接続部の説
明である。 符号１……つまみ、２……茶器、３……接続部
材、４……接続口、５……台座、６……宝石類、
７……突出螺合部、８……蓋、９……突出部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 茶器類の上側に、上端に螺合部を設け、その下
   部に突出部を設けた取付部材を構成すると共に宝
   石を固定し、螺合部を設けた台座と、前記取付部
   材とを、前記螺合部と螺合部の接続によつて着脱
   に構成した茶器類の蓋装置。