JPS6036129Y2 - 急須 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は湯茶を注ぐ急須に関するものである。

従来の急須は取手１個、注ぎ口１個で、その取付力は、
急須の注ぎ口を手前にして向って右側９０度の位置に取
手があるため、左ききの人が茶を注ぐには不便である。

又、湯茶のはいった急須を人から人へ渡す場合にも直接
には渡し難い。

これらの不便を除去するためには、取手を注ぎ口の両側
に１個づつ付けることが考えられるが、従来の急須のよ
うに注ぎ口と取手のなす角度がほぼ９０度に付けられた
のでは急須に安定感がなく、又、茶器としての趣に欠け
るところがある。

この考案は、上記の欠点を除去することを目的とする。

この考案の一実施例を図面にもとづいて説明すると、注
ぎ口１と取手２，３の中心線が急須の中央で交わる夫々
の角度が１２０度で、注ぎ口の付根４及び取手の付根５
，６の中点が正三角形の各頂点の位置にある。

即ち、３個の付根の位置が鼎の足の如く取り付けてるこ
とを特徴とした急須である。

この考案は上述の如く、左ききの人や、急須の受渡しに
便利であり、形にも安定感がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の平面図。 第２図は斜視図。である。 １・・・・・・注ぎ口、２，３・・・・・・取手、４・
・・・・・注ぎ口の付根、５，６・・・・・・取手の付
根。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ２個の取手と、１個の注ぎ口をそれぞれ１２０度の位置
   に取り付けた急須。