JPH0234877Y2 - - Google Patents

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JPH0234877Y2
JPH0234877Y2 JP1986130037U JP13003786U JPH0234877Y2 JP H0234877 Y2 JPH0234877 Y2 JP H0234877Y2 JP 1986130037 U JP1986130037 U JP 1986130037U JP 13003786 U JP13003786 U JP 13003786U JP H0234877 Y2 JPH0234877 Y2 JP H0234877Y2
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JP
Japan
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blind
blade
plate
blades
conductive material
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JP1986130037U
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JPS6336099U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、複数の翼板の列より成るブライン
ド、すなわち横型ブラインドまたは縦型ブライン
ドを、外部から室内に入来する電磁波のシールド
として使用するようにした電磁波シールドブライ
ンドに関するものである。
〔考案の背景〕
最近、空中を飛来する電磁波が室内に入来し
て、室内のテレビ或いはラジオに雑音を生じた
り、或いは室内に設置されているコンピユーター
に影響を与えたりすることが、しばしば生ずる。
このような電磁波の入来によつて悪影響を受ける
機器を設置してある室は、その壁面の表面或いは
内部に導電層を設けて、これをアースに接続する
ことにより、電磁波をシールドすることはできる
が、これでは、室に設けられた窓等の開口部を通
つて入来する電磁波をシールドすることはできな
い。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、室の窓に設置されるブライン
ドを利用して、上記の如き電磁波の室内への入来
を阻止して、室内に設置された機器への電磁波の
悪影響を防止するようにした電磁波シールドブラ
インドを提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案による電磁波シールドブラインドは、各
翼板をアルミニウム等の金属板により構成し、各
翼板を導電性材料のコードにより電気的に接続す
るとともに、これらの翼板をアースに接続する手
段を設けたことを特徴とするものである。
本考案による電磁波シールドブラインドは、少
なくとも2本の梯子形支持コードにより各翼板を
水平に支持し、その下端を下板に固定し、各翼板
に設けられた挿通孔を通つて上部箱体内に導びか
れた昇降コードを操作することにより、ブライン
ドの昇降を行なう横型ブラインドにも、或いは上
部レールに沿つて、摺動可能なランナーに翼板を
吊下げ、適宜の操作手段によつて翼板を開閉及び
回動する縦型ブラインドにも適用できる。横型ブ
ラインドにおいては、昇降コードを金属テープ等
の導電材により構成することによつて、或いは各
翼板の側縁部を接続する金属のチエーン等の導電
材を設けることによつて、各翼板を電気的に接続
し、これらの翼板の少くとも1つをアースに接続
する手段を設ければよい。また、縦型ブラインド
においては、各翼板を金属等の導電材により順次
に電気的に接続し、これをアースに接続する手段
を設ければよい。また、縦型ブラインドにおいて
は、全閉時にそれぞれの翼板を互に電気的に接続
する接点を各翼板に設け、且つブラインドの一端
に、全閉時に最端の翼板に電気的に接続するアー
ス接点を設けるようにしてもよい。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案を横型ブラインドに適用して実
施例を示し、図中、1はアルミニウム等の金属板
により構成された水平翼板、2は下板、3は上部
箱体を示す。翼板は、少くとも2本の梯子形支持
コード4により水平に支持され、その下端は下板
2に固定される。第2図に示すように、昇降コー
ド5が各翼板に設けられた挿通孔を通つて上部箱
体3内に導かれ、この昇降コードを操作すること
によりブラインドの昇降が行なわれる。
第2図に示す実施例においては、昇降コード5
は金属テープ等の導電材により構成され、これに
よつて、各翼板は電気的に接続され、且つ上部箱
体3にも電気的に接続され、この上部箱体3は第
1図に示すようにアース6に接続される。
第3図は、昇降コードは導電材により構成しな
いで、昇降コードとは別に、各翼板1を電気的に
接続する導電性コード7を設けた実施例を示す。
この導電性コードは、第3図に示すように、翼板
の中央に設けないで、翼板の側縁部に配置して、
これにより各翼板を電気的に接続するようにして
もよい。このような実施例を第4図イ,ロに示
す。これらの図中、8は導電性コードを示す。
第5図は本考案を縦型ブラインドに適用した実
施例を示し、図中、10は上部レール、11は該
レールに沿つて摺動可能なランナー、12は各ラ
ンナーから吊り下げられた金属等の適当な導電材
によりつけられた翼板、13は各翼板の下端にと
りつけられた金属製のバランスウエイト、14は
翼板下部にとりつけられたバランスウエイトを順
次に接続するスペーサコード、15は翼板上部を
順次に接続するスペーサコードを示す。
第6図に示す実施例では、各翼板のバランスウ
エイト13を接続するスペーサコード14は金属
等の導電材により形成され、また第7図に示す実
施例においては、各翼板の上部を順次に接続する
スペーサコード15は金属等の導電材により構成
される。
第8図はブラインド全閉時に、それぞれの翼板
を互に電気的に接続する接点16が各翼板に設け
られた実施例を示す。
第6図、第7図に示す実施例では各翼板は金属
製の上部レール10に電気的に接続され、該上部
レール10は第5図に示すようにアース17に接
続される。また、第8図に示す実施例では、上部
レールの一端に、ブラインド全閉時に翼板列の最
端の翼板の接点に電気的に接属するアース接点が
設けられる。
第9図は、上記の縦型ブラインドにおいて、各
翼板12の両側縁に折曲部18を設け、ブライン
ド全閉時に隣合う翼板の側縁が係合するようにし
た実施例を示す。これは、全閉時に翼板間に隙間
が生ずるのを防止して、翼板間を通つて電磁波が
漏れるのを防ぐ。
〔考案の効果〕
上述の説明からわかるように、本考案は、電磁
波が窓等の開口部を通つて室内に入来するのを防
止し、室内に設置された機器への電磁波の悪影響
を防止するようにした電磁波シールドブラインド
を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を横型ブラインドに適用した実
施例を示す正面図、第2図はその一部の斜視図、
第3図は第2図に示すものの変型例を示す斜視
図、第4図イ,ロは、それぞれ、第3図に示す実
施例のさらに他の2つの変型例を示す斜視図、第
5図は本考案を縦型ブラインドに適用した実施例
を示す正面図、第6図、第7図、第8図は、それ
ぞれ、第5図に示すブラインドの変型例を示す斜
視図、第9図は縦型ブラインドの翼板の他の実施
例を示す平面図である。 1……翼板、2……下板、3……上部箱体、4
……支持コード、5……昇降コード、6……アー
ス、7,8……導電性コード、10……上部レー
ル、11……ランナー、12……翼板、13……
バランスウエイト、14,15……スペーサコー
ド、16……接点、17……アース、18……折
曲部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに間隔を隔てて配置された複数の翼板を
    備え、これらの翼板を移動させてブラインドの
    開閉を行い、また、それぞれの翼板を回転する
    ことによつて遮光の調節を行うようにしたブラ
    インドにおいて、各翼板をアルミニウム等の金
    属板により構成し、各翼板を導電性材料のコー
    ドにより電気的に接続するとともに、これらの
    翼板をアースに接続する手段を設けたことを特
    徴とする電磁波シールドブラインド。 (2) 少なくとも2本の梯子形支持コードにより、
    各翼板を水平に支持し、その下端を下板に固定
    し、各翼板に設けられた挿通孔を通つて上部箱
    体内に導かれた昇降コードを操作することによ
    り、ブラインドの昇降を行う横型ブラインドに
    おいて、該昇降コードを金属テープ等の導電材
    により構成することにより、各翼板を電気的に
    接続するとともに、これらの翼板をアースに接
    続する手段を設けた請求項(1)記載の電磁波シー
    ルドブラインド。 (3) 少なくとも2本の梯子形支持コードにより、
    各翼板を水平に支持し、一端を下板に固定し、
    各翼板に設けられた挿通孔を通つて上部箱体内
    に導かれた昇降コードを操作することにより、
    ブラインドの昇降を行う横型ブラインドにおい
    て、各翼板の側縁部を金属チエーン等の導電材
    により電気的に接続し、これらの翼板をアース
    に接続する手段を設けた請求項(1)記載の電磁波
    シールドブラインド。 (4) 上部レールに沿つて、摺動可能なランナーに
    翼板を吊下げ、適宜の操作手段によつて翼板を
    開閉及び回動する縦型ブラインドにおいて、各
    翼板を金属等の導電材により接続し、該翼板を
    アースに接続する手段を設けた請求項(1)記載の
    電磁波シールドブラインド。 (5) 全閉時に、それぞれの翼板を互いに電気的に
    接続する接点を各翼板に設け、且つ上部レール
    の一端に、全閉時に最端の翼板に電気的に接続
    するアース接点を設けた請求項(4)記載の電磁波
    シールドブラインド。 (6) 各翼板の両側縁を折り曲げ、全閉時に隣合う
    翼板の側縁が係合するようにした請求項(4)また
    は(5)記載の電磁波シールドブラインド。
JP1986130037U 1986-08-26 1986-08-26 Expired JPH0234877Y2 (ja)

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JPS6336099U JPS6336099U (ja) 1988-03-08
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JP2006522245A (ja) * 2003-03-31 2006-09-28 ジョルン クラブ ホールディング エイピーエス ベネシャン・ブラインド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50660U (ja) * 1973-05-01 1975-01-07

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