JPH023458B2 - - Google Patents
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- JPH023458B2 JPH023458B2 JP57118717A JP11871782A JPH023458B2 JP H023458 B2 JPH023458 B2 JP H023458B2 JP 57118717 A JP57118717 A JP 57118717A JP 11871782 A JP11871782 A JP 11871782A JP H023458 B2 JPH023458 B2 JP H023458B2
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Landscapes
- Steroid Compounds (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体の流れで搬送される粒子について
電気インピーダンス測定及び光学測定を行ない粒
子を分析する装置に関するものである。
電気インピーダンス測定及び光学測定を行ない粒
子を分析する装置に関するものである。
25年以上も前にウオーレス ヘンリー クール
ターによつて発明された粒子の計数及びサイズ測
定原理は微粒子を電子的に計数、サイズ測定及び
多数の方法及び装置として実現されている。その
基本特許(米国特許第2656508号)においては、
粒子を懸濁流体中で走査しており、この既知の装
置では2つの容器中のそれぞれの懸濁流体中に電
極を懸垂して両容器間に直流電流を設定してい
る。両容器の液体は小孔を通してのみを連通さ
れ、従つて電流及び電界がその小孔内に設定され
る。小孔及びその周囲に発生する電界は感知区域
を構成する。各粒子が感知区域を通過すると、そ
の通過中感知区域のインピーダンスが変化し、こ
れにより感知区域の電流及び電界が変化し、この
変化がこの変化に応答するよう構成された検出器
に検出される。(“クールター”の名称は米国、フ
ロリダ州、ハイアリー所在のクールターエレクト
ロニクス社の登録商標(登録第995825号)であ
る)。上述の粒子分析装置は以後“インピーダン
ス感知式粒子分析装置”と称することにする。
ターによつて発明された粒子の計数及びサイズ測
定原理は微粒子を電子的に計数、サイズ測定及び
多数の方法及び装置として実現されている。その
基本特許(米国特許第2656508号)においては、
粒子を懸濁流体中で走査しており、この既知の装
置では2つの容器中のそれぞれの懸濁流体中に電
極を懸垂して両容器間に直流電流を設定してい
る。両容器の液体は小孔を通してのみを連通さ
れ、従つて電流及び電界がその小孔内に設定され
る。小孔及びその周囲に発生する電界は感知区域
を構成する。各粒子が感知区域を通過すると、そ
の通過中感知区域のインピーダンスが変化し、こ
れにより感知区域の電流及び電界が変化し、この
変化がこの変化に応答するよう構成された検出器
に検出される。(“クールター”の名称は米国、フ
ロリダ州、ハイアリー所在のクールターエレクト
ロニクス社の登録商標(登録第995825号)であ
る)。上述の粒子分析装置は以後“インピーダン
ス感知式粒子分析装置”と称することにする。
粒子搬送流について散乱光検出、けい光検出及
び光吸収検出のような光学測定を行なつて粒子を
分析する装置も多数開発されている。これらの粒
子分析装置は以後“光学式粒子分析装置”と称す
る。光学式粒子分析装置の従来例は米国特許第
4188542号、同第4188543号及び同第4199686号に
開示されている。これらの光学式粒子分析装置は
照明光が粒子の流れに射突する感知区域から出る
大立体角の光信号を集める反射光学系を用いてい
る。斯る広角集光装置を使用する結果、集光効率
が大きくなつて、光信号、従つて電気信号対雑音
が良くなり、予想し得ない方向の優先信号放射の
影響が最小になる。そして斯る広角集光装置を用
いる結果として感度が改善され、生物細胞の特性
を検出することができ、今まで利用できなかつた
細胞分析の新しい分野への利用の道が開かれた。
び光吸収検出のような光学測定を行なつて粒子を
分析する装置も多数開発されている。これらの粒
子分析装置は以後“光学式粒子分析装置”と称す
る。光学式粒子分析装置の従来例は米国特許第
4188542号、同第4188543号及び同第4199686号に
開示されている。これらの光学式粒子分析装置は
照明光が粒子の流れに射突する感知区域から出る
大立体角の光信号を集める反射光学系を用いてい
る。斯る広角集光装置を使用する結果、集光効率
が大きくなつて、光信号、従つて電気信号対雑音
が良くなり、予想し得ない方向の優先信号放射の
影響が最小になる。そして斯る広角集光装置を用
いる結果として感度が改善され、生物細胞の特性
を検出することができ、今まで利用できなかつた
細胞分析の新しい分野への利用の道が開かれた。
従来技術から明らかなように、光学式粒子分析
装置とインピーダンス感知式粒子分析装置は、両
タイプの粒子測定を単一装置に組み合わせないで
異なる流路で測定するように設計されている。例
えば米国特許第3710993号においてはインピーダ
ンス感知孔を下流の光吸収検出、散乱光検出及び
けい光検出と組み合せて使用している。しかし、
感知孔の下流で行なわれるこれらの光学測定によ
つては後述する本発明に必要な種類及び品質の情
報も検出感度も得られない。
装置とインピーダンス感知式粒子分析装置は、両
タイプの粒子測定を単一装置に組み合わせないで
異なる流路で測定するように設計されている。例
えば米国特許第3710993号においてはインピーダ
ンス感知孔を下流の光吸収検出、散乱光検出及び
けい光検出と組み合せて使用している。しかし、
感知孔の下流で行なわれるこれらの光学測定によ
つては後述する本発明に必要な種類及び品質の情
報も検出感度も得られない。
この米国特許第3710933号の粒子分析装置及び
その後の同種の従来装置においては、1対の同心
の管を用い、一方の管は懸濁粒子試料の導入用
に、他方の管はその試料流の周囲に第1液体シー
ス(試料流を取り囲み被覆する層流)を形成する
ために用いている。液体シースは粒子をシース管
の先端に装着された有孔板のインピーダンス感知
孔に流体力学的に集束させて粒子をその孔に通す
作用をする。この装置では粒子が感知孔から出る
際に粒子を光学感知区域を経て出口管又はノズル
に進むように流体力学的に集束させるために第2
の液体シースを用いている。これが、この10年間
に達成された、粒子を液体力学的に集束してイン
ピーダンス感知区域と次の光学感知区域を経て流
す唯一の既知の方法である。
その後の同種の従来装置においては、1対の同心
の管を用い、一方の管は懸濁粒子試料の導入用
に、他方の管はその試料流の周囲に第1液体シー
ス(試料流を取り囲み被覆する層流)を形成する
ために用いている。液体シースは粒子をシース管
の先端に装着された有孔板のインピーダンス感知
孔に流体力学的に集束させて粒子をその孔に通す
作用をする。この装置では粒子が感知孔から出る
際に粒子を光学感知区域を経て出口管又はノズル
に進むように流体力学的に集束させるために第2
の液体シースを用いている。これが、この10年間
に達成された、粒子を液体力学的に集束してイン
ピーダンス感知区域と次の光学感知区域を経て流
す唯一の既知の方法である。
上述の米国特許第3710933号の粒子分析装置は、
前述の光学測定の欠点に加えていくつかの他の欠
点を有する。第1に、この分析装置の設計におい
ては常に感知孔を光学感知区域の上流に配置する
必要がある。シース管と有孔板を充分大きくして
充分な構造強度にする必要がある。他方、粒子は
比較的小さい光学感知区域を通るように極めて精
密に流体力学的に集束させる必要がある。代表的
には断面がガウス強度分布を有するレーザビーム
を用い、各粒子をその強度分布の中心に通して各
粒子が最大の強度で略々均等に照射されるように
する必要がある。従つて、シース管が光学感知区
域に近いほど光学感知区域を通る粒子のアライメ
ントが良好になり、従つて光信号の解像度が良く
なる。しかし、この分析装置の場合のようにシー
ス管の大きな先端部を感知区域に近接配置する
と、後述する本発明のように略々4πの立体角内
の光を集光する必要がある場合にはシース管の大
きな先端部が光のかなりの部分を遮光してしまう
ことになる。これがため、この従来の分析装置は
光信号の解像度か、集光効率の何れかを犠性にす
るか、両方を同じづつ犠性にするかの間で不所望
な妥協をしなければならない。
前述の光学測定の欠点に加えていくつかの他の欠
点を有する。第1に、この分析装置の設計におい
ては常に感知孔を光学感知区域の上流に配置する
必要がある。シース管と有孔板を充分大きくして
充分な構造強度にする必要がある。他方、粒子は
比較的小さい光学感知区域を通るように極めて精
密に流体力学的に集束させる必要がある。代表的
には断面がガウス強度分布を有するレーザビーム
を用い、各粒子をその強度分布の中心に通して各
粒子が最大の強度で略々均等に照射されるように
する必要がある。従つて、シース管が光学感知区
域に近いほど光学感知区域を通る粒子のアライメ
ントが良好になり、従つて光信号の解像度が良く
なる。しかし、この分析装置の場合のようにシー
ス管の大きな先端部を感知区域に近接配置する
と、後述する本発明のように略々4πの立体角内
の光を集光する必要がある場合にはシース管の大
きな先端部が光のかなりの部分を遮光してしまう
ことになる。これがため、この従来の分析装置は
光信号の解像度か、集光効率の何れかを犠性にす
るか、両方を同じづつ犠性にするかの間で不所望
な妥協をしなければならない。
本発明粒子分析装置は液体を収容すると共に凹
反射面を有する反射器室を用いる。その反射面は
光学検出部又は感知区域を規定する第1焦点を有
し、その第1焦点を通る粒子懸濁電解液の流れが
照射されて発生される大立体角の検出可能光信号
を集光するものとする。2個の電解液含有容器を
設け、一方の容器は前記反射器室で構成すると共
に、両容器を粒子の流れを通すよう配置した微小
感知孔で分離する。1対の電極をそれぞれ感知孔
の両側の電解液中に配置して、感知孔が狭窄電気
通路を形成し、粒子流が電気インピーダンス信号
を発生するようにする。従つて、本発明粒子分析
装置は少くとも1個の広立体角集光用反射器を用
いてインピーダンス測定と光学測定の両方を行な
い、前述の全ての利点を有する。
反射面を有する反射器室を用いる。その反射面は
光学検出部又は感知区域を規定する第1焦点を有
し、その第1焦点を通る粒子懸濁電解液の流れが
照射されて発生される大立体角の検出可能光信号
を集光するものとする。2個の電解液含有容器を
設け、一方の容器は前記反射器室で構成すると共
に、両容器を粒子の流れを通すよう配置した微小
感知孔で分離する。1対の電極をそれぞれ感知孔
の両側の電解液中に配置して、感知孔が狭窄電気
通路を形成し、粒子流が電気インピーダンス信号
を発生するようにする。従つて、本発明粒子分析
装置は少くとも1個の広立体角集光用反射器を用
いてインピーダンス測定と光学測定の両方を行な
い、前述の全ての利点を有する。
反射器室には少くとも1個の粒子導入用入口管
と、第1焦点を通過した粒子と整列するよう同軸
配置された粒子排出用出口管を設ける。微小感知
孔を形成した感知孔板を入口管又は出口管の先端
に配置する。一好適例では、第1焦点を感知孔を
有しない管に近接して配置すると共に感知孔を有
する管から遠く離して配置する。この構成によれ
ば、2個の管が第1焦点に対し成す立体角が略々
最小になるため、検出可能光信号の集光量が最大
になる。これは、感知孔を有する管は感知孔板の
装着のための充分な構造強度を得るために比較的
大きな断面寸法にする必要があるため極めて好適
である。
と、第1焦点を通過した粒子と整列するよう同軸
配置された粒子排出用出口管を設ける。微小感知
孔を形成した感知孔板を入口管又は出口管の先端
に配置する。一好適例では、第1焦点を感知孔を
有しない管に近接して配置すると共に感知孔を有
する管から遠く離して配置する。この構成によれ
ば、2個の管が第1焦点に対し成す立体角が略々
最小になるため、検出可能光信号の集光量が最大
になる。これは、感知孔を有する管は感知孔板の
装着のための充分な構造強度を得るために比較的
大きな断面寸法にする必要があるため極めて好適
である。
特定の好適例では、感知孔板は出口管の先端に
配置する。液体シースを入口管の内部に形成して
粒子懸濁液を流体力学的に集束する。第1焦点は
入口管に近接配置する。前述の従来技術において
は感知孔板、従つてインピーダンス感知区域は光
学感知区域の上流に配置する必要があつた。この
従来技術と異なり、本発明の本好適例は感知孔が
光学感知区域の下流に位置するよう設計されてい
る。この構成によれば、本例分析装置は入口管と
出口管との同軸配置のミスアライトメントに対し
相当不感応になる。加えて、入口管の連続的な内
面はその内部に乱れのない層状の液体シースを形
成して粒子を光学感知区域に流体力学的に集束す
ることができる。従来の構成では、入口管内の粒
子流が流れをさえぎる感知孔板の存在により乱さ
れしまう問題があつた。更に、本例では感知孔を
出口管から遠く離して配置するため出口管が第1
焦点に対し成す立体角が著しく小さくなり、検出
可能光信号の焦光損が最小になる。
配置する。液体シースを入口管の内部に形成して
粒子懸濁液を流体力学的に集束する。第1焦点は
入口管に近接配置する。前述の従来技術において
は感知孔板、従つてインピーダンス感知区域は光
学感知区域の上流に配置する必要があつた。この
従来技術と異なり、本発明の本好適例は感知孔が
光学感知区域の下流に位置するよう設計されてい
る。この構成によれば、本例分析装置は入口管と
出口管との同軸配置のミスアライトメントに対し
相当不感応になる。加えて、入口管の連続的な内
面はその内部に乱れのない層状の液体シースを形
成して粒子を光学感知区域に流体力学的に集束す
ることができる。従来の構成では、入口管内の粒
子流が流れをさえぎる感知孔板の存在により乱さ
れしまう問題があつた。更に、本例では感知孔を
出口管から遠く離して配置するため出口管が第1
焦点に対し成す立体角が著しく小さくなり、検出
可能光信号の焦光損が最小になる。
図面につき本発明を説明する。
以下に、反射光学系と電気インピーダンス測定
系を用いて生物細胞のような粒子の搬送流から光
学測定信号と電気インピーダンス測定信号の両方
を得る粒子分析装置を開示する。
系を用いて生物細胞のような粒子の搬送流から光
学測定信号と電気インピーダンス測定信号の両方
を得る粒子分析装置を開示する。
第1図は本発明粒子分析装置の好適例を示し、
これを符号10で示す。本例では、装置10は凹
反射面14を有する反射器12を具える。この特
定の凹反射面14は楕円をその長軸を中心に回転
して得られる楕円体の一部の形状を有する。この
凹反射面14は光軸20に沿つて第1焦点16と
第2焦点18を有する。反射器12の前側開口は
第2焦点18に曲面の中心を有する球面透明蓋体
22で閉じるのが好適である。反射器12と蓋体
22は塩溶液のような導電性液を収容する液充填
反射室24を構成する。上述の反射器構造は慣例
の設計のもので、後に詳述するように種々の形態
に構成することができる。
これを符号10で示す。本例では、装置10は凹
反射面14を有する反射器12を具える。この特
定の凹反射面14は楕円をその長軸を中心に回転
して得られる楕円体の一部の形状を有する。この
凹反射面14は光軸20に沿つて第1焦点16と
第2焦点18を有する。反射器12の前側開口は
第2焦点18に曲面の中心を有する球面透明蓋体
22で閉じるのが好適である。反射器12と蓋体
22は塩溶液のような導電性液を収容する液充填
反射室24を構成する。上述の反射器構造は慣例
の設計のもので、後に詳述するように種々の形態
に構成することができる。
第1焦点16を照明又は照射エネルギー源26
により照射して反射器12内の第1焦点16に光
学感知区域27を構成する。光学感知区域27の
照射はいくつかの慣例の方法で達成できる。その
一例を第1図に示す。本例では光源26から略々
平行なレーザビームが光軸28上に発生し、この
レーザビームが鏡30で反射して光軸20に沿つ
て進み第1焦点16を照射する。反射器12の後
端には光軸20に中心を合わせて透明な光出射口
32があり、レーザビームは反射器12か光ビー
ムダンパ34内に出られるようになつている。
により照射して反射器12内の第1焦点16に光
学感知区域27を構成する。光学感知区域27の
照射はいくつかの慣例の方法で達成できる。その
一例を第1図に示す。本例では光源26から略々
平行なレーザビームが光軸28上に発生し、この
レーザビームが鏡30で反射して光軸20に沿つ
て進み第1焦点16を照射する。反射器12の後
端には光軸20に中心を合わせて透明な光出射口
32があり、レーザビームは反射器12か光ビー
ムダンパ34内に出られるようになつている。
装置10は個々に離間した粒子の流れを搬送す
る粒子搬送装置36を有する。この粒子搬送装置
36は試料導入管38と、この導入管38を同心
的に取り囲むシース管40と、管38及び41か
ら離してこれらの管と同軸的に整列配置された出
口管41と、出口管41の先端に設けられた例え
ば100マイクロメートルの直径を有する微小感知
孔42とを有する。圧力容器の形態の粒子源44
から送出される懸濁粒子液の流れは導入管38を
流れ、シース液用の別の圧力容器46から送出さ
れるシース液はシース管40を流れ、粒子液の流
れを取り囲む層状の液体シースとなつて粒子液流
の直径を縮小するよう作用する。シース管40の
内径は連続的に減少しているので液体シースは導
入管38から出た粒子液の流れの直径を縮小せし
める。粒子液の流れと液体シースの相対速度及び
流量は慣例の差圧調整装置により決定される。液
体シースの圧力及び速度が粒子液流の圧力及び速
度より増大するにつれて、粒子液流の直径が減少
する。液体シースは更に粒子液流をセンタリング
して粒子が反射器室24中を第1焦点16を通る
軌道48に沿つて進むように作用する。シース管
40と液体シースの使用は好適であるが、必ずし
も必要ない。これを省略するときは同レベルの光
信号解像度を得るには広い照明ビームを用いる必
要がある。反射器室24は圧力容器51から1個
以上の入口管50を経て慣例の方法で供給される
第2シース液も含む。第2シース液用の液体は1
対の入口管50の少くとも一方を経て導入され
る。2個の入口管50により室24を洗浄するこ
とができる。第2液体シースは充分な流体力学的
な圧力を粒子液流に加えてこれを軌道48と整列
するよう維持して粒子が室24内を通つて出口管
41内に流入するようにする。出口管41内に流
入した粒子は管51を経て下流の室52内に入
り、この室からあふれ出た液は適当な排液容器5
4に集められる。
る粒子搬送装置36を有する。この粒子搬送装置
36は試料導入管38と、この導入管38を同心
的に取り囲むシース管40と、管38及び41か
ら離してこれらの管と同軸的に整列配置された出
口管41と、出口管41の先端に設けられた例え
ば100マイクロメートルの直径を有する微小感知
孔42とを有する。圧力容器の形態の粒子源44
から送出される懸濁粒子液の流れは導入管38を
流れ、シース液用の別の圧力容器46から送出さ
れるシース液はシース管40を流れ、粒子液の流
れを取り囲む層状の液体シースとなつて粒子液流
の直径を縮小するよう作用する。シース管40の
内径は連続的に減少しているので液体シースは導
入管38から出た粒子液の流れの直径を縮小せし
める。粒子液の流れと液体シースの相対速度及び
流量は慣例の差圧調整装置により決定される。液
体シースの圧力及び速度が粒子液流の圧力及び速
度より増大するにつれて、粒子液流の直径が減少
する。液体シースは更に粒子液流をセンタリング
して粒子が反射器室24中を第1焦点16を通る
軌道48に沿つて進むように作用する。シース管
40と液体シースの使用は好適であるが、必ずし
も必要ない。これを省略するときは同レベルの光
信号解像度を得るには広い照明ビームを用いる必
要がある。反射器室24は圧力容器51から1個
以上の入口管50を経て慣例の方法で供給される
第2シース液も含む。第2シース液用の液体は1
対の入口管50の少くとも一方を経て導入され
る。2個の入口管50により室24を洗浄するこ
とができる。第2液体シースは充分な流体力学的
な圧力を粒子液流に加えてこれを軌道48と整列
するよう維持して粒子が室24内を通つて出口管
41内に流入するようにする。出口管41内に流
入した粒子は管51を経て下流の室52内に入
り、この室からあふれ出た液は適当な排液容器5
4に集められる。
下流室52は導電材料から成る電極53を内含
し、この電極は感知孔42の下流側電極として作
用する。反射器14も導電材料で形成され、感知
孔42の上流側電極として作用する。導入管3
8、シース管40及び出口管41は適当な非導電
材料で形成される。
し、この電極は感知孔42の下流側電極として作
用する。反射器14も導電材料で形成され、感知
孔42の上流側電極として作用する。導入管3
8、シース管40及び出口管41は適当な非導電
材料で形成される。
第2図の拡大図から明らかなように、感知孔4
2は出口管41の先端に装着されるサフアイヤの
ようなウエフア56に形成する。既知のように、
導線60及び62によりそれぞれ反射器14及び
電極53に接続した電源58によつて直流電流及
び/又は高周波電流を供給する。感知孔42は反
射器室24と出口管41の内部との間の唯一の連
絡路であるから、電界が感知孔42内及びその周
囲に設定され、インピーダンス感知区域64を形
成する。このインピーダンス感知区域64は光学
感知区域27の下流にあるが、後述するように上
流に形成することもできる。感知孔42を経る電
気回路は慣例の如くインピーダンス検出器に結合
して感知孔42を粒子が通る際のインピーダンス
変化を検出する。無線周波数範囲内またそれ以上
の周波数を有する電流で附勢する場合には、得ら
れる信号は粒子のサイズのみでなく、サイズ、形
状、固有抵抗及びリアクタンスの合成効果による
ものとなる。感知孔42を附勢する回路及びイン
ピーダンス変化を検出する回路は米国特許第
3502973号及び同第3502974号に開示されている。
2は出口管41の先端に装着されるサフアイヤの
ようなウエフア56に形成する。既知のように、
導線60及び62によりそれぞれ反射器14及び
電極53に接続した電源58によつて直流電流及
び/又は高周波電流を供給する。感知孔42は反
射器室24と出口管41の内部との間の唯一の連
絡路であるから、電界が感知孔42内及びその周
囲に設定され、インピーダンス感知区域64を形
成する。このインピーダンス感知区域64は光学
感知区域27の下流にあるが、後述するように上
流に形成することもできる。感知孔42を経る電
気回路は慣例の如くインピーダンス検出器に結合
して感知孔42を粒子が通る際のインピーダンス
変化を検出する。無線周波数範囲内またそれ以上
の周波数を有する電流で附勢する場合には、得ら
れる信号は粒子のサイズのみでなく、サイズ、形
状、固有抵抗及びリアクタンスの合成効果による
ものとなる。感知孔42を附勢する回路及びイン
ピーダンス変化を検出する回路は米国特許第
3502973号及び同第3502974号に開示されている。
粒子はシース管40から出た後軌道48に沿つ
て進み、光学感知区域27においてレーザビーム
を横切る。第1焦点から散乱光線及び/又は誘導
けい光線が発生し、これら光線は楕円反射面14
で反射して透明蓋体22を経て第2焦点18に集
束し、慣例の光検出器68で検出される。光検出
器68は関連する光学素子を具えた光電子増倍管
が代表的である。第1焦点16から発生する散乱
光線は例えば光線70で示すように集光される。
この集光方法及び得られた光学信号の検出方法は
従来より既知で、上述の米国特許に開示されてい
る。必要に応じ、出口32を通過する光線を検出
し測定することにより光吸収測定を行なうことも
できる。
て進み、光学感知区域27においてレーザビーム
を横切る。第1焦点から散乱光線及び/又は誘導
けい光線が発生し、これら光線は楕円反射面14
で反射して透明蓋体22を経て第2焦点18に集
束し、慣例の光検出器68で検出される。光検出
器68は関連する光学素子を具えた光電子増倍管
が代表的である。第1焦点16から発生する散乱
光線は例えば光線70で示すように集光される。
この集光方法及び得られた光学信号の検出方法は
従来より既知で、上述の米国特許に開示されてい
る。必要に応じ、出口32を通過する光線を検出
し測定することにより光吸収測定を行なうことも
できる。
第1図に示す楕円体の略々半分の形態の反射器
12は第1焦点16から発生する光線の大部分を
集光するのに使用し得る種々の反射器の一例を示
したものにすぎない。第1焦点に対し大きな立体
角の光線を集光する反射面を有し、本発明に好適
ないくつかの他の反射器構造がある。他の好適な
反射器構造の例は前述の米国特許第4188542号、
同第4188543号、同第4189236号及び同第4199686
号に開示されている。これらから明らかなよう
に、反射器14は任意の錐形断面は光軸20を中
心に回転させて得られる回転体とすることができ
る。従つて、反射器12は楕円体、回転放物体、
或は回転双曲体にすることができ、また反射器1
2と組み合わせて追加の反射面を用いることもで
きる。更に、集光した光線をもう一度反射させる
こともできる。しかし、どの場合にも反射器12
は光信号が発生する焦点を有し、これらの光信号
を反射面で反射して第2焦点(無限遠焦点又は虚
焦点にすることもできる)に集束するようにする
必要がある。反射器構造によつては、光線の一部
を反射器12から反射しないで、これを例えば直
接集光してこれからデータを得ることもできる。
更に、反射器12の正確な錐形断面からの若干の
偏差は殆んどの反射器構造に対し補償することが
できる。
12は第1焦点16から発生する光線の大部分を
集光するのに使用し得る種々の反射器の一例を示
したものにすぎない。第1焦点に対し大きな立体
角の光線を集光する反射面を有し、本発明に好適
ないくつかの他の反射器構造がある。他の好適な
反射器構造の例は前述の米国特許第4188542号、
同第4188543号、同第4189236号及び同第4199686
号に開示されている。これらから明らかなよう
に、反射器14は任意の錐形断面は光軸20を中
心に回転させて得られる回転体とすることができ
る。従つて、反射器12は楕円体、回転放物体、
或は回転双曲体にすることができ、また反射器1
2と組み合わせて追加の反射面を用いることもで
きる。更に、集光した光線をもう一度反射させる
こともできる。しかし、どの場合にも反射器12
は光信号が発生する焦点を有し、これらの光信号
を反射面で反射して第2焦点(無限遠焦点又は虚
焦点にすることもできる)に集束するようにする
必要がある。反射器構造によつては、光線の一部
を反射器12から反射しないで、これを例えば直
接集光してこれからデータを得ることもできる。
更に、反射器12の正確な錐形断面からの若干の
偏差は殆んどの反射器構造に対し補償することが
できる。
室24は、第1電極を含む第1容器を構成し、
この電極は本例では凹反射面14から成り電解溶
液内に位置する。出口管41の内部及び下流室5
2は第2電極を含む第2容器を構成し、この電極
は本例では下流室52内の電極53であり、電解
溶液内に位置する。感知孔42は粒子が懸濁され
た電解溶液から成る試料の流れを通す両容器間の
通路を構成すると共に両電極間の狭窄電流路を構
成する。
この電極は本例では凹反射面14から成り電解溶
液内に位置する。出口管41の内部及び下流室5
2は第2電極を含む第2容器を構成し、この電極
は本例では下流室52内の電極53であり、電解
溶液内に位置する。感知孔42は粒子が懸濁され
た電解溶液から成る試料の流れを通す両容器間の
通路を構成すると共に両電極間の狭窄電流路を構
成する。
分析された各粒子についてインピーダンス測定
値と光学測定値は前述の米国特許第3710933号に
開示されているような慣例の電気回路を用いて相
関させる。既知のように、粒子毎に両信号を相関
させると一層広範囲の粒子分析が得られる。
値と光学測定値は前述の米国特許第3710933号に
開示されているような慣例の電気回路を用いて相
関させる。既知のように、粒子毎に両信号を相関
させると一層広範囲の粒子分析が得られる。
シース管40の先端72の直径は例えば500ミ
クロンにすることができる(その内径は例えば70
ミクロンである)。他方、出口管41の先端74
の直径は、物理的強度についての要件のために、
少くとも1000ミクロンとし、好適には1000ミクロ
ン以上にする。従つて、シース管40を出口管4
1よりも光学感知区域27に近接して配置するこ
とができ、これはこのようにしてもシース管は出
口管と第1焦点を頂点とする略々同一の立体角を
成すからである。例えば、第1及び第2図に示す
ように、直径500ミクロンのシース管40の先端
72は第1焦点16から1000ミクロンの位置に位
置させることができると共に、直径2000ミクロン
の出口管41の先端74は第1焦点から4000ミク
ロンの位置に位置させることができる。シース管
40の先端部72は第1焦点16から遠ざかるに
つれて直径を増大させて先端部72により生ずる
集光損領域を最小にする。従つて、この直径増大
により試料導入管38をシース管40内の上流に
配置することできる。更に、シース管40を第1
焦点に近接配置し得ることにより、光学感知区域
27と粒子流との優れたアライメントを達成する
ことができる。これは感知孔42を光学感知区域
27の下流に配置する結果得られる重要な利点で
ある。実際上、シース管40と出口管41との正
確な心合わせは特に正確に行なうことが困難な調
整であることが確かめられている。しかし、たと
え出口管41及びこれに装着した感知孔42がシ
ース管40に対し僅かにミスアライメントしてい
ても第2シースが粒子流を流体力学的に充分に集
束して感知孔42に対し所望のアライメントが達
成される。また、斯るミスアライメントは光学感
知区域27への粒子のセンタリングに殆んど影響
を与えない。更に、感知孔42、従つてインピー
ダンス感知区域64を下流に配置することによ
り、同心的な粒子流と液体シースを近接配置の光
学感知区域27に到達する前に層流として発生さ
せることができる。換言すれば、この設計は、シ
ース管40にウエフアまたは感知孔板56を装着
する必要がないので、この管を連続した内面を有
するものとすることができる。この構成の追加の
利点は、主として第1シースによつて粒子が光学
感知区域27に流体力学的にセンタリングされる
と共に、光学感知区域27がシース管40より出
口管41及び感知孔42に対し遠くに配置するた
めシース管40及び出口管41により生ずる集光
損の立体角が最小になつて検出可能光信号の集光
効率が最大になる点にある。更に、反射器12か
ら反射する検出可能光信号の集光効率は出口管4
1の室24内への突出量が小さいことにより増大
する。ある用途においては、このように極めて有
利な光学感知区域27の遠隔配置を用いないで集
光に大きな損失が生ずる配置にする必要がある場
合もある。例えば処理する粒子の含有率が極めて
高く、複数個の粒子が感知区域を同時に通過する
いわゆる同時通過の問題が著しく大きい場合に
は、光学感知区域27とインピーダンス感知区域
64は近接配置するのが好適である。
クロンにすることができる(その内径は例えば70
ミクロンである)。他方、出口管41の先端74
の直径は、物理的強度についての要件のために、
少くとも1000ミクロンとし、好適には1000ミクロ
ン以上にする。従つて、シース管40を出口管4
1よりも光学感知区域27に近接して配置するこ
とができ、これはこのようにしてもシース管は出
口管と第1焦点を頂点とする略々同一の立体角を
成すからである。例えば、第1及び第2図に示す
ように、直径500ミクロンのシース管40の先端
72は第1焦点16から1000ミクロンの位置に位
置させることができると共に、直径2000ミクロン
の出口管41の先端74は第1焦点から4000ミク
ロンの位置に位置させることができる。シース管
40の先端部72は第1焦点16から遠ざかるに
つれて直径を増大させて先端部72により生ずる
集光損領域を最小にする。従つて、この直径増大
により試料導入管38をシース管40内の上流に
配置することできる。更に、シース管40を第1
焦点に近接配置し得ることにより、光学感知区域
27と粒子流との優れたアライメントを達成する
ことができる。これは感知孔42を光学感知区域
27の下流に配置する結果得られる重要な利点で
ある。実際上、シース管40と出口管41との正
確な心合わせは特に正確に行なうことが困難な調
整であることが確かめられている。しかし、たと
え出口管41及びこれに装着した感知孔42がシ
ース管40に対し僅かにミスアライメントしてい
ても第2シースが粒子流を流体力学的に充分に集
束して感知孔42に対し所望のアライメントが達
成される。また、斯るミスアライメントは光学感
知区域27への粒子のセンタリングに殆んど影響
を与えない。更に、感知孔42、従つてインピー
ダンス感知区域64を下流に配置することによ
り、同心的な粒子流と液体シースを近接配置の光
学感知区域27に到達する前に層流として発生さ
せることができる。換言すれば、この設計は、シ
ース管40にウエフアまたは感知孔板56を装着
する必要がないので、この管を連続した内面を有
するものとすることができる。この構成の追加の
利点は、主として第1シースによつて粒子が光学
感知区域27に流体力学的にセンタリングされる
と共に、光学感知区域27がシース管40より出
口管41及び感知孔42に対し遠くに配置するた
めシース管40及び出口管41により生ずる集光
損の立体角が最小になつて検出可能光信号の集光
効率が最大になる点にある。更に、反射器12か
ら反射する検出可能光信号の集光効率は出口管4
1の室24内への突出量が小さいことにより増大
する。ある用途においては、このように極めて有
利な光学感知区域27の遠隔配置を用いないで集
光に大きな損失が生ずる配置にする必要がある場
合もある。例えば処理する粒子の含有率が極めて
高く、複数個の粒子が感知区域を同時に通過する
いわゆる同時通過の問題が著しく大きい場合に
は、光学感知区域27とインピーダンス感知区域
64は近接配置するのが好適である。
前述したように、いくつかの用途においては第
1及び第2図の例は一つの液体シースを用いるも
のにすることができる。斯る場合には、管40の
みを粒子懸濁液試料を導入するのに用いる。この
場合、図示の2個のシースの代りに一つのシース
のみが室24内に形成される。導入管38は除去
し、管40をシースを形成するための管ではなく
試料懸濁液を室24内に導入するための管として
用いる。この変形例においては、同心管8及び4
0を用いる場合と同程度の光信号の解像度を得る
ためには広い照射ビームを用いる必要がある。従
つて、この照明ビームをレーザで発生させるには
かなり大きなコスト増大が生ずる。他方、反射器
室24内に得られる液体シースは粒子を感知孔4
2に流体力学的に集束する。この場合にも、光学
感知区域を感知孔42から遠くに配置すること
は、粒子の同時通過の問題のために感知区域27
と64を近接配置する必要がなければ、集光のた
めに極めて有利である。明確のため、シース管4
0及び試料導入管38は両方とも特許請求の範囲
においては“入口管”と称している。従つて、単
一の液体シースを用いる上述の例ではただ1個の
入口管を有し、2個の液体シースを用いる前述の
例では2個の同心入口管を有することになる。
1及び第2図の例は一つの液体シースを用いるも
のにすることができる。斯る場合には、管40の
みを粒子懸濁液試料を導入するのに用いる。この
場合、図示の2個のシースの代りに一つのシース
のみが室24内に形成される。導入管38は除去
し、管40をシースを形成するための管ではなく
試料懸濁液を室24内に導入するための管として
用いる。この変形例においては、同心管8及び4
0を用いる場合と同程度の光信号の解像度を得る
ためには広い照射ビームを用いる必要がある。従
つて、この照明ビームをレーザで発生させるには
かなり大きなコスト増大が生ずる。他方、反射器
室24内に得られる液体シースは粒子を感知孔4
2に流体力学的に集束する。この場合にも、光学
感知区域を感知孔42から遠くに配置すること
は、粒子の同時通過の問題のために感知区域27
と64を近接配置する必要がなければ、集光のた
めに極めて有利である。明確のため、シース管4
0及び試料導入管38は両方とも特許請求の範囲
においては“入口管”と称している。従つて、単
一の液体シースを用いる上述の例ではただ1個の
入口管を有し、2個の液体シースを用いる前述の
例では2個の同心入口管を有することになる。
粒子を含む点滴を前述の米国特許第3710933号
に記載されている既知の方法により分類するのが
望ましい場合には、第3及び第4図に示す他の例
を設計することができる。第1及び2図の例で
は、粒子搬送装置36の新規な構成により感知孔
42を光学感知区域27の下流に位置させること
ができる。この構成は粒子を光学感知区域27と
良好にアライメントすることができると共に集光
損を最小にすることができる。第3及び第4図の
後述の例では、感知孔42は光学感知区域27の
上流に配置する。この構成は出口管41から出る
粒子の流れから粒子を含む帯電点滴を形成し、こ
れら点滴を分類するのが望ましい場合に好適であ
る。特に、出口管41の圧力降下を最小にし、粒
子の流体力学的な集束を略々維持して粒子が出口
管41を通過するようにすることができる。下流
側電極は慣例の如く反射器12とするのが好適で
ある。分類が必要ない場合でも、この例は第1及
び第2図に示す装置の代りに使用するのに好適な
ものである。他方、分類が第1及び第2図の例に
おいて必要な場合には、感知孔42の下流側電極
を米国特許第4258316号に示されているようにフ
リツト及び/又はゲルとすることができ、また米
国特許第3380584号に示されているようにリング
電極とすることができる。更に、出口管41を上
流側の流体力学的集束を失なわないように室24
からできるだけ引つ込めてその長さをできるだけ
短かくして出口管41内の下流側部分をできるだ
け小さくしてこの部分の流体力学的集束を弱くす
る。上流側の流体力学的集束が良ければ、感知孔
を反射表面14と略々同一平面に位置させて、例
えば感知孔42の下流に別の液体シースを導入し
て流体力学的集束を発生させると共に下流側電極
への電気通路を発生させることができる。
に記載されている既知の方法により分類するのが
望ましい場合には、第3及び第4図に示す他の例
を設計することができる。第1及び2図の例で
は、粒子搬送装置36の新規な構成により感知孔
42を光学感知区域27の下流に位置させること
ができる。この構成は粒子を光学感知区域27と
良好にアライメントすることができると共に集光
損を最小にすることができる。第3及び第4図の
後述の例では、感知孔42は光学感知区域27の
上流に配置する。この構成は出口管41から出る
粒子の流れから粒子を含む帯電点滴を形成し、こ
れら点滴を分類するのが望ましい場合に好適であ
る。特に、出口管41の圧力降下を最小にし、粒
子の流体力学的な集束を略々維持して粒子が出口
管41を通過するようにすることができる。下流
側電極は慣例の如く反射器12とするのが好適で
ある。分類が必要ない場合でも、この例は第1及
び第2図に示す装置の代りに使用するのに好適な
ものである。他方、分類が第1及び第2図の例に
おいて必要な場合には、感知孔42の下流側電極
を米国特許第4258316号に示されているようにフ
リツト及び/又はゲルとすることができ、また米
国特許第3380584号に示されているようにリング
電極とすることができる。更に、出口管41を上
流側の流体力学的集束を失なわないように室24
からできるだけ引つ込めてその長さをできるだけ
短かくして出口管41内の下流側部分をできるだ
け小さくしてこの部分の流体力学的集束を弱くす
る。上流側の流体力学的集束が良ければ、感知孔
を反射表面14と略々同一平面に位置させて、例
えば感知孔42の下流に別の液体シースを導入し
て流体力学的集束を発生させると共に下流側電極
への電気通路を発生させることができる。
第3図は装置10の他の例を示す。第1及び第
2図と対応する部分は同一の符号で示す。粒子搬
送装置36は試料導入管38と、これを同心的に
取り囲むシース管40と、シース管40の先端に
位置する微小感知孔42を有する。粒子源44か
ら出る懸濁粒子液の流れは導入管38を経て進
む。シース液用圧力容器46から出る層状液体シ
ースはシース管40を経て進み、粒子流を取り囲
んで粒子流の直径を小さくする。液体シースは粒
子流をセンタリングして粒子が感知孔42を通つ
て第1焦点16を横切る軌導48に沿つて進むよ
うに作用する。感知孔42を出ると粒子は液充満
室24に入る。反射器室24は1個以上の入口管
50により慣例の方法で供給された第2シース液
を含んでいる。感知孔42と関連する圧力降下の
ために第2液体シースが充分な流体力学的圧力を
発生して粒子を軌導48と整列した状態に維持し
て粒子が室24内を通つて出口管41に流入する
ようにするのが好適である。粒子は出口管41を
経て反射器12の外部に位置する適当な排液容器
54に排出される。
2図と対応する部分は同一の符号で示す。粒子搬
送装置36は試料導入管38と、これを同心的に
取り囲むシース管40と、シース管40の先端に
位置する微小感知孔42を有する。粒子源44か
ら出る懸濁粒子液の流れは導入管38を経て進
む。シース液用圧力容器46から出る層状液体シ
ースはシース管40を経て進み、粒子流を取り囲
んで粒子流の直径を小さくする。液体シースは粒
子流をセンタリングして粒子が感知孔42を通つ
て第1焦点16を横切る軌導48に沿つて進むよ
うに作用する。感知孔42を出ると粒子は液充満
室24に入る。反射器室24は1個以上の入口管
50により慣例の方法で供給された第2シース液
を含んでいる。感知孔42と関連する圧力降下の
ために第2液体シースが充分な流体力学的圧力を
発生して粒子を軌導48と整列した状態に維持し
て粒子が室24内を通つて出口管41に流入する
ようにするのが好適である。粒子は出口管41を
経て反射器12の外部に位置する適当な排液容器
54に排出される。
試料導入管38は例えば導電材料から成り、本
例では感知孔42に対する上流側電極として作用
する。上流側電極は液体シースと流体的に且つ電
気的に連絡している上流室内に遠く離れて位置す
る電極として形成することもできる。反射器14
も導電材料から成り、感知孔42に対する下流側
電極として作用する。シース管40と出口管41
は適当な非導電材料で造る。
例では感知孔42に対する上流側電極として作用
する。上流側電極は液体シースと流体的に且つ電
気的に連絡している上流室内に遠く離れて位置す
る電極として形成することもできる。反射器14
も導電材料から成り、感知孔42に対する下流側
電極として作用する。シース管40と出口管41
は適当な非導電材料で造る。
第4図の拡大図から明らかなように、感知孔4
2はシース管40の先端に位置するウエフア56
に形成する。既知のように、直流電流及び/又は
高周波電流を、導線60及び62によりそれぞれ
導入管38及び反射面14に電気的に結合された
附勢電源58により供給する。感知孔42はシー
ス管40と室24との間の唯一の連絡路を構成す
るため、感知孔42内及びその周囲に電界が設定
され、インピーダンス感知区域64を構成し、こ
の感知区域は前述の例と異なり光学感知区域27
の上流側に位置する。粒子はインピーダンス感知
区域64を通過した軌導48に沿つて進み光学感
知区域27でレーザビームを横切る。本例はその
他の点については第1及び第2図の例と同様に動
作する。
2はシース管40の先端に位置するウエフア56
に形成する。既知のように、直流電流及び/又は
高周波電流を、導線60及び62によりそれぞれ
導入管38及び反射面14に電気的に結合された
附勢電源58により供給する。感知孔42はシー
ス管40と室24との間の唯一の連絡路を構成す
るため、感知孔42内及びその周囲に電界が設定
され、インピーダンス感知区域64を構成し、こ
の感知区域は前述の例と異なり光学感知区域27
の上流側に位置する。粒子はインピーダンス感知
区域64を通過した軌導48に沿つて進み光学感
知区域27でレーザビームを横切る。本例はその
他の点については第1及び第2図の例と同様に動
作する。
第3及び第4図の例においては、導入管38は
粒子を流体力学的に集束するのに最も好適である
が、粒子搬送装置36は導入管38なしで用いる
こともできる。斯る場合には、圧力容器46に粒
子希釈溶液を収容し、一つの液体シースのみを用
い、この液体シースを反射器室24により与える
ようにする。この第3及び第4図の変形例では、
粒子の流れは感知孔42を通過する際に流体力学
的に集束されない。反射器室24内の粒子の流れ
の直径は出口管41の方へ進むにつれて次第に減
少する。従つて、この場合には次の2つの理由の
ために光学感知区域27を感知孔42から遠く離
して位置させるのが好適である。第1に、粒子流
は出口管41に近づくほど流体力学的に集束され
る。第2に、出口管41の先端74は感知孔を有
する管40の先端に対し小さく形成できるため、
光学感知区域27は管40よりも出口管41に近
づけて配置して検出可能光信号の集光損を生ずる
立体角を最小にするのが好適である。
粒子を流体力学的に集束するのに最も好適である
が、粒子搬送装置36は導入管38なしで用いる
こともできる。斯る場合には、圧力容器46に粒
子希釈溶液を収容し、一つの液体シースのみを用
い、この液体シースを反射器室24により与える
ようにする。この第3及び第4図の変形例では、
粒子の流れは感知孔42を通過する際に流体力学
的に集束されない。反射器室24内の粒子の流れ
の直径は出口管41の方へ進むにつれて次第に減
少する。従つて、この場合には次の2つの理由の
ために光学感知区域27を感知孔42から遠く離
して位置させるのが好適である。第1に、粒子流
は出口管41に近づくほど流体力学的に集束され
る。第2に、出口管41の先端74は感知孔を有
する管40の先端に対し小さく形成できるため、
光学感知区域27は管40よりも出口管41に近
づけて配置して検出可能光信号の集光損を生ずる
立体角を最小にするのが好適である。
第3及び第4図の例においては、光学感知区域
は検出可能光信号の集光を最大にするために出口
管41に隣接して配置してある。しかし、前述の
例について述べたように、ある用途においては粒
子の同時通過の問題のために光学感知区域とイン
ピーダンス感知区域64は近接配置するのが望ま
しいことがある。斯る場合には、検出可能光信号
の集束効率が低下するが、試料導入管38を使用
すれば、粒子はシース管40と出口管41との間
の全距離に亘つて流体力学的に集束した状態に維
持される。従つて、粒子は光学感知区域27が軌
導28のどこにあつても光学感知区域に流体力学
的に集束又はセンタリングされる。他方、光学感
知区域27を第3及び第4図に示すように出口管
41に近接配置すると前述した管40及び41の
アライメント問題が生ずるが、2個の順次の液体
シースにより集束することができる。
は検出可能光信号の集光を最大にするために出口
管41に隣接して配置してある。しかし、前述の
例について述べたように、ある用途においては粒
子の同時通過の問題のために光学感知区域とイン
ピーダンス感知区域64は近接配置するのが望ま
しいことがある。斯る場合には、検出可能光信号
の集束効率が低下するが、試料導入管38を使用
すれば、粒子はシース管40と出口管41との間
の全距離に亘つて流体力学的に集束した状態に維
持される。従つて、粒子は光学感知区域27が軌
導28のどこにあつても光学感知区域に流体力学
的に集束又はセンタリングされる。他方、光学感
知区域27を第3及び第4図に示すように出口管
41に近接配置すると前述した管40及び41の
アライメント問題が生ずるが、2個の順次の液体
シースにより集束することができる。
尚、第3及び第4図の例では、シース管40は
電解溶液内にある例えば導入管38から成る第1
電極を含む第1容器を構成する。室24は第2容
器を構成し、必要に応じ室24の一部のみを第2
容器として用いることができる。感知孔42はこ
れら2個の容器間にあつて粒子懸濁電解液試料を
通すための通路を構成する。
電解溶液内にある例えば導入管38から成る第1
電極を含む第1容器を構成する。室24は第2容
器を構成し、必要に応じ室24の一部のみを第2
容器として用いることができる。感知孔42はこ
れら2個の容器間にあつて粒子懸濁電解液試料を
通すための通路を構成する。
以上、本発明の特定の例について説明したが、
本発明はこれらの例にのみ限定されるものでな
く、種々の変形や変更を加えることができること
勿論である。
本発明はこれらの例にのみ限定されるものでな
く、種々の変形や変更を加えることができること
勿論である。
第1図は本発明粒子分析装置の好適例の断面
図、第2図は第1図の管38,40,41の拡大
図、第3図は本発明粒子分析装置の他の例の断面
図、第4図は第3図の管38,40の拡大図であ
る。 10……粒子分析装置、12……反射器、14
……凹反射面、16……第1焦点、18……第2
焦点、20……光軸、22……球面透明蓋体、2
4……反射器室、26……レーザ光源、27……
光学感知区域、28……光軸、30……鏡、32
……出射口、34……光ビームダンパ、36……
粒子搬送装置、38……試料導入管、40……シ
ース管、41……出口管、42……感知孔、44
……粒子源、46……圧力容器、48……粒子軌
導、50……入口管、51……圧力容器、52…
…下流室、53……電極、54……排液容器、5
6……感知孔板(ウエフア)、58……附勢電源、
60,62……電気接続線、64……インピーダ
ンス感知区域、66……インピーダンス検出器、
68……光学検出器、70……散乱光線、72,
74……先端。
図、第2図は第1図の管38,40,41の拡大
図、第3図は本発明粒子分析装置の他の例の断面
図、第4図は第3図の管38,40の拡大図であ
る。 10……粒子分析装置、12……反射器、14
……凹反射面、16……第1焦点、18……第2
焦点、20……光軸、22……球面透明蓋体、2
4……反射器室、26……レーザ光源、27……
光学感知区域、28……光軸、30……鏡、32
……出射口、34……光ビームダンパ、36……
粒子搬送装置、38……試料導入管、40……シ
ース管、41……出口管、42……感知孔、44
……粒子源、46……圧力容器、48……粒子軌
導、50……入口管、51……圧力容器、52…
…下流室、53……電極、54……排液容器、5
6……感知孔板(ウエフア)、58……附勢電源、
60,62……電気接続線、64……インピーダ
ンス感知区域、66……インピーダンス検出器、
68……光学検出器、70……散乱光線、72,
74……先端。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1量の電解液中に配置された第1電極を含
む第1容器と、第2量の電解液中に配置された第
2電極を含む第2容器と、前記第1及び第2容器
間にあつて前記2つの電解液の一方に懸濁された
粒子の流れを通す通路を構成すると共に前記電極
間の狭窄電気通路を構成する微小感知孔と、前記
電極を附勢して電流を前記感知孔を経て流す装置
と、前記狭窄電気通路のインピーダンスを検出す
る装置とを具え、前記第2容器は第1焦点と第2
焦点を有する凹反射面を具える反射器室の少くと
も一部で構成し、更に前記粒子の流れを前記第1
焦点を経て流動させる装置と、粒子が前記第1焦
点を通る際に粒子を照射して前記第1焦点に検出
可能光信号源を発生させる光エネルギー源と、前
記検出可能信号を前記凹反射面から反射された後
に検出する装置とを具えたことを特徴とする粒子
の物理的特性を検出する粒子分析装置。 2 特許請求の範囲1記載の粒子分析装置におい
て、前記粒子流を第1焦点を経て流動させる装置
は前記反射器室内に前記粒子流を導入する入口管
と、該入口管と同軸的に整列配置され、前記粒子
流が第1焦点を通過した後に前記粒子流を排出す
る出口管を含み、前記感知孔はこれら管の一方の
管の先端に近接配置したことを特徴とする粒子分
析装置。 3 特許請求の範囲2記載の粒子分析装置におい
て、前記感知孔は前記出口管に設けたことを特徴
とする粒子分析装置。 4 特許請求の範囲2記載の粒子分析装置におい
て、前記感知孔は前記入口管に設けたことを特徴
とする粒子分析装置。 5 特許請求の範囲1記載の粒子分析装置におい
て、前記第1容器の少くとも1部分は先端に前記
感知孔を有する出口管を含み、前記出口管は前記
第1焦点から離して第1焦点と整列配置して前記
第1焦点を経て到来する前記粒子流を受け入れる
ようにしたことを特徴とする粒子分析装置。 6 特許請求の範囲5記載の粒子分析装置におい
て、前記粒子流を第1焦点を経て流動させる装置
は前記粒子流を前記反射器室内に前記第1焦点に
向けて注入するよう配置した入口管を含み、該入
口管は前記出口管と同軸的に配置すると共に前記
第1焦点及び出口管と対向配置したことを特徴と
する粒子分析装置。 7 特許請求の範囲2、3、4又は6記載の粒子
分析装置において、前記粒子流が入口管から出る
前に前記粒子流の周囲に液体シースを形成する装
置を具えることを特徴とする粒子分析装置。 8 特許請求の範囲7記載の粒子分析装置におい
て、前記シース形成装置は前記入口管の内側に同
軸的に配置された第2入口管を具えることを特徴
とする粒子分析装置。 9 特許請求の範囲2、3、4、6、7又は8記
載の粒子分析装置において、前記粒子流を第1焦
点を経て流動させる装置は前記入口管を出た粒子
流の周囲に液体シースを形成する装置を含むこと
を特徴とする粒子分析装置。 10 特許請求の範囲9記載の粒子分析装置にお
いて、前記入口管を出た粒子流の周囲に液体シー
スを形成する装置は前記反射器室にシース液を供
給する装置を具えることを特徴とする粒子分析装
置。 11 特許請求の範囲2〜10の何れか一記載の
粒子分析装置において、前記第1焦点は感知孔を
有しない管の先端よりも感知孔を有する管の先端
に近接して配置して前記管が前記第1焦点に対し
成す立体角を最小にして前記検出可能光信号の集
光量が最大になるようにしたことを特徴とする粒
子分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57118717A JPS5918439A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 粒子分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57118717A JPS5918439A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 粒子分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5918439A JPS5918439A (ja) | 1984-01-30 |
JPH023458B2 true JPH023458B2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=14743345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57118717A Granted JPS5918439A (ja) | 1982-07-09 | 1982-07-09 | 粒子分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5918439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7369231B2 (en) | 2003-03-31 | 2008-05-06 | Nihon Kohden Corporation | Flow cytometer for classifying leukocytes and method for determining detection angle range of the same |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63184035A (ja) * | 1986-05-28 | 1988-07-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 粒子単離分注器 |
JPH0622203Y2 (ja) * | 1989-01-26 | 1994-06-08 | 東亜医用電子株式会社 | 試料測定装置 |
WO2016158443A1 (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-06 | 東京エレクトロン株式会社 | 微粒子計測装置 |
-
1982
- 1982-07-09 JP JP57118717A patent/JPS5918439A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7369231B2 (en) | 2003-03-31 | 2008-05-06 | Nihon Kohden Corporation | Flow cytometer for classifying leukocytes and method for determining detection angle range of the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5918439A (ja) | 1984-01-30 |
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