JPH0234523Y2 - - Google Patents

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JPH0234523Y2
JPH0234523Y2 JP8484985U JP8484985U JPH0234523Y2 JP H0234523 Y2 JPH0234523 Y2 JP H0234523Y2 JP 8484985 U JP8484985 U JP 8484985U JP 8484985 U JP8484985 U JP 8484985U JP H0234523 Y2 JPH0234523 Y2 JP H0234523Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は開閉弁に関するものである。
この考案の開閉弁は、主にガス体の供給ならび
に遮断用の開閉弁で、特に冷暖房機の冷媒回路用
として改良考案したものである。
〔技術的背景〕
この考案の開閉弁は、弁体の弁室内に設けた雌
ネジに螺合する雄ネジを外周に設けた弁杆の回動
操作により弁室内を進退させ、弁杆の先端に設け
た弁頭が弁体内に設けた弁孔を有する弁座に離接
して弁作用できる形態の開閉弁に係るものであ
る。
〔考案の目的〕
冷媒を圧送する冷媒回路に接続した開閉弁にお
いて、冷暖房機が運転可能となるように開閉弁を
開いた状態時に該開閉弁より冷媒が大気中に漏れ
ないようにすることを主目的とし、第2に開弁操
作時に螺動操作を与える弁体が余剰回動によつて
弁室より冷媒が有する圧力によつて突出現象を防
止しようとすることを目的としている。
〔従来の技術〕
螺動によつて弁室内を進退する弁杆の進退運動
による螺動距離によつて開閉弁作用させる開閉弁
の圧力流体の漏洩防止手段は実公昭60−8225号公
報にも開示されているように、弁杆外周に嵌合し
たOリングを弁室内壁に密着させる形態が一般的
である。
また、弁杆の螺動進退型の開閉弁において、開
弁を目的とする螺動後退時に、余剰回転によつて
螺合関係が解除され、開弁作用によつて弁内に侵
入する圧力流体の作用で弁杆が暴発的に突出する
憂いを防止する目的として前記の実公昭60−8225
号公報に記載された技術によつて公開されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記した弁室内を螺動による進退によつて開閉
する弁機構において、開弁状態時における圧力流
体の漏洩防止手段は前記したように気密作用を目
的として嵌合したOリングのみである。しかしな
がら、該Oリング等のシール部材装着箇所より長
期間に微量ながら圧力流体の漏洩現象が生じてい
る。
また、これらの開閉弁のの構造について触れて
みれば、弁杆を挿入した弁室の開口には、前記し
たように開弁時において弁室側の雌ネジと、弁杆
側の雄ネジとの螺合区間の距離が短くなつてお
り、前述のように余剰回転により、螺合関係が解
除されて開弁によつて侵入してくる圧力流体の圧
力によつて弁杆が弁室より暴発する憂いもあるの
で弁杆操作以外時でも螺合関係が破られることを
想定しキヤツプ体が装着してある。
従来型においては、弁杆に対し螺動操作を行う
とき前記したキヤツプ体を完全離脱して弁杆を回
転するものである。
弁杆に対して与える回転作用は、弁杆後端面中
央に6角係合孔が穿たれ、そこに6角棒レンチを
挿入して回動させる形態を採用している。
本考案においても、弁杆に対する回動操作手段
は上記した方式を踏襲し全く同一形態をもつて操
作するものである。
本考案においては、前記したキヤツプ体が、従
来型において弁杆の回動操作の度毎に脱着してい
た方式に対し、製作時に一旦キヤツプ体を弁本体
に装着したならば終生離脱しない形態を採用して
いる。
即ち、キヤツプ体の主要部中央には前記した6
角棒レンチを挿入する弁操作孔が設けられている
からである。
本考案は、前記した弁操作孔の開口縁部と開弁
のために螺動後退させる弁杆の後端部とを密圧接
してOリングで閉止状態に形成し、更に漏洩防止
手段を講ずる構成を主なる要旨とすることを目的
とするものである。
そして、これらの圧力流体の漏洩作用とともに
弁杆の暴発現象をも該キヤツプ体で同時に防止す
ることを第2の目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成させるための手段として、弁
本体の弁室の内壁に設けた雌ネジに螺合する雄ネ
ジを外周に設けた弁杆の回動により弁室内を進退
し、弁杆の先端の弁頭が弁本体内に設けた弁座の
弁口を開閉できる弁体構造において、弁本体の弁
室内に前記弁杆を挿入し、弁本体の後端外周に設
けた雄ネジに弁操作孔を有するキヤツプ体を螺合
して前記弁杆を封入し、弁杆後端部と、該弁杆後
端を開弁時に密接触させる前記キヤツプ体の弁操
作孔の内側開口部とのいずれか一方をテーパー形
状となるように形成し、テーパー形状を形成する
大直径より小で、且つ、小直径よりも大直径をも
つて形成する接触シール部をもつて、弁本体内の
弁杆に開弁操作を行つた際に弁杆後端部がキヤツ
プ体を密接触して閉止できるようにしてなるもの
である。
弁杆における弁杆後端部を胴切形状にして、そ
の角部を接触シール部とし、該接触シール部を円
周とする後端面を形成するとともに、該後端面の
直径lよりも大なる直径l1と、前記直径lより
も小なる直径l2よりなる孔縁テーパーをその大
なる直径l1が内側に開口させて設けた弁操作を
有するキヤツプ体に開弁時において、前記弁杆に
おける弁杆後端部の接触シール部が孔縁テーパー
に当接し、且つ、弁操作孔を密に閉鎖できるよう
にして成るものである。
弁杆後端部において、弁杆こ後方の直径lに移
行するテーパー部を形成し、このテーパー部を当
接させるキヤツプ体の弁操作孔を前記大径の直径
lよりも小さく、また、小さな直径l′よりも大な
る直径l″をもつて穿設し、該弁操作孔の内側孔縁
を接触シール部として形成し、前記弁杆に開弁操
作を与えた際に該弁杆のテーパー部が前記弁操作
孔の接触シール部に密着できるようにして成るも
のである。
キヤツプ体の後端中央に穿設した弁操作孔にお
いて、その直径l″を内径とする同心円の環状凸条
をキヤツプ体の内方に向けて突起し、該環状凸条
の外円周を弁本体における弁室開口部に接近する
弁室の内径寸法の直径L′よりも大なる直径Lをも
つて形成し、その外周縁を弁体シール部とし、該
弁体シール部に対応する弁本体の弁室開口部にお
いて、前記弁対応するシール部の直径Lよりも大
きい直径L″を大径部とする孔テーパー部を形成
し、前記環状凸条の内側孔縁の弁杆シール部を弁
杆のテーパー部に密当接できるようにするととも
に、前記弁体シール部を弁本体の孔テーパー部に
密当接できるようにして成るものである。
〔作用〕 この考案の開閉弁は、特に冷房機(暖房兼用形
式のものも含む)の冷媒用の開閉弁として用いる
もので、その閉止の状態の使用範囲は、冷房機製
造元より最終消費者側の据付工事までがその大半
を占め、例外的に該冷房機の修理時あるいは移動
時等に再度閉止作業を行うこともあるが、概ね、
一旦開弁したら再度の閉弁操作を行う事例は低率
である。
次に、この考案の開閉弁の操作方法について述
べれば、弁杆9の後端面17゜に穿設してある6
角棒レンチを係合し、通常の締め付け方向の回転
操作を行えば、弁杆9は弁本体1の雌ネジ6との
螺合関係により進行し、(図において下方)弁杆
9の先端の弁頭11が弁座4に当接し、弁孔10
を閉鎖するものである。また、開弁操作は上記閉
弁操作の逆操作を行うことによつて開弁すること
ができるものである。
この開弁操作において、設定された開弁螺合が
終了する段階で、弁杆9の弁杆後端部13がキヤ
ツプ体20の弁操作孔22を閉鎖するように接触
し、弁杆9の開弁操作である回動操作が不可能と
なる。このような状態になれば、弁本体1を通過
する流体は何等支障なく、且つ、キヤツプ体20
の弁操作孔22を弁杆9の弁杆後端部13が前記
した各々の実施態様の構成に基づいて圧密接して
閉鎖するので、流体がその前段のOリング等のシ
ール材16で微少量でも漏洩しても、その漏洩分
をキヤツプ体20の弁操作孔22と弁杆後端部1
3との密合で弁本体1外に放出することなく、ま
た、弁本体1とキヤツプ体20との螺合箇所にお
いてもネジロツクされているので流体の漏洩の憂
いはない。
これら上記の作用を各実施態様ごとに述べれ
ば、弁杆9側の弁杆後端部13を接触シール部1
7を設け、且つ、キヤツプ体20の弁操作孔22
に孔縁テーパー22′を設けた態様において、開
弁操作による弁杆9の後退により弁杆後端部13
がキヤツプ体20の弁操作孔22における孔縁テ
ーパー22′部に進入、なおも開弁操作の螺動を
続行することにより、弁杆後端部13の接触シー
ル部17が孔縁テーパー22′に当接して開弁操
作を不可能とするとともに、テーパー部に対する
円線接触による弁操作孔22の閉鎖作用が同時に
行われる。
次の実施態様の弁杆後端部13にテーパー部1
8を設けた場合においては、設定された開弁螺合
が終了する段階で、弁杆後端部13に設けたテー
パー部18先端の小の直径l′がキヤツプ体20の
弁操作孔22内に螺入する状態をもつて挿入さ
れ、且つ、該弁操作孔22の内側孔縁の弁杆シー
ル部23にテーパー部18の一部の円周が接触
し、弁杆9の開弁操作である回動操作が不可能と
なると同時に弁操作孔22を閉鎖するものであ
る。
更にまた、他の実施態様においても、前記作用
に加えてこれと同様に環状凸条24の外周縁で形
成する弁体シール部25が弁室開口部7の孔テー
パー部26に密に当接するので流体漏洩を完全に
防止するものである。このようにして流体漏洩現
象をキヤツプ体20に設けたシール部によつて完
全防御すると同時に弁杆9の逸脱防止が行えるも
のである。
〔実施例〕
次にこの考案の実施例を図面とともに説明する
にあたり、開閉弁の弁本体1と弁杆9との構成の
概略について説明する。
この開閉弁の弁本体1は本考案の要部を除き、
その主構成は本形態の一般開閉弁と同様である。
即ち、1は弁本体で、流体導入路2の内端に、
該流体導入路2の内径よりも大なる径の弁室3を
設け、弁室3と流体導入路2との径段差部を弁座
4とし、弁座4に近い弁室3より流体排出路5が
分岐されていて、その流体排出路5を分岐した後
方の弁室3の円筒壁の適宜範囲に雌ネジ6を刻設
し、且つ、該雌ネジ6の後端より適宜距離を介在
させて弁本体1の後端に弁室開口部7を開設し、
この弁室開口部7に連なる弁本体1の後端外周に
後述するキヤツプ体20を螺合する雄ネジ8を刻
設して弁本体1を形成する。
上記弁本体1とはべつに、前記弁本体1におけ
る流体排出路5の中心位置より弁室開口部7まで
の距離よりわずかに短い長さを全長とする弁杆9
の先端に、前記弁座4に係合し、且つ、流体導入
路2の内端である弁孔10を閉鎖できる弁頭11
を設け、これに続いて前記の雌ネジ6に螺合でき
る雄ネジ12を刻設し、該雄ネジ12と後述する
弁杆後端部13との間に該弁杆後端部13とほぼ
同径の環状鍔片14を弁胴15より張り出し、弁
杆後端部13と、この環状鍔片14とによつて形
成された環状凹溝に弁杆9と弁室3との関係にお
ける気密性を保持できるOリング等のシール材1
6を嵌挿する。前述の弁杆後端部13は、2形態
ある。即ち、この考案の開閉弁の開弁作用時に弁
杆9の後退によつて、その主目的を達成した時点
で、後退させる弁杆9の後端を、該弁杆9の抜出
を阻止するために装着するキヤツプ体20の弁操
作孔22を閉鎖するもので、この係合する弁操作
孔22の孔縁と、弁杆後端部13との結合状態を
テーパー対円線との接触手段を採用するものであ
つて、これら2体の接触部のいずれかがテーパー
状でいずれかが円線を形成する縁部を有するもの
であり、従つて、弁杆後端部13においてもテー
パー部18と接触シール部17との2形態があ
り、また弁操作孔22においても孔縁テーパー2
2′と、孔縁を接触シール部23とする2形態が
あり、いずれの形態の組み合わせにおいても、そ
の作用ならびにそこに生ずる効果は同一であり、
一つの技術的思想より生じたものである。
次いで弁杆後端部13における接触シール部1
7構成から述べれば、弁室3の雌ネジ6を除いた
後方部の内径よりもわずかに小なる直径lをもつ
て形成し、その後端面17′を接触シール部17
によつて形成される。次ぎに、テーパー形成につ
いて述べれば、前記直径lをもつて大径部とする
もので、従つて、ネジ関係を除けば自由に前後動
を可能とするものである。この弁杆後端部13の
ほぼ中央部より後端面17′にかけて直径lより
も小さな直径l′となるテーパー部18を設け、ま
た、後端面17′の中央には6角棒レンチが係合
できる6角係合孔19を穿設して弁杆9を形成
し、この弁杆9を弁頭11を先頭として弁本体1
の弁室開口部7より挿入し、且つ、該弁杆9を回
動し、弁杆9側の雄ネジ12を弁室3内の雌ネジ
6に螺合して弁杆9と弁本体とを一体にする。
これら前記2態の弁杆9に対応するキヤツプ体
20は、前記弁本体1の後端外周に刻設した雄ネ
ジ8に螺合できる雌ネジ21を有し、後端面中央
には弁本体1に内装した弁杆9を操作する弁操作
孔22を穿設する。この弁操作孔22は、前記弁
杆9における弁杆後端部13のテーパーの有無に
よつて異なる。即ち、弁杆後端部13にテーパー
を備えない場合には、弁操作孔22の孔縁を孔縁
テーパー22′とし、弁杆後端部13にテーパー
部18を設けた場合には後述するストレート孔と
するものである。この弁操作孔22における各実
施態様について述べれば、孔縁テーパー22′は、
前記弁杆後端部13における接触シール部17の
直径lより大なる直径l1を大口径部とし、且
つ、直径lよりも小径の直径l2を小口径とする
テーパー孔をキヤツプ体20の内方に向けて拡口
するように穿設する。
また、弁杆後端部13にテーパー部18を設け
た弁杆9に対応する弁操作孔22の実施態様は、
その直径を前記弁杆後端部13に設けたテーパー
部18における大径の直径lよりも小さく、ま
た、後端面17′の小さな直径l′よりも大なる直
径l″の正円とし、その内側孔縁を弁杆シール部2
3とするものである。
また更に、弁杆シール部23の他の実施態様
は、前記直径l″を内径とする同心円の環状凸条2
4をキヤツプ体20の内方に向けて突設し、該環
状凸条24の外円周は弁室3における弁室開口部
7に接近する直径L′よりも大なる直径Lをもつて
同心円の正円に形成し、その外周縁を弁体シール
部25とし、該弁体シール部25に対応する弁本
体1側の弁室開口部7に前記環状凸条24におけ
る外周縁の直径Lよりも大なる直径L″の大径の
直径寸法とする孔テーパー部26を形成して該孔
テーパー部26の前記キヤツプ体20における環
状凸条24の弁体シールぶ25が気密的に当接で
きるようにしたものである。
以上のように、弁本体1内において、弁杆9の
螺動後退による開弁操作時に、弁杆後端部13が
弁本体1に螺合したキヤツプ体20における弁操
作孔22に当接作用する際に、いずれか一方にテ
ーパー部を設け、該テーパー部に対応する側が該
テーパー部に円線接触できるようにしたものであ
る。
このようにしたキヤツプ体20は、先に弁杆9
を内装した弁本体1の雄ネジ8に密に螺合合体さ
せ、更にネジロツクを気密的に行い、該キヤツプ
体20が再度弁本体1より離脱しないように固着
するものである。なお、該キヤツプ体20は、上
述のように、従前形態のキヤツプ体と異なり、着
脱作用を必要とするものではないので、特に再脱
操作ができまいように丸型に形成することが望ま
しい。
なお更に、符号27はキヤツプ体20に被覆す
る防塵用キヤツプを示すものである。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案の開閉弁は、一旦開弁す
れば、もはや弁体としての作用はなく、流体の導
管の一部として作用する。この弁体1が冷暖房機
における冷媒の導管の一部に使用された場合は、
前述のように、一旦開弁されたならば、特例を除
き半永久的に開弁状態が持続されるものである。
このようにこの弁本体1が流体用導管の一部と化
した場合に、該弁体1から該流体の漏洩現象を完
全防止しなければならない。そのために前記構成
説明で開示したように、弁杆9と弁室3間を気密
保持するOリング等のシール材を装備してある
が、長期間において微量ながら流体の漏洩現象が
生ずるもので、従来一般的にOリングを用いて生
ずる漏洩現象は不可抗力とされていたが、装着す
るキヤツプ体20により、この微量の漏洩現象を
も防止することができる。
更に、上記の流体漏洩防止とともに、弁杆9の
暴発あるいは逸脱作用を未然に防止し得るもので
ある。
更にまた、キヤツプ体20には弁操作孔22が
明孔されているので、弁操作時には従来作業と異
なりキヤツプ体の着脱操作を不要にした。これら
キヤツプ体の着脱操作の有無は一般的にみて、何
等、作業量として大差ないようであるが、該作業
を高所で行う場合に、被作業装置より分離された
キヤツプ体を落下させて該装置の機能を全く喪失
させたり、その他、多方向に危害を与えるおそれ
等、更に狭い場所あるいは暗所での作業におい
て、再係合に多大な時間と手間を要する事態が実
例として存在したものであつたが、キヤツプ体2
0の無操作により弁杆操作作業に大いに貢献する
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉弁全体を説明するための縦断面
図、第2図はキヤツプ体と要部の弁本体の一部と
を分離した拡大縦断面図、第3図は他の実施態様
のキヤツプ体と弁本体要部とを分離した状態の拡
大縦断面図、第4図は更に他の実施態様のキヤツ
プ体と弁本体要部とを分離した状態の拡大縦断面
図、第5図は要部の拡大縦断面図、第6図は他の
実施態様の要部の拡大縦断面図、第7図は更に他
の実施態様の要部の拡大縦断面図、第8図は弁杆
要部の部分的正面図、第9図は他の実施態様の弁
杆要部の部分的正面図である。 1……弁本体、3……弁室、4……弁座、6…
…雌ネジ、7……弁室開口部、8……雄ネジ、9
……弁杆、10……弁孔、11……弁頭、12…
…雄ネジ、13……弁杆後端部、17……接触シ
ール部、17′……後端面、18……テーパー部、
20……キヤツプ体、21……雌ネジ、22……
弁操作孔、22′……孔縁テーパー、23……弁
杆シール部、24……環状凸条、25……弁体シ
ール部、26……孔テーパー部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 弁本体1の弁室3の内壁に設けた雌ネジ
    6に螺合する雄ネジ12を外周に設けた弁杆9
    の回動により弁室3内を進退し、弁杆9の先端
    の弁頭11が弁本体1内に設けた弁座4の弁口
    10を開閉できる弁体構造において、弁本体1
    の弁室3内に前記弁杆9を挿入し、弁本体1の
    後端外周に設けた雄ネジ8に弁操作孔22を有
    するキヤツプ体20を螺合して前記弁杆9を封
    入し、弁杆後端部13と、該弁杆後端13を開
    弁時に密接触させる前記キヤツプ体20の弁操
    作孔22の内側開口部とのいずれか一方をテー
    パー形状となるように形成し、テーパー形状を
    形成する大直径より小で、且つ、小直径よりも
    大直径をもつて形成する接触シール部17をも
    つて、弁本体1内の弁杆9に開弁操作を行つた
    際に弁杆後端部13がキヤツプ体20を密接触
    して閉止できるようにしてなることを特徴とす
    る開閉弁。 〔2〕 弁杆9における弁杆後端部13を胴切形
    状にして、その角部を接触シール部17とし、
    該接触シール部17を円周とする後端面17′
    を形成するとともに、該後端面17′の直径l
    よりも大なる直径l1と、前記直径lよりも小
    なる直径l2よりなる孔縁テーパー22′をそ
    の大なる直径l1が内側に開口させて設けた弁
    操作孔22を有するキヤツプ体20に開弁時に
    おいて、前記弁杆9における弁杆後端部13の
    接触シール部17が孔縁テーパー22′に当接
    し、且つ、弁操作孔22を密に閉鎖できるよう
    にして成ることを特徴とする請求項1記載の開
    閉弁。 〔3〕 弁杆後端部13において、弁杆9こ後方
    の直径lに移行するテーパー部18を形成し、
    このテーパー部18を当接させるキヤツプ体2
    0の弁操作孔22を前記大径の直径lよりも小
    さく、また、小さな直径l′よりも大なる直径
    l″をもつて穿設し、該弁操作孔22の内側孔縁
    を接触シール部23として形成し、前記弁杆9
    に開弁操作を与えた際に該弁杆9のテーパー部
    18が前記弁操作孔22の接触シール部23に
    密着できるようにして成ることを特徴とする請
    求項1記載の開閉弁。 〔4〕 キヤツプ体20の後端中央に穿設した弁
    操作孔22において、その直径l″を内径とする
    同心円の環状凸条24をキヤツプ体20の内方
    に向けて突起し、該環状凸条24の外円周を弁
    本体1における弁室開口部7に接近する弁室3
    の内径寸法の直径L′よりも大なる直径Lをもつ
    て形成し、その外周縁を弁体シール部25と
    し、該弁体シール部25に対応する弁本体1の
    弁室開口部7において、前記弁対応するシール
    部25の直径Lよりも大きい直径L″を大径部
    とする孔テーパー部26を形成し、前記環状凸
    条24の内側孔縁の弁杆シール部23を弁杆9
    のテーパー部18に密当接できるようにすると
    ともに、前記弁体シール部25を弁本体1の孔
    テーパー部26に密当接できるようにして成る
    ことを特徴とする請求項1記載の開閉弁。
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