JPH0234278Y2 - - Google Patents

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JPH0234278Y2
JPH0234278Y2 JP17255284U JP17255284U JPH0234278Y2 JP H0234278 Y2 JPH0234278 Y2 JP H0234278Y2 JP 17255284 U JP17255284 U JP 17255284U JP 17255284 U JP17255284 U JP 17255284U JP H0234278 Y2 JPH0234278 Y2 JP H0234278Y2
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attached
claw piece
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mounting member
support shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は照明器具を内装した水洗便所用の貯水
槽において、本体に装着される蓋部および照明体
ユニツトを簡易且つ確実に装着固定せしめる様に
した水洗便所の照明器具付貯水槽に関するもので
ある。
従来かかる照明器具付貯水槽としては特許第
1121890号の水洗便所の照明器具兼用貯水槽等に
見られる様に本件出願人により種々発明されてお
り、これらの貯水槽は貯水槽本体の内部に各種美
的デザインを施した照明器具を配設せしめると共
に、貯水槽本体の周壁部適宜箇所には照明器具よ
り発せられる光を透過せしめる目的で適宜装飾を
施した透明板を嵌装せしめて成る窓部を形成せし
めて成り、照明器具より発せられる光とその乱射
等により無味乾燥な便所内に幼想的な美しさを醸
し出さしめる様にしたものである。
ところがかかる装飾効果を目的とした貯水槽は
主に高級宿泊施設等に設置されており、従つて照
明装置より発せられる光の照射作用を常に最良の
状態に維持せしめるには貯水槽の窓部の内面、グ
ローブ等を頻繁に清掃することが必要であり、又
電球切れの際にはグローブ内より照明体を取出し
て電球交換しなければならず、これらの清掃作
業、電球交換作業は客室の支度中における短時間
内に能率良く完了しなければならないため、貯水
槽本体の上面開口部に被冠される蓋体および電球
を装着せしめた照明体は簡易な操作により着脱出
来る様にすることが要求され、一方かかる貯水槽
に使用される電球等の照明器具は装飾効果を高め
るため特殊なデザイン等を施した高価なものが使
用されているため、かかる装備の盗難防止の目的
より部外者には容易に取り外し出来ない構造とす
ることが望まれていた。
本考案はかかる欠点に鑑み、貯水槽本体の内部
に照明器具を配設せしめて成る照明器具付貯水槽
において、貯水槽本体の上面開口部に蓋体を着脱
自在に被冠せしめ、該蓋体には下部に照明器具の
グローブを垂下連設せしめた取付部材を装着せし
め、該取付部材の中央部には先端に電球を取付け
て成る照明体ユニツトを電球がグローブ内に位置
する様にして着脱自在に挿嵌せしめ、又照明体ユ
ニツトを被冠する様にして取付部材の上面に対し
着脱自在に螺着されるカバー体を設け、該カバー
体の外周部には切欠溝を切設せしめると共に取付
部材の上面には切欠溝に嵌合してカバー体の回動
を阻止する螺子棒を出入り自在に螺入位置せし
め、又取付部材には支軸を回動自在に挿嵌せしめ
ると共に該支軸の下端部には支軸の回動により貯
水槽本体上端の鍔部に対し係脱自在な下部爪片を
取付け、支軸の上端部にはカバー体の挿嵌軌道に
係脱自在に介入位置される上部爪片を取付け、該
上部爪片は下部爪片が鍔部に対し係合状態にある
時のみカバー体の挿嵌軌道から外れる様に下部爪
片に対し所定角度位相配置せしめた水洗便所の照
明器具付貯水槽を提供して上記欠点を解消せんと
したものにして、以下本考案の一実施例を図面に
基づいて説明すると、 1は水洗便所の貯水槽本体であり、陶器、合成
樹脂等の材質により適宜形状に成形せしめ、該貯
水槽本体1内には周壁部2の上方適宜位置に接続
せしめた給水管3に連設する電磁弁、ボールタツ
プ弁等の液面制御装置4を配設せしめ、該液面制
御装置4の作用により貯水槽本体1内の水位を調
整せしめる様に成している。
又貯水槽本体1の周壁部2の前面には窓部5を
形成せしめ、該窓部5にはガラス、合成樹脂等の
透明若しくは半透明部材より成る透明板6を装着
せしめて貯水槽本体1の内部を透視可能ならしめ
ている。
尚、透明板6は結露防止の目的よりガス体を封
入して断熱層を形成せしめた二重構造にしても良
い。
7は貯水槽本体1に被冠される蓋体であり、該
蓋体7には貯水槽本体1上面の開口部8の内周に
固設せしめた鍔部9に対応する載置面10を形成
せしめると共に、該載置面10より継続して鍔部
9の内周に嵌合する嵌合片11,11a…を一体
垂下形成せしめ、該嵌合片11,11a…と鍔部
9との嵌合により蓋体7を貯水槽本体1上面に着
脱自在に被冠せしめる様に成している。
12は蓋体7に装着される照明器具であり、蓋
体7の上面所定位置に貫設せしめた装着口13に
は取付部材14を嵌着固定せしめ、該取付部材1
4の中央部を貯水槽本体1内部側に没設せしめて
受部15を形成せしめると共に、該受部15の中
央部には縦方向に挿入口16を貫通形成せしめた
受け筒部17を上下両方向に突出せしめる様にし
て一体形成せしめ、該受け筒部17の下部にはガ
ラス、合成樹脂等の透明若しくは半透明部材より
成る筒状のグローブ18を貯水槽本体1内部側へ
垂下状に進入せしめる様にして水密状態で螺着固
定せしめている。
19は照明体ユニツトであり、下端部に各種の
電球20を取り替え自在に装着せしめたレセツプ
筒21の上端部を受け筒部17の上部外周に嵌合
するホルダー22に取付け、該ホルダー22の上
部には持手23を形成せしめてホルダー22を受
け筒部17に嵌合せしめることにより電球20を
挿入口16を通してグローブ18内に至らしめる
様に成している。
24は電源に連繋される配線部であり、貯水槽
本体1の背面上部に内部より分離する様にして電
源プラグ25に接続される小型のコンセント26
を接続部27を上方に向けて装着せしめ、一方蓋
体7の対応位置にはコンセント26に挿嵌接続さ
れる接点ピン28,28aを有する小型のプラグ
29を下方に向けて装着せしめて第一接点部30
と成し、貯水槽本体1に対する蓋体7の被冠時に
コンセント26とプラグ29が嵌合接続される様
に成している。
又取付部材14において受け筒部17の上部外
周には第一接点部30と同様のコンセント31を
接続部32を上方に向けて装着せしめると共に、
照明体ユニツト19におけるホルダー22の外周
対応位置にはコンセント31に挿嵌接続されるプ
ラグ33を下方に向けて装着せしめることにより
第二接点部34を構成せしめ、該第二接点部34
のコンセント31と第一接点部30のプラグ33
を電源コード35を介して接続せしめ、一方ホル
ダー22に装着せしめたプラグ33はレセツプ筒
21内に挿通される電源コード36を介して下端
のレセツプ接点37に接続せしめる様に成してい
る。
38は照明体ユニツト19を被冠せしめるカバ
ー体であり、下部外周には取付部材14において
受部15の内周に形成せしめた雌螺子部39に螺
合する雄螺子部40を形成せしめて取付部材14
に着脱自在に螺着せしめる様に成し、又雄螺子部
40より上方の外周部には鍔輪41を取付部材1
4の上面全体を覆う様にして外方へ突設せしめ、
該鍔輪41の適宜位置には切欠溝42を切設せし
め、一方カバー体38の螺着固定状態において切
欠溝42に対応する取付部材14の上面部には上
端面にドライバー等の工具の嵌合溝43を形成せ
しめた螺子棒44を出入り自在に螺入位置せし
め、該螺子棒44と切欠溝42の嵌合作用により
カバー体38の回動を阻止せしめる第一ストツパ
ー部45を構成せしめている。
46は貯水槽本体1と蓋体7とを固定せしめる
第二ストツパー部であり、カバー体38の鍔輪4
1にて被冠される部分において取付部材14の周
縁部には支軸47を回動自在に垂設挿嵌せしめる
と共に、該支軸47の下端部には支軸47の回動
により貯水槽本体1上端の鍔部9下面に対し係脱
自在な下部爪片48を取付け、支軸47の上端部
にはカバー体38の取付部材14に対する挿嵌軌
道に係脱自在に介入位置される上部爪片49を取
付け、該上部爪片49は下部爪片48が鍔部9に
対し係合状態にある時のみカバー体38の挿嵌軌
道から外れる様に下部爪片48に対し所定角度位
相配置せしめる様に成している。
尚、貯水槽本体1、照明器具12の形状等は図
示のものに限定されず、照明体ユニツト19を貯
水槽本体1に対し外部より挿入配置せしめるもの
であれば如何なる形式のものでも良く、又照明器
具12はグローブ18を二重にしてその空間部に
適宜装飾体を配置せしめたり、電球20より発せ
られる光を乱射作用せしめる部材を光の照明領域
に配置せしめる等その種々な装飾手段を併設して
も良いこと勿論である。
次に本考案に係る水洗便所の照明器具付貯水槽
の作用について説明すると、蓋体7およびカバー
体38の装着状態では第5図に図示する様に蓋体
7は第二ストツパー部46における支軸47の下
端に取付けた下部爪片48が貯水槽本体1の鍔部
9下面に対し係合して蓋体7は貯水槽本体1に固
定され、下部爪片48の回動支点である支軸47
はカバー体38にて完全被覆されているためカバ
ー体38の装着状態においては下部爪片48は回
動されず蓋体7の固定状態が維持され、一方カバ
ー体38は第一ストツパー部45において切欠溝
42に対し螺子棒44が嵌合しているため、カバ
ー体38の回動が阻止されてカバー体38の取付
部材14に対する装着固定状態が維持されるので
ある。
次に貯水槽本体1内部の清掃、電球20の取り
替え等に際してカバー体38、蓋体7を取り外す
場合は、先ず第一ストツパー部45を構成する螺
子棒44頭部の嵌合溝43に対しドライバー等の
工具を嵌入せしめて螺子棒44を回動操作せし
め、該螺子棒44を没入操作せしめることにより
切欠溝42の係合状態が解除され、カバー体38
は回動可能な状態となる。
そしてカバー体38を回動操作せしめることに
より取付部材14との螺合状態が解放されてカバ
ー体38は取り外され、これに伴い照明体ユニツ
ト19におけるホルダー22が露出するため上部
の持手23を引張り操作せしめることによりホル
ダー22、レセツプ筒21、電球20が一体とな
つた照明体ユニツト19がグローブ18内および
受け筒部17より取り外されると共に、ホルダー
22と受け筒部17との間の第二接点部34にお
けるプラグ33がコンセント31より同時に脱却
されて電球20への通電状態が切断されて完全分
離可能な状態となり、照明体ユニツト19の取り
外し状態においてレセツプ管21先端の電球20
を取り替え操作せしめるのである。
続いて蓋体7を取り外す場合は、カバー体38
が外されたことにより下部爪片48を支持する支
軸47の上端に取付けた上部爪片49が露出する
ため、該上部爪片49をカバー体38の挿嵌軌道
方向へ回動操作せしめることにより鍔部9に対す
る下部爪片48の係合状態が解除され、かかる状
態より蓋体7を持ち上げ操作することにより蓋体
7は貯水槽本体1より取り外されると共に、蓋体
7と貯水槽本体1との間の第一接点部30におけ
るプラグ29がコンセント26より同時に脱却さ
れて完全分離可能な状態となるのである。
一方貯水槽本体1内の清掃、電球20の取り替
え完了後において蓋体7、カバー体38を元の状
態に装着せしめるには、先ず第一接点部30にお
いてコンセント26に対しプラグ29を挿嵌せし
める様にして蓋体7を貯水槽本体1の鍔部9に嵌
合位置せしめると共に、支軸47を回動操作せし
めて下部爪片48を鍔部9の下面に係合位置せし
めることにより蓋体7を固定保持せしめるのであ
る。
尚、下部爪片48が鍔部9に対し係合状態にな
い場合は支軸47の上端に一体的に取付けられた
上部爪片49がカバー体38の挿嵌軌道上に位置
されるため、上部爪片49が障害となつてカバー
体38が螺着出来ない状態となり、下部爪片48
が係合状態にないことが確認される。
続いて照明体ユニツト19を装着せしめるに際
し、外周に一体的に装着せしめたプラグ33がコ
ンセント31に挿嵌される様にして受け筒部17
に対しホルダー22を嵌合せしめることによりグ
ローブ18内の所定位置に電球20が配置され、
しかる後取付部材14の受部15に対しカバー体
38を螺着せしめて取付部材14の上面を被冠せ
しめ、かかる状態において螺子棒44を所定の工
具により上方突出せしめてカバー体38の切欠溝
42内に嵌入せしめることによりカバー体38を
固定維持せしめ、蓋体7およびカバー体38の装
着が完了するのである。
要するに本考案は、貯水槽本体の内部に照明器
具を配設せしめて成る照明器具付貯水槽におい
て、貯水槽本体1の上面開口部8に蓋体7を着脱
自在に被冠せしめたので、蓋体7を取り外すのみ
で貯水槽本体1内部を清掃せしめることが出来、
又蓋体7には下部に照明器具12のグローブ18
を垂下連設せしめた取付部材14を装着せしめ、
該取付部材14の中央部には先端に電球20を取
付けて成る照明体ユニツト19を電球20がグロ
ーブ18内に位置する様にして着脱自在に挿嵌せ
しめたので、電球20の取り替えに際しては照明
体ユニツト19として取付部材14より取り外す
ことにより電球20をグローブ18より外部へ取
出してその取り替え作業を容易に行わしめること
が出来、又照明体ユニツト19を被冠する様にし
て取付部材14の上面に対し着脱自在に螺着され
るカバー体38を設け、該カバー体38の外周部
には切欠溝42を切設せしめると共に取付部材1
4の上面には切欠溝42に嵌合してカバー体38
の回動を阻止する螺子棒44を出入り自在に螺入
位置せしめたので、螺子棒44と切欠溝42との
係合作用によりカバー体38の装着状態において
その回動を阻止され、よつて所定の工具により螺
子棒44を没入操作しなければカバー体38を取
り外すことが出来ない状態となつて照明体ユニツ
ト19等の盗難を防止せしめることが出来、又取
付部材14には支軸47を回動自在に挿嵌せしめ
ると共に該支軸47の下端部には支軸47の回動
により貯水槽本体1上端の鍔部9に対し係脱自在
な下部爪片48を取付けたので、鍔部9に対する
下部爪片48の係合作用により貯水槽本体1に対
する蓋体7の取り外しが出来ない状態となつて内
部機構を保護せしめることが出来、又支軸47の
上端部にはカバー体38の挿嵌軌道に係脱自在に
介入位置される上部爪片49を取付け、該上部爪
片49は下部爪片48が鍔部9に対し係合状態に
ある時のみカバー体38の挿嵌軌道から外れる様
に下部爪片48に対し所定角度位相配置せしめた
ので、貯水槽本体1と蓋体7との間の固定作用を
成す下部爪片48の係合が不完全な状態では上部
爪片49が障害となつてカバー体38が装着出来
ないことにより下部爪片48の係合操作のし忘れ
を防止せしめることが出来、よつて高級宿泊施設
等に装着される貯水槽本体1は部外者によつては
蓋体7、カバー体38を取り外し出来ないため、
内部機構部品の盗難、内部機構の故障を完全に防
止出来る等その実用的効果甚だ大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係る水洗便所の照明器具付貯水槽の
要部の分解斜視図、第2図は同上下方より見た分
解斜視図、第3図は組み立て状態の斜視図、第4
図は貯水槽本体の斜視図、第5図は第3図のA−
A断面図である。 1……貯水槽本体、8……開口部、9……鍔
部、12……照明器具、14……取付部材、18
……グローブ、19……照明体ユニツト、20…
…電球、38……カバー体、42……切欠溝、4
4……螺子棒、47……支軸、48……下部爪
片、49……上部爪片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯水槽本体の内部に照明器具を配設せしめて成
    る照明器具付貯水槽において、貯水槽本体の上面
    開口部に蓋体を着脱自在に被冠せしめ、該蓋体に
    は下部に照明器具のグローブを垂下連設せしめた
    取付部材を装着せしめ、該取付部材の中央部には
    先端に電球を取付けて成る照明体ユニツトを電球
    がグローブ内に位置する様にして着脱自在に挿嵌
    せしめ、又照明体ユニツトを被冠する様にして取
    付部材の上面に対し着脱自在に螺着されるカバー
    体を設け、該カバー体の外周部には切欠溝を切設
    せしめると共に取付部材の上面には切欠溝に嵌合
    してカバー体の回動を阻止する螺子棒を出入り自
    在に螺入位置せしめ、又取付部材には支軸を回動
    自在に挿嵌せしめると共に該支軸の下端部には支
    軸の回動により貯水槽本体上端の鍔部に対し係脱
    自在な下部爪片を取付け、支軸の上端部にはカバ
    ー体の挿嵌軌道に係脱自在に介入位置される上部
    爪片を取付け、該上部爪片は下部爪片が鍔部に対
    し係合状態にある時のみカバー体の挿嵌軌道から
    外れる様に下部爪片に対し所定角度位相配置せし
    めたことを特徴とする水洗便所の照明器具付貯水
    槽。
JP17255284U 1984-11-14 1984-11-14 Expired JPH0234278Y2 (ja)

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JPS6189075U JPS6189075U (ja) 1986-06-10
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