JPH0233904Y2 - - Google Patents

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JPH0233904Y2
JPH0233904Y2 JP2297484U JP2297484U JPH0233904Y2 JP H0233904 Y2 JPH0233904 Y2 JP H0233904Y2 JP 2297484 U JP2297484 U JP 2297484U JP 2297484 U JP2297484 U JP 2297484U JP H0233904 Y2 JPH0233904 Y2 JP H0233904Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は老朽管の更生装置に関し、施工管の乾
燥作業、研磨作業及びライニング作業に有利に使
用できる集塵用分岐ヘツダーに関する。
従来より、建築物内の金属給水管内部を気流乾
燥した後、該管内部の錆及び付着物を高速旋回空
気流に投入した研磨材により除去し、二液性エポ
キシ樹脂塗料を高速旋回空気流により塗装して防
錆被膜を形成する老朽管の更生工法が知られてい
る。
かかる工法の施工装置は、施工管内に圧縮空気
を供給する手段と、施工管内へ空気が流入する側
に連結して流入する空気に旋回運動を与える手段
と、該流入する空気に管内壁の研磨材を伴なわせ
る手段と、該流入する空気に管内壁のライニング
樹脂塗料を伴なわせる手段と、前記施工管外へ空
気が流出する側に連結した集塵手段と、から構成
される。
かかる装置を用いて老朽管の更生を行う場合、
施工管内の気流乾燥工程、研磨工程及びライニン
グ工程において、次のような不都合がある。
即ち、例えば主管から分岐する複数の枝管を備
えた施工管内を気流乾燥する場合、従来、各枝管
の水栓個所から水栓を取り外して、その各管末端
に圧縮空気供給手段としてのコンプレツサーから
の送気用ホースを夫々接続し、前記主管の管末端
には集塵手段としての集塵機からの集塵用ホース
を接続する。そして、コンプレツサーから圧縮空
気を、送気用ホースを介して、各枝管内に同時に
送り込んで、施工管内を乾燥させる。
しかしながらこのように、複数の枝管から同時
に送気を行つて、空気を単一の主管から集塵機へ
と排出する方法では、管が詰まり易く、通気をス
ムーズに行えないため、乾燥時間が多大に掛ると
いう欠点があつた。
又、同じように主管から分岐する複数の枝管を
備えた施工管内を研磨する場合、従来は複数の枝
管のうちいずれか一つの枝管の管末端に、流入す
る空気に旋回運動を与える手段と流入する空気に
管内壁の研磨材を伴なわせる手段とを構成するリ
バイブを介装した送気用ホースを接続し、この送
気用ホースを介して研磨材を前記一枝管に送り込
み、該枝管を研磨する。そして、リバイブを介装
した送気用ホースを、残りの枝管に順次接続し
て、枝管毎に順に研磨を行う。
しかしながら、このような研磨方法では、種々
の方向に配管されている枝管の水栓位置に、リバ
イブを介装した送気用ホースを接続替えする作業
が必要となり、作業時間が多大に掛り、作業性に
劣るものであつた。又、かかる従来の研磨方法で
は、研磨材を施工管の一方向にのみ流通させる方
法であるため、施工管に、エルボ等の継手を介し
て接続した管部分がある場合、管端面とエルボ等
の継手内面との間に形成される段部に、研磨残し
を生じ易く、錆及び付着物が除去されずに残つて
しまう確率が高い。このことは、エルボ等の継手
を用いた管部に限らず、チーズ、レジユーサ等を
用いた管部にあつても同様である。
更に、同じように主管から分岐する複数の枝管
を備えた施工管内をライニングする場合、従来
は、前記リバイブの出口部の送気用ホースに、流
入する空気に管内壁のライニング樹脂塗料を伴な
わせる手段としての塗料ミキサーの塗料注入ホー
スをセツトする。そして、前記送気用ホースを、
枝管の管末端に順次接続して、枝管毎に順にライ
ニングする。
しかしながら、このような従来のライニング方
法によれば、樹脂塗料を各枝管毎に分けて供給す
る作業が必要となるため、作業工程数が多く、作
業性に劣り、作業時間が掛るという欠点がある。
更に、樹脂塗料を枝管内の一方向に流通させ
て、ライニングを施す方法であるため、塗料の塗
り残し等を生じ易く、枝管内壁に均一なライニン
グを施すことができないという欠点があつた。
そこで本考案は以上のような従来の実情に鑑
み、施工管外へ空気が流出する側と集塵手段との
間に介装されて、施工管外へ流出する空気を集合
させて集塵手段へ流通させる集塵用分岐ヘツダー
を提供するものであり、従来装置による、施工管
の乾燥、研磨及びライニングにおける種々の不都
合を解消することのできる装置を得ることを目的
とする。
以下、本考案の実施例を第1図〜第5図に基づ
いて説明する。
第1図は本考案に係る集塵用分岐ヘツダーの一
実施例を示す図である。図において、この集塵用
分岐ヘツダーは、、中空体10からなり、該中空
体10に、後述する集塵手段の入口部との連結口
11と、施工管の管末出口との複数の連結口12
と、を備えた構成である。そして、前記中空体1
0は、配管炭素鋼鋼管13と、これの両端開口部
13A,13Bを夫々気密に閉塞するフランジ板
14と、からなる。この鋼管13の両端開口部1
3A,13Bには、周縁から軸直角な面内に張り
出すフランジ15が溶接等の手段により固着さ
れ、このフランジ15に前記フランジ板14が、
ボルト・ナツト16により締付固定される。連結
口11は、鋼管13の軸方向の両端部の下面位置
に夫々設けられており、、該鋼管13に固着され
るスリーブ17と、該スリーブ17に連結される
ニツプル18と、該ニツプル18に連結されるエ
ルボ19と、からなつている。連結口12は、鋼
管13の上半部の両側位置に、夫々軸方向に沿つ
て所定間隔で列設されており、該鋼管13に固着
されるスリーブ20と、該スリーブ20に連結さ
れるニツプル21と、該ニツプル21に連結され
るゲートバルブ等のバルブ22と、該バルブ22
に連結されるT継手23と、からなる。尚、この
T継手23の外周に位置する管部にはゲートバル
ブ等のバルブ24が連結されている。25は鋼管
13の上面の軸方向中間部位置に設けられ、中空
体10内圧力を計測する水高計であり、温度表示
も兼ねている。
26は水高計25の保護カバーで、鋼管13の
上面に固定取付されている。
かかる集塵用分岐ヘツダーは、中空体10の軸
方向を横向きにして設置して使用するわけである
が、設置面への設置は前記鋼管13の軸方向の両
端部の下面に夫々固着して取り付けた一対の支持
脚27によつて行う。
第2図は集塵用分岐ヘツダーの他の実施例を示
す図である。
このものは、中空体28を構成する鋼管29の
一端開口部29Aをフランジ部30に固定される
フランジ板31によつて閉塞する一方、他端開口
部29Bは盲フランジ板32を固定して閉塞して
ある。連結口33は、鋼管29の下面の軸方向中
間部位置に設けられており、鋼管29に固着され
るスリーブ34と、ニツプル35と、エルボ36
と、ボールバルブ等のバルブ37と、からなる。
連結口38は、鋼管29の上半部の片側位置に、
軸方向に沿つて上・下に千鳥足状に列設されてお
り、鋼管29に固着されるスリーブ39と、該ス
リーブ39に連結されるニツプル40と、該ニツ
プル40に連結されるボールバルブ等のバルブ4
1と、からなる。尚、42はフランジ板31と盲
フランジ板32に、夫々固着されて、水平に張り
出す運搬用取手である。
かかる集塵用分岐ヘツダーの支持脚43は、鋼
管29の連結口38が設けてある片側面位置から
傾斜して延びる部分と、鋼管29の他側面から鉛
直に延びる部分と、これらの部分相互を結ぶ水平
な部分と、からなる。
以上、第1図及び第2図に示した集塵用分岐ヘ
ツダーは、施工管外へ空気が流出する側と集塵手
段との間に介装されて使用される。
次に、これら集塵用分岐ヘツダーの使用例を第
3図〜第5図に基づいて説明する。第3図は施工
管の気流乾燥工程を説明する図で、図中、44は
実施例の対象となる施工管で、主管45から複数
の枝管46〜51を分岐して備えた構成である。。
前記主管45は給水立管52との連結部となるも
のである。
又、各枝管46〜51の各管末端には夫々水栓
が設けられている。
53はコンプレツサーで、ホース54を介して
圧縮空気を送気用分岐ヘツダー55へ供給するよ
うになつている。この送気用分岐ヘツダー55は
バルブで開閉できる多くの連結口が設けてある。
58は集塵用分岐ヘツダー56の連結口57に、
ホース59を介して入口管58Aが接続されたプ
レダスター、60はプレダスター58の出口管5
8Bにホース61を介して連結される集塵機であ
る。そして、前記コンプレツサー53と送気用分
岐ヘツダー54とにより、施工管44内に圧縮空
気を供給する手段を構成し、プレダスター58と
集塵機60とにより、施工管44外へ空気が流出
する側に連結した集塵手段を構成している。
施工管44内を気流乾燥するには、送気用分岐
ヘツダー55の連結口と主管45の管末端にあら
かじめ接続してあるホースaとを送気用ホース6
2を介して接続する。又、各枝管46〜51の水
栓位置から水栓を夫々取り外し、その後に、バル
ブ63を介装したホースb〜gを夫々接続し、こ
れらのホースb〜gを夫々集塵用分岐ヘツダー5
6の連結口70に接続してあるホース64〜69
に接続する。
そして、コンプレツサー53を作動し、送気用
分岐ヘツダー55から供給される圧縮空気をホー
ス62を介して主管45内に流す。この空気は主
管45から各枝管46〜51内を通過して、各枝
管46〜51内を乾燥させ、ホース64〜69を
介して集塵用分岐ヘツダー56内に至り、ここか
らホース59を介してプレダスター58に到達
し、更に、ホース61を介して集塵機60へと送
り出される。
このように集塵用分岐ヘツダー56の採用によ
り、単一の主管45から送気を行つて、空気を複
数の枝管46〜51からこのヘツダー56に集合
させて、集塵機60へと排出することができ、こ
れにより、管が詰まりにくく、通気をスムーズに
行え、乾燥時間を短縮することができる。
第4図は施工管の研磨工程を説明する図であ
る。同図Aにおいて、送気用ホース62には、旋
回運動を流入する空気に与える手段を流入する空
気に管内壁の研磨材を伴なわせる手段とを構成す
るリバイブ72を介装する。そして、施工管44
内を研磨するには、前記送気用ホース62先端
を、図の1に示す位置の枝管46の管末端に接続
されているホースbに接続すると共に、主管45
の管末端のホースaとプレダスター58の入口管
58Aとをホース71を介して接続する。図の2
〜6の位置の枝管47〜51に接続されているホ
ースc〜gは集塵用分岐ヘツダー56の各連結口
70のホース65〜69に接続しておく。又、枝
管46側のホースbのバルブ63は開に、他の枝
管47〜51側のホースc〜gのバルブ63も開
に操作して、集塵用分岐ヘツダー56の各連結口
70のバルブを閉にしておく。
このような状態で、コンプレーサー53を作動
し、リバイブ72から研磨材をホース62及びホ
ース64を介して枝管46内に供給する。この研
磨材は枝管46及び主管45の内面に沿つて旋回
して錆及び付着物を除去しながらホース71に至
り、プレダスター58を経て集塵機60へと送ら
れる。
かかる研磨作業の後、今後はリバイブ72の出
口部のホース62をホースbから取り外して、ホ
ースbはヘツダー56の連結口70へ接続する。
図の2の位置の枝管47のホース65をヘツダー
56の連結口70から外してリバイブ72のホー
ス62に接続替えする。この時は、ホースcのバ
ルブ63を開とすると共に、ホースbのバルブ6
3は他のホースd〜gと同様に開のまま、ヘツダ
ー56の連結口70のバルブを閉にする。そし
て、同様に、リバイブ72から研磨材をホースc
を介して今度は枝管47内に供給する。この研磨
材は枝管47の内面に沿つて旋回して錆及び付着
物を除去しながら、即ち研磨しながら、主管4
5、ホース71へ至り、集塵機60へ送られる。
以下、同様に、リバイブ72の出口部のホース
62を、図の3〜6位置の枝管48〜51側のホ
ース66〜69に順に接続替えし、枝管48〜5
1を研磨する。
以上の作業が終了した後、図の6の枝管51の
研磨が済んだ状態で、第4図Bに示すように、主
管45の管末端のホースaにリバイブ72のホー
ス62を接続すると共に、枝管51側のホース6
9を集塵用分岐ヘツダー56の連結口70に接続
する。そして、各枝管46〜51のホースb〜g
のバルブ63は全て開放しておく。このような状
態で、コンプレツサー53を作動し、リバイブ7
2から研磨材をホース62を介して、主管45に
供給すると、この研磨材は各枝管46〜51に、
ヘツダー56の連結口70のバルブ操作に依り順
次流れ、これらの各枝管46〜51を先の研磨作
業時における研磨材通過方向とは逆の方向に通過
して、主管45及び枝管46〜51内を研磨しな
がらホースb、65〜69に至り、該ホースb,
65〜69から集塵用分岐ヘツダー56に達し、
ホース59からプレダスター58を経て、集塵機
60に送られる。
以上の作業終了後、施工管44内に残留してい
る研磨材等を排除するため、施工管44内には圧
縮空気によるブローを行うようにする。
かかる研磨方法によれば、集塵用分岐ヘツダー
56の採用により、主管45から各枝管46〜5
1への研磨材流通がスムーズになり、この作用
と、研磨材を各枝管46〜51から枝管毎に流通
させる作用とにより、研磨材を施工管44内に往
復させて通過させて、施工管44内壁に往復研磨
を施すことができ、エルボ等の継手による管接続
部或いはチーズ、レジユーサ等の管部に研磨を行
う場合に、従来のように錆及び付着物等が残るこ
となく、良好な研磨を行うことができる。又、集
塵用分岐ヘツダー56の採用により、このヘツダ
ー56の設置個所で、リバイブ72の出口部のホ
ース62とホースb,65〜69との接続替えを
行え、従来のように、リバイブ72の出口部のホ
ース62の、各枝管46〜51の水栓位置への接
続替えというような面倒な作業を解消できる利点
がある。又、集塵用分岐ヘツダー56の各連結口
70のバルブを三方弁とすれば、この三方弁によ
つて各ホースb,65〜69と、リバイブ72及
び集塵用分岐ヘツダー56と、の接続方向をワン
タツチで切り換えることができ、更に効率の良い
作業を行うことができる。
第5図は施工管のライニング工程を説明する図
で、主管45の管末端のホースaのA個所には、
流入する空気に旋回運動を与える手段と、流入す
る空気に管内壁のライニング樹脂塗料即ちエポキ
シ樹脂塗料を伴なわせる手段と、を構成する塗料
吐出機(図示せず)が介装され、エポキシ樹脂塗
料を旋回運動する空気流に混合しながら、主管4
5の管末端に投入するようになつている。各枝管
46〜51の管末端にはバルブ79を介装した透
明ホースb〜gが接続され、これらのホースb〜
g夫々と集塵用分岐ヘツダー56の連結口70
夫々とは、ホース73〜78を介して連結させて
ある。80はホースaに介装されたバルブであ
る。
このような状態で、コンプレツサー53を作動
して圧縮空気を送気用ホース62に流し、吐出機
から旋回する空気流にエポキシ樹脂塗料を混入し
てA位置から主管45に送出する。するとエポキ
シ樹脂塗料はまず主管45に最も近い枝管46に
流れ、その管末端に至つて透明ホースbに到達す
る。この時点で、枝管46内壁にエポキシ樹脂塗
料の塗膜が形成されたことを確認し、まず透明ホ
ースbのバルブ79を閉じる。次に、ホース73
を集塵用分岐ヘツダー56の連結口70から取り
外し、今度は、第5図Bに示すように送気用分岐
ヘツダー55の連結口に接続し、再びバルブ79
を開いて、コンプレツサー53からの圧縮空気
を、送気用分岐ヘツダー55を介してホース73
から枝管46内に供給する。即ち、枝管46に対
し、エポキシ樹脂塗料の供給方向とは逆の方向に
空気を供給して、該エポキシ樹脂塗料を戻すよう
にする。主管45から供給されたエポキシ樹脂塗
料は、同様に枝管47,48,49,50,51
と順に到達し、これら枝管47〜51の各内壁に
塗膜が形成されたことを、各枝管47〜51に接
続された透明ホースc〜gによつてその都度確認
し、順次バルブ79を閉じて、順次ホース74〜
78を集塵用分岐ヘツダー56から送気用分岐ヘ
ツダー55へ接続替えし、圧縮空気を各枝管47
〜51に供給するようにする。尚、枝管46〜5
1に供給する圧縮空気は戻り圧+0.5Kg/cm2程度
の圧力にする。
尚、枝管51側のホース78を移設する時は主
管45側のホースaは塗料レシーバタンク81の
入口管81Aに接続し、このレシーバタンク81
の出口管81Bとプレダスター58の入口管58
Aとをホース62を介して接続する。このような
状態で、コンプレツサー53を作動して、空気
を、使用したエポキシ樹脂塗料の可使時間即ち復
元保持時間内各枝管46〜51及び主管45内に
流通させ、ライニング作業を終了する。
かかるライニング方法によれば、集塵用分岐ヘ
ツダー56の使用によつて、往復ライニングが容
易に行え、作業時間の短縮を図れると共に、樹脂
塗料を塗り残し等生じずに、施工管内壁に均一な
ライニングを施すことができる。
以上のように集塵用分岐ヘツダーの使用によ
り、施工管の気流乾燥、研磨及びライニングに係
る従来の種々の不都合を悉く解消できるわけであ
る。
尚、第2図に示した集塵用分岐ヘツダーによれ
ば、連結管38を鋼管29の片側面に位置させて
設けると共に、支持脚43を、連結管38のない
側面から鉛直に延びる部分を形成した構成にした
から、連結管38のない側面側を、階段、踊り場
等の壁際に近接して設置することができ、設置性
に優れている。又、連結管38は鋼管29の片側
面に位置させて設けただけであるが、本構成では
上・下に千鳥足状に列設したから、一直線上に並
列する場合に比べて、より多くの連結口を設ける
ことができるので、連結口の必要数を充分満足で
きる。
以上説明したように本考案によれば、施工管外
へ空気が流出する側と集塵手段との間に介装され
て、施工管外へ流出する空気を集合させて集塵手
段へ流通させる集塵用分岐ヘツダーを設けたか
ら、従来装置による施工管の気流乾燥、研磨及び
ライニングにおける種々の不都合を悉く解消でき
る実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る集塵用分岐ヘツダーの一
実施例を示す図で、Aは正面図、Bは端面部を示
す図、Cは側面部を示す図、第2図は同上の集塵
用分岐ヘツダーの他の実施例を示す図で、Aは正
面図、Bは端面部を示す図、Cは側面部を示す
図、第3図は集塵用分岐ヘツダーの使用による気
流乾燥工程を示す概略図、第4図A,Bは夫々集
塵用分岐ヘツダーの使用による研磨工程を示す概
略図、第5図A,Bは夫々集塵用分岐ヘツダーの
使用によるライニング工程を示す概略図である。 10,28……中空体、11,33……連結
口、12,38……連結口、44……施工管、5
3……コンプレツサー、55……送気用分岐ヘツ
ダー、56……集塵用分岐ヘツダー、57……連
結口、58……プレダスター、60……集塵機、
72……リバイブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 施工管内に圧縮空気を供給する手段と、該施工
    管内へ空気が流入する側に連結して流入する空気
    に旋回運動を与える手段と、該流入する空気に管
    内壁の研磨材を伴なわせる手段と、該流入する空
    気に管内壁のライニング樹脂塗料を伴なわせる手
    段と、前記施工管外へ空気が流出する側に連結し
    た集塵手段と、を包含する老朽管の更生装置にお
    いて、前記施工管外へ空気が流出する側と前記集
    塵手段との間に介装される集塵用分岐ヘツダーで
    あつて、中空体からなり、該中空体に、前記集塵
    手段の入口部との連結口と、前記施工管の管末出
    口との複数の連結口と、を備えた構成を特徴とす
    る老朽管の更生装置における集塵用分岐ヘツダ
    ー。
JP2297484U 1984-02-22 1984-02-22 老朽管の更生装置における集塵用分岐ヘツダ− Granted JPS60136772U (ja)

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