JPH0233496B2 - Frpseichukuyokinoseikeihoho - Google Patents
FrpseichukuyokinoseikeihohoInfo
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- JPH0233496B2 JPH0233496B2 JP16128882A JP16128882A JPH0233496B2 JP H0233496 B2 JPH0233496 B2 JP H0233496B2 JP 16128882 A JP16128882 A JP 16128882A JP 16128882 A JP16128882 A JP 16128882A JP H0233496 B2 JPH0233496 B2 JP H0233496B2
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- Japan
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- mold body
- bag
- hollow bag
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/02—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
- B29C44/12—Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
- B29C44/14—Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements the preformed part being a lining
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、中空容器をFRP（繊維強化プラスチ
ツク）により一体的に成型する成型方法に関する
ものである。
ツク）により一体的に成型する成型方法に関する
ものである。
FRP製品は、ガラス繊維、カーボン繊維等の
繊維素材に不飽和ポリエステル等の未硬化プラス
チツクを含浸させ硬化してなるものであるから、
便槽・貯湯タンク・燃料タンクのように胴部に対
し注入口が小さい中空容器をFRPで継ぎ目なく
一体に形成することは複雑な割形の中子を要し、
極めて困難であつた。
繊維素材に不飽和ポリエステル等の未硬化プラス
チツクを含浸させ硬化してなるものであるから、
便槽・貯湯タンク・燃料タンクのように胴部に対
し注入口が小さい中空容器をFRPで継ぎ目なく
一体に形成することは複雑な割形の中子を要し、
極めて困難であつた。
このため従来では、たとえば第１図に示すよう
な立方体状の中空容器１を成型する際には、中空
容器１の上半部１ａと下半部１ｂとを第２図およ
び第３図に示すように、第１型素体２ａと第２型
素体２ｂとによりそれぞれ別個に成形するととも
に、中空容器１の上半部１ａと下半部１ｂとの合
面部にフランジ１ｃ，１ｄを成形し、これらフラ
ンジ１ｃ，１ｄ部にて上半部１ａと下半部１ｂと
をボルト等で接合する構成を採用していた。
な立方体状の中空容器１を成型する際には、中空
容器１の上半部１ａと下半部１ｂとを第２図およ
び第３図に示すように、第１型素体２ａと第２型
素体２ｂとによりそれぞれ別個に成形するととも
に、中空容器１の上半部１ａと下半部１ｂとの合
面部にフランジ１ｃ，１ｄを成形し、これらフラ
ンジ１ｃ，１ｄ部にて上半部１ａと下半部１ｂと
をボルト等で接合する構成を採用していた。
このものは、上半部と下半部との接合部の強度
が弱くなつたり、該接合部のシールが不充分とな
つたりするとともに、フランジ部のボルト孔加工
および端面の仕上げ加工等を要し、容器としての
性能が低下るとともに生産性が乏しくなる欠点が
あつた。
が弱くなつたり、該接合部のシールが不充分とな
つたりするとともに、フランジ部のボルト孔加工
および端面の仕上げ加工等を要し、容器としての
性能が低下るとともに生産性が乏しくなる欠点が
あつた。
本発明は、上記実情によりなされたものであつ
て、中空状に組合わせてなる外型本体内にて、粒
状物の充填によつて膨出・保形される可撓性の中
空袋を採用することによつて、強度が高くしかも
生産性の高いFRP製中空容器の形成方法を提供
することを目的とする。
て、中空状に組合わせてなる外型本体内にて、粒
状物の充填によつて膨出・保形される可撓性の中
空袋を採用することによつて、強度が高くしかも
生産性の高いFRP製中空容器の形成方法を提供
することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、その構成
として、複数個に分割した外型素体の内周面に繊
維素材を貼着したのち、各外型素体を組合わせて
中空状の外型本体を形成し、ついで外型本体内に
可撓性の中空袋を収容し、該中空袋を粒体の充填
により膨出して外型本体の内面形状に沿わせ、つ
いで中空袋内の空気のみを抜き出して前記各粒体
同志を摩擦係合させたのち、外型本体と中空袋と
の間に未硬化樹脂を注入するものである。
として、複数個に分割した外型素体の内周面に繊
維素材を貼着したのち、各外型素体を組合わせて
中空状の外型本体を形成し、ついで外型本体内に
可撓性の中空袋を収容し、該中空袋を粒体の充填
により膨出して外型本体の内面形状に沿わせ、つ
いで中空袋内の空気のみを抜き出して前記各粒体
同志を摩擦係合させたのち、外型本体と中空袋と
の間に未硬化樹脂を注入するものである。
以下本発明による構成が具体化された実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
図面に基づいて詳細に説明する。
第４図に示すような中空容器３を成型する場
合、まず、第５図Ａ，Ｂ図に示すように、上下に
分割した上部外型素体４と下部外型素体５とを用
意する。
合、まず、第５図Ａ，Ｂ図に示すように、上下に
分割した上部外型素体４と下部外型素体５とを用
意する。
上記上部および下部の外型素体４，５は、各内
周面形状を中空容器３の上半部および下半部の外
周面形状に対応するとともに、両外型素体４，５
の分割部に両者接続用のフランジ４ａ，５ａを有
する。
周面形状を中空容器３の上半部および下半部の外
周面形状に対応するとともに、両外型素体４，５
の分割部に両者接続用のフランジ４ａ，５ａを有
する。
さらに、上部外型素体４には、中空容器３の注
口３ａを型成する開口４ｂを、下部外型素体５に
は未硬化樹脂を注入する樹脂注入口５ｂをそれぞ
れ形成しておく。
口３ａを型成する開口４ｂを、下部外型素体５に
は未硬化樹脂を注入する樹脂注入口５ｂをそれぞ
れ形成しておく。
そして中空容器Ａを成型する場合には、まず、
上開きにした各外型素体４，５の内周面に織布状
のガラス繊維・カーボン繊維等の繊維素材６を貼
着する（第５図）。
上開きにした各外型素体４，５の内周面に織布状
のガラス繊維・カーボン繊維等の繊維素材６を貼
着する（第５図）。
次に上記繊維素材６が貼着された両外型素体
４，５を、フランジ４ａ，５ａ部にてボルト７に
より連結して、中空状の外型本体８を形成する
（第６図）。
４，５を、フランジ４ａ，５ａ部にてボルト７に
より連結して、中空状の外型本体８を形成する
（第６図）。
次に、ポリプロピレンフイルムからなる可撓性
の中空袋９を開口４ｂから外型本体８内に入れた
のち、直径約２mm〜５mmの発泡スチロール玉から
なる粒体１０を外気とともに上記中空袋９内に充
填して、該中空袋９を外型本体８の内周面形状に
沿う如く膨出させる（第７図）。
の中空袋９を開口４ｂから外型本体８内に入れた
のち、直径約２mm〜５mmの発泡スチロール玉から
なる粒体１０を外気とともに上記中空袋９内に充
填して、該中空袋９を外型本体８の内周面形状に
沿う如く膨出させる（第７図）。
次に、上記開口４ｂから真空ポンプにより、中
空袋９中の空気のみを抜き取つて中空袋９を縮小
付勢することにより、粒体１０を中空袋９の全面
から押圧係止する（第８図）。次に樹脂注入口５
ｂから、不飽和ポリエステルからなる未硬化樹脂
１１を注入し、これを繊維素体６に含浸させる
（第９図）。この状態で未硬化樹脂が硬化するまで
放置し、該樹脂が硬化したのちに、外型本体８を
成型品アに対し分割除去する（第１０図）。
空袋９中の空気のみを抜き取つて中空袋９を縮小
付勢することにより、粒体１０を中空袋９の全面
から押圧係止する（第８図）。次に樹脂注入口５
ｂから、不飽和ポリエステルからなる未硬化樹脂
１１を注入し、これを繊維素体６に含浸させる
（第９図）。この状態で未硬化樹脂が硬化するまで
放置し、該樹脂が硬化したのちに、外型本体８を
成型品アに対し分割除去する（第１０図）。
次いで成型品アを倒立して、粒体１０を自重流
出あるいは送風機を用いて排出したのち、中空袋
９を引き抜けば、第４図に示す中空容器３が完成
する。
出あるいは送風機を用いて排出したのち、中空袋
９を引き抜けば、第４図に示す中空容器３が完成
する。
本発明は、以上説明したように、可撓性の中空
袋内に多数の粒体を充填して外型本体の内周面全
面に沿う如く膨出させた後、中空袋内の空気のみ
を抜き取ることにより、該中空袋内に充填した粒
体同志を摩擦係合ようにしたから、この摩擦係合
する粒体により、中空袋の外型本体の任意の内周
面形成に沿つた状態で保形することになる。
袋内に多数の粒体を充填して外型本体の内周面全
面に沿う如く膨出させた後、中空袋内の空気のみ
を抜き取ることにより、該中空袋内に充填した粒
体同志を摩擦係合ようにしたから、この摩擦係合
する粒体により、中空袋の外型本体の任意の内周
面形成に沿つた状態で保形することになる。
しかも上記中空袋の保形は、全体がわずかに縮
小した状態で保形されるので、この中空袋と外型
本体との間隙が増大する傾向となるので、両者間
に注入した未硬化樹脂は、大きな抵抗を受けるこ
となく充填して行くことになる。
小した状態で保形されるので、この中空袋と外型
本体との間隙が増大する傾向となるので、両者間
に注入した未硬化樹脂は、大きな抵抗を受けるこ
となく充填して行くことになる。
従つて本発明によれば、胴部が注入口よりも大
きい中空タンクであつても、FRPによる一体成
型が極めて容易に、しかも安価に得ることができ
る効果を奏する。
きい中空タンクであつても、FRPによる一体成
型が極めて容易に、しかも安価に得ることができ
る効果を奏する。
なお、本発明は、可撓性の中空袋を未硬化樹脂
と固着する資材とし、成型後は中空袋を中空容器
に内壁として使用するようにしてもよい。
と固着する資材とし、成型後は中空袋を中空容器
に内壁として使用するようにしてもよい。
このようにすれば、もともと気密性のある中空
袋を利用して中空容器の気密性能をより高めるこ
とができるので、高度の気密が要望される中空容
器を成型する場合に適する。
袋を利用して中空容器の気密性能をより高めるこ
とができるので、高度の気密が要望される中空容
器を成型する場合に適する。
第１図は従来のFRP製中空容器を示す断面図、
第２〜第３図はその成型方法を示す断面図、第４
図は本発明のFRP製中空容器を示す断面図、第
５図〜第１０図はその成型方法を示す断面図であ
る。 ３……中空容器、４……上部外型素体、５……
下部外型素体、６……繊維素体、７……ボルト、
８……外型本体、９……中空袋、１０……粒体、
１１……未硬化樹脂。
第２〜第３図はその成型方法を示す断面図、第４
図は本発明のFRP製中空容器を示す断面図、第
５図〜第１０図はその成型方法を示す断面図であ
る。 ３……中空容器、４……上部外型素体、５……
下部外型素体、６……繊維素体、７……ボルト、
８……外型本体、９……中空袋、１０……粒体、
１１……未硬化樹脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 複数個に分割した外型素体の内周面に繊維素
材を貼着したのち、各外型素体を組合わせて中空
状の外型本体を形成し、ついで外型本体内に可撓
性の中空袋を収容し、該中空袋を粒体の充填によ
り膨出して外型本体の内面形状に沿わせ、ついで
中空袋内の空気のみを抜き出して前記各粒体同志
を摩擦係合させたのち、外型本体と中空袋との間
に未硬化樹脂を注入してなるFRP製中空容器の
成型方法。 ２ 前記粒体を多数の発泡樹脂玉とした特許請求
の範囲第１項記載のFRP製中空容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16128882A JPH0233496B2 (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | Frpseichukuyokinoseikeihoho |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16128882A JPH0233496B2 (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | Frpseichukuyokinoseikeihoho |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5949931A JPS5949931A (ja) | 1984-03-22 |
| JPH0233496B2 true JPH0233496B2 (ja) | 1990-07-27 |
Family
ID=15732254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16128882A Expired - Lifetime JPH0233496B2 (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | Frpseichukuyokinoseikeihoho |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0233496B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003094448A (ja) * | 2001-09-25 | 2003-04-03 | Toray Ind Inc | Ｆｒｐ中空構造体の製造方法 |
| JP2006150614A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Toho Tenax Co Ltd | Ｆｒｐ製中空部材の樹脂トランスファー成形法 |
| JP2011224939A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-10 | Torai Engineering Kk | 繊維強化樹脂成形品、およびその製造方法 |
| JP5652156B2 (ja) * | 2010-11-24 | 2015-01-14 | 三菱レイヨン株式会社 | 繊維強化プラスチックの成形方法 |
| JP5818060B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2015-11-18 | 三菱レイヨン株式会社 | 繊維強化プラスチックの成形方法 |
| DE102012216830A1 (de) * | 2012-09-19 | 2014-03-20 | Wobben Properties Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Windenergieanlagen-Rotorblättern, sowie zur Herstellung eines Formkerns hierfür |
| WO2014064784A1 (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-01 | 三菱レイヨン株式会社 | 繊維強化プラスチックの成形方法 |
| CN104476779B (zh) * | 2014-11-26 | 2016-09-07 | 江西洪都航空工业集团有限责任公司 | 一种实芯泡沫夹层复合材料管件成型工装结构及其使用加工方法 |
| SE2151179A1 (sv) * | 2021-09-27 | 2023-03-28 | Blue Ocean Closures Ab | Fiberbaserad förpackningskapsel samt en metod att pressforma densamma |
-
1982
- 1982-09-16 JP JP16128882A patent/JPH0233496B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5949931A (ja) | 1984-03-22 |
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