JPH0232387A - 着色用品とその製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は娯楽品、特に色塗するようになった物品、特に
塗絵用シート、本等に関する。

〔従来の技術〕

塗絵水は、紙面上に輪郭線で描いたイメージ等を使用者
が色塗りする楽しみを子供および大人に長年提供してき
た。このような着色水は楽しみと共に様々な色を使って
自由に塗絵できるので小さな子供の想像力を養う。大き
い子供にとっては、色塗りしたイメージが端正で魅惑的
であれば喜びが増大するのが普通である。過去の塗絵水
またはシートは細い、通常、１／３２インチ（約０．０
７ｃｍ）幅基準の境界線により形成された色塗対象物ま
たはイメージの輪郭線を有し、背景地とは鮮明なコント
ラストをなすように実質的に明白に異なる輪郭線を用い
ていた。しかし、そのような塗絵シートは、特に小さい
子供には境界線内に望む色を納めて塗るのは難しい。塗
った色が境界線からはみ出して重ね合せられない場合、
塗色物または塗色イメージは魅力を減退して使用者の楽
しみを減少させる結果となることがしばしばである。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明が解決しようとする課題の基本はイメージ着色用
品を改良しようとするところにある。

本発明の他の課題は使いやすくかつ使用者の楽しみを増
大させるイメージ着色用品を提供することにある。

本発明の更に他の課題は快よく魅力的な塗絵を創出する
ために境界線内に収めるのに神経質にならないでよい改
良されたイメージ着色用品を提供することにある。

更に、本発明の課題は着色されるイメージ部を色塗りさ
れた場合に塗色イメージ部と一体かつその一部になる境
界線により形成される改良されたイメージ着色用品を提
供することにある。

〔発明の概要〕

本発明による着色用品は少なくとも一部に着色されるべ
き少なくとも１つのイメージ部が配設された少なくとも
１枚の紙、板紙、その他同様物から成る。着色されるべ
きイメージ部は比較的広い（＞１／１６インチ：〉約０
．１５ｃｍ）幅で全体的に明るい外観で柔らかいエツジ
をもって表面構成された境界線により形成されている。

該境界線は、観察した場合、それに施される色をマスキ
ングするまたは覆う確認できる程度のハーフトーンのグ
ラデーションを創出する複数の点で描いた模様を構成す
る。かかる境界線はラインスクリーンとメゾチントスク
リーンとを組合せて用いて創出されている。アートデザ
イン法としてかかるスクリーン以外のものも知られてい
る。これらの手法では黒色アートはラインスクリーンま
たはメゾチントスクリーンのいずれかを用いて撮影され
る。この方法では黒実線領域が小さな黒点に切れてしま
う。ラインスクリーン法またはメゾチントスクリーン法
は製作する点のタイプおよび点の大きさを変えることが
できる。点の大きさはその領域の明暗の程度およびその
領域の視覚密度に影響する１インチ（約２．５４　ａｍ
　）当りの点線の数を決定する。この点模様は点のみを
印刷するＩＪ　）グラフプレートへ移す。

本発明によれば、背影の紙または板紙は種々の色地とし
てよい。着色するイメージの境界線はラインスクリーン
とメゾチントスクリーンとを組合せて使用してマスター
スクリーンを作り、それによってイメージを撮影する。

次に、境界線をリトグラフプレートに転写して印刷する
。ラインスクリーンは、柔らかいエツジをもつ黒よりは
外観上間るい境界線を創出し、メゾテントスクリーンは
表面組織を作る。

オリジナルの線アート、ラインスクリーンおよびメゾチ
ントスクリーンの組合せは変化のある幅、表面の肌合い
および密度をもつ境界線を創出するために大きく変化さ
せることができる。例えば、クレヨンで着色する部分の
イメージを制作するためには、２０％の１３３ラインス
クリーンし・４５ラインメゾチントスクリーンとで作成
したマスタースクリーンはそのような境界線を形成する
のに効果的である。このようなスクリーンの組合せによ
り形成される境界線は少な（とも約３／１６インチ（約
Ｑ、１７ｃｍ）の幅となりかつ着色用に広いターゲット
を提供する表面組織を有する。この表面組織により、上
から色彩を施したときに自然な外観が創出される。６０
％１３３ラインスクリーンを４５ラインメゾチントスク
リーンとの組合せ使用により、黒色よりも明るい色の約
１７１６インチ（約０．１５ｃｍ）の、黒色クレヨン線
と結合できるすばらしい表面組織の境界線を制作できる
。

クレヨン、ペイントおよびインキ等の既知の着色手段が
イメージの塗色に使用できる。イメージを担持する紙ま
たは板紙は分離または独立のシート、またはそのような
シートの複数枚を束ねた塗絵の本であってよい。上記イ
メージ部は、所望により、イメージの色分は部に着色す
る色を示唆する着色手びきを載せたものであってよい。

本発明による境界線により形成された着色用イメージ部
において、着色する部分とシート上の他の部分との間の
境界は鋭くはないが鮮明に形成されている。その結果、
鮮明なコントラストをもつ細い境界線を使用している従
来の塗絵本の場合のように絵を塗る際に細心な注意を必
要としない。

このようにして、本発明によれば境界線内に正確に絵塗
りができない場合であっても従来の塗絵品の場合はど色
のはみだしは目立たない。従ってより魅力的な着色イメ
ージを創造できるので使用者の楽しみおよび満足感は大
きい。第３図と第４図とでは大きな違いがあることが明
らかである。第３図において、参照番号１０で示した塗
色部は境界線１２と１４１＝重合しており、着色用対象
物の外観から極めてはっきりと認識されるものでありか
つ外れている。これとは対称的に、第４図では、塗色部
１０は境界線１２と１４とに重合しているが、不正確に
塗色された部分は着色用対象物の輪郭を修正するもので
あって目立ってδ２識されるようなものでない。

上記態様の他の改良、変更が本発明の精神の範囲内で本
発明に含まれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の塗絵シートまたは本に用いられた境界線
により着色される「朝陽」を描いた絵画を示す。 第２図は本発明による境界線で着色される「朝陽」を描
いた絵画を示す。 第３図は第１図の絵画の境界線に重ねて色を塗って結果
を示す。 第４図は第２図の絵画の境界線上に色を重ねて塗った結
果を示す。 １０・・・塗色部、　　　　　１２．１４・・・境界線
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも一部が着色される少なくとも１つのイメ
   ージを表面に有する紙または板紙から成り、該着色イメ
   ージ部が模様を構成する複数の点から成る境界線により
   形成されかつ、視覚的に、該境界線に施される色を知覚
   できるハーフトーンのグラデーションでマスキングまた
   は覆うことのできるものであることを特徴とする着色用
   品。 ２、少なくとも一部が着色されるべき少なくとも１つの
   イメージ部を表面に有する紙または板紙から成り、該着
   色イメージ部がラインスクリーンとメゾチントスクリー
   ンとの組合せにより該イメージ部を撮影することにより
   作成された境界線により形成されていることを特徴とす
   る着色用品。 ３、ラインスクリーンとメゾチントスクリーンとの組合
   せにより着色されるべきイメージ部を撮影し、該撮影さ
   れたイメージ部の境界線とリトグラフプレートに転写し
   、かつ該リトグラフプレートから印刷することにより着
   色用品を製造する方法。