JPH0232291A - スケジュール予約時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、複数のアラーム内容を所定の予約日時に出
力するスケジュール予約時計に関する。

〈従来の技術〉 アラームの鳴止めに伴って、その日の日付を音声で報知
したり、日付に無関係な短いメツセージを発したりする
報知時計が知られている（例えば特開昭６１−６１０８
８及び６１０８９号公報参照）。

〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の報知時計は単に日付を知らせ、あ
るいは予測し得ないメツセージをランダムに発する目覚
まし時計であって、複数のアラーム日時を予約するスケ
ジュール予約機能はなく、また使用者が予約日時に応じ
て所望のアラーム内容を設定することもできないもので
ある。

この発明はこのような目覚まし時計ではなく、複数のア
ラーム日時を予約でき、その日時になると対応した内容
のアラームを発するスケジュール予約時計を提供するこ
とを目的としてなされたものである。

く課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するために、この発明のスケジュール
予約時計は、複数のアラーム日時をそれぞれ設定するア
ラーム日時予約手段と、予約された各アラーム日時に対
応したアラーム内容をそれぞれ設定するアラーム内容設
定手段と、予約された各アラーム日時になると対応した
アラーム内容を出力する報知手段、とを備えている。な
おここで言う日時とは、日と時刻の両方の場合だけでな
く１時刻のみの場合も意味している。

また、上記のアラーム内容設定手段として録音装置を用
い、報知手段として再生装置を用いることにより、アラ
ーム日時になると録音された音声が再生されるようにし
ている。

く作用〉 アラーム日時予約手段とアラーム内容設定手段により、
複数のアラーム内容についてそれぞれ個別にアラーム日
時を予約することができ、予約時刻になると対応したア
ラーム内容が報知手段から出力されるので、例えば年間
スケジュールの予約とその内容の報知が可能となる。

またアラーム内容設定手段及び報知手段として録音再生
装置を利用することにより、内容を理解しやすい音声メ
ツセージの形でアラームが出力される。

〈実施例〉 次に、アラーム内容を音声メツセージの形で出力するよ
うにした一実施例について説明する。

〔構成の概要〕

第１図は装置の構成を示すブロック図、第２図は装置の
正面図である。

第１図において、１は制御部のマイクロコンピュータで
あり、種々の演算を行うＣＰＵＩＩ、制御用のプログラ
ムやデータを記憶させであるＲＯＭ１２．必要なデータ
を一時記憶するＲＡＭ１３、クロック発生器１４等を備
えている。２は操作部であり、マニュアルで操作される
表示選択スイッチ２１、日時予約スイッチ２２、チャン
ネル設定スイッチ２３、セットスイッチ２４．リセット
スイッチ２５及び再生／録音スイッチ２６等を備えてい
る。３はこれらによる設定内容などを表示する表示部、
４はマイクロホン４１とスピーカ４２を備えた小形テー
プレコーダ、５はアラーム用のブザー、６は例えば外気
温度計、雨滴センサ等の外部条件センサである。

第２図において、７は装置本体であり、上記の外部条件
センサ６以外はすべてこの装置本体７に設けられている
。８ａ〜８ｊは上記の各種スイッチ２１〜２３等の操作
用を兼ねたテンキーであり、８ａは時刻表示キー、８ｂ
は日付表示キー、８ｃは外部温度表示キー、８ｄはアラ
ーム日付表示キ、８ａはアラーム時刻表示キー、８ｆは
外気温条件表示キー、８ｇは天候条件表示キー、８ｈは
アラーム条件時間表示キー、８１はチャンネル表示キー
、８ｊは＋／−セットキーとなっている。

また２４ａ及び２５ａはそれぞれスイッチ２４及び２５
を操作するためのセットキー及びリセットキーであり、
２６ａはスイッチ２６の操作つまみ、４１はマイクロホ
ンである。

次に表示と各種の設定操作について説明する。

これらの操作は数個のスイッチの操作を組合せた以下の
ような手順で行うようにプログラムされており、表示部
３にはその時の操作に応じた表示がなされるように構成
されている。まず、この発明に直接関係のない操作を先
に説明する。

〔時刻の表示と修正〕

マイクロコンピュータ１に内蔵されている時計の時刻の
表示は、テンキー８ａの操作により行われる。このテン
キー操作による表示モードの選択が行われると、そのオ
ン操作が優先されて他のモードはキャンセルされ、操作
したテンキーがオン状態に保持される。これは以下に述
べる他の表示モード選択についても同様である。

また時刻の修正は、時刻が表示されている状態でセット
キー２４ａを１秒間押すことによって時刻修正モードと
し、所定の時刻を時間、分の順に各テンキーで入力する
ことで行われる。入力操作を誤った時にはリセットキー
２５ａにより初期状態に戻すことができる。データが正
しく入力された後にセットキー２４ａを押すことによっ
て修正は完了する。

〔日付の表示と修正〕

時計の日付の表示はテンキー８ｂの操作により行われる
。また日付の修正は、日付が表示されている状態でセッ
トキー２４ａを１秒間押すことによって日付修正モード
とし、所定の日付を月、日の順に各テンキーで入力する
ことで行われる。入力操作を誤った時にはリセットキー
２５ａにより初期状態に戻すことができる。データが正
しく入力された後にセットキー２４ａを押すことによっ
て修正は完了する。

〔外気温の表示〕

外部条件センサ６で検出される外気温はテンキー８ｃの
操作により表示される。

〔外気温条件の表示と設定〕

テンキー８ｆを操作すると外気温条件表示モードとなっ
てその旨が表示される。またその設定は外気温条件表示
がなされている状態でセットキー２４ａを１秒間押すこ
とによって外気温条件設定モードとし、条件温度を各テ
ンキーで入力することで行われる。なお、＋と−の切り
換えは数値入力後に＋／−セットキー８ｊにより行う。

入力操作を誤った時にはリセットキー２５ａにより初期
状態に戻すことができる。データが正しく入力された後
にセットキー２４ａを押すことによって設定は完了する
。

〔天候条件の表示と設定〕

外部条件センサ６で検出される天候条件はテンキー８ｇ
の操作で表示される。また、テンキー８ｇを１回押すご
とに、晴、雨、未設定の文字が順次表示され、セットキ
ー２４ａを押すことによってその時表示されていた内容
で設定される。

〔アラーム条件時間の表示と設定〕

アラーム条件時間はテンキー８ｈの操作で表示される。

またその設定はアラーム条件時間表示がなされている状
態でセットキー２４ａを１秒間押すことによって設定モ
ードとし、条件時間を時間、分の順に各テンキーで入力
することで行われる。

入力操作を誤った時にはリセットキー２５ａにより初期
状態に戻すことができる。データが正しく入力された後
にセットキー２４ａを押すことによって設定は完了する
。

〔チャンネルの表示と設定〕

次に、この発明のアラーム日時予約とアラーム内容設定
に直接関係のある操作手順について、第３図（ａ）〜（
Ｃ）のフローチャートを参照しながら説明する。

第３図（ａ）のステップＳ１と８２はチャンネルの表示
と設定の手順であり、テンキー８ｉ（ＣＨキー）の操作
でチャンネルが表示される。そして、チャンネル表示が
なされている状態でセットキー２４ａを１秒間押すこと
によってチャンネル設定モードとなり（ステップＳＬ）
、チャンネル番号に対応するテンキーを操作するとその
チャンネルが選択されて表示され、セットキー２４ａの
オンにより設定が終わる（ステップＳ２）、なお具体的
には図示していないが、入力操作を誤った時にはリセッ
トキー２５ａにより初期状態に戻して再度入力すること
ができるようになっている。なおチャンネルは例えば７
個用意されており、これを超える番号を入力しても受は
付けないようにしである。

〔録音とアラームセットの操作〕

上述のチャンネル設定の際に、再生／録音スイッチ２６
を録音にした状態でセットキー２４ａをオンすると、ス
テップＳ３を経てステップＳ４に移り１選択されたチャ
ンネルが録音可能なモードとなる。すなわち、ＬＥＤを
用いた録音表示灯２６ｃが点灯し、録音済みのチャンネ
ルの場合には表示部３の右下に録音済みインジケータで
あるＨＲの文字が表示され、タイマのカウントが開始さ
れる。このカウントは１チヤンネル当たりの録音可能時
間に対応しており、例えば４秒に設定されているので、
その間に所定のメツセージをマイク４１から録音する。

カウントアツプされると録音モードは解消されて表示灯
が消え、再びステップＳ２のチャンネル選択に戻る。更
に継続して録音する場合には、テンキーを操作してチャ
ンネルを選択しセットキー２４ａをオンにすると、その
選択されたチャンネルが録音可能なモードとなる。そし
て選択したチャンネルのアラーム内容の設定。

すなわち予約時刻に出力されるメツセージの録音が終了
すると、再生／録音スイッチ２６を再生にして再度セッ
トキー２４ａをオンすることにより録音をセットしくス
テップＳ５）、次のステップに進む。

〔アラーム日付及び時刻の表示と設定〕第３図（ｂ）は
アラームの日付と時刻の表示と設定の手順である。

アラーム日付の表示はテンキー８ｄ（ＡＬ　　ＤＡＴＥ
キー）の操作で行われ、日付表示がなされている状態で
セットキー２４ａを１秒間押すことによってアラーム日
付設定モードとなり、所定の日付を月、日の順に各テン
キーで入力することでアラーム日付の設定が行われる（
ステップＳ６）、入力操作を誤った時にはリセットキー
２５ａにより初期状態に戻すことができる。こうしてデ
ータが正しく入力された後にセットキー２４ａを押すと
設定は完了し、自動的にステップＳ８のアラーム時刻設
定モードに移って時刻が表示される（ステップＳ７）。

また上述した日付の表示と設定が選択されない場合には
そのままステップＳ８に移り、テンキー８ｅ（ＡＬＴＩ
ＭＥキー）を操作するとアラーム時刻が表示される。そ
して、アラーム時刻表示がなされている状態でセットキ
ー２４ａを１秒間押すことによってアラーム時刻設定モ
ードとなり、所定の時刻を時間、分の順に各テンキーで
入力することでアラーム時刻の設定が行われる。入力操
作を誤った時にはリセットキー２５ａにより初期状態に
戻すことができる。こうしてデータが正しく入力された
後にセットキー２４ａを押すと設定は完了する（ステッ
プ３９）。

なお、録音セット後にリセットキー２５ａを押すと、オ
ンするごとに各チャンネルの録音内容が順次再生され、
録音の確認を行えるようにしである。

次のステップＳＩＯは前述した他の機能に関する表示と
設定の手順を一括して示しており、必要に応じてそれぞ
れのモードが実行された後、第３図（Ｃ）のアラーム出
力段階の手順に移る。

〔アラーム種類の選択〕

アラームには、（ａ）毎日アラーム、（ｂ）条件付毎日
アラーム、（ｃ）１回アラーム、（ｄ）条件付１回アラ
ームの４種類があり、次のようにして選択される。

（ａ）毎日アラーム この機能は、チャンネル選択とメツセージ録音をした後
にアラーム時刻を設定することによって選択され、日付
に関係なく、毎日その時刻になるとアラームが出力され
るものである。

（ｂ）条件付毎日アラーム この機能は、上記の毎日アラームに、更に外気温あるい
は天候という外部条件とアラーム条件時間を設定した場
合に選択される。例えば外気温条件を設定した場合には
、外気温が設定された温度より低くなった日に予約され
たアラーム時刻よりアラーム条件時間だけ早い時刻にア
ラームが出力される。天候条件を設定した場合に天候が
その条件と一致した場合も同様である。

（ｃ）１回アラーム この機能は、上記の毎日アラームに、更にアラーム日付
を設定した場合に選択されるものであり、設定された日
の設定された時刻にアラームが出力される。

（ｄ）条件付１回アラーム この機能は、上記の１回アラームに、更に外部条件とア
ラーム条件時間を設定した場合に選択される。すなわち
、外気温や天候がその条件と一致した場合に、設定され
た日の設定された時刻よりアラーム条件時間だけ早い時
刻にアラームが出力されるのである。

〔アラーム出力〕

以上の各種のアラームは、いずれもそのチャンネルの録
音内容が１分間繰り返し再生されるという形で実行され
、この時にはＬＥＤを用いた再生表示灯２６ｂが点灯す
る。なお、各チャンネルのアラームが重なった場合は、
チャンネル番号の若い順に１回づつ繰り返し再生される
。

第３図（ｃ）のステップＳｌｌでは、アラームを予約し
た日付や時刻が内蔵されている時計と一致するか否かが
各チャンネルについて順次判定される。そして上記４種
類のアラームのいずれかを出力すべき日時あるいは時刻
になると、アラームが出力される（ステップ５１２）。

これはテープレコーダ４が作動してそのチャンネルの録
音内容が１分間繰り返し再生されるという形で実行され
るが、メツセージが録音されていない場合にはブザー５
が鳴動する。そして１分が経過するとアラーム終了とな
るが、アラームの途中でリセットキー２５ａをオンする
か再生／録音スイッチ２６をオフするとアラーム音が解
除され、この場合にもアラーム終了となる。

次のステップＳ１３は、不在時にアラームが出力された
時などのために設けられた再メツセージモードであり、
表示部３に再メツセージモードであることを示すアラー
ムインジケータが表示され、あらかじめ設定された一定
時間継続する。そこで、この間に確認ボタン（＋／−セ
ットキー８ｊがこれを兼ねている）をオンすると、対応
するチャンネルのアラーム、すなわちメツセージが出力
されるので、アラームの内容を確認できるのである。

こうしてメツセージが再出力されてアラームが終了し、
あるいは確認ボタンが押されないまま一定時間が経過す
ると録音が消去され、表示部３のＨＲ表示とアラームイ
ンジケータが消えて第３図（、）に戻り、次のアラーム
出力に備える待機状態となる。

なお、ステップＳ１２または１３のアラーム出力の際に
アラーム音解除の操作がなされると、録音キャンセルモ
ードなって直ちに録音消去以降のステップに進み、待機
状態となる。

〈発明の効果〉 上述の実施例から明らかなように、この発明のスケジュ
ール予約時計は、複数のアラーム日時と、各アラーム日
時に対応したアラーム内容をそれぞれ設定する手段を設
け、予約された各アラーム日時になると対応した所定の
アラーム内容を出力するものである。従って、予約時刻
になると対応したアラーム内容が報知手段から出力され
るので、例えば年間スケジュールを予約し、その内容を
所定の日時に報知させるという使い方が可能となり、単
なる目覚まし時計の機能を超えたスケジュール予約時計
が得られる。

また、アラームの設定と報知の手段として録音再生装置
を用いることにより、アラームの内容を音声メツセージ
の形で設定することが可能であり。

アラームの内容が理解しやすく使いやすいスケジュール
予約時計が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第２図は装置の正面図、第３図（ａ）乃至第３図（ｃ）
は動作の手順を示したフローチャートである。 １・・・マイクロコンピュータ、２・・・操作部、３・
・・表示部、４・・・小形テープレコーダ、５・・・ア
ラーム用ブザー、６・・・外部条件センサ、７・・・装
置本体。 ８ａ〜８ｊ・・・テンキー　１１・・・ＣＰＵ、１２・
・・ＲＯＭ、１３・・・ＲＡＭ、１４・・・クロック発
生器、２１・・・表示選択スイッチ、２２・・・日時予
約スイッチ、２３・・・チャンネル設定スイッチ、２４
・・・セットスイッチ、２４ａ・・・セットキー、２５
・・・リセットスインチ、２５ａ・・・リセットキー、
２６・・・再生／録音スイッチ、２６ａ・・・操作つま
み。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のアラーム日時をそれぞれ設定するアラーム日
   時予約手段と、 予約された各アラーム日時に対応したアラ ーム内容をそれぞれ設定するアラーム内容設定手段と、 予約された各アラーム日時になると、対応 したアラーム内容を出力する報知手段、 とを備えたことを特徴とするスケジュール 予約時計。 ２、アラーム内容設定手段に録音装置を用い、報知手段
   に録音された音声を再生する再生装置を用いた請求項１
   記載のスケジュール予約時計。