JPH0232284Y2 - - Google Patents

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JPH0232284Y2
JPH0232284Y2 JP1983035125U JP3512583U JPH0232284Y2 JP H0232284 Y2 JPH0232284 Y2 JP H0232284Y2 JP 1983035125 U JP1983035125 U JP 1983035125U JP 3512583 U JP3512583 U JP 3512583U JP H0232284 Y2 JPH0232284 Y2 JP H0232284Y2
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JP
Japan
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hydraulic cylinder
elevating
tilting
horizontal
pivot
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JP1983035125U
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JPS59140723U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、被訓練者を横臥保持する人体載置
用のテーブルを、水平姿勢での高さ変更と起立姿
勢変更とが行えるようにして構成する起立訓練用
テーブルの改良に関する。
被訓練者横臥用のテーブルを水平状態から起立
状態までの間で傾動させる構成の起立訓練用チル
トテーブルは、特公昭56−6291号公報にみられる
ように既知であるが、従来既知の起立訓練用チル
トテーブルは、被訓練者横臥用テーブルが予めス
トロークエンドに設定した所定の高さ位置の一個
所でしか水平状態にならないような構成である。
したがつて、テーブルの水平状態となる高さ
が、通常の療養ベツドの高さに適合するように設
定されると、療養ベツドからテーブル、あるいは
テーブルからら療養ベツドへの被訓練者の乗り移
りは容易に行わせ得るけれども、療養ベツドとは
高さの異なる部位(例えば車椅子)に在る被訓練
者を移乗させる場合にはテーブルと車椅子との間
に段差を生じてしまうので容易に乗り移らせるこ
とができない難点がある。また、テーブルが水平
状態になる高さを車椅子高さに適合するように設
定されると、前述とは逆に、療養ベツドからの被
訓練者の移乗が困難になつてしまうし、更にこの
場合には水平状態のテーブル高さが極端に低くな
るので、介助者(訓練士)が被訓練者の身体をテ
ーブルに固定あるいは固定解除したりする所作
や、機能訓練の所作などを施したりするときに
は、腰を折り曲げた不自然な姿勢をとらなければ
ならないため介助作業や訓練作業が行いにくい問
題も生ずるのである。
そこで本考案は、従来構造の起立訓練用チルト
テーブルに存在していた上述の種々の問題を解消
する起立訓練用チルトテーブルを得ることを目的
として実施したものである。台枠から立設する支
柱に水平昇降用の昇降油圧シリンダを設置すると
ともに、該昇降油圧シリンダの昇降伸縮作動部に
取付部を介して傾動用の傾動油圧シリンダを取付
け、この傾動油圧シリンダの伸縮作動部と前記昇
降油圧シリンダにおける昇降伸縮作動部とをそれ
ぞれ水平枢軸を介して人体載置用のテーブルに連
結して、該テーブルの昇降動と起立姿勢変更動と
が行えるように支持させて構成し、これによつ
て、人体載庫用のテーブルが水平姿勢で昇降動す
る際には台枠に対する前後の位置ずれが起らず、
作動は円滑にかつ静かに行われ、装置全体が従来
構造に比し著しく簡潔となるようにしたことを特
徴とするものである。
このような特徴を有する本考案の具体的な構造
の実施例は添付の図面に示すところであり、以下
に実施例の詳細を説明する。
1は台枠で、下面に設置される移動輪2によつ
て任意の場所に移動することができ、かつ、適宜
の固定手段により任意の場所で、浮き上りと移動
が起らないよう定置固定できるべく構成され、こ
の台枠1の上面中央部には支柱3が立設される。
支柱3は内部が穴4になつた筒体に形成され、
その穴4を角穴、異径穴あるいはスプラインなど
のように凹凸のある穴になして形成している。
支柱3の穴4内部には、水平昇降用の昇降油圧
シリンダ5を内蔵させるが、該昇降油圧シリンダ
5は下方の固定部6側を支柱3に固装することに
よつて取付け、固定部6に対して伸縮作動する昇
降伸縮作動部7を上方に向けて設ける。
昇降伸縮作動部7は、その外周と前記支柱3の
穴4内面との間に設けられる伸縮移動案内部8に
よつて支柱3側に係り合わされ、支柱3に対して
昇降伸縮作動部7は上下方向には伸縮動できるが
回転は阻止されるようになされる。
支柱3の昇降伸縮作動部7上端には、水平方向
に取付部9が固着され、取付部9の上面にあつて
昇降伸縮作動部7の軸芯を延長した位置に中央枢
支部10を設置するとともに、前記軸芯から所要
寸法L後方に延出させた取付部9の後端部には他
の枢支部11を設置する。
そして後端の枢支部11には、取付部9に対し
て直交する方向の水平枢軸12を介して傾動油圧
シリンダ13本体を枢着し、該傾動油圧シリンダ
13における伸縮作動部14の上端部と前記取付
部9上面の中央枢支部10とにより、前記水平枢
軸12と同方向の傾動水平枢軸15、中央水平枢
軸16を介し、人体載置用のテーブル17を枢着
支持させる。
水平昇降用の昇降油圧シリンダ5と、傾動用の
傾動油圧シリンダ13とは、台枠1に設置される
駆動部18によつて作動するように構成され、駆
動部18はコントロールパネル部19によりり適
宜作動制御できるように構成されるのである。
なお、20,21は昇降伸縮作動部7の一側に
構成される伸縮移動案内部8におけるローラーお
よびローラー保持部を示し、22は昇降油圧シリ
ンダ5の油路、23は傾動油圧シリンダ13の油
管を示し、24はテーブル17の一端部に設置さ
れる足載台を示す。
つぎに上記のように構成する具体例の作動を説
明する。
訓練実施にあたつては起立訓練用チルトテーブ
ルを訓練に必要な場所に移動して、被訓練者が移
動するとき、ならびに訓練を受ける際に危険が生
じないよう定置固定する。
しかして、コントロールパネル部19を操作す
ることによつて駆動部18を作動させれば、これ
により昇降油圧シリンダ5の昇降伸縮作動部7が
適宜に上下方向に伸縮動する。
昇降油圧シリンダ5のみが伸縮動するときに
は、傾動油圧シリンダ13は全体が上下動するだ
けで伸縮作動部14は伸縮動しないから、人体載
置用のテーブル17は第1図実線のごとく水平姿
勢に維持されたまま昇降動することとなる。
したがつて、車椅子やベツドなどに居る被訓練
者を、人体載置用のテーブル17に乗らせたり、
逆にテーブル17から車椅子又はベツドに戻し移
乗させたりする場合には、昇降油圧シリンダ5の
みの作動によつてテーブル17の高さを、移乗す
る相手方に対して好適になるように調整し固定す
れば被訓練者の移乗所作を容易に、かつ、安全に
行うことができる。
テーブル17に被訓練者を載せて固定したの
ち、訓練を行うときには介助者(訓練士)が施療
し易い高さにテーブル17が維持されるように高
さ調節すれば、介助者は楽な姿勢で作業でき、患
者(被訓練者)に対する所作に専念できる。
しかして、被訓練者の載つたテーブル17を、
傾斜あるいは鉛直起立姿勢に変更するとき、又は
傾斜、鉛直姿勢から水平姿勢に戻すときは、前記
のコントロールパネル部19の操作によつて傾動
油圧シリンダ13を作動させる。
すると、該傾動油圧シリンダ13の伸縮作動部
14によつて、該伸縮作動部14が伸縮作動する
ときテーブル17は、第1図実線の水平姿勢から
中央水平枢軸16を支点として回動し第1図仮想
線であらわされる鉛直起立姿勢になるまでの間で
傾動することとなり、適宜の位置で作動停止すれ
ば、テーブル17が所望傾斜状態に維持される。
また、傾斜姿勢からテーブル17を水平姿勢に
復帰させる場合は、前述と逆に傾動油圧シリンダ
13を縮小動させればよい。テーブル17の傾斜
又は傾斜から水平状態への復帰は、テーブル17
自体が昇降油圧シリンダ5によつてどのような高
さ位置に作動されていようと実施することができ
るのである。
以上具体例によつて詳細を説明してきたように
本考案は構成し作用するので、人体載置用のテー
ブル17が水平状態のままで昇降動し高さ調節さ
れる場合に、台枠1に対して前後に相対位置のず
れが起らず、被訓練者は著しく安全に保たれ、ま
た、人体載置用のテーブルの台枠への取付けには
長レバーが用いられないので支持がが堅牢となつ
てガタの発生がなく作動は静かに円滑に行われ
る。
又、人体載置用のテーブルは、どの高さ位置に
維持されていても傾動させることができるので訓
練実施の際の適応範囲を広げ使用が有利となると
いつた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体例を示すもので、第1図は
実施例起立訓練用チルトテーブルの全体正面図、
第2図は第1図の起立訓練用チルトテーブルを水
平上昇させた状態の全体正面図、第3図は第1図
のA矢視側面図、第4図は支柱の構成例を示す断
面拡大図、第5図は第2図のB−B断面拡大図で
ある。 1……台枠、3……支柱、5……昇降油圧シリ
ンダ、7……昇降伸縮作動部、9……取付部、1
3……傾動油圧シリンダ、14……伸縮作動部、
15……傾動水平枢軸、16……中央水平枢軸、
17……テーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台枠1から立設する支柱3内に水平昇降用の昇
    降油圧シリンダ5を設置するとともに、該昇降油
    圧シリンダ5の昇降伸縮作動部7に取付部9を介
    して傾動用の傾動油圧シリンダ13を取付け、こ
    の傾動油圧シリンダ13の伸縮作動部14を傾動
    水平枢軸15を介して人体載置用のテーブル17
    に連結し、取付部9上にあつて昇降伸縮作動部7
    の軸芯延長上にある中央枢支部10を中央水平枢
    軸16を介してテーブル17に連結し、該テーブ
    ル17を昇降動と起立姿勢変更動とが行えるよう
    に構成し、前記取付部9は昇降伸縮作動部7の上
    部に水平方向に固着され、取付部9において伸縮
    作動部14の軸芯から所要寸法L後方に延出させ
    た後端部には他の枢支部11を設け、枢支部11
    には水平枢軸12を用いて傾動油圧シリンダ13
    の上端を軸着してなることを特徴とする起立訓練
    用チルトテーブル。
JP3512583U 1983-03-10 1983-03-10 起立訓練用チルトテ−ブル Granted JPS59140723U (ja)

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JPS59140723U JPS59140723U (ja) 1984-09-20
JPH0232284Y2 true JPH0232284Y2 (ja) 1990-09-03

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5439676A (en) * 1977-09-02 1979-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Gas detector
JPS566291A (en) * 1979-06-29 1981-01-22 Tokyo Shibaura Electric Co Character display panel
JPS56109662A (en) * 1980-01-18 1981-08-31 Matburn Holdings Ltd Surgical operating table

Patent Citations (3)

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JPS56109662A (en) * 1980-01-18 1981-08-31 Matburn Holdings Ltd Surgical operating table

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JPS59140723U (ja) 1984-09-20

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