JPH023196Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023196Y2 JPH023196Y2 JP1982026885U JP2688582U JPH023196Y2 JP H023196 Y2 JPH023196 Y2 JP H023196Y2 JP 1982026885 U JP1982026885 U JP 1982026885U JP 2688582 U JP2688582 U JP 2688582U JP H023196 Y2 JPH023196 Y2 JP H023196Y2
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- Japan
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- seal element
- graphite blocks
- groove
- core
- fixed reflector
- Prior art date
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- Expired
Links
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- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はガス冷却形原子炉において、炉心を
囲んで構築された黒鉛ブロツクの積層集合体とし
て成る固定反射体の黒鉛ブロツク相互間のシール
を行うシール装置の改良に関する。
囲んで構築された黒鉛ブロツクの積層集合体とし
て成る固定反射体の黒鉛ブロツク相互間のシール
を行うシール装置の改良に関する。
まず第１図により頭記ガス冷却形原子炉として
の高温ガス炉の構成概要を述べる。図において、
１は原子炉圧力容器、２は燃料体および可動反射
体の集合体として構成されている炉心、３は高温
プレナムブロツク、４は炉床断熱ブロツク、５は
ブロツク３と４の間に形成された高温プレナム、
６は炉心支持板、７は炉心構造物を支えるダイヤ
グリツト、８は一次冷却材としてのガスの入口パ
イプ、９は炉心支持板６および炉床断熱ブロツク
４を貫通して高温プレナム５へ向けて開口するよ
うに配管されたガス出口パイプ、１０がこの考案
の対象となる固定反射体であり、この固定反射体
１０は周知のように炉心を取囲んで側方より支持
し、炉心からの放射線をしやへいするためのもの
であり、多数の黒鉛ブロツク１１を上下および周
方向に積層して構成されている。なお図中コアバ
レル、炉心拘速機構、制御棒等は省略してある。
の高温ガス炉の構成概要を述べる。図において、
１は原子炉圧力容器、２は燃料体および可動反射
体の集合体として構成されている炉心、３は高温
プレナムブロツク、４は炉床断熱ブロツク、５は
ブロツク３と４の間に形成された高温プレナム、
６は炉心支持板、７は炉心構造物を支えるダイヤ
グリツト、８は一次冷却材としてのガスの入口パ
イプ、９は炉心支持板６および炉床断熱ブロツク
４を貫通して高温プレナム５へ向けて開口するよ
うに配管されたガス出口パイプ、１０がこの考案
の対象となる固定反射体であり、この固定反射体
１０は周知のように炉心を取囲んで側方より支持
し、炉心からの放射線をしやへいするためのもの
であり、多数の黒鉛ブロツク１１を上下および周
方向に積層して構成されている。なお図中コアバ
レル、炉心拘速機構、制御棒等は省略してある。
上記高温ガス炉における運転時の冷却ガスの流
れ経路は次のごとくである。すなわち、冷却ガス
は約400℃で入口パイプ８を通じて圧力容器１に
入り、炉心支持板４の下面を冷却しながら周囲へ
広がつて固定反射体１０と圧力容器１との間を上
昇し、容器内の上部で方向転換して炉心２へ流れ
込む。ここで約1000℃まで燃料体との熱交換で昇
温した後に高温プレナムに集まり、ここから出口
パイプ９を通じて炉外へ流れ出る。またかかるガ
ス循環通流は炉外のガス送風機によつて行われ、
入口パイプ８が高圧の吐出側、出口パイプ９が低
圧の吸込側となる。
れ経路は次のごとくである。すなわち、冷却ガス
は約400℃で入口パイプ８を通じて圧力容器１に
入り、炉心支持板４の下面を冷却しながら周囲へ
広がつて固定反射体１０と圧力容器１との間を上
昇し、容器内の上部で方向転換して炉心２へ流れ
込む。ここで約1000℃まで燃料体との熱交換で昇
温した後に高温プレナムに集まり、ここから出口
パイプ９を通じて炉外へ流れ出る。またかかるガ
ス循環通流は炉外のガス送風機によつて行われ、
入口パイプ８が高圧の吐出側、出口パイプ９が低
圧の吸込側となる。
ところで先述のように固定反射体１０は多数の
黒鉛ブロツク１１を突き合わせて組立てた集合体
として構成されていることから、このままでは左
右に並ぶ黒鉛ブロツク相互間で突き合わせ面の間
に残存する僅かなすき間を通じて、高圧側の冷却
ガスの一部が炉心へ向う正規の経路を通らずに途
中から高温プレナムの方へ向けてバイパスしてし
まうことになる。しかもこのバイパス流が生じる
と、圧力容器１へ導入された低温ガスの一部がシ
ヨートサーキツトして出口パイプへ流入するため
に、炉心２内を正規に流れる冷却ガスの有効流量
が減少し、この結果熱の取出し効率を低下させる
のみならず、燃料体の除熱が十分に行われないこ
とから、燃料体が異常に昇温過熱して炉の破損を
招く恐れもある。
黒鉛ブロツク１１を突き合わせて組立てた集合体
として構成されていることから、このままでは左
右に並ぶ黒鉛ブロツク相互間で突き合わせ面の間
に残存する僅かなすき間を通じて、高圧側の冷却
ガスの一部が炉心へ向う正規の経路を通らずに途
中から高温プレナムの方へ向けてバイパスしてし
まうことになる。しかもこのバイパス流が生じる
と、圧力容器１へ導入された低温ガスの一部がシ
ヨートサーキツトして出口パイプへ流入するため
に、炉心２内を正規に流れる冷却ガスの有効流量
が減少し、この結果熱の取出し効率を低下させる
のみならず、燃料体の除熱が十分に行われないこ
とから、燃料体が異常に昇温過熱して炉の破損を
招く恐れもある。
このために従来より第２図および第３図に示す
ように、左右に並んで互に隣接し合う黒鉛ブロツ
ク１１の双方にまたがつて断面矩形の溝１２を形
成し、この溝内に金属シール材１３と黒鉛シール
材１４とを組合わせたシール要素１５を挿入し、
固定反射体１０の外周側圧力と内周側圧力との差
圧Ｐに基づいて前記シール要素１５を溝の壁面へ
押圧密着させ、黒鉛ブロツク１１のシール面間に
残存するすき間ｇを閉塞する手段が一般に採用さ
れている。しかしながら、従来のように内外の圧
力差を利用してシール要素１５を溝１２の壁面に
密着させるようにした方式では、次に述べるよう
に信頼性の高いシール効果が得られない欠点があ
る。すなわち溝１２はシール要素１５の厚さ寸法
に較べて、組立性、熱膨張差を考慮して予め裕度
を与えるように寸法が大きく設定されている。こ
のために第４図のようにシール装置の組立挿入時
におけるシール要素の挿入の仕方の不手際からシ
ール要素１５が溝１２の中で傾むいた姿勢をとつ
たとすると、差圧Ｐが背後から作用してもシール
要素は壁面に密着することができず、確実なシー
ル効果期待できなくなる。
ように、左右に並んで互に隣接し合う黒鉛ブロツ
ク１１の双方にまたがつて断面矩形の溝１２を形
成し、この溝内に金属シール材１３と黒鉛シール
材１４とを組合わせたシール要素１５を挿入し、
固定反射体１０の外周側圧力と内周側圧力との差
圧Ｐに基づいて前記シール要素１５を溝の壁面へ
押圧密着させ、黒鉛ブロツク１１のシール面間に
残存するすき間ｇを閉塞する手段が一般に採用さ
れている。しかしながら、従来のように内外の圧
力差を利用してシール要素１５を溝１２の壁面に
密着させるようにした方式では、次に述べるよう
に信頼性の高いシール効果が得られない欠点があ
る。すなわち溝１２はシール要素１５の厚さ寸法
に較べて、組立性、熱膨張差を考慮して予め裕度
を与えるように寸法が大きく設定されている。こ
のために第４図のようにシール装置の組立挿入時
におけるシール要素の挿入の仕方の不手際からシ
ール要素１５が溝１２の中で傾むいた姿勢をとつ
たとすると、差圧Ｐが背後から作用してもシール
要素は壁面に密着することができず、確実なシー
ル効果期待できなくなる。
この考案は上記の点にかんがみなされたもので
あり、その目的は簡単な部品を追加することによ
り、上述した従来の欠点を除去し、固定反射体の
機能を損うことなしに確実なシールが行える信頼
性の高いシール装置を提供することにある。
あり、その目的は簡単な部品を追加することによ
り、上述した従来の欠点を除去し、固定反射体の
機能を損うことなしに確実なシールが行える信頼
性の高いシール装置を提供することにある。
かかる目的はこの考案により、互に隣接し合う
黒鉛ブロツクにまたがつて形成された溝内シール
要素と重ね合わせて該シール要素を溝の内周側壁
面へ向けて密着させるように背後から強制的に押
圧する弾性材で作られたシール要素押え部材を挿
入したことにより建成される。
黒鉛ブロツクにまたがつて形成された溝内シール
要素と重ね合わせて該シール要素を溝の内周側壁
面へ向けて密着させるように背後から強制的に押
圧する弾性材で作られたシール要素押え部材を挿
入したことにより建成される。
以下この考案の構成を図示実施例に基づき詳述
する。
する。
第４図、第５図において、隣接し合う黒鉛ブロ
ツク１１の相互にまたがつて形成された溝１２の
中にはシール要素１５に加え、このシール要素と
重ね合わせてシール要素押え部材１６が一緒に介
挿されている。かかる押え部材１６は、例えば耐
熱性の高い金属板ばね等の弾性材で作られてお
り、この押え部材１６のばね力によつてシール要
素１５は溝１２の内周側壁面へ向けて密着するよ
うに背後から強制的に押圧付勢されている。した
がつてシール装置の組込みに際し、その作業の仕
方の如何にかかわらずシール要素１５は常に正し
い姿勢ですきまｇをシールするように溝内の壁面
に密着保持され、これによつて効果の高いシール
性能が達成される。しかも弾性体である押し部材
１６は黒鉛ブロツク１１の熱膨張、収縮に追随し
てたわむことができるので、黒鉛ブロツク１１に
不当な応力荷重を加える恐れもないし、炉内温度
の変動ですき間ｇが増減してもシール要素１５お
よび押え部材１６は黒鉛ブロツク１１と相互的に
動き得るので黒鉛ブロツク１１の相互を拘速する
こともない。
ツク１１の相互にまたがつて形成された溝１２の
中にはシール要素１５に加え、このシール要素と
重ね合わせてシール要素押え部材１６が一緒に介
挿されている。かかる押え部材１６は、例えば耐
熱性の高い金属板ばね等の弾性材で作られてお
り、この押え部材１６のばね力によつてシール要
素１５は溝１２の内周側壁面へ向けて密着するよ
うに背後から強制的に押圧付勢されている。した
がつてシール装置の組込みに際し、その作業の仕
方の如何にかかわらずシール要素１５は常に正し
い姿勢ですきまｇをシールするように溝内の壁面
に密着保持され、これによつて効果の高いシール
性能が達成される。しかも弾性体である押し部材
１６は黒鉛ブロツク１１の熱膨張、収縮に追随し
てたわむことができるので、黒鉛ブロツク１１に
不当な応力荷重を加える恐れもないし、炉内温度
の変動ですき間ｇが増減してもシール要素１５お
よび押え部材１６は黒鉛ブロツク１１と相互的に
動き得るので黒鉛ブロツク１１の相互を拘速する
こともない。
以上述べたようにこの考案により、固定反射体
の機能をいささかも損うことなしに、信頼性の高
いシール効果を得ることができる。
の機能をいささかも損うことなしに、信頼性の高
いシール効果を得ることができる。
第１図は高温ガス炉の構成断面図、第２図は第
１図における固定反射体の一部の外形斜視図、第
３図は第２図における矢視Ａ−Ａ断面図として示
した従来におけるシール装置の構成図、第４図は
第３図における要部の平面図、第５図および第６
図はそれぞれこの考案の実施例の構成を示す斜視
図および平面図である。 ２……炉心、１０……固定反射体、１１……黒
鉛ブロツク、１２……溝、１５……シール要素、
１６……シール要素押え部材、ｇ……黒鉛ブロツ
ク相互間のすき間。
１図における固定反射体の一部の外形斜視図、第
３図は第２図における矢視Ａ−Ａ断面図として示
した従来におけるシール装置の構成図、第４図は
第３図における要部の平面図、第５図および第６
図はそれぞれこの考案の実施例の構成を示す斜視
図および平面図である。 ２……炉心、１０……固定反射体、１１……黒
鉛ブロツク、１２……溝、１５……シール要素、
１６……シール要素押え部材、ｇ……黒鉛ブロツ
ク相互間のすき間。
Claims (1)
- 炉心の周囲を取囲んで構築された多数の黒鉛ブ
ロツクの積層集合体として成る固定反射体の黒鉛
ブロツク相互間のシールを行うシール装置であつ
て、互に隣接し合う黒鉛ブロツクにまたがつて形
成された溝内にシール要素と重ね合わせて該シー
ル要素を溝の内周側壁面へ向けて密着させるよう
に背後から強制的に押圧する弾性材で作られたシ
ール要素押え部材を挿入して成ることを特徴とす
るガス冷却形原子炉の固定反射体のシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982026885U JPS58130296U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | ガス冷却形原子炉の固定反射体のシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982026885U JPS58130296U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | ガス冷却形原子炉の固定反射体のシ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58130296U JPS58130296U (ja) | 1983-09-02 |
| JPH023196Y2 true JPH023196Y2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=30038815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982026885U Granted JPS58130296U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | ガス冷却形原子炉の固定反射体のシ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58130296U (ja) |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP1982026885U patent/JPS58130296U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58130296U (ja) | 1983-09-02 |
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