JPH023156Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023156Y2 JPH023156Y2 JP5820481U JP5820481U JPH023156Y2 JP H023156 Y2 JPH023156 Y2 JP H023156Y2 JP 5820481 U JP5820481 U JP 5820481U JP 5820481 U JP5820481 U JP 5820481U JP H023156 Y2 JPH023156 Y2 JP H023156Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- driving wheel
- wheel
- main body
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エナメル線などの長尺体の表面滑り
性測定装置に関する。
性測定装置に関する。
最近、自動巻線機の高速化が進められている。
エナメル線の表面摩擦が大であると高速巻きの
際、線同士の摩擦によつて絶被覆層が損傷する問
題のあることから、エナメル線の表面滑り性を潤
滑剤の塗布などにより良好にすることが行われて
おり、表面滑り性の品質管理が重要となつてい
る。
エナメル線の表面摩擦が大であると高速巻きの
際、線同士の摩擦によつて絶被覆層が損傷する問
題のあることから、エナメル線の表面滑り性を潤
滑剤の塗布などにより良好にすることが行われて
おり、表面滑り性の品質管理が重要となつてい
る。
従来、手触あるいはボビン巻したエナメル線か
らサンプルを採取し、各種摩擦係数測定装置を用
いて、エナメル線の滑り性をチエツクしていた
が、測定サンプル数が多い場合、測定には多大な
時間を要する。又、実際に自動巻線機に関係する
のは動摩擦係数の方であり、エナメル線走向時の
滑り性をチエツクする方が実際的である。一般の
動摩擦係数測定装置は体積、重量とも大きなもの
であり、生産現場でこれらの値をチエツクするこ
とは難かしいものである。
らサンプルを採取し、各種摩擦係数測定装置を用
いて、エナメル線の滑り性をチエツクしていた
が、測定サンプル数が多い場合、測定には多大な
時間を要する。又、実際に自動巻線機に関係する
のは動摩擦係数の方であり、エナメル線走向時の
滑り性をチエツクする方が実際的である。一般の
動摩擦係数測定装置は体積、重量とも大きなもの
であり、生産現場でこれらの値をチエツクするこ
とは難かしいものである。
本考案は上記を鑑み、製造中にエナメル線の滑
り性を簡単な操作でチエツクできる実用新案登録
請求の範囲に記載の測定を提案するものである。
り性を簡単な操作でチエツクできる実用新案登録
請求の範囲に記載の測定を提案するものである。
図1は、本考案の一実施例の正面図であり、図
2は図1の上面図である。図1、図2において、
Aは本体、Bは上輪1と下輪2とからなる一対の
動輪である。下輪2は本体Aに回転自在に設置さ
れた回転軸21に固定されており、上輪1は、本
体Aの上部に配置された部材Cに回転自在に設置
された回転軸11に固定されている。Dは下端が
部材Eに、上端が部材Cにそれぞれ固定された断
面円形のシヤフトであり、該シヤフトは本体Aに
穿孔されスライドベアリングJを有する貫通孔を
上下動自在に貫通しており、これにて部材Cを本
体Aの上部に固定設置している。5はシヤフトD
の外側に設けられたバネであり、その下端は部材
Eに、一方その上端は本体Aに固定されている。
部材Eの根部は本体Aの側壁に設けられた溝F内
を上下動に摺動し得、かつ部材Eに設けた固定ネ
ジGを締付けることにより溝Fの任意の位置に設
置することができ、それによりバネ5を伸長させ
ることにより、上輪1と下輪2とを、それぞれの
円周面12,22間で任意の圧力にて圧迫させる
ことができる。本体Aの中央には溝Hが設けてあ
り、その溝の底部にはバネ4の一端が固定設置さ
れている。バネ4の他端は、可撓性にして、伸縮
性のない又は少ない線条体9たとえば金属撚線、
チエーンなどにより、下輪2の回転軸21と連結
されている。6は本体Aにとりつけられた目盛、
7は線条体9にとりつけられた指針である。3
は、本体Aに固定されたガイドプーリーである。
2は図1の上面図である。図1、図2において、
Aは本体、Bは上輪1と下輪2とからなる一対の
動輪である。下輪2は本体Aに回転自在に設置さ
れた回転軸21に固定されており、上輪1は、本
体Aの上部に配置された部材Cに回転自在に設置
された回転軸11に固定されている。Dは下端が
部材Eに、上端が部材Cにそれぞれ固定された断
面円形のシヤフトであり、該シヤフトは本体Aに
穿孔されスライドベアリングJを有する貫通孔を
上下動自在に貫通しており、これにて部材Cを本
体Aの上部に固定設置している。5はシヤフトD
の外側に設けられたバネであり、その下端は部材
Eに、一方その上端は本体Aに固定されている。
部材Eの根部は本体Aの側壁に設けられた溝F内
を上下動に摺動し得、かつ部材Eに設けた固定ネ
ジGを締付けることにより溝Fの任意の位置に設
置することができ、それによりバネ5を伸長させ
ることにより、上輪1と下輪2とを、それぞれの
円周面12,22間で任意の圧力にて圧迫させる
ことができる。本体Aの中央には溝Hが設けてあ
り、その溝の底部にはバネ4の一端が固定設置さ
れている。バネ4の他端は、可撓性にして、伸縮
性のない又は少ない線条体9たとえば金属撚線、
チエーンなどにより、下輪2の回転軸21と連結
されている。6は本体Aにとりつけられた目盛、
7は線条体9にとりつけられた指針である。3
は、本体Aに固定されたガイドプーリーである。
次に本考案の使用法を説明する。被検線8をガ
イドプーリーに沿わせて一対の動輪Bの間にはさ
まれた状態で矢印の方向に走行させると、被検線
8と動輪Bとの間の摩擦力により動輪Bは矢印の
方向に回転し、その結果、線条体9が回転軸に巻
付けられることによりバネ4が伸長し、上記の摩
擦力とバネ4による引張力、即ち動輪回転阻止力
とが釣合つたとき、動輪の回転が停止する。通常
の工程管理においては動摩擦係数の絶対値でなく
ても相対値にて充分被検線の滑り性を管理するこ
とができるが、必要とあれば下式からおおよその
動摩擦係数を求めることができる。
イドプーリーに沿わせて一対の動輪Bの間にはさ
まれた状態で矢印の方向に走行させると、被検線
8と動輪Bとの間の摩擦力により動輪Bは矢印の
方向に回転し、その結果、線条体9が回転軸に巻
付けられることによりバネ4が伸長し、上記の摩
擦力とバネ4による引張力、即ち動輪回転阻止力
とが釣合つたとき、動輪の回転が停止する。通常
の工程管理においては動摩擦係数の絶対値でなく
ても相対値にて充分被検線の滑り性を管理するこ
とができるが、必要とあれば下式からおおよその
動摩擦係数を求めることができる。
動摩擦係数=fl/FL
ここに
f:バネ4を伸長するに要する力
l:回転軸21の直径
F:バネ5の圧迫力
L:下輪2の直径
目盛6には、l,F,Lの固定値から、動摩擦
係数が直読できるようにしておくとよい。
係数が直読できるようにしておくとよい。
本考案では、種々の変形実施例が含まれる。動
輪回転阻止手段としては、たとえば上記実施例の
バネ4に代つてバネ4を圧縮する構成のもの、あ
るいは動輪Bの回転量を一端が固定された金属線
に歯車機構にて伝えて該金属線をねじり、そのね
じりに対する反撥力で動輪の回転を阻止する構成
のものでもよい。
輪回転阻止手段としては、たとえば上記実施例の
バネ4に代つてバネ4を圧縮する構成のもの、あ
るいは動輪Bの回転量を一端が固定された金属線
に歯車機構にて伝えて該金属線をねじり、そのね
じりに対する反撥力で動輪の回転を阻止する構成
のものでもよい。
なお、動輪の被検線8と接する円周面の材質と
しては、硬質の耐摩耗の優れたものであれば特に
制限がなく、たとえばクロムメツキした鋼が好ま
しい。
しては、硬質の耐摩耗の優れたものであれば特に
制限がなく、たとえばクロムメツキした鋼が好ま
しい。
図1は本考案の実施例の正面図、図2は、図1
の上面図であつて、Bは上輪1と下輪2とからな
る一対の動輪、5は動輪B間をそれぞれの円周面
を圧迫するためのバネ、4は、動輪回転阻止手段
の1例としてのバネである。
の上面図であつて、Bは上輪1と下輪2とからな
る一対の動輪、5は動輪B間をそれぞれの円周面
を圧迫するためのバネ、4は、動輪回転阻止手段
の1例としてのバネである。
Claims (1)
- バネにより互の円周面において圧迫された一対
の動輪と、該動輪の1つに連結され、かつ動輪の
回転量に比例する動輪回転阻止力を動輪に付与す
る動輪回転阻止手段とからなることを特徴とする
長尺体の表面滑り性測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5820481U JPH023156Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5820481U JPH023156Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57170051U JPS57170051U (ja) | 1982-10-26 |
JPH023156Y2 true JPH023156Y2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=29854625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5820481U Expired JPH023156Y2 (ja) | 1981-04-21 | 1981-04-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023156Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-21 JP JP5820481U patent/JPH023156Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57170051U (ja) | 1982-10-26 |
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