JPH023150Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023150Y2 JPH023150Y2 JP1984066004U JP6600484U JPH023150Y2 JP H023150 Y2 JPH023150 Y2 JP H023150Y2 JP 1984066004 U JP1984066004 U JP 1984066004U JP 6600484 U JP6600484 U JP 6600484U JP H023150 Y2 JPH023150 Y2 JP H023150Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- core wire
- casing
- sample water
- sample
- Prior art date
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- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 24
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 6
- 230000006837 decompression Effects 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、高圧で運転されるボイラー、化学装
置等における試料のサンプリング装置の減圧機構
の改良に関する。
置等における試料のサンプリング装置の減圧機構
の改良に関する。
〈従来技術〉
従来、ボイラ水の循環系統の各個所より循環水
を抽出し、減温、減圧してその性状を分析計測
し、シリカ等の不純物のチエツクを行なうように
しているが、第3図はそのサンプリング装置の減
圧機構(以下、減圧機構という)の一例を示すも
のである。
を抽出し、減温、減圧してその性状を分析計測
し、シリカ等の不純物のチエツクを行なうように
しているが、第3図はそのサンプリング装置の減
圧機構(以下、減圧機構という)の一例を示すも
のである。
第3図において、1は細管より成るケーシング
で、その両端には、高圧配管(図示しない)に接
続された高圧側継手2と、低圧側継手3が設けら
れている。4は前記ケーシング1内を進退移動す
る芯線で、5はその駆動機構であり、6はシール
材である。
で、その両端には、高圧配管(図示しない)に接
続された高圧側継手2と、低圧側継手3が設けら
れている。4は前記ケーシング1内を進退移動す
る芯線で、5はその駆動機構であり、6はシール
材である。
而して、このように構成された減圧機構におい
て、高圧側継手2を経て高圧(例えば70気圧以
上)の試料水(例えばボイラの循環水)Sがケー
シング1に導入されると、前記試料水Sはケーシ
ング1の内壁と芯線4との間隙Gを通過するが、
芯線4は駆動機構5によつてケーシング1の長手
方向に進退移動し得るから、芯線4のケーシング
1内への挿入長を変化させることにより試料水S
の減圧を適当に行なうことができる。即ち、高圧
の試料水Sの場合は前記挿入長を長くして減圧量
を大きくし、逆に、低圧の試料水Sの場合は挿入
長を短くして減圧量を小さくし、常に所定量の試
料水が得られるようにしてある。
て、高圧側継手2を経て高圧(例えば70気圧以
上)の試料水(例えばボイラの循環水)Sがケー
シング1に導入されると、前記試料水Sはケーシ
ング1の内壁と芯線4との間隙Gを通過するが、
芯線4は駆動機構5によつてケーシング1の長手
方向に進退移動し得るから、芯線4のケーシング
1内への挿入長を変化させることにより試料水S
の減圧を適当に行なうことができる。即ち、高圧
の試料水Sの場合は前記挿入長を長くして減圧量
を大きくし、逆に、低圧の試料水Sの場合は挿入
長を短くして減圧量を小さくし、常に所定量の試
料水が得られるようにしてある。
しかし、この種減圧機構は通常高圧下で使用さ
れるため、芯線4をケーシング1内より完全に抜
き去ることはできず、そのいくらかの長さをケー
シング1内に挿入分としておくように構成されて
いる。このため、ボイラの運転が停止される等し
て高圧配管内の圧力が著しく低下(例えば5気
圧)すると、前記挿入長を調節しても必要な流量
の試料水を得ることができない場合がある。
れるため、芯線4をケーシング1内より完全に抜
き去ることはできず、そのいくらかの長さをケー
シング1内に挿入分としておくように構成されて
いる。このため、ボイラの運転が停止される等し
て高圧配管内の圧力が著しく低下(例えば5気
圧)すると、前記挿入長を調節しても必要な流量
の試料水を得ることができない場合がある。
そこで、従来のこの種減圧機構においては、減
圧機構に高圧用自動弁を並列接続し、高圧側の圧
力又は流量が低下したことを検知し、この検知信
号に基づいて前記高圧用自動弁を開くようにして
所定流量の試料水を得るようにしている。しか
し、この種高圧用自動弁は極めて高価であること
及びその設置のためのスペースを要するという問
題点がある。
圧機構に高圧用自動弁を並列接続し、高圧側の圧
力又は流量が低下したことを検知し、この検知信
号に基づいて前記高圧用自動弁を開くようにして
所定流量の試料水を得るようにしている。しか
し、この種高圧用自動弁は極めて高価であること
及びその設置のためのスペースを要するという問
題点がある。
〈考案の目的〉
本考案は、何らかの原因で高圧配管側からの試
料水の圧力が著しく低下しても、所定の流量の試
料水を得ることができる安価かつ余分なスペース
を要しない減圧機構を提供することを目的とす
る。
料水の圧力が著しく低下しても、所定の流量の試
料水を得ることができる安価かつ余分なスペース
を要しない減圧機構を提供することを目的とす
る。
〈考案の構成〉
本考案は、試料水の入口、出口を両端に有する
ケーシングとこのケーシング内を進退移動する芯
線を備えたサンプリング装置の減圧機構におい
て、前記芯線の先端部に互いに連通した縦孔と横
孔とから成るバイパスを設けたことを特徴とする
サンプリング装置の減圧機構を要旨としている。
ケーシングとこのケーシング内を進退移動する芯
線を備えたサンプリング装置の減圧機構におい
て、前記芯線の先端部に互いに連通した縦孔と横
孔とから成るバイパスを設けたことを特徴とする
サンプリング装置の減圧機構を要旨としている。
〈実施例〉
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。第1図及び第2図において、
第3図と同一符号のものは同一物又は相当物を示
し、その詳細な説明は省略する。
基づいて説明する。第1図及び第2図において、
第3図と同一符号のものは同一物又は相当物を示
し、その詳細な説明は省略する。
41は芯線4の低圧側先端(継手3に近い側)
から高圧側に向つて穿設された芯線長手方向の縦
孔、42はこの縦孔41と連通し芯線4の一方の
側から他方の側へ貫通する如く穿設された横孔で
あり、これらによつてバイパスBPが形成される。
前記縦孔41及び横孔42の径はいずれも少なく
とも間隙Gの大きさよりも大きいものとし、縦孔
41の長さlは高圧側の試料水Sの圧力、低圧側
においてサンプルとして取り出す流量等によつて
適宜設定される。
から高圧側に向つて穿設された芯線長手方向の縦
孔、42はこの縦孔41と連通し芯線4の一方の
側から他方の側へ貫通する如く穿設された横孔で
あり、これらによつてバイパスBPが形成される。
前記縦孔41及び横孔42の径はいずれも少なく
とも間隙Gの大きさよりも大きいものとし、縦孔
41の長さlは高圧側の試料水Sの圧力、低圧側
においてサンプルとして取り出す流量等によつて
適宜設定される。
而して、試料水Sを供給する高圧配管側が高
温、高圧の時は試料水Sの圧力に応じて駆動機構
5が動作して、低圧側からサンプルとして取り出
される流量及びその圧力が所定値となるように、
芯線4のケーシング1内への挿入長が設定され
る。
温、高圧の時は試料水Sの圧力に応じて駆動機構
5が動作して、低圧側からサンプルとして取り出
される流量及びその圧力が所定値となるように、
芯線4のケーシング1内への挿入長が設定され
る。
次に、高圧配管側が何らかの事情で停止する等
して試料水Sの圧力が著しく低下すると、図外の
検出装置により検出信号が出力され、この信号に
よつて駆動機構5が動作して、芯線4がケーシン
グ1から引き抜かれる方向に移動し、芯線4の先
端部に設けた横孔42が高圧側の試料入口付近に
位置するようになる。そして、間隙Gよりも横孔
42及び縦孔41の径の方が大きいから、前記試
料水Sの大部分は前記横孔42及び縦孔41から
なるバイパスBPを介して低圧側へ流れることが
でき、試料水Sの圧力が大幅に低下しても低圧側
からは所定量の試料水がサンプルとして得られ
る。
して試料水Sの圧力が著しく低下すると、図外の
検出装置により検出信号が出力され、この信号に
よつて駆動機構5が動作して、芯線4がケーシン
グ1から引き抜かれる方向に移動し、芯線4の先
端部に設けた横孔42が高圧側の試料入口付近に
位置するようになる。そして、間隙Gよりも横孔
42及び縦孔41の径の方が大きいから、前記試
料水Sの大部分は前記横孔42及び縦孔41から
なるバイパスBPを介して低圧側へ流れることが
でき、試料水Sの圧力が大幅に低下しても低圧側
からは所定量の試料水がサンプルとして得られ
る。
なお、駆動機構5は詳細には図示してないが、
マイクロスイツチ等により、芯線4を所定位置に
停止させうるよう構成してある。また、芯線4は
棒状であつても、ネジ状であつてもよい。
マイクロスイツチ等により、芯線4を所定位置に
停止させうるよう構成してある。また、芯線4は
棒状であつても、ネジ状であつてもよい。
〈考案の効果〉
上述のように、本考案においては、芯線の先端
部に互いに連通した縦孔と横孔とより成るバイパ
スを設けたので、供給される試料水が著しく低圧
となつても、高圧時と同様に定量のサンプルを低
圧側から得ることができる。そして、本考案によ
れば、高圧用自動弁を用いる必要がないので、こ
の種減圧機構を安価に構成できるとともに、その
設置スペースも不要となり、コンパクトなものが
得られる。
部に互いに連通した縦孔と横孔とより成るバイパ
スを設けたので、供給される試料水が著しく低圧
となつても、高圧時と同様に定量のサンプルを低
圧側から得ることができる。そして、本考案によ
れば、高圧用自動弁を用いる必要がないので、こ
の種減圧機構を安価に構成できるとともに、その
設置スペースも不要となり、コンパクトなものが
得られる。
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す構成
図で、第1図は高圧時、第2図は低圧時における
状態を示し、第3図は従来例の構成図を示す。 1……ケーシング、4……芯線、41……縦
孔、42……横孔、BP……バイパス、S……試
料水。
図で、第1図は高圧時、第2図は低圧時における
状態を示し、第3図は従来例の構成図を示す。 1……ケーシング、4……芯線、41……縦
孔、42……横孔、BP……バイパス、S……試
料水。
Claims (1)
- 試料水の入口、出口を両端に有するケーシング
とこのケーシング内を進退移動する芯線を備えた
サンプリング装置の減圧機構において、前記芯線
の先端部に互いに連通した縦孔と横孔とより成る
バイパス諏を設けたことを特徴とするサンプリン
グ装置の減圧機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6600484U JPS60179841U (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | サンプリング装置の減圧機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6600484U JPS60179841U (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | サンプリング装置の減圧機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179841U JPS60179841U (ja) | 1985-11-29 |
JPH023150Y2 true JPH023150Y2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=30598502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6600484U Granted JPS60179841U (ja) | 1984-05-04 | 1984-05-04 | サンプリング装置の減圧機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179841U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2550999Y2 (ja) * | 1991-01-09 | 1997-10-15 | 電気化学計器株式会社 | 試料液の減圧装置 |
JP2003106951A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Nikkiso Co Ltd | 試料流体可変減圧装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612592U (ja) * | 1979-07-05 | 1981-02-03 |
-
1984
- 1984-05-04 JP JP6600484U patent/JPS60179841U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5612592U (ja) * | 1979-07-05 | 1981-02-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60179841U (ja) | 1985-11-29 |
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