JPH0231210A - 無人搬送車の誘導装置 - Google Patents

無人搬送車の誘導装置

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JPH0231210A
JPH0231210A JP63182191A JP18219188A JPH0231210A JP H0231210 A JPH0231210 A JP H0231210A JP 63182191 A JP63182191 A JP 63182191A JP 18219188 A JP18219188 A JP 18219188A JP H0231210 A JPH0231210 A JP H0231210A
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JP
Japan
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guided vehicle
automatic guided
route
point
calculated
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Application number
JP63182191A
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English (en)
Inventor
Shigemichi Shimamoto
嶋本 栄徹
Akira Onoda
朗 小野田
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0231210A publication Critical patent/JPH0231210A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、工場、倉庫やオフィス等で、敷設された標識
体を検知して、貨物や書類の輸送に利用される無人搬送
車の誘導装置に関する。
[従来の技術] 従来より、貨物輸送の合理化を図るために、工場、倉庫
やオフィス等で、無人搬送車が用いられている。この無
人搬送車を誘導するために、走行路上に基盤の目状に標
識体を敷設し、この標識体を検出して、標識体に沿って
無人搬送車の走行方向を操作し、無人搬送車を所定の位
置から他の所定の位置まで誘導するものが知られている
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、こうした従来の装置では、無人搬送車を
標識体に沿って誘導するために、標識体上の所定の位置
からこれと平行な標識体上の他の位置に移動する場合に
は、標識体に沿って鈎型に誘導して移動させていた。例
えば、第8図に示すように、矢印A1の如く直進し、標
識体の交点B1で一旦停止してから交点B1上で90度
のスピンターンを行ない、次に直交する方向に矢印A2
の如く直進する。また、標識体の交点B2まで進んでか
ら交点B2で一旦停止し、交点B2上で再度90度のス
ピンターンを行い、次に矢印へ3の如く直進するよう誘
導していた。このように、標識体に沿って誘導していた
ので、無人搬送車は、ある標識体からこの標識体と平行
な他の標識体に移動する場合に、交点B1.B2毎に一
旦停止してスピンターンを行うので、動作回数が多くな
って、動きがぎこちなくなっていた。また、所定の位置
に移動するまでの無人搬送車の走行距離が長くなり、到
着までの時間も長くかかるという問題があった。
そこで本発明は上記の課題を解決することを目的とし、
標識体上の所定の位置からこの標識体と平行な標識体上
の他の位置に滑らかに移動させて、移動時間の短縮を図
った無人搬送車の誘導装置を提供することにある。
発明の構成 [課題を解決するための手段] かかる目的を達成すべく、本発明は課題を解決するため
の手段として次の構成を取った。即ち、第1図に例示す
る如く、 無人搬送車M1の走行方向を操作する操舵手段M2を有
し、走行路上に敷設された標識体M3を検出して、該標
識体M3に沿って前記無人搬送車M1を誘導する無人搬
送車の誘導装置において、前記無人搬送車Mlの走行距
離を検出する走行距離検出手段M4と、 前記標識体M3上の所定の位置から該標識体M3と平行
な標識体M3上の他の位置に、前記標識体M3に関わら
ず移動する移動経路を算出する経路算出手段M5と、 前記検出された無人搬送車M1の走行距離が前記算出さ
れた移動経路上の距離となるまで前記算出された移動経
路に基づいて前記操舵手段M2を制御する経路変更制御
手段M6と、 を備えたことを特徴とする無人搬送車の誘導装置の構成
がそれである。
[作用コ 前記構成を有する無人搬送車の誘導装置は、走行距離検
出手段M4が、無人搬送車M1の走行距離を検出し、経
路算出手段M5が、標識体M3上の所定の位置から該標
識体M3と平行な標識体M3上の他の位置に、標識体M
3に関わらず移動する移動経路を算出し、経路変更制御
手段M6が、前記検出された無人搬送車M1の走行距離
が前記算出された移動経路上の距離となるまで前記算出
された移動経路に基づいて前記操舵手段M2を制御する
。よって、無人搬送車M1を、標識体M3上の所定の位
置からこの標識体M3と平行な標識体M3上の他の位置
に滑らかに移動する。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例である無人搬送車の正面図、
第3図はその側面図である。この無人搬送車は、本体1
に回動自在に支承された前輪2及び右後輪4と左後輪6
の三輪車として構成されている。右後輪4は、石川モー
タ8の図示しない回転軸に取り付けられており、石川モ
ータ8の後部には、この回転軸の回転に応じたパルス信
号を出力する石川エンコーダ10が設けられている。ま
た、左後輪6は、右用モータ12の図示しない回転軸に
取り付けられており、右用モータ12の後部には、この
回転軸の回転に応じたパルス信号を出力する右用エンコ
ーダ14が設けられている。
更に、前輪2の前方で、本体1の中央下側には、磁性体
に感応して磁性体の位置に応じた信号を出力する標識体
検出センサ16が設けられている。
一方、第8図に示すように、走行路上には、縦及び横の
ピ・ンチPiが等間隔に、基盤の目状に標識体18が敷
設されている。この標識体1日は、フェライト微粉末等
の強磁性体をエポキシ樹脂などで固めて帯状にしたもの
である。本実施例では、この標識体1日を、縦及び横の
長さがピッチPlと等しい正方形のタイルに張り付けて
、走行路上に敷設されている。前記標識体検出センサ1
6は、この標識体18を検出するものであり、第4図及
び第5図に示すように、標識体検出センサ16が標識体
1日の真上にあるときには、その出力電圧はOである。
また、標識体検出センサ16が、右方向にずれたときに
は、そのずれ量に応じた正の電圧を出力し、左方向にず
れたときには、そのずれ量に応じた負の電圧を出力する
構成の周知の磁性体に感応するセンサであり、標識体検
出センサ18が交点上を通過したことをも検出すること
ができるように構成されている。
尚、磁気標識体検出センサ16と標識体1日とは、強磁
性体と磁気感応センサとの組合せに限らず、カラーテー
プと光センサとの絹合せ等でもよく、標識体1日を検出
してその位置のずれ量に応じた信号を出力するものであ
れはよい。
次に、本実施例の電気系統を第6図に示すプロ・ンク図
を用いて説明する。前記右、石川エンコーダ10.14
は、各々カウンタ30,32及び駆動制御回路34.3
6に接続されている。カウンタ30.32は、右、石川
エンコーダ10.14から出力されるパルス信号を計数
して計数値を出力する構成のものである。また、駆動制
御回路34.36は、人力される速度指令信号に応じて
、それぞれ右、石川モータ8,12に駆動信号を出力し
、右、石川エンコーダ10.14からの信号に基づいて
右、石川モータ8,12をフィードバック制御する構成
のものである。尚、右、石川モータ8,12、駆動制御
回路34.36が操舵手段M2として働くと共に、無人
搬送車を走行させる装置としても働く。この操舵手段M
2としては、この場合に限らず、右後輪4と左後輪6と
を一台のモータで駆動する構成として、無人搬送車を走
行させ、右後輪4と左後輪6とを他の一台のモータによ
りその走行方向を向くように操舵する構成のものでもよ
い。また、右、石川エンコーダ10゜14、カウンタ3
0,32が走行距離検出手段M4として働く。
更に、前記標識体検出センサ16、カウンタ30.32
、駆動制御回路34.36は、電子制御回路50に接続
されており、この電子制御回路50は、周知のCPU5
2、制御用のプログラムやデータを予め格納する制御用
R0M54、読み書き可能なRAM56に、入出力回路
58がコモンバス60を介して相互に接続されて構成さ
れている。CPU52は、標識体検出センサ16からの
信号、及び右、石川エンコーダ10.14からのパルス
信号をカウンタ30,32により計数した計数値に応じ
た信号を入出力回路5日を介して人力する。一方、これ
らのデータや信号及びROM54、RAM56内のプロ
グラムやデータに基づいてCPU52は、入出力回路5
日を介して駆動制御回路34.36に駆動信号を出力し
て右、石川モータ8,12を制御している。
次に前述した電子制御回路50において行われる処理に
ついて、第7図のフローチャートによって説明する。
本無人搬送車の誘導装置は、電源が投入されて、無人搬
送車の移動条件が設定されて、第7図に示す経路変更処
理を直進制御処理等の他の制御処理と共に実行する。前
記無人搬送車の移動条件としては、無人搬送車を直進さ
せる場合には、直進さ仕る距離として、何ピッチPI直
進させるかのピ・ソチ数Pと、速度Voとが予め設定さ
れる。また、ある標識体1日上の所定の位置から、これ
と平行な他の標識体18の所定の位置に移動させる場合
には、走行中の標識体1日と、車線を変更して移動する
これと平行なあるピッチPI離れた他の標識体18まで
の変更距離としてのピッチ数Pと、速度Voとが予め設
定される。例えば、第8図に示すように、始点から終点
まで移動する場合には、始点から境界点Poまで、の直
進区間では、直進させる距離としてのピッチ数P=1と
その速度■0とが設定される。また、境界点Poから境
界点P3までの車線変更区間では、変更距離としてのピ
ッチ数P=1と、その速度Voが設定される。この場合
、車線変更区間での直進方向の移動ピ・ソチ数Pは、必
要とする変更距離としてのピッチ数Pによって予め定め
られており、例えば、変更距離としてのピッチ数P=1
のときには、移動ピッチ数P=3と、変更距離としての
ピッチ数P=2のときには、移動ピッチ数P=4と、の
ように予め定められている。更に、境界点P3から終点
までの直進区間では、直進させる距離としてのピッチ数
P=2と、その速度Voとが設定される。
無人搬送車は、前記設定された移動条件にしたがって制
i卸され、始点から境界点Poまでの直進区間では、直
線制御処理によって、標識体18に沿って誘導される。
これは、標識体1日を標識体検出センサ16により検出
し、第5図に示す如く、標識体検出センサ16からの出
力信号のレベルによって、標識体18の位置を判断する
。右側にずれているときには、右側モータ8の回転数を
左側モータ12の回転数より大きくして、無人搬送車を
左方向に操舵する。また、左側にずれているときには、
左側モータ12の回転数を右側モータ8の回転数よりも
大きくして右方向に操舵する。これによって、無人搬送
車を標識体1日に沿って誘導する。直進区間を移動して
、境界点Poに達したことが右、左用エンコーダ10,
14.標識体検出センサ16等により検出されると、第
7図に示す経路変更処理を実行する。
まず、前述した予め設定された車線変更区間の移動条件
、例えば、変更距離としてのと・ソチ数P=1と、その
速度Voとの読み込みが行われる(ステ・ンブ100)
。この移動条件は、予め図示しないキーボード等により
RAM56に格納され、あるいはホストコンピュータか
ら設定される。
次に、直線区間から車線変更区間に移る境界点Poでの
、無人搬送車のずれ量ysが、標識体検出センサ16に
より検出された電圧に基づいて、予めRAM56に格納
された第5図のグラフから算出される(ステップ110
)。続いて、車線変更区間における無人搬送車の移動経
路が算出される(ステップ120)。この移動経路の算
出は、予めRAM56内に格納された算出式によって行
われる。移動経路は、第9図に示すように、境界点Po
から回転半径rの円弧と、この円弧上の点P1で接する
標識体1日を斜めに横切る長さQの直線と、この直線と
点P2で接する回転半径rの円弧とで形成されている。
この回転半径rと直線の長さQとは、変更距離としての
ピッチ数Pに応じて予めRAM56に記憶されており、
設定されたピッチ数Pに応じて読み込まれる。前記算出
式は、各点Po、Pi、P2.P3及びこれらの円弧と
直線とを算出する式である。
まず、前記移動経路上の各点P o 、P 1 s  
P 2 +P3の座標が、下記算出式により算出される
Po  (xo、yo)座標 xo=O yO=O PI  (XI、yl)座標 xi =x5 + r Xcos(Fl +F6 )y
l =y5 + r X5in(Fl +F6 )P2
  (x2.y2)座標 x2 =x5 +EI Xcos(F6 )yl =y
5 +E1 xsin(F6 )P3  (x3.y3
)座標 x3 =x4 y3 =y4−r 但し、 El =f丁T1]7 E4 =v’7丁−ロ=丁【Y E5 =r−PXPI  −rX (1−cos(θo
))Fl  =tan=(Q/ r ) F4 =jan−’ (Q /(2r ))F5 =s
in−’ ((r +E5) /E4 )F6  =F
4  +F5 −Fl θo =sin=(ys / B) X4  :X5  +E4 Xcos(F5 )y4 
=y5 +E4 X5in(F5 )x5 = xo 
 + r X5in(θ0)y5 : yO−r Xc
os(θO)である。また、Bは、両後輪4.6から標
識体検出センサ16までの長さである。
一方、境界点Poから点P1までの右車輪4の移動経路
Lc1と、左車輪6の移動経路L N +とが、下記算
出式にて算出される。
Lc+=(θ1/360°) X27[X (r +A
)LN+=(θl /360°)X2πX (r−A)
但し、 θ1=2sin=(x  −xo  +  yl−yo
  /2r)である。また、Aは、両後輪4,6間の長
さの半分の長さである。
また、点P1から点P2までの右車輪4の移動経路LG
2と、左車輪6の移動経路LN2とが、下記算出式にて
算出される。
LG2”Q LN2=Q 更に、点P2から車線変更区間と直進区間との境界点P
3までの右車輪4の移動経路LG3と、左車輪6の移動
経路LN3とが、下記算出式にて算出される。
LG]=(θ2/360°) X27[X (r −A
)LN3= (θ2 /360’ )X27[X (r
 +A)但し、 θ2=2sin−’(x  −x   −y3−y2 
 /2r)である。
尚、このステップ100から120の処理の実行が移動
経路算出手段M5として働く。
次に、前記予め設定された速度Voに基づいて、前記算
出した移動経路上での無人搬送車の両後輪4.6の速度
VR,VLが算出される(ステップ130)。この速度
VR,VLの算出は、予めRAM56に格納された下記
算出式によって算出される。
まず、境界点Paから点P1までの右車輪4の速度Vρ
1と、左車輪6の速度VLIとが、前記移動経路LN1
1  LGlを設定された速度vOに基づいて算出され
た走行時間t1により除算した下記算出式にて算出され
る。
VRI = LNI/ t I VLI = Lc+/ t 1 但し、 t1=(θl/360°)X2πr/V。
である。
また、点ptから点P2までの右車輪4の速度VR2と
、左車輪6の速度VL2とが、下記算出式にて算出され
る。
VR2= LN2/ t 2 VL2= LG2/ t 2 但し、 t2=12/V。
である。
更に、点P2から境界点Poまでの右車輪4の速度Vρ
3と、左車輪6の速度VL3とが、下記算出式にて算出
される。
VR3= LN3/ t 3 VL3= LG3/ t 3 但し、 t3 = (θ2/360° )X2πr/V。
である。
続いて、各移動経路上での各速度を算出すると、カウン
タ30.32の計数値を一旦リセットしてから、再びカ
ウンタ30.32による左右エンコーダ10.14から
のパルス信号の計数を開始する(ステップ140)、次
に、台用モータ8に、駆動制御回路34を介して、前記
算出した境界点POから点PIまでの右車輪4の速度V
RIに応じた駆動信号を出力する。また、左側モータ1
2に、駆動制御回路36を介して、前記算出した境界点
Poから点P1までの左車輪6の速度VL1に応じた駆
動信号を出力する(ステップ150)。
右、左側モータ8,12に駆動信号を出力して、右、左
後輪4.6が移動経路LNII LGl上をそれぞれの
速度VRIS  VLtで移動する。よって、無人搬送
車は、境界点Poから点P1に向かって、右、左用後輪
4.6の速度差によって操舵されて、回転半径rの円弧
上を予め設定された速度vOで移動する。次に、無人搬
送車が点P1に向かって移動して、点P1に達したか否
かが判定される(ステ・ンブ160.170)。即ち、
ステップ160では、石川エンコーダ10からのパルス
をカウンタ30により計数した計数値EGIGが、単位
距離当りのパルス数Kを右車輪4の移動経路Lc+に乗
算した埴Pat (=KXLG1)以上となったか否か
が判定される。また、ステップ170では、左エンコー
ダ14からのパルスをカウンタ32により計数した計数
([EpNが、単位距離当りのパルス数Kを左車輪6の
移動経路LN+に乗算した値PNI(=KXLFI)以
上となったか否かが判定される。即ち、境界点Poから
の無人搬送車の走行距離が検出されて、その走行距離が
前記算出した移動距離LG+I  Llとなったか否か
により点P1に達したか否かが判定される。
計数値Epcが値Pc+より小さく、また計数値E1)
Nがflu P N Iより小さいときには、点Piに
達していないと判定されて、速度補正を実行する(ステ
ップ180)。速度補正は、下記算出式により算出され
た速度に基づいて実行される。
VRI:Q!IXVOX [1+γX(EPN−(t / t 1)X PNi)
]VLI=β1×vo× [1+γX(Epc−(t / t 1)X PGI)
]但し、α+ = (r  A) / t−であり、β
1=(r+A)/rであり、γは速度補正係数であり、
tは境界点Poから無人搬送車が移動して来るまでの経
過時間である。
右、右用モータ8,12に、駆動制御回路34゜36を
介して、この新たに算出した速度VR1,V口に応じた
駆動信号を出力する。即ち、ステップ180の処理の実
行により算出した速度で、ステップ150の処理の実行
により右、右用モータ8゜12を駆動するが、境界点P
oからの経過時間tに応じて、無人搬送車が予め設定さ
れた速度V。
で走行するよう補正される。
前記速度補正を実行し、ステップ160あるいは170
の処理を繰り返し実行して、一方の処理の実行により、
計数値Epcがfi P c +以上となり、あるいは
計数値EρNが値PNI以上となったと判定されると、
無人搬送車が点P1に達したと判断して、点P1から点
P2までの区間に応じて右、右用モータ8,12を駆動
する(ステップ190)。
即ち、石川モータ8に、駆動制御回路34を介して、前
記算出した点P1から点P2までの右車輪4の速度VR
2に応じた駆動信号を出力する。また、右用モータ12
に、駆動制御回路36を介して、前記算出した点Piか
ら点P2までの左車輪6の速度VL2に応じた駆動信号
を出力する。
右、右用モータ8,12に駆動信号を出力し、右、左後
輪4,6が移動経路LG21 LN2上を速度VR21
VL2で移動して、無人搬送車が点P1から点P2に向
かって速度Voで走行し、点P2に達したか否かが判定
される(ステップ200,210)。即ち、ステップ2
00では、台用エンコーダ10からのパルスをカウンタ
30により計数した計数11EρGが、単位距離当りの
パルス数Kを右車輪4の移動経路LGl+LG2に乗算
した値Pc1+PG2 (=KXLa++KXLr、2
)以上となったか否かにより判定される。また、ステッ
プ210では、左エンコーダ14からのパルスをカウン
タ32により計数した計数(iEpNが、単位距離当り
のパルス数Kを左車輪6の移動経路LNl+LN2に乗
算した(1mPN++PN2(=KXLNI+KXLN
2)以上となったか否かにより判定される。計数値Eρ
Gが傾PGl+PG2より小さく、また計数値El)N
が値PNI+PN2より小さいときには、無人搬送車は
点P2に達していないと判定されて、速度補正を実行す
る(ステップ220)。速度補正は、下記算出式により
算出された速度に基づいて実行される。
VR2=VoX[1+rX (EpN−PNI−(t  −t  1)X PN2/
 t 2)コVL2=VoX[1+rX (EρG−PCI−(t  −t 1)X PG2/ 
t 2)コ右、右用モータ8,12に、駆動制御回路3
4゜36を介して、この新たに算出した速度VR2,V
L2に応じた駆動信号を出力する。
前記速度補正を実行し、ステップ200あるいは210
の処理を繰り返し実行して、一方の処理の実行により、
計数1flEpaが値PGI + PG2以上となり、
あるいは計数値EpNが値PNl+PN2Nl上なった
と判定されると、無人搬送車が点P2に達したと判断し
て、点P2から境界点P3までの区間に応じて右、右用
モータ8.12を駆動する(ステップ230)。即ち、
石用壬−夕8に、駆動制御回路34を介して、前記算出
した点P2から境界点P3までの右車輪4の速度VR3
に応じた駆動信号を出力する。また、右用モータ12に
、駆動制御回路36を介して、前記算出した点P2から
境界点P3までの左車輪6の速度VL3に応じた駆動信
号を出力する(ステップ230)。
右、右用モータ8,12に駆動信号を出力し、右、左後
輪4.6を移動経路L G31 L Na上を速度VR
3,VL3で移動して、無人搬送車を点P2から境界点
P3に向かって速度Voで走行させ、無人搬送車が境界
点P3に達したか否かが判定される(ステップ240.
250)。即ち、・ステップ240では、台用エンコー
ダ10からのパルスをカウンタ30により計数した計数
値Epaが、単位距離当りのパルス数Kを右車輪4の移
動経路LG+ +LG2+LG3に乗算した値PG++
PG2+PG3 (=KXLG++KXLG2+KXL
G3)以上となったか否かにより判定される。また、ス
テップ250では、左エンコーダ14からのパルスをカ
ウンタ32により計数した計数値EpNが、単位距離当
りのパルス数■(を左車輪6の移動経路LN++LN2
+LN3に乗算した値PNI+PN2+PN3 (=K
XLNI+KXLN2+ K X LN3)以上となっ
たか否かにより判定される。計数値Epcが値PIJl
+PG2+PG3より小さく、また計数値El)Nが傾
PN++PN2+PN3より小さいときには、無人搬送
車が境界点P3に達していないと判定されて、速度補正
を実行する(ステップ260)。速度補正は、下記算出
式により算出された速度に基づいて実行される。
VR3=βIX VoX[1+r X(EpN−PNI
−PN2−(t−t 1− t2)XPN3/ t3)
]VL3: Ct IX VoX[1+γX(EPG−
PGI−PO2−(t−t 1− t2)XPca/ 
t3)]右、左側モータ8,12に、駆動制御回路34
゜36を介して、この新たに算出した速度VR3,VL
3に応じた駆動信号を出力する。
前記速度補正を実行し、ステップ240あるいは250
の処理を繰り返し実行して、一方の処理の実行により、
計数値EPGが傾PGt + PG2+ PG3以上と
なり、あるいは計数値EPNが値PNI+PN2+PN
3以上となったと判定されると、無人搬送車が境界点P
3に達したと判断して、誘導制御を実行する(ステップ
270)。尚、ステップ150ないし260の処理の実
行が経路変更制御手段M6として働く。
この誘導制御は、標識体検出センサ16からの出力信号
に基づいて、無人搬送車の位置が検出され、標識体1日
の中央に無人搬送車が位置するように右、左側モータ8
,12が駆動制御される。
誘導制御の実行により、標識体検出センサ16からの出
力信号のレベルが、所定値以内となったか否かにより、
収束判定が°行われる(ステップ280)。所定値以内
となるまで誘導制御が実行され、所定値以内となったと
きには、本制御処理を一旦終了し、境界点P3から終点
までの直進区間では、直線制御処理によって、標識体1
8に沿って誘導される。
これは、標識体1日を標識体検出センサ16により検出
し、第5図に示す如く、標識体検出センサ16からの出
力信号のレベルによって、標識体1日の位置を判断する
。右方向にずれているときには、台用モータ8の回転数
を左側モータ12の回転数より大きくして、無人搬送車
を左方向に操舵する。また、左方向にずれているときに
は、左側モータ12の回転数を台用モータ8の回転数よ
りも大きくして右方向に操舵する。これによって、無人
搬送車を標識体1日に沿って誘導する。直進区間を移動
して、終点に達したことが右、左用エンコーダ10.1
4.標識体検出センサ16等により検出されると、無人
搬送車は停止される。
尚、本実施例では、右、左後輪4.6の速度差によって
操舵して、移動経路Lc++ LNII  La2tL
N21  LG31  LN3上を移動させているが、
右、左後輪4.6の速度を算出することに変えて、回転
半径rで回転させる操舵角度を算出して、右、左後輪4
.6の向きを変えることにより操舵して、移動経路Lc
+、L旧、  LG2.  LN2.  LG3.  
LN3上を移動させる構成としても実施可能である。
前述した如く、本実施例の無人搬送車の誘導装置は、右
、左側エンコーダ10.14からのパルス信号に基づい
て無人搬送車の走行距離を検出し、標識体18上の所定
の境界点Poから該標識体1日と平行な標識体18上の
他の境界点P3に、標識体1日に関わらず移動する移動
経路L GI I  L Nl 1LG21  LN2
?  LG31  LN3を算出しくステップ100な
いし120)、前記検出された無人搬送車の走行距離が
前記算出された移動経路上の距離となるまで前記算出さ
れた移動経路La5t  LNII  LG21LN2
1  LG31  LN3に基づいて右、左後輪4,6
の速度差を制御して操舵する(ステ・ンプ150ないし
260)。
従って、本実施例の無人搬送車の誘導装置によると、無
人搬送車を、標識体1日上の所定の位置からこの標識体
18と平行な標識体18上の他の位置に、−旦停止させ
ることなく、少ない動作回数で車線変更を行い、滑らか
な動作で所定の位置に移動し、また、標識体1日に関わ
らず、所定の位置に移動するので、無人搬送車の走行距
離も短く、所定の位置まで移動する時間を短縮すること
ができる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
様な実施例に同等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る
ことは勿論である。
発明の効果 以上詳述したように本発明の無人搬送車の誘導装置は、
無人搬送車を、標識体に関わらず、標識体上の所定の位
置からこの標識体と平行な標識体上の他の位置に滑らか
な動作で移動させることができ、また、所定の位置まで
移動する時間を短縮することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を例示するブロック図、第
2図は本発明の一実施例としての無人搬送車の正面図、
第3図は本無人搬送車の側面図、第4図は本実施例の標
識体検出センサと標識体との関係を説明する説明図、第
5図は標識体検出センサの出力信号レベルのグラフ、第
6図は本実施例の電気系統の構成を示すブロック図、第
7図は本実施例の制御回路において行われる制御処理の
一例を示すフローチャート、第8図は標識体と無人搬送
車との関係を説明する説明図、第9図は本実施例の移動
経路を算出する算出式の各記号の説明図である。 Ml・・・無人搬送車   M2・・・操舵手段M3・
・・標識体     M4・・・走行距離検出手段M5
・・・移動経路算出手段 M6・・・経路変更制御手段 4・・・右後輪 8・・・台用モータ 12・・・左側モータ 16・・・標識体検出センサ 18・・・標識体 6・・・左後輪 10・・・石川エンコーダ 14・・・左側エンコーダ 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 無人搬送車の走行方向を操作する操舵手段を有し、走行
    路上に敷設された標識体を検出して、該標識体に沿って
    前記無人搬送車を誘導する無人搬送車の誘導装置におい
    て、 前記無人搬送車の走行距離を検出する走行距離検出手段
    と、 前記標識体上の所定の位置から該標識体と平行な標識体
    上の他の位置に、前記標識体に関わらず移動する移動経
    路を算出する経路算出手段と、前記検出された無人搬送
    車の走行距離が前記算出された移動経路上の距離となる
    まで前記算出された移動経路に基づいて前記操舵手段を
    制御する経路変更制御手段と、 を備えたことを特徴とする無人搬送車の誘導装置。
JP63182191A 1988-07-21 1988-07-21 無人搬送車の誘導装置 Pending JPH0231210A (ja)

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