JPH02311759A - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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JPH02311759A
JPH02311759A JP1132544A JP13254489A JPH02311759A JP H02311759 A JPH02311759 A JP H02311759A JP 1132544 A JP1132544 A JP 1132544A JP 13254489 A JP13254489 A JP 13254489A JP H02311759 A JPH02311759 A JP H02311759A
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JP
Japan
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ultrasonic
array
plane
transducers
probe
Prior art date
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Pending
Application number
JP1132544A
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English (en)
Inventor
Soji Sasaki
佐々木 荘二
Yoshihiko Takishita
芳彦 瀧下
Fumito Ishizaki
石崎 史十
Kiyoshi Okumura
奥村 精
Mikio Aratama
新玉 幹夫
Hiroaki Kondo
近藤 広章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超音波により物体の検査を行なう超音波検査装
置に使用される超音波探触子に関する。
〔従来の技術〕
超音波検査装置は検査対象物体(被検体)を破壊するこ
となくその内部の欠陥を検出することができ、多くの分
野において用いられている。即ち、超音波検査装置は1
.超音波探触子から被検体に対して超音波を放射し、被
検体からの反射波を超音波探触子で受信してこれに応じ
た電気信号に変換し、この電気信号を所定の手段で処理
して被検体内部又は外面の傷、亀裂等の欠陥の有無を判
断する。被検体内部の欠陥の有無は、被検体の所定の範
囲についてチェックされることが多く、その場合には、
被検体表面の上記範囲を超音波探触子から放射される超
音波で走査して検査が実施される。
この超音波探触子として、圧電素子を多数−列に配列し
て構成されるアレイ探触子が実用化されている。以下、
このようなアレイ探触子について説明する。
第6図(a)はアレイ探触子の一部の正面図、第6図(
b)は第6図(a)に示す矢印方向にみたアレイ振動子
の側面図である。各図で、P、〜P9はアレイ振動子で
ある。アレイ振動子はX。
Y、Zで示される座標軸においてX軸方向に直線状にn
個配列されており、図にはそのうちの最初の9個のみが
示されている。これらn個のアレイ振動子P1〜P7に
よりアレイ探触子が構成されている。D1〜D、は各7
レイ探触子P、〜P。
に接続された遅延素子、pは各プレイ振動子P1〜P9
に入力されるパルスである。遅延素子DI。
D、の遅延時間(1+*)は等しく設定されている。
同じく、遅延素子D2.DI+の遅延時間(i zs)
、遅延素子D!、D?の遅延時間(1:+1)、遅延素
子Ds=Dhの遅延時間(t 46)もそれぞれ等しく
設定されている。そして、設定された各遅延時間の関係
は、遅延素子DSの遅延時間をt、とすると次式の関係
にある。
1、、<1□〈j sq< L 411< t 5 ・
・・・・・・・・(1)今、各遅延素子D I−D 9
の遅延時間を、上記(1)式の関係を保持しながら所定
の値に設定してパルスpを入力すると、アレイ振動子P
1〜P。
から放射される超音波は上記設定された遅延時間にした
がって、アレイ振動子P、、P、から最も早く、又、ア
レイ振動子P、から最も遅く放射される。このようにし
て放射された超音波は放射状に拡がって進行するが、そ
れら進行過程において各アレイ振動子の放射超音波の振
動の最大振幅がすべて合致する地点が生じる。第6図(
a)でこの点が符号Fで示されている。この点Fにおけ
る超音波の大きさは他の点の超音波の大きさに比較して
温かに大きいので、恰も各アレイ振動子P1〜P9から
の超音波が破線に示すように点Fに集束したのと同じ状
態となる。換言すれば、−列に配列したアレイ振動子か
らの超音波放射に適切な遅延を与えてやれば、それらの
超音波をX−Z平面において点Fに集束させたのと同様
な状態にすることができる。この点Fを焦点と称する。
さらに述べると、アレイ振動子P、−P、により、焦点
Fで集束する破線で示すような超音波ビームBが出力さ
れることになる。(1)式の関係を保持しながら各遅延
素子り、−DIの遅延時間を上記の遅延時間より小さく
設定すれば、焦点Fは一点鎖線(ビームB’)で示すよ
うにより長い焦点F′に移行する。したがって、各遅延
素子D1〜D。
の遅延時間を調節することにより、焦点の位置を選択す
ることが可能となり、これを被検体3の検査に適用する
場合、検査部位の深さを選択することができる。
一方、各アレイ振動子P、〜P7は第6図(b)に示す
ように所定の曲率半径を有する弧状に形成されている。
アレイ振動子が励振されると、前述の超音波ビームBが
放射されるが、この超音波ビームBはアレイ振動子が弧
状に形成されているため、Y−Z平面においても第6図
(b)に示すように焦点Fに集束する。
第7図はアレイ探触子の全体構成図である。図でP1〜
P7は第6図(a)に示すものと同じアレイ振動子であ
る。Pはアレイ探触子を示し、n個のアレイ振動子で構
成されている。各アレイ振動子P1〜P1のうち選択さ
れた所定数のものに対して、図示されていないが第6図
(a)に示す遅延素子が順次切換接続されるようになっ
ている。
図示の例では、まずm個のアレイ振動子P1〜P、を選
択し、それらから放射される超音波の遅延時間を適切に
設定することにより、前述のように超音波をみかけ上1
つの焦点に集める。この焦点が符号FI%又、みかけ上
の超音波ビームが符号B、で示されている0次に、プレ
イ振動子を1つずらして同じ(m個のアレイ素子P2〜
P□1に対して、前回のアレイ振動子P l−P−に与
えた遅延時間と同一パターンの遅延時間を与える。
このときの焦点が符号F2で、超音波ビームが符号B2
で示されている。以下、アレイ振動子を1つずつ順に切
換えてゆき、最後にアレイ振動子p n−m。、〜P7
を選択して、同じパターンの遅延時間を与え、焦点F 
R−11゜い超音波ビームB7−1゜1を得る。このよ
うな手段により、結果的にはアレイ探触子Pによって焦
点F、〜F*−mlまでの超音波による走査が実行され
たことになる。このような走査は電子的に高速をもって
行なわれるので、以下電子走査と称する。
上記アレイ探触子Pによる検査は、アレイ振動子P1〜
P7が直線状に配列されているため、被検体が平板又は
これと類似の形状である場合には有効であるが、被検体
が円筒形状である場合には適用不可能である。したがっ
て、例えば被検体が管体である場合、従来の超音波検査
装置では、上記アレイ探触子ではなく他の探触子が使用
されていた。これを第8図(a)、Cb”)により説明
する。第8図(a)は管体検査用探触子の側面図、第8
図(b)は第8図(a)に示す線■b−■bに沿う断面
図である。各図で、Tは被検体である管体、PA”Po
は管体Tの外周面に対向して配置された探触子群である
。探触子群PAは第8図(a)に示すように、探触子P
A+”’PAIIより構成されており、各探触子PAI
”’PAWは超音波振動子および音響レンズを有する。
各探触子PAI−PA11から放射される超音波ビーム
の方向は互いに異なるように設定されており、これによ
り管体Tに存在する種々の方向の傷、亀裂に対応し得る
ようになっている。他の探触子群P3〜PMの構成も、
探触子群PAの構成と類似であるので説明は省略する。
管体Tの超音波による検査は、管体Tを回転させつ1そ
の長手方向に移動させながら実施される。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6図(a)、  (b)および第7図に示すアレイ探
触子Pは、被検体の探傷部位が変更されたり、又は被検
体自体その径や肉厚が異なる被検体になった場合、遅延
素子の遅延条件を調節して焦点位置を変更することによ
りこれに対応することができる。即ち、例えば探傷部位
がそれまでの焦点Fの位置より離れた位置に変更された
場合、第6図(a)に示すように焦点Fを当該探傷部位
と一致する焦点F′に変更すればよい、しかしながら、
このアレイ探触子PのY−Z面内における焦点Fはアレ
イ振動子の形状により固定されているので、X−Z面内
で焦点を焦点F′に変更してもY−Z面内では超音波ビ
ームは焦点F′に集束しない。
それ故、分解能の高い探傷を実施しようとする場合には
、X−Z面での焦点調節機能を有するにもかかわらず、
焦点を焦点Fに固定しアレー探触子自体をZ軸方向に調
節する必要があり、この調節に多くの手間と時間を要す
るという問題があった。
又、第8図(a)、(b)に示すように、管体Tを探傷
する探触子群Pa”=PMにあっては、各探触子群の探
触子(第8図(a)に示す探触子PAI〜P as)に
よりすべての方向の傷や亀裂をカバーし得るものではな
く、かつ、管体T全面の探傷も困難であって、欠陥の検
出洩れを生じるおそれがあった。さらに、管体Tが径の
異なる管体に変更された場合、すべての探触子の配置を
、変更された管体の探傷に適合するように調節しなけれ
ばならず、この調節には極めて多くの手間と時間が必要
であった。
なお、この管体Tのように、円筒形状の被検体に対して
は、第7図に示す直線状のアレイ探触子を、被検体をこ
れと同心で囲むリング形状に構成することも考えられる
が、このようにリング形状としたアレイ探触子であって
も、前述のY−Z平面内における焦点が固定されている
ことによる問題を免れることはできない。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
探傷部位又は被検体自体の変更があっても、これに容易
に対応することができる超音波探触子を提供するにある
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、多数の超音波振
動子を配列し、連続する所定数の前記超音波振動子を順
次ずらして選択するとともに、選択された各超音波振動
子を所定の遅延時間をもつて励振させることにより前記
配列の方向に沿う第1の面内で集束された超音波ビーム
を発生させる超音波探触子において、前記第1の面と垂
直な第2の面内で前記超音波ビームを集束後平行に放射
させるビーム形成手段を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
選択された各超音波振動子を所定の遅延時間をもって励
振させると超音波ビームが放射される。
この超音波ビームは、超音波振動子の配列の方向に沿う
第1の面内で集束され、かつ、第1の面と直交する第2
の面内では一旦集束された後平行状態となる。探傷部位
又は被検体に変更が生じた場合、前記の遅延時間を適切
に選定して第1の面内における焦点を変更して当該変更
に対応させることができる。又、第2の面内における超
音波ビームは、集束された後の平行状態となっているの
で、何等の変更をも要せず、結局、当該変更には、前記
遅延時間のみで対処できる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図(a)は本発明の第1の実施例に係る超音波探触
子の正面図、第1図(b)は第1図(a)に示す線Ib
−Ibに沿う断面図である。各図で、x、y、zは座標
軸を示す。P、〜P、1は第7図に示すものと同じアレ
イ振動子であり、順次選択される所定数のアレイ振動子
に対して遅延素子が切換接続される。1はプレイ振動子
P、〜P1の配列方向(X軸方向)に延びる音響レンズ
であり、本体部1a、頂面1bおよび底面1cより成る
第1図(b)に示されるように、頂面1bはアレイ振動
子P、〜P1が形成する弧と同一曲率半径の弧状に形成
され、アレイ振動子P、〜P、が付着されている。又、
底面1cは頂面1bと反対側に突出する所定の凸面に形
成されている。この音響レンズ1は、例えば合成樹脂、
ガラス5金属などのように、音速が当該音響レンズlと
接する媒質に比して大きい物質で構成され、かつ、底面
ICが凸面に形成されているので、凸レンズを構成する
。2はアレイ振動子P、〜P、および音響レンズ1より
成るアレイ探触子を示す。3は一検体であり、音響レン
ズ1の底面1cに対向して設置される。4は音響レンズ
1と被検体3との間に介在する媒質(例えば水)を示す
次に、本実施例の動作を説明する。本実施例では同時に
8個のアレイ振動子が選択され所定の遅延時間をもって
励振され、超音波ビームを発生するものとし、かつ、当
該超音波ビームの焦点は被検体3の底面に一致せしめら
れるものとする。第1図(a>には、被検体3が図で左
方から順次超音波ビームで走査されてきて、現在、アレ
イ振動子P1〜P五。、の励振による超音波ビームB、
により被検体3の検査が行なわれている状態が示されて
いる。Fは超音波ビームB!の焦点であり、被検体3の
底面と一致する。
この状態を第1図(b)に示すY−Z平面でみると次の
ようになる。即ち、超音波ビームB、はアレイ振動子が
弧状であるため、音響レンズ1の本体内で底面1cに向
って集束される。この集束された超音波ビームB、は底
面1cがら媒質4中に放射されるとき拡散され、結果と
してY−Z平面では平行ビームとなる。以後、超音波ビ
ームB。
はY−Z平面で前記平行ビームの状態に保持される。即
ち、アレイ振動子P、〜P、による超音波ビームB1か
らアレイ振動子P□7〜P、による超音波ビームBa−
?までのそれぞれのビームはすべて超音波ビームBえと
同一のビームとなる。
ここで、被検体3に対する検査が終了し、破線に示す他
の異なる被検体3′が図示位置に設置されたとする。こ
の場合、同時に選択される8個のアレイ振動子の励振遅
延時間の設定を変更すれば、第1図(a)に示すように
X−Z平面において被検体3′の底面と一致する焦点F
′を有する超音波ビームBeゑを放射Jることができる
。この超音波ビームB′ムのY−Z平面内での状態は超
音波ビームB!と同一であり、被検体3′の底面に至っ
ても平行状態が保持されている。
このように、本実施例では、凸レンズを構成する音響レ
ンズを用い、この音響レンズがら放射される超音波ビー
ムがY−Z平面で平行になるようにしたので、被検体の
変更や検査部位の変更に、アレイ振動子の励振遅延時間
を調節するのみで対応することができる。
第2図(a)は本発明の第2の実施例に係る超音波探触
子の一部の正面図、第2図(b)は第2図(a)に示す
線nb−nbに沿う断面図である。
図で、ptl・・・・・・P′、・・・・・・P ’i
+?・・・・・・p I7はアレイ振動子である。これ
らアレイ振動子pl。
〜P′7は第1図(a)に示す直線状に配列されたアレ
イ振動子P、〜P7を円環状に配列したものと同一構成
である。1′は音響レンズであり、この音響レンズ1′
も第1図(a)、(b)に示す柱状の音響レンズ1を円
環状に形成したものと同一構成である。したがって、そ
の頂面1’bは円環の外周面を、又底面1/Cは円環の
内周面を形成することとなる。アレイ振動子pl、〜p
 /。
が音響レンズ1′の頂面1/、に付着されている点もさ
きの実施例と同じである0円環状のアレイ振動子p/、
〜P J、および円環状の音響レンズ1′によりアレイ
探触子2′が構成される。3Tは被検体である管体、破
線で示す3’Tは管体3Tとは径の異なる他の管体、4
は媒質を示す。
管体3Tを超音波検査する場合には、円環状のアレイ探
触子2′の中心と管体3Tの中心とが一致するように両
者の位置関係を保持し、円環状に配列されたアレイ振動
子p/、〜P′1を8個ずつ所定の遅延時間で順次途切
れなく励振してゆくことにより、超音波ビームB、・・
・・・・・・・Bi・・・・・・・・・B7で管体3T
の全周を走査することができ、この走査終了後管体3T
をその軸方向に相対移動させて再び同様の走査を行なう
、この場合もさきの実施例と同様、第2図(b)に示す
ように、音響レンズ1′の断面を通る面内においては、
音響レンズ1から放射される超音波ビームは平行を維持
するので、被検体が管体3Tから管体3’Tに変更され
ても、単にアレイ振動子の遅延時間を調節して超音波ビ
ームB、を超音波ビームB′(に変更するだけで対応し
得る。
上記の構成により、本実施例は、さきの実施例と同じ効
果を奏するばかりでなく、第8図(a)(b)に示す従
来例に比べ、被検体や検査部位が変更される度毎に超音
波探触子の設置を変更する必要はなく、上記変更に伴な
う時間と手間を大幅に減少せしめることができる。さら
に、被検体全面に亘って検査を実施することができ、欠
陥の検出洩れを防止することができる。
第3図(a)は本発明の第3の実施例に係る超音波探触
子の一部の正面図、第3図(b)は第3図(a)に示す
線mb−mbに沿う断面図である。
各図で、P′1〜P″、は円環状に配列されたアレイ振
動子、1″は凸状の底面1″Cを有する音響レンズであ
る。アレイ振動子P′1〜P′7および音響レンズ1N
によりアレイ探触子2#が構成される。3’Tは被検体
である管体、4は媒質である。B#門はアレイ振動子P
#、〜P”1や。
により放射される超音波ビームである。本実施例と第2
の実施例とは、第2の実施例のアレイ探触子2′が管体
3Tを囲んで配置されるのに対し、本実施例のアレイ探
触子2″が管体3″Tの内周側に配置される点で相違す
る。このようなアレイ探触子2′、2″の配置の相違に
より、第2の実施例の各超音波ビームは中心軸方向に放
射され、本実施例の各超音波ビームは外周方向に放射さ
れることになる。本実施例の動作および効果は第2の実
施例の動作および効果に準じる。
第4図は本発明の第4の実施例に係る超音波探触子の一
部の断面図である0図で、pH□は円環状に配列された
アレイ振動子の1つである。又、111は円環状に形成
された音響レンズである。円環状のアレイ振動子と音響
レンズ111により、円環状のアレイ探触子211に構
成される。3Rは円環状の被検体を示す。Cはアレイ振
動子、音響レンズ111および被検体3Rの各円環の中
心軸を示す。本実施例において、アレイ探触子illか
ら放射される各超音波ビームB111は前記第2、第3
の実施例と異なり、中心軸Cに平行に放射され、これに
より円環状被検体3Rの検査が行なわれる。
本実施例の動作および効果は第2、第3の実施例の動作
および効果に準じる。
第5図は本発明の第5の実施例に係る超音波探触子の側
面図である。図で、P、は弧状でなく真直な板状のアレ
イ振動子、IAは上面にアレイ振動子P、が付着され下
面が凹面に形成された第1の音響レンズ、IBは上面お
よび下面が凸面に形成された第2の音響レンズである。
これらにより本実施例のアレイ探触子2ABが構成され
る。4は音響レンズIA、IB間に介在する望ましい媒
質(例えば水)を示す0本実施例では、音響レンズIA
が凹レンズ、音響レンズIBが凸レンズの機能を遂行す
る。したがって、真直な板状のアレイ振動子P、の励振
により放射された超音波は、音響レンズIAから放射さ
れるとき集束されて音響レンズIBに入射され、音響レ
ンズIBから放射されるとき平行な超音波ビームとなる
。このアレイ探触子2ABは直線状にも円環状にも構成
することができ、したがって、さきの各実施例のアレイ
探触子に代えて使用することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、ビーム形成手段により、
アレイ振動子の配列の方向に沿う面に垂直な面において
、被検体に放射される集束された超音波ビームが平行な
ビームとなるようにしたので、被検体の変更や検査部位
の変更があっても、単にアレイ振動子の励振遅延時間を
調節するのみで容易に当該変更に対処することができる
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、第2図(a)、(b)および第
3図(a)、(b)はそれぞれ本発明の第1、第2およ
び第3の実施例に係る超音波探触子の正面図および断面
図、第4図は本発明の第4の実施例に係る超音波探触子
の断面図、第5図は本発明の第5の実施例に係る超音波
探触子の側面図、第6図(a)、  (b)および第7
図はアレイ探触子の動作を説明する説明図、第8図(a
)。 (b)は管体の検査に使用される従来の超音波探触子の
正面図および側面図である。 P、〜P、、P’、〜P’、、P′1〜P#7・・・・
・・・・・アレイ振動子、l、1′、1#、111、I
A、IB・・・・・・・・・音響レンズ、2.2′、2
#、211.2AB・・・・・・・・・アレイ探触子、
3.3’、3R・・・・・・・・・被検体、3T、3’
T、3’T・・・・・・・・・管体。 代 理 人 弁理士 武 顕次部(外1名)3.3’ 
:被検体 37.3’T :菅体 2AB ニアレイ探触子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の超音波振動子を配列し、連続する所定数の
    前記超音波振動子を順次ずらして選択するとともに、選
    択された各超音波振動子を所定の遅延時間をもつて励振
    させることにより前記配列の方向に沿う第1の面内で集
    束された超音波ビームを発生させる超音波探触子におい
    て、前記第1の面と垂直な第2の面内で前記超音波ビー
    ムを集束後平行に放射させるビーム形成手段を備えたこ
    とを特徴とする超音波探触子。
  2. (2)請求項(1)において、前記多数の超音波振動子
    の配列は直線状であることを特徴とする超音波探触子。
  3. (3)請求項(1)において、前記多数の超音波振動子
    の配列はリング状であることを特徴とする超音波探触子
  4. (4)請求項(1)において、前記各超音波振動子は平
    板状に形成され、かつ、前記ビーム形成手段は凹型音響
    レンズと凸型音響レンズで構成されることを特徴とする
    超音波探触子。
  5. (5)請求項(1)において、前記各超音波振動子は前
    記第2の面内で弧状に形成され、かつ、前記ビーム形成
    手段は凸型音響レンズで構成されることを特徴とする超
    音波探触子。
JP1132544A 1989-05-29 1989-05-29 超音波探触子 Pending JPH02311759A (ja)

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CN105467008A (zh) * 2015-12-15 2016-04-06 攀钢集团成都钢钒有限公司 Urp350探伤机长水柱校样方法

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