JPH0231070Y2 - - Google Patents

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JPH0231070Y2
JPH0231070Y2 JP14237686U JP14237686U JPH0231070Y2 JP H0231070 Y2 JPH0231070 Y2 JP H0231070Y2 JP 14237686 U JP14237686 U JP 14237686U JP 14237686 U JP14237686 U JP 14237686U JP H0231070 Y2 JPH0231070 Y2 JP H0231070Y2
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container
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、糯米、粳米、大豆等の食物材料を
蒸熱する為に使用される装置に関するもので、特
に、容器内の収容物を底部から順次送出する装置
の構造に特徴がある蒸熱装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来公知の蒸熱装置として、第3,4図に示す
ように、横断面が方形で略V字形の底板3を備え
た容器2を有し、底板3の中央部に容器2内へ水
蒸気を供給する透孔4が設けられると共に、該底
板3の稜に沿つて収容物5を容器2の下端一側壁
6に設けた取り出し口7へと送り出す送出スクリ
ユ8を配置した蒸熱装置1が知られている。この
装置1で材料を蒸熱するには、装置の上端開口9
から糯米、大豆等の材料を容器2内に投入し、容
器底板3の透孔4から水蒸気を供給して材料を底
部側から順次蒸し上げ、適時送出スクリユ8を回
転して蒸し上がつた収容物5を容器2の底部から
順に取り出している。
第3,4図中、11は送出スクリユ8の軸であ
り、この軸11は容器の側壁12を貫通して片持
ちで支持され、その基端側で図示しない駆動装置
に連結されている。13は取り出し口7を閉鎖す
る蓋板、14は底板3の中央部の下部に形成され
た蒸気通路であり、該通路はパイプ15により蒸
気源と連結されている。16はドレン排出用のパ
イプである。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このような従来装置1では、第3,4
図に示すように、送出スクリユ8の吸い込み側1
7付近の収容物が優先的に送り出される結果、収
容物5を容器2の底部から順次まんべんなく取り
出すことができず、容器の底部側壁付近の収容物
5a(第4図)や取り出し口7の上方に位置する
収容物5a(第3図)が取り残されて長時間滞溜
し、為に該部分の収容物5aが過度に加熱されて
黄変したり変質して、取り出した収容物の蒸し上
がりが均一にならないという欠点があり、また滞
留する収容物5aが過度に熱せられるため、容積
効率及び熱効率がきわめて低いという欠点があつ
た。
本考案は、上記問題点を解決することを目的と
したもので、蒸し上げられた収容物を局部的に滞
留させることなく、容器底部から順次まんべんな
く取り出すことができる蒸熱装置を提供すること
にある。
問題点を解決するための手段 本考案の蒸熱装置は、容器の底部に設けられる
送出スクリユ8の斜め上方両側に取り出し口7側
にのみ羽根を備えた補助スクリユを設け、収容物
取り出し時にこの補助スクリユを送出スクリユ8
と反対の方向に収容物を移動させるように駆動す
ることを特徴とするものである。
図面に付した符号を用いて説明すると、本考案
の蒸熱装置20は、横断面が略方形でV字形の底
板3を有し且つその底稜3aを円弧稜とした容器
2を有しており、底板3の中央部には容器2内へ
水蒸気を供給する透孔4が設けられ、前記底稜3
aに沿つて収容物5を容器2の下端一側方に設け
た取り出し口7へと送り出す送出スクリユ8が配
置されている。
そして更に本考案の蒸熱装置20には、前記送
出スクリユ8の斜め上方両側に前記取り出し口7
を設けた側の容器側壁6から容器中央部に至る羽
根33を備えた補助スクリユ34が設けられてお
り、該補助スクリユ34は送出スクリユ8と反対
の方向に収容物5を移動させるように送出スクリ
ユ8と同時駆動されている。
作 用 容器2内に投入された材料は、容器の底板中央
部の透孔4から供給される水蒸気により下方から
順に蒸し上げられ、蒸し上げられた収容物5は送
出スクリユ8の回転動作により取り出し口7から
排出されることとなるが、この際、送出スクリユ
8の斜め上方両側に配設された補助スクリユ34
が送出スクリユ8と同時回転して、残留し易い容
器隅部の収容物及び取り出し口7の上方の収容物
5aを送出スクリユ8と反対方向、即ち送出スク
リユ8の吸い込み側17に向けて移動させて送出
スクリユ8へと送り込み、また、容器2の中央部
にある収容物5は、2本の補助スクリユ34の間
を通つて送出スクリユ8へと送り込まれる。従つ
て、容器2内の収容物5,5aは、滞留部分を生
ずることなく、底部のものから順にまんべんなく
排出されることとなる。
更に補助スクリユ34の羽根33は、取り出し
口7が設けられた容器側壁6から容器中央部に至
る部分にのみ設けられているので、補助スクリユ
34によつて移送された収容物5aは、送出スク
リユ8の吸い込み側17付近全体に集積され、該
部分17で圧密されることなく円滑に排出される
こととなる。
実施例 第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
たもので、第1図は装置の中央縦断面図、第2図
は第1図のA部断面図である。
図中、総体的に示す20は本考案に係る蒸熱装
置で、第3,4図で示した蒸熱装置1の部材と同
一の部材には同一の符号を付してある。21は容
器2を支持しているフレーム、22,23は送出
スクリユの軸11を片持ちで軸支している軸受、
24は送出スクリユの軸11に軸受22,23の
中間位置で固設された歯車、25は同じく軸11
に軸受22,23間で固着されたプーリ、26は
前記フレーム21の底部に設置された電動機、2
7は該電動機の駆動軸に連結された減速機、28
は該減速機の出力軸に固着されたプーリ、29は
プーリ25,28間に巻架されたチエーンであ
る。送出スクリユ8は中空のボスを有し、片持ち
で支持された軸11に先端から嵌装され、ナツト
30により固定されている。31は軸11に植設
されたピンであり、該ピン31が送出スクリユ8
のボスに設けられた切欠32と係合して、送出ス
クリユ8の軸回りの回動を固定している。
34は送出スクリユ8の斜め上方両側に該スク
リユ8と平行に配置された補助スクリユである。
35はフレーム21に軸受36,37により軸支
された支持軸、38は該支持軸31の先端に前記
補助スクリユ34を起伏自在に枢支しているピ
ン、39は支持軸35に嵌装された短円筒上の固
定環、40は支持軸35に固着された歯車であ
り、この歯車40は前記送出スクリユの軸11の
歯車24と噛合している。補助スクリユ34をピ
ン38で起伏自在としたのは、容器2の清掃時に
おける補助スクリユ34の着脱操作を考慮したも
のであり、常時は固定環39で図に実線で示す倒
伏位置に固定されている。
図示実施例の容器2は、収容物5との接触面積
を減少させるため、及び容器壁部分における水蒸
気の流動を良好ならしめると共に容器内壁面にお
ける水蒸気の結露を防止するために、内側面全体
に外壁との間に所定の空隙を持たせたパンチング
メタル41を装着しており、水蒸気は隔壁43で
区画された底部の空隙42から容器内へと供給さ
れている。
考案の効果 以上のように本考案の蒸熱装置は、送出スクリ
ユの斜め上方両側に取り出し口側にのみ羽根を備
えた補助スクリユを設け、該補助スクリユを送出
スクリユと同時駆動することにより、容器内に滞
留しようとする収容物を送出スクリユの吸い込み
側に移動させて順次送出スクリユに送り込むよう
にしたから、蒸し上がつた収容物が容器内で長時
間滞留することが無くなり、過熱による収容物の
黄変等の変質も避けることができ、取り出される
収容物の品質が良好で均質になるという効果があ
る。また、容器内での収容物の滞留が無くなり、
収容物が過度に熱せられることも無くなるから、
装置の容積効率及び熱効率を大幅に向上させるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
たもので、第1図は装置の中央縦断面図、第2図
は第1図のA部断面図である。第3図は従来装置
の要部断面図、第4図は第3図のB部断面図であ
る。 図中、2:容器、3:底板、4:蒸気供給用の
透孔、5,5a:収容物、6,12:容器の側
壁、7:取り出し口、8:送出スクリユ、34:
補助スクリユ、24,40:歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 材料を収容する容器は横断面が略方形で底稜を
    円弧稜としたV字形の底板を有しており、該底板
    の中央部には容器内へ水蒸気を供給する透孔が設
    けられ、該底稜に沿つて収容物を容器の下端一側
    方に設けた取り出し口へと送り出す送出スクリユ
    が配置されている蒸熱装置において、前記送出ス
    クリユの斜め上方両側に前記取り出し口を設けた
    側の容器側壁から容器中央部に至る羽根を備えた
    補助スクリユが設けられ、該補助スクリユは送出
    スクリユと反対の方向に収容物を移動させるよう
    に送出スクリユと同時駆動されることを特徴とす
    る、蒸熱装置。
JP14237686U 1986-09-17 1986-09-17 Expired JPH0231070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14237686U JPH0231070Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14237686U JPH0231070Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6348522U JPS6348522U (ja) 1988-04-01
JPH0231070Y2 true JPH0231070Y2 (ja) 1990-08-22

Family

ID=31051055

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JP14237686U Expired JPH0231070Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

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