JPH023104A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH023104A
JPH023104A JP5919089A JP5919089A JPH023104A JP H023104 A JPH023104 A JP H023104A JP 5919089 A JP5919089 A JP 5919089A JP 5919089 A JP5919089 A JP 5919089A JP H023104 A JPH023104 A JP H023104A
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magnetic
acid
iron carbide
magnetic powder
parts
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JP5919089A
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Shigeto Goto
成人 後藤
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は磁気テープ、磁気シート、磁気ディスク等の磁
気記録媒体に関するものである。
口、従来技術 一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体は、磁性粉、バイ
ンダー樹脂等からなる磁性塗料を支持体上に塗布、乾燥
することによって製造される。
こうした磁気記録媒体、特にビデオテープにおいては、
従来からr−Fetus 、 Co−r−Fetus等
が磁性粉として常用されてきた。そして最近は、より高
S/N化の為に、それらの粉子径は更に微小化されるよ
うになってきた。また、より高密度記録を求めて、Ba
フェライトや金属粉も用いられるようになってきた。
一方、特開昭60−124023号で見られるように、
炭化鉄を主体とする磁性粉も提案されている。炭化鉄は
高Heで高出力が得られ、導電性や遮光性も良好である
。ところが、近年の高記録密度化に伴ない、粒子を微粒
子化してゆくと(即ち、BET値で40m”7g以上と
した場合)、特に炭化鉄粒子の分散性が悪(なり、得ら
れた媒体の電磁変換特性が不十分になってしまう。また
、分散不良によって繰り返し走行時の耐久性も劣化する
ハ0発明の目的 本発明の目的は、導電性及び遮光性が良好である上に再
生出力等の電磁変換特性も十分であり、しかも走行性及
び走行耐久性にも優れた磁気記録媒体を提供することに
ある。
ニ1発明の構成及びその作用効果 即ち、本発明は、炭化鉄を含む磁性粉と;スルホ基、ホ
スホ基、カルボキ/ル基、及びこれらの塩を含む誘導体
からなる群より選ばれた少なくとも1種の極性基を有す
る結合剤とが磁性層に含有されている磁気記録媒体に係
るものである。
本発明によれば、炭化鉄を含む磁性粉を用いているので
、炭化鉄の持つ特長、即ち高いHeをはじめ、メタル磁
性粉よりは低いがCo含有酸化鉄よりは高いσSが得ら
れ、再生出力が高く保持される上に、炭化鉄による高導
電性及び遮光性を実現できる。しかも、炭化鉄は、化学
的に安定である上に、硬度も高くて研磨剤としてのα−
A1.O。
等の冷力り量を減らすことができ、かつオキシ水酸化鉄
等から直接製造できるので、コストも安くなる。
本発明は、こうした炭化鉄の特長を生かしながら、上記
した極性基のある結合剤を使用することによって、炭化
鉄含有磁性粉をBET値4om”/g以上と微粒子化し
た場合でもその分散性が良好となる。即ち、上記結合剤
は、分子内の上記極性基によって、磁性粉とのなじみを
向上させ、これによって磁性粉の分散性を良くするもの
である。この結果、媒体の角型比、出力等の電磁変換特
性が良好となり、かつ繰り返し走行時の耐久性が向上す
る。しかも、分散性が良く、磁性粉の凝集も少ないため
、媒体のドロップアウトも少なくなる。
本発明に於ける炭化鉄を含む磁性粉とは、磁性粉として
ほぼ炭化鉄のみからなるものをはじめ、炭化鉄とそれ以
外の磁性粉とが併用されることも意味する。炭化鉄とそ
れ以外の磁性粉との比率(重景比)は5:95〜45 
: 55程度が好ましい。
なお、本発明の磁性粉に含有される炭化鉄はFenCで
あられされ(n≧2)、主としてFe5Ct、その他F
 e to Os、Fe、C,Fe−C等も含まれる。
また鉄の他に、一部Co、Ni、Al、Zr、Cr、S
i等他の元素の混入もあり得るものである。
本発明に於いて炭化鉄と併用可能な磁性材料としては、
例えばr−Fetus、Co含含有−Fe、O,、Co
被着r  Fetus、F e h 04、Co含有F
e−04、Co被着Fe=O,、CrOx等の酸化物磁
性粉がある。
また、金属磁性粉も併用してよく、使用可能な金属磁性
粉としては、Fe、Ni、Coをはじめ、Fe−Al系
、Fe−Al−Ni系、Fe−Al−C。
系、Fe−Al Zn系、Fe −Ni−Co系、Fe
M n −Z n系、Fe−Ni系、Fe−Ni−Al
系。
Fe−Ni−Zn系、Fe−Co−Ni−Cr系、Fe
Co−N1−P系、Co−Ni系、Fe、Ni、C。
等を主成分とするメタル磁性粉等の強磁性粉が挙げられ
る。なかでも、Feが80atm%以上のFe系金属磁
性粉が電気特性的に優れ、耐食性及び分散性の点で特に
Fe−Al、Fe−Al−Ni、FeAl−Zn、Fe
−Al−Co、Fe−Ni、FeNi−Al、Fe−N
i−Znの系の金属磁性粉が好ましい。これらの金属磁
性体に対する添加物としてはSi、Cu、Zn、Al、
P、Mn、Cr争玩 素又はこれらの化合物が含まれて
いても良品 い。またバリウムフェライト等の六方4系フェライト、
窒化鉄も使用される。
本発明で使用する結合剤のベースポリマーとしては、平
均分子量が約10000〜200000のもので。
例えばウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−
アクリロニトリル共重合体、ブタジェン−アクリロニト
リル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール
、セルロース誘導体(セルロースアセテートブチレート
、セルロースダイアセテート、セルローストリアセテー
ト、セルロースプロピオニ+−)、ニトロセルロース等
)、スチレン−ブタジェン共重合体、ポリエステル樹脂
、各種の合成ゴム系、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、
尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、ノリコン樹
脂、アクリル系反応樹脂、高分子量ポリエステル樹脂と
インシアネートプレポリマーの混合物、ポリエステルポ
リオールとポリイソノアネートの混合物、尿素ホルムア
ルデヒド樹脂。
低分子債グリコール/高分子量ジオール/イソシアネー
トの混合物、及びこれらの混合物等が例示される。
上記した樹脂は、本発明に基いて、−8O,M、C00
M、−PO(OM”1.(但し、M、 M’は水素、リ
チウム、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属又は置
換若しくは未置換の炭化水素残基)で現される親水性極
性基を含有した樹脂とするのがよい。
使用する結合剤、特に塩化ビニル系共重合体は塩化ビニ
ルモノマー、スルホン酸、カルボン酸もしくはリン酸の
アルカリ塩を含有した共重合性モノマー及び必要に応じ
他の共重合性モノマーを共重合することによって得るこ
とができる。この共重合体はビニル合成によるものであ
るので合成が容易であり、且つ共重合成分を種々選ぶこ
とができ、共重合体の特性を最適に調整することができ
る。
上記したスルホン酸もしくはリン酸等の塩の金属はアル
カリ金属(特にナトリウム、カリウム、リチウム)であ
るのがよく、特にカリウムが溶解性、反応性、収率等の
点で好ましい。
スルホン酸塩を含有する上記の共重合性モノマーとして
は、 CH,=CH8O,M、 CH,=CHCH,So、M。
CH,= C(CH,) CH,SO,M、CH,=C
HCH,0COCH(CH,CC00R)Sol、CH
,=CHCH,OCH,CH(OH)CH,SO,M、
CH,=C(CH,’)COOC,H,SO,M、CH
,=CHC00C,H,SO,M、CHt=CHCON
HC(CH,)、CH,SO,M。
が挙げられる。
また、カルボン酸塩を含有する共重合性上ツマ−として
は、 CH,=CHC00M、 CH,=CHC00C00M、 CH,=C(CH,)CH,C00M、CH,=CHC
H,0COCH(CH,CC00R)COO、CH,=
CHCH,OCH,CH(OH)CH,C00M。
CH,=C(CH,)COOC,H,C00M、CH,
=CHC00C,H,C00M、CH,=CHC0NH
C(CH,)、CH,C00M、が挙げられる。
またリン酸塩としては、 CH,−CHCH,OCH,CH(OH’) CH,−
0−PO,MY’、CH,=CHC0NHC(CH,)
、CH,−0−PO,MY”、CH,=CHC00C 上記に於いてMはアルカリ金属、Rは炭素原子数1〜2
0個のアルキル基、Y′はH,M又はCH,=CHCH
,OCH,CH(OH)CH,−Y′はH,M又は CH,= CHCONHC(CH,)t CH,−Xl
は 0HまたはOM、X”は CH==CHCH−0(CH−CH−0)m−−OH又
はOMである。またnは1〜100、mは1〜100の
正数である。
また必要に応じ共重合させる共重合性モノマー種々のビ
ニルエステル、塩化ビニリデン、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、スチレン、アクリル酸、メタクリル
酸、種々のアクリル酸エステル、メタクリ酸エステル、
エチレン、プロピレン、イソブチン、ブタジェン、イソ
プレン、ビニルエーテル、アリールエーテル、アリール
エステル、アクリルアミド、メタクリルアミド、マレイ
ン酸、マレイン酸エステル等が例示される。
本発明による上記結合剤は乳化重合、溶液重合。
懸濁重合、塊状重合等の重合法により重合される。
いずれの方法に於いても必要に応じて分子量調節剤、重
合開始剤、モノマーの分割添加あるいは連続添加などの
公知の技術が応用できる。
本発明において用いられる上記結合剤中の前記酸性基の
塩含有モノマー量は0.01〜30モルチであるのが好
ましい。該塩含有モノマー量が多すぎると、溶剤への溶
解性が悪くまたゲル化が起こりやすい。また塩含有モノ
マー量が少なすぎると所望の特性が得られなくなる。
上記の塩化ビニル系共重合体は更に、エポキシ基又は水
酸基を含有しているのが好ましい。ところで、従来の塩
ビ系共重合体(例えばU、C,C,社製のVACH)は
以下の共重合成分からなっていた。
:共重合ユニットを示す。
しかし、ここでC1hCO−0−の基は、硬化剤等との
架橋反応には寄与しに(いものと考えられる。そ等のエ
ポキシ基を含有させるのが好ましい。例えば次のユニッ
トをもつ共重合体が挙げられる。
(X:スルホ基又はホスホ基のアルカリ金属塩を含んだ
上述の七ツマ−に由来するモノマーユニット部分) この他にも、 等がある。
特に、少なくともウレタン樹脂を使用するのがよく、更
に塩化ビニル系共重合体、エポキシ樹脂(特にフェノキ
シ樹脂)、ポリエステル系樹脂又はニトロセルロース樹
脂(以下、他の樹脂と称する。)を併用するのがよい。
この場合、ウレタン樹脂と他の樹脂との配合比としては
、他の樹脂が90〜10重量部、より好ましくは80〜
20重量部であるのが望ましい。上記配合比が90重量
部を越えると塗膜が跪くなりすぎ塗膜の耐久性が著しく
劣化し、また支持体との接着性も悪くなる。また上記配
合比が10重量部未満であると、磁性粉の粉落ちがおこ
り易くなる。
更に、本発明において、結合剤を含有する磁性塗料には
更にポリイソシアネート系硬化剤を添加することにより
、耐久性を向上することができる。
このようなポリイソシアネート系硬化剤とじてば1例え
ば、トリレンジイソ7アネート、ジフェニルメタンノイ
ソシアネート、ヘキサンンイソシアネート等の2官能イ
ソシアネート、コロネートしく日本ポリウレタン工業(
株)製)、デスモジュールしくバイエル社製)等の3官
能インシアネート、または両末端にインシアネート基を
含有するウレタンプレポリマーなどの従来から硬化剤と
して使用されているものや、また硬化剤として使用可能
であるポリイソシアネートであればいずれも使用できる
。また、そのポリイソシアネート系硬化剤の量は全結合
剤量の5〜80重量部用いる。
本発明の磁気記録媒体は、例えば第1図に示すように、
ポリエチレンテレフタレート等の非磁性支持体1上に磁
性層2を有し、必要あればこの磁性層2とは反対側の面
にBCC3b設けられている構成のものである。また、
第2図に示すように第1図の磁気記録媒体の磁性層2上
にオーバーコート層(06層)4を設けてもよい。
また、第1図、第2図の磁気記録媒体は、磁性層2と支
持体1との間に下引き層(図示せず)を設けたものであ
ってよく、或いは下引き層を設げなくてもよい(以下同
様)。また支持体にコロナ放電処理を施してもよい。
磁性層2には、上記した磁性粉、結合剤以外にも、潤滑
剤として、脂肪酸及び/又は脂肪酸エステルを含有せし
めることができる。これにより、両者の各特長を発揮さ
せながら、単独使用の場合に生ずる欠陥を相殺し、潤滑
効果を向上させ、静止画像耐久性、走行安定性、S/N
比等を高めることができる。この場合、脂肪酸の添加量
は、磁性粉100重量部に対して0.2〜10重量部が
よく、05〜80重量部が更によい。この範囲を外れて
脂肪酸が少なくなると磁性粉の分散性が低下し、媒体の
走行性も低下し易く、また多くなると脂肪酸がしみ出し
たり、出力低下が生じ易くなる。また、脂肪酸エステル
の添加量は、磁性粉100重量部に対して0.1〜10
重量部がよく、0.2〜8.5重量部が更によい。この
範囲を外れてエステルが少なくなると走行性改善の効果
が乏しく、また多くなるとエステルがしみ出したり、出
力低下が生じ易くなる。
また、上記の効果をより良好に奏するうえで、脂肪酸と
脂肪酸エステルの重量比率は脂肪酸/脂肪酸エステル−
10/90〜90/10が好ましい。なお脂肪酸には分
散作用的効果もあり、脂肪酸の使用によって別の低分子
量の分散剤の使用量を低減させ、その分だけ磁気記録媒
体のヤング率を向上せしめることもできると考えられる
脂肪酸は一塩基性であっても二塩基性であってもよい。
炭素原子数6〜30.更には12〜22の脂肪酸が好ま
しい。脂肪酸を例示すると以下の通りである。
(1)カプロン酸 (2)カプリル酸 (3)カプリン酸 (4)ラウリン酸 (5)ミリスチン酸 (6)パルミチン酸 (7)ステアリン酸 (8)イソステアリン酸 (9)リルン酸 (10)リノール酸 (11)オレイン酸 (12)エライジン酸 (13)ベヘン酸 (14)マロン酸 (15)コハク酸 (16)マレイン酸 (17)グルタル酸 (18)アジピン酸 (19)ピメリン酸 (20)アゼライン酸 (21)セパノン酸 (22)1.12−ドデカンジカルボン酸(23)オク
タンジカルボン酸 上記の脂肪酸エステルの例は次の通りである。
(1)オレイルオレート (2)インセチルステアレート (3)ジオレイルマレエート (4)ブチルステアレート (5)ブチルパルミテート (6)ブチルミリステート (7)オクチルミリステート (8)オクチルパルミテート (9)アミルステアレート (10)アミルパルミテート (11)インブチルオレエート (12)ステアリルステアレート (13)ラウリルオレート (14)オクチルオレート (15)イソブチルオレート (16)エチルオレート (17)イントリデシルオレート (18)2−エチルへキシルステアレート(19)エチ
ルステアレート (20)2−エチルへキシルパルミテート(21)イソ
プロピルパルミテート (22)イソプロピルミリステート (23)ブチルラウレート (24)セチル−2−エチルへキサレート(25)ジオ
レイルアジペート (26)′)エチルアジペート (27)ジイソブチルアジペート (28)ンイソデシルアジペート また、上述した脂肪酸、脂肪酸エステル以外にも、他の
潤滑剤(例えばシリコーンオイル、カルボン酸変性、エ
ステル変性であってもよい)、グラファイト、フッ化カ
ーボン、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、脂肪
酸アミド、α−オレフィンオキサイド等)等を磁性層に
添加してよい。
また、非磁性研磨材粒子も添加してよいが、これにはア
ルミナ、酸化クロム、酸化チタン、α−酸化鉄、酸化ケ
イ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸
化亜鉛、酸化セリウム、酸化マグネシウム、窒化ホウ素
等が使用される。この研磨材の含有量は磁性粉100重
量部に対して20重量部以下が好ましく特に3重量部〜
12重量部以下が良く、またその平均粒子径は0.6μ
mがよく、0.3μm以下が更によい。
また、磁性層には更に、グラファイト等の帯電防止剤、
粉レシチン、リン酸エステル等の分散剤を添加すること
ができる。そして、更に、カーボンブランクも併用する
こともできる。
こうしたカーボンブランクとして、遮光用カーボンブラ
ンクを用いれば、光遮蔽の度合を高めることができる。
遮光用カーボンブランクとしては、例エハコロンビアン
カーボン社製のラーペン2000(比表面積190m’
/、9、粒径18mμ)、2100.1170.100
0、三菱化成(株)製の#100、#75、#40、#
35、#30等が使用可能である。
また、導電性カーボンブランクとしては、例えばコロン
ビアカーボン社のコンダクテノクス(Conducte
x 975 (B E T値(以下BETと略)250
m’/g、DBP吸油量(以下DBPと略)170 m
l / 100 g r、粒径24mμ)、コンダクテ
ノクス900 (B E T 125 m’/ jj、
粒径27mμ)、コンダクテノクス4O−220(粒径
20mμ)、コンダクテノクスSC(BET220m’
/gr、DBP115 ml/ 100 gr、粒径2
0 m μ)、キャポット社製のパルカン(Cabot
 Vulcan ) X C−72ンP (B ET 
143m’/ gr、 D B P 118m1/ 1
00gr、粒径20mμ)、ラーペン1040.420
、フラノクパールズ2000 (粒径15mμ)、三菱
化成(株)製の#44等がある。
また、本発明で使用可能な他のカーボンブラックとして
は、コロンビアン・カーボン社製のコンダクテノクス(
Conductex )−3C、(B ET220m”
7g−DBP 115m17100g、粒径20rrl
)、キャボノト社製のパルカン(Vulcan )9 
(BET140m’/g、D B P 114 m17
100 g、粒径19mμ)、旭カーボン社製の#80
 (B ET 117m’/9.DBP 113m6/
100,9、粒径23mμ)、電気化学社製のH810
0(BET 32m’/、?、D B P 180 m
i/ 100 g、粒径53mμ)、三菱化成社製の#
22B (BET55m’/g、DBP131m1/1
009、粒径40mμ)、$20B(BET56m’/
9、D B P 115 m17100 g、粒径40
mμ)、#3500 (BET 47m’/El、DB
 P l87m17100g、粒径40mμ)があり、
その他にも、三菱化成社製のCF−9、# 4000、
MA−600、キャボノト社製のブラック・バールズ(
Black Pearls)し、モナーク(Monar
ck ) 800、ブラック・バールズ700、ブラッ
ク・パールズ1000 、ブラック・パールズ880、
ブランク・パールズ900、ブランク・パールズ130
0、ブラック・パールズ2000、スターリング(St
erling ) V、コロンピアン・カーボン社製の
ラーペン(Raven )410、ラーベン3200、
ラーペン430、ラーベン450、ラーベン825、チ
ーベン1255.ラーベン1035、ラーベン1000
、ラーベン5000、ケノチェンフラノクFC等が挙げ
られる。
また、バックコート層中に含有せしめる非磁性粒子は、
平均粒径を10mμ〜1000 mμの範囲内とすると
より好ましい。上記範囲内であれば非磁性粒子が細かく
なりすぎることもなく、添加効果が良好だからである。
非磁性粒子としては、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化ア
ルミニウム、酸化クロム、炭化珪素、炭化カルシウム、
酸化亜鉛、α−Fe−01、タルク、カオリン、硫酸カ
ルシウム、窒化ホウ素、フッ化亜鉛、二酸化モリブデン
、炭化かルシウム、硫酸バリウム等からなるものが挙げ
られる。また、その他にも、有機粉末、例えばベンゾグ
アナミン系脂脂、メラミン系樹脂、フタロヅアニン系顔
料等も使用可能であり、有機粉末と前記の無機粉末とも
併用することもできる。
更に、上述の非磁性粒子と共にカーボンブラックを併用
することがより好ましい。これにより媒体の走行性を更
に安定せしめ、前記した非磁性粒子の作用と相まって媒
体の耐久性を更に向上せしめることが可能である。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
以下に示す成分、割合、操作順序等は、本発明の精神か
ら逸脱しない範囲において種々変更しうる。なお、下記
の実施例において「部」はすべて重量部であり、支持体
である厚さ10μmのポリエチレンテレフタレートベー
スフィルム上に磁性層を次の要領で形成した。
即ち、所定の磁性粉を使用し、第3図に示す各成分を分
散させた後、この磁性塗料を1μmフィルターで濾過し
、多官能インシアネート5部を添加し、支持体上に2.
5μmに塗布してスーツく−カレンダーをかけ、第3図
に表示した各種組成を有する磁性層とした。
しかる後、次の組成のBC層用塗料を磁性層の反対側の
面に乾燥厚さ0.4μmになるように塗布した。
カーボンブラック            40部(平
均粒径50mμ) 硫酸バリウム             10部ニトロ
セルロース           25部N−2301
(日本ポリウレタン製)    25部コロネートL(
)    10部 ンクロヘキサノン           400部メチ
ルエチルケトン         250部トルエン 
            250部このようにして所定
厚さの磁性層、BC層を有する幅広の磁性フィルムを得
、これを巻き取った。
このフィルムを8mm幅に断裁し、第3図に示す各ビデ
オテープとした(各実施例、比較例の番号に対応する。
)。但し、第3図に記載の「部」は重量部を表わす。
なお、第3図に示した各側の結合剤は下記のユニ7トか
らなっている。
実施例1: 塩ビ系共重合体(平均重合度314) 0.4重量%           0.8重量%ポリ
ウレタン メチレンジイソシアネート/ネオペンチルグリコール/
1,6〜ヘキサンジオール/アジピン酸/ 5OJa基
含をアジピン酸= 12.7/16.2/31゜4/3
8.7/1.0  (夫々重量%)実施例2: 塩ビ系共重合体、ポリウレタン−実施例1と同じ 実施例3 :               SO:t
Na塩ビ系共重合体−実施例1における一fcH2c)
I+−Na がo=p−onである以外は実施例1と同じ−(CIl
□CI++ ポリウレタン−実施例1におけるSO,Na基基含 有アジピン酸が0=P−OH基含有アジピン酸である以
外は実施例1と同じ 比較例1: 塩ビ系共重合体、ポリウレタン−実施例1と同じ 比較例2 :               5o3H
a塩ビ系共重合体−実施例1における(CH,C11+
の代わりに塩化ビニル ポリウレタン−実施例1における5OJa基含有アジピ
ン酸の代わりにアジピン酸 比較例3: 塩ビ系共重合体、ポリウレタン−比較例2と同じ 各ビデオテープについては次の測定を行ったところ、第
3図に示す結果が得られた。
ビデオS/N:VHSデツキを用いて測定(R−5をO
dBとした)。
光透過率  二波長900nmの光を用いた。
走行耐久性 : VHSデツキにて、全長100パス走
行後の折れの有無及び再生 出力低下の大小で判定。
ドロップアウト:再生画面上でのキズの発生個数 第3図の結果から、本発明に基いて磁性層を形成すれば
、電磁変換特性をはじめ、走行耐久性、導電性等が向上
し、ドロップアウトが大きく減少することが分る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図、第
2図は各側による磁気記録媒体の一部分の各拡大断面図
、 第3図は磁性層組成による特性変化をまとめて示す表 である。 なお、図面に用いられている符号において、1・・・・
・・・・・支持体 2・・・・・・・・・磁性層 3・・・・・・・・・バックコート!(BCJi)であ
る。 代理人   弁理士  逢坂 宏

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、炭化鉄を含む磁性粉と;スルホ基、ホスホ基、カル
    ボキシル基、及びこれらの塩を含む誘導体からなる群よ
    り選ばれた少なくとも1種の極性基を有する結合剤とが
    磁性層に含有されている磁気記録媒体。
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