JPH02310400A - マグネシウム上のめっき皮膜を剥離する方法 - Google Patents
マグネシウム上のめっき皮膜を剥離する方法Info
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- JPH02310400A JPH02310400A JP12911789A JP12911789A JPH02310400A JP H02310400 A JPH02310400 A JP H02310400A JP 12911789 A JP12911789 A JP 12911789A JP 12911789 A JP12911789 A JP 12911789A JP H02310400 A JPH02310400 A JP H02310400A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25F—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
- C25F5/00—Electrolytic stripping of metallic layers or coatings
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はマグネシウム上にめっきされた金属皮膜を剥離
する方法に関する。
する方法に関する。
この明細書において、「マグネシウム」という用語は、
純マグネシウム、少量の不純物を含むマグネシウム及び
マグネシウムがその大部分を占めるマグネシウム合金を
含むものとする。
純マグネシウム、少量の不純物を含むマグネシウム及び
マグネシウムがその大部分を占めるマグネシウム合金を
含むものとする。
従来、マグネシウム上にめっきされた金属皮膜の剥離は
、金属の種類に応じ、塩酸、硫酸または硝酸等の単独又
はその混合による強酸溶液を用いて行っていた。
、金属の種類に応じ、塩酸、硫酸または硝酸等の単独又
はその混合による強酸溶液を用いて行っていた。
したがって、剥離液の作用が強すぎるため、素材のマグ
ネシウムをも浸してしまうという欠点があった。
ネシウムをも浸してしまうという欠点があった。
本発明は、リン酸及び弗化水素酸又は酸性弗化アンモニ
ウムを含有する水溶液を使用して陽極電解することによ
り、素材を浸すという上記欠点をなくし、めっき皮膜を
速やかに除去する剥離方法を提供するものである。
ウムを含有する水溶液を使用して陽極電解することによ
り、素材を浸すという上記欠点をなくし、めっき皮膜を
速やかに除去する剥離方法を提供するものである。
すなわち、本発明の特徴は、マグネシウム上にめっきさ
れた金属皮膜を溶解剥離する際に、リン酸及び弗化水素
酸又は酸性弗化アンモニウムを含有する水溶液を使用し
、かつ陽極電解することにより、マグネシウムを浸すこ
となく、めっき金属皮膜のみを除去できることにある。
れた金属皮膜を溶解剥離する際に、リン酸及び弗化水素
酸又は酸性弗化アンモニウムを含有する水溶液を使用し
、かつ陽極電解することにより、マグネシウムを浸すこ
となく、めっき金属皮膜のみを除去できることにある。
本発明は、陽極電解を行った場合、マグネシウム上にめ
っきされた金属皮膜は、電気化学的に溶解し、溶解表面
がマグネシウム素材に達した時には、マグネシウム表面
に酸化皮膜が生成するため、不働態化し、酸及び電解に
よる溶解が阻止されるという原理を利用している。
っきされた金属皮膜は、電気化学的に溶解し、溶解表面
がマグネシウム素材に達した時には、マグネシウム表面
に酸化皮膜が生成するため、不働態化し、酸及び電解に
よる溶解が阻止されるという原理を利用している。
以下、本発明の実施例及び比較例を示す。ただし、本発
明は掲載の実施例によって限定されるものではない。
明は掲載の実施例によって限定されるものではない。
本発明を適用できる素材の一例としては、マグネシウム
合金上に、銅めっき及び無電解ニッケルめっきを施した
製品に適用できる。
合金上に、銅めっき及び無電解ニッケルめっきを施した
製品に適用できる。
本発明の剥離液の組成は、第１表又は第２表の通りであ
る。また、剥離液の作業条件は第３表の通りである。
る。また、剥離液の作業条件は第３表の通りである。
第１表
第２表
次に実際の作業方法について図面を参照して説明する。
剥離槽１に第２表の薬品組成で建浴したのち、治具２及
び３により、それぞれ保持された対象物（剥離するもの
）４及び陰極板（鉄板）５を剥離槽１に入れる。ただち
に電源６より、対象物４を保持している治具２に陽極を
、陰極板を保持している治具３に陰極を接続し、通電を
開始する。通電が開始されると、めっき金属皮膜は、通
電しやすい箇所から徐々に溶解しはじめる（無電解ニッ
ケル、めっき、銅めっきの順に溶解する）。
び３により、それぞれ保持された対象物（剥離するもの
）４及び陰極板（鉄板）５を剥離槽１に入れる。ただち
に電源６より、対象物４を保持している治具２に陽極を
、陰極板を保持している治具３に陰極を接続し、通電を
開始する。通電が開始されると、めっき金属皮膜は、通
電しやすい箇所から徐々に溶解しはじめる（無電解ニッ
ケル、めっき、銅めっきの順に溶解する）。
通電後しばらくすると、マグネシウム表面が現われた箇
所は、酸化されて不働態となり通電しなくなる。そのた
め電流が徐々に流れにくくなり、ついにはマグネシウム
表面全体が不働態となり、電流が０となる。その時点で
作業は終了となる。
所は、酸化されて不働態となり通電しなくなる。そのた
め電流が徐々に流れにくくなり、ついにはマグネシウム
表面全体が不働態となり、電流が０となる。その時点で
作業は終了となる。
この様に素材上にめっきされた、電解質の金属皮膜のみ
が剥離され、素材は浸食されずに、元の形のまま、再生
利用が可能である。
が剥離され、素材は浸食されずに、元の形のまま、再生
利用が可能である。
また、本発明による剥離を行った際に生成するマグネシ
ウム素材上の酸化皮膜は、再利用の際に用いられる弗化
水素酸液やクロム酸液等のマグネシウム素材をほとんど
浸さない前処理液で、容易に除去することが可能である
。
ウム素材上の酸化皮膜は、再利用の際に用いられる弗化
水素酸液やクロム酸液等のマグネシウム素材をほとんど
浸さない前処理液で、容易に除去することが可能である
。
上記対象物を一般的な硝酸及び硫酸の混液による溶解法
（組成及び条件を第４表に示す）を用いて行ったものと
、上言己の実施例とのマグネシウム素材の寸法変化比較
結果を第５表に示す。
（組成及び条件を第４表に示す）を用いて行ったものと
、上言己の実施例とのマグネシウム素材の寸法変化比較
結果を第５表に示す。
第４表
以下余白
第５表から一般的に用いられる硝酸、硫酸法による剥離
の場合は２０μｍから５０μｍのマイナスの寸法変化が
あるが、本発明の剥離方法を用いた場合は、寸法変化が
ほとんどみられず、非常に有効な処理方法であることが
わかる。
の場合は２０μｍから５０μｍのマイナスの寸法変化が
あるが、本発明の剥離方法を用いた場合は、寸法変化が
ほとんどみられず、非常に有効な処理方法であることが
わかる。
以上述べた様に、本発明の剥離方法を用いることにより
、素材を浸食することなく、素材上にめっきされた金属
皮膜のみ剥離できるという効果がある。
、素材を浸食することなく、素材上にめっきされた金属
皮膜のみ剥離できるという効果がある。
第１図は本発明の実施例に用いる装置の概要外観を示し
た斜視図である。 ■・・・・・・剥離槽、２，３・・・・・・治具、４・
・・・・・対象物−５・・・・・・陰極板、６・・・・
・・電源、７・・・・・・電流計。 代理人 弁理士 内 原 晋 第１０
た斜視図である。 ■・・・・・・剥離槽、２，３・・・・・・治具、４・
・・・・・対象物−５・・・・・・陰極板、６・・・・
・・電源、７・・・・・・電流計。 代理人 弁理士 内 原 晋 第１０
Claims (1)
- マグネシウム上にめっきされた金属のめっき皮膜を剥離
する方法において、リン酸及び弗化水素酸又は酸性弗化
アンモニウムを含有する水溶液を使用し陽極電解するこ
とにより前記めっき皮膜を除去することを特徴とするマ
グネシウム上のめっき皮膜を剥離する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12911789A JPH02310400A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | マグネシウム上のめっき皮膜を剥離する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12911789A JPH02310400A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | マグネシウム上のめっき皮膜を剥離する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02310400A true JPH02310400A (ja) | 1990-12-26 |
Family
ID=15001492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12911789A Pending JPH02310400A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | マグネシウム上のめっき皮膜を剥離する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02310400A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07109594A (ja) * | 1991-12-26 | 1995-04-25 | Sapporo Electro Pureiteingu Kogyo Kk | 金属基体上に被覆された金または白金族金属を剥離する方法及びその剥離装置 |
| JP2006526071A (ja) * | 2003-05-09 | 2006-11-16 | ポリグラト−ホールディング ゲーエムベーハー | 金属表面を電気化学的に研磨するための電解質 |
| CN106167914A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-11-30 | 惠州市博美环保新材料有限公司 | 一种镁合金电解剥离剂 |
-
1989
- 1989-05-22 JP JP12911789A patent/JPH02310400A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07109594A (ja) * | 1991-12-26 | 1995-04-25 | Sapporo Electro Pureiteingu Kogyo Kk | 金属基体上に被覆された金または白金族金属を剥離する方法及びその剥離装置 |
| JP2006526071A (ja) * | 2003-05-09 | 2006-11-16 | ポリグラト−ホールディング ゲーエムベーハー | 金属表面を電気化学的に研磨するための電解質 |
| CN106167914A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-11-30 | 惠州市博美环保新材料有限公司 | 一种镁合金电解剥离剂 |
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