JPH02309547A - 熱陰極型電離真空測定子の電子電流検出及びコレクタ電位の供給回路 - Google Patents

熱陰極型電離真空測定子の電子電流検出及びコレクタ電位の供給回路

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JPH02309547A
JPH02309547A JP13020789A JP13020789A JPH02309547A JP H02309547 A JPH02309547 A JP H02309547A JP 13020789 A JP13020789 A JP 13020789A JP 13020789 A JP13020789 A JP 13020789A JP H02309547 A JPH02309547 A JP H02309547A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱陰極型電離真空測定子の電子電流検出及び
コレクタ電位を供給する回路に係り、特に、所望の大き
さのコレクタ電位を高精度で設定でき、かつ温度ドリフ
トが小さい熱陰極型電離真空測定子の電子電流検出及び
コレクタ電位の供給回路に係る。
(従来の技術) 熱陰極型電離真空測定子の測定原理を第4図を参照しな
がら説明すると次のようになる。
測定子10を真空容器に接続して測定子内部を真空容器
と同圧にしたうえで、測定子のフィラメント11を加熱
して、ここから放出される熱電子は電源8によって印加
されるフィラメント−グリッド間の電位差によって加速
される。加速された熱電子は、測定子中の残留ガスの分
子と衝突してイオンを発生させるが、このとき発生する
イオンの量は残留ガスの量と対応するので、これをコレ
クタ13で集め、コレクタからの電流(イオン電流)を
増幅器20で増幅して電流計21で測定すれば、真空度
を測定することができる。
ところで、イオン電流の大きさは51M定子内の残留ガ
スの量の他、フィラメントからの熱電子の量(電子電流
Is)や、フィラメント−コレクタ間の電位差(コレク
タ電位Vc)にも大きく影響を受けるので、真空度の正
確な測定のためには、電子電流及びコレクタ電位の大き
さを高い精度で一定に保つことが必要となる。
従来の熱陰極型電離真空測定子の電子電流検出及びコレ
クタ電位の供給回路の一例は、第4図のフィラメント1
1以下に示すような構成となっている。
ここで、電子電流Ieはフィラメント11−ツェナーダ
イオードZD、  ・ZD、 ・Z D x−抵抗Ri
の流路を通りアースに流れる。
抵抗R3の両端には、電子電流IeとRiの積に等しい
電圧Viが生ずる。また、ツェナーダイオードZD、〜
ZD3の間には、一つのツェナーダイオードのツェナー
電圧Vzの3倍の電圧が生ずる。これにより、フィラメ
ント11の接地に対する電位は。
Vc=Vi+3Vz となる。
他方、Ri両端間の電圧Viは、比較手段2(ここでは
、電流を電圧に変換しているのて電圧値として比較され
る)に入力され、ここで設定電圧との比較がなされ1両
者の大小の信号が電圧制御手段3に入力される。
電圧制御手段3には、フィラメント用電源7が接続され
、前記比較結果により、電圧制御手段3の出力電圧を減
少・同一・増加して、フィラメント11vI4端にフィ
ラメント電圧が印加される。
なお、フィラメント用電源7としては、直流・交流いず
れかが用いられるが、交流の場合は、電圧制御手段にお
いて位相を制御することによりフィラメントに印加され
る実効電圧が制御されることになる。
このようにして、電子電流は、上記のフィートハウク機
構により一定に制御されてViが一定となり、徒ってV
cも一定となる。
(発明が解決しようとする課M) 上記従来の熱vi&l型電離真空測定子の電子電流検出
及びコレクタ電位の供給回路では、ツェナー電圧は素子
によって一定値しかとれないので、コレクタ電位を設定
する場合、ツェナーダイオードを複数直列接続してもと
びとびの債しか設定出来ず2特に測定子を規格の異なる
ものと取り替えられないといった問題があった。また、
ツェナーダイオードでは、端子間の電圧が一定となる電
流は限られており、電子電流の大きさが制限され、また
ツェナー電圧に対する温度ドリフトの影響も少なくない
といった問題もあった。
なお、上記回路において、ツェナーダイオードの代りに
単なる抵抗を用いることも可能であるが、この場合、抵
抗値の温度による変化があり、また電子電流をモニター
等のため他の回路に一部流れることもあり、この場合電
子ty?、の減少分がそのままコレクタ電位の変化とし
て現われるので問題がある。
(課通を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するため、従来のツェナーダ
イオードの代りにシャント・レギュレータを用いること
により、所望のコレクタ電位を高精度で設定可能とした
ものである。
(作用) シャント・レギュレータのアノード−リファレンス間に
接続される抵抗値をR4,リフプレンスーカソート間に
vt統される抵抗値をR2とすると2シヤント・レギュ
レータのアノード−カソード間の電圧Vsは次のように
なる。
V s = (1+ R* / RI) V i+ここ
でvllは、シャント・レギュレータ固有のレファレン
ス電圧である。
他方、電流測定手段による電位をViとすれば、コレク
タ電位は。
V c z V s + V i となり、R,、R,の値を適当に選ぶことにより所望の
値とすることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図を用いて説
明する。
第1図は1請求項1の一実施例であり、電流測定手段と
してアースに接続された抵抗Riを用いである。ここで
、抵抗Riをシャント・レギュレータlとフィラメント
11の間に接続し、その両端の電圧を比較手段2に入力
しても勿論良く、この場合は請求項2の実施例となる。
シャント・レギュレータとしては1日本’t9Lの、P
C1093やテキサス・インストウルメンツ社のTL4
31.TL432等がある。第3図にシャント・レギュ
レータの等価回路の一例を示すff52図は1M求項l
の一実施例であり、1!流測測定段として1才へアンプ
と抵抗を接続したものを用いである。ここで、電流測定
手段から比較手段への入力は、オペアンプのフィードバ
ックにより−Ri I eとなる。
本例におけるコレクタ電位Vcは V c = V s となり、電子電流検出抵抗に発生するViは無視できる
ようになる。
本例でも、電流測定手段をシャント・レギュレータとフ
ィラメントの間に接続すれば請求項2の実施例となる。
試作機での実験結果によれば、シャント・レギュレータ
1段の構成で、コレクタ電位を2.5v〜35Vの広い
範囲で設定可能とすることができた。さらに高い電圧が
必要なときは、シャント・レギュレータを複数直列接続
すればよい。
(発明の効果) 本発明は1以上のように構成されているので、所望のコ
レクタ電位をシャント・レギュレータに接続する抵抗値
の変更により容易に設定でき、しかも広い範囲の電子電
流値において温度ドリフトの影響もなく一定のコレクタ
電位を保持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の実施例の回路図、第3図
は、シャント・レギュレータの等価回路図(日本電気株
式会社半導体応用技術木部編・産業用リニアICデータ
ブック572ページから引用)、第4図は、従来の熟#
極型電離真空測定計の回路図である。 l、6.シャント・レギュレータ、2.、、比較手段、
3.、、電圧制御手段、4.5.、、抵抗、6.、、電
流測定手段、7.8.−、電源、lOl、、測定子、1
1. 、 、フィラメント21204、グリッド、13
.、、コレクタ、20.。 、増幅器、21.、、電流計 代理人弁理士・弁護士 小 川 景 士第2図 第3図 RαΣ 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フィラメント用電源(7)と、 前記フィラメント用電源に接続され、入力制御信号に応
    じて測定子のフィラメント両端に供給するフィラメント
    電圧を増加・減少・一定とするフィラメント電圧制御手
    段(3)と、 入力電流を設定電流値と比較して、前者が後者より大・
    等・小に応じてそれぞれ減少・一定・増加の制御信号を
    前記電圧制御手段に送る比較手段(2)と、 シャント・レギュレータ(1)と、 前記シャント・レギュレータのアノード端子とリファレ
    ンス端子とを接続する抵抗(4)と、前記シャント・レ
    ギュレータのカソード端子とリファレンス端子とを接続
    する抵抗(5)と、電子電流を測定して前記比較手段に
    電流信号を送る電流測定手段(6)とからなり、 前記シャント・レギュレータのカソード端子を測定子の
    フィラメントに接続し、前記シャント・レギュレータの
    アノード端子を前記電流測定手段に接続したことを特徴
    とする熱陰極型電離真空測定子の電子電流検出及びコレ
    クタ電位の供給回路。 2、フィラメント用電源(7)と、 前記フィラメント用電源に接続され、入力制御信号に応
    じて測定子のフィラメント両端に供給するフィラメント
    電圧を増加・減少・一定とするフィラメント電圧制御手
    段(3)と、 入力電流信号を設定電流値と比較して、前者が後者より
    大・等・小に応じてそれぞれ減少・一定・増加の制御信
    号を前記電圧制御手段に送る比較手段(2)と、 シャント・レギュレータ(1)と、 前記シャント・レギュレータのアノード端子とリファレ
    ンス端子とを接続する抵抗(4)と、前記シャント・レ
    ギュレータのカソード端子とリファレンス端子とを接続
    する抵抗(5)と、電子電流を測定して前記比較手段に
    電流信号を送る電流測定手段(6)とからなり、 前記シャント・レギュレータのカソード端子と測定子の
    フィラメントの間に前記電流測定手段を接続したことを
    特徴とする熱陰極型電離真空測定子の電子電流検出及び
    コレクタ電位の供給回路。
JP13020789A 1989-05-25 1989-05-25 熱陰極型電離真空測定子の電子電流検出及びコレクタ電位の供給回路 Expired - Lifetime JPH0675385B2 (ja)

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JPH02309547A true JPH02309547A (ja) 1990-12-25
JPH0675385B2 JPH0675385B2 (ja) 1994-09-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012053540A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Toshiba Corp 半導体装置及び非接触通信媒体

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JP2012053540A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Toshiba Corp 半導体装置及び非接触通信媒体

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