JPH02306750A

JPH02306750A - 携帯電話装置

Info

Publication number: JPH02306750A
Application number: JP12834789A
Authority: JP
Inventors: Yoshiharu Tamura; 田村　義晴
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1989-05-22
Filing date: 1989-05-22
Publication date: 1990-12-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は携帯電話装置に関し、特に発呼時における電話
番号の入力或いは後の短縮ダイヤルによる簡易発呼時に
備えてのダイヤルメモリへの電話番号の登録にかかる機
構の改良に関する。

〔従来の技術〕

従来の携帯電話装置において、特定の相手先に発呼する
場合、第７図に示すように、携帯電話装置に設けられた
キー人力部１を操作して相手先の電話番号を入力し、次
いで発呼ボタンを押す等の操作を行う、また、短縮ダイ
ヤル番号に対応して電話番号を記憶したダイヤルメモリ
を有する携帯電話装置では、短縮ダイヤル発呼も可能で
あり、頻繁に発呼する相手は事前にその電話番号を登録
しておくことにより、僅かな操作で発呼ができるように
なっている。更に、このような携帯電話装置では、第７
図に示すように表示部２を有し、キー人力或いはダイヤ
ルメモリから呼び出された電話番号を表示させて６ｍ認
できるようにしたものも一般的に知られている。なお、
第７図において、３はアンテナ、６は送話器、７は受話
器、１１は筐体であり、この筺体１１内には無線送受信
部。

ベースバンド処理部、制御部等が収納されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

携帯電話装置は、その機動性のためにオフィスを離れて
行動しなければならない各種の業務用に広く用いられつ
つある。これらの業務では通常数多くの取引先や関連部
門と電話連絡を取りながら遂行されるのが一般的である
が、発呼すべき相手の数は時に百を優に超える場合もあ
り、新しい顧客と取引を始めればその数はどんどん増え
ていくことになる。

このような状況において、従来の携帯電話装置では、電
話番号がダイヤルメモリに入っていない場合すなわち短
縮ダイヤル発呼ができない場合は、アドレス帳等で電話
番号を確認し、一つ一つ番号をキー人力する必要があり
、手間と時間がかかるのみならず、誤入力されることも
多い、勿論、頻繁に発呼する相手の場合、その電話番号
を任意の短縮ダイヤル番号に対応させてダイヤルメモリ
に記憶させておけば良いが、このダイヤルメモリへの登
録時にも一つ一つ番号をキー人力していく必要があり、
上記と同様な問題が生じる。

このように従来の携帯電話装置は、正確さと迅速さが要
求される業務には余り通したものではなかった。

そこで本発明の目的は、発呼時における電話番号の入力
或いは後の短縮ダイヤル発呼に備えてのダイヤルメモリ
への電話番号の登録を迅速かつ正確に行うことのできる
携帯電話装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段］近年、各種装置の入力方法としてバーコードの普及がめ
ざましい、これは情報量の少ないデータを極めて安価に
印刷することができ、且つ、その読み取りも非常に迅速
に行われるという利点によるものである。一方、名刺の
交換は各種の業務において通常行われているが、ここ数
年、名刺に電話番号や名前等をバーコード化して印刷す
るケースが増えており、今後も拡大する傾向にある。若
し、そのような名刺を使用して携帯電話装置から発呼し
たり或いはダイヤルメモリへ登録できれば、正確かつ迅
速に所望の相手先への発呼あるいはダイヤルメモリへの
登録が可能になり、各種の業務の効率を大きく向上させ
ることが可能になろう。

本発明の携帯電話装置はこの点に着眼して為されたもの
であり、バーコード読み取り部と、このバーコード読み
取り部で読み取られた電話番号に従って発呼またはダイ
ヤルメモリへの登録を行う制御手段とを備えている。

〔作用〕

本発明の携帯電話装置においては、名刺等に印刷された
電話番号をバーコード読み取り部が読み取り、このバー
コード読み取り部で読み取られた電話番号に従って制御
手段が発呼またはダイヤルメモリへの登録を行う。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。

第１図は本発明の携帯電話装置の一実施例の要部ブロッ
ク図である。この実施例の携帯電話装置は、数字キーや
各種の機能キーを有するキー人力部ｌと、発呼先の電話
番号や登録する電話番号等を表示する為の表示部２と、
送話器６と、受話器７と、送話器６からの音声信号およ
び受話器７への音声信号にかかるベースバンド処理を司
るベースバンド処理部５と、無線の送受信にかかる制御
を司る無線送受信部４と、短縮ダイヤル番号に対応して
相手先電話番号および必要に応じて相手先名等のラベル
を記憶するダイヤルメモリ９と、バーコードの読み取り
にかかる光学系１２を有するバーコード読み取り部１０
と、この携帯電話装置全体の制御を司るマイクロプロセ
ッサ等を内蔵した制御部８と、以上の各要素を収納する
筐体１１と、この筺体１１に取りつけられ電気的に無線
送受信部４と接続されたアンテナ３とで構成されている
。

第２図は第１図に示した構成を有する携帯電話装置の外
観を、電話番号や名前等がバーコード１３として印刷さ
れた名刺１４と共に示している。

同図の符号１５は筐体１１の底面部に設けられたスロッ
トであり、このスロット１５へ同図の矢印の向きに名刺
１４を挿入して移動させることにより、名刺１４に印刷
されたバーコード１３が第１図の光学系１２を介してバ
ーコード読み取り部１０で読み取られる。即ち、本実施
例は、スロット方式のバーコード読み取り部を採用して
いる。

第３図および第４図は制御部８が発呼モード時および登
録モード時に実行する処理の一例を示すフローチャート
であり、以下、第１図乃至第４図を参照して本実施例の
動作を説明する。先ず、発呼時の動作を説明する。

利用者が特定の相手に電話をかける為に携帯電話装置を
オフフック等すると、本携帯電話装置は発呼モードとな
る。

次に利用者が、第２図に示すように名前等のラベルおよ
び電話番号をバーコード１３として印刷した名刺１４を
筐体１１に設けられたスロット１５に挿入して移動する
と、バーコード１３のデータがバーコード読み取り部１
０で読み取られ、制御部８に伝達される。

制御部８は、第３図の処理Ｓ１においてバーコード読み
取り部ｌＯから伝達されたデータを入力し、人力データ
がバーコード読み取り部１０から入力されたので処理Ｓ
２から処理Ｓ３へ進み、今回の入力データを解読する。

このとき、バーコード１３の示すラベルと電話番号とが
区別される。

次いで制御部８は、解読したラベルと電話番号とを表示
部２に送出し、表示部２の表示画面にそのラベルと電話
番号を表示させ（処理Ｓ４）、後の発呼制御の準備とし
て電話番号のみを抽出しておく（処理Ｓ５）、そして、
利用者が表示部２の表示を確認した後、キー人力部１の
発呼ボタン等を押下すると、処理Ｓ５で抽出した電話番
号を用いて発呼制御を行う（処理Ｓ６）、この処理Ｓ６
において、制御部８はダイヤル信号の送信が可能となっ
た時点で電話番号をベースバンド処理部５に送り、その
内部の各種のフィルタ等を通過して得られたダイヤル信
号が無線送受信部４へ送られ、ここで変調された後、ア
ンテナ３から送信される。

なお、制御部８は無線送受信部４を制御して送信のオン
、オフや無線チャネルの設定等も制御するものである。

以上は、電話番号がバーコード化されて印刷された名刺
等を使用して発呼する場合の動作であるが、通常のキー
人力操作による発呼や短縮ダイヤル発呼も可能である０
通常のキー人力操作時においては、制御部８はキー人力
部１から入力された電話番号を第３図の処理Ｓ１で入力
して処理Ｓ７で解読し、通常の発呼であることから処理
Ｓ８から処理Ｓ９へ進み、入力された電話番号を表示部
２に表示する。そして、発呼ボタンが押下されると、そ
の電話番号を使用して発呼制御を行う（処理Ｓ６）、ま
た、処理Ｓ７の解読の結果、短縮ダイヤル発呼にかかる
キー人力であることが識別されると処理Ｓ１０に進み、
キー人力された短縮ダイヤル番号に対応してダイヤルメ
モリ９に記憶されている電話番号および記憶されていれ
ばラベルも読み取り、これらを表示部２に表示する（処
理Ｓｌ　ｌ）、そして、読み取ったデータ中から電話番
号のみを抽出しておき（処理５１２）、発呼ボタンの押
下時にその電話番号を使用して発呼制御を行う（処理Ｓ
６）。

次に、ダイヤルメモリ９に相手先の電話番号および必要
によってはラベルを登録する際の動作を説明する。

利用者がキー人力部１において所定のキー操作を行うと
、本携帯電話装置は登録モードとなる。

次に利用者がキー人力部１の数字キー等を押下して短縮
ダイヤル番号を入力すると、制御部８は第４図の処理３
２１でこれを入力し且つ表示部２に表示する。そして、
登録する電話番号の入力待ちとなる。

次に利用者が、発呼時と同様に第２図に示したように名
前等のラベルおよび電話番号をバーコード１３として印
刷された名刺１４を筺体１１に設けられたスロット１５
に挿入して移動すると、バーコード１３のデータがバー
コード読み取り部１０で読み取られて制御部８に伝達さ
れ、制御部８は第４図の処理Ｓ２２でこのデータを入力
する。

そして、入力データがバーコード読み取り部１０から入
力されたので処理Ｓ２３から処理Ｓ２４へ進み、今回の
人力データを解読する。このとき、バーコード１３の示
すラベルと電話番号とが区別される０次いで制御部８は
、解読したラベルと電話番号とを表示部２に表示させる
（処理５２５）。

利用者が表示部２の表示を確認した後、キー人力部１の
所定のキーを押下すると、処理Ｓ２４で解読した電話番
号およびラベルを処理Ｓ２１で入力した短縮ダイヤル番
号に対応させてダイヤルメモ１７９に登録する（処理５
２６）、このようにして登録された電話番号やラベルは
、前述した発呼モード時における短縮ダイヤル発呼時に
利用される。

以上は、電話番号やラベルがバーコード化されて印刷さ
れた名刺等を使用して短縮ダイヤル登録するものである
が、通常のキー人力操作による登録も勿論可能である。

その場合には、制御部８はキー人力部ｌから入力された
相手先の電話番号を第４図の処理Ｓ２２で人力して処理
３２３を経由して処理Ｓ２７に進み、従来と同様の登録
処理によって電話番号等を処理Ｓ２１で入力された短縮
ダイヤル番号に対応してダイヤルメモリ９に登録する。

第５図は本発明の携帯電話装置の別の実施例の要部ブロ
ック図、第６図はその外観斜視図であり、第１図および
第２図と同一符号は同一部分を示し、１１’、１９は筐
体、１５°はスロット、１６゜１８はインタフェイスコ
ネクタ、１７は携帯電話装置本体、２０はバーコード入
力アダプタである。

本実施例の携帯電話装置が第１図および第２図に示した
実施例の携帯電話装置と相違するところは、携帯電話装
置を携帯電話装置本体１７とこれに対し着脱自在なバー
コード入力アダプタ２０とで構成した点にある。

バーコード入力アダプタ２０は、光学系１２を有するバ
ーコード読み取り部１０とこれに接続されたインタフェ
イスコネクタ１８とを筺体１９に収納したものであり、
第６図に示すようにインタフェイスコネクタ１８を携帯
電話装置本体１７側に設けられたインタフェイスコネク
タ１６に接続して使用される。なお、コネクタ間の接続
のみで充分な機械的強度が得られない場合には、第６図
に示すように携帯電話装置本体１７側に穴部２１を設け
、アダプタ側に設けたピン２２をそれに嵌合させるよう
にすれば良い。

インタフェイスコネクタ１６．１８が互いに接続された
状態では、バーコード入力アダプタ２０内のバーコード
読み取り部ｌＯと携帯電話装置本体１７内の制御部８と
が電気的に接続されて第１図と等価になる６本実施例の
携帯電話装置における発呼動作および登録動作は第１図
および第２図に示した実施例の携帯電話装置と同じであ
る。

本実施例の携帯電話装置では、バーコード入力アダプタ
２０を使用しない場合、それを取り外せば、携帯電話装
置本体１７のみの構成で使用することができる。この場
合、バーコード入力による発呼または登録はできないが
、キー人力部ｌの操作による発呼１着呼は可能である。

第１図および第２図に示したようにバーコード読み取り
部１０を本体に一体に組み込んだ携帯電話装置では、バ
ーコード入力を頻繁に行わない利用者にとっては過剰機
能となってしまうが、本実施例のようにバーコード人力
関連部分をアダプタとして分離することにより本機能を
必要としない利用者に不要な対価を支払わせることが無
くなり、必要な利用者のみに本機能を提供することがで
きる。

以上、本発明を幾つかの実施例を挙げて説明したが、本
発明は以上の実施例にのみ限定されずその他各種の付加
変更が可能である０例えば、バーコード読み取り部１０
の光学系１２を、筐体の外面の一部に設けられたスキャ
ナ方式の光学系とすることもできる。また、電話番号等
をバーコードで印刷したものは名刺のみに限られず、そ
れ専用のカードであっても良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の携帯電話装置においては
、名刺等に印刷されたバーコードにより直接に携帯電話
装置の発呼あるいはダイヤルメモリへの登録を可能とし
たので、従来の携帯電話装置より格段に迅速に且つ正確
に発呼動作またはダイヤルメモリへの登録が可能となり
、各種の業務の効率を大幅に向上させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の携帯電話装置の一実施例の要部ブロッ
ク図、第２図は第１図の携帯電話装置の外観斜視図、第３図は
制御回路８の発呼モード時の処理の一例を示すフローチ
ャート、第４図は制御回路８の登録モード時の処理の一例を示す
フローチャート、第５図は本発明の携帯電話装置の別の実施例の要部ブロ
ック図、第６図゛は第５図の携帯電話装置の外観斜視図および、第７図は従来の携帯電話装置の外観斜視図である。図において、ｌ・・・キー人力部２・・・表示部３・・・アンテナ４・・・無線送受信部５・・・ベースバンド処理部６・・・送話器７・・・受話器８・・・制御部９・・・ダイヤルメモリ１０・・・バーコード読み取り部１１．１１”、１９・・・筐体１２・・・光学系１３・・・バーコード１４・・・名刺１５．１５’　・・・スロット１６．１８・・・インタフェイスコネクタ１７・・・携
帯電話装置本体

Claims

【特許請求の範囲】

バーコード読み取り部と、該バーコード読み取り部で読
み取られた電話番号に従って発呼またはダイヤルメモリ
への登録を行う制御手段とを含む携帯電話装置。