JPH023066Y2 - - Google Patents

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JPH023066Y2
JPH023066Y2 JP15091385U JP15091385U JPH023066Y2 JP H023066 Y2 JPH023066 Y2 JP H023066Y2 JP 15091385 U JP15091385 U JP 15091385U JP 15091385 U JP15091385 U JP 15091385U JP H023066 Y2 JPH023066 Y2 JP H023066Y2
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JP
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panel
locking
support
livestock
support body
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JP15091385U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は畜舎等のエアバツフルパネルに関す
る。
〈従来の技術〉 近年鶏舎等の畜舎等においては、窓のない所謂
無窓畜舎が飼育効率の向上の点から広く用いられ
ている。無窓畜舎では、換気扇を用いて舎内の汚
れた空気を排気し、壁面と天井面との間に隙間を
つくり、ここから外気を吸引するようにしてい
る。この隙間にはエアバツフルパネルと称する調
整板が設けられ、外気吸引の調整を行なうように
なつている。
第4図にエアバツフルパネル50の構成を示
す。Xは畜舎の天井、Yは壁面であり、パネル5
0は、その下端において壁面Yの上端部に蝶番5
1等により回動可能に取付けられ、その上端が天
井Xに当接するようになつている。このパネル5
0を回動させることにより、天井Xとの間に空隙
ができ、ここから矢印に示すように天井面に沿つ
て外気を吸引する。
ところが、近年の研究によれば夏期の換気を効
率的に行なうために下向き方向の空気の流れが重
要であり、そのためパネル50の上端側からだけ
でなく、下端側からも外気を吸引するように構成
したものが望まれている。
〈考案の概要〉 本考案は上記した要求に応えるべくなされたも
ので、バツフルパネルの支持部自体を回動可能に
構成すると共に、適宜の回動位置で係止する係止
手段を設けることによりバツフルパネルの下端側
からも外気を吸引できるようにしたものである。
また本考案の構成は比較的簡単で、かつ操作性が
良い利点がある。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例を図面により説明する。
エアバツフルパネル1は壁面Yの受木Zに長手
方向に複数個設けられた支持具2に回動可能に装
着されている。即ちパネル1の下端には回動片1
0が下方に突出して設けられており、この回動片
10が支持具2の回動孔222に係止されて回動
可能となつている。受木Zの上端にはパネル1と
同傾斜にスポンジ等の弾力性を有するシール体1
9が設けられ、パネル1の外側表面と接触し、隙
間を防いでいる。
エアバツフルパネル1の先端には、またシール
体11が装着され、天井Xの内側面に接触し、パ
ネルが閉じた時密閉するようになつている。
パネル1の上端近くにはワイヤ12がケーブル
ストツパ13により固着されている。このワイヤ
12はプーリ14を介して丸棒15に連結してい
る。丸棒15はフツク16に支持されており動力
装置(図示せず)により長手方向に動くようにな
つている。この丸棒15の動きにより、ワイヤ1
2が引張又は緩められて、パネル1を回動させ開
閉せしめるようになつている。
支持具2は、第2図及び第3図に示すように背
板20と対向する一対の側板21,21から外殻
を構成されている。側板21はその上辺が円弧状
となつており、適宜位置に適宜数(この実施例で
は3個)の係止溝210が形成されている。側板
21の下側基部近くには上辺にほぼ沿つた長孔2
11が形成され、ここに回動軸212が装着され
ている。
この回動軸212に回動支持体22が回動可能
にその下端において軸支されている。支持体22
は下側が開放された門型をしており、その両下端
に長孔220が形成され、ここに前記回動軸21
2が貫通している。したがつて、支持体22は回
動軸212を中心に回動可能であると同時に、回
動半径方向に伸縮可能となつている。支持体22
の上端側には係止軸221が幅方向に装着され、
その先端が突出し、前記係止溝210に係止する
ようになつている。係止軸221と回動軸212
の間にはバネ23が介装され縮む方向に力を及ぼ
しており、係止軸221を係止溝210に押し付
けて係止するように構成されている。
以上の構成により支持体22をバネ23の力に
逆つて半径方向上方に持ち上げ、適宜回動させ、
所定の係止溝210に係止軸221を係止させ、
手を放せば、支持体22は所定の角度でバネ23
の力により固定係止されることになる。
支持体22の上面には前述した回動孔222が
形成されており、ここに回動片10が挿入係止さ
れるようになつている。
またこの実施例では支持体22を半径方向に持
上げ、回動させるためのハンドル24が設けられ
ている。このハンドル24は係止軸221に回動
可能に装着され、下端に回動軸212に係合する
長溝240が形成されている。
なお、213は側板21の端部に設けられた脱
落防止用の突起であり、係止軸221の上方向伸
張位置より高くしてあり、側板21から脱落する
のを防止している。
以上の構成において回動支持体22を回動させ
所定の係止溝210で係止させれば、バツフルパ
ネル1の下端と壁面Y及び受木Zとの間に所定の
隙間をあけることができ、ここから下向き方向に
外気を取入れることができる。またこの時バツフ
ルパネル1は、より垂直に近い姿勢となるから外
気の取入れが円滑に行なえる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案のバツフルパネル
は、その下端側から外気を取入れることができる
効果がある。しかも構造が簡単で操作もしやすい
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正断面図、第
2図は第3図は支持具の詳細を示す斜視図、第4
図は従来例を示す正断面図である。 1……エアバツフルパネル、2……支持具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 畜舎の壁面端部に設けられた支持部にその下端
    を回動可能に支持され、その先端が天井面端部に
    接離可能に接触する畜舎等のエアバツフルパネル
    において、 前記支持部自体を回動可能に構成し、更に所定
    回動位置で係止する係止手段を設け、壁面とエア
    バツフルパネル下端との間に所定の隙間を形成し
    得るようにしたことを特徴とする畜舎等のエアバ
    ツフルパネル。
JP15091385U 1985-10-03 1985-10-03 Expired JPH023066Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15091385U JPH023066Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

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JP15091385U JPH023066Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS6260840U JPS6260840U (ja) 1987-04-15
JPH023066Y2 true JPH023066Y2 (ja) 1990-01-24

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ID=31067489

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JP15091385U Expired JPH023066Y2 (ja) 1985-10-03 1985-10-03

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JPS6260840U (ja) 1987-04-15

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