JPH02305835A - 4―ヒドロキシスチレンまたは4―アセトキシスチレンから誘導される単位を含有するポリマーをゴム混合物の強化用樹脂および接着促進剤として用いる方法 - Google Patents

4―ヒドロキシスチレンまたは4―アセトキシスチレンから誘導される単位を含有するポリマーをゴム混合物の強化用樹脂および接着促進剤として用いる方法

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JPH02305835A
JPH02305835A JP2110707A JP11070790A JPH02305835A JP H02305835 A JPH02305835 A JP H02305835A JP 2110707 A JP2110707 A JP 2110707A JP 11070790 A JP11070790 A JP 11070790A JP H02305835 A JPH02305835 A JP H02305835A
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acetoxystyrene
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JP2110707A
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Albert Bender
アルベルト・ベンデル
Erhard Leicht
エルハルト・ライヒト
Richard Dr Sattelmeyer
リヒアルト・ザッテルマイエル
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L21/00Compositions of unspecified rubbers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L25/00Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L25/18Homopolymers or copolymers of aromatic monomers containing elements other than carbon and hydrogen

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野1 本発明は、4−ヒドロキシスチレンまたは4−アセトキ
シスチレンから誘導される単位を含有するポリマーをゴ
ム混合物の強化用樹脂および接着促進剤として用いる方
法に関する。
[従来技術] 天然ゴムまたは合成ゴムの混合物の機械的性質、特に硬
度および応力値を改善する為に該ゴム混合物に強化用樹
脂を添加することは公知である。接着促進剤は、加硫ゴ
ムのスチール製コード、特に真鍮被覆されたまたはメ・
ツキされたスチール剪コードへの接合を改善するのに用
いられる。架橋性フェノール樹脂、−]”IQにノボラ
ックおよびレゾルシノールまたはレゾルシノール予備縮
合体が、ホルムアルデヒド放出物質または、メチレンま
たはメチロール基を介して架橋反応する物質、例えばヘ
キサメチレンテトラミンおよびメチロール基含有のまた
は一形成製の、部分的にまたは完全にエーテル化されて
いてもよいメラミン−および尿素樹脂と一緒に、この目
的に使用される。このゴム混合物は天然ゴムまたは公知
の合成ゴムを基材とすることができる。強化用樹脂およ
び接着促進剤は高温においてゴム混合物に混入する。予
備縮合体は常4、J[フェノールまたはレゾルシノール
を含有しているので、この方法では、これらのフェノー
ル系物質が環境を汚染しないことを保証する為に、費用
の掛かる予防手段を取らなければならない。これは、遊
離レゾルシノールを用いる場合に特に言える。更に、レ
ゾルシノール予備縮合体は、それの吸湿特性の為に一般
に水を含有している。これがゴム混合物に該縮合体を混
入することを更に困難にし且つそれから製造される加硫
物質の性質に害を及ぼす。
[発明が解決しようとする課題] それ故に本発明の課題は、少なくとも同等の良好な効果
を達成しながらフェノール系物質を周囲に放出せず且つ
ゴム混合物に容易に混入できる、ゴム混合物用強化用樹
脂および一接着促進剤を堤供することである。
[発明の構成1 本発明者は、環が置換されていてもよい・1−゛アセト
キシスチレンまたは4−ヒドロキシスチレンから誘導さ
れる単位を含有するポリマーがゴム混合物の為の強化用
樹脂および接着促進剤として適していることを見出した
。このことを、以下で更に詳細に説明する。
か\る単位を含有するポリマーはヨーロンパ特許第0.
277.721号明細書に開示されている。
この特許明細書によると、該ポリマーは4−アセトキシ
スチレンを、場合によっては他の重合性七ツマ−との混
合状態で水性媒体中で遊離ラジカル重合することによっ
て得ることができる。
相応する4−ヒドロキシスチレン−ポリマーは鹸化によ
って上記ポリマーから得られる。このようにして得られ
るポリマーは本発明の目的に使用することができる。し
かしながらこれを塩および乳化剤を含まない状態で得る
ことが困難なので、本発明の目的にとって有機溶剤中で
遊離ラジカル−または熱重合するのが有利である。
本発明で用いるポリマーは、式(I) で表される谷を含有している。上記式中の各記号は以下
の意味を有する: R1は水素原子またはアセチルM CIl、CO−であ
り、 R2は水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル−ま
たはアルコキシ基またはハロゲン原子または一〇τN−
でありそして n は1〜4の整数であり 但し、n>1の場合には基Rtは互いに同じでも異なっ
ていてもよく且つ弐(I)の単位の少なくとも幾つかに
おいてR1−〇−基に隣接する位置の少なくとも一つに
水素原子がある。
好ましい実施形態においては、R1は水素原子だけであ
るかまたはアセチル基だけであり、R2は°水素原子だ
けでありそしてそれ故にn=4である。R1が専らアセ
チル基であるポリマーは公知のフェノール−およびレゾ
シノール樹脂の為に上に挙げた架橋剤と比較的に急速に
反応し、一方純粋な4−ヒドロキシ化合物はその反応性
において公知の強化用樹脂に匹敵する。この反応性は鹸
化度によって意図的に影響され得る。
本発明で使用するポリマーの性質は、その製造の間に鹸
化度によっても式(n) 【式中、R3は互いに同じでも異なっていてもよく、水
素原子または炭素原子数1〜4のアルキル基またはアル
コキシ基またはハロゲン原子または−C″″Nまたは−
COOHまたは−COO(CI〜C4−アルキル)また
は式 (式中、pは1〜5の整数である。)で表される基より
成る群の内の基であり、そしてR4はR:lまたは式 で表される基である。1 で表されるコモノマーを併用して共重合することによっ
ても変性することができる。
式(n)の七ツマ−はオレフィン類、共役ジエン類、ス
チレンおよびスチレン誘導体、例えばエチレン、ビニル
クロライド、1.3−ブタジェン、2−メチル−1,3
−ブタジェン(イソプレン)、5,5−ジメチル−1,
3−ヘキサジエン、2−クロロ−1,3−7’タジエン
(クロロプレン) 、1−フェニル−1,3−ブタジェ
ン、l−シアノ−1,3=ブタジエン、スチレンおよび
α−メチルスチレンがある。
スチレンが有利でありそしてブタジェン、イソプレンお
よびクロロプレンが特に有利である。
なかでもブタジェンが好ましい。゛l、3−ジエン類か
ら誘導される単位を導入することが、加硫の間にポリマ
ーを共加硫して加硫物質とする結果をもたらす。
4−アセトキシスチレンと特に容易に共重合するシクロ
ペンタジェンおよびジシクロペンタジェンもコモノマー
として非常に適している。
コモノマーを併用する場合には、ポリマーの架橋度が架
橋剤との反応の間に調整できる。しかしながら用いるコ
モノマーの量は、4−アセトキシスチレンのモル量の最
大3倍のモル量、好ましくは等モル量より多くあるべき
でない。
ポリマーの分子量は約1 、000〜約150.000
であるべきである。分子量が約150.000を超える
場合には、取扱いが困難である粘性の生成物が得られ、
1,3−ジエン類をコモノマーとして用いる場合が特に
そうである。比較的低分子量の生成物も、もし1.3−
ジエン類の割合が非常に多い場合に、生成物が粘性であ
り得る。
既に述べた通し、ポリマーおよびコポリマーは水性媒体
中で重合することによって製造できる。
しかしながら好ましくは、重合を有機溶剤、例えばイソ
オクタン、ドデカン、ヘンゼン、トルエン、キシレン、
クメン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
、ジイソアミルケトン、エチルアセテート、プロパツー
ルまたはブクノールの中で実施する。重合に有利な溶剤
はトルエン、キシレンまたはクメンである。
重合は熱の作用のもとでまたは遊離ラジカルによって実
施することができる。一般に遊離ランカン重合は低温で
および従って低圧で進める。
用いる遊離ラジカル形成剤には公知の有機系過酸化物ま
たはアゾ化合物、例えばジベンゾイル−パーオキサイド
、ジー第三−ブチル−バーオキナイド、ジラウロイル−
パーオキサイド、クメン−ヒドロパーオキサイド、第三
−ブチル−ヒドロパーオキサイドおよびアゾイソプチロ
ニ1〜リル、特に第三ブチル−パーオキサイドがある。
これらは七ツマ−の重量を基準として一般ムこ約5重量
2まで、特に2重量%までの量で使用する。
!!2離ラジラジカル重合度は一般に80〜220″C
である。圧力は温度および用いる溶剤の種類に依存して
いる。熱重合には明らかに高い温度が必要とされ得る。
重合は、全量の七ツマ−および、適当なン容荊に入れた
触媒を最初に導入しそして反応が開始するまで加温する
ようにして実施することができる。溶剤だけを最初に導
入し、それを反応を開始するのに適する温度に予備加熱
しそしてモノマーおよび触媒を配量供給することも可能
である。溶液重合技術から知られるあらゆる方法を用い
ることができる。
分子量を調整する為には、公知の分子量調整剤、殊に硫
黄化合物、例えばチオアルコール類、特にメルカプトエ
タノールまたは1−ドデカンチオール、千オ酸類、例え
ばメルカプト酢酸または二硫化物類、例えばキサントゲ
ン−二硫化物を使用する。モノマーの全層を基準として
3重量%までの星の1−ドデカンチオールが特に有利で
ある。
重合が終了した時に重合体を溶剤の留去によって固体の
樹脂として得ることができる。このものは、更に精製す
ることなしに本発明の用途で使用することができる。
メチレノ供与体、例えばヘキサメチレンチ1−ラミンに
対する反応性およびメラミン−または尿素樹脂に対する
反応性は、重合体中に含まれる4−アセチルオキシ−ス
チレン単位が完全にまたは部分的に鹸化されて4−ヒド
ロキシスチレン単位になっている場合に著しく向上する
。これによって、高分子フェノールの構造を持つポリマ
ー類が得られる。
鹸化を実施する為に、塩基、例えば水酸化−ノートリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウムまたは水酸化ア
ルミニウムまたはアンモニアの水?容;疲または慧7局
?夜を重合から得られる)容;夜に直接的に添加するこ
とができそして溶剤に依存して、鹸化を均一相または不
均一相で実施することができる。溶剤を除きそして水性
相でこれを鹸化することによって初めてポリマーを得る
ことができる。鹸化したポリマーは水性塩基に一般に溶
解し、強酸で酸性にすることによって沈澱し得る。この
沈澱物を濾過しそして注意深く洗浄しそして乾燥する。
しかしながら、水と混和しない溶剤、例えばトルエン、
キシレンまたはクメンの中で重合を実施し、不均一相中
で水性塩基を用いて鹸化を実施しそして酸性にする前に
水性相と有機相とを分離するのが特に有利である。
ポリマーは公知の強化用樹脂および接着促進剤の代わり
に公知の天然ゴム−および合成ゴム混合物において使用
する。これらゴJ、混合物は自動車用タイヤおよび工業
用ゴム製品の製造に用いられる。 2 用いる架橋剤は公知のフェノール樹脂およびレゾルシン
樹脂と一緒に使用するものと同じ化合物である。
殊にヘキサメチレンテトラミンおよびメラミン樹脂、特
にヘキサメトキシメチルメラミンを用いる。個々の目的
に適する架橋剤の量は、簡単に実施される予備実験にて
決めなければならない。この量は用いるポリマーの重量
を基準として例えば2〜60重量%であり得る。
ゴム混合物は、関連する工業において慣用され且つ知ら
れておりそして慣用の方法で加工される添加物、フィラ
ーおよび助剤を含有していてもよい。
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに制限されるものではない。
n0例」。
1080gのキシレン、10.8gのジー第三−ブチル
パーオキサイドおよび810gのρ−アセトキシスチレ
ン(5モル)を3iのオートクレーブに最初に導入する
。135 g (2,5モル)のブタジェンをこの混合
物中に室温でポンプ供給する。次いでこの混合物を1時
間にわたって140’Cに加熱する。反応混合物を14
0°Cに4時間維持した後に、最初に3 ’barに上
げた圧力が3,4 barに下がった。反応を完結する
為に反応混合物を次いで更に30分間180’Cに加熱
し、その際に4゜4barの圧力が生じる。この混合物
を140°Cに冷し、放圧しそして溶剤を留去し、反応
混合物の温度を200°Cに高める。残りの溶剤を除(
為にオートクレーブをこの温度で60 mbarに更に
30分間減圧する。
冷却後に、得られるコポリマーをガラス様固体樹脂とし
て95χ(用いる七ツマ−を基準とする)の収率で単離
する。このものはp−アセトキシスチレンとブタジェン
とのモノマ一単位を1:0.5のモル比で含有しており
、95°Cの融点および52,000の平均分子量0+
w)を有している。
1隻■」二り 実施例1と同様に製造する: 3   1:0.75        B7  90 
66.0004   1:1.0       80 
 87 380,0005   1:2.O79753
65,000実JjN生玉 21.6g(モノマーを基準として2重量%)のn−ド
デシルメルカプタンを分子量調整剤として添加すること
を除いて、実施例1と同様に実施する。
ガラス様の外観のコポリマーが100χの収率で得られ
る。融点68°C1平均分子量(Mw)19,000゜ 以下の生成物を実施例6と同様に製造する:8    
1:2     1     87 106,0009
    1:1     2     94 36.0
0010     t:22     89 56,0
00It     1:3     2     92
 260,0001itJ几堅 1000gのキシレンを31のオートクレーブに最初に
導入する。3時間の期間に渡って、10gのジー第三ブ
チルパーオキサイドおよび20gの1−ドデシルメルカ
プタンを含有する1000gの叶アセトキシスチレンを
、200°Cに加熱された溶剤中にポンプ供給する。こ
の混合物を更に1時間、200℃で撹拌し、用心深く放
圧しく内部の圧力は約4.5 barである)、その際
に溶剤が留去し始める。未だ揮発性のあらゆる成分を6
0 tabarに1.5時間減圧処理することによって
除く。
冷却した後に、60℃の融点を有する950gのガラス
様生成物が得られる(収率:95χ)。平均分子量しは
4 、000である。
叉詣書且 実施例1からの固体樹脂190gを用いる。豆粒大に粉
砕したこの生成物を270gの33χ濃度水酸化ナトリ
ウム溶液に懸濁させる。次いでこの懸濁液を90°Cに
加温する。重合体固体樹脂がゆっくり溶解し始める。溶
解を行った後に、その溶液を90°Cで更に4時間撹拌
する。次に20°Cに冷却したこの溶液を200mfの
372濃度塩酸に満願し、水酸基含有ポリマーが沈澱す
る。濾過し、多量の水で酸不含状態に洗浄しそして−定
の重量まで炉で乾燥する。100°C以上で溶融し始め
る147g(I00χの収率)の無色の粉末が得られる
1施ル[4 溶剤を留去しないことを除いて実施例1と同様に実施す
る。402gのこの溶液を90°Cで4時間、300 
gの水に溶解した80gの水酸化ナトリウムと一緒に攪
拌する。次いでこの混合物を20°Cに冷却しそして有
機相(キシレン)を分離する。アルカリ水溶液を490
gの水冷の20X濃度硫酸に満願し、その添加の間に温
度を10℃以上に高めるべきでない。沈澱した水酸基含
有コポリマーを濾去し、多量の水で洗浄して塩および酸
を含まない状態としそして炉の中で一定の重量に成るま
で乾燥する。100°Cから溶融し始める147gの淡
い黄色に着色した粉末が得られる(定量的収率)。
実施−測用 キシレンに溶解している1616gの50! 濃度コポ
リマー溶液を実施例3に従って製造する。1410gの
水に348gの水酸化ナトリウムを溶解した溶液をこの
溶液に添加しそしてこの二相混合物°を80″Cに加熱
する。1時間後にこの混合物を20°Cに冷却シソしテ
848g (7)37X ?IM度塩酸を、温度が20
°C以上に上昇しないような速度で2時間にわたって満
願する。沈澱物を吸引濾過し、次いで1,000 gの
冷水で二回洗浄する。次いで一定重量に成るまで50°
Cで炉中で減圧下に乾燥する。100°Cの融点を持ツ
633g (I00X c7)収率)の無色の粉末が得
られる。
尖詣開旦 実施例12と同様に950gのホモポリマーを製造する
。200gのキシレンを添加しながら、1800gの水
に465gの水酸化ナトリウムを溶解した溶液と一緒に
90°Cに加熱する。1時間後に混合物を20°Cに冷
却しそして生成物を1131gの37?4濃度塩酸にて
沈澱させる。吸引濾過し、水で洗浄して酸不含状態とし
そして一定の重量に成るまで減圧炉中で40℃で乾燥す
る。85°Cの融点を持つ695g (I00χの収率
)の無払の粉末が得られる。
n−秒Uλ 高ブタジェン含有撥のアセチル基含有コポリマーを実施
例4.5.10および11に従って製造する。生成物を
実施例13および14に従って鹸化する。水酸基含有コ
ポリマーが定量的収率で得られる。このコポリマーは粘
性があるので、取板いおよび加工が困難である。
実−施〕舛↓旦 400gのキシレンを3!のオートクレーブに最初に導
入する。3時間の期間に渡って、600g (3゜7モ
ルのp−アセトキシスチレン、200g (I,9モル
)のスチレン、8gのジベンゾイルパーオキサイド、1
6gのn−ドデシルメルカプタンおよび200gのキシ
レンより成る混合物を、180℃に加温した溶剤中にポ
ンプ供給する。この混合物を史に1時間に渡って180
’Cで後反応させそして注意深く放圧し、その際に溶剤
が留去し始める。未だ揮発性の全ての成分を60 mb
arに1.5時間減圧処理することによって除く。冷却
した後に、76°Cの融点を有すZ、 802g(99
2(7)収率)のガラス様生成物が得られる。
実施朋■ 実施例18で製造された700gのコポリマーを粉砕し
、200gのキシレン、302gの水酸化ナトリウムお
よび1220gの水と一緒に1時間にわたって90°C
に加熱する。次いでこの混合物を3゜000 gの冷水
で希釈し、370 gの37X濃度塩酸を1時間の期間
にわたって満願する。吸引濾過しそして減圧下に50°
Cで乾燥した後に、138°Cの融点を持つ無色の粉末
が得られる。
上の節に記載した生成物について、次いでゴム混合物に
おけるその能力を測定する試験をする。以下の組成(重
量部)を持つ基本バッチを大部分の量が製造された出発
混合物として使用する。
100重量部の天然ゴム、 40重量部のカーボンブラック、 15重縫部の゛活性シリカ、 5重量部の酸化亜鉛、 1重量部のステアリン酸、 1重量部の老化防止剤 色々な各個の混合物を製造する為に、試験する個々の生
成物を約80〜100°Cの温度で基本バッチ中に混入
し、次いで約120°Cの温度で約10分間均一に分散
させる。4重量部の硫黄および0.8重量部の促進剤お
よび、架橋剤として用いるメラミン樹脂を100°C以
下の温度で続いて混入する。
個々の一連の試験の為に記した条件のもとで実施した加
硫後に、得られる試験片を、以下の性質について工業的
に一般に用いられる方法を用いて試験するニ ー  DIN 53.504に従う極限引張強さ、破断
点伸び率および応力値 −DIN 53,505に従うショアーA硬度、−DI
N 53,512に従う反発弾性、− スチール製コー
ド接着試験における引き抜く力および被覆度。
ISODP 56003.3に記載された規格委員会の
推薦に従う試験装置を用いて実施される最後に記載した
接着試験の結果が特に重要である。この目的の為に、真
鍮被覆の調合を量67χを有する4XQ、25の構造の
スチール製コードを特別な型中の接着混合物に埋め込み
、この接着剤混合物を加硫させる。次いでこれらの試験
体を種々の試験条件のもとで貯蔵しそしてゴム混合物か
らスチール製コードのフィラメントを引き抜くのに必要
とされる力を測定する。加硫した物質からスチール製コ
ードを引き抜(のに必要とされる力の平均値−各場合に
10の個別の試験から算出するーを試験結果として示し
そして被覆度を主観的に評価する。この被覆度は引き抜
かれたコードがゴムで被覆された面積を意味する。
10χを評点lとして主観的に評価する(即ち、評点1
.2.3 ・・・lOはl0120.30・・・100
χ被覆されたコード面積を意味する。)。それ故に、ス
チール製コードへのゴム混合物のより良好な接着強度は
、引き抜き力および被覆度についてのより高い試験値を
伴う。
第1表に記載の結果から判るように、実施例13.15
および16の本発明の生成物を用いて製造されたゴム混
合物は、レゾルシノールを用いた比較物よりも高い被覆
度を達成する。特に14日間90°Cに熱老化処理した
後には、レゾルシノールを含有する比較混合物は80χ
から約50χに低下するのに、他方、コポリマーを用い
て製造された混合物はlOχよっり多く変化せずに、7
0〜90χの被覆度をもたらす。実地における不利な条
件をシュミレーションする為に加硫時間を二倍に増やし
た場合には、比較混合物を本発明の混合物との間に更に
著しい相違が生じる。追加的に熱に曝す前の被覆度は、
レゾルシノール含有混合物の場合には約402に低下す
るのに、他方、本発明の混合物は70〜100χを達成
する。
90°Cで14日間の期間に渡って熱老化処理した後に
、本発明の混合物は60〜90χの被覆度に低下し、そ
して明らかに約30χの比較物よりも明らかに良好であ
る。
穿ユL支 145℃で加硫(分)     60   60   
60  60極限引張強さくMpa)     17 
  18   19  16破断点伸び率(χ)   
  380  390  410  400応力(li
l!= 10χの伸び率(Mpa)   1.1  1.0  
1.1  0.950χの伸び率(Mpa)   2.
2  1.9  2.0   !、7100χの伸び率
(Mpa)   3.5  3.2  3.3  2.
7反発弾性(DIN 53512)    41   
41   40  38引き抜き力(N cm−”)/
被覆度:23°Cで3日貯蔵後  370/9 390
/8 380/9 400/1190°Cで140貯蔵
後  180/9 170/7 190/8 220/
5三倍の加硫時間: 23°Cで30貯蔵後  310/9 320/8 3
50/7 330/、1本35重量%のシリカ当たり6
5重量%のへキサメトキシメチルメラミン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1は水素原子またはアセチル基CH_3C
    O−であり、 R^2は水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル−
    またはアルコキシ基またはハロゲン原子または−C≡N
    −でありそして nは1〜4の整数であり 但し、n>1の場合には基R^2は互いに同じでも異な
    っていてもよく且つ式( I )の単位の少なくとも幾つ
    かにおいてR^1−O−基に隣接する位置の少なくとも
    一つに水素原子がある。]で表される単位を含有するポ
    リマーを、ゴム混合物において強化用樹脂および接着促
    進剤として用いる方法。 2)R^1がアセチル基であり、R^2が水素原子であ
    りそしてnが4である単位をポリマーが含有する請求項
    1に記載の方法。 3)R^1が水素原子またはアセチル基であり、R^2
    が水素原子でありそしてnが4である単位をポリマーが
    含有する請求項1に記載の方法。 4)R^1およびR^2が水素原子でありそしてnが4
    である単位をポリマーが含有する請求項1に記載の方法
    。 5)ポリマーが、式( I )で表される単位および、更
    に、式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^3は互いに同じでも異なっていてもよく、
    水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル基またはア
    ルコキシ基またはハロゲン原子または−C≡Nまたは−
    COOHまたは−COO(C_1〜C_4−アルキル)
    または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、pは1〜5の整数である。)で表 される基より成る群の内の基であり、そしてR^4はR
    _3または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される基である。] で表されるモノマーから誘導される単位を含有する共重
    合体である、請求項1に記載の方法。 6)4−ヒドロキシスチレンの単位および/または4−
    アセトキシスチレンの単位およびブタジエンの単位を含
    むコポリマーを用いる請求項5に記載の方法。 7)コポリマーが約150,000より大きくない平均
    分子量M_wを持つ請求項6に記載の方法。 8)シクロペンタジエンまたはジシクロペンタジエンか
    ら誘導される単位を含むコポリマーを用いる請求項1に
    記載の方法。
JP2110707A 1989-04-29 1990-04-27 4―ヒドロキシスチレンまたは4―アセトキシスチレンから誘導される単位を含有するポリマーをゴム混合物の強化用樹脂および接着促進剤として用いる方法 Pending JPH02305835A (ja)

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