JPH02304365A - エラスターゼ1の測定方法 - Google Patents

エラスターゼ1の測定方法

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JPH02304365A
JPH02304365A JP1126423A JP12642389A JPH02304365A JP H02304365 A JPH02304365 A JP H02304365A JP 1126423 A JP1126423 A JP 1126423A JP 12642389 A JP12642389 A JP 12642389A JP H02304365 A JPH02304365 A JP H02304365A
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elastase
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tack
boc
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JP1126423A
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Nobuo Yoshida
信男 吉田
Takeshi Inoue
健 井上
Masao Kono
河野 昌雄
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Shionogi and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 髪呈上歴上月金1 本発明は、膵臓疾患の診断に有用である、生体液中に含
まれる膵外分泌蛋白分解酵素エラスターゼ1の免疫学的
測定方法、および該測定方法に有用な、下式で示きれる
化合物: (CH,)、C0C0[NHCH(CH,)Coコ、C
H,C1(以下、Boc・TACKと略記)で処理した
ヒトエラスターゼ1に関する。
従)ぎυえ畢 膵臓疾患は、近年種々の原因により増加傾向にあり、臨
床上重要な疾患である。しかしながら、膵臓は腹腔内の
最深部に存在し、診断が困難であり、簡便で確実な診断
法の開発が望まれている。
膵疾患の生化学的な診断法としては、患者の体液(主に
血液および尿、その他膵液、胸水、腹水)中のアミラー
ゼを測定する診断法が知られているが、本方法により測
定される血中アミラーゼは唾液腺性および膵臓性の2種
のアミラーゼの総量を表わしているため、アミラーゼ測
定自体は膵臓疾患に特異的な検査法とはみなきれていな
い。また、膵臓疾患発症後、アミラーゼが高値を示す期
間が短く、測定時期を逃すと診断ができない、従って、
S全疾患診断のための、他の膵臓酵素測定法の開発が望
まれていた。
ヒトの膵臓または膵液にはアミラーゼ以外に繊維状タン
パク質エラスチンを分解する酵素エラスターゼが含まれ
る6本酵素には、酸性に荷電したエラスターゼ1(分子
量29.000〜33.000 ’)と塩基性に荷電し
たエラスターゼ2(分子量25.000〜26゜000
)が存在し、エラスターゼ1はエラスターゼ2を活性化
する。これらは酵素学的、蛋白学的、免疫学的にも異な
っている。このエラスターゼ1の測定は、膵疾患、とく
に急性膵炎、慢性再発性膵炎、膵癌の診断や経過観察に
有用である。血清エラスターゼ1は急性膵炎時に大きく
上昇するほか、膵癌で他の膵酵素よりも大きく上昇する
ことが知られている。
従来から、エラスターゼ1を酵素活性測定法により測定
する方法は試みられたが、以下の理由から測定は困難で
あった。すなわち、血中のエラスターゼ含量は極めて微
量であり、しかも血中には多量のエラスターゼインヒビ
ター、α、−アンチトリプシンおよびα、−マクログロ
ブリンが存在し、エラスターゼの活性発現を抑えている
上記のとおり、エラスターゼは血中のインヒビター、C
8−アンチトリプシンおよびC8−マクログロブリンと
結合して存在する。C1−アンチトリプシンはエラスタ
ーゼの活性部位に結合するが、エラスターゼの構造自体
はそのまま残るので、免疫活性があり、抗原抗体反応に
関与しうる。一方、α、−マクログロブリンによる阻害
はエラスターゼを包み込むような形で行なわれるので、
エラスターゼの構造は確認できなくなり、免疫学的測定
法でも測定できない。そこで、血中のα、−アンチトリ
プシンと結合したエラスターゼを免疫学的に測定しよう
とする試みがなされた。
しかし、免疫学的測定法では、試料血清中のエラスター
ゼ−インヒビターの量によって、標識エラスターゼの免
疫活性は変動するため、正確なエラスターゼの定量は困
難であった。
これに対して、標識エラスターゼを、エラスターゼの合
成インヒビターであるジイソプロピルフルオロホスフェ
ート (DFP)で前処理すると、血中のエラスターゼ
・インヒビターが結合できなくなることが見出され、こ
のDFP処理エラスターゼ1を用いたエラスターゼ1の
免疫学的測定法が開発された(特公昭59−25183
)。また、DFP、フェニルメタンスルホニルフルオラ
イド(PMSF)、パラクロロマーキュリ−ベンゾエー
ト (PCMB)、 ;1はC1−アンチトリプシンで
処理した標識エラスターゼ1と、抗エラスターゼモノク
ローナル抗体を用いる方法も開発きれている(特開昭6
3−73152)。
上記のとおり、エラスターゼの免疫活性を保持しながら
、血中のインヒビターとの結合を阻害する合成インヒビ
ターとしては、DFP、 PMSF、 PCMBが知ら
れていた。これに対して、Boc・TACKは豚のエラ
スターゼの酵素活性を阻害することが知られていたが(
FEBS LETTER5Vol、 67、156−1
60. (1976))、ヒトエラスターゼ1の酵素活
性を阻害することは知られておらず、また、エラスター
ゼ1とC1−アンチトリプシンとの結合を阻害すること
も知られていなかった。
明が解決しようとする課題 従来の免疫学的測定法では、血清検体中のエラスターゼ
インヒビター、C1−アンチトリプシンおよびαよ一マ
クログロブリンが標識エラスターゼ1と結合するため、
免疫学的活性が阻害きれ、血中エラスターゼ1の正確な
定量は不可能であった。
このα、−アンチトリプシンおよびα、−マクログロブ
リンとエラスターゼ1の結合を防ぐため、DFP、 P
MSF、PCMBで標識エラスターゼ1の活性基をブロ
ンクする方法が知られている(前述)。しかし、これら
の合成インヒビターのうちPMSFは、C1−アンチト
リプシンおよびα、−マクログロブリンとエラスターゼ
1との結合に対する阻害能が弱い。
また、DFPおよびPMSFはフッ素を含んでいるため
、これらがエラスターゼlと結合することによりフッ化
水素が発生するため有毒である。また、DFPは視神経
障害があるため、使用する際には注意を要する。
また、PCMBは水銀を含んでいるため、その使用にあ
たっては、環境汚染などの問題がある。
そこで、血中のインヒビターとエラスターゼ1の結合を
完全に阻害し、なおかつエラスターゼエの免疫学的活性
は阻害せず、PMSFやDFPに置き換わり得るもので
フッ素や水銀などの有毒な物質を含まない安全な合成阻
害剤が望まれていた。
課 を 決するための手段 本発明者らは、PMSF+DFPに優る、C1−アンチ
トリプシンおよびα、−マクログロブリンとエラスター
ゼ1の結合をほぼ完全に阻害し、なおかつエラスターゼ
1の免疫学的活性を阻害しない合成阻害剤を探究し、よ
り優れた正確なエラスターゼ1の測定方法を確立すべく
、鋭意研究を行なった結果、合成阻害剤Boa−TAC
Kを用いることを特徴とするエラスターゼ1の免疫学的
測定法を完成するに至った。
本発明で言うBoC−TACKとは、N−(N−t−ブ
ト・キシカルボニルアラニル 3−クロロ−1−メチル−2−オキソプロピル)アラニ
ンアミドの略( Boa ・Tri−^1anyl C
hloro−methyl ketone)であり、下
記の構造式で示される。
(cHn)scocO[Noco(cu.)cuコ.C
H.C1上記式中のアラニン残基は、L型であるのが望
ましい。
本発明に用いるヒトエラスターゼ1  (EC 3.4
21、11)  は、ヒト膵液中から常法、例えば、F
einsteinらの方法(Eur. J. Bioc
hem. 43. 569(X974ン)に従って精製
すればよい.得られたヒトエラスターゼ1のpJ識剤と
しては、放射性同位元素、酵素、螢光物質あるいは発光
物質などの111識剤として通常用いられているものを
使用する.放射性ヨウ素による標識にはクロラミンT法
、ラクトペルオキシダーゼ法またはBolton−)I
unter法を用いることができる.放射性ヨウ素とし
ては、125■および131 1などが用いられる。標
識酵素としては3β−ガラクトシダーゼ、西洋わさびペ
ルオキシダーゼ( horse radish per
oxidasa)、グルツースオキシダーゼ、アルカリ
フォスファターゼおよびグルコース−6−リン酸デヒド
ロゲナーゼなどが用いられる。螢光物質としては、フル
オレスセイン系のフルオレスセイン イソチオシアネー
トおよびローグミン系のテトラメチル ローダミン イ
ンチオシアネートなどが用いられる。本発明においては
、特にクロラミンT法によりl!′Iで標識するのが望
ましい。
得られた標識ヒトエラスターゼ1を、Boc4Aαで処
理してBoc・TACK結合標識ヒトエラスターゼ1を
調製する.これは、9oc−TACKを含有するリン酸
緩衝液等の適当な緩衝液中に標識ヒトエラスターゼ1を
加え、−夜装置するなどして、BOC−TAcKを標識
ヒトエラスターゼ1に結合きせることができる。Boa
・工ACKとエラスターゼ1との結合においては、フッ
化水素等の有害な物質が発生しないため、安全である。
抗エラスターゼ1抗体としては、ヒトエラスターゼ1を
、適当な免疫補助剤、たとえばフロイントの完全アジュ
バントなどと共に、ウサギ、ヤギ、ニワトリ、モルモッ
トなどの哺乳類に投与1.。
て抗血清を得ることができる。また、抗エラスターゼ1
抗体としてモノクローナル抗体を使用してもよい。
本発明によるエラスターゼ1の免疫学的測定法は、上記
で得られたBoc−TACKで処理した標識ヒトエラス
ターゼ1と、測定すべき、例えば血清中のヒトエラスタ
ーゼ1とを、上記の抗エラスターゼ1抗体に対して競合
反応させることを特徴とする。
競合反応後、常法に従い、抗エラスターゼ1抗体が結合
した標識ヒトエラスターゼ1と、抗体が結合していない
標識ヒトエラスターゼ1を分離し、それらの画分の一方
または両方の標識剤の活性を測定する0通常は、抗体が
結合したものの画分の活性を測定すればよい。
この画分の分離は、固相法、サンドウィッチ法、二抗体
法などの公知の方法によって行なうことができるが、本
実施例においては二抗体法によって行なわれた。二抗体
法による分離に用いる第2抗体としては、抗エラスター
ゼ1抗体としてウサギ血清を用いた場合には、イムノビ
ーズ−ヤギ抗つサギIgG抗体を用いればよい。
上記の画分の標識剤の測定値を、濃度既知の標準エラス
ターゼ1について作成した標準曲線と比較して、測定す
べきエラスターゼ1の量を求める。
本発明はさらに上記のようにして得られたBoC・TA
CK処理ヒトエラスターゼ1に関する。後記の実施例に
示すように、本発明のBoa−TACK処理ヒトエラス
ターゼ1は、C1−アンチトリプシンおよびα、−マク
ログロブリンと実質的に反応しない。
また、Boa−TACK処理の際には、有害なフッ化水
素は発生せず、さらに有害な水銀なども含まれない。
また、DFPおよびPMSFはあらゆるセリン残基に結
合するが、これに対して、Boa−TACKはエラスタ
ーゼ1の活性中心に対してより特異的に結合するので、
免疫活性に対する影響が少ないと考えられる。
従って、C1−アンチトリプシンやα、−マクログロブ
リンが存在する測定系に使用するのに適している。また
、これを酵素、放射性同位元素、螢光物質で標識してお
けば、さらに有用である。
(以下余白) WA1 標記トリベブタイド誘導体を下記に従い合成した。以下
、Boc・工ACKをBoa−Ala−Ala−Ala
−CHxClと記載する。
)1−Ala−OBzl ↓ Boa−Ala−O5u Boc−Ala−Ala−OBzl (If )4 2
0%−r)IF/CH,C1゜ ↓ Boa−Ala−O5u、 DIEABoa−Al
e−Ala−Ala−OBzl (III )↓ H,
/Pd Boa−Ala−Ala−Ala−OH(IV )↓ 
CIC0sCH*CH(C1ls)t、N−メチルモル
ホリン↓ CHJm/ (C*Hs )*0 Boc−Ala−Ala−Ala−CI(Nu (V 
)↓ LM HCI/Ac0H H−Ala−Ala−Ala−CH+C1(VI )↓
 (Boa)*O/DMF Boa−Ala−Ala−Ala−CHtCl (I 
)Boc−Ala−Ala−OBzl (I[>H−A
la−OBzl ・p−トルエンスルホネート(2,0
g 、 5 、7mmol)をDMF(N、N−ンメチ
ルホルムアミド)10mlに溶解して、氷冷する。これ
に等モルのDIEA(ジイソプロピルエチルアミン)と
Boc−Ala−O5u(HO5uコN−ハイドロキシ
スクシンイミド)(1,96g 、 6.8mmol)
を加える。25°Cで20時間反応許せた後、溶媒を減
圧留去し、残渣を酢酸エチルに溶解し、IMMCI、I
MNaHcOs、H,Oで順次洗浄した後、酢酸エチル
層をMg5O,で乾燥する。溶媒を留去して得られる結
晶性残渣をシリカゲルカラム(kieselgel H
,50g。
CHCl5 ’ MeOH= 99:1 )で精製し、
次いでエーテル−石油エーテルから再結晶して化合物■
185g(93%)を得る。
m、p、65−67℃ [α コ ム’−26,9± 0 、7°  (c=1
.0.  DMF )Boc−Ala−Ala−Ala
−OBzl (I[[)上記で得られた化合物n (1
,8g 、 5.1mmol)に20%TFA(hリフ
ルオロ酢酸) /CH,C1゜を加え、25°Cで30
分間反応させる。溶媒を留去した後残渣をDMF20m
lに溶解し氷冷して、DIEAを加えて中和する。これ
にBoa−Ala−O5u(1,65g 、 6.2m
mol)を加えて、25°Cで20時間反応さぜる。反
応液は上記化合物■の場合と同様に後処理し、得られた
粗生成物をシリカゲル(Kieselgel H,50
g、 CHCl5 : MeOH= 98:2)で精製
し、更にエーテルから再結晶して化合物■2゜Og(9
3%)を得る。m、p、140 141°C[α コ 
ム″ −304± 0 、7 °  (Cm1.0. 
 DMF)Boc−Ala−Ala−Ala−OH(N
 )上記で得られた化合物1[[(2,0g 、 4.
75mmol)をメタノール中、パラジウム黒(Pd 
black)を触媒として常法通り5時間接触還元する
。(H1消費量ca。100m1 ) 、溶媒を留去し
て得られる残渣をメタノール−エーテルから再結晶して
化合物■1.56g(99%)を得る。
m、p、 200−201℃(分解) [α]乙’−20.5±0.6° (Cm1.0. D
MF)Boc−Ala−Ala−Ala−CI(N+ 
(V )上記で得られた化合物IV(1,09g 、 
3.3mmol)を無水THF(テトラヒドロフラン)
20mlに溶解し、−10’Cに冷却する。これにN−
メチルモルホリン0.36m1(3,3mmol)、次
いで、インブデルクロロフオルメイト0.45m1(3
,3mmol)を加え、同温度で30分間攪拌する。こ
こでジアゾメタンのエーテル溶液を加え、30分間反応
させる。ジアゾメタンの黄色が残存していることを確認
した後、溶媒を減圧留去し、残渣にエーテルを加えて生
じるゲル状沈澱を濾取する。これをシリカゲルカラム(
Kieselgel H,50g、 CHCl5: M
aOH=98 : 2 )で精製して、更にエーテルか
ら再結晶して化合物V0.60g(51%)を黄色針状
晶として得た。 m、p、165℃(分解)I  R:
  2108  (−CHN*)、1676  (>C
−0)  Cm−’’ HN M、R: 6.03 p
pm <−Co−CHN* )H−Ala−Ala−A
la−C)I C1・HCIVr )。
上記で得られた化合物V (500mg、1.4mmo
l)をI M MCI/AcO85mlに溶解し、0℃
に30分間、次いで25℃に60分間保った後、減圧乾
固する。残渣を5aphadex LH−20のカラム
(4X35cn)上、1− BuOH−AcOH−Et
OH−H,O(2:2:1:1)を溶媒として分配クロ
マトグラフィーを行なった。目的物を含む画分を集めて
溶媒を留去し、粗標品200mgを得る。薄層クロマト
グラフィー(KieselgelH,Ac0Et−Ac
OH−HtO=4:1:lニンヒドリン呈色)で2スポ
ツトとして得られた。
Boc−Ala−Ala−Ala−CH,C1(I上記
で得られた化合物■(ca、 100mg )をDMF
2mlに溶解し、DIEAで中和する。これに(Boc
)jo(100mg、ca、 0.5mmol)を加え
、25℃で30分間反応させた後溶媒を留去し、残渣を
シリカゲルカラム(Kieselgel H,20g、
 CHC1x’MeOH=98=2)で精製する。目的
物を含む両分を集め溶媒を留去し、エーテルから結晶化
許せて目的化合物Iを51mg得た。 m、p、205
°C(分解)[α]:”−90,8±2.6° (C=
0.5.  MeOH)’ HN M R: 4.35
 ppm (−Co−CH*C1)血液膵エラスターゼ
1(以下、Elと略記する。
)をラジオイムノアッセイ(競合法)により測定する場
合には、標識抗原(lllx標識El)が血清中のイン
ヒビター、α、−アンチトリプシンおよびα、−マクロ
グロブリンと結合し、抗原抗体反応が妨害されるため、
血清E1を正確に測定することができない、これを防ぐ
ため、PMSFやDI7などで111PJ識E1の活性
基(結合部位)をブロックする方法が知られている(前
述)。
以下の実施例では、Boa−TACK処理した+111
標mE1が血清インヒビターとは結合せず、すべてが抗
原抗体反応に関与しうろことを、ゲル濾過法および免疫
学的手法により示すと共に、 Boc・τAαを用いた
ヒト血清E1のラジオイムノアッセイの有用性を証明す
る。
■、試 および方 (1)エラスターゼの精製 ヒト膵液4!に硫酸アンモニウム2.8kg(70%飽
和)を加え、4℃、1−2日放置する。遠心分離で沈澱
を集め、200m1の緩衝液1(50mM酢酸ナトリウ
ム、10 mM CaC1*、pH6,5)に懸濁し、
同緩衝液に2日間透析する(外液5N、4回交換)、透
析内溶液(775ml)の伝導度を下げるために、緩衝
液1を加え、最終2.OPとする(0.95mho、p
H6,45) 、この溶液を、予め緩衝液1で緩衝化し
た5P−5ephadex C−25(2,5x41.
Oc+a)に負荷する。カラムの樹脂の10倍量の緩衝
液1で洗浄した後、樹脂の15倍量の緩衝液1を用い、
0→0 、4 M−NaC1直線濃度勾配で溶出する。
素通画分にエラスターゼによるエラスチン分解作用、サ
クシニル−トリーアラニン−p−ニドロアニライド(以
下、SA、PNAと略す)分解作用が見られたが、トリ
プシンおよびキモトリプシンも混在している事が分かっ
た。そこでこの画分を集め(1295n+1 )、硫酸
アンモニウム903g(T。
%飽和)を加え、4°C13日間放置した後、沈澱を集
め、約40m1の緩衝液1に溶かす、このエラスターゼ
画分を緩衝液1に4日間透析(外液5P、2回交換)L
、82m1とした後、予め緩衝液1で緩衝化した5ep
harose 4B−εAm1nocaproyl−(
Ala)s (1,5X24゜Ocm )に負荷する。
混在するトリプシン、キモトリプシンは完全に素通りし
たが、エラスターゼは僅かに吸着する傾向を示した。但
し、エラスターゼ画分には、なおトリプシンおよびわず
かのキモトリプシンが含まれており、これらを除くため
エラスターゼ画分を集め(147,0m1)、限外濾過
(Am1con、 YM−10)で45m1に濃縮、更
に緩衝液2(10mM工ris−HCI、2 mM C
aCL、pH7,5>に2日間透析する(外液51.2
回交換)、最終57m1となり、予め緩衝液2で緩衝化
した5epha−rosa 4B−εAm1nocap
royl(Ala)n (1,5x24. Ocm)に
負荷する。エラスターゼは僅かに吸着する傾向を示した
ものの、はとんど素通画分の近くに溶出した。キモトリ
プシンはエラスターゼの前に、トリプシンはエラスター
ゼの後ろに溶出し、混在するトリプシン、キモトリプシ
ンをほぼ除去することができた。最終的にエラスターゼ
が52.8mg得られた。
(2)エラスターゼの性状 (A)純度 5DS−PAGE(15%アクリルアミド、1mmゲル
)、pH9,4ゲル電気泳動(7,5%アクリルアミド
、in+mゲル)、pH4,0ゲル電気泳動(7,5%
アクリルアミド、1mmゲル)のいずれにおいても均一
であった。
(B)分子量 Pharmacia製のElectrophoresi
s Ca1ibrationKitを用い、前述の5D
S−PAGEの移動度から計算すると分子量は3150
0となった。エラスターゼ1についてcDNAから推測
される分子量は25590であり(特開昭61−111
688 )、それより大きい値であった。後述するよう
に、アミノ酸組成は特開昭61−111688記載のエ
ラスターゼ1と殆ど同じである事から、5DS−PAG
Eでの分子量測定ではエラスターゼ分子の特殊性により
正確な分子量が反映されていないのかもしれない。
(C)アミノ酸分析 エラスターゼを)IPLC(Brownlee、 Aq
uapore RP−300column)で脱塩し、
4Mメタンスルホン酸(0,2% 3−(2−アミノエ
チル)インドールを含む)を用いて、110℃で24時
間加水分解した。アミノ酸分析は日立アミノ酸分析機(
Model 835)を用いて行なった。結果を表1に
示す、今回得たエラスターゼのアミノ酸組成は、cDN
Aから報告されているエラスターゼ1のアミノ酸組成の
値とほぼ一致した。
(以下余白) 表1 アミノ酸     結果      参考11Asp 
      22.0      21τhr    
   12.13      13Set      
 19.8      19Glu       19
.9      19Pro       15.9 
     16Gly       24.8    
  25Ala       15.0      1
4Cys/2      9.6      10Va
l       18.4      22とeヒ  
     1.11 11e       Ll、1      13Lau
       17.0      18Tyr   
     9.0       9Pha      
  7.8       7Lys        7
.2       9His        5.8 
      7Arg        9. Q   
     8τrp        8・611 合計              242(特開昭61
−111688参照 (D)酵素作用について エラスチン分解活性はW、Ardeltat alの方
法(Anal、 Biochem 34.180. (
1970))、カゼイン分解活性は舒本郷の方法(理研
報且76381. (1958)ン、 BTEE<ベン
ゾイル−チロシン−エチルエステルル)に対するエステ
ラーゼ作用は、B. C.賢. Mammalの方法(
Can. J. Biochem. Physiol 
37, 1393,(1959) )、およびSA 、
PNAに対する作用は、J. Biethらの方法( 
Bipchem. Mad. 11, 350. (1
974) )で測定し、その結果を表2に示した.比較
として、Slgma社のブタエラスターゼ+ Wort
hington社のウシキモトリプシン、 ウシトリプ
シンの活性を示した.今回得られたヒトエラスターゼは
ブタエラスターゼに較べ、カゼイン分解活性はほぼ同等
であったが、エラスチン分解活性は相当弱く、約171
0〜l/20程度であった.しかし、5A 、PNA分
解活性は若干劣るものの強い作用が認められた.このよ
うな傾向は、一般的にエラスターゼ1について認められ
ており、今回得られたヒトエラスターゼは先に述べたア
ミノ酸組成の一致に加えて酵素作用の面からもエラスタ
ーゼ1であると准定きれる.更に、トリプシンに対する
典型的基質であるTAMHには作用せず、キモトリプシ
ンの典型的基質BTEEには僅かに作用したが、Sig
ma社製ブタエラスターゼに比較すると約175程度で
あり、この事からトリプシン、キモトリプシンの混在は
ないものと考えられる。
(以下余白) (3)抗E1血清の作製 Elo、25mgを生理食塩液0.25m1に溶解し、
フロイントの完全アジュバント0.25m1に混ぜてエ
マルシヨンとし、これを家兎(日本白色種)に3適間隔
で5回投与して、抗血清を作製した。ラジオイムノアッ
セイには、これを1:65000に希釈して用いた。
(4)”’[1識E1の作製 Elのl!J標識は、クロラミンT法により行なった。
8158gにNa”’ I (Amersham社製)
 1 mCiおよび0.5Mリン酸緩衝液(pH7,4
) 50μlを加えて混和した後、0,2%クロラミン
Tm液10μlを加え室温で30秒間攪拌した。ついで
0.25%メタ重亜硫酸ナトリウム溶液50μlを加え
混和した後、5%ヨウ化カリウムおよび1%牛血清アル
ブミン溶液を10μlずつ加えた。
これをゲル濾過[5ephadex G−50、φ0.
9X25 am、展開液: 0.1Mリン酸緩衝液(p
H7,4) ] して136I標識E1画分を分取した
。これに後記(7)の測定緩衝液を加え一夜放置してB
oC−TACKを結合させた後、400000 dpm
/mlに調製してラジオイムノアッセイに用いた。標識
化率は、約50%で、比放射能は、約80μCi/μg
であった。
(5)第2抗体 イムノビーズ−ヤギ抗ウサギI g G (Bio−R
ad社製)を100μg/mlに調製して用いた。
(6)ゲル濾過 1″II標識をヒト血清に添加して、37℃で30分間
インキュベーションした後、ゲル濾過[Ultroge
l AcA 44(IBF Biotechr+Lch
s社製)、φ1゜5X55 cm、展開液:0.1Mリ
ン酸緩衝液(pH7,1)コし、その溶出液を1mlず
つ分取して各画分の放射能を測定した。
(7)ラジオイムノアッセイ 測定緩衝液は特記しないかぎり、 0 、1 mM B
oa・TACK、  0.9%塩化ナトリウム、0.0
5%アジ化ナトリウムおよび0.2%牛血清アルブミン
を含む0.O1Mリン酸緩衝液(pH7,4)を用いた
標準E1溶液(0,5〜50ng/ml)あるいは、被
検血清100μmをポリスチレンチューブにとり、It
J標識E1溶液および抗E1血清各100μmを加え混
和後、37℃で3時間インキュベーションした。ついで
、第二抗体液500μmを力口え混和後、37℃で30
分間インキュベーションした。室温で遠心分離(300
0rpm、5分間)した後、上清を吸引除去し、沈殿の
放射能を測定した。
(1)ゲル濾過による評価 Boa−TACK未処理の1161標識E1を添加した
ヒト血清をゲル濾過すると、″6I標識E1はすべてα
1−アンチトリプシンおよびα、−マクログロブリンと
の複合体画分に溶出した(第1図−a)。
これに対し、あらかじめBoa−TACKで処理した1
14I標識E1は、大部分が遊離画分に溶出し、複合体
画分には認められなかった(第1図−b)。
(2)免疫学的方法(ラジオイムノアッセイ)による評
価 標準E1溶液のかわりに、α、−アンチトリブシンある
いはα、−マクログロブリン溶液を用いてラジオイムノ
アッセイを行ない、それらの結合率に及ぼす影響を調べ
た。測定緩衝液には、前記(7)に記載したもの(A法
)の他にBoC−TACKを含まないもの(B法)およ
びBoc−TACKのかわりにPMSFを加えたもの(
C法)を用いた(第2図)。
B法では、血清インヒビターの増加につれて結合率が徐
々に低下し、C法でも、これに準する程度の低下が認め
られたが、A法では結合率の変化はほとんど認められず
、高濃度のα8−マクログロブリンでわずかに低下する
程度であった。
■、ヒト血清E1の測定 (1)標準曲線およびヒト血清の希釈曲線標準曲線は、
第3図に示したように、03〜50 ng/mlの範囲
で良好な競合反応曲線を示し、感度は0 、5 ng/
mlであった。 Elの免疫反応性に及ぼすBoC−T
ACKの影響を調べるために、Boa・TACK処理E
処理米1理E1につき、標準曲線を作成し、比較したと
ころ、第4図に示したように両者に差はなく、ElにB
oc・工ACKを結合浮せても免疫反応性には何ら影響
を与えなかった。
また、ヒト血清の希釈曲線は、標準曲線と概ね良好な平
行性を示した(第3図)。
(2)特異性 ラジオイムノアッセイにより、血清インヒビターとEl
の複合体の競合反応曲線を作成し、Elの標準曲線と対
比して各複合体の交差反応性を調べた(第5図)、α1
−アンチトリプシンおよびα。
−マクログロブリンとElの複合体の交差反応性は、表
3に示したとおり、標準E1を100%とするとそれぞ
れ26%および2%以下で、既報[村田厚夫、他;日消
誌、7訳1985〜1990 (1951) ]のラジ
オイムノアッセイと同様、α1−アンチトリプシンとの
複合体とのみ交差反応性が認められた。
なお、α、−アンチトリプシンあるいはα、−マクログ
ロブリンのみでは、ともに交差しなかった。
また、第6図に示したように種々の動物血清との交差反
応性は認められなかった。
表3 α1−アンチトリプシン(α、−AT)およびα、−マ
クログロブリン(α、−1(G)とElの複合体の交差
反応性 (3)ヒト血清E1の回収率 あらかじめBoa−TACK処理したElをヒト血清に
添加した試料を測定し、回収率を求めた。平均回収率は
、表4に示したように100.4±8.9%と良好な結
果を示した。
表4 ヒト血清に添加したBoC−TACK処理E処理米1率
(4)健常人血清E1 健康成人6例の血清E1を測定したところ、平均2.3
8±0 、72 ng/mlで、市販のラジオイムノア
ッセイキット(Dainabot社製)の測定値とほぼ
一致した(表5)。
表5 健常人血清E1の測定
【図面の簡単な説明】
第1図はヒト血清中のHoe−TACK未処理”’ I
 [mEl(a)およびBoa−TACK処理125I
標識El(b)を、Ultrogel AcA 44 
(1,5x 55 am)から50mM ’)ン酸緩衝
液(pH7,1)で溶出した結果を示す。 第2図は未処理、PMSFまたはBoa−TACK処理
125IEIと抗E1血清の結合率に対するα1−アン
チトリプシンおよびα、−マクログロブリンの影響を示
す。 第3図はElの標準曲線とヒト血清の希釈曲線を示す。 第4図はElのBoa−TACK処理による標準曲線に
及ぼす作用を示す。 第5図はElとα1−アンチトリプシンおよびα、−マ
クログロブリンとの複合体の交差反応性を示す。 第6図は種々の動物血清との交差反応性を示す。 特許出願人 : 塩野義製薬株式会社 代 理 人 : 弁理士 潮1)雄−j  ′し−、 Radioacttvity     cpm X  
l凸4o     <A     Oφ 図面の浄i 第  2  図 cLIAT 、 、ug /m11 血清の結合率に対するα、−アンチトリプシンおよびa
−マクログロブリンの影響 図面の浄書 第  3  図 Elastase 1、ng7mtl E1の標準曲線とヒト血清の希釈曲線 図面の浄書 第  4  図 ElのBnc−TACK処理による標準曲線に及ぼす作
用筒   5   図 0.5      1.5       5     
   Is        S。 ε1astase 1’f ng/ml ]E1とα、
−アンチトリプシンおよびα2−マクログロブリンとの
複合体の交差反応性 図面の浄書 第  6  図 0.5  +、5 5.0 15 50EJastas
e 1.ng/mjj 種々の動物血清との交差反応性 6 補正の対電 手続ネ市正書(方式) 1、事件の表示 平成 1年特許願第126423号 2、発明の名称 エラスターゼ1の測定方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 大阪府大阪市中央区道修町3丁目1番8号4、代
理人 住所 大阪市福島区鷺洲5丁目12番4号〒553塩野
義製薬株式会社 特許部 (電話 06−458−5861) 」       1 平成 1年 8月29日(発送日) 図面 7、補正の内容 図面の第1.2.3.4および6図を添付の図面と差し
替える。 以上

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Boc・TACKで処理した標識エラスターゼ1
    および測定すべきエラスターゼ1を、抗エラスターゼ1
    抗体と競合反応させることを特徴とするエラスターゼ1
    の免疫学的測定法。
  2. (2)さらに、抗体が結合した標識エラスターゼ1と抗
    体が結合していない標識エラスターゼ1を分離し、それ
    らの画分の一方または両方の標識剤の活性を測定する工
    程を有する請求項1記載の測定方法。
  3. (3)さらに、濃度既知の標準エラスターゼ1について
    作成した標準曲線から測定すべきエラスターゼ1の量を
    求める工程を有する請求項1または2記載の測定方法。
  4. (4)抗エラスターゼ1抗体として抗エラスターゼ1血
    清を用いる請求項1記載の測定方法。
  5. (5)標識剤が放射性同位元素である請求項1記載の測
    定方法。
  6. (6)抗体が結合した標識エラスターゼ1と抗体が結合
    していない標識エラスターゼ1の分離を二抗体法により
    行なう請求項2記載の測定方法。
  7. (7)第二抗体としてイムノビーズ−ヤギ抗ウサギIg
    Gを用いる請求項6記載の測定方法。
  8. (8)測定すべきエラスターゼ1が血中のエラスターゼ
    1である請求項1記載の測定方法。
  9. (9)ヒトエラスターゼ1をBoc・TACKで処理し
    て得られるBoc・TACK処理ヒトエラスターゼ1。
  10. (10)標識ヒトエラスターゼ1をBoc・TACKで
    処理して得られるBoc−TACK処理標識ヒトエラス
    ターゼ1。
  11. (11)該標識が放射性同位元素でなされる請求項10
    に記載のBoc・TACK処理標識ヒトエラスターゼ1
  12. (12)該放射性同位元素が^1^2^6Iである請求
    項11に記載のBoc・TACK処理標識ヒトエラスタ
    ーゼ1。
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