JPH02304068A - 置換された1,4,7,10‐テトラアザシクロトリデカン - Google Patents

置換された1,4,7,10‐テトラアザシクロトリデカン

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JPH02304068A
JPH02304068A JP2093273A JP9327390A JPH02304068A JP H02304068 A JPH02304068 A JP H02304068A JP 2093273 A JP2093273 A JP 2093273A JP 9327390 A JP9327390 A JP 9327390A JP H02304068 A JPH02304068 A JP H02304068A
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Helmut Dr Maecke
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C07F9/6524Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having four or more nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明、明は物質を放射性核種特に慾、耐性テクネチウム
、レニウムまたはインジウムで標識する□ のに適す、る置換された1、4,7,1.07テトラア
ザシクロトリデカンに関する。
放射性核種は産業上様々の用途を有する。例えば等質性
の試験、希釈汁析による量または体積の測定、流量の側
布および連、統操業している一7= 生産プラント内の滞溜時間の記録にまで広がっている。
し、かじながら通常は単に放射性核種を混合するだけで
は不充分であ1す、逆に例えば系内における特定の成分
を「追跡コする場、合放射性核種を物理的にまたはより
良好、には、化学的、に検査しようとする成分の少なく
とも一つの化合物に結合させそして可能ならばこれを閃
連する化合物の物理的および化学的な特性に影響を、及
ぼすことなく行う必要が有る。
近年化学的化合物を放射性核種で、標識する必要が増、
大している。特に医療診、断の、領、5域4に於て、体
内でppmかそれ以下の低い濃度でしか発生5しない物
質によっても病理学的状態を示すことができる場合、も
はや放射性標識された物質なしですますことはできない
。         。
特にテクネチウム−99mは核医学的診断において最も
重要な放射性核種となって、きているかこれはその好ま
しい5物理的性質すなわち粒子線がないこ2と、γエネ
ルギーが140KeVである。ことおよび半減期が6時
間であることそして、それらに伴っての放射線量、の低
さか、ら工ある。
テクネチウム、−!11 ’j、mは核種発生器から得
られ、初めはパーテクネテートの彎態であり例えば甲状
腺および脳のシンチグラフィーに適している。
チク、ネチウ、、、L、 −、,9(Jmを用いる他の
器官のシンチグラフィーは一方、ではチフィ・チウムと
結合工き、しか、も他方では高い選択、性をもって標的
器官に1放射性核種を集中させることができる特定の「
、輸送物質」・を用いて行うことができる。
−5器、宣特異的な、、「輸注物質」をテクネチウム−
99mで、標−ス、、るには、核種発生器から溶出され
るビ(−テクネチウムを初めにより低次の酸化状、態に
変換・する必要がある。この還元された形態においてテ
クネチウムは器官特異的な物質と多かれ少なかれ安定な
化合物を形成する。骨のシンチグラフイーには、例えば
Tc−99m/燐酸誘導体、とりわけ有機ホスホン酸が
用いられる。従ってヨーロッパ特許第2485号に記載
される標識化単位中の器官特異的な「輸送物質」は3,
3−ジホスホン−1,2−プロパンジカルボン酸のナト
リウム塩である。ヨーロッパ特許第108,253号に
はRES、特に肝臓のシンチグラフィー像形成にTc−
99m/ トリおよびテトラホスホン酸が記載されてい
る。ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)とT
c−99mとの錯体は腎臓疾患および脳の病理学的経過
の診断法に使用される。
特定の物質をテクネチウム−99mで標識したり日常的
な医療上の要求に適する試験キットを調製するための種
々の特殊な方法が開発されておりまた記述されている。
生物学的に興味ある高分子特にポルフィリン、デキスト
ラン、シトクロムおよびミオグロビンのための標識キッ
トの調製方法が記載されており(G、D、 Zanel
li。
D、Ellison、M、P、Barrowcliff
e、Nucl、Med。
Communs 8.199−206.1987)ここ
では標識される物質はバラアミノ安息香酸および塩酸中
の5nC122の溶液と共に凍結乾燥される。このキッ
トは前厄って充分な緩衝液例えばクエン酸塩/塩化ナト
リウム緩衝液pH9,5で希釈されたTc−99m発生
器からの溶離液を加えることにより再構成され、標識さ
れる。しかしこの方法は酸に感じやすい物質には適さな
い。
他の方法(E、に、J、 Pauwels、 R,1,
J、 FeiLsma。
Patent Application InL、 P
ublication No、 WO36/ 0301
0)ではTc−99m−バーテクネテートを初めに14
0℃で4時間濃塩酸溶液中で加熱することにより還元し
そしてアミノ基例えばジメチルホルムアミドを含有する
化合物と結合させる。
難溶性結晶物質として沈殿する反応性TC−99m標識
中間体は緩衝溶液例えば炭酸ナトリウム溶液中で標識さ
れる化合物と1時間室温でインキュベートすることによ
り反応させる。この方法は錫無しで行うが骨の折れる方
法であるので日常的に使用するには殆ど適さない。
蛋白質特に抗体を標識するには2つの異った方法が知ら
れている。直接法では還元したテクネチウム−99mを
蛋白質上のドナー基(アミノ、アミド、チオール等)に
より結合させる。
この方式はヨーロッパ特許第5638号および米国特許
第4,478,815号に記載されている。そこではジ
スルフイツド橋の還元による開裂および添加されたTc
−99m−パーテクネテートの還元を同時に行うために
スズ(I[)塩が過剰に使用される。一般的には−3−
5結合の開裂には比較的長いインキュベーション時間(
24時間)を必要とし、その間にF(ab’)z 7ラ
グメントが部分的にF(ab’)7ラグメントに開裂さ
れる。最近の文献の記載〔例えばJournal of
 Nuclear Medicine27  (198
6)、685〜93および1315〜20およびInt
ernationa、I  Journal  or 
 Nuclear  MedicineBiology
 12 (1985) 3〜8〕には、これら2種の7
ラグメントの比率は「スズ化反応」に依存していること
、および2種の成分の比率の変化はTc−99m標識後
はごくわずかであり主成分はTc−99m標識されたF
(ab’)であることが示されている。すべての場合に
、標識されたF(ab’)フラグメントは後は精製され
なければならないがこれは反応時間が少くとも30分間
あるにもかかわらずパーテクネテートの定量的変換が達
成されないからである。
ヒト血清蛋白質をTc−99m標識するための迅速な化
学的方法(D、W、 Wong、 F、 Mishki
n、 T、 LeesJ、 Nucl、 Med、 2
0.967−72.1979)においてバーテクネテー
トは酸性溶液中で錫(I[)イオンで還元され次に還元
されたテクネチウムは蛋白質と反応する。
放射性同位元素による物質の安定な標識は、2官能性錯
化剤の助けにより達成することができる。
米国特許第4.479,930号は、DTPAおよびE
DTAの環状無水物はIn−l1lおよびGa−67の
みならずTc−99m用のキレート剤であると述べてい
る。ヨーロッパ特許第35.765号には蛋白質のテク
ネチウム−99m7の錯化剤としてデフエロキサミン(
defero−xamine)の使用が記載されている
。国際特許出願wo 85/3063号においては部分
的に還元された抗体のジスルフィド橋をテトラクロロニ
トリドテクネテートのナトリウム塩(これはパーテクネ
テートとアジ化ナトリウムとの反応により予め調製され
ねばならない)と反応させている。ヨーロッパ特許出願
第194853号においては、同様に還元により抗体フ
ラグメント中に生成される遊離のチオール基をキレート
形成性錯体としての〔(7−マレイミドヘプチル)−イ
ミノービス(エチレンニトリロ)〕テトラ酢酸との結合
に使用している。抗体にの錯体の結合は錯体化合物のマ
レイミド基中の二重結合とSH基との反応を介して行な
われるが一方放射性金属イオンはニトリロジ酢酸残基を
介して錯形成される。
メタロチオネイン、すなわち分子量6000を有し、分
子中のシスティン含有量が高い金属結合性蛋白質は抗体
中5の錯化剤として紹介されている(G、L、  To
lman、  R,J、  Hadjian、  M、
M。
Morelock et al、、 J、 Nucl、
 Med、 25.20゜1984)。抗体−メタロチ
オネ、イン複合体はTc−99mグルコヘプトネートで
変換することによりテクネチウムで標識されている。し
かしながらこの交換は不完全なので引き続き精製が必要
である。ビスチオセミカルバゾンリガンドのいくつかも
2官能性キレート剤として同様に記述されている(Y、
 Arano、、 A、 Yokoyama、 H,M
agatet al、、 Int、 J、 Nucl、
 Med、 Biol、 12.425〜301986
)。p−カルポキシエチルフェニルグリオキサルジ(N
−メチルチオセミカルバゾン)はヒト血清アルブミンと
複合されている。Tc−99m標識したl:l錯体はあ
る種の不安定性を示すがl:lより大きい比率を有する
錯体では肝臓への蓄積性が増加することが示されている
追加の官能基を介してジアミドージメル力ブチドNxS
xリガンドの蛋白質へのカップリングが起こる(A、R
,Fritzberg、 S、 Kasina、 J、
M、 Ren。
et al、、 J、 Nucl、 Med、 27.
957”958.1986)。
すなわち例えば4,5−ジ(S−エチルカルボニルメル
カプトアセトアミド)ペンタノイル−N−ヒドロキシス
クシンイミドは抗−メラノーマ抗体と反応し、得られた
複合体を50℃、I)18でTc−99m酒石酸塩溶液
でインキュベートする。1時間後には、テクネチウムの
78%が酒石酸塩から抗体へ移されている。
診断にテクネチウム−991+を広く使用するためには
、この核種を検査すべき器官に選択的に輸送する必要が
ある。患者を不必要な照射に曝らすことのないようにテ
クネチウム−99mを他の器官または器官系からすばや
く消失させるべきであり、または他の器官または器官系
に導入してはならない。主としてこの目的のために用い
られる物質は、テクネチウム−99mで直接標識し易く
かつ高い器官特異性を有するものであった。しかしなが
ら高い器官特異性を有するが直接には標識できない多数
の物質も存在する。
これらはタンパク質(フィブリノーゲン、ヒト血清アル
ブミン)、酵素(ストレプトキナーゼ、乳酸デヒドロゲ
ナーゼ)、糖(デキストラン、グルコース)であるかま
たは重合体であり得る。
これには脂肪酸のような低分子量の物質も包含され、こ
れらは心臓のエネルギー要求が高いので心筋組織中に集
中する。これらの物質を標識できるようにするため、こ
れらを錯化剤と結合させると、テクネチウム−99mと
堅く結合できるようになる。
テクネチウムおよびレニウム同位体を錯化するのに適す
るとして知られている錯化剤はシフラム(cyclam
)等の大環状アミンである。適当な条件下でのチク不チ
ウムシクラム錯体の錯体化は99%である。テクネチウ
ム/アミン錯体の詳細についてはり、E、  Trou
tner、  J、  Simon、  A、R。
Ketring、 W、A、 Volkert、 R,
A、 Holmes、 J。
Nucl、  Med、  21(1980)、443
またはS、A、  Zuckman。
G、M、 Freeman、 D、E、 Troutn
er、 W、A、 VolkerL。
1i!、A、 Holmes、  D、G、 van 
der Keer、  E、K。
Barerield、  Inorg、Ch、20(1
981)、 3386またはJ、 Simon、 D、
 Troutner、 W、A、 VolkerL、 
R,A。
Holmes、 Radiochem、 Radioa
nal、 Lett、 47(1981) 、111に
述へられている。置換されたシフラムも知られており、
窒素−1および炭素=6のいずれでも置換される(A、
R,Ketring、 D、E。
Troutner  et  al、、  Int、 
 J、  Nucl、  Med、  Biol。
11  (1984)、113またはJ、  Simo
n、  Diss、  AbstrInt、  B 4
2(1981)、645またはM、  5truder
、  T、AKaden、  He1v、  Chim
、  Acta  69(1986)、 2067ま 
jこはE、 Kimura、 R,Machida、 
M、 Kodama、 、1. Am。
Chem、Soc、  106  C]984)、54
97)  。
アミンおよび他のリガンドを蛋白質上に複合化するこれ
までのあらゆる試み(Fritzberg etal、
、  J、  Nucl、  Med、  27  (
1986)、957またはTolman et al、
、 J、 Nuci、 Med、 25 (1984)
、20またはArano et  at、、  Int
、J、  Nucl。Med。
Biol、  ]2 (1986)  425参照)か
ら得られた生成物はin  vivoでの高い安定性を
要求されてもわずかに一部分応じるかまたは全く応しら
れないものであった。
DE−A第3,728.600号には放射性核種のため
の錯化剤どして同様に適当なN−アルキル、N−アリー
ルおよびC置換されたシフラムが記載さ=19− れている。
本発明は4個の窒素原子がアルキルホスホネートおよび
/または−アセテートおよび/または一スルホネートお
よび/またはフェルレートおよび/または一カテコレー
トおよび/またはザリシレ−1・により好ましく置換さ
れ、しかも標識されるべき物質に結合しうる基を12位
に有する1、4,7,1.0−テトラアザシクロトリデ
カンを見出したものである。
本発明による1、4.7.10−テトラアザシクロトリ
デカンは放射性核種を錯化するのに極めて適しでいる。
これらの化合物は放射性核種である11110、68G
a、 ”Gas 9°y、 1533m、 62Fe1
99mTc、  In2にd、  I’6R1eまたは
188Re、  またはGd。
FeもしくはMnのようなNMR造影剤として使用出来
る金属を錯化するのに好んで用いられる。
本発明のシクロトリデカンの助けにより標識することが
できる「物質」とは主に「輸送物質」として医療診断で
用いることができる化合物、すなわち通常、抗体、抗体
フラグメント例えばF(ab’)2またはF(ab’)
フラグメント、蛋白質例えばフィブリノーゲン、ヒト血
清アルブミン、ステロイド、脂質、酵素例えばストレゾ
[・キナーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、糖例えばデキス
トラン、グルコースまたはポリマーのような高い器官特
異性を有する化合物を意味する。
しかしながら他方では一般に本発明のシクロトリデカン
の助けによって大環状アミンの側鎖−にの12位の官能
基と反応し化学結合を形成するような物質を標識するこ
ともできる。これは生産プラントにおける化学物質を「
モニターコしてその濃度、流速、滞溜時間等を測定する
ために提案されている。
したがって本発明は下記式(I) 〔式中、 ZはCH,またはCOであり、 R1は式−X−NHffi、−X−NO3、−X−NC
S、 −X−COOH。
−X−OH,−X−N、+または−x−cocaの基で
あるかまたは式X−HaD、(ここでHaQはフッ素、
塩素、臭素またはヨウ素であり、Xは炭素数1〜40個
のアルキレン基、オルト−、メタ−もしくはパラ−フェ
ニレン基、またはオルト−、メタ−もしくはパラ−フェ
ニレン01〜C2−アルキル基である)であり、そして R2はHまたは−(CH2)n−R” (ここでnは1
または2であり、そして 異なっているか、または2個、3個またはすべてのR2
基は同一である〕 で表わされる1、4,7.10−テトラアザシクロトリ
デカンに関する。
本発明は更に詳しくは上記式(I) 〔式中、 ZはC1,であり、 Xはパラフェニレン基、パラフェニレンメチル基または
炭素数1〜20個を有するアルキレン基であり、 HaQは塩素、臭素またはヨウ素であり、nはlであり
、 R3は−COOH1−POJzまたは一3O,Hであり
、3個またはすべてのR2基は同一である〕で表わされ
る1、4,7.10−テトラアザシクロトリデカンに関
する。
特に好ましいのは上記式(I) (式中、 ZはCH,であり、 Xはパラフェニレン基、パラフェニレンメチル基または
炭素原子l−9個を有するアルキレン基であり、または HaQは塩素、臭素またはヨウ素であり、nはlであり
、 R3は−COOHまたはPO,H!であり、すべてのR
2基は同一である)で表わされるl。
4.7.10−テトラアザシクロトリデカンである。
本発明の化合物ではR2置換基のうち1個は常にHとは
異なったものであるのが好ましい。
本発明はさらに、下記式(I[) (式中R4はCl−C3−アルキルである)のジアルキ
ルマロネートをまず下記式(1) %式%() (式中R1は式■で特定した意味を有し、Aは塩素また
は臭素である)の化合物と反応させ、次いで得られた下
記式(IV) の化合物を下記式(V) のトリエチレンテトラミンと反応さぜ、式(V1)の化
合物 を得、11.13位のCO基をCH2基に還元するかま
たは還元せず、次いで得られた式(■)の化合物を式(
■)の化合物 A−R”         (■) (式中Aは塩素または臭素でありR2は式1について特
定した意味を有する)ど反応させて式■の化合物を得る
ことからなる本発明の1.4,7.10−テトラアザシ
クロトリデカンの製造方法に関する。
本発明はさらに放射性核種を錯化するための本発明のシ
クロ]・リゾカンの使用および物質を標識するためのこ
れらの錯体の使用に関する。
同様に本発明はこれらの標識された物質の使用、特に医
療診断における使用に関する。
炭素原子2個以上を有するアルキル基は直鎖および分枝
鎖いずれでもよい。アルキレン基Xは炭素原子40個ま
での、好ましくは20個までの、特に好ましくは8個ま
での直鎖アルキレンである。
本発明のシクロトリデカンは官能基を有する置換基を1
2位に持っている。本発明のシクロI・リゾカンはこの
官能基の助けにより標識されるべき物質に結合している
。この複合体を適宜精製しl;のち(例えば蛋白質また
はポリマーの場合は限外が過または透析により、ステロ
イドまたは脂質のような低分子量物質の場合はカラムク
ロマトグラフィーによって)所望の核種を錯形成の目的
で加える。例えばテクネチウム−99mをバーテクネテ
ートの形態で加えそしてレニウム−186または−18
8をバーレネートの形態で加える。そして適当な還元剤
を加えそれぞれパーテクネテ−1−およびバーレネート
を還元して錯形成に必要な酸化段階とする。これらの順
序は任意または同時で良い。標識された物質は適宜再精
製される。
また、はじめにシクロトリデカンの放射性核種錯体を調
製し次にこの錯体と物質とを反応させ複合体を得ること
も可能である。
本発明の1.4,7.10−テトラアザシクロトリデカ
ンを調製するための最良の方法は置換されたマロン酸誘
導体(IV)をトリエチレンテトラミン(V)と反応さ
せ所望により存在する2つのCO基を還元し、続いて所
望のR2基を分子中に導入する方法である(反応スキー
ムl参照)。
適宜置換されたマロン酸誘導体は例えばジアルキルマロ
ネート好ましくはジエチルマロ、t−−トを式■、A−
R’(II[)(式中Aは塩素または臭素でありR1は
上記式Iで特定した意味を有する)の化合物と反応させ
ることにより得られる。どの反応は好ましくはテトラヒ
ドロフランのような溶媒の存在下で同時に塩基例えばリ
チウムジイソプロピルアミドのようなプロトン除去剤の
作用下に実施される。反応温度は−80〜+20℃好ま
しくは−70〜−1O℃である。反応時間は10分〜2
時間好ましくはlO分〜1時間である。
ここで得られた式■の置換されたマロンraWI!導体
を下記反応工程でトリエチレンテトラミン(V)と反応
させる。この反応もメタノール、エタノール、イソプロ
パツールのような溶媒中で実施するのが好ましい。この
反応の温度は50゜から反応混合物の沸点の範囲好まし
くは沸点である。反応時間は12〜240時間好ましく
は24〜170時間である。
分子中に゛存在する2個のケト基を所望によりメチレン
基に還元′することができる。この目的のために11.
13−ジオンを好ましくはTHFのような溶媒中でLi
AQH,またはBH3のような還元剤と混合する。この
反′応は50℃から反応混合物の沸点間の温度好ましく
は沸点で行わ□れる。反応時間は5〜48時間好ましく
は12〜24時間である。
適宜R2−置換したシクロトリデカンへ変換するために
11.13−ジオンまた゛は還元された生成物のいずれ
かを式■の化合物と混合する。これは好ましくは水、イ
ソプロパツールまたはジメチルホルムアミドのよ6な溶
媒の゛存在下にKOH1NaOH%NazCO1または
Li匹0.のような塩基を同時に存在させて実施するの
が好ましい。反応温度は50℃から反応混合物の沸点ま
で好ましくは60〜80℃である。反応時間は20分〜
140分好ましくは60〜120分である。
得られた最終生成物は例えばイオン交換クロマトグラフ
ィーによって精製できる。本発明の化合物の調製に必要
な出発物質は購入可能でありまた文献に知られた方法で
容易に調製できる。
本発明の13員環のシフラムの錯体安定性は既知の構造
的に関連する12員環および14員環のシフラムより高
いか更に相当高いということは全く予想外でありだ。こ
れは12員環シクラム(DOTA ;ドデカテトラアセ
テート)と14員環シクラム(TETA ;テトラデカ
テトラアセテート)〔第1図参照; DTPA (ジエ
チレントリアミンペンタ酢酸)はもう一つの比較物質と
して第1図に示しである〕との比較実験から明らかであ
る。
これらの比較実験ではl l l Inは既知の12−
および14員環のシフラムおよび本発明の実施例1のシ
フラムのいずれとも錯化しそしてそれぞれの場合におい
て続いてトランスフェリン(これは優れた錯化剤として
知られる)への1111n交換をヒト血清中37℃で調
べた。わずか12時間後でも14員環シクラムとのl 
l l In交換は顕著であった(12時間後に14員
環シクラムによって錯体中に予め結合された目IInの
約10%が離れるかまたはトランスフェリンと錯化した
)がこの12時間後に12員環シクラムおよび本発明の
13員環シクラムではほとんどl l l In交換が
認められなかった(12員環シクラムでは約0.3%で
あり本発明の13員環シクラムでは0.1%以下)。
本発明の13員環シクラムが12員環シクラムより優れ
ており、まして14員環シクラムより優れていることは
暴露時間をさらに長くすると明らかである。すなわち1
20時間後には14−員環シフラムの場合30%以上の
l1llnが交換され、12員環シクラムの場合でも約
4%であるのに対し、本発明の13員環シクラムからは
ほんの約1%の11110が交換されたにすぎない(第
1図参照)。
さらに反応時間が長くなっても、l l l In交換
速度は本発明の13員環シクラムの場合実質的にもはや
増加しなかったが、12員環シクラムおよび14員環シ
クラムでは11110交換のさらなる増加が認められた
第2図にパラニトロベンジルジエチレントリアミンテト
ラ酢酸と比較した本発明のシクロトリデカンの1111
n錯体の安定性について示しIこ 。
本発明を以下実施例によりさらに詳述する。
実施例 1 12−置換シフラム12−(p−ニトロベンジル)−C
4,7,10−テトラアザシクロトリデカン−1,4゜
7.10−テトラアセテートの製造 a)  ジエチルモノ−p−二トロベンジルマ口不一一
トの製造 スキーム: バッチ: 0.181モル 収  量 = 65% (34,7g)予め窒素でパー
ジした撹拌機イ」三ツロフラスコをよく乾燥させた中に
無水テ1−ラヒドロフラ−35= ン210mffとリチウム塩基どを窒素下で入れた。
ここでTHF  100m12中に溶解したマロン酸エ
ステルを室温で40分かげて滴下ロートを使用して滴加
した。混合液を静かに暖め、未溶解のリチウムジイソプ
ロピルアミドを溶解させた。橙褐色になった反応溶液を
ドライアイス/イソプロパツールを用いて一62℃まで
冷却した。
T HF中に溶解したp−ニトロベンジルプロミドを4
0分間で滴加しながら激しく撹拌した。この混合物を一
62°Cで1時間撹拌し次に生成した固型物(融点23
5°C)を冷やで枦去した。炉液を回転蒸発器中で蒸発
さゼた。残留物をエタノール約300m12中で約65
°Cで溶解させた。これは不溶性固型物(融点160°
C1ジ置換副生成物)であり、熱いうちに吸引しながら
限外濾過して除去した。炉液を冷蔵庫中に入れて結晶化
さゼた。
生成物は淡黄色結晶で34 、7g得られ、融点は57
〜58°Cであった。
同定:融点 58℃ IR: 1740cm−’   C=01530C++
+−’   asNo21350cm−’   sym
No2 ’H−NMR(CDC123)    Ll  d  
2HBz7.4  d  2HBz 4.1  q  4t(−り□−CH33,6t  ]
、IHCH 3,3d  IHAr−CHz−C1 1,2t  611−CH2−リj 元素分析値:  計算値(%) 実測値(%)C56,
95、56,8 H5,805゜8 ’N   4.74    5.0 TLC:     CHC43/ MeOH/ NHs
 (2:2+1)Rf :  0.89 E [OH Rf:モノ置換生成物 0.93 ジ置換生成物  0 b)12−(p−ニトロベンジル) −1,4,7,1
0−テトラアザシクロトリデカン−11,13−ジオン
の製造 バッチ70.067モル エタノール      200+nQ 前記前駆体をエタノール中に溶解し、次に還流下で7日
間煮沸した。
゛7日間で沈積物(生成物)が形成し、その反応溶液を
冷却後、濾過して収集した。アセトンで洗浄すると微細
な淡黄色粉末が得られた。
収量:理論値の25%(5,9g) 同定:融点:約200℃以上で分解。
TLC系: Neon/ CHCffa/ NHs (
2:2:1)Rf−0,9 元素分析値:    計算値   実測値C−54,3
6%  54.23% H’6.71%   6.80% N   19.81%  19.89%H201,17
%   1.17% NMRスペクトル 57.3    脂肪族CH c)  12−(p−=トロベンジル) −1,4,7
,10−テトラアザシクロトリデカンの製造 バッチ: 0.0212モル THF中 BH3220mQ(0,220モル)乾燥T
HF       ’  100+n+2□前駆体を乾
燥THF 1’O’OmQ中に懸濁し次にTHF中のB
H3を徐々に加えた(H2形成)。反応液を還流温度ま
で加熱するとアミドが徐々に溶解する。
1.  、     .1 反応時間:還流下24時間 MeOH200+++Qを極くわずかずつ熱い反応液中
に加え過剰のBH3を除去する。
次いで反応溶液を蒸発乾固し、MeOHで再び3回取り
出す(ホウ酸エステルの除去)。濃+((J300m(
lを蒸発7した反応溶液に加え、次いで3時間還流した
この反応溶液を体積が3分のlになるように濃縮の後、
MeOH200rn(2を加え放令した。白色沈澱が形
成しこれを濾過し、冷MeOHで洗浄した(生成物)。
収量:理論値の67%(6,9g) 同定: CHCQs/ MeOH/ NH32/ 2/
 lを用いた。
フレーム形スポット(uv陽性):Rf−0元素分析値
:    計算値   実測値C39,22%  39
.3% H6,91%   7.0% N   14.29%  14.1% H204,64%   4.6% CI2  28.94%  29.1%NMRスペクト
ルニ ー3.5    m 16H−CH2−37,921脂
肪族CH d)12−(p−二トロペンジル) −1,4,7,1
0−テトラアザシクロトリデカン−1,4,7,10−
テトラアセテートの製造 バツチ:実施例1cからの12−(p−二トロベンジル
)−テトラアザシクロトリデカン 2.09 (4−28X 10−3モル)を蒸留水30
mmとKO36Mに溶解しpH1o、5とした。
ブロモ酢酸3.0g(2,14X 10−2モル)を蒸
留水20ttrQに溶解した。
12−(p−ニトロベンジル)−テトラアザシクロトリ
デカン塩酸塩を蒸留水30rnQに溶解し6M+(0)
1でpH10,5に111整した。
反応液を75°Cに加熱し、蒸留水20mD、に溶解し
たブロモ酢酸を20分かけて滴加した。
pHをpt+安定剤と6MKOHを使用して定常に保っ
た。反応溶液を次に2時間撹拌し、続いて蒸発乾固した
(約9.5g残留)。
後処理: イオン交換クロマトグラフィーにより生成物から塩と副
生物を除去した。
イオン交換体: Dowex I X 4 20−50
メツシユ、ホルメート型 カラム:  2.5X 36cm 検  出 :  UV  275nm 固型物を蒸留水30mQに取り出し枦去した。約15m
12のみをカラムに充填しそして蒸留水で溶離しjこ。
第1ビーク:無機塩 第2ピーク:副生物(トリアセテートFAB−MS +
M”H= 496) 生成物を0.1Mギ酸でイオン交換体から溶出した(第
3ピーク FAB−MS : M”H−554)元素分
析値: C24H3SNSOI0 ・0.64t(Br
 ・o、9H2゜計算値(%)実測値(%) C48,0847,6 H6,326,6 H!O2,72,7 N    11.7     ]、1.67Br   
 8.54    8.6 NMRスペクトル 2.5     t  IH脂肪族 2.7〜3.9     m 26H脂肪族13C(D
zo、101MHz)  179.7   −COOH
178、,2,−COOH 実施例 2 12−(p−二トロベンジル) −1,4,7,IO−
テトラアザシクロトリデカン−1,4,7,10−テト
ラメチルホスホネートの製造 12−(p−ニトロベンジル)−1,4,7,10−テ
トラアザシクロトリデカン塩酸塩(実施例1cから)1
.49と水20mQ中のホウ酸2gおよび濃塩酸20m
Qを沸点近くまで昇温した。CH2O(水中35%)′
15mffを1時間かけて流加した。この混合物を還流
しながら2時間煮沸しさらにCH2O’ 15m<2を
加えた。次に還流しながら一晩煮沸した。反応混合物を
次に蒸発させ、そして黄色固整物を無水エタノール(5
0IllQ)で抽出した。このELOH溶液を10mQ
まで減、じた。さらに固型物0.、.25y yがイン
プロパツールの添加後生成した。合わせた固型物を水に
溶解し′そしてアニオン交換体(Dowex 1×4)
と0.1〜0.5Mの傾斜ギ酸とで溶離した。
三つのフラクションを270 n mで検査すると第2
のフラクションはトリ置換生成物にそして第3のフラク
ションはテトラ置換生成物に一致しIこ。
’H−NMR,360MHz + 第3フラクション 7.5   d   2 芳香族プロトン8.2   
d   2  芳香族プロトン2.6〜3.8m  2
7プロトン 第27ラクシヨン ?、5   d   2  芳香族プロトン8.2  
 d   2 芳香族プロトン2.6〜3.8m  2
5プロトン 実施例 3 実施例1からの化合物と163にd3+錯体との合成実
施例1からの物質401119および0.1M酢酸ナト
リウム緩衝液(pH−5) IO+*l1(7)”3G
dCffis(7)100μCiを80℃で一晩保った
。このインキュベーション期間の後、遊離したGd3+
イオンはもはや認められなかった。
第3図にpH1,1の胃液中における前記Gd錯体の安
定性を示した。遊離するか弱<’(stil1)結合し
た+5sGds+の分離はカチオン性交換体上で実施し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は比較実験におけるヒト血清中でのトランスフェ
リンへのインジウム交換率を示す。 第2図は本発明化合物と他の比較化合物のインジウム錯
体の安定性を示す。 第3図はpH1,lの胃液中におけるGd、錯体の安定
性を示す。 特許出願人  ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト外
2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 ZはCH_2またはCOであり、 R^1は式−X−NH_2、−X−NO_2、−X−N
    CS、−X−COOH、−X−OH、−X−N_2^+
    または−X−COClの基であるか、または式X−Ha
    l(ここでHalはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素で
    あり、Xは炭素数1〜40個のアルキレン基、オルト−
    、メタ−、またはパラ−フェニレン基、またはオルト−
    、メタ−もしくはパラ−フェニレンC_1〜C_2−ア
    ルキル基である)であり、そして R^2はHまたは−(CH_2)_n−R^3(ここで
    nは1または2であり、そして R^3は−COOH、−PO_3H_2、−SO_3H
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があり
    ます▼である)であり、そして4個のR^2基は異なっ
    ているかまたは2個、3個、またはすべてのR^2基は
    同一である〕 で表わされる1,4,7,10−テトラアザシクロトリ
    デカン。 2)下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、 ZはCH_2であり、 Xはパラフエニレン基、パラフェニレンメ チル基または炭素数1〜20個を有するアルキレン基で
    あり、 Halは塩素、臭素またはヨウ素であり、 nは1であり、 R^3は−COOH、−PO_3H_2または−SO_
    3Hであり3個またはすべてのR^2基は同一である〕
    で表わされる請求項1記載の1,4,7,10−テトラ
    アザシクロトリデカン。 3)下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、 ZはCH_2であり、 Xはパラフェニレン基、パラフエニレンメ チル基または炭素数1〜8個を有するアルキレン基であ
    り、 Halは塩素、臭素またはヨウ素であり、 nは1であり、 R^3は−COOHまたはPO_3H_2であり、すべ
    てのR^2基は同一である) で表わされる請求項1または2に記載の1,4,7,1
    0−テトラアザシクロトリデカン。 4)少なくとも1個のR^2置換基がHとは異なる請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の1,4,7,10−テ
    トラアザシクロトリデカン。 5)下記式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中R^4はC_1〜C_3−アルキルである)のジ
    アルキルマロネートを下記式(III) A−R^1(III) (式中R^1は式 I で特定した意味を有し、Aは塩素
    または臭素である)の化合物と反応させ、次いで得られ
    た下記式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) の化合物を下記式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) のトリエチレンテトラミンと反応させ、式 (IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) の化合物を得、11、13位のCO基をCH_2基に還
    元するかまたは還元せず、次いで得られた式(VII) ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) の化合物を式(VIII)の化合物 A−R^2(VIII) (式中Aは塩素または臭素でありR^2は式 I につい
    て請求項1で特定した意味を有する) と反応させることからなる請求項1記載の式 I の1,
    4,7,10−テトラアザシクロトリデカンの製造方法
    。 6)請求項1記載の化合物と少なくとも1個の中心原子
    を含有する錯体化合物。 7)中心原子が^1^1^1In、^6^8Ga、^6
    ^7Ga、^9^0Y、^1^5^3Sm、^5^2F
    e、^9^9mTc、^1^8^6Re、^1^8^8
    Re、^1^5^3Gd、Gd、Fe、Mnから選択さ
    れる請求項6記載の錯体化合物。 8)請求項6または7記載の少なくとも1つの錯体化合
    物と輸送物質からなる複合体。 9)輸送物質が抗体、抗体フラグメント、蛋白質、ステ
    ロイド、脂質、酵素、糖、ポリマーから選択される請求
    項8記載の複合体。 10)(a)標識されるべき輸送物質を請求項1記載の
    式 I の化合物と反応させ、次に得られた 生成物を放射性核種と混合するか、また は (b)初めに請求項1記載の式 I の化合物を放射性核
    種と混合し、次いで得られた生成物 を標識されるべき輸送物質と反応させる ことからなる放射性核種で輸送物質を標識するための方
    法。 11)請求項8または9記載の複合体の医療診断におけ
    る使用。 12)請求項8または9に記載の複合体を少なくとも1
    種を含む試験用キット。 13)請求項1記載の式 I の化合物と輸送物質とから
    なる複合体を含む試験用キット。
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