JPH023038Y2 - - Google Patents

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JPH023038Y2
JPH023038Y2 JP1985056874U JP5687485U JPH023038Y2 JP H023038 Y2 JPH023038 Y2 JP H023038Y2 JP 1985056874 U JP1985056874 U JP 1985056874U JP 5687485 U JP5687485 U JP 5687485U JP H023038 Y2 JPH023038 Y2 JP H023038Y2
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JP
Japan
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reinforcing ribs
hole
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stepped hole
pin
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JP1985056874U
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JPS61173895U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は器具、例えばビデオ、トースタ等家
電製品の下面に突設するなど器具を緩衝する脚装
置に関する。
(従来の技術) 脚本体は緩衝のためにゴム質或いは軟質プラス
チツクで成形することが好ましいが、器具の取付
孔に押込んで装着する取付部を上記脚本体に一体
に突設すると取付部が柔かすぎ、例えば床上で器
具をずらして移動した場合に取付部が変形し、器
具の取付孔から抜けることがある。このため、実
開昭57−163772号公報は脚本体を緩衝用の下半部
と、器具に当接する上半部とに分け、下半部は軟
質材料で、上半部は硬質材料で成形することを提
案している。
(考案が解決しようとする問題点) これにより硬質材料で成形した上半部に器具の
取付孔に押込んで装着する取付部を一体に備えさ
せれば、脚本体が器具から抜け外れることを防止
できるが、軟質材料で成形した下半部と、硬質材
料で成形した上半部を一体に結合することが必要
で、それに手数がかゝり、コスト高となる。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案の器具の脚装置は、器具に当接す
る上面を備えると共に、上下方向に貫通し、下半
部が大径で、上半部が小径な段付孔を有する軟質
材料から成形された脚本体と、 上記段付孔の下半部中に投入する鍔と、該鍔の
上面から起立し、上記段付孔の上半部を通り抜け
て脚本体の上面から突出する軸部とを備えた硬質
プラスチツクから成形したピンとからなり、 上記ピンの軸部は、前記鍔の上面中心から等間
隔放射状に突出して起立する三枚以上の補強リブ
と、上記補強リブ相互の隣接間隔内で、該リブと
の間に間隔を保つて起立する扇形断面の3本以上
の可撓片とからなり、前記脚本体の上面との間で
前記器前の孔の縁を挾持する逆止爪を上記各可撓
片の上端部外周に設けると共に、上記各可撓片に
は前記補強リブが放射する中心部に向いた部位に
凹みを設けたことを特徴とする。
(実施例) 図示の実施例は接床脚として使用する場合のも
ので、1は器具の下面のパネル、1′は上記パネ
ルに開設された取付用の孔、2はゴム、軟質プラ
スチツクなど軟質材料で成形した脚本体、3は上
記脚本体に上下方向に貫通して設けた段付孔で、
3aはその大径な下半部、3bは同じく小径な上
半部、4はPOM、ナイロン6、ポリプロピレン
その他比較的硬質のプラスチツクで成形したピン
で、5はその鍔、6は同じく軸部、7は逆止爪で
ある。
鍔5の厚さは段付孔の下半部3aの深さよりも
図示の如く充分に薄く、これにより上記下半部3
a中に没入できる。
ピンの軸部6は、鍔5の上面中心から等間隔放
射状に突出して起立する3枚以上、こゝでは十字
形をした4枚の補強リブ8と、上記補強リブ相互
の隣接間隔内で、該リブとの間に間隔を保つて鍔
5の上面から起立する扇形断面の3本以上の可撓
片9…とからなり、逆止爪7は各可撓片9の上端
部外周に張出して設けてある。
パネルの孔1′と段付孔の上半部3bと、軸部
の外周、つまり各可撓片9の外周の曲率半径は
ほゞ同じであり、又、鍔5の上面と逆止爪7の下
面までの軸方向長さは段付孔の上半部3bの深さ
にパネル1の厚さを加えた和よりも若干短かい。
これにより第1図の分解状態からピン4の軸部
6を脚本体1の段付孔の上半部3b中に下から押
込むと、各可撓片9の逆止爪7は段付孔の上半部
3bを押し拡げながら通過して脚本体の上面上に
出、その瞬間に段付孔の上半部3bは元通りに収
縮するため脚本体1とピン4は抜け外れることが
ない仮組立状態になる。
次にこれを器具の下面に取付けるには脚本体の
上面上から突出する各可撓片9の上部をパネル1
の孔1′に押込む。これにより、各可撓片9の逆
止爪7が孔1′の縁で押されるため各可撓片9は
補強リブ8が放射する中心部8′に向かつて半径
方向内向きに撓む。
そして脚本体2の上面がパネル1の下面に当接
し、脚本体2が僅かに圧縮されたとき逆止爪7は
孔1′を上に通り抜けてパチツと元通りに戻り、
孔1′の縁をパネルの裏で引掛け、脚本体の上面
との間で1′の縁を挟持する。
この状態で鍔5は段付孔の大径部3a内に没入
するため脚本体の下面から硬質な鍔5は突出せ
ず。従つて器具を床上でずらして動かしても床に
傷を付けることはない。そして、硬質プラスチツ
クのピンの軸部6がパネルの孔1′に通り、その
各可撓片9に設けられた逆止爪7が孔の縁に引掛
つて脚本体をパネルの下面に取付けているので、
器具を床上でずらして動かしても脚本体がパネル
から外れることはない。
このようにピンの軸部6を放射状の複数の補強
リブ8と、上記補強リブ相互の隣接間隔内に設け
られた外周に逆止爪7を有する複数の可撓片9で
構成し、補強リブが放射する中心部に向いた各可
撓片9の部位に凹み9′を形成して置くと、パネ
ルの孔1′に押込む際は上記凹み9′によつて各可
撓片9は半径方向内向きに充分に撓め、又、器具
への取付後に器具を床上でずらして移動させる際
は可撓片9は隣接するどちらかの補強リブ8で受
止められ、逆止爪7が孔1′の縁から外れる程に
大きく撓むことが防止され、しかも、器具の内部
に突入するのは各可撓片の逆止爪から上の部分だ
けとなるため最も好ましい。
尚、この実施例では接床脚として器具の下面に
下向きに取付けたが、これに限らず緩衝のために
器具の上面や側面に取付けることもある。
(考案の効果) 本考案の脚装置は軟質材料製の脚本体と、硬質
プラスチツク製のピンとからなるが、その両者を
溶着、接着等の手段で一体に結合する必要がな
く、脚本体の段付孔にピンを押込んで抜けない様
に仮組立てして部品の紛失を防止し、最終的にピ
ンを器具の孔に押込んで脚本体を堅固に器具に固
定できると共に、ピンの軸部は鍔の上面中心から
等間隔放射状に突出して起立する三枚以上の補強
リブと、上記補強リブ相互の隣接間隔内で、該リ
ブとの間に間隔を保つて鍔の上面から起立する扇
形断面の3本以上の可撓片からなり、各可撓片に
は上端部外周に逆止爪、補強リブが放射する中心
部に向いた部位に凹みを設けてある。
従つて、逆止爪を器具の孔の縁に引掛けて脚本
体を器具の下面に固定するときは上記凹みによつ
て各可撓片は半径方向内向きに充分に撓むことが
でき、取付けに大きな押込み力を要しない。そし
て、取付け後、机上などで器具をずらしてて動か
す際は、可撓片は隣接するどちらかの補強リブに
当接し、逆止爪が孔の縁から外れる程に大きく撓
むのが防止され、取付けた脚本体が器具の下面か
ら脱落するのを有効に防ぐ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の脚本体とピンの分
解斜視図、第2図は同上の組立状態の上面図、第
3図は同じく下面図、第4図は同じく第2図の矢
印方向から見た側面図、第5図は同じく第2図
の矢印方向から見た側面図、第6図は器具下面
に取付けた状態の第2図の−線での断面図
で、図中、1は器具下面のパネル、1′はその孔、
2は脚本体、3は段付孔、3aはその大径部、3
bは同じく小径部、4はピン、5はその鍔、6は
同じく軸部、7は逆止爪を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 器具に当接する上面を備えると共に、上下方向
    に貫通し、下半部が大径で、上半部が小径な段付
    孔を有する軟質材料から成形された脚本体と、 上記段付孔の下半部中に投入する鍔と、該鍔の
    上面から起立し、上記段付孔の上半部を通り抜け
    て脚本体の上面から突出する軸部とを備えた硬質
    プラスチツクから成形したピンとからなり、 上記ピンの軸部は、前記鍔の上面中心から等間
    隔放射状に突出して起立する三枚以上の補強リブ
    と、上記補強リブ相互の隣接間隔内で、該リブと
    の間に間隔を保つて起立する扇形断面の3本以上
    の可撓片とからなり、前記脚本体の上面との間で
    前記器前の孔の縁を挾持する逆止爪を上記各可撓
    片の上端部外周に設けると共に、上記各可撓片に
    は前記補強リブが放射する中心部に向いた部位に
    凹みを設けたことを特徴とする器具の脚装置。
JP1985056874U 1985-04-18 1985-04-18 Expired JPH023038Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985056874U JPH023038Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985056874U JPH023038Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61173895U JPS61173895U (ja) 1986-10-29
JPH023038Y2 true JPH023038Y2 (ja) 1990-01-24

Family

ID=30580887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985056874U Expired JPH023038Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH023038Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166297U (ja) * 1984-10-04 1986-05-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61173895U (ja) 1986-10-29

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