JPH0230379A - 中空壁体のバックシールド方法 - Google Patents
中空壁体のバックシールド方法Info
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- JPH0230379A JPH0230379A JP17825188A JP17825188A JPH0230379A JP H0230379 A JPH0230379 A JP H0230379A JP 17825188 A JP17825188 A JP 17825188A JP 17825188 A JP17825188 A JP 17825188A JP H0230379 A JPH0230379 A JP H0230379A
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Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、チタン、ステンレス等の中空壁体の裏波溶
接時におけるバックシールド方法に関するものである。
接時におけるバックシールド方法に関するものである。
[従来の技術]
第4図に概略斜視図で、第5図に第4図のA−A線断面
図で示すように、チタン、ステンレス等からなる垂直な
隔壁1,2間に、垂直断面がほぼU字状で且つ上端が金
属製の頂板9によって閉塞された、チタン、ステンレス
等からなる中空の壁体3が取り付けられた構造物を製造
する場合がある。
図で示すように、チタン、ステンレス等からなる垂直な
隔壁1,2間に、垂直断面がほぼU字状で且つ上端が金
属製の頂板9によって閉塞された、チタン、ステンレス
等からなる中空の壁体3が取り付けられた構造物を製造
する場合がある。
このような構造物の寸法の一例を示すと、隔壁1.2間
の中空壁体3の長さQが約3m、その高さhが約503
、その幅aが約5cmであり、その製造は、次のように
して行なわれている。即ち、中空壁体3の大半部分3a
を一方の隔壁1に溶接により接合した後、最終工程で残
部の中空壁体3bを、他方の隔壁2との間に嵌め込み、
隔壁2および既設の大半部分の壁体3aと溶接により接
合する。
の中空壁体3の長さQが約3m、その高さhが約503
、その幅aが約5cmであり、その製造は、次のように
して行なわれている。即ち、中空壁体3の大半部分3a
を一方の隔壁1に溶接により接合した後、最終工程で残
部の中空壁体3bを、他方の隔壁2との間に嵌め込み、
隔壁2および既設の大半部分の壁体3aと溶接により接
合する。
残部の中空壁体3bの接合は、背部プレート4と前部プ
レート5とを、その下部の接合部6に沿って裏波溶接し
、且つ、前部プレート5と既設の壁体3aとの接合部7
に沿って裏波溶接し、前部プレート5と隔壁2との接合
部を隅肉溶接することにより行なわれる。頂板9と壁体
3a、3bとの接合部8は隅肉溶接により接合される。
レート5とを、その下部の接合部6に沿って裏波溶接し
、且つ、前部プレート5と既設の壁体3aとの接合部7
に沿って裏波溶接し、前部プレート5と隔壁2との接合
部を隅肉溶接することにより行なわれる。頂板9と壁体
3a、3bとの接合部8は隅肉溶接により接合される。
[発明が解決しようとする課題]
上述した方法による構造物の製造において、中空壁体3
の接合部6および7を裏波溶接するに当り、裏波溶接ビ
ードの酸化を防止するバックシールドのために、中空壁
体3内の空気を、不活性ガス例えばアルゴンガスに置換
しなければならない。
の接合部6および7を裏波溶接するに当り、裏波溶接ビ
ードの酸化を防止するバックシールドのために、中空壁
体3内の空気を、不活性ガス例えばアルゴンガスに置換
しなければならない。
壁体3がチタン製の場合には、壁体3内のガスが。
99%以上アルゴンガスで置換されていることを必要と
する。
する。
このようなアルゴンガスの置換のために、従来は第4図
に示すように一方の隔壁1の壁体接続部に孔を空け、そ
の孔からホース10によりアルゴンガスを供給し、他方
の隔壁2の壁体接続部に設けられている長孔11からホ
ース10′により中空壁体3内の空気を排出していた。
に示すように一方の隔壁1の壁体接続部に孔を空け、そ
の孔からホース10によりアルゴンガスを供給し、他方
の隔壁2の壁体接続部に設けられている長孔11からホ
ース10′により中空壁体3内の空気を排出していた。
長孔11のホース10’ が挿入されている部分以外は
、テープ15により目張りされている。
、テープ15により目張りされている。
前述したように、中空壁体3の長さQは約3mもあるか
ら、中空壁体3内の空気を完全にアルゴンガスに置換す
るためには、大量のガスを必要とし且つ長時間を要する
問題があった。
ら、中空壁体3内の空気を完全にアルゴンガスに置換す
るためには、大量のガスを必要とし且つ長時間を要する
問題があった。
従って、この発明の目的は、チタン、ステンレス等から
なる中空壁体の裏波溶接時におけるバックシールドのた
めのアルゴンガスの置換を、少量のアルゴンガスにより
短時間で行なうことができる方法を提供することにある
。
なる中空壁体の裏波溶接時におけるバックシールドのた
めのアルゴンガスの置換を、少量のアルゴンガスにより
短時間で行なうことができる方法を提供することにある
。
[課題を解決するための手段]
この発明は、中空壁体の一部を裏波溶接するに当り、前
記中空壁体の被溶接部よりも外側近傍の内部に、前記内
部を気密に仕切る取り外し自在の仕切り板を挿入し、前
記仕切り板によって仕切られた中空壁体の被溶接部内に
のみ不活性ガスを送給して前記被溶接部内を不活性ガス
により置換した上、前記不活性ガスによりバックシール
ドを行ないながら溶接することに特徴を有するものであ
る。
記中空壁体の被溶接部よりも外側近傍の内部に、前記内
部を気密に仕切る取り外し自在の仕切り板を挿入し、前
記仕切り板によって仕切られた中空壁体の被溶接部内に
のみ不活性ガスを送給して前記被溶接部内を不活性ガス
により置換した上、前記不活性ガスによりバックシール
ドを行ないながら溶接することに特徴を有するものであ
る。
次に、この発明を、図面に基いて説明する。
第1図はこの発明の方法の一実施態様を示す概略斜視図
、第2図はこの発明の方法に使用される仕切り板の正面
図、第3図はその垂直断面図である。図面に示すように
、この発明の方法においては、中空壁体3の大半部分3
aを一方の隔壁1に接合した後、残部の中空壁体3bを
、他方の隔壁2との間に嵌め込んで、前述した接合部6
および7を裏波溶接するに当り、予め、既設の中空壁体
3aとの接合部7よりも外側近傍の中空壁体3a内に、
仕切り板12を挿入する。
、第2図はこの発明の方法に使用される仕切り板の正面
図、第3図はその垂直断面図である。図面に示すように
、この発明の方法においては、中空壁体3の大半部分3
aを一方の隔壁1に接合した後、残部の中空壁体3bを
、他方の隔壁2との間に嵌め込んで、前述した接合部6
および7を裏波溶接するに当り、予め、既設の中空壁体
3aとの接合部7よりも外側近傍の中空壁体3a内に、
仕切り板12を挿入する。
仕切り板12は、その外周にゴム材13が設−けられた
、中空壁体3aの垂直断面形状とほぼ同一形状を有して
おり、その上部には、引出し用ワイヤ14が取り付けら
れている。
、中空壁体3aの垂直断面形状とほぼ同一形状を有して
おり、その上部には、引出し用ワイヤ14が取り付けら
れている。
このような仕切り板12を、上述したように接合部7よ
りも外側近傍の中空壁体3a内に挿入し、その引出し用
ワイヤ14を、隔壁2に設けられた長孔11を通して外
部に引出しておく。
りも外側近傍の中空壁体3a内に挿入し、その引出し用
ワイヤ14を、隔壁2に設けられた長孔11を通して外
部に引出しておく。
次いで、残部の中空壁体3bを嵌め込んだ後、中空壁体
3b内に、隔壁2に設けられた長孔11を通して、ホー
ス10によりアルゴンガスを供給し、中空壁体3b内の
空気を同じく長孔11を通して別のホース10′により
排出する。なお、長孔11のホース10.’10’ が
挿入されている部分以外は、テープ15により、目張り
しておく。
3b内に、隔壁2に設けられた長孔11を通して、ホー
ス10によりアルゴンガスを供給し、中空壁体3b内の
空気を同じく長孔11を通して別のホース10′により
排出する。なお、長孔11のホース10.’10’ が
挿入されている部分以外は、テープ15により、目張り
しておく。
このようにして、中空壁体3b内の空気がアルゴンガス
により置換された後、前記アルゴンガスによりバックシ
ールドを行ないながら、接合部6および7を裏波溶接す
る。
により置換された後、前記アルゴンガスによりバックシ
ールドを行ないながら、接合部6および7を裏波溶接す
る。
溶接終了後は、長孔11より突出している引出し用ワイ
ヤ14を引張り、テープ15をはがして、長孔11から
仕切り板12を引き出す。なお、長孔11は、仕切り板
12が通るのに十分な大きさに形成されている。
ヤ14を引張り、テープ15をはがして、長孔11から
仕切り板12を引き出す。なお、長孔11は、仕切り板
12が通るのに十分な大きさに形成されている。
上述のように、この発明によれば、バックシールドのた
めのアルゴンガスは、仕切り板12によって仕切られた
溶接すべき中空壁体3b内のみに供給すれば済むから、
その供給量は少なくて済み且つ短時間で置換を完了する
ことができる。
めのアルゴンガスは、仕切り板12によって仕切られた
溶接すべき中空壁体3b内のみに供給すれば済むから、
その供給量は少なくて済み且つ短時間で置換を完了する
ことができる。
[発明の効果]
以上述べたように、この発明によれば、チタン、ステン
レス等からなる中空壁体の裏波溶接時におけるパックシ
ールドのためのアルゴンガスの置換を、少量のアルゴン
ガスにより短時間で行なうことができる工業上有用な効
果がもたらされる。
レス等からなる中空壁体の裏波溶接時におけるパックシ
ールドのためのアルゴンガスの置換を、少量のアルゴン
ガスにより短時間で行なうことができる工業上有用な効
果がもたらされる。
10.10’・・・ホース、
12・・・仕切り板、
14・・・ワイヤ。
Claims (1)
- 中空壁体の一部を裏波溶接するに当り、前記中空壁体の
被溶接部よりも外側近傍の内部に、前記内部を気密に仕
切る取外し自在の仕切り板を挿入し、前記仕切り板によ
って仕切られた中空壁体の被溶接部内にのみ不活性ガス
を送給して前記被溶接部内を不活性ガスにより置換した
上、前記不活性ガスによりバックシールドを行ないなが
ら溶接することを特徴とする、中空壁体のバックシール
ド方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63178251A JP2600826B2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 中空壁体のバックシールド方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63178251A JP2600826B2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 中空壁体のバックシールド方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230379A true JPH0230379A (ja) | 1990-01-31 |
JP2600826B2 JP2600826B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=16045227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63178251A Expired - Lifetime JP2600826B2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 中空壁体のバックシールド方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600826B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101870029A (zh) * | 2010-06-25 | 2010-10-27 | 中国第一汽车集团公司 | 提高微型卡车承载能力方法 |
CN103753143A (zh) * | 2014-01-16 | 2014-04-30 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 重型汽车纵梁总成加工方法 |
CN105522266A (zh) * | 2016-02-02 | 2016-04-27 | 云南昆船第一机械有限公司 | 一种筒体熔焊对接环缝背面气体保护装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60186974U (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-11 | 伸和工業株式会社 | 溶接用管内バツクシ−ルド装置 |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP63178251A patent/JP2600826B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60186974U (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-11 | 伸和工業株式会社 | 溶接用管内バツクシ−ルド装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101870029A (zh) * | 2010-06-25 | 2010-10-27 | 中国第一汽车集团公司 | 提高微型卡车承载能力方法 |
CN103753143A (zh) * | 2014-01-16 | 2014-04-30 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 重型汽车纵梁总成加工方法 |
CN105522266A (zh) * | 2016-02-02 | 2016-04-27 | 云南昆船第一机械有限公司 | 一种筒体熔焊对接环缝背面气体保护装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2600826B2 (ja) | 1997-04-16 |
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