JPH02303727A - 放電制御方式 - Google Patents
放電制御方式Info
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- JPH02303727A JPH02303727A JP12085489A JP12085489A JPH02303727A JP H02303727 A JPH02303727 A JP H02303727A JP 12085489 A JP12085489 A JP 12085489A JP 12085489 A JP12085489 A JP 12085489A JP H02303727 A JPH02303727 A JP H02303727A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 15
- 239000010802 sludge Substances 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は形彫放電加工機、ワイヤカット放電加工機等を
制御するためのファジィ推論による放電制御方式に関し
、特に放電状態をファジィ推論によって数値化して、電
極を制御する放電制御方式〔従来の技術〕 放電加工機では放電状態、すなわちオープン、スパーク
、アーク、ショート等の放電安定状態や放電ギャップ距
離等に応じて「電極またはワイヤの送り制御」、「放電
加工機でのジャンプ制御」、「加工電源のオン、オフ周
期や電流の制御」等を行っている。
制御するためのファジィ推論による放電制御方式に関し
、特に放電状態をファジィ推論によって数値化して、電
極を制御する放電制御方式〔従来の技術〕 放電加工機では放電状態、すなわちオープン、スパーク
、アーク、ショート等の放電安定状態や放電ギャップ距
離等に応じて「電極またはワイヤの送り制御」、「放電
加工機でのジャンプ制御」、「加工電源のオン、オフ周
期や電流の制御」等を行っている。
ここで、オーブンとはギャップの距離が大きくて、放電
電流が流れない状態である。また、ス/(−りとは瞬間
的に大きな放電電流が流れ、被加工物が理想的に加工さ
れる状態である。アークとは放電電流が連続的に流れ、
高周波としてオン、オフの制御が出来なくなった状態で
あり、ショートとはワークと被加工物が短絡した状態で
ある。
電流が流れない状態である。また、ス/(−りとは瞬間
的に大きな放電電流が流れ、被加工物が理想的に加工さ
れる状態である。アークとは放電電流が連続的に流れ、
高周波としてオン、オフの制御が出来なくなった状態で
あり、ショートとはワークと被加工物が短絡した状態で
ある。
〔発明が解決しようとする課題]
しかし、放電は複雑であいまいさが多い。たとえば放電
状態はギャップの放電カス(スラッジ)、の状況やイオ
ンの状況で大きく変化するが、放電カスの状況やイオン
発生の状況はあいまいであり、定量的に表現するのが困
難である。
状態はギャップの放電カス(スラッジ)、の状況やイオ
ンの状況で大きく変化するが、放電カスの状況やイオン
発生の状況はあいまいであり、定量的に表現するのが困
難である。
放電状態を如何に評価、予測するかは、全ての制御の性
能や、特性に大きな影響を与える。従来は放電電圧波形
の平均電圧をギャップ距離とみなしたり、波形の特徴を
抽出してショートやアークを判別していた。この例のよ
うに非常に大雑把であ−ったり、アーク、−ショート等
1.0 (オン、オフ)の判別であったため、きめこま
かな高度な制御ができなかった。
能や、特性に大きな影響を与える。従来は放電電圧波形
の平均電圧をギャップ距離とみなしたり、波形の特徴を
抽出してショートやアークを判別していた。この例のよ
うに非常に大雑把であ−ったり、アーク、−ショート等
1.0 (オン、オフ)の判別であったため、きめこま
かな高度な制御ができなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、放
電加工機の放電状態にファジィ推論を用いて数値化【2
、高度な制御を可能にする放電制御方式を提供すること
を目的とする。
電加工機の放電状態にファジィ推論を用いて数値化【2
、高度な制御を可能にする放電制御方式を提供すること
を目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、放電加工機を制
御する放電制御方式において、放電状態をファジィ制御
部に人力し、前記ファジィ制御部で、ファジィルールに
従ってファジィ推論を実行し、放電状態を数値化し、前
記数値化された放電状態によって、電極を制御すること
を特徴とする放電制御方式が、 提供される。
御する放電制御方式において、放電状態をファジィ制御
部に人力し、前記ファジィ制御部で、ファジィルールに
従ってファジィ推論を実行し、放電状態を数値化し、前
記数値化された放電状態によって、電極を制御すること
を特徴とする放電制御方式が、 提供される。
電圧等の放電状態をファジィ制御部に入力して、ファジ
ィ推論によって数値化し、放電状態を単なるオン、オフ
状態ではなく、連続した数値として表し、高度な電極の
制御を実行する。
ィ推論によって数値化し、放電状態を単なるオン、オフ
状態ではなく、連続した数値として表し、高度な電極の
制御を実行する。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例のCNC型彫放電加工機の概
要を示す図である。数値制御装置(CNC) 10はマ
イクロプロセッサ構成で、加工条件設定手段11、ファ
ジィ制御部12、放電状態検出手段13、電極制御11
4等から構成されている。
要を示す図である。数値制御装置(CNC) 10はマ
イクロプロセッサ構成で、加工条件設定手段11、ファ
ジィ制御部12、放電状態検出手段13、電極制御11
4等から構成されている。
放電状態検出手段13からは放電電圧波形等の人力がフ
ァジィ制御部12に人力され、ファジィ制@部12でフ
ァジィ推論を実行し、放電状態を数値化する。この数値
化された放電状態をもとに、電極制御部14では電極サ
ーボ送り等の制御を実行する。そのための出力をZ軸周
サーボモータ33に移動指令として与える。Z軸周サー
ボモータ33はZ軸移動機構33aによって、電極34
をZ軸方向に制御して、電極34と被加工物35間のギ
ャップを制御する。
ァジィ制御部12に人力され、ファジィ制@部12でフ
ァジィ推論を実行し、放電状態を数値化する。この数値
化された放電状態をもとに、電極制御部14では電極サ
ーボ送り等の制御を実行する。そのための出力をZ軸周
サーボモータ33に移動指令として与える。Z軸周サー
ボモータ33はZ軸移動機構33aによって、電極34
をZ軸方向に制御して、電極34と被加工物35間のギ
ャップを制御する。
電極34と被加工物35の間には、加工電源40から高
周波の電圧が引加され、電極34と被加工物35との間
の放電によって、被加工物35の加工が行われる。また
、加工条件設定手段11からは加工電源に対して、加工
電圧V、加工電流I等の設定データが指令される。
周波の電圧が引加され、電極34と被加工物35との間
の放電によって、被加工物35の加工が行われる。また
、加工条件設定手段11からは加工電源に対して、加工
電圧V、加工電流I等の設定データが指令される。
第2図は本発明の一実施例のCNC型彫放電加工機の詳
細図である。第1図と同一の要素には同一の符号が付し
てあり、その説明は省略する。
細図である。第1図と同一の要素には同一の符号が付し
てあり、その説明は省略する。
CRT/MD ■ユlットllaによって、加工条件が
入力され、メモIJ 1 i bに記憶される。この加
工条件は加工電流あるいは加工電圧等を含み加工電源4
0に送られ、加工電源40から電極34と被加工物35
間に高周波の電圧が与えられ、放電加工が実行される。
入力され、メモIJ 1 i bに記憶される。この加
工条件は加工電流あるいは加工電圧等を含み加工電源4
0に送られ、加工電源40から電極34と被加工物35
間に高周波の電圧が与えられ、放電加工が実行される。
ギャップ電圧波形検出回路13aは電極34と被加工物
35間の実際の電圧波形を検出し、A/D変換器13c
に送る。AD変換器13cは電圧波形をディジタル化し
、波形特徴抽出手段13dに送る。
35間の実際の電圧波形を検出し、A/D変換器13c
に送る。AD変換器13cは電圧波形をディジタル化し
、波形特徴抽出手段13dに送る。
一方、放電電流検出回路13bは加工電源40から放電
電流を検出し、AD変換器13eに送る。
電流を検出し、AD変換器13eに送る。
AD変換器13cは電流波形をディジタル化し、波形特
徴抽出手段13dに送る。ここで、AD変換器13eは
複数個の変換器を内蔵してもよいし、あるいは時間的に
電圧波形と放電電流とを切り換えて変換してもよい。
徴抽出手段13dに送る。ここで、AD変換器13eは
複数個の変換器を内蔵してもよいし、あるいは時間的に
電圧波形と放電電流とを切り換えて変換してもよい。
第3図は電圧波形の例を示す図である。電極34と被加
工物35との間には電圧Vnが与えられ、通常の状態で
は一定時間Tn (放電遅れ時間)後にスパーク状態と
なり、ギャップ間の電圧はVndに下がる。このような
、電圧波形から放電状態がオープンへスパーク、アーク
、ショート等のいずれであるかを判別する。
工物35との間には電圧Vnが与えられ、通常の状態で
は一定時間Tn (放電遅れ時間)後にスパーク状態と
なり、ギャップ間の電圧はVndに下がる。このような
、電圧波形から放電状態がオープンへスパーク、アーク
、ショート等のいずれであるかを判別する。
第2図に戻り、第3図に示した電圧Vnと放電遅れ時間
Tnは、波形特徴抽出手段13dから、ファジィ制御部
12のファジィ推論部12aに送られる。ファジィ推論
部12aでは人力されたデータをファジィ推論を実行し
、その出力を解釈部(非ファジィ化)に送り、放電状態
を数値化された安定度Gnとして出力する。なお、ファ
ジィ制御部12のファジィ推論の詳細な説明については
後述する。
Tnは、波形特徴抽出手段13dから、ファジィ制御部
12のファジィ推論部12aに送られる。ファジィ推論
部12aでは人力されたデータをファジィ推論を実行し
、その出力を解釈部(非ファジィ化)に送り、放電状態
を数値化された安定度Gnとして出力する。なお、ファ
ジィ制御部12のファジィ推論の詳細な説明については
後述する。
安定度Gnはジャンプ制御手段14cに送られ、その出
力はサーボ制御回路1Gに与えられ、Z軸サーボモータ
33を駆動し、電極34のジャンプ制御を実行する。こ
こで、電極34のジャンプ制御とは、放電状態を悪化さ
せるスラッジの除去を目的として、電極34を被加工物
35から逃がす制御である。このような、ジャンプ御を
できるだけ少なくすることが、加工効率上望ましい。
力はサーボ制御回路1Gに与えられ、Z軸サーボモータ
33を駆動し、電極34のジャンプ制御を実行する。こ
こで、電極34のジャンプ制御とは、放電状態を悪化さ
せるスラッジの除去を目的として、電極34を被加工物
35から逃がす制御である。このような、ジャンプ御を
できるだけ少なくすることが、加工効率上望ましい。
また、電極揺動制御手段14aの出力もサーボ制御回路
16に与えられ、サーボ制御回路16はX軸周サーボモ
ータ31、Y軸周サーボモータ32を駆動し、XYテー
ブル36の送りを制御して、揺動加工を行う。
16に与えられ、サーボ制御回路16はX軸周サーボモ
ータ31、Y軸周サーボモータ32を駆動し、XYテー
ブル36の送りを制御して、揺動加工を行う。
次にファジィ推論の詳細について述べる。第4図はファ
ジィルールの例を示す図である。ここでは、ファジィル
ール50はR’−R5の5個のルールからなる。
ジィルールの例を示す図である。ここでは、ファジィル
ール50はR’−R5の5個のルールからなる。
第1のルールR1はrVnが小さく(Small(Al
l))て、かつTnが零(Zero(A12))なら、
安定度GnはシEl−) (Stxort(Bl))で
ある」を意味する。ここで、括弧内のA11SAI2、
B1はそれぞれのメンバーシップ関数である。以下のル
ールの説明では、ファジィルールを簡単に説明し、メン
バーシップ関数の表示の説明は省略する。
l))て、かつTnが零(Zero(A12))なら、
安定度GnはシEl−) (Stxort(Bl))で
ある」を意味する。ここで、括弧内のA11SAI2、
B1はそれぞれのメンバーシップ関数である。以下のル
ールの説明では、ファジィルールを簡単に説明し、メン
バーシップ関数の表示の説明は省略する。
第2のルールR2はrVnが中くらいで、Tnが小のと
きは、安定度Gnはアーク状態である」を意味する。
きは、安定度Gnはアーク状態である」を意味する。
第3のルールR3はrVnが大で、Tnが中くらいのと
きは、安定度Gnはスパーク状態である」を意味してい
る。
きは、安定度Gnはスパーク状態である」を意味してい
る。
第4のルールR4はrVnが大で、Tnが大のときは、
安定度Gnはオープンスパーク状態である」を意味して
いる。
安定度Gnはオープンスパーク状態である」を意味して
いる。
第5のルールR5はrTnが非常に大きいときは、安定
度Gnはオーブン状態である」を意味している。
度Gnはオーブン状態である」を意味している。
第5図は第4図のファジィルールに対応するメンバーシ
ップ関数の例を示す図である。それぞれのメンバーシッ
プ関数は第4図のルールの括弧内の数値と対応している
。例えば、第1のルールR1には、All、Al1、B
1が対応する。ここで、それぞれのメンバーシップ関数
の横軸はVn。
ップ関数の例を示す図である。それぞれのメンバーシッ
プ関数は第4図のルールの括弧内の数値と対応している
。例えば、第1のルールR1には、All、Al1、B
1が対応する。ここで、それぞれのメンバーシップ関数
の横軸はVn。
Tn、Gnであり、縦軸はグレードである。
ファジィ推論方法の1例は以下のようにして行われる。
ルールR2を例にとれば、電圧入力がVna、放電遅れ
時間Tnaとすれば、メンバーシツブ関数A21におけ
る電圧入力Vnaに対応するグレードは0.7であり、
メンバーシップ関数におけるTnaに対応するグレード
は0.6である。ここで、ファジィルールR2の前件部
はandで結合されているので、両者のグレードの低い
方の0.6をとり、メンバーシップ関数82の斜線で示
す、グレード0.6以下の部分が得られる。
時間Tnaとすれば、メンバーシツブ関数A21におけ
る電圧入力Vnaに対応するグレードは0.7であり、
メンバーシップ関数におけるTnaに対応するグレード
は0.6である。ここで、ファジィルールR2の前件部
はandで結合されているので、両者のグレードの低い
方の0.6をとり、メンバーシップ関数82の斜線で示
す、グレード0.6以下の部分が得られる。
これらの結果を、それぞれメンバーシップ関数BL B
2、B3、B4、B5について求め、その和をとるっ和
は各メンバーシップ関数61〜G50大きい値をとるも
のとする。
2、B3、B4、B5について求め、その和をとるっ和
は各メンバーシップ関数61〜G50大きい値をとるも
のとする。
第6図はメンバーシップ関数の和の例を示す図である。
ファジィ推論部12aでは第6図に示すようなメンバー
シップ関数が求められる。解釈部(非ファジィ化)12
bではこれを数値化して、安定度Gnの数値を求める。
シップ関数が求められる。解釈部(非ファジィ化)12
bではこれを数値化して、安定度Gnの数値を求める。
通常は第6図の斜線で示す部分の重心をGnaをとり、
これが求める安定度である。この他に、被ファジィ化は
メンバーシップ関数の最大値と最小値の中間値をとる場
合もある。
これが求める安定度である。この他に、被ファジィ化は
メンバーシップ関数の最大値と最小値の中間値をとる場
合もある。
第7図は安定度の例を示す図である。横軸は安定度Gn
をショートの状態を−128とし、完全なオーブンの状
態を128で示している。さらに、それぞれの状態、シ
ョート、アーク、スパーク、オーブンスパーク、オーブ
ンに対応するメンバーシップ関数を示している。ここで
は、安定度Gnは0の状態が望ましい。
をショートの状態を−128とし、完全なオーブンの状
態を128で示している。さらに、それぞれの状態、シ
ョート、アーク、スパーク、オーブンスパーク、オーブ
ンに対応するメンバーシップ関数を示している。ここで
は、安定度Gnは0の状態が望ましい。
このように求められた放電の安定度Gnを基に、加工電
源のオン、オフの周期、電流の制御、ジャンプ制御を行
えば、従来の制御に比べきめこまかな制御が可能になる
。また、ギャップ距離も安定度と同様な方法で求めるこ
とが可能である。このように求められたギャップ距離を
基に電極のサーボ送り制御を行えば、高度で安定な制御
が可能になる。さらに、電極サーボ送り制御や、ジャン
プ制御もファジィ推論を使用して制御することもできる
。
源のオン、オフの周期、電流の制御、ジャンプ制御を行
えば、従来の制御に比べきめこまかな制御が可能になる
。また、ギャップ距離も安定度と同様な方法で求めるこ
とが可能である。このように求められたギャップ距離を
基に電極のサーボ送り制御を行えば、高度で安定な制御
が可能になる。さらに、電極サーボ送り制御や、ジャン
プ制御もファジィ推論を使用して制御することもできる
。
また、これらのファジィルールとメンバーシップ関数を
予め実行し易い推論データベースに変換しておき、ファ
ジィ推論はこのデータベースを使用して行う、ようにす
ることもできる。
予め実行し易い推論データベースに変換しておき、ファ
ジィ推論はこのデータベースを使用して行う、ようにす
ることもできる。
さらに、これらのデータベースを被加工物の材質等に応
じて、複数のデータベースを設け、データベースを選択
して、ファジィ推論を行うようにすることもできる。
じて、複数のデータベースを設け、データベースを選択
して、ファジィ推論を行うようにすることもできる。
上記の説明では、放電電圧波形だけでファジィ推論を施
し、放電状態を数値化して、電極を制御することで説明
したが、放電電流検出回路からの放電電流を使用すれば
、さらに正確に放電の安定度を求めることができる。勿
論、このために、放電電流と放電状態のためのメンバー
シップ関数を定める必要はある。このメンバーシップ関
数は電圧波形と同じように簡単に求めることができる。
し、放電状態を数値化して、電極を制御することで説明
したが、放電電流検出回路からの放電電流を使用すれば
、さらに正確に放電の安定度を求めることができる。勿
論、このために、放電電流と放電状態のためのメンバー
シップ関数を定める必要はある。このメンバーシップ関
数は電圧波形と同じように簡単に求めることができる。
また、形彫放電加工機の極間距離を制御することで説明
したが、同様な構成でワイヤカット放電加工機のワイヤ
と被加工物とのギャップを制御することもできる。ただ
し、ワイヤカット放電加工機では、ジャンプ制御の代わ
りに後退制御が行われる。
したが、同様な構成でワイヤカット放電加工機のワイヤ
と被加工物とのギャップを制御することもできる。ただ
し、ワイヤカット放電加工機では、ジャンプ制御の代わ
りに後退制御が行われる。
以上説明したように本発明では、電圧波形、放電電流等
の放電状態を人力として、ファジィ推論を実行して、放
電状態を数値化して、数値化された放電状態を使用して
、電極のジャンプ制御等の電極制御を実行するようにし
たので、きめこまかな制御が可能になり、加工速度や加
工精度の向上をはかることができる。
の放電状態を人力として、ファジィ推論を実行して、放
電状態を数値化して、数値化された放電状態を使用して
、電極のジャンプ制御等の電極制御を実行するようにし
たので、きめこまかな制御が可能になり、加工速度や加
工精度の向上をはかることができる。
第1図は本発明の一実施例のCNC型彫放電加工機の概
要を示す図、 第2図は本発明の一実施例のCNC型彫放電加工機の詳
細図、 第3図は電圧波形の例を示す図、 第4図はファジィルールの例を示す図、第5図は第4図
のファジィルールに対応するメンバーシップ関数の例を
示す図、 第6図はメンバーシップ関数の和の例を示す図、第7図
は安定度の例を示す図である。 10 数値制御装置(CNC) 11 加工条件設定手段 12 ファジィ制御部 12a ファジィ推論部 12b 解釈部(非ファジィ化部)13
放電状態検出手段 13a ギヤグミ圧検出回路 13b 放電電流検出回路 13CA/D変換器 13d 波形特徴抽出手段 14 電極制御部 14a 電極揺動制御手段 14b 電極サーボ送り制御手段14e
ジャンプ制御手段 34 電極 35 被加工物 特許出願人 ファナック株式会社 第6図 オーデンスノず−7 第7図
要を示す図、 第2図は本発明の一実施例のCNC型彫放電加工機の詳
細図、 第3図は電圧波形の例を示す図、 第4図はファジィルールの例を示す図、第5図は第4図
のファジィルールに対応するメンバーシップ関数の例を
示す図、 第6図はメンバーシップ関数の和の例を示す図、第7図
は安定度の例を示す図である。 10 数値制御装置(CNC) 11 加工条件設定手段 12 ファジィ制御部 12a ファジィ推論部 12b 解釈部(非ファジィ化部)13
放電状態検出手段 13a ギヤグミ圧検出回路 13b 放電電流検出回路 13CA/D変換器 13d 波形特徴抽出手段 14 電極制御部 14a 電極揺動制御手段 14b 電極サーボ送り制御手段14e
ジャンプ制御手段 34 電極 35 被加工物 特許出願人 ファナック株式会社 第6図 オーデンスノず−7 第7図
Claims (6)
- (1)放電加工機を制御する放電制御方式において、 放電状態をファジィ制御部に入力し、 前記ファジィ制御部で、ファジィルールに従ってファジ
ィ推論を実行し、放電状態を数値化し、前記数値化され
た放電状態によって、電極を制御することを特徴とする
放電制御方式。 - (2)前記放電状態は少なくとも放電電圧波形、放電電
流波形のいずれかを含むことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の放電制御方式。 - (3)前記ファジィ制御部内のファジィルールとメンバ
ーシップ関数をあらかじめ実行しやすい推論ルールデー
タベースに変換しておき、ファジィ推論を前記推論ルー
ルデータベースで実行することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の放電制御方式。 - (4)前記推論ルールデータベースを複数個準備してお
き、加工の種類に応じて選択できるようにしたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の放電制御方式。 - (5)前記放電制御方式は形彫放電加工機における放電
制御方式であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の放電制御方式。 - (6)前記放電制御方式はワイヤカット放電加工機にお
ける放電制御方式であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の放電制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12085489A JPH02303727A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 放電制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12085489A JPH02303727A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 放電制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02303727A true JPH02303727A (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=14796591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12085489A Pending JPH02303727A (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 放電制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02303727A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101823173A (zh) * | 2010-03-08 | 2010-09-08 | 苏州新火花机床有限公司 | 一种中走丝数字伺服模糊自适应控制模块 |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP12085489A patent/JPH02303727A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101823173A (zh) * | 2010-03-08 | 2010-09-08 | 苏州新火花机床有限公司 | 一种中走丝数字伺服模糊自适应控制模块 |
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