JPH02303375A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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Publication number
JPH02303375A
JPH02303375A JP1126050A JP12605089A JPH02303375A JP H02303375 A JPH02303375 A JP H02303375A JP 1126050 A JP1126050 A JP 1126050A JP 12605089 A JP12605089 A JP 12605089A JP H02303375 A JPH02303375 A JP H02303375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
ultrasonic motor
comb teeth
movable element
piezoelectric body
Prior art date
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Pending
Application number
JP1126050A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kuwabara
保雄 桑原
Shoji Okada
岡田 尚司
Takeshi Hatano
武 羽田野
Shinji Sagara
信治 相良
Tadayoshi Murakami
忠良 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukoku KK
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Fukoku KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Fukoku KK filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP1126050A priority Critical patent/JPH02303375A/ja
Publication of JPH02303375A publication Critical patent/JPH02303375A/ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、固定子に加圧された可動子を弾性進行波で駆
動するように構成した超音波モータにかかり、詳しくは
、前記弾性進行波を°発生する固定子の駆動部の構造に
関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の超音波モータとして、特開昭63−73
887号公報に掲載された技術が知られている。
第3図は従来の超音波モータを示す縦断面図、第4図(
a)は第3図の超音波モータの駆動時における固定子の
くし歯の周方向及び半径方向の動きを示す平面図、第4
図(b)は同じく<シ歯の法線方向の動きを示す断面図
である。
第3図において、41は超音波モータの外殻を形成する
ケース、42はケース41の開口部のカバー、43は固
定子である。前記固定子43の外周部には肉厚の駆動部
51が形成され、その駆動部51の上面には多数の<I
、m49が突設されるとともに、駆動部51の下面には
圧電体44が固着されている。45はライナー46を介
して前記固定子43の前記くし歯49に加圧された可動
ミ47は前記可動子45と一体に回転する回転軸1ある
。前記回転軸47の大径鍔部48の下側にC4可動子4
5を固定子43に向けて加圧する皿ば才50が配設され
ている。
上記のように構成された従来の超音波モータ1−おいて
、圧電体44に高周波電力が印加される2前記圧電体4
4の変形に伴って固定子43の駆王部51に弾性進行波
が発生する。この弾性進行迦により駆動部51のくし歯
49は、第4図(a)に示すように、周方向A及び半径
方向Bに変位きれるとともに、第4図(b)に示すよう
に法線フ向Cにも変位される。なお、第4図(a)の鎖
側は停止時におけるくし歯49の原位置を示す。イして
、くし歯49の各方向の変位が合成されることにより、
くし歯49の表面上の質点に楕円運動が生起し、その楕
円運動に伴い固定子43と可批子45との接触面に摩擦
力が発生する。したが1で、前記摩擦力で可動子45に
回転モーメント力作用し、可動子45と一体に回転軸4
7が回転さ−、  れる。
1   [発明が解決しようとする課題]1   とこ
ろで、この種の超音波モータにおいて、可動子45に作
用する回転モーメントの大きさは、:  一般に、くし
歯49の周方向Aの変位量に依存す2、  る。即ち、
圧電体44が発生した振動エネルギー5  をくし歯4
9の周方向Aの動きに変換する効率が5  よい程、モ
ータの効率が向上することになる。
しかしながら、従来の超音波モータにおいては、第3図
に示すように、可動子45を加圧する部分「  におけ
るくし歯49の肉厚が一定となっているの1  で、第
4図(b)に示すように、モータ回動時にくし歯49が
その慣性で法線方向Cに大きな変位量で首振り運動を行
う。したがって、圧電体44]  が発生した振動エネ
ルギーのうち駆動部51の首j ゛ 振り運動に消費さ
れる比率が高くなり、その分、くし歯49を周方向Aに
変位させるエネルギーが:  減少する。また、<I、
、m49の首振り運動量が増大すると、それに伴い、前
記くし歯49の半径方向Bにおける変位量も増加するた
め、固定子43のくし歯49に対し可動子35が半径方
向Bに摺接して、そこに摩擦熱及びこじれが発生する。
その結果、従来は、圧電体44の振動エネルギーが首振
り、摩擦熱及びこじれとして無駄に消費され、可動子4
5に作用する回転モーメントが減少して、モータの効率
が低下する要因を有していた。
そこで、本発明の課題は、振動エネルギーを駆動部の周
方向の変位に効率よく変換して、モータの効率を向上で
きる超音波モータを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明の超音波モータは、
固定子の外周部に圧電体の変形に伴い弾性進行波を発生
する駆動部を設け、その駆動部には弾性進行波により駆
動される可動子を加圧するとともに、駆動部にはその肉
厚が外周側ほど薄くなるように傾斜面を形成したもので
ある。
[作用] 本発明の超音波モータにおいては、駆動部にその肉厚が
外周側ほど薄くなるように傾斜面が形成されているので
、駆動部の外周側の質量が減少する。このため、モータ
起動時の慣性による駆動部の法線方向における首振り運
動が抑制されるとともに、それに応じ、駆動部の半径方
向における変位量も減少する。したがって、圧電体の振
動エネルギーが駆動部を周方向に変位させるエネルギー
として効率よく使用される。その結果、可動子に作用す
る駆動モーメントを増大させて、モータ効率を向上する
ことができる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本発明の一実施例による超音波モータを示す縦
断面図、第2図(a)は第1図の超音波モータの停止時
における固定子及び可動子の加圧部分を拡大して示す部
分断面図、第2図(b)は同じく起動時の状態を示す部
分断面図である。
第1図に示すように、この実施例の超音波モータのハウ
ジング1はベース2と、前記ベース2の上方を覆うカバ
ー3とから構成されている。ベース2の中央部にはベア
リング17が圧入され、その内輪17aには回転軸20
が挿入固定されている。前記回転軸20には、ハウジン
グ1の下方へ突出する出力部21と、ベアリング17の
下面に当接する鍔部22と、上端の連結部23とが一体
的に形成されている。
前記回転軸20の連結部23には、ホルダ18が面接合
またはスプライン結合等の回り止め手段を介して相対回
動不能に挿入されている。前記ホルダ18とベアリング
17との間にはシム34が介装されている。そして、ホ
ルダ18を回転軸20の上端に座金15を介して螺子1
9によって締付けることにより、回転軸2o、ベアリン
グ17の内輪17a、ホルダ18及びシム34がそれぞ
れ一体して回転可能に連結されている。
ベース2の中央部上面に突設された支持環部4には、固
定子6がその内孔7に挿着されている。
前記固定子6はりん青銅等の金属弾性材料で形成されて
いて、内周側に位置する肉厚の保持部8と、外周側に位
置する肉厚の駆動部9と、前記駆動部9及び保持部8を
連結する薄肉の連結部10とを一体的に備えている。前
記保持部8はベース2の支持面11に接合した状態で螺
子12によって固定される。前記駆動部9の上面には全
周にわたって多数のくし歯13が一定ピッチで突設され
ている。換言すれば、前記駆動部9の上面には全周にわ
たって、中心を通る多数の溝が一定ピッチで刻設されて
いる。そして、前記<[13の上面には、駆動部9の肉
厚が外周側ほど薄くなるように傾斜面16が形成されて
いる。
また、前記駆動部9の下面には、セラミックス材料等で
リング状に成形された圧電体14が図示しない導電性の
接着材を介して固着されている。
前記圧電体14はフレキシブルプリント基板31及びそ
の端部の通常のプリント基板32を介してコネクタ33
に接続されている。そして、圧電体14に高周波電圧が
印加されると、圧電体14の伸縮変形に伴い駆動部9に
超音波振動、即ち、弾性進行波が発生する。
前記固定子6に対し上方から加圧するように、ホルダ1
8には可動子24が、面接合またはスプライン結合等の
回り止め手段を介して相対回動不能に挿着されている。
前記可動子24はアルミニウム等の金属材料で円板状に
構成されていて、その上面には環状突起25が突設され
るとともに、外周には厚肉部26がリング状に形成され
ている。
そして、前記厚肉部26の下面は柔軟性を有するライナ
ー28を介して固定子6の前記傾斜面16に対接してい
る。
前記可動子24の環状突起25とホルダ18との間には
、可動子24を固定子6に向けて加圧する皿ばね30が
挟着されている。前記皿ばね30と環状突起25との間
には、可動子24の振動伝播を規制するゴムリング27
が介装されている。
なお、皿ばね30の加圧力は前記シム34の厚みを変更
することによって適宜に調整できる。
次に、上記のように構成された本実施例の超音波モータ
の動作を説明する。
超音波モータの停止時には第2図(a)に示すように、
皿ばね30の加圧力で可動子24の肉厚部26がライナ
28を介してくし歯13の傾斜面16に加圧されている
。この状態で、圧電体14に高周波電力が印加されると
、その圧電体14の伸縮変形に伴い、固定子6の駆動部
9に弾性進行波が発生する。そして、この弾性進行波は
駆動部9に沿って周回し、その過程で、弾性進行波の振
幅かくし歯13によって拡大される。これにより、第2
図(b)に示すように、駆動部9が上方に変位されて、
くし歯13の傾斜面16がライナ28を介して可動子2
4の厚肉部26に圧接される。
ところで、駆動部9に弾性進行波が発生すると、くし歯
13は周方向A、半径方向B及び法線方向C(第4図参
照)にそれぞれ変位される。ところが、本実施例の超音
波モータによれば、くし歯13の上面に駆動部9の肉厚
が外周側ほど薄くなるように傾斜面16が形成されてい
るので、駆動部9の外周側の質量が減少している。この
ため、モータ起動時における駆動部9の慣性による法線
方向Cの運動、つまり、首振り運動が抑制されるととも
に、それに応じ、駆動部9の半径方向Bにおける変位量
も減少する。したがって、圧電体14の振動エネルギー
が、従来のように首振り、摩擦熱及びこじれとして無駄
に消費されることなく、くし歯13を周方向Aに変位さ
せるエネルギーとして効率よく使用される。
その結果、くし歯13の表面上の質点に周方向に大きく
変位する楕円運動が生起し、その際の摩、振部動力で可
動子24に大きな回転モーメントが作用する。それ故、
可動子24、ホルダ18及び回転軸20を効率よく回転
させることができる。
なお、くし歯13に傾斜面16が形成されていても、超
音波モータの回転時には、第2図(b)に示すように、
その傾斜面16がライナ28の柔軟作用によって厚肉部
26に密接されるので、可動子24が固定子6に対し片
当りの状態で接触丈るおそれはない。この結果、可動子
24とくし歯13との接触面積が拡大し、超音波モータ
の効率が向上する。
ところで、」上記実施例では、駆動部9が多数のくし歯
13を備え、そのくし歯13の上面に傾斜面16が形成
されているが、本発明はこれに限定されるものではなく
、くし歯を備えない駆動部の上面に傾斜面を形成して実
施してもよい。しかしながら、上記実施例のように、く
し歯13を備えた駆動部9に傾斜面16を形成して実施
した場合には、駆動部9に生じた弾性進行波かくし爾1
3により拡大されるため、それに伴ない、くし歯13の
周方向における変位量を効率よく増大できるという特有
の効果が得られる。
また、上記実施例の超音波モータは可動子24が回転運
動を行なうように構成されているが、可動子が直線運動
するように構成したリニア型の超音波モータに本発明を
応用して具体化することも可能である。
[発明の効果] 以上に詳述したように、本発明の超音波モータは、固定
子の一方の面に貼着した圧電体の変形に伴って弾性進行
波を発生する駆動部を設け、その駆動部の他の面に弾性
進行波により駆動される可動子を加圧するとともに、駆
動部にはその肉厚が外周側ほど薄くなるように傾斜面を
形成したものであるから、モータ起動時の慣性による駆
動部の法線方向における首振り運動が抑制され、それに
よって、駆動部の半径方向における変位量も減少し、振
動エネルギーを駆動部の周方向の変位に効率よく変換し
て、モータの効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による超音波モータを示す縦
断面図、第2図は第1図の超音波モータにおいて固定子
及び可動子の加圧部分を拡大して示す部分断面図、第3
図は従来の超音波モータを示す縦断面図、第4図は第3
図の超音波モータにおいて駆動部の動きを示す説明図で
ある。 図において、 6:固定子、     9:駆動部、 13:<L歯、    14:圧電体、16:傾斜面、
    24:可動子 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。 特許出願人 アイシン精機株式会社 外1名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 一方の面に貼着した圧電体と、その圧電体の変
    形に伴って他方の面に弾性進行波を発生する駆動部とを
    有する固定子と、前記固定子の駆動部に加圧され、その
    駆動部に発生した弾性進行波により駆動される可動子と
    を具備し、 前記固定子の駆動部には、その肉厚が外周側ほど薄くな
    るように傾斜面を形成したことを特徴とする超音波モー
    タ。
  2. (2) 前記固定子の駆動部は、可動子を加圧する多数
    のくし歯を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の超音波モータ。
JP1126050A 1989-05-18 1989-05-18 超音波モータ Pending JPH02303375A (ja)

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ID=14925410

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