JPH02302479A - 補修塗料用組成物 - Google Patents

補修塗料用組成物

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JPH02302479A
JPH02302479A JP12293489A JP12293489A JPH02302479A JP H02302479 A JPH02302479 A JP H02302479A JP 12293489 A JP12293489 A JP 12293489A JP 12293489 A JP12293489 A JP 12293489A JP H02302479 A JPH02302479 A JP H02302479A
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JP
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oil
urethane resin
modified urethane
resin
isocyanate group
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JP12293489A
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Inventor
Mitsuru Otsubo
大坪 満
Takenori Ikeda
池田 建教
Shunji Arimoto
有元 舜治
Noboru Ogoshi
小越 昇
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なる補修塗料用組成物に関する
。さらに詳細には、本発明は必須の成分として、それぞ
れ、特定の変性ウレタン樹脂と有機溶剤とを含んで成る
。と夛わけ、ノン・リフティング(リフティング現象の
ない)にして、かつ。
複合架橋反応形式によシ硬化しうる。そして、土木建築
方面において利用しうる補修塗料用組成物に関する。
〔従来の技術〕
こうした土木建築用の補修塗料にあっては、上mシをか
けようとする場合に、下地との接着性を上げるために1
通常、グライマーとしての下塗シが必要となる。
ところが、こうしたプライマ−/1il(下塗り)を設
けずに、直接、上mジを塗装せしめる場合には。
得てして、この上塗りに用いられる浴剤の影響によりで
、既に!装されていた。いわゆる既設塗膜(以下、旧m
膜ともいう。)が侵され、”ふくれ”を生じる現象、す
なわち、′リフティング現象”を起こすなどのトラブル
が発生する。
そのためにも、土木建築補修塗装にさいしては。
適切なプライマーが敷かれる必要があった。
しかしながら、従来におけるノライマーとしては、工?
キシ樹脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂。
ウレタン樹脂またはビニル系樹脂などの各種の樹脂が選
定され、使用されていたが、総じて、リフティング?起
こさないような樹脂は、減法1強度が弱く1反面1強度
の得られるものは、エステル系やケトン系などの、いわ
ゆる溶解力の強い溶剤(強溶剤)が、決まって、必要で
あり、その結果は、旧塗Mが侵され、リフティング現象
を起むし易いといった。二律背反の関係にろるのが実状
である。
これが、従来技術における大きな欠点である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに1本発明者らは上述した如き従来技術における
未解決の課題、つまり1強度と耐リフティング性との補
完化1両立化の問題を解決することを目的として研究を
進めた。
このように1本発明が解決しようとする課題は。
−にかかって1強度−すなわち、塗膜強度は勿論のこと
、 7711えて、付着強度をも含めた広義の強度−と
、耐リフティング性との両性能が補完化され。
両立化された形の、いわば”万能プライマー”とも称す
べき極めて有用なる土木建築補修塗料用組成物を提供す
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで1本発明者らは、従来技術における未解決課題に
、敢然とメスを入れ、併せて、上述した如き本発明が解
決せんとする課題に照準を合わせて鋭意検討を重ねた結
果、ここに、活性イソシアネート基含有油変性ウレタン
樹脂という特定の樹脂と、非極性有機溶剤という特定の
溶剤との組み合わせKなる組成物を用いることにニジ、
第一に。
油類が有する重合性不飽和二重結合を通し、ドライヤー
によシ行なわれる酸化重合反応と、第二に活性イソシア
ネート基と空気中の水分(湿気)との間で行なわれるウ
レタン硬化反応との組み合わせになる。いわゆる複合架
橋、複合硬化を経て。
塗膜強度および付着強度の向上化も果たされるし。
第三には、油類−非極性有機溶剤のコンビネータ1ンに
基ずく耐リフティング性の向上化も果たされることを思
い出すに及んで1本発明を完成させるに到った。
すなわち1本発明は必須の成分として、活性イソシアネ
ート基を有する油変性ウレタン樹脂(Alと。
非極性有機溶剤(81とを含んで成る補修塗料用組成換
金提供しようとするものである。
ここにおいて、まず1本発明組成物中の必須の皮膜形成
性成分である上記樹脂(Alとは、活性イソシアネート
基と、油類に基ずく重合性不飽和二重結合とを有する油
変性ウレタン樹脂を指称するものであって、たとえば、
油類のモノグリセライドなる活性水酸基含有化合物、油
類のジグリセライドなる活性水酸基含有化合物、および
酸によりエステル化された活性水酸基含有ブレポリマー
よりなる群から選ばれるポリオール類と、他方、ジイソ
シアネート化合物、およびトリイソシアネート以上のポ
リイソシアネート化合物よシなる群から選ばれるポリイ
ソシアネート類とを&NC010Hなる当量比が1.0
5〜5.0となる割合で反応させて得られる樹脂などが
挙げられる。
上記した醪すオール類とは、油類のモノグリセライドお
よび/またはジグリセライドなる活性水酸基含有化合物
それ自体であり、さらに、これら油類のモノ−および/
またはジグリセライドなる活性水酸基含有化合物を酸に
よってエステル化せしめて得られる。いわゆる活性水酸
基含有プレポリマーであるが、そのうち、油類のモノグ
リセライドまたは油類のジグリセライドとしては、大豆
油もしくはサフラワー油の如き半乾性油、ま念は亜麻仁
油もしくは桐油の如き乾性油などのアルキド樹脂用油成
分として常用されている一各九の油類と、エチレングリ
コール、プロピレングリコール。
1.3−ブチレングリコール、1.4−7”チレンクリ
コール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリ
コールもしくはジエチレングリコールの如き二価アルコ
ール類、グリセリン、トリメチロールエタンもしくはト
リメチロールプロ/ぐンの如キ三価アルコール類、tた
ハペンタエリスリトール。
ノベンタエリスリトールもしくはンルビトールの如き四
価以上の多価アルコール類などの、ポリエステル製造用
のアルコール成分として常用されている多価アルコール
類とを、常法により、エステル交換反応ないしはエステ
ル化反応せしめて得られるものなどであ91次いで、活
性水酸基含有プレポリマーとしては(無水)フタル酸、
インフタル酸、テレフタル酸、(無水)トリメリット酸
(無水)こはく酸、アジピン酸、アゼライン酸。
セパシン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ
無水フタル酸、6−メチルへキサヒドロ無水フタル酸も
しくは、ヘキサヒドロ無水トリメリッ)[またはそれら
のメチルエステルの如きエステル類などの、yfflJ
エステル用酸成分として常用されている各種の多塩基酸
類またはそれらの酸形成性誘導体類と、上掲された如き
、それぞれ、多価アルコールおよび油類との縮合反応に
よって得られるものなどである。さらには、トール油脂
肪酸をはじめ、上掲された如き各種油類の脂肪酸類。
または[カージュラ E−10J  (オランダ国シェ
ル社表の、アルキル基の炭素数が9〜11なる。
α−アルキルモノカル?ン酸の2,3−エポキシグロパ
ノイルエステル)の如き各洩合成脂肪酸などの各種脂肪
酸類と、上掲された如き各種多価アルコール類とを反応
させて得られる。活性水酸基含有脂肪酸エステル類もま
た。当該ポリオールとして用いることができる。
他方、前掲された如き、それぞれ、油類のモノ−および
/またはジグリセライドや、活性水酸基含有アルキド樹
脂または活性水酸基含有脂肪酸エステル類などの各種活
性水酸基含有ブレポリマーなる各種のポリオールと反応
させることによってウレタン結合を生起せしめるべき前
記ジイソシアネート化合物および/またはトリイソシア
ネート以上のポリイソシアネート化合物としては、トリ
レンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネ
ート(MDI ) 、粗MDI 、 MDIの液状変性
物。
ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、シクロヘキサンフェニレンジイソシアネート
、クロロフェニレンジイソシアネート、ナフタレン−1
,5−ジイソシアネート、キシリレン−2,2′−ジイ
ソシアネート、イソゾロピルベンゼン−2,4−ジイソ
シアネート、、1!リメチレンポリフエニルイソシアネ
ート、トリフェニルメタントリイソシアネートもしくは
インホロンジイソシアネートをはじめ、前掲された如き
二価−または三価アルコールとトリレンジイソシアネー
トとの付加反応生成物、または、上掲された如き各種の
ジーまたはトリイソシアネートの重合によって得られる
。それぞれ、インシアヌレート環含有ポリイソシアネー
ト、アロファネート結合含有ポリイソシアネートもしく
はビユレット結合含有ポリイソシアネートなどが代表的
なものである。
本発明に係る活性イソシアネート基を有する油変性ウレ
タン樹脂は1以上に掲げられたような。
油類のモノグリセライドや油類のジグリセライドなる各
種活性水酸基含有化合物および活性水酸基含有アルキド
樹脂や活性水酸基含有脂肪酸エステル類なる各種活性水
酸基含有ブレ、J? +7マーよりなる群から選ばれる
少なくと41種の、j? IJオールと。
以上に掲げられたような、ジイソシアネート化合物およ
びトリイソシアネート以上のポリイソシアネート化合物
よりなる群から選ばれる少なくとも1a[のポリイソシ
アネートとi 、 NC010Hなる当量比が1.05
〜5.0となるようKして、つまシ、末端に活性イソシ
アネート基を残存させるようにして、常法により、ウレ
タン化反応せしめることによって、容易にy4表するこ
とができる。
そのさい、残存する活性イソシアネート基が少ない場合
には、どうしても、油変性ウレタン樹脂の硬化性が不十
分となり易く、充分には硬化しなかったり、耐薬品性な
どが不十分なものしか得られなくなったりするし、一方
、残存活性イソシアネート基が多すぎる場合には、油変
性ウレタン樹脂または該樹脂を含んで成る樹脂組成物の
安定性が悪くなシ易い処から、好ましくは、 NC01
01(なる当量比が1,05〜2.0となるようにする
のが適切である。
また、当該活性イソ7アネート基含有油変性ウレタン樹
脂のv4裂に当たって用いられる油類および/または脂
肪酸類の使用量、つまり、前記した油類のモノグリセラ
イドなる活性水酸基含有化合物、油類のジグリセライド
なる活性水酸基含有化合物、および酸によりエヌテル化
された活性水酸基含有プレポリマーを構成している油類
および/または前記した活性水酸基含有脂肪酸エヌテル
類を構成している脂肪酸類の含有率を多くすることによ
シ、塗装作業性を良好と、為すことができるし、併せて
肉持ち性ならびに高外観および高光沢のある塗膜を与え
ることができる。かかる油類および/または脂肪酸類の
、当該活性イソシアネート基含有油変性ウレタン樹脂中
における構成含有率としては、50〜70重量%なる範
囲内が適切である。
他方1本発明の補修塗料用組成物を構成する。
もう一つの必須成分である前記非極性有機溶剤(Blと
しては、溶解力の弱い溶剤(つまり1弱溶剤)が、いず
れも、使用できるが、それらのうちでも特に代表的なも
ののみを挙げるに止めれば、「ヌワゾール す310J
[丸舎石油化学(株)製品;アニリン点=16℃〕、「
・・ウヌ()LAWS)J(オランダ国シェル社艮品;
アニリン点=15℃)。
Fロウス(LAWS)J(同上社展品;アニリン点=4
4℃ン、「エッソナフサ A5」 (アメリカ国エクン
ン社製品;アニリン点=55℃)、[エッソナフサ A
6J (同上社製品;アニリン点=43°C)および「
ぺがゾール 3040J (アメリカ国モービル石油社
製品;アニリン点=55°C)などをはじめ、メチルシ
クロヘキサン(アニリン点=40°G)およびエチルシ
クロヘキサン(アニリン点=44℃)などである。
さらには、C6〜C1oなる炭化水素系有機m剤類も挙
げられる。
このように、当該非極性有機溶剤(B)としては。
アリファティックおよび/またはナフテン系の各穐炭化
水素系有機溶剤類を含む非極性有機溶剤が該当するが、
とりわけ、アニリン点が10〜70℃、好ましくは、1
2〜65℃なる範囲内の、低毒性で、かつ、溶解力の弱
い、つまシ11弱溶剤適切である。
そして、当該非極性有機溶剤(B)の使用量としては、
前記活性イソシアネート基含有油変性ウレタン樹脂体)
に対して、1〜99重量%、好ましくは。
50〜5oxt%なる範囲内が適切である。
かくして得られる本発明の補修塗料用組成物は。
前述した通シの、それぞれ、活性イソシアネート基含有
油変性ウレタン樹脂(A1と非極性有機溶剤(B)とを
必須の成分として含んで成るものであるが。
それ自体で、湿気硬化型の一液型ウレタンプライマーと
なすこともできるし、さらに1本発明組成物に、コバル
ト、鉛、ジルコニウム、セリウム。
カルシウム、マグネシウム、バリウム、鉄、ニッケル、
錫または銅などの各種金属塩類、つまり。
公知慣用の金属ドライヤーの1橿または2′s以上を、
#R化重合触媒として、混合せしめた形でクリヤー塗料
となすこともできるし、さらには、酸化チタンなどの公
知慣用の各種顔料をも使用することにより、エナメル塗
料となすこともできる。
さらにま几1本発明組成物には、必要に応じて。
レベリング剤、消泡剤または酸化防止剤などの公知慣用
の各種添加剤類を、適宜、配合せしめることができるの
は、勿論である。
かくして得られる本発明の補修塗料用組成物は。
主として、補修用のプライマーに用いられるが、かかる
ブライマ一層上には、たとえば、アルキド樹脂塗料、ア
クリル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料。
エポキシ樹脂塗料、まtはエマルジッン塗料などの、い
ずれの上塗り塗料が用いられ、塗装されてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の補修塗料用組成物は、活性イソシアネート基含
有油変性ウレタン樹脂塗料のこの活性イソシアネート基
に基ずく反応、つまり、空気中の水分(湿気)との反応
を通して、すぐれた内部硬化性を付与し得、一方では、
該樹脂体)中の油変性を通して、すぐれた塗装作業性と
弱浴剤可溶性とを付与し得るものであシ、しかも1弱洛
剤たる特性の非極性有機溶剤が用りら九ている処から、
何ら、リフティング現象を起こすことなく、かかる複合
硬化形式(複合架橋反応)シCよシ、すぐれたm膜強度
ならびに付着強度を有する。とジわけ。
土木建築方面における補修用プライマーとして有利に利
用することができる。
そうした意味において1本発明の補修塗料用組放物は、
土木建築補修業界における”万能プライマー”として、
大きく展開できるものであることは、勿論、さらには、
木工業界や建材業界への展開も然りである。
ゲ 、・′ 〔実施例〕 次に、本発明を参考例、実施例および比較例によシ、一
層、具体的に説明する。以下において、部および俤は特
に断りのない限シ、すべて重量基単であるものとする。
参考例1〔活性イソシアネート基含有油変性ウレタン化
反応の調製例〕 常法によシ、亜麻仁油の500.1’、グリセリンの7
3.5 Nおよびエステル交換触媒の0.02 &を仕
込んで、220〜240℃まで昇温して約1時間反応さ
せた処、このエステル交換反応の終了したことが確認さ
れた。
そこで、ミネラルターペンの1,00011を加えて溶
解した。
次いで、ここへ426.5.Fのトリレンジイソシアネ
ートを加え、80℃でウレタン化反応を行なりて、不揮
発分が50俤で、25℃におけるガードナー・粘度が0
−Pで、ガードナーカラーが2〜3で、かつ、有効イソ
シアネート基含有率が4.5チなる目的油変性ウレタン
樹脂の溶液を得た。以下、これをrOU−I Jと略記
する。
参考例2(同一) 常法によシ、亜麻仁油の250.0#、大豆油の250
.0.!i’、グリセリンの60.0.9 、ペンタエ
リスIJ )−ルの15.OJFおよびエステル交換触
媒の0.02,9を仕込んで、220〜240℃なる温
度で2時間反応させた処、エステル交換反応の終了が確
認されたので、冷却して、ミネラルターパンの1.00
019を加えて溶解した。
次いで、ここへ426.5Fのトリレンジイソシアネー
トを加え、80℃でウレタン化反応を行ない、不揮発分
が50%で、粘度がU−Vで、色数が3〜4で、かつ、
有効イソシアネート基含有率が4.1チなる目的油変性
ウレタン樹脂の溶液を得た。以下、これをrOU−2J
と略記する。
参考例3(同上) 常法(より、亜麻仁油の250.+1.大豆油の250
.0g、グリセリンの60.0g、4ンタエリスリトー
ルの15.0gおよびエステル交換触媒の0.02gを
仕込んで、220〜240℃なる温度で2時間反応させ
た処でエステル交換反応が終了したことを確認し、ここ
へ75.61iの無水フタル酸を加え、酸価が2以下に
なるまで、200〜220℃なる温度でエステル化反応
を行なってから、1,000yのミネラルスピリットを
加えて溶解した。
しかるのち、ここへ3481のトリレンジイソシアネー
トを加え、80℃でウレタン化反応を行なって、不揮発
分が50俤で、粘度が■(で、色数が3〜4で、かつ、
有効イソシアネート基含有率が3.2チなる目的油変性
ウレタン樹脂の溶液を得た。以下、これをrOU−3J
と略記する。
参考例4(同上) 常法により、亜麻仁油の300.011.大豆油の20
0.1.グリセリンの73.5 IIおよびエステル交
換触媒(2)0.02Nを仕込んで、220〜240℃
で2時間反応させ、エステル交換反応が終了したこ −
とを確認して、1,029Nのミネラルターペンで溶解
させた。
次いで、ここへ4561のキシレンジイソシアネートを
加え、80℃でウレタン化反応を行なって、不揮発分が
50チで、粘度がX−Yで、色数が4〜5で、かつ、有
効イソシアネート基含有率が4.0%なる目的油変性ウ
レタン樹脂の溶液を得た。
以下、これをrOU−4Jと略記する。
実施例1〜4および比較例1〜4 診考例1〜4で得られた各種の活性イソシアネート基含
有ウレタン樹脂囚の非極性有機溶剤(B)溶液を用い、
第1表に示されるような配合組成比に従って、それぞれ
の補修ブライマー用組成物を調製した。
なお、各比較例において用いた対照用ゾライマー塗料組
成物は、下記する如きものであるが、そのうち、比較例
1で用いられるものは、活性イソシアネート基不含の油
変性ウレタン樹脂であり、比較例2で用いられるものは
、活性イソシアネート基を有するものではあるが、油変
性が一切、為されていないウレタン樹脂であシ、比較例
3および4は、いずれも、ウレタン樹脂ではなく、した
がって、活性イソシアネート基でもなければ、何らの油
変性もまた、行なわれていないものでありて、いわゆる
、ラッカー・タイプのビニル系共重合体である。
すなわち、比較例1の場合には、[パーノックM−53
50MSJ C大日本インキ化学工業■製の油変性ウレ
タン樹脂溶液;不揮発分−55俤、25℃におけるガー
ドナー粘度1lIIWA−2,ガードナーカラー−最大
で7、溶剤−ミネラルスピリット〕を、比較例2の場合
には、「パーノック DM−678J(同上社製の湿気
硬化型ウレタン樹脂溶液;不揮発分−35125℃にお
けるガードナー粘度=A以下、有効イソシアネート基含
有率−3,8〜t3%、溶剤−)ルエン、キシレン)ヲ
、比較例3の場合には、「アクリディック54−811
J(同上社製のアクリル−スチレン系ビニル共重合体溶
液;不揮発分−40%、25℃におけるガードナー粘度
間2.〜z5、酸価=2〜5、ガードナーカラー−1以
下、’rg −45℃、溶剤−トルエン)を、 比較例4の場合には、「♂yココ−5499L J(同
上社製のアクリル−スチレン系水性エマゾ璽ン樹脂;不
揮発分社25〜311,25℃にブルックフィールド粘
度=5〜50 cps%−は8以下、最低造膜温度−0
℃以下、分散媒−水)を用い、同表に示されるような配
合組成比に従って、それぞれの対照用プライマー組成物
を調製した。
次いで、それぞれのプライマー組成物について、各別に
、補修迦料として用いる場合に、最低、備えるべき塗料
性能を比較検討した。それらの結果は同表にまとめて示
される通シである。
しかるのち、所定の基材、とりわけ、耐リフティング性
のように補修竜料用に特有の性能を確認する場合には、
旧塗膜として、フタル酸系エナメル塗料を塗装した既設
塗膜層をもった鋼板に、それぞれのゾライマー塗料を塗
装し、その都度、常温に所定の期間放置せしめて硬化塗
膜を得た。
それぞれの硬化塗膜について、各別に、補修塗料として
用いる場合に、最低、備えるべき塗膜性能を比較検討し
た。それらの結果はまとめて同表に示される通シである
また、塗料性能および塗膜性能の評価は、下記の如き要
領で行なったものである。
厖希釈性・・・ミネラルスピリットによる溶解度を「チ
」で表示した。但し、2,000%で打ち切って、その
旨が判るように表 示した 乾燥性・・・指触硬化と内部硬化とについて行なった 指触硬化・・・ガラス板に、膜厚が20ミクロンとなる
ように塗布して、指で触れたと きの乾燥状態を目視判定 O・・・溶剤の揮散と同時に乾燥した場合0・・・溶剤
の揮散後、しばらくして乾燥した場合 内部硬化・・・塗料の51Iを径が5cILなる容器に
採取して常温に1週間放置して硬化さ せたのち、指で押して観察する。
◎・・・1中うみ”が全く認められなく、完全に硬化し
ている O・・・はぼ完全に近い状態で硬化しているX・・・1
中うみ”が認められる ××・・・1中うみ”が著しく、未硬化の状態塗膜の外
観および光沢・・・目視によシ判定する◎・・・優秀 0・・・良好 ×・・・不良 耐リフティング性・・・市販の7タル酸系エナメル塗料
を、厚さが0.8■なる、 ?ンデライト+144処理鋼板 に、予め、塗布して常温に 2週間のあいだ放置乾燥せ しめ(膜厚#20〜30ミク ロン)、しかるのち、それ ぞれのプライマー組成物を 塗布したさいの、塗面の状 態を目視によシ判定 ◎・・・プライマー塗布後、塗面に 全く異状が認められない湯 合 0・・・プライマー塗布後、塗面に 些少ながら異状の認められ る場合 ××・・・グラマー塗布後、塗膜全面 に、1ふくれ2などの異状 が認められる場合 上塗り適性・・・乾燥膜厚が10〜20ミクロンとなる
ように、モルタル板に、それぞ れのプライマー組成物を塗布して 常温に1週間のあいだ放置乾燥せ しめたのち、その上に、市販のア クリル系エナメル塗料を塗布した さいの、塗面の状態を目視によシ 判定すると同時に、付着性の有無 についてもチェックを行なりて、 総合的に評価する ◎・・・塗面の変化は全く認められない上に、付着性も
良好である場合 耐キシレン性・・・ガラス板に、膜厚が20〜30ミク
ロンとなるように塗布して、 常温に1週間のあいだ放置乾燥 せしめて得られる塗膜表面に、 キシレンを落とし、このキシン ンが揮散したのちにおける、キ シレンの跡の有無の別を目視に よシ判定する、いわゆるキシン ン・スポット・テストに依った ◎・・・キシレンの跡が全く認められない場合 ○・・・キシレンの跡が些少ながら、認められる場合 ××・・・キシレンの跡が、そのままの大きさで広く認
められる場合 第1表の結果からも明らかなように、本発明の補修塗料
用組成物は、それ自体、表面硬化のみならず、内部硬化
をも含めた形での乾燥性にすぐれ、しかも、こうした本
発明の補修塗料用組成物から得られる塗膜は、すぐれた
肉持ち性を有し、しかも、高外観を呈し、かつ、高光沢
のものであることが知れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、活性イソシアネート基を有する油変性ウレタン樹脂
    (A)と、非極性有機溶剤(B)とを含んで成る、補修
    塗料用組成物。 2、前記活性イソシアネート基を有する油変性ウレタン
    樹脂(A)が、重合性不飽和二重結合を有するものであ
    る、請求項1に記載の補修塗料用組成物。 3、前記非極性有機溶剤(B)が、10〜70℃なる範
    囲内のアニリン点を有するものである、請求項1に記載
    の補修塗料用組成物。
JP12293489A 1989-05-18 1989-05-18 補修塗料用組成物 Pending JPH02302479A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6420508B1 (en) 1999-06-16 2002-07-16 Bayer Aktiengesellschaft Light-fast polyisocyanates having good solubility in non-polar solvents
JP2005299103A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 I C K Kk ウレタン防水構造とこれに用いる湿気硬化型ウレタンプライマー。

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JP4562415B2 (ja) * 2004-04-07 2010-10-13 アイシーケイ株式会社 ウレタン防水構造とこれに用いる湿気硬化型ウレタンプライマー。

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