JPH02302240A

JPH02302240A - 食器洗い機

Info

Publication number: JPH02302240A
Application number: JP12321189A
Authority: JP
Inventors: Takashi Miyauchi; 隆宮内; Hiroshi Kajiwara; 裕志梶原; Takayuki Ishihara; 隆行石原; Kyosuke Kimura; 恭介木村
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-05-17
Filing date: 1989-05-17
Publication date: 1990-12-14
Anticipated expiration: 2012-09-30
Also published as: JP2658391B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、食器の洗浄を行う食器洗い機に関するもので
ある。

従来の技術従来、この種の食器洗い機は、第４図に示すような構成
になっている。

すなわち、本体１内部に洗浄槽２が設けられ、この洗浄
槽２内へ、給水弁３によシ水または湯が供給される。こ
の洗浄槽２内に溜められた洗浄水は、排水孔４の他側部
に連通したポンプ室に取り付けられ、かつモータ６によ
って駆動される洗浄ポンプ６により、前記洗浄槽２の内
部を循環する。

すなわち、この循環は、洗浄水が前記排水孔４から洗浄
ポンプ６に吸い込まれ、この洗浄ポンプｅよシ前記洗浄
槽２内底部の洗浄ノズ／Ｌ／７に供給され、ここから噴
射され、食器を洗浄した後再び排水孔４に入るという経
路で行われる。洗浄ノズル７と洗浄槽２の底部との間に
は、洗浄水加熱用のヒータ８が装備されている。また、
洗浄ノズ／Ｌ／７の上方には、食器を整然と配置でき、
洗浄水を効果的に食器に噴斜するように設計された食器
かと９が車輪またはローラを有することによシ本体１の
前面外部へ引き出し可能な状態で設置され、前記洗浄槽
２の前面部には開閉自在な扉１ｏが取付けられている。

ここで、食器をきれいに洗浄するためには、洗浄ノズ／
Ｌ／７による洗浄水の噴射と共に洗剤の化学力が必要で
ある。

本洗浄工程の前に予備洗い工程のない食器洗い機におい
ては、洗剤を開放した扉１ｏの上方に置いたり、直接洗
浄槽２内部へ入れたシするようになっている。また、予
備洗い工程を有する食器洗い機においては、洗剤を前記
洗浄槽２内へ洗浄工程時の任意の工程において投入する
洗剤投入装置１１が扉１０に配されている。この洗剤投
入装置１０は、洗剤を入れておく本体と、扉１０を閉じ
た時に洗剤が洗浄槽２内へ落下するのを防ぐと共に、任
意の工程以外で洗浄水の噴射によって流出するのを防ぐ
蓋と、蓋を係止するラッチ機構、及びそれを任意の工程
で解除するためのソレノイド等の駆動装置を有している
。

発明が解決しようとする課題しかし、このような従来の構成においては、洗剤投入装
置１１のない食器洗い機においては、扉１ｏを閉めた時
に洗浄槽２内に落下するので、洗浄槽２の底部に洗浄水
が若干残っている場合には、工程の一番初めの排水工程
にて洗剤の一部が排出され本洗浄工程での洗浄力が低下
する。また、洗浄準備で洗剤を入れを後に、すぐ運転し
ない場合には、洗浄Ｊｖ２の底部で洗剤が固まってしま
い、洗浄工程においてもなかなか解けきらず、十分な洗
浄が行えなかった。さらに、給湯専用タイプの食器洗い
機においては、給湯を行う場合にもすぐ湯にならず、配
管中に溜っている水がでてくるので、この水を洗浄工程
前に排出する必要があるが、その際に洗剤が流出してし
まうという課題を有していた。

次に洗剤投入装置１１のある食器洗い機においてみてみ
ると、洗剤投入装置１１は、使用者の洗剤の入れ易さか
ら扉１０に配置されている。しかしながら、洗剤投入装
置１１には、前述したように駆動装置としてソレノイド
等の電気部品が必要であるので、湿度の高い扉１０内部
に配置するためには、湿度に対する配慮を十分する必要
がある。

さらに、開閉を行う扉１０内部へ電気を供給するためリ
ード線を扉１ｏの開閉部分を通す必要があるためにその
屈曲による断線といったことが盛土ずるという課題を有
していた。

本発明は上記課題に鑑み洗浄工程前の排水工程により洗
剤が流出してしまうことを簡単な構成にて一防止するこ
とを第１の目的としている。

第２の目的は、予備洗浄工程時に洗剤流出を防止できる
洗剤投入装置を備え、その駆動部を扉内部に配置しない
で、洗剤投入装置の動作の信頼性を向上させることにあ
る。

課題を解決するための手段そして上記第１の目的を達成するために本発明は、食器
かとに傾斜を有する皿状の洗剤入れを配したものである
。

また第２の目的を達成するために本発明は、食器かとに
洗剤を入れる傾斜を有する皿状の洗剤入れ本体と、この
洗剤入れ本体の上部を覆う蓋と、蓋を係止するラッチ機
構を設けるとともに、洗浄槽外には前記ラッチ機構を任
意の工程にて解除する駆動装置を配し、この駆動機構の
解除操作部分を洗浄槽内に位置させ鴬たものである。

作　　用本発明の洗剤入れは、食器かご内に配置しているので食
器かとを引き出した状態にて使用者が洗剤を入れること
ができるので、非常に洗剤を入れ易い。また、扉上と異
なり、洗剤を入れである部分が回転しないので、洗浄槽
の底部に洗剤がおちることもなく、固まったり最初の排
水時に流出したりしない。そして、本洗浄工程において
、洗浄ノズルから噴射された洗浄水によって洗剤が流さ
れ、本洗浄工程において正しく洗剤が使用され、洗浄力
の確保が図れる。

また、洗剤投入装置の蓋の開閉を行うラッチ機構の解除
を扉内部でなく洗浄槽外部に配置する駆動機構とするこ
とにより、洗浄工程時等の蒸気から隔離することができ
たり、リード線を屈曲することもないので、洗剤投入装
置の信頼性の向上を図れる。

実施例以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。本発明の食器洗い機の基本構成は第４図に示した構
成と同一であり、その同一部分には同一符号を付し、説
明を省略する。

本発明の特徴である洗剤入れを取シ付けた食器かごの要
部を第１図に示す。第１図において、９は食器かご本体
で、１２は本発明による皿状の洗剤入れである。洗剤入
れ１２は食器かと９に爪１２ａにより取付ける。また、
洗剤入れ１２の底部１２ｂは皿状で、洗剤をそこに入れ
る。食器かと９を洗浄槽２の内部に入れても、洗剤は洗
剤入れの底部１２ｂに残っておシ、洗浄槽２の底部に落
下しない。したがって、最初の排水の時に機外へ流出す
ることはない。また、洗剤入れの底部１２ｂは傾斜を設
けであるので、本洗浄工程時には、洗浄ノズ／Ｌ／７か
ら噴射された洗浄水によシ洗剤は洗い流されて、洗浄水
に溶は込み、洗浄に寄与する。よって使用者が入れた洗
剤は全てこの本洗浄工程時に利用され、洗浄性能を確保
する。さらに、この底部１２ｂの傾斜は最終の排水後に
おいて、洗浄水が残らない。また、その作用をより確実
にするために、下部側壁の一部を切欠き１２ａを設けて
いる。

以上の構成のものが、予備洗い工程のない機種に使用す
る洗剤入れの一実施例であるが、次に第２図および第３
図により予備洗い工程のある機種に使用する自動洗剤投
入列置の実施例について説明する。

食器かと９に、洗剤を入れる皿状の洗剤入れ本体１３と
その上部を覆う蓋１４と蓋１４を解放する力を発生する
スプリング１６と前記蓋１４を閉じた時に係止しておく
爪を有するラッチ機構１６を配置する。洗剤入れ本体１
３は爪によシ食器かと９に取付けておシ前述した実施例
の場合と同様に、洗剤を入れておく部分は傾斜した皿状
の部分で構成して陽る。ただし、前述の実施例に比べて
、蓋１４があるので、洗剤は、食器かと９の移動の際の
振動によっても落下しないので、傾斜角度を大きくとる
ことができる。このことは洗剤の流出時の速さおよび排
水後の洗浄水の残り方に対して非常に有利となる。次に
、洗剤入れ本体１３に係合し、洗剤を入れる部分を覆う
蓋１４を設ける。

この蓋１４の軸支部分には蓋１４を開放する方向に力を
加えるようにコイルスプリング１６を設け、ラッチ機構
１６によシ係止されていない場合は、常に開くようにす
る。そして、使用者が蓋１４を閉じると、ラッチ機構１
６の爪が蓋１４にひっかかシ蓋１４は閉じた状態となる
。この閉じた状態においては、洗浄ノズル了により噴射
された洗浄水は、洗剤の入っている洗剤入れ本体１３へ
は流入せず、洗剤を流出させていくことはない。ただし
、この効果をより確実にする必要のある場合は、ゴム製
のバッキング等によシ洗剤入れ本体１３と蓋１４の係合
部をシールする。

次に、洗浄槽２の外部にはラッチ機構１６を解除する駆
動機構であるソレノイド１７を配している。ソレノイド
１７に通電するとソレノイド１７のプランジャ（ラッチ
機構解除操作部）１７ａの先端部が洗浄槽２内部に突出
する。またプランジャ１７ａの先端部には、洗浄槽２内
からの洗浄水の洩れを防止するためのバッキング１８や
、ソレノイド１７の無通電時にプランジャ１７ａの先端
部がひっこむように動作するスプリング１９も装備して
いる。

これらの構成による動作を説明すると、食器かと１０に
取付けられた洗剤入れ本体１３へ、使用者が洗剤を入れ
て蓋１４を閉じる。この際、前述した様にラッチ機構１
６の爪によシ蓋１４を閉じた状態に保つ。食器類もセッ
トした食器かと９を洗浄槽２内へ収納すると、ラッチ機
構１ｑと、プランジャ１７ａの光端部とが、係合する位
置にくる。この時は、プランジャ１７ａの光端部はひっ
こんでいる。したがって、蓋１４は閉まったままである
。本洗浄工程までの、排水や予備洗い工程では洗剤入れ
の蓋１４はこのままである。本洗浄工程時において、ソ
レノイド１７に通電すると、ソレノイド１７のプランジ
ャ１７ａは吸引され、そのプランジャ１７ａ先端部は、
洗浄槽２内部へ向かって突出する。この際、このプラン
ジャ１７ａの先端部は、ラッチ機構１６のロッドを押し
、蓋１４を係止していた爪を外す。したがって蓋１４は
その軸支部のスプリング１５の力により開く。

そして内部にある洗剤は洗浄ノズ／ｌ／７より噴射され
た洗浄水により流出し、洗浄水に溶は込むわけである。

上記の例では、ソレノイド１７の吸引によシ直線的な動
きを直接利用する実施例を示したが、駆動源としては、
自己発熱によるバイメタル等も利用できるし、またラッ
チ機構においては、回転運動を利用する構成も考えられ
るが、本発明においては、洗剤入れ本体１３および蓋１
４を、洗浄槽２内部の食器かと９に配し、電気部品の駆
動部品を洗浄槽２の外部に配設するものである。

発明の効果以上のように本発明によれば、予備洗い工程のない食器
洗い機においては、食器かごに傾斜を有する皿状の洗剤
入れを配しているので残水の状態がどのような場合でも
、最初の排水において洗剤が流出することがない。また
、洗浄槽内での洗剤の放置の際の洗剤の固り方がはるか
に少くなる。

したがって、本洗浄工程時において確実に洗剤が使用さ
れるので、洗浄性能を確保することができる。

次に、予備洗い工程のある食器洗い機で使用される洗剤
投入装置においては、＊器かとに、洗剤入れ本体と蓋と
蓋を係止するラッチ機構を配し、洗浄槽の外にラッチ機
構を解除する駆動機構の電気部品を配設しているため、
食器かとを引き出した状態で、洗剤を入れられるので、
扉の部分に入れるのと同じように使い勝手が良い。しか
も、電気部品の駆動源が扉内部になく洗浄槽の外部にあ
るので、高湿の蒸気にさらされることもなく、また、リ
ード線を扉の開閉時に屈曲したりすることもないので、
電気部品の使用状態は良く、信頼性の向上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した食器洗い機の要部斜
視図、第２図は本発明の他の実施例を示した食器洗い機
の要部斜視図、第３図は同要部断面図、第４図は従来の
食器洗い機を示す縦断面図である。２・・・・・・洗浄槽、７・・・・・・洗浄ノズル、９
・・・・・・食器かご、１２・・・・・・洗剤入れ、１
３・・・・・・洗剤入れ本体、１４・・・・・・蓋、１
６・・・・・・ラッチ機構、１７・・・・・・ソレノイ
ド。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）洗浄槽と、前記洗浄槽内に出し入れ自在に配した
食器かごと、この食器かごの食器に洗浄水を噴射する洗
浄ノズルとを備え、前記食器かごには、傾斜を有する皿
状の洗剤入れを配した食器洗い機。
（２）洗浄槽と、前記洗浄槽内に出し入れ自在に配した
食器かごと、この食器かごの食器に洗浄水を噴射する洗
浄ノズルとを備え、前記食器かごには、洗剤を入れる傾
斜を有する皿状の洗剤入れ本体と、この洗剤入れ本体の
上部を覆う蓋と、前記蓋を係止するラッチ機構を設ける
とともに、前記洗浄槽の外には前記ラッチ機構を任意の
工程にて解除する駆動機構を配し、この駆動機構の解除
操作部分を洗浄槽内に位置させた食器洗い機。