JPH02301975A - フラットケーブルの成端方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はフラットケーブルの成端方法及びその装置に関
する。

（従来の技術） 米国特許第４，８６７．７００号及び第４，８５９．２
０４号は、ケーブルの導体をカバーする絶縁を貫通し、
かつ複数位置で導体を剪断することによって、フラット
電源ケーブルにかしめられる転移（ｔｒａｎ３ｉｔｉｏ
ｎ）アダプタを開示している。ケーブルは、例えば公称
７５アンペアの電力を伝送するなめに民生用に使用され
始めているタイプのもので、幅約２．５ｃｍ、厚さ約０
．５ｍｍの平坦な導体を含んでおり、ケーブルの各面に
わたる厚さ約０．１ｍｍ〜０．２ｍｍの押出し成形絶縁
コーティングによって、全厚が平均的０．９ｍｍなって
いる。転移アダプタは、型抜き、成形された薄板金であ
り、一実施例においては、ケーブルのそれぞれの主要面
に沿って配置され、ケーブルを横切って延びている対向
成端領域を含む一対の対向プレート部分を含んでいる。

各成端領域は、同じ幅の剪断波形部とリリーフ四部を交
互に配した横断アレイを含み、このアレイには、リリー
フ凹部と剪断波形部のそれぞれを交互に配した、対向す
るプレート部の対応するアレイが対向配置されている。

リリーフ凹部は、ケーブルに近い側面から延びている弧
状の突起によって規定され、剪断波形部はケーブルに近
い側面から外方へ、かつ対向するプレート部のリリーフ
凹部へ向かって延びている。各波形部は、平行な側縁部
の間に横断山部を有しており、対応するリリーフ凹部の
側縁部には波形の側縁部が関連付けられ、クリアランス
がゼロであることが好ましい剪断縁部の対を構成してい
る。プレート部が、この間に配置されたケーブル部に対
して押圧されると、波形部の山部はその軸方向の側縁部
によってケーブルの剪断を開始し、ケーブルの絶縁を切
断し、かつ金属導体に切り込み、切断する。剪断がケー
ブルに沿って限定されたＷｒ！、Ｎだけ伝搬すると、波
形部は剪断されたケーブルのストリップから対向するり
リーフ凹部へ向かって外方へ突出し、ケーブルとの一連
の係止波形結合部を形成するとともに、ゲープル導体の
新たに剪断された縁部を露出し、これとの電気的接続を
行なう。

成端部における上記転移アダプタのプレート部の外方に
面した表面には、それぞれ低抵抗の銀のインサートが取
り付けられており、このインサートは成端領域の成型外
表面に厳密に適合したアダプタに面する表面を有し、波
形部と開口部が交互にアダプタの波形部とリリーフ凹部
の外方に、かつこれに沿って配置されている。成端時に
、波形ジヨイントはインサート開口内に入り、隣接する
導体ストリップの剪断縁部、及び剪断ストリップを形成
するアダプタ波形部の剪断縁部は、銅のインサート開口
の側面に隣接する。第１ステーキング（ｓｔａｋｉｎｇ
）ステップ（くい打ち工程）により、インサート開口内
の露出した波形ジヨイントを軸方向に分割し、波形ジヨ
イント内にエネルギーを蓄えるスプリング・フィンガを
生じた後、第２ステーキング・ステップにより剪断スト
リップの間のインサートを変形し、銅を剪断導体及び波
形縁部に対して変形して、ケーブルの導体及び転移アダ
プタとの気密で、耐熱耐振動性電気接続を形成するので
、インサートは導体及びアダプタの間の複数の位置で電
気的に直列となる。

接点部分は上記の転移アダプタと一体的に含まれており
、例えば、電気コネクタ、バス・バー、または電源端子
の対応する接点との嵌合を可能とし、また必要に応じ、
対応する複数個の接点手段に配電するなめに複数個の接
点部分を含むことができる。ハウジングまたはその他の
誘電体カバーを必要に応じ、成端の周囲に配置すること
ができる。

周囲に押出し成形絶縁を有する一対の平行に離隔した共
面のフラット導体ストリップが電力伝送用の電力路及び
帰路を規定する２心フラツト　ケーブルも民生用として
受は入れられはじめている。

米国特許第４，２４１，４９８号には、その１つの方法
が提案されている。これはタブで結合された上方部分及
び下方部分を有する２本の導体のうちの一方と関連した
部材を含む、上方部分及び下方部分は、ケーブルの側面
から導体の上面及び下面に沿っているので、タブはケー
ブルの横方向に配置されている。上方部分及び下方部分
は、溝と隆起を交互に有する半円柱状の金属ジョーを有
し、一方のジョーの溝は上方部分及び下方部分を導体に
対して押圧したときに、対向するジョーの隆起を内部に
受は入れるようになっている。隆起は、導体のストリッ
プを剪断し、剪断されたストリップをバンチ−ダイ法で
対向する溝中に突出させる。

成端後、剪断導体の縁部は半円柱状ジョーの側面に隣接
して配置され、これと電気的接触を形成する。タブは、
ケーブルから横方向へ延び、他の電気器具によるケーブ
ルとの電気的な係合を行なう−ため露出される。もう一
方の導体を近傍で同様に成端することができる。

カーペットの下で使用するための多心フラット・ケーブ
ルを成端するための他の方法において、アダプタは誘電
体の高分子材料のストリップで結合されたケーブルのそ
れぞれの導体に対する複数個の端子を有する。各端子は
、端子の面から打ち抜かれた直立リブのアレイを有し、
かつ垂直の剪断縁部を有している。アダプタは、ケーブ
ルを横切って配置されるものとし、リブはケーブルに沿
って軸方向に延びている。ケーブルには、これを貫通し
てリブに対応するスロットのアレイが設けられ、各スロ
ットはリブの幅と同一の幅を有している。端子のストリ
ップがケーブルを横切って配置されているので、リブは
スロットを通って延び、かつ奥のケーブル表面から充分
遠方まで延びており、したがって強靭な金属箔のタブま
たはストリップを奥のケーブル表面に沿って各リブのア
レイの下に置くことができる０次いで、リブはスロット
中で平坦とされ、これによって金属箔はリブの縁部と剪
断導体縁部との間に圧入またはくさび止めされ、端子と
それぞれの導体との間に電気接続を形成するスロットを
規定する。リブの形成時に残される端子のボイドにハン
ダを置くのは、ケーブルのスロットに圧入された金属箔
のタブ部分の隣接する表面に端子を結合するためにリフ
ローさぜな場合に、良好な電気的接続をもたらすのにも
役立つ。

（発明が解決しようとする課題） ところで、近年、次のような要求がある。すなわち、単
心または２心フラツト電源ケーブルの成端を、または単
心や２心タツプ・ケーブルの単心や２心メイン　ケーブ
ルへの電気的接続、あるいは２本のケーブルの継ぎ合わ
せを、簡易に、かつ長期間にわたって気密性及び耐熱耐
震性を維持するように確実な電気的接続を可能とする方
法およびそのための装置の出現が待たれている。

本発明の目的は、上述の要望に応えるフラットケーブル
の成端方法及び装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 前述の課題を解決するため、本発明によるフラットケー
ブルの成端方法は、 少なくとも１つのフラット導体をもつフラットケーブル
を他部材の導体に成端するフラットケーブルの成端方法
において、 前記フラットケーブルの少なくとも１つのフラット導体
と前記他部材の導体を貫通する孔を設ける工程と、 前記フラットケーブルと前記他部材とを前記孔を垂直方
向に位置合わせして重ね合わせる工程と、前記垂直方向
に位置合わせされた孔の中に、前記孔よりも小さい径と
前記重ね合わせの厚さよりも大きい長さをもつ低抵抗の
導電インサート部材を挿入して前記インサート部材の両
端部を前記孔から突出させる工程と、 前記インサート部材の突出部をステーキングすることに
より、前記突出部を拡大し、前記フラットケーブルと前
記他部材の外側表面に対して圧接し前記孔の入り口周囲
を囲むヘッド部を形成するとともに、前記孔内の前記イ
ンサートの径を広げ前記フラットケーブルと前記他部材
両方の導体の端部とを緊密とする工程と、 を備えて構成される。

また、本発明によるフラットケーブルの成端装置は、そ
れぞれ貫通孔を有し、少なくとも１つのフラット導体を
もつフラットケーブルと導体をもつ他部材とが、前記貫
通孔を垂直方向に位置合わぜされて重ね合わされ、 前記垂直方向に位置合わせされた孔の中にインサートが
挿入され、前記フラットケーブルと前記他部材の外側表
面の前記孔の入り口周囲に対して圧接するように該イン
サートの両端部がかしめられるとともに、前記孔内面と
前記インサート外周面とか密接して構成されている。

（作用） 本発明は、単心または２心いずれかのタイプのフラット
電源クープルの端部に対し転移アダプタを成端するもの
である。少なくとも成＠後、アダプタは電気的に分離し
た部材を色合し、その各々が導体のそれぞれに対して成
端されており、かつコネクタやバス・システムなどの嵌
合電気器具の対応するそれぞれの接点部分と嵌合するよ
うに外方へ延びているそれぞれの接点部分を有する。転
移アダプタは、少なくとも成端前に、取扱いを容易とす
るための一体部材であることが好ましく、かつそれぞれ
が前方にプレート部分と接点部分と存する一対のアダプ
タ部分を有しており、各プレート部分はこの部分を貫通
ずる選択された直径の一対の開口２２を含んでいる。ア
ダプタ部分を成端前に、プレート部分の前方にあり、か
つ接点部分のｊｍにある剪断可能なリンクによって結合
できる。単心フラット電源ケーブルに対して成端する場
合には、一対のアダプタ部を結合したままとしておくこ
ともできる。

クープルは、導体の各々に、クープルを横切って整合し
た一対の孔を打ち抜くことによって作成され、孔の各々
はアダプタのプレート部分を貫通する開口の直径と等し
い直径を有している。転移アダプタは、クープル端部の
下（または上）に配置ないしスタックされ、開口のアレ
イは、ケーブルを貫通して打ち抜かれた孔のアレイと整
合し、かつケーブルの端部から外方へ延びている接点部
分と整合している。低抵抗の銅のソリッドな円柱状イン
サートがそれぞれの孔及び開口内に配置される。インサ
ートの直径は孔及び開口の直径よりも若干小さく、イン
サートはケーブル及び転移アダプタの組み合わせ厚さよ
りも長いので、端部はアダプタ及びクープルの外方に面
した表面の上下に突出している。

インサートをサポート表面上の重ね合わされたパッケー
ジを貫通してそれぞれの孔及び開口の構成内に緩やかに
置いた後、インサートの露出した外方に面した端部が同
時に重ね合わされ、金属を変形し、開口を規定するアダ
プタのプレート部分及び打ち抜き孔を規定する導体の露
出しな剪断端部に対してインサートの直径を孔内で拡張
し、それぞれのプレート部分及びそれぞれの導体とのイ
ンサートの気密の電気接続を形成する。インサートの外
方に面した端部は、ステーキングによって変形拡大され
、プレート部分及びケーブルそれぞれの開口及び孔の周
縁に隣接した外面に沿って、リベット付けの場合と同様
に拡張し、インサートとクープルのプレート部分の確実
な機械的接続を形成する。次いで、アダプタ部分を結合
する剪断可能なリンクを剪断し、それぞれの部分をそれ
ぞれの端子に電気的に分離する。

重ね合わされたパッケージへのケーブル及び転移アダプ
タの組立て、ならびにそれぞれの孔の構成へのインサー
トの配置は、トランファ・プレートのネストの組立て個
所で行なわれ、その後、トランスファ　プレートは、往
復ラム・プレス装置の対向する上下のグイ　アセンブリ
の間のパンチ領域内にスタック・アセンブリを配置する
ための位置に移動され、露出しなインサートの端面がス
タックされる。パンチは装置のパンチ領域の対向する上
下のアレイを規定する上下のグイ・アセンブリの垂直の
通路に配置され、インサートは若干降下して下方パンチ
通路の入口へ入り、それぞれの下方パンチの上部に載置
される。上部グイ・アセンブリは、圧板を含んでおり、
このプレートは突出したインサートの端部の周囲の重ね
合わされたパッケージを、下方ストローク中及びパンチ
がインサートに当なる前に下方グイ・アセンブリの上面
に対して押し付ける。装置が他のパンチ及びグイ構成を
有していて、アダプタ部分の間の剪断可能リンクを同時
に剪断することもできる。

装置の下方グイ・アセンブリは、一連のカムを含んでい
るので、上方グイ・アセンブリの下向きのストロークは
、カムによって下方パンチに伝えられ、下方パンチをイ
ンサートに対して押し付けると同時に、上方パンチをイ
ンサートの上端に当てる力を及ぼす、各パンチは、丸み
の付いた底部を有する環状凹部によって包囲された中央
ステーキング・ボスを含む、パンチの各対のステーキン
グ・ボスは、インサートの端部を外方へ変形し、環状凹
部はインサート端部をリベット状の拡大頭部対に形成し
、ジヨイントを形成する。パンチの対は、ケーブル孔内
のインサートの直径も拡大し、アダプタ部の開口はその
間に気密の相互接続を形成する。

ケーブルの端部から切り取られたケーブルの狭いストリ
ップを成端のためのサポートとして使用することが好ま
しい、ケーブルの２本のストリップをケーブルの端部か
ら切り取り、孔の対を２本のストリップのそれぞれの横
方向列に打ち抜く。

便宜上、ストリップをケーブルから切り取る前に、孔を
すべて打ち抜いても良い。サポート・ストリップの一方
は、その孔をアダプタの開口と整合させて転移アダプタ
の下に配置させ、他方はその孔をケーブルの孔と整合さ
せてケーブルの上に配置させる０次いで、インサートを
ケーブル、アダプタ及び２本のサポート・ストリップの
整合した孔と開口の中に配置し、サポート・ストリップ
の外方に面した表面から外方へ延びるのに充分な長さと
なるような寸法とする。

少なくとも成端側のタップ・ケーブルが主ケーブルに平
行な面内にあって、その導体が成端側の主ケーブルの導
体と平行に延びるようになっている主電源ケーブルとタ
ップ・ケーブルの間にタップ接続を確立するための１つ
の方法においては、孔の対は、主ケーブルを横切る列で
主ケーブルに打ち抜かれる。ケーブルの２本のストリッ
プがタップ・ケーブルの端部から切り取られ、サポート
部材となり、また孔の対は２本のストリップ及びタップ
・ケーブルの端部のそれぞれの横方向列に打ち抜かれる
０便宜上、孔をすべてストリップをタップ・ケーブルか
ら切り取る前に打ち抜いても良い、タップ・ケーブルの
端部は、打ち抜かれた孔を垂直に整合させて、成端側で
主ケーブルに対して配置され、２本のサポート・ストリ
ップは主ケーブル及びタップ・ケーブルの上及び下に、
ストリップの孔の対を主ケーブル及びタップ・ケーブル
の孔と垂直に整合させて配置される。ソリッ°ドな円柱
状インサートが４個の垂直孔構成を貫通して配置されて
おり、端部がサポート・ストリップの外方に面した表面
外へ延びている。インサートの端面は、ステーキングさ
れて、金属を露出した導体の縁部に対して外方へ変形し
、主ケーブル及びタップ・ケーブルのそれぞれの導体と
のインサート対の気密で、耐熱耐震の電気的接続を規定
している。インサートの端部は、サポート・ストリップ
の外方に面した表面に対して変形拡大されている。この
方法は、単心タップ・ケーブルを単心主ケーブルに接続
することもできる。誘電体ハウジングを周囲に配置して
、絶縁及びケーブルのストレイン・リリーフをもたらす
こともできる。

同様な方法を使用して、２本のこのようなケーブルの重
畳した端部を接合することもできる。孔の対の２つの離
隔した列を形成することが好ましく、ケーブルの一方か
ら切り取ったサポート・ストリップを正方形または矩形
とし、孔の対の２つの離隔した列をカバーするように配
置し、かつサポート部材を適切な寸法とする。

タップ・ケーブルが主ケーブルと平行な平面にあるが、
その導体が成端側において主ケーブルの導体に対し垂直
に延びる（Ｔ形になる）ように配向されている主電源ケ
ーブルとタップ・ケーブルの間にタップ接続を確立する
第２の方法においては、選択された距離だけ離隔した孔
の対が主ケーブルの各導体を貫通して、２つの軸方向に
オフセットされた横方向の列に打ち抜かれており、２つ
の列の間のオフセットはタップ・ケーブルの導体の中心
線の間の距離に等しくなっている。ケーブルの２本の正
方形のストリップは、タップ・ケーブルの端部から切り
取られ、サポート部材となり、対となった孔が２本のサ
ポート・ストリップに、またタップ・ケーブル端部のそ
れぞれの導体の中心線に沿ったそれぞれの軸方向に配向
された列の軸方向にオフセットされた位置に打ち抜かれ
る。

各対の２つの孔の中間の点のオフセットは、主ケーブル
の導体の中心線の間の距離に等しい。他の例において、
サポート部材を作成する方法と同様に、便宜上、孔をす
べて打ち抜いてから、ストリップをタップ・ケーブルか
ら切り取る。タップゲープルの端部は、成端側で主ケー
ブルに対して配置され、水平面内で、主ケーブルの印面
から垂直に延び、打ち抜かれた孔は垂直に整合する。２
本のサポート・ストリップは、主ケーブル及びタップ・
ケーブルの上及び下に置かれ、その孔の対は主ケーブル
及びタップ・ケーブルの孔と垂直に整合する。ソリッド
な円柱状インサートは、４つの垂直の孔の構成を貫通し
て配置され、端部はサポート・ストリップの外方へ面し
た表面外へ延びている。インサートの端面は、ステーキ
ングされ、金属を露出した導体縁部に対して外方に変形
し、主ケーブル及びタップ・ケーブルのそれぞれの導体
とのインサート対の気密で、耐熱耐震の電気的接続を規
定し、またインサートの端部はサポート・ストリップの
外方へ面した表面に対して変形拡大される。誘電体ハウ
ジングをその周囲に配置し、絶縁及びケーブルのストレ
イン　リリーフを与える。

（実施例） 次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、２心フラツト電源ゲーブル１２の成端１０を
示し、アダプタ部２０が２本の導体１４のそれぞれに対
して成端されている。絶縁コーティング１６は、第２図
に最もよく示されるように、２本の導体の周囲及びその
間の中間部分１８に押出し成形されている。アダプタ部
分２０は、アダプタ部分の開口及びケーブルに打ち抜か
れた孔を貫通し、かつケーブル１２から切り収られた該
ケーブルのストリップである上部及び下部サポート部材
２４．２６と貫通して延びているインサート２２の対に
よって、ケーブル１２に対して成端されている０次いで
、インサートがステーキングされる。第１図には、それ
ぞれのアダプタ部分２０と嵌合可能な一対の端子２８も
示されているが、これらはスプリング　アーム接点部分
３０．３２及びプリント回路板３８のめつきされたスル
ーホール３６の対応するアレイに挿入可能なボスト３４
のアレイを有している。

アダプタ部分２０は、その上に各種のタイプの接点部分
を有していても良く、第１図には上下方向に屈曲され、
端子２８の対応するスプリング・アーム３０．３２と嵌
合可能で、嵌合時に対応するスプリング・アームのそれ
ぞれを上下に偏向させるようになされたスプライン４２
．４４のアレイを有している。上方に屈曲したスプライ
ン４４を含んでいる接点部分４０の中央領域４６は、ア
ダプタ部分の面から若干上方にオフセットして示されて
いるが、これについては第１１図及び第１２図を参照し
て後健する。アダプタ部分２０と端子２８の対は誘電体
材料のハウジング（図示せず）内に配置されていること
が好ましい。

第１Ａ図の成端５０によって示されているように、同じ
成端方法及びアダプタ部分をオプションで、単心フラッ
ト電源ケーブル５２と共に使用することもできるが、こ
の場合、アダプタ部分５４をリンク５６によって結合し
たままとしておくこともでき、このリンクは当初第１図
のアダプタ部分２０を結合するためにも存在していて、
ケーブル１２に対する成端前の取扱いを容易とするもの
であった。

第３図において、２心フラツト電源ケーブル１２は、そ
の端部からストリップを剪断して成端とするように作成
されるものであり、このストリップが、成端の上部及び
下部サポート部材２４．２６を構成する。孔６０の対が
サポート部材２４．２６及びケーブル１２の端部６２の
すべてに打ち抜かれ、これを貫通してインサート２２が
配置され、対でステーキングされる。シャープ　エツジ
のパンチ（図示せず）が打ち抜きの際に絶縁を切断する
が、これは絶縁の一部が剪断された導体の縁部から突出
するのを防止し、したがって、きれいに切断された金属
部分をもたらし、この金属部分は成端時に導体とインサ
ートの間の接点の面精を最大限のものとする。サポート
部材２４．２６を必要に応じ他の平坦な物品で構成して
もかまわないが、最も有利なのはケーブル１２のストリ
ップだけとすることである。

第４図には、作成されたケーブル端部６２、リンク６６
によって結合されたアダプタ部分２０、上部及び下部サ
ポート部材２４．２６のアセンブリ６４が示されている
０図示のアダプタ部分２０はこれを貫通する開口６８を
有しており、この開口はケーブル端部６２に打ち抜かれ
た孔６０ならびに上部及び下部サポート部材２４．２６
と合致するように配置されている０組立は、トランスフ
ァ・プレート７０上で行なわれ、トランスファ・プレー
ト７０はグイ・ブロック７２上で前方へ摺動可能であっ
て、アセンブリ６４をパンチ領域７４へ移動させ、ここ
で複数個の下方コイニング・パンチ７６をそれぞれの通
路７８内に配置するような形状となっている。トランス
ファ・プレート７０及びグイ・ブロック７２は成端装置
８０の一部である０図示の下方サポート部材２６はホス
ト８２内に、またグイ・ブロック７２の頂面８４の部分
上に配置され、位置決めされている。グイブロック７２
は、パンチ領域７４の前方に焼入れ鋼のグイ・インサー
ト８６を含み、このインサートは上部アセンブリのパン
チ（図示せず）を受は入れるようになされたキャビティ
８８を有しており、かつ成端中または成端後に単一の工
程でリンク６６を剪断するために利用される切刃９０を
規定している。

インサート２２は、好ましくは低抵抗の錆の丸い円柱状
部材を含み、この部材は孔６０及び開口６８の直径より
も若干小さな直径を有しているので、孔及び開口をこの
部材に簡単に挿入できる。

インサート２２の長さは、アダプタ部分２０、ケーブル
１２、ならびに上部及び下部サポート部材２４．２６を
組み合わせた厚さよりも大きい。第５図において、トラ
ンスファ　プレート７０上のアセンブリ６４が前方へ移
動されているので、孔６０、開口６８及びこれらを貫通
しているインサート２２がグイ・ブロック７２の下部パ
ンチ７６上に配置され、リンク６６がキャビティ８８上
に配置される。グイ・ブロック７２の通路７８上へ移動
された場合、インサート２２は徐々に降下し、下部パン
チ７６上に載置する。インサニト２２の端部は、スタッ
クされたアセンブリ６４の上面及び下面の若干下方及び
上方を延びている（第７Ａ°図参照）。

第６図〜第８図は、装置８′０の上部及び下部グイ・ア
センブリを示し、成端手順を説明している。

下部グイ・アセンブリ１００はサポート・ブロック１０
２、グイ・ブロック７２、グイ・ブロック７２のそれぞ
れの通路７８に配置され、サポート・ブロック１０２の
表面１０６に載置しているカム・プレート１０４に係止
されている下部パンチ７６、グイ・ブロック７２とカム
・プレート１０４の間の第１圧縮スプリング要素１０８
、垂直カム１１０及び水平カム１１２を含んでいる。上
部グイ・アセンブリ１２０はパンチ・プレート１２２、
パンチ・プレート１２２に係止され、圧力バッド１２８
のそれぞれの通路１２６内に配置され、かつ下部パンチ
７６と精密に整合した上部コイニング・パンチ１２４、
パンチ・プレート１２２の側面に取り付けられ、かつ下
部グイ・アセンブリ１００の垂直カム１１０と整合した
垂直ブロック１３０ならびにスプリング要素１３４を貫
通して、パンチ・プレート１２２の下で圧力パッド１２
８を固定しているソゲット・ヘッド・ショルダ・ねじ１
３２を含んでいる。

第６図には、垂直に離隔した上部及び下部グイ・アセン
ブリ１２０．１００が示されており、図の成端されるス
タックされたアセンブリ６４は、グイ・ブロック７２に
載置し、かつトランスファ・プレート７０によってパン
チ領域７４内に適切に配置されている。インサート２２
は、それぞれの下部パンチ７６の上方に配置され、かつ
それぞれの上部パンチ１２４の下方に配置されている。

第７図には、部分的に下部グイ・アセンブリ１００に向
かう下向きストロークを行なっている上部グイ・アセン
ブリ１２０が示されている。圧カバラド１２８はすでに
アセンブリ６４の頂面部分に係合し、この面によって停
止されており、パンチ・プレート１２２に向かって相対
的に上方へ移動し、スプリング要素１３４を圧縮してい
る。

上部パンチ１２４は、それぞれの通路１２６内でそれぞ
れのインサート２２の頂面に向かって相対的に移動し、
かつこの頂面に係合している。スタックされたアセンブ
リ６４はこれで、第２の圧縮スプリング要素１３４の圧
力を受けて、圧力パッド１２８の底面１３６の部分と、
グイ・ブロック７２の頂部８４の間にクランプ止めされ
る。垂直ブロック１３０の底面１３８は、垂直カム１］
０の頂面１４０に係合し、ストロークの第２段階を開始
する。スタックされたパッケージ６４は、このサイクル
の間、上部パンチ１２４が頂部インサート表面１４６と
接触するまで、圧板１２８とダイ　ブロック７２の間に
クランプ止めされたままである。

スタックされたパッケージ６４のインサート領域の拡大
図である第７Ａ図に示すように、スタックされたパッケ
ージ６４は、圧力パッド１２８の下面１３６とダイ　ブ
ロック７２の頂面８４の間にクランプ“止めされている
。インサート２２は、小さな距離ｄに等しい距離だけ、
スタックされたパッケージ６４の頂面及び底面の上方及
び下方に延びている。上部パンチ１２４のステーキング
・ボス１４６は、インサート２２の頂面１４８に係合し
、インサート２２の底面１５０は下部パンチ７６のステ
ーキング・ボス１５２の上部にある。

環状凹部１５４．１５６は下部ステーキング・ボス１４
６．１５２それぞれを包囲しており、かつ湾曲した凹部
底面を有している。

第８図において、下部グイ・アセンブリ１２０は、その
下向きのストロークを完了している。垂直ブロック１３
０は垂直カム１１０を下方へ押圧している。４５°の角
度を有する垂直カム１１０のカム面１６０は、これも４
５°の角度を有して・いる水平カム１１２の第１カム面
１６２に対して下向きの力を伝達し、垂直カム１１０は
水平カム１１２の第１カム面１６２によって、サポート
・ブロック１０２上で徐々に増加する距離でサポートさ
れている。垂直カム１１０の強制的な下方移動は、水平
カム１１２を相対的に互いに徐々に増加する距離だけ押
圧する。４５°の角度を有する水平カム１１２の第２カ
ム面１６４は、水平な力を、４５°の角度を有するカム
　プレート１０４のカム面１６６に伝達している。カム
・プレート１０４に伝えられた水平力は、このプレート
を徐々に上方へ押圧し、これによって下部パンチ７６を
対応する徐々に増加する量だけ上方へ移動させる。

インサート２２が上部及び下部コイニング・パンチ１２
４．７６の頂部及び底部から等しい力を受けることが、
きわめて望ましい。このため、インサート２２を整合し
た孔６０．６８内に配置し、等しい長さの端部が、これ
らに上部及び下部パンチが当たったときに、パッケージ
の上方及び下方へ突出するようにすることが望ましく、
また上部及び下部パンチが移動して、インサートに上方
及び下方゛から同時に当たるこ夏が望ましい、第６図を
参照すると、これはインサート２２の長さを考慮して装
置８０を構成し、垂直ブロック１３０の底面１３８と垂
直カム１１０の頂面１４０の間の距離、ならびにインサ
ート頂面１４８と上部ステーキング・ボス１４６の間の
距離の両方が、単一の時点で、Ｄで表される等しい距離
となるようにすることによって達成される。したがって
、垂直ブロック１３０の底面は、上部ステーキング・ボ
ス１４６がインサート２２の頂面１４８に係合するのと
同時に、垂直カム１１０の頂部と係合する。

装置８０を例えば、垂直ブロック１３０が垂直カム１１
０に係合するレベルよりも０．６ｍｍ下で、プレスのス
トロークが下限に達するように設定し、かつ装置のカム
作用の結果として下部コイニング・パンチ７６が同じ０
．６ｍｍだけ上方へ移動するように設計してもよい。

第８Ａ図は、上部及び下部ステーキング・ボス１４６．
１５２のそれぞれによるインサート２２の上部及び下部
端部１４２．１４４の同時コイニングの結果を示してい
る。上端部１４２は、ステ−キング・ボス１４６によっ
て半径方向外方へ変形され、ステーキング　ボス１４６
の環状凹部１５４の湾曲底部によって生じる巻き込み作
用によって、上部サポート部材２４の孔６０の周縁に拡
大したヘッド１７０を規定する。同様に、下端部１４４
は下部ステーキング・ポス１５２周囲の環状凹部１５６
の湾曲底部によって、下部サポート部材２６の孔６０の
周縁に拡大したヘッド１７２に変形されている。したが
って、インサート２２は変形され、スタックされたパッ
ケージを保持する確実な機械的ジヨイントを生じる。よ
り重要なことは、ステーキング操作がインサートの中央
シャンク部分１７４の直径を、孔６０及び開口６８の側
面に向かって半径方向外方へ拡大し、環状領域１７６に
ケーブル１２の導体１４との、及び環状領域１７８にア
ダプタ部分２０との気密性の接続をもたらすことである
。ステーキング後のインサートはケーブル１２の導体１
４とアダプタ部分２０との間に確実な電気的接続を規定
し、かつこれらの確実な機械的接続を規定する。

成端の完成時に、スプリング１０８はカム・プレート１
０４を下方へ押圧し、このプレートは下部パンチ７６を
インサート２２から引き離し、またスプリング１３４は
圧板１２８を下方へ押圧し、この圧板はステーキングさ
れているスタックされたアセンブリ６４を上部パンチ１
２４から離し、アセンブリ６４を開口から除去するのを
可能とする。同時に、カム・プレート１０４は、水平カ
ム１１２を横方向外方へ押し、これらのカムは対で垂直
カム１１０を垂直方向上方へ押し、サイクルを完了する
。

第９図は、ケーブル１２の２本の導体１４をそれぞれの
アダプタ部分２０に機械的及び電気的に結合する４つの
ステーキングされたインサート１８２を有する完成した
成端１８０の断面図である。アダプタ部分２０は、ギャ
ップ１８４において互いに離隔しており、成端中にこれ
らの間で剪断されているリンク６６によって別なものと
なる。

したがって、アダプタ部分２０は互いに絶縁され、ケー
ブル１２のそれぞれの導体１４に対して成端された独立
した電源成端装置を規定することとなる。

第１０図は打ち抜きグイから、巻き取り、巻き解除、め
っき、巻き取り、及び成端領域への引渡しにいたる取扱
いを容易とするなめ、リンク６６によって対になって結
合されており、これらの対がキャリア・ストリップ部分
１８８によって結合されているアダプタ部分２０の連続
ストリップ１８６を示している。

第１１図はアダプタ部分２０の接点部分４０、ならびに
上方及び下方に屈曲したスプライン４４．４２を示して
いる。上方に屈曲したスプライン４４を含んでいる接点
部分４０の中央領域４６は、図においては、アダプタ部
分の面から若干量上方へオフセットしているので、中央
領域４６の下面は両側面においてこの領域の上面と共面
となり、一方面において、嵌合端子のスプリング・アー
ムの自由端との係合を開始するための、スプライン４４
．４２の適切な引込み表面との嵌合面を規定する（第１
図）、嵌合後、このオフセットは端子２８の対応するス
プリング・アーム３０を若干上方へのオフセットから偏
向することによって、嵌合したアダプタ部分及び端子の
高さを最小限とするが、この場合端子のスプリング・ア
ームの自由端はアダプタ部分の隣接する下方へ屈曲した
スプラインの自由端部とほぼ共面となる。接点部分はブ
レード状であって、周知の電源の端子ポストに固定され
るようになっていてもよい。

第１３図〜第１８図には、２本の２心フラツト・ケーブ
ルを互いに接合する、あるいは主ケーブルから分岐ケー
ブルをタップするための本発明の成端手法の改変例が示
されているが、これらはすべてケーブル、サポート部材
、ステーキングされている低抵抗鋼に予め孔を打ち抜い
ている。第１３図及び第１４図において、タップ・ケー
ブル２００は、一対のサポート部材２０４を剪断し、対
となった孔２０６をタップ・ケーブルの端部２０８、サ
ポート部材２０４及び主ケブル２０２のタップ領域２１
０に打ち抜くことによって、主ケーブル２０２に成端さ
れるように作成される。

次いで、第６図〜第８図におけるように、インサート２
１２をこのスタックされたアセンブリに挿入し、ステー
キングするが、アダプタ部材を必要とぜず、かつ並列ま
たは直列のタップ成端２１４を規定する。

第１５図及び第１６図には、２本のケーブル３０２の端
部を接合するスプライス成端３００が示されているが、
この場合、矩形のサポート部材３０４がケーブルの一方
から切り収られる。孔３０６の対のアレイが、２木のケ
ーブルの端部と矩形のサポート部材に打ち抜かれ、上記
と同様に、インサート３０８がすべての整合した孔に挿
入され、ステーキングされる。２列のステーキングされ
たインサートを使用することによって、応力に抗する高
いａ械的強度と冗長な電気的接続が得られる。１列のス
テーキングされたインサートを、第１４図の並列タップ
成端の場合のように使用することもできる。これとは逆
に、第１４図のような並列タップを、２列のステーキン
グされたインサートによって作成することもできる。

第１７図及び第１８図は他のタップ成端４００を示して
いるが、この場合、タップ・ケーブル４０２は、主ケー
ブル４０４から横方向に延び、９０”のタップ企規定し
ている。タップ・ケーブル４０２の導体４０６．４０８
が主ケーブル４０４の導体４１０．４１２の一方と相互
接続されなければならず、かつ互いに交差し、しかも互
いに絶縁されていなければならないのであるから、孔の
対は、ケーブル４０２．４０４の両方に関して互い違い
に配列される。孔４１４の対は、主ケーブル４０４の導
体４１０に関して横方向に配向され、かつタップ　ケー
ブル４０２の導体４０８及び矩形のサポート部材４１６
に関して軸方向に配向されなければならない。同様に、
孔４１８の対は主ケーブル４０４の導体４１２に関して
横方向に配向され、かつタップ−ケーブル４０２の導体
４０６及び矩形のサポート部材４１６に関して軸方向に
配向される。孔の対の間の中心点は正方形のコーナーを
構成し、これらの対は主ケーブル、タップ　ケーブル及
びサポート部材をスタックした後、本実施例では同一タ
イプのケーブルである主ケーブル及びタップ・ケーブル
の導体の中心線の間の距離に等しいことが好ましい距離
Ｃだけ互い違いにされている中心点と整合する。インサ
ート４２０がスタックされたアセンブリ４１６．４０２
．４０４．４１６の垂直に整合した孔内に配置され、上
記と同様にステーキングされる。

本成端方法を利用して、一対の接点端子を２心（単心）
フラット電源ケーブルの端部に成端し、これとの確実な
気密な電気的接続及び強力な機械的結合をもたらすこと
ができ、またこれを使用して、２本のケーブルを互いに
接合し、タップ　ゲブルを主ケーブルに成端することも
できる。サボト部材の使用が好ましいが、場合によって
は省略し、しかも充分な電気的及び機械的成端を得るこ
とができると考えられる。

〈発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、単心または２心
フラツド電源ケーブルの成端、電気的接続、あるいは２
本のケーブルを継ぎ合わせを、簡易に、かつ長期間にわ
たって気密性及び耐熱耐震性を維持した確実に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示し、２心フラツト　ケ
ーブルの端部で成端されている転移アダプタの斜視図、
第１Ａ図は、単心フラット電源ケーブルに成端された第
１図の転移アダプタと同様な斜視図、第２図は、２心フ
ラツト　ケーブルの断面図、第３図は、サポート・スト
リップを含む２心フラ、ット・ケーブルの平面図、第４
図は、本発明による成端装置のトランスファ・プレート
に組み込まれるケーブル端部、転移アダプタ、サポート
・ストリップ及びインサートの組立を分解的に示す斜視
図、第５図は、成端を行なう準備ができている成端装置
の下方ダイ　アセンブリ上に配置された成端アセンブリ
の斜視図、第６図は、成端されるケーブル・アセンブリ
がその間に配置されている成端装置の断面図、第７図は
、上部グイ・アセンブリがケーブル・アセンブリと係合
するように移動させられた第６図と同様な断面図、第７
Ａ図は、ケーブル・アセンブリのインサートに係合して
いる上部及び下部グイ・アセンブリの上部及び下部パン
チを示す拡大断面図、第８図は、上部及び下部パンチが
インサートを変形し、転移アダプタの成端をケーブルに
対して形成している第６図及び第７図と同様な断面図、
第８Ａ図は、上部及び下部パンチによってステーキング
されたインサートを示す第７Ａ図と同様な拡大断面図、
第９図は、ケーブル及び転移アダプタ部を横切って配置
されたステーキングされたインサートを示す断面図、第
１０図は、転移アダプタの連続ストリップの平面図、第
１１図及び第１２図は、接点部分の１つの種預を示す転
移アダプタの側面図及び正面図、第１３図及び第１４図
は、ケーブルの作成ならびに結果として生じる平行タッ
プ・ケーブル及び主ケーブルの成端を示す図、第１５図
及び第１６図は、ケーブルの作成ならびに結果として生
じる２本の主ケーブルのスプライス成端を示す図、第１
７図及び第１８図は、ケーブルの作成ならびに結果とし
て生じる主部ケーブルに対するタップ・ケーブルのＴタ
ップにおける成端を示す図である。 １０．５０・・・−成端、 １２・・・・２心フラツト電源ケーブル、１４・・・導
体、２０．５４・・・・アダプタ部、２２・・・・イン
サート、 ３０．３２・・・接点部分、 ５２・・単心フラット電源ケーブル、 ６０・・・・孔、６４・・・・アセンブリ、８０・・成
端装置。 １４６．１５２・・・ステーキング・ボス。 代理人　　弁理士　　福　山　正　博 Ｚ７７５７ Ｚ／７１２

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも１つのフラット導体をもつフラットケ
   ーブルを他部材の導体に成端するフラットケーブルの成
   端方法において、 前記フラットケーブルの少なくとも１つのフラット導体
   と前記他部材の導体を貫通する孔を設ける工程と、 前記フラットケーブルと前記他部材とを前記孔を垂直方
   向に位置合わせして重ね合わせる工程と、前記垂直方向
   に位置合わせされた孔の中に、前記孔よりも小さい径と
   前記重ね合わせの厚さよりも大きい長さをもつ低抵抗の
   導電インサート部材を挿入して前記インサート部材の両
   端部を前記孔から突出させる工程と、 前記インサート部材の突出部をステーキングすることに
   より、前記突出部を拡大し、前記フラットケーブルと前
   記他部材の外側表面に対して圧接し前記孔の入り口周囲
   を囲むヘッド部を形成するとともに、前記孔内の前記イ
   ンサートの径を広げ前記フラットケーブルと前記他部材
   両方の導体の端部とを緊密とする工程と、 を備えて成ることを特徴とするフラットケーブルの成端
   方法。
2. （２）それぞれ貫通孔を有し、少なくとも１つのフラッ
   ト導体をもつフラットケーブルと導体をもつ他部材とが
   、前記貫通孔を垂直方向に位置合わせされて重ね合わさ
   れ、 前記垂直方向に位置合わせされた孔の中にインサートが
   挿入され、前記フラットケーブルと前記他部材の外側表
   面の前記孔の入り口周囲に対して圧接するように該イン
   サートの両端部がかしめられるとともに、前記孔内面と
   前記インサート外周面とが密接して成ることを特徴とす
   るフラットケーブルの成端装置。