JPH0230190A - 電子冷凍素子の製造方法 - Google Patents

電子冷凍素子の製造方法

Info

Publication number
JPH0230190A
JPH0230190A JP63180830A JP18083088A JPH0230190A JP H0230190 A JPH0230190 A JP H0230190A JP 63180830 A JP63180830 A JP 63180830A JP 18083088 A JP18083088 A JP 18083088A JP H0230190 A JPH0230190 A JP H0230190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type semiconductor
type semiconductors
type
semiconductor
manufactured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63180830A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamada
兼二 山田
Kenichi Fujiwara
健一 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP63180830A priority Critical patent/JPH0230190A/ja
Publication of JPH0230190A publication Critical patent/JPH0230190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ベルチェ効果の吸熱原理を応用した電子冷凍
素子の製造方法に関する。
[従来の技術] 従来より、両端に金属電極を有する一対のP形半導体と
N形半導体とから構成される電子冷凍素子がある。
この電子冷凍素子100(第5図参照)は、ベルチェ効
果の吸熱原理を応用したもので、第7図に示すようにI
)形半導体101とN形半導体102との両端面に銅板
などの金属片103.104を接合し、金属片104に
直流電流を流すことにより、P形半導体101およびN
形半導体102と金属片+03との接合部で吸熱作用が
生じるとともに、P形半導体101およびN形半導体1
02と金属片104との接合部で放熱作用が生じるもの
である。
電子冷凍素子100の一般的な用途としては、冷暖房装
置や冷蔵庫などの熱交換器に装着して利用される場合が
多いが、一対のP形半導体101およびN形半導体10
2で構成される電子冷凍素子100で得られる冷凍熱量
は極めてわずかで数百cal/hにすぎないため、通常
、第7図に示すように多数の電子冷凍素子100を配列
して利用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、従来の電子冷凍素子100の製造方法は、P
形半導体101とN形半導体102とを手作業により1
個1個金属片103.104に半田付けして製造してい
る。このため、第7図に示したような多数の電子冷凍素
子100を配列して利用する場合などには大変手間がか
かり、従って、量産化ができないため電子冷凍素子10
0の製造コストが高くなる課題を有していた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、量産化を可能にすることで製造コストを低減させた電
子冷凍素子の製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、P形半導体および
N形半導体をそれぞれ棒状に製造する第1I程と、前記
第1−L程で棒状に製造された前記P形半導体およびN
形半導体を所定の間隔を有して並列に配置するとともに
、周囲を絶縁部材で覆うことにより固定する第2工程と
、前記絶縁部材により固定された前記P形半導体および
N形半導体を長手方向に所定の長さで切断する第3工程
と、切断した前記P形半導体およびN形半導体の両端面
に導電材を接合する第4工程とからなる製造工程を技術
的手段として採用した。
[作用コ 上記構成よりなる本発明は、棒状に製造したP形半導体
およびN形半導体を所定の間隔を有して並列に配置し、
周囲を絶縁部材で覆うことにより固定する。
その後、固定されたP形半導体およびN形半導体を長手
方向に所定の長さで切断し、その切断したP形半導体お
よびN形半導体の両端面に導電材を接合することにより
、一対のP形半導体およびN形半導体より構成される電
子冷凍素子が製造される。
従って、熱交換器などの冷却手段、あるいは冷凍装置と
して多数の電子冷凍素子を使用する場合には、例えば、
多数のP形半導体とN形半導体とを市松模様のように配
置して固定した後、所定の長さに切断して導電材を接合
することにより、所要の冷凍能力を得るための多数の電
子冷凍素子を製造することができる。
[発明の効果コ 本発明によれば、絶縁部材で固めた一対のP形半導体お
よびN形半導体を一度に導電材に接合することができる
ため、P形半導体およびN形半導体を1個1個金属片に
半田付けしていた従来技術と比較して導電材に接合する
際の作業性を向上させることができる。
また、P形半導体とN形半導体との位置が絶縁部材によ
って固定されるため、上述のように多数のP形半導体お
よびN形半導体を使用する場合には、一対のP形半導体
およびN形半導体に対応する導電材の位置をあらかじめ
設定することができる。その結果、絶縁部材により固定
された多数のP形半導体およびN形半導体と導電材との
接合工程を簡略化することができる。
これらのことから電子冷凍素子の量産化が可能となり、
製造コストを低減させることができる。
[実施例] 次に、本発明の電子冷凍素子の製造方法を図面に示す一
実施例に基づき説明する。
第1図ないし第4図は電子冷凍素子の製造方法を示す説
明図、第5図は電子冷凍素子の構成図である。
電子冷凍素子1は、ペルチェ効果の吸熱原理を応用した
もので、第5図に示すように一対のP形半導体2および
N形半導体3の両端面に、本発明の導電材である金属片
、例えば銅板4を接合して構成される。
以下に、この電子冷凍素子1を平面上に多数配列して構
成した冷凍装置5の製造方法について説明する。
まずP形半導体2およびN形半導体3を、第2図に示す
ようにそれぞれ所要の断面積を有する棒状に製造する(
本発明の第1工程)。このとき、棒状に製造されたP形
半導体2およびN形半導体3の外表面は、ある程度の表
面粗さを有するように形成する。これは、後工程でP形
半導体2およびN形半導体3の周囲を樹脂で固めた後、
所定の長さに切断した際にP形半導体2あるいはN形半
導体3が樹脂から抜は落ちないようにするためである。
なお、電子冷凍素7r1はP形半導体2とN形半導体3
とを一対にして使用するため、所要の冷凍能力を得るた
めに必要な電子冷凍素子1の数だけ同数のP形半導体2
とN形半導体3とを製造する。
次に、棒状に製造したP形半導体2およびN形半導体3
の位置決めを行なうため、各P形半導体2とN形半導体
3とを、第3図に示すように樹脂で形成した中空の容器
6に所定の間隔を有して並列に配置する。このとき、P
形半導体2とN形半導体3とが市松模様となるように配
列する。
なお、P形半導体2とN形半導体3とは、それぞれの両
端部を容器6の前後の壁面6aを貫通して組み付けるこ
とにより容器6に保持される。
その後、容器6内に本発明の絶縁部材である熱硬化性発
泡樹脂7を流し込んでP形半導体2およびN形半導体3
の周囲を覆い固め、第4図に示すような半導体ブロック
8を製造する(本発明の第2工程)。
この半導体ブロック8を長手方向に所定の長さで切断し
て、第1図に示すように、P形半導体2およびN形半導
体3の周囲を樹脂7で覆った半導体ニレメン)・9を製
造する(本発明の第3工程)。
一方、P形半導体2およびN形半導体3に接合するため
の銅板4を製造するため、まず、鋼材を断面矩形の棒状
に製造し、上述した半導体ブロック8と同様の方法で、
図示しない樹脂容器に位置決めした鋼材の周囲を樹脂7
で覆い固め、2種類の銅ブロック(図示しない)を製造
する。
次に、2種類の銅ブロックをそれぞれ長手方向に所定の
長さに切断し、第1図に示すような銅エレメント10.
11を製造する。このとき、銅エレメント10.11の
各銅板4は、半導体エレメント9の各対のP形半導体2
およびN形半導体3に対応した位置に設けられる。
次に、銅エレメント10.11の各銅板4の表面に、樹
脂1が溶融しない程度の低温半田を用いて半田印刷を施
した後、各対のP形半導体2およびN形半導体3と各銅
板4とが対応するように半導体エレメント9の両端面に
銅エレメント10.11を配置し、圧接加熱することに
より半導体エレメント9と銅エレメント10.11とを
接合する(本発明の第4工程)。
なお、半田印刷は、銅エレメント10.11の樹脂7部
分を覆うようにマスキングして行なうことにより隣接す
る銅板4間の絶縁を確保する。
このようにして、半導体ブロック8と銅ブロックとをそ
れぞれ所定の長さに切断して製造した半導体ニレメン!
−9と銅エレメント10.11とを接合することにより
、複数の電子冷凍素子1よりなる冷凍装置5を製造する
ことができる。
この冷凍装置5を、例えば図示しない熱交換器などに接
合する場合には、熱交換器と銅エレメント10.11と
の接合面に、銅エレメント10.11の隣接する銅板4
間の絶縁を確保するため、陽極酸化被膜などの絶縁処理
を施した後、圧接加熱して接合する。
上述のように、本発明の製造方法によれば、P形半導体
2およびN形半導体3を1個1個金属片に半田付けして
いた従来技術と比較して、金属片である銅板4と接合す
る際の作業性を向上させることができる。
また、上記実施例のように多数のP形半導体2およびN
形半導体3を使用した冷凍装置5を製造するような場合
には、P形半導体2とN形半導体3との位置を樹脂7に
よって固定するため、上述のような銅エレメント10.
11を製造することで各対のP形半導体2およびN形半
導体3と各銅板4との接合工程を簡略化することができ
る。
これらの結果、電子冷凍素子1の量産化が可能となり、
製造コストを低減させることができる。
(変形例) 上記実施例では、半導体エレメント9の各対のP形半導
体2およびN形半導体3に対応させるために2種類の銅
エレメント10.11を製造したが、第6図に示すよう
に、各P形半導体2およびN形半導体3の配列を変えた
半導体エレメント12を製造することにより、1種類の
銅エレメント13で適応することができる。
P形半導体2およびN形半導体3に接合する銅板4を半
導体エレメント9と同様に樹脂7で固めて銅エレメント
10.11として形成したが、半導体エレメント9の各
対のP形半導体2およびN形半導体3の表面に銅板4を
1つ1つ接合しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の電子冷凍素子の製造方法
を示すJ四国であり、第1図は多数の電子冷凍素子より
なる冷凍装置の構成図、第2図は棒状に形成されたP形
半導体およびN形半導体の斜視図、第3図はP形半導体
およびN形半導体装置決めを行うための説明図、第4図
はP形半導体およびN形半導体を樹脂で固めて形成した
半導体ブロックの斜視図、第5図は電子冷凍素子の構成
図、第6図は本発明の変形例を示す冷凍装置の構成図、
第7図は従来技術の説明に用いた電子冷凍素子の使用例
を示す斜視図である。 図中 1・・・電子冷凍素子 2・・・P形半導体 3・・・N形半導体 4・・・銅板(導電材)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(a)P形半導体およびN形半導体をそれぞれ棒状
    に製造する第1工程と、 (b)前記第1工程で棒状に製造された前記P形半導体
    およびN形半導体を所定の間隔を有して並列に配置する
    とともに、周囲を絶縁部材で覆うことにより固定する第
    2工程と、 (c)前記絶縁部材により固定された前記P形半導体お
    よびN形半導体を長手方向に所定の長さで切断する第3
    工程と、 (d)切断した前記P形半導体およびN形半導体の両端
    面に導電材を接合する第4工程と からなる電子冷凍素子の製造方法。
JP63180830A 1988-07-20 1988-07-20 電子冷凍素子の製造方法 Pending JPH0230190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63180830A JPH0230190A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 電子冷凍素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63180830A JPH0230190A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 電子冷凍素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0230190A true JPH0230190A (ja) 1990-01-31

Family

ID=16090104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63180830A Pending JPH0230190A (ja) 1988-07-20 1988-07-20 電子冷凍素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0230190A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995031832A1 (en) * 1994-05-16 1995-11-23 Citizen Watch Co., Ltd. Manufacture of thermoelectric power generation unit
JPH09293909A (ja) * 1996-02-26 1997-11-11 Matsushita Electric Works Ltd 熱電モジュール及びその製造方法
JPH09321354A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Matsushita Electric Works Ltd 金属パターンプレート
US6005182A (en) * 1997-05-22 1999-12-21 Ngk Insulators, Ltd. Thermoelectric conversion module and method of manufacturing the same

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995031832A1 (en) * 1994-05-16 1995-11-23 Citizen Watch Co., Ltd. Manufacture of thermoelectric power generation unit
US5897330A (en) * 1994-05-16 1999-04-27 Citizen Watch Co., Ltd. Method of manufacturing thermoelectric power generation unit
CN1052345C (zh) * 1994-05-16 2000-05-10 时至准钟表股份有限公司 温差发电装置的制造方法
JPH09293909A (ja) * 1996-02-26 1997-11-11 Matsushita Electric Works Ltd 熱電モジュール及びその製造方法
JPH09321354A (ja) * 1996-05-28 1997-12-12 Matsushita Electric Works Ltd 金属パターンプレート
US6005182A (en) * 1997-05-22 1999-12-21 Ngk Insulators, Ltd. Thermoelectric conversion module and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5171372A (en) Thermoelectric cooler and fabrication method
US5064476A (en) Thermoelectric cooler and fabrication method
GB2286922A (en) Pin type radiating fin andprocess for manufacturing same
ES2086858T3 (es) Procedimiento para fabricar resistencias de materiales compuestos y resistencias fabricadas segun este procedimiento.
JPH0563244A (ja) 熱電変換装置
JPH09199766A (ja) 熱電気変換モジュールの製造方法
EP2771917B1 (de) Thermoelement, herstellungsverfahren und für die durchführung des verfahrens geeignetes substrat
US3261079A (en) Fabrication of thermoelectric apparatus
JPH0230190A (ja) 電子冷凍素子の製造方法
JPS6132820B2 (ja)
US3580743A (en) Thermoelectric module with diagonal construction and method of manufacturing
US3449173A (en) Thermoelectric couple with soft solder electrically connecting semi-conductors and method of making same
JP2002222671A (ja) 可撓端子または可撓端子の製造方法
US3450572A (en) Method of assembling a peltier battery with heat exchanger and device so constructed
JPS63128681A (ja) 熱電変換装置
JPH1187787A (ja) 熱電モジュールの製造方法
JPH10313134A (ja) 熱電モジュールの製造方法
JPH08162680A (ja) 熱電変換装置
JPH10229223A (ja) 熱電素子
JPH06169108A (ja) 熱電素子
JP2000252531A (ja) 熱電半導体素子の製造方法
JPS6020930Y2 (ja) 両面冷却形半導体装置
RU2234765C1 (ru) Термоэлектрический модуль
JP2000353829A (ja) 熱電モジュールおよびその製造方法
JPH11163424A (ja) 熱電モジュールの作製方法