JPH0230162Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0230162Y2 JPH0230162Y2 JP15972884U JP15972884U JPH0230162Y2 JP H0230162 Y2 JPH0230162 Y2 JP H0230162Y2 JP 15972884 U JP15972884 U JP 15972884U JP 15972884 U JP15972884 U JP 15972884U JP H0230162 Y2 JPH0230162 Y2 JP H0230162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- workpiece
- ring damper
- straight shaft
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Turning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は工作機械の心押台に用いるテールスト
ツクに関するものである。
ツクに関するものである。
従来の技術
従来のテールストツクにおいては低剛性ワーク
の旋削において、ビビリが発生するために、切削
条件を低くするか、ワークにレストを取付ける必
要があつた。
の旋削において、ビビリが発生するために、切削
条件を低くするか、ワークにレストを取付ける必
要があつた。
考案が解決しようとする問題点
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、低剛性のワークを
ビビリなく、高能率で加工することが可能なテー
ルストツクを提供することにある。
て、その目的とするところは、低剛性のワークを
ビビリなく、高能率で加工することが可能なテー
ルストツクを提供することにある。
問題点を解決するための手段及び作用
本考案は、ワーク13を受けるセンター5に直
軸部6を設け、直軸部6に隙間tを存してリング
ダンバ7をすべり回転可能に設けて構成してあ
り、低剛性のワーク13の旋削時に発生する振動
がセンター5に伝わるとセンター5にリングダン
バ7がすべり回転しながら衝突を繰り返し、ワー
ク13の振動エネルギーをリングダンバ7で吸収
するようにしたものである。
軸部6を設け、直軸部6に隙間tを存してリング
ダンバ7をすべり回転可能に設けて構成してあ
り、低剛性のワーク13の旋削時に発生する振動
がセンター5に伝わるとセンター5にリングダン
バ7がすべり回転しながら衝突を繰り返し、ワー
ク13の振動エネルギーをリングダンバ7で吸収
するようにしたものである。
実施例
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。1はテールストツク本体であり、テールスト
ツク本体1にクイル2が軸方向に摺動可能に嵌挿
してある。クイル2には軸受3を介してスピンド
ル4が回転可能に設けてあり、スピンドル4の先
端中心部分にセンター5が嵌着してある。センタ
ー5の先部には直軸部6が形成してあり、この直
軸部6に複数枚のリングダンバ7が設けてある。
すなわち、リングダンバ7の内径は直軸部6の直
径φAより多少大きくしてあつてリングダンバ7
の内面7aと直軸部6との間には隙間tが存在し
ている。これらのリングダンバ7は直軸部6に設
けたスナツプリング8と鍔部9とにはさまれてい
てセンター5に対して摺接して回転するものであ
る。10のねじ孔、11,12は孔であり、この
ねじ孔10、孔11,12はリングダンバ7を抜
くときのボルト挿入、取付用のものである。13
はワークである。
る。1はテールストツク本体であり、テールスト
ツク本体1にクイル2が軸方向に摺動可能に嵌挿
してある。クイル2には軸受3を介してスピンド
ル4が回転可能に設けてあり、スピンドル4の先
端中心部分にセンター5が嵌着してある。センタ
ー5の先部には直軸部6が形成してあり、この直
軸部6に複数枚のリングダンバ7が設けてある。
すなわち、リングダンバ7の内径は直軸部6の直
径φAより多少大きくしてあつてリングダンバ7
の内面7aと直軸部6との間には隙間tが存在し
ている。これらのリングダンバ7は直軸部6に設
けたスナツプリング8と鍔部9とにはさまれてい
てセンター5に対して摺接して回転するものであ
る。10のねじ孔、11,12は孔であり、この
ねじ孔10、孔11,12はリングダンバ7を抜
くときのボルト挿入、取付用のものである。13
はワークである。
しかして、低剛性のワーク13を旋削する時に
振動が発生し、それがワーク13からセンター5
に伝わる。リングダンバ7は内周面7aで直軸部
6に対してすべりを生じながら回転しているた
め、センター5が振動するとセンター5にリング
ダンバ7が衝突を繰り返し、その結果、ワーク1
3の振動エネルギーがリングダンバ7に吸収され
てビビリが抑制される。
振動が発生し、それがワーク13からセンター5
に伝わる。リングダンバ7は内周面7aで直軸部
6に対してすべりを生じながら回転しているた
め、センター5が振動するとセンター5にリング
ダンバ7が衝突を繰り返し、その結果、ワーク1
3の振動エネルギーがリングダンバ7に吸収され
てビビリが抑制される。
なおセンター5とリングダンバ7の隙間tを変
更することにより種々のワーク13に対応でき
る。
更することにより種々のワーク13に対応でき
る。
考案の効果
本考案は上記のようになるから、低剛性のワー
ク13の旋削時に発生する振動がセンター5に伝
わるとセンター5にリングダンバ7がすべり回転
しながら衝突を繰り返し、ワーク13の振動エネ
ルギーをリングダンバ7で吸収することができ
る。
ク13の旋削時に発生する振動がセンター5に伝
わるとセンター5にリングダンバ7がすべり回転
しながら衝突を繰り返し、ワーク13の振動エネ
ルギーをリングダンバ7で吸収することができ
る。
このために低剛性のワーク13をビビリなく高
能率で加工することができる。
能率で加工することができる。
第1図は本考案一実施例の縦断面図、第2図は
第1図−線に沿う断面図である。 5はセンター、7はリングダンバ。
第1図−線に沿う断面図である。 5はセンター、7はリングダンバ。
Claims (1)
- ワーク13を受けるセンター5に直軸部6を設
け、直軸部6に隙間tを存してリングダンパ7を
すべり回転可能に設けたことを特徴とするテール
ストツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15972884U JPH0230162Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15972884U JPH0230162Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6175903U JPS6175903U (ja) | 1986-05-22 |
JPH0230162Y2 true JPH0230162Y2 (ja) | 1990-08-14 |
Family
ID=30717675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15972884U Expired JPH0230162Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230162Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-24 JP JP15972884U patent/JPH0230162Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6175903U (ja) | 1986-05-22 |
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