JPH0230021Y2 - - Google Patents

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JPH0230021Y2
JPH0230021Y2 JP1985129083U JP12908385U JPH0230021Y2 JP H0230021 Y2 JPH0230021 Y2 JP H0230021Y2 JP 1985129083 U JP1985129083 U JP 1985129083U JP 12908385 U JP12908385 U JP 12908385U JP H0230021 Y2 JPH0230021 Y2 JP H0230021Y2
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JP
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packing
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blade
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wear ring
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JP1985129083U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は密閉混練機(ニーダ)に関し、特に
密閉混練機のグランド部のメカパツキン構造に関
するものである。
〔従来技術〕
一般に、密閉混練機(ニーダ)のグランド部は
第3図に示すようになつていて、混合槽側板10
を貫通して延びているブレード軸9には混合槽内
においてブレード20が固着されているととも
に、ブレード軸9と混合槽側板10との間にはパ
ツキン2と、このパツキン2の外側に位置するパ
ツキンガイド3が設けられ、このパツキンガイド
3はナツト21を介して前記混合槽側板10に固
定されている。
前記パツキン2の先端と当接するブレード軸9
に設けられたブレード20のブレード軸9の近傍
の部分には環状のウエアリング1が設けられ、ま
た、パツキン2の後端には外周面の一部が前記パ
ツキンガイド3の内周面と接するとともに、先端
がパツキン2の後端と当接するパツキン押え4が
設けられ、そして、このパツキン押え4の鍔部4
aには、前記パツキンガイド3の鍔部3aに植込
まれた植込みボルト5が貫通し、そして、この植
込みボルト5にはばね7が巻回していて座金6を
介してナツト8が設けられている。
したがつて、ばね7の付勢力によつてパツキン
押え4は押圧されてその先端でパツキン2を前記
ウエアリング1に押圧するようになつていて、ウ
エアリング1とパツキン2との間で混合槽の内方
と外方とのシールを行なうようになつている。
そして、使用によつてパツキン2が摩耗したと
きに、パツキン2のウエアリング1に対する押圧
力、すなわち、ウエアリング1とのシール力を適
正な状態とする場合にはナツト8の螺合状態を調
整することによつてばね7の付勢力を変化させて
行なうようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のものにあつて
は、密閉混練機のグランド部を清掃する場合に
は、まず解体を行つてから清掃を行うものである
が、この解体・清掃時にはばねを保持しているナ
ツト等を開放したのちにパツキンガイドを開放し
て解体・清掃しなければならず、解体に長時間を
要するとともに、組立て時においては各ばねの付
勢力を調整してパツキンに最適な付勢力を付与す
るようにしなければならず、非常に煩雑な作業に
なつて長時間を要してしまうという問題点を有
し、さらに、使用によつてパツキンが摩耗した場
合にはナツトの螺合調整を行つて最適圧力を得る
ようにしなければならないが、圧力調整のための
ばね、ナツト等はパツキンの周方向に対して等間
隔で複数個配設されているので、それら相互間の
調整を行うのは非常に煩雑な作業になるという問
題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、非常に簡単な作業
で、かつ、短時間で密閉混練機のグランド部を解
体および組立てすることができ、また、パツキン
の摩耗に係らず常に最適圧力、すなわち、シール
力を得ることのできる密閉混練機を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、槽
を形成する側板と、この側板を貫通しているとと
もに、ブレードが設けられたブレード軸との間
を、前記ブレードに接した状態でブレード軸に取
付けられたウエアリングと、該ウエアリングに当
接するパツキンとでシールするようになつた密閉
混練機において、前記ブレード軸の外周に設けら
れてパツキンを押圧する環状のパツキン押圧部材
と、突出位置と出没入位置との間を切替え可能な
駆動部材と、一端部が前記駆動部材に対向した状
態に、また、他端部が前記ブレード軸を跨ぐよう
な二股状をなして前記パツキン押圧部材に対向し
た状態に設けられ、前記駆動部材およびバルブ押
圧部材に一側面が当接するリンク板と、支持枠に
設けられ、前記リンク板を挟んで前記駆動部材お
よびパツキン押圧部材と反対側に位置し、かつ、
前記リンク板の他側面の中央部に当接するととも
に、前記駆動部材の出没方向に調整可能な調整部
材とを具えた構成を有している。
〔作用〕
この考案は前記の手段を採用したことにより、
駆動部材の出没駆動によつてパツキンの押えを行
うことができて、駆動部材を不作動とすることで
簡単に解体・清掃を行うことができるとともに、
パツキンが摩耗した場合であつても調整部材の調
整を行うのみでパツキンに最適圧力を付与するこ
とができることとなる。
〔考案の実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図および第2図にはこの考案による密閉混
練機のグランド部が示されていて、前記従来のも
のと同一の部材には同一の番号を付して説明は省
略する。
前記混合槽側板10の外側の上部にはブレード
軸9の軸線方向に出没駆動するシリンダ11が設
けられるとともに、前記シリンダ11の駆動軸の
駆動方向前方下方には支持枠17が設けられ、こ
の支持枠17の上部には前記混合槽側板10の方
向に出没螺合調整可能な調整部材18が設けら
れ、この調整部材18はその先端にジヨイントピ
ン14が設けられている。
また、前記シリンダ11に一端部の一側が当接
し得るリンク板13は、その他側の中央部が前記
ジヨイントピン14に当接可能であり、下方が二
又状をなしていて、その下端にそれぞれ前記混合
槽側板10の方向を向いている押えピン16が突
設されている。
そして、前記ブレード軸9の外周に位置するパ
ツキン2と当接するパツキン押圧部材であるパツ
キンバンド12は2つ割構造となつていて、パツ
キン2を締め付けるようになつている。
さらに、パツキンバンド12にはブレード軸9
の回転中にパツキン2が回転しないように外周に
切欠きが設けられているととも、、パツキン2の
回転を防止するための回転防止ステー15が設け
られている。
次ぎに前記のものの作用について説明する。
まず、密閉混練機を作動させる場合に際して
は、前記リンク板13の一端をシリンダ11に当
接させ、また、リンク板13の中央部を支持枠1
7に設けた調整部材18によつて調整可能となつ
ているジヨイントピン14に当接させ、そして、
リンク板13の他端の両押えピン16をパツキン
バンド12に当接する。
そして、シリンダ11を駆動すると前記リンク
板13はジヨイントピン14を支点として揺動し
て押えピン16がパツキンバンド12を押圧し、
パツキンバンド12の先端によつてパツキン2が
押圧され、これによつてウエアリング1にパツキ
ン2が押圧されることとなつて両者1,2間でシ
ールがなされる。また、前記ウエアリング1とパ
ツキン2との押圧状態、すなわち、シール状態は
前記調整部材18の螺合調整状態に応じて決定さ
れるものであり、したがつて、シリンダ自体の突
出状態を調整するということは不要であり、シリ
ンダは単に突出位置と、没入位置との間を出没可
能なものであれば良く、このために駆動部材とし
ては出没作動を行うものであれば種々のものを採
用することができるものである。
したがつて、混合槽側板10の左側に位置する
混練物はブレード軸9と一体に回転するブレード
20によつて混練されることとなる。
次ぎに、グランド部の解体・清掃を行う場合に
は、まず、シリンダ11を初期の状態、すなわち
没状態としてリンク板13をフリーの状態とし、
リンク板13を上方に引き抜く。
こののちにパツキンバンド12を右方に引き抜
けば、パツキン2も引抜きが可能となり、解体後
に清掃を行つたのちに、前記とは逆に、パツキン
2、パツキンバンド12を押し込んだのちにリン
ク板13を取付ければ新たな混練作業を行うこと
ができることとなる。
また、使用によつてパツキン2が摩耗したこと
で、ウエアリング1とパツキン2とのシール力が
低下した場合には支持枠17の上部の調整部材1
8の調整によつてリンク板13の支点であるジヨ
イントピン14の位置を矢印方向に変化させるこ
とだけで常に最適なシール力を得ることができる
ものである。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように構成したことにより、
突出位置にある駆動部材を没入位置に切り替える
だけで解体・清掃を行うことができ、また、組立
て時にあつても駆動部材を突出位置にするだけ
で、常に最適なシールを得ることができ、解体・
清掃ならびに組立て、シール調整が非常に簡単、
かつ、短時間で行うことができる。また、使用に
よつてパツキンが磨耗しても調整部材を調整する
ことによつて簡単に調整できるので、常に適正な
押圧力を得ることができ、したがつて、グランド
部における被混練物の漏洩が少なくすることがで
き、しかも、被混練物への異物の混入等の防止を
図ることができるなどのすぐれた効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による密閉混練機のグランド
部を示す概略図、第2図は第1図のものの概略側
面図、第3図は従来の密閉混練機のグランド部を
示す概略図である。 1……ウエアリング、2……パツキン、3……
パツキンガイド、4……パツキン押え、5……植
込みボルト、6……座金、7……ばね、8……ナ
ツト、9……ブレード軸、10……混合槽側板、
11……シリンダ、12……パツキンバンド、1
3……リンク板、14……ジヨイントピン、15
……回転防止ステー、16……押えピン、17…
…支持枠、18……調整部材、20……ブレー
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 槽を形成する側板と、該側板を貫通していると
    ともに、ブレードが設けられたブレード軸との間
    を、前記ブレードに接した状態でブレード軸に取
    付けられたウエアリングと、該ウエアリングに当
    接するパツキンとでシールするようになつた密閉
    混練機において、前記ブレード軸の外周に設けら
    れてパツキンを押圧する環状のパツキン押圧部材
    と、突出位置と出没入位置との間を切替え可能な
    駆動部材と、一端部が前記駆動部材に対向した状
    態に、また、他端部が前記ブレード軸を跨ぐよう
    な二股状をなして前記パツキン押圧部材に対向し
    た状態に設けられ、前記駆動部材およびパツキン
    押圧部材に一側面が当接するリンク板と、支持枠
    に設けられ、前記リンク板を挟んで前記駆動部材
    およびパツキン押圧部材と反対側に位置し、か
    つ、前記リンク板の他側面の中央部に当接すると
    ともに、前記駆動部材の出没方向に調整可能な調
    整部材とを具えたことを特徴とする密閉混練機。
JP1985129083U 1985-08-24 1985-08-24 Expired JPH0230021Y2 (ja)

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JP1985129083U JPH0230021Y2 (ja) 1985-08-24 1985-08-24

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JP1985129083U JPH0230021Y2 (ja) 1985-08-24 1985-08-24

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Publication Number Publication Date
JPS6239828U JPS6239828U (ja) 1987-03-10
JPH0230021Y2 true JPH0230021Y2 (ja) 1990-08-13

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ID=31025337

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5173787B2 (ja) * 2008-12-24 2013-04-03 三菱重工マシナリーテクノロジー株式会社 密閉式混練機のダストシール構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927821B2 (ja) * 1980-04-30 1984-07-09 ソデツクス・マジステ−ル・ソシエテ・デクスブロワタシオン・デ・ブレヴエ・ネマン 円筒錠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927821U (ja) * 1982-08-09 1984-02-21 株式会社神戸製鋼所 混練機の圧着型ダストストツプの構造

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JPS5927821B2 (ja) * 1980-04-30 1984-07-09 ソデツクス・マジステ−ル・ソシエテ・デクスブロワタシオン・デ・ブレヴエ・ネマン 円筒錠

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JPS6239828U (ja) 1987-03-10

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