JPH02300192A - 3―[n―(2―アミノエチル)]アミノプロピルアルコキシシランの製造方法 - Google Patents

3―[n―(2―アミノエチル)]アミノプロピルアルコキシシランの製造方法

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JPH02300192A
JPH02300192A JP1121083A JP12108389A JPH02300192A JP H02300192 A JPH02300192 A JP H02300192A JP 1121083 A JP1121083 A JP 1121083A JP 12108389 A JP12108389 A JP 12108389A JP H02300192 A JPH02300192 A JP H02300192A
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JP
Japan
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allylethylenediamine
aminoethyl
aminopropylalkoxysilane
reaction
platinum
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Pending
Application number
JP1121083A
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English (en)
Inventor
Michio Zenbayashi
善林 三千夫
Keiji Kabeta
壁田 桂次
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Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP1121083A priority Critical patent/JPH02300192A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、3− 〔N−(2−アミノエチル)〕アミノ
プロピルアルコキシシランの新規な製造法に関する。更
に特に、本発明はN−アリルエチレンジアミンの、白金
触媒の存在下におけるハイドロアルコキシシランでのヒ
ドロシリル化法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
アミノアルキルアルコキシシラン類は、シランカップリ
ング剤、接着向上剤、表面改質材等として使用されてい
る。このうちアミノプロピルアルコキシシランは、白金
触媒、ロジウム触媒により、アリルアミンとハイドロア
ルコキシシランから合成されることが公知であり、例え
ば特開昭60−81189号公報には加熱、加圧下のも
とに白金触媒存在下に反応させる方法が、特開昭61−
229885号公報にはロジウム−トリ有機リン錯体存
在下にて加熱下のもとに反応させることにより1体の収
率を高める方法が、さらに特開昭63−284185号
公報にはカルボニル配位子を含む無機配位子を有するロ
ジウム錯体を用い、−酸化炭素存在下に反応させる方法
が示されている。また、3− 〔N−(2−アミノエチ
ル)〕アミノプロピルアルコキシシランについては、[
カップリング剤最適利用技術」 (■科学技術総合研究
所、第133ページ、1988年)に以下の式で合°成
されることが記載されている。
しかし上式に示す方法では、■反応が多段階である、■
沸点の低いアリルクロライド、トリクロロシラン等のハ
イドロシランを使用しなければならない、■メタノール
やエチレンジアミンを大過剰用いる必要があるなどの欠
点があり、工業的には不利な合成方法であった。
また、前記の付加反応により1体である3−〔N−(2
−アミノエチル)〕アミノプロピルアルコキシシランを
製造した場合、β体の含有率が高いという問題があり、
また工業的製造においては触媒活性、人手の容易さから
白金系触媒を用いる方法で1体の含有率を高くする方法
が望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記反応の欠点を解消した、3− C
N−(2−アミノエチル)]アミノプロピルアルコキシ
シランの製造方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明者らは、3− 〔N−(2−アミノエチル)〕ア
ミノプロピルアルコキシシランの製造方法について鋭意
検討を重ねた結果、白金触媒の存在下に110℃未満の
温度下でN−アリルエチレンジアミンとハイドロジエン
アルコキシシランを反応させることで上記目的を達成し
得ることを見出し、ここに本発明をなすに至った。
なお、先行例としての特開昭60−81189号公報に
おいては、その特許請求の範囲にはヒドロシランとN−
アリルエチレンジアミンの反応は含まれるが、具体的な
実施例としては何ら示されておらず、またこの130〜
170℃の温度での1体の収率は良くない。
本発明はすなわち、式 R2H3i(OR’)−、(式
中、R’、 R2は炭素数1〜6のアルキル基、aは0
〜2の整数を示す)で表わされるシラン化合物とN−ア
リルエチレンジアミンを白金触媒の存在下で110℃未
満の温度で反応させることを特徴とする3−CN−(2
−アミノエチル)〕アミノプロピルアルコキシシランの
製造方法に関するものである。
本発明で用いられるシラン化合物は、 式 R,HS+(()R2)i−a  (式中、R’、
 R2およびaは前述のとおり)で示される、ケイ素原
子に結合せる水素原子およびアルコキシ基を含有するも
のである。R’およびR2は炭素数1〜6のアルキル基
であるが、メチル基またはエチル基が一般的である。こ
のようなシラン化合物としては、トリエトキシシラン、
トリメトキシシラン、トリプロポキシシラン、トリイソ
プロポキシシラン、トリブトキシシラン、メチルジメト
キシシラン、エチルジメトキシシラン、メチルジェトキ
シシラン、ジメチルメトキシシラン、トリオクチロキシ
シラン、メチルジェトキシシラン、ジメチルオクチロキ
シシランなどが例示される。
本発明で用いる白金触媒は、担持白金触媒、例えば白金
担持のT−アルミナ又は活性炭の群から、或いは可溶性
の白金錯体例えばクロル白金酸、ビス(エチレン白金)
クロライド、シス−ジクロルジアミン白金(■)、白金
(II)アセチルアセトネート、白金(0)又は技術的
に十分公知の他の可溶性白金相体の群から選択すること
ができる。
本発明の方法で有用なシラン化合物とN−アリルエチレ
ンジアミンの比は1.5:1〜1:1.5、好ましくは
1.1:1〜1:1.1の範囲で変えることができる。
本発明の方法で用いる白金触媒の濃度は反応温度及び時
間に依存するが、一般に用いるシラン及びアミンの全合
計重量に基づいて約5ppm以上の白金量であるべきで
ある。触媒濃度の上限は厳密でなく、主には商業的及び
経済的考慮によって決定される。好ましくは触媒濃度は
用いるシラン及びアミンの全合計重量に基づいて約10
〜200ppm、最も好ましくは約30〜1100pp
の白金量の範囲であるべきである。
本発明において特徴的なことは、T−付加体の生成率を
高くするために、110℃未満の反応温度、好ましくは
50〜105℃において反応を行わせることである。こ
の反応温度の限定により、γ−付加体の生成率の低下す
なわちβ−付加体の増加の原因となるN−アリルエチレ
ンジアミンへのシリル化反応を防ぐことができ、目的と
するT−付加体と副生成物であるβ−付加体の生成比を
15部1以上、一般には20:1以上にすることができ
る。なお、反応速度から70℃以上の加熱がより好まし
い。この反応時の圧力は常圧で一般に行われるが、必要
であれば加圧または減圧の状態であってもよい。
また、反応の際には使用する溶媒は、特に必要とするも
のではないが、触媒の溶解性を高めたりあるいは温度制
御を行うために使用しても差し支えない。このような溶
媒としては、アルコキシ基と反応性のない溶媒が使用で
き、例えばトルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−
ヘキサン、n−へブタン、ナフサ、ミネラルスピリット
、石油ベンジンのような炭化水素系溶剤;クロロホルム
二四塩化炭素、トリクロロエチレン、パークロロエチレ
ン、1,1.1− ) IJ クロロエチレンのような
ハロゲン化炭化水素系溶剤;エチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、エチレングリコールジエチルエーテルのよ
うなエーテル系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸ア
ミルのようなエステル系溶剤;およびジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミドのような非プロトン性極性
溶剤などが例示される。
反応時間は、用いる原料、触媒、あるいは溶媒、反応温
度などにより異なるため、特に限定するものではない。
ただし、通常は0.5〜IO時間で反応を完結させるよ
うに条件設定が行われる。反応は通常の方法によってな
される。
本発明の方法で得られる3−CN−(2−アミノエチル
)〕アミノプロピルアルコキシシランは例えばガラス−
プラスチック接合剤、結合助剤、フェノール系結合剤/
型取り材(foundry)混合物への添加剤、ビニル
プラスチゾール、ポリウレタン弾性体、及びエポキシ及
びアクリルに基づくインキに対する接着促進剤として有
用である。
〔発明の効果〕
本発明により、比較的沸点が高く、人手が容易な原料か
ら一段階で3− 〔N−(2−アミノエチル)〕アミノ
プロピルアルコキシシランを収率良く、高純度で工業的
に製造することが可能となった。
〔実施例〕
実施例1 滴下ロート、冷却管、温度計をつけた3つロフラスコに
N−アリルエチレンジアミン20.0aB、1%塩化白
金酸イソプロパツール溶液0.25部を入れ、90℃に
加熱する。そこにメチルジメトキシシラン22.3部を
1時間かけて滴下し、さらに3時間、90℃で加熱を続
けた。この後減圧蒸溜により3− CN−(2−アミノ
エチル)〕アミノプロピルメチルジメトキシシラン31
.0部を得た。収率は75%であった。得られた化合物
は、ガスクロマトグラフの分析よりT−付加物:β−付
加物=30:1の生成比であることがわかった。
実施例2 メチルジメトキシシランの代わりにトリメトキシシラン
25.6部を用いて、実施例1と同様に反応させた。そ
の結果、3− 〔N−(2−アミノエチル)〕アミノプ
ロピルトリメトキシシラン32.5部を得た。収率は7
3%であった。得られた化合物は、ガスクロマトグラフ
の分析よりγ−付加物:β−付加物=30:1の生成比
であることがわかった。
比較例1 実施例1において反応温度を130℃とする他は同じ方
式で反応を行い、減圧蒸溜により3−CN−(2−アミ
ノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン18
.5部を得た。収率は45%であり、ガスクロマトグラ
フの分析から、T−付加物:β−付加物=7.5:1の
生成比であった。゛

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式 R^1_aHSi(OR^2)_3_−_a(式中
    、R^1、R^2は炭素数1〜6のアルキル基、aは0
    〜2の整数を示す)で表わされるシラン化合物とN−ア
    リルエチレンジアミンを白金触媒の存在下で110℃未
    満の温度で反応させることを特徴とする3−〔N−(2
    −アミノエチル)〕アミノプロピルアルコキシシランの
    製造方法。
JP1121083A 1989-05-15 1989-05-15 3―[n―(2―アミノエチル)]アミノプロピルアルコキシシランの製造方法 Pending JPH02300192A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997049773A1 (en) * 1996-06-21 1997-12-31 Domino Printing Sciences Plc Ink jet inks
JP2005146130A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Konishi Co Ltd 反応性ホットメルト接着剤組成物

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WO1997049773A1 (en) * 1996-06-21 1997-12-31 Domino Printing Sciences Plc Ink jet inks
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