JPH0229920Y2 - - Google Patents

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JPH0229920Y2
JPH0229920Y2 JP1984187413U JP18741384U JPH0229920Y2 JP H0229920 Y2 JPH0229920 Y2 JP H0229920Y2 JP 1984187413 U JP1984187413 U JP 1984187413U JP 18741384 U JP18741384 U JP 18741384U JP H0229920 Y2 JPH0229920 Y2 JP H0229920Y2
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JP
Japan
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cigarette
pipe
perforations
smoke
cylinder
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JP1984187413U
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JPS61104096U (ja
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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は巻タバコ用のパイプに係るものであ
る。さらに詳しくは、タバコの火点から立ちのぼ
る副流煙を抑制しながら喫煙することのできる巻
タバコ用のパイプに係るものである。 〔従来の問題点〕 喫煙に際して発生するタバコの煙には、喫煙者
が吸い込む主流煙と喫煙者がタバコを口から離し
ている間にタバコの火点から発生する副流煙の2
種類がある。この副流煙は喫煙者の近くにいる人
も吸い込むことになり喫煙者の近くにいる人に対
して悪い影響を与えてることがすでによく知られ
ている。ちなみに、主流煙と副流煙とに含まれる
有害物質を比較した場合次表のとおりであること
が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
近年、嫌煙権の確立を目指す活動が活発化する
など、喫煙のその周辺への迷惑が強く指摘され、
愛煙家が落着いた雰囲気で喫煙できないという状
況が多く見られる。これは副流煙による環境汚染
が原因である。 したがつて、副流煙の発生を防止できる、取扱
い簡単な喫煙具があれば、問題は解決されること
になる。 本考案は副流煙の発生を気にすることなく、喫
煙者が落着いて喫煙できるパイプの提供に成功し
たものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本考案はπr2mm2〜π(r+2)2mm2(r:紙巻タバ
コなどの如き円柱状タバコの平均の半径)の断面
積の空孔を有し、この空孔周壁には、1個ないし
複数個の穿孔および/または切込みが配設され、
この穿孔および/または切込の総面積Bの周壁の
全面積Aに対する割合(B/A×100)が、5〜
15%であり、円柱状タバコ本体とほぼ同等の長さ
であつて、かつたて方向に分割可能な筒体に吸口
部を設けた構造のパイプに関するものである。 つまり、本考案は火点を含めて喫煙中のタバコ
の全体を、周壁に穿孔、切込み等の通気孔を設け
た筒内に保持しながら喫煙するものであるから、
当該筒(パイプ)内部の汚染し易くその掃除の手
間は避けられない。 すなわち、本考案は上記問題点をも考慮して構
成したものであつて、副流煙の効果的抑制とタバ
コの火持ち時間との最良のバランス及び筒内部掃
除の容易性との両面を完成したものである。 まず本考案のパイプの構造における穿孔や切込
みは、副流煙の抑制効果を阻害することなく、適
正酸素供給能力を発揮して火持ち時間を長くする
様にその大きさ、数、分散状態を、穿孔の長さと
直径とを考慮して設計するが、適正酸素供給能力
を左右する重要な要因の一つは、空孔の全周面積
Aに対する穿孔や切込みの全面積Bの割合であつ
て、空孔の断面積がπr2mm2〜π(r+2)2mm2(r=
空孔の半径)の範囲にあるときの、上記割合
(B/A×100)が、5%以上、15%以下となるよ
うにするのが副流煙の効果的抑制とタバコの火持
ち時間との最良のバランスを保つ上で必要であ
る。 本考案での穿孔の形は円形、楕円形、三角形、
不定形などいづれの形であつてもかまわない。ま
た、切込みはその方向を筒軸に対して平行、直
交、傾斜など、どのような方向にしてもかまわな
い。 さらにまた、穿孔と切込みとを混在して配設も
かまわない。 図面は本考案のパイプの使用態様を例示するも
のであつて、筒体1の周壁2に円形の穿孔3が設
けられていて、筒体1内に装着したタバコ6の火
点7は副流煙を発生することなく、かつ穿孔3か
らの適正酸素供給によつて、喫煙中の非吸引時
(例えば灰皿に放置している間)においても消火
することのないものである。 次に筒体の分割は、パイプ内部の掃除が簡単に
行なえることを目的としたものであつて、この分
割の態様は筒体のたて方向でなければならない。 この分割は必ずしも2分割である必要はなく、
3分割以上であつてもかまわない。なお分割後
は、各部を分離独立させる方式あるいは分割部の
一つを軸とし回転して開く方式等いづれの方式で
あつてもかまわない。分離独立方式の機構として
は、例えば分割部をレール構造にして各部をスラ
イドする機構が上げられる。また分割した各部の
一体化の機構も特に限定するものではなく、例え
ば噛み込ませる機構が上げられる。 次に図面に従つて筒体の分割の態様の例を説明
する。 第1図は筒体1の分割部4の一つを軸とし回転
して開く方式を示すものであり、第2図は筒体1
の分割部4をレールとしてスライドさせ、2つの
部分に分離独立する方式を示すものである。 本考案のパイプは叙上のごとき分割可能な筒体
1に、吸口部5を設けたものであるが、この吸口
部5は通常のパイプ同様にニコチンタール除去機
能をもたせたものであつてよい、また吸口部と筒
体との一体化は固定、あるいは着脱自在のいづれ
であつてもよい。着脱自在の場合には例えばネジ
込み式がある。 なお、筒体の長さはタバコとほぼ同等であれば
よいのであるが、タバコへの着火のためにタバコ
よりわずかに短くするのが好ましい。 また、タバコに着火して後、本筒体を吸口に一
体化する方法をとつてもよい。 本考案では、筒体、吸口部共に断熱性素材によ
つて構成するのが好ましく、特に吸口部は断熱性
素材であることが好ましい。 〔考案の効果〕 本考案のパイプは、副流煙の発生を抑制しなが
ら喫煙するためのものであつて、副流煙を充分抑
制しながらも、通常の喫煙に支障のない程度に火
持ち時間を確保することのできるものである。 本考案のパイプを使用して喫煙すれば、喫煙者
の近くにいる人に対して副流煙の害を与えること
なく喫煙を楽しむことができるというきわめて使
用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案パイプの一使用態様を例示する
斜視図であり、第2図は本考案パイプの他の使用
態様を例示する斜視図である。第3図は本考案パ
イプの斜視図である。 1……筒体、2……筒周壁、3……穿孔、4…
…分割部、5……吸口部、6……タバコ、7……
火点、8……空孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙巻タバコなどの如き円柱状タバコの平均の半
    径をrmmとした時、πr2mm2〜π(r+2)2mm2の断面
    積の空孔を有し、空孔周壁には1個ないし複数個
    の穿孔および/または切込が配設され、この穿孔
    および/または切込の総面積Bの周壁の全面積A
    に対する割合(B/A×100)が、5〜15%であ
    り、円柱状タバコとほぼ同等の長さであつて、か
    つたて方向に分割可能な筒体に、吸口部を設けた
    ことを特徴とする副流煙抑制パイプ。
JP1984187413U 1984-12-12 1984-12-12 Expired JPH0229920Y2 (ja)

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JP1984187413U JPH0229920Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

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JP1984187413U JPH0229920Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61104096U JPS61104096U (ja) 1986-07-02
JPH0229920Y2 true JPH0229920Y2 (ja) 1990-08-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565914U (ja) * 1979-06-27 1981-01-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565914U (ja) * 1979-06-27 1981-01-20

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Publication number Publication date
JPS61104096U (ja) 1986-07-02

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