JPH0229857Y2 - - Google Patents

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JPH0229857Y2
JPH0229857Y2 JP9442984U JP9442984U JPH0229857Y2 JP H0229857 Y2 JPH0229857 Y2 JP H0229857Y2 JP 9442984 U JP9442984 U JP 9442984U JP 9442984 U JP9442984 U JP 9442984U JP H0229857 Y2 JPH0229857 Y2 JP H0229857Y2
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JP
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blade
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long
groove
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JP9442984U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主として木の根元に密生している雑草
や崖淵に群生している雑草を刈り払うに好適な山
林用の草刈機に関する。
従来、山林に於いて木の根元に密生する雑草や
崖淵に群生する雑草を刈り払う鎌としては、一般
に長尺の鎌が用いられる。すなわち傾斜面や木の
根元では腰をかがめて作業することが極めて困難
な故、長尺鎌を使用する。然し乍ら、比較的平坦
な地形の場合は良いが、起伏に富む地形、岩と雑
草が乱雑な地形、幹と幹との狭い間隙に雑草が密
生する地形等の山林に見受けられる複雑な地形に
あつては、草刈り作業をする時に従来の柄部と刃
部の関係が一定である草刈鎌では、極めて融通性
に乏しく、草刈り不能の場所が生ずると云う不便
さがあつた。
例えば崖淵の雑草を刈る時には、刃先が柄部基
端から可及的に離れるほど作業が安全であり、ま
た山林に於ける木の根元の雑草を刈る場合、幹間
の間隙の関係でたとえ腰のかがめる角度を変更し
ても、刃部と柄部基端の距離を小としない限り作
業不能の場合が多い。
本考案は一般の草刈鎌と同等の鎌機能を有する
が、必要に応じて柄部と刃部との相関関係を簡単
に変更出来る草刈鎌を提供するもので、従来のよ
うに柄部と刃部との関係が一定でる草刈鎌では到
底、刈り取り不能であつた特殊地形の雑草までも
刈り取ることのできる特徴を有するもので、また
柄部と刃部との相関関係は作業現場で簡単に変更
でき、腰をかがめることなく刈り取りが迅速に行
えるもので、すなわち本考案は長尺の柄部Aの基
端に、柄部Aと直角方向に延出していて延出方向
に長い貫通長溝7を有する第一支持片5を備える
一方、刃部Bの基端から刃8面に関して適度の屈
折角で前述第一支持片5と同形で対応する貫通長
溝10を有する第二支持片9を形設し、両支持片
5,9を対面させて両貫通長溝7,10に一組の
締結具11,12,11a,12aを挿通するこ
とにより、両支持片5,9の固定位置を任意の位
置に調節可能となしたことを特徴とする山林用の
草刈鎌に係る。
本考案は既述の通り、柄部と刃部とを別体とし
て互いの支持片により締結する構成とし、しかも
両支持片には対応する貫通長溝を穿設していて、
両貫通長溝に二組の締結具、例えばボルトとナツ
トの二組を用い、ボルトを両貫通長溝に挿通して
ナツト固定するようにしているので、両支持片を
長溝に沿つて互いに摺動させて固定出来ることと
なり、結果的に柄部と刃部との相関関係を変更出
来る。尚、二組の締結具を用いる理由は、固定後
に支持片間の横捩れを阻止する意味である。
次いで図面により具体的に説明する。
草刈鎌は柄部Aと刃部Bとから成る。柄部Aの
柄1の基端は軸芯方向の溝2が切除され、頚部3
に締金輪4が嵌合される。支持片5は約90度に屈
折した支持脚6を有し、支持脚6は溝2内に挿入
して締金輪4を頚部3に加圧することにより、柄
1に固定される。
支持片5は延出方向に長い長溝を有する。刃部
Bは刃8の面に対して適当の角度に屈折した支持
片9を有する。適当角度とは通常略60度程度が好
ましい。支持片9は支持片5と同等寸法で、長溝
7に対応する長溝10を穿設している。
柄部Aと刃部Bとの固定は、長溝7,10にボ
ルト11,11aを挿通し、ボルト11,11a
にナツト12,12aを螺合して行う。通常は支
持片5と9とを完全に面接触させて柄部Aと刃部
Bとを固定して作業をする。然し地形や木の幹間
の間隔等の自然原因により柄部Aと刃部Bとの相
関関係を変更する必要のある時は、ボルト11,
11aとナツト12,12a間の螺合を弛め、ボ
ルト11,11aを長溝7,10内で摺動させて
支持片5と9の相関関係を変更し、例えば第3
図、第4図に示すような柄部Aと刃部Bとの関連
位置で、ボルト11,11aとナツト12,12
aを用いて適宜部位に固定する。
ボルトとナツトの組を二組としているので、支
持片5と9の間で回動が誘発されないが、好まし
くは長溝7,10の幅とボルト11,11aの軸
径を可及的に接近させておくことが良い。
既述のように本考案の草刈鎌は柄部Aと刃部B
との相関関係を極めて容易に変更出来るので、複
雑な地形の山林に於いて広範囲に使用出来、更に
は柄部Aに対する刃部Bの位置を好みに扁心出来
るため、目的とする雑草等の品種によつて使い分
け可能となり、且つ腰をかがめることなく刈り払
いし得ると云う従来にない特色を具備するもので
あり、産業上の利用性が高い利便がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案草刈鎌の全体斜視図、第2図は
柄部と刃部の係合位置を示す分解図、第3図と第
4図は柄部と刃部の相関関係を変更した場合の略
線図を各々示すものである。 A……柄部、B……刃部、1……柄、2……
溝、3……頚部、4……締金輪、5,9……支持
片、6……支持脚、7,10……長溝、8……
刃、11,11a……ボルト、12,12a……
ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺の柄部Aの基端に、柄部Aと直角方向に延
    出していて延出方向に長い貫通長溝7を有する第
    一支持片5を備える一方、刃部Bの基端から刃8
    面に関して適度の屈折角で前述第一支持片5と同
    形で対応する貫通長溝10を有する第二支持片9
    を形設し、両支持片5,9を対面させて両貫通長
    溝7,10に一組の締結具11,12,11a,
    12aを挿通することにより、両支持片5,9の
    固定位置を任意の位置に調節可能となしたことを
    特徴とする山林用の草刈鎌。
JP9442984U 1984-06-22 1984-06-22 山林用の草刈鎌 Granted JPS6110621U (ja)

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JP9442984U JPS6110621U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 山林用の草刈鎌

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JP9442984U JPS6110621U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 山林用の草刈鎌

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Publication Number Publication Date
JPS6110621U JPS6110621U (ja) 1986-01-22
JPH0229857Y2 true JPH0229857Y2 (ja) 1990-08-10

Family

ID=30652952

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JP9442984U Granted JPS6110621U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 山林用の草刈鎌

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JPS6110621U (ja) 1986-01-22

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