JPH02298297A - メッキ装置 - Google Patents

メッキ装置

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JPH02298297A
JPH02298297A JP11597189A JP11597189A JPH02298297A JP H02298297 A JPH02298297 A JP H02298297A JP 11597189 A JP11597189 A JP 11597189A JP 11597189 A JP11597189 A JP 11597189A JP H02298297 A JPH02298297 A JP H02298297A
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plating
spectrum
plating layer
film thickness
reflected wave
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JP11597189A
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English (en)
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Katsumi Ohira
克己 大平
Yusuke Tsukahara
祐輔 塚原
Masao Saito
雅雄 斎藤
Noritaka Nakaso
教尊 中曽
Takashi Kobayashi
小林 貴
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的1 (産業上の利用分野) この発明は、基盤表面にメッキ層を形成するメッキ装置
に関する。
(従来の技術) 一般に、メッキ装置、例えば、電気メツキ装置のメツキ
ラインにおいて、被加工物としての基盤は、前処理工程
、電気メツキ工程、後処理工程を経た後、メッキ装置か
ら排出される。電気メツキ工程において、形成されるメ
ッキ層の膜厚は、印加電流の電流密度および印加時間を
、11整することによって制御される。形成されたメッ
キ層の膜厚7NP1定は、メッキ装置から排出された被
加工物の一部を破断し、その破断面を光学顕微鏡等によ
って観察することにより行なわれる。
(発明が解決する課題) しかしながら、上記のように、被加工物の一部を破断し
てメッキ層の膜厚を測定する場合、測定に時間が掛かる
。そのため、測定されたメッキ層の膜厚をメツキライン
の電気メツキ工程に敏速にフィードバックすることがで
きず、形成されるメッキ層の膜厚を細かく制御すること
が難しい。したがって、所望の膜厚を有するメッキ層を
効率良く形成することは困難となっている。、この発明
は以上の点に鑑み成されたもので、その目的は、メッキ
装置本体により形成されたメッキ層の膜厚を敏速に測定
するができ、測定された膜厚に応じてメッキ装置本体の
メッキ動作を高精度で制御することのできるメッキ装置
を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この発明のメッキ装置は、メ
ッキ液内に浸漬された被加工物の表面にメッキ層を形成
するメッキ装置本体と、上記メッキ装置本体により上記
被加工物表面に形成された上記メッキ層の膜厚を測定す
る膜厚n1定装置と、上記メッキ装置本体により形成さ
れるメッキ層の膜厚が所定の値となるように、上記膜厚
測定装置によってapl定された膜厚に応じて上記メッ
キ装置本体の動作を制御する制御手段と、を備えている
そして、上記膜厚測定装置は、上記メッキ装置本体によ
り形成された上記メッキ層に超音波伝達媒体を通して所
定の入射角にて超音波を照射する超音波照射手段と、上
記メッキ層ご反射した超音波を受信する受信手段と、上
記受信手段によって受信された超音波から上記被加工物
の反射波スペクトルを形成するスペクトル形成手段と、
反射波スペクトルに反射強度極小部を生じない基準基板
の反射波スペクトルを上記被加工物の反射波スペクトル
から減算し相対スペクトルを形成する減算手段と、上記
相対スペクトル上の反射強度極小部の周波数の周波数を
検出する検出手段と、上記検出された周波数から上記メ
ッキ層の膜厚を算出する算出手段と、を備えている。
上記のように構成されたメッキ装置によれば、メッキ装
置本体により形成されたメッキ層を膜厚測定装置によっ
て敏速に測定することができる。
そして、測定された膜厚を制御手段にフィードバックし
てメッキ装置本体の動作を制御することにより、以後の
メッキ工程を精度良く行なうことが可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳
細に説明する。
第2図は、この発明の一実施例に係るメッキ装置全体を
概略的に示している。このメッキ装置は、搬送レール1
0を有する搬送機構12を備え、この搬送レールに沿っ
て、基盤収容部14、メッキ装置本体16、基盤洗浄部
18、膜厚測定装置20、基盤乾燥部22、不良品収容
部24、および良品収容部26が順に設けられている。
基盤収容部14には、被加工物としての基盤28が複数
収容されている。基盤28としては、例えば、複数の貫
通孔を有するガラスエポキシ板が使用されている。また
、各基盤28は、表面研磨、脱孔等の前処理が施された
状態となっている。
搬送機構12は、搬送レール10から吊り下げられた複
数の搬送アーム30と、これらの搬送アームを搬送レー
ルに沿って移動させる駆動部32と、を備え、駆動部の
動作は後述する制御装置°34によって制御される。そ
して、基盤収容部14内に収容された基盤28は、搬送
アーム30により1枚づつ取り出され、メッキ装置本体
16、基盤洗浄部18、膜厚測定装置20、基盤乾燥部
22へ順次搬送される。
メッキ装置本体16は、メッキ液36、例えば、硫酸調
水溶液を収容したメッキ槽38を備えている。メッキ槽
38内には、・一対の平行なアノード40が浸漬されて
いる。そして、搬送アーム30によりメッキ装置本体1
6に搬送されメッキ液36内に浸漬された基盤28はカ
ソードとして作用し、この基盤28とアノード40との
間には電源駆動回路42により直流電流が印加される。
71S源駆動回路42の動作、つまり、印加電流の電流
密度および印加時間は、制御手段としての制御装置34
によって制御される。
基盤洗浄部18は、互いに平行に設けられた洗浄水噴出
部18aを有している。基盤洗浄部18に搬送された基
盤28の両表面は、噴出部18aから噴出された洗浄水
によって洗浄される。使用後の洗浄水は、受は皿44に
より回収され所定の部位へ排出される。
第1図ないし第4図に示すように、膜厚測定装置20は
、超音波伝達媒体としての水46を収容した水t!48
を備え、搬送アーム30により搬送された基盤28は、
水槽内に水平に配置される。
水槽48の底には、厚い銅板からなる基準基盤47、第
1の較正板51、および第2の較正板53が浸漬されて
いる。第1の較正板51は、例えば、ガラスエポキシ板
上に35μIの銅薄を形成してなり、第2の較正板53
はガラスエポキシ板上に17.5μ−の銅薄を形成して
構成されている。
また、膜厚71$3定装置20は、第1および第2のト
ランスデユーサ50.52、およびこれらを支持した姿
勢制御装置54を有する測定ヘッド56を備え、この測
定ヘッドは、XY駆動機構58により基盤28表面に沿
ってX方向およびY方向に移動される。XY駆動機構5
8は、支持ボスト61によって支持された一対のガイド
レール60を有し、これらのガイドレールは水槽46の
上方に、かつ、水槽の長辺と平行に配設されている。
また、水槽46の上方には、ガイドレール60と直交し
て伸びる支持レール62が配設されている。
支持レール62の両端部は、それぞれガイドレール60
によりガイドレールの軸方向に沿って移動自在に支持さ
れている。各ガイドレール60と平行に駆動ベルト64
が設けられており、各駆動ベルトは支持ボスト61の上
端に取り付けられたプーリー63間に掛は渡されている
。そして、支持レール62の両端は、それぞれ対応する
駆動ベルト64に連結されている。したがって、支持ボ
スト61の上端に設けられたモータ65によってプーリ
ー63を回転させることにより、支持レール62は駆動
ベルト64と一体的にガイドレール60に沿ってX方向
に移動される。
支持レール62には、支持レールの軸方向に沿って摺動
自在に移動台66が取り付けられている。
支持レール62と平行に送りねじ67が設けられ、移動
台66と係合している。したがって、支持レール62の
一端に設けられたモータ68によって送りねじ67を回
転させることにより、移動台66は支持レールに沿って
Y方向に移動される。
また、移動台66からは、伸縮aラド70からなる昇降
機構を介して測定ヘッド56が吊り下げられている。
上記のように構成されたXY駆動機横58および昇降機
構は、XYZ駆動回路71によって駆動され、測定ヘッ
ド56を水槽48内の任意の位置へ移動させる。
第1図に示すように、測定ヘッド56の第1および第2
のトランスデユーサ50.52は、姿勢制御装置154
により、基盤28表面に形成されたメッキ層72に対す
る角度を調整可能に支持されている。第1のトランスデ
ユーサ50には、パルス発信機74、クロック発生機7
6が順に接続されている。そして、パルス発信機74は
、クロック発生機76により発生されたクロックに応じ
て高周波パルスを発信し第1のトランスデユーサ50に
印加する。それにより、第1のトランスデユーサ50は
高帯域の平面波超音波を発信し、この平面波超音波は水
46を介して基盤28上のメッキ層72に入射角θにて
照射される。このように、第1のトランスデユーサ50
、パルス発信機74およびクロック発生機76は、この
発明における超音波照射手段を構成している。
受信手段としての第2のトランスデユーサ52には、増
幅器77、ゲート78、スペクトラムアナライザー80
、コントローラ82が順に接続されている。また、ゲー
ト78は遅延回路83を介してクロック発生機76に接
続されている。そして、第2のトランスデユーサ52は
、第1のトランスデユーサ50から発信され基盤28の
メッキ層72で反射した超音波を受信し、この反射超音
波を電気信号に変換する。そして、この電気信号は、増
幅器77によって増幅される。
一方、遅延回路83は、クロック発生器76から発生さ
れたクロックを所定時間だけ発生タイミングを遅らせて
ゲート78に送り、この遅延された発生タイミングに応
じて所定の時間幅だけゲートを開放する。それにより、
ゲート78は、増幅器77によって増幅された電気信号
から所望の反射波の波形だけを取り出してスペクトラム
アナライザ80へ送る。そして、スペクトラムアナライ
ザ80は入力された波形のスペクトルを形成する。
なお、後述するように、スペクトラムアナライザ80に
は、予め、基準基盤47から得られた基準スペクトルが
入力されている。そして、コントローラ82は、基盤2
8の反射波スペクトルから基準スペクトルを差し引く命
令をスペクトラムアナライザー80に出力するとともに
、スペクトラムアナライザーの最小値検索機能を機能さ
せて、上記減算によって得られた新しい反射波スペクト
ル上の反射強度極小部の周波数を検出させる。コントロ
ーラ82は、検出された周波数からメッキ層72の膜厚
dを算出し、ディスプレー84に表示するとともに、X
Yブロック−85によって印字する。また、コントロー
ラ82は、算出した膜厚dをメッキ装置の制御装置34
に入力する。なお、ディスプレー84には、入力装置、
例えば、キーボード87が接続されている。
このように、スペクトラムアナライザー80は、この発
明におけるスペクトル形成手段、減算手段および検出手
段を構成している。また、コントローラ82は、この発
明における算出手段を構成している。
上記のように構成された膜厚測定装置20によりメッキ
層の膜厚が測定された基盤28は、第2図に示すように
、基盤乾燥部22へ送られる。基盤乾燥部22において
、基盤28の両面は、熱風噴射部86から噴射された熱
風により乾燥される。
基盤乾燥部22を通過した基盤28の内、所望の膜厚お
よび膜厚分布に形成されたメッキ層72を有する基盤は
、搬送アーム30により良品収容部26へ搬送されて収
容される。また、所定の値以外の膜厚および膜厚分布に
形成されたメッキ層を有する基盤28は、搬送アーム3
0により不良品収容部24内へ搬送される。
次に、以上のように構成されたメッキ装置の動作につい
て説明する。
まず、メッキ工程に先立ち、メッキの施される基盤28
の種類、メッキ厚目標ff1m5膜厚上限Sus膜厚下
限St、等の加工情報がキーボード87により制御装置
34に入力される。そして、制御装置34は、入力され
た加工情報に応じてメッキ装置本体16の電源駆動回路
42の動作を制御する。
基盤収容部14からメッキ装置本体16のメッキ槽38
内に搬送された基盤28とアノード40との間には、電
源駆動回路42から所定の電流密度の直Il電流が所定
時間印加される。それにより、IA盤28表面に銅メッ
キ層72が形成される。メッキ層72が形成された基盤
28は基盤洗浄部18を通過した後、膜厚測定装置20
の水槽48内に搬送され、ここで、メッキ層72の膜厚
が測定される。
以下、膜厚測定について説明する。
第5図ないし第7図に示すように、膜厚測定に先立ち、
測定条件の指定および初期条件設定が行なわれる。つま
り、測定条件の指定においては、キーボード87を介し
て膜厚n1定装置20のコントローラ82に、測定され
る基盤28の種類が前の基盤と同一が否かが入力される
。そして、基盤28が前の基盤と異なる場合、コントロ
ーラ20に、測定される基盤の名前、Jl定位置11メ
ッキ厚目S値m、膜厚上限S LJ sおよび膜厚下限
SLが入力される。基ff128が前の基盤と同一の場
合には、前回と同様の測定条件が指定される。
初期条件設定は以下のように行なわれる。まず、コント
ローラ82の制御に基づき、XYZ駆動回路71により
XY駆動機構58および昇降機構が駆動され、測定ヘッ
ド56が基準基盤47の上方に移動される。そして、第
1のトランスデユーサ50は、2!準基盤47表面に対
する超音波の入射角が所定の角度θとなるように、第2
のトランスデユーサ52は、基準基盤表面で反射した超
音波を受信できるように、それぞれ姿勢制御装置54に
よって角度調整される。この状態で、第1のトランスデ
ユーサ50から水46を介して基準基盤47表面に超音
波が照射される。そして、スペクトラムアナライザー8
0は、第2のトランスデユーサ52で受信した反射超音
波に基づき基準基盤47の反射波スペクトル、つまり、
基準スペクトルSn  (f)を形成する。第8図に示
すように、基準スペクトルSR(f)は反射強度極小部
を持たない。この基準スペクトルSR(f)は、スペク
トラムアナライザー80のチャンネル2に記憶される。
続いて、測定ヘッド56は、XY駆動機構58により較
正板51の上方に移動され、この較正板から上記と同様
の操作により較正板の反射波スペクトルSc (f)が
形成される。この反射波スペクトル5c(f)はスペク
トラムアナライザー80のチャンネル1に記憶される。
そして、スペクトラムアナライザー80は、コントロー
ラ82からの減算指令に応じて、反射波スペクトルS。
(f)から基準スペクトルSR(f)を減算しスペクト
ルの規格化を行なう。また、スペクトラムアナライザー
80はコントローラ82からの指令に応じて、最小値検
索機能により、規格化されたスペクトル上の反射極小部
の周波数fを検出する。
ここで、較正板51の銅薄の膜厚d (35,0μm)
は予めコントローラ82に記憶されており、コントロー
ラは、この膜厚dおよび検出された周波数fからfd値
を決定する。そして、決定されたfd値はコントローラ
82に記憶される。
上記の初期条件設定後、第10図に示すように、基盤2
8表面に形成されたメッキ層72の膜厚分布測定が開始
される。第9図に示すように、メッキ層72の測定点が
例えば12個に設定されている場合、Δp1定ヘッド5
6はXY駆動機構58により測定点1の上方に移動され
る。続いて、第1のトランスデユーサ50からメッキ層
72に入射角θにて超音波を照射し、その反射超音波か
らスペクトラムアナライザー80により第11図に示す
ような基盤28の反射波スペクトルST  (f)を形
成する。得られた反射波スペクトルST  (f)はス
ペクトラムアナライザー80のチャンネル1に記憶され
る。スペクトラムアナライザー80は、コントローラ8
2からの減算指令に応じて、反射波スペクトルSt(、
f)からチャンネル2に記憶されている基準スペクトル
Sn  (f)を減算し、第12図に示すような新しい
スペクトル、つまり、相対スペクトルSN (f)を形
成する。得られた相対スペクトルsN (f)はスペク
トラムアナライザー50のチャンネル1に記憶される。
第12図から分かるように、相対スペクトルsN (f
)は反射波スペクトルST (f)に比較して、反射強
度極小部を強調して示すことができる。
続いて、スペクトラムアナライザー80は、コントロー
ラ82からの指令に応じて、最小値検索機能により相対
スペクトルSs  (f)上の反射強度極小部の周波数
f1を検出する。そして、コントローラ82は、検出さ
れた周波数fiおよび予め記憶されているfd値から基
盤28のメッキ層72の膜厚di−fd/fiを算出す
る。続いて、上記と同様の操作により、測定点2〜12
におけるメッキ層72の膜厚が算出される。算出された
これらの膜厚diは、XYプロッター85により所定の
用紙に印字されるとともに、制御装置34に人力される
。なお、1つの測定点の膜厚測定は、約0.25秒で行
なわれる。
上記の工程により、基盤28表面に形成されたメッキ層
72の膜厚分布測定が終了する。その後、基盤28が反
転され、基盤の裏面に形成されたメッキ層72の膜厚分
布測定が上記度量様の工程で行なわれる。
一方、制御装置34は、人力された膜厚diからメッキ
層72の平均膜厚りおよび標準偏差σn−iを検出し、
これらの平均膜厚および標準偏差、並びに、予め入力さ
れている加工条件に応じてメッキ装置本体16の動作、
特に、電源駆動回路42の動作をフィードバック制御す
る。同時に、制御装置34は、膜厚測定装置20によっ
て測定されたメッキ層の膜厚に基づき、メッキ処理後の
基盤を不良品と良品とに選別する。
例えば、平均膜厚D> (m+S  )/2の場合、制
御装置34は、源流密度が10%減少するように電源駆
動回路42の動作を変更する。また、D < (m 十
S t ) / 2の場合、制御装置34は、電流密度
が10%増加するように電源駆動回路42の動作を変更
する。更に、メッキ工程の工程管理指数CPをCP−(
S  −8L)  /6 ・σn−1と仮定すると、C
P≧4/3の場合、制御装置34は電源駆動回路42の
動作状態を変更することなくメッキ工程を続行する。ま
た、4/3>CP≧1の場合、制御装置34は、操作者
に注意信号を発信する。そして、1>cpの場合、制御
装置34はメッキ装置の運転を直ちに停止する。この場
合、操作者は、XYプロッター85により打ち出された
膜厚分布状態を参照し、例えば、メッキ槽38内に配設
されているアノード40の位置を変更したり、あるいは
、メッキ槽内にダミー板を浸漬することにより、膜厚分
布が一定となるようにメッキ条件を変更する。
一方、複数のn1定点から測定されたメッキ槽の膜厚に
、1つでもdi >Suあるいはdi <SLが含まれ
ている場合、制御装置34はその基盤28を不良品と判
断し、不良品収容部24へ搬送する。そして、上記以外
の基盤28は、良品収容部26へ搬送される。
以上のように構成されたメッキ装置によれば、メッキ装
置本体16によって形成されたメッキ層の膜厚分布を膜
厚測定装置20により敏速に測定することができる。そ
のため、測定結果をメッキ装置本体の動作制御に直ちに
フィードバックすることができ、メッキ工程の細かな制
御が可能となる。したがって、メッキ層を所望の膜厚に
精度良く形成することができるとともに、メッキ作業を
効率よく行なうことができる。
なお、この発明は上述した実施例に限定されることなく
、この発明の範囲内で種々変形可能である。
例えば、メッキ装置本体は、電気メツキ装置に限らず、
無電解メッキ装置を用いてもよい。この場合、メッキ層
の膜厚制御は、被加工物をメッキ液に浸漬する時間を調
整することによって行なわれる。また、被加工物の基盤
の材質、およびメッキ層の材質は、必要に応じて種々変
形可能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明のメッキ装置によれば、メッキ
装置本体により形成されたメッキ層の膜厚を膜厚測定装
置により敏速に測定するができ、測定された膜厚を次の
メッキ工程に直ちに応用することができる。したがって
、メッキ装置本体のメッキ動作を高精度で制御すること
のできるメッキ装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は、この発明の位置実施例に係る
メッキ装置を示し、 第1図は、上記メッキ装置の膜厚測定装置を示す一部破
断側面図、第2図は上記メッキ装置全体を概略的に示す
側面図、第3図はXY駆動機構の平面図、第4図は、X
Y駆動機構の側面図、第5図は、膜厚測定時の動作全体
を示すフローチャート、第6図は、測定条件指定動作を
示すフローチャート、第7図は、初期条件設定動作を示
すフローチャート、第8図は、基準基盤の反射波スペク
トルを示す図、第9図ぼ、基盤のΔ−1定点を示す平面
図、第10図は、膜厚分布測定動作を示すフローチャー
ト、第11図は、被加工物の反射波スペクトルを示す図
、第12図は、相対スペクトルを示す図である。 16・・・メッキ装置本体、20・・・膜厚測定装置、
28・・・基盤、34・・・制御装置、42・・・電源
駆動回路、47・・・基準基盤、50・・・第1のトラ
ンスデユーサ、52・・・第2のトランスデユーサ、8
0・・・スペクトラムアナライザー、82・・・コント
ローラ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4 図 ZS  図        4第 6[M7図   第
9図 all      第8 図 ア冒1シ! B      (MH2)箪11 7 周 還?!     (MHz) 第12  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 メッキ液を収容したメッキ槽を有し、上記メッキ液内に
    浸漬された被加工物の表面にメッキ層を形成するメッキ
    装置本体と、 上記メッキ装置本体により形成された上記メッキ層に超
    音波伝達媒体を通してに所定の入射角にて超音波を照射
    する超音波照射手段と、上記メッキ層で反射した超音波
    を受信する受信手段と、上記受信手段によって受信され
    た超音波から上記被加工物の反射波スペクトルを形成す
    るスペクトル形成手段と、反射波スペクトルに反射強度
    極小部を生じない基準基板の反射波スペクトルを上記被
    加工物の反射波スペクトルから減算し相対スペクトルを
    形成する減算手段と、上記相対スペクトル上の反射強度
    極小部の周波数の周波数を検出する検出手段と、上記検
    出された周波数から上記メッキ層の膜厚を算出する算出
    手段と、を有し、上記メッキ装置本体により上記被加工
    物表面に形成された上記メッキ層の膜厚を測定する膜厚
    測定装置と、 上記メッキ装置本体により形成されるメッキ層の膜厚が
    所定の値となるように、上記膜厚測定装置によって測定
    された膜厚に応じて上記メッキ装置本体の動作を制御す
    る制御手段と、を備えたメッキ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180016941A (ko) * 2016-08-08 2018-02-20 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 도금 장치, 도금 장치의 제어 방법, 및, 도금 장치의 제어 방법을 컴퓨터에 실행시키기 위한 프로그램을 저장한 기억 매체

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