JPH02297366A - 座位分娩台 - Google Patents
座位分娩台Info
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- JPH02297366A JPH02297366A JP1119142A JP11914289A JPH02297366A JP H02297366 A JPH02297366 A JP H02297366A JP 1119142 A JP1119142 A JP 1119142A JP 11914289 A JP11914289 A JP 11914289A JP H02297366 A JPH02297366 A JP H02297366A
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- thigh
- pregnant woman
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Links
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Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、産婦人科医療に用いられる座位分娩台の改良
に関する。
に関する。
(従来の技術)
近時、母体に対するストレスが少ないことから、座位に
よる分娩が合理的とされ、その専用の分娩台が開発され
実用化されるようになった。該座位分娩台としては、昇
降台と、該昇降台上に前後傾動自在に装備された背板と
、該背板の前端部に枢着連設された臀部受と、該臀部受
の両側部に開脚状に配設された大腿部受とを基本構成と
し、これに胎児受用トレー、足受部及びハンドグリップ
等を具備したものが挙げられる。
よる分娩が合理的とされ、その専用の分娩台が開発され
実用化されるようになった。該座位分娩台としては、昇
降台と、該昇降台上に前後傾動自在に装備された背板と
、該背板の前端部に枢着連設された臀部受と、該臀部受
の両側部に開脚状に配設された大腿部受とを基本構成と
し、これに胎児受用トレー、足受部及びハンドグリップ
等を具備したものが挙げられる。
ここで、上記座位分娩台による産科医療の要領を略述す
る。妊婦が分娩第−期にある時は、上記臀部受及び大腿
部受を取外し、補助ベッドを背板の前端部に連結する。
る。妊婦が分娩第−期にある時は、上記臀部受及び大腿
部受を取外し、補助ベッドを背板の前端部に連結する。
妊婦は足をこの補助ベッドの上に載せて仰臥位、側臥位
及び座位のいずれかの楽な姿勢を取って待機する。娩出
期に入ると上記補助ベッドを取り除き、臀部受及び大腿
部受を再装着して、背板を起立せ、臀部受の下部に配置
されたトレーに胎児を娩出させる。娩出後、上記要領で
補助ベッドを連結し妊婦に楽な姿勢を取らせて経過観察
等を行なう。
及び座位のいずれかの楽な姿勢を取って待機する。娩出
期に入ると上記補助ベッドを取り除き、臀部受及び大腿
部受を再装着して、背板を起立せ、臀部受の下部に配置
されたトレーに胎児を娩出させる。娩出後、上記要領で
補助ベッドを連結し妊婦に楽な姿勢を取らせて経過観察
等を行なう。
(発明が解決しようとする課題)
然し乍ら、上記座位分娩台による場合は、娩出の前後で
妊婦に楽な姿勢を取らせる為に、その機能上補助ベッド
の連結・取除、臀部受及び大腿部受の取外・装着等の煩
わしい作業が余儀無くされる。また、緊急を要する場合
の即応性に乏しく、更に、補助ベッドの常備場所或いは
取外した臀部受及び大腿部受の一時的保管場所を確保す
る必要があり、これが原因で分娩室が雑然となることは
避けられなかった。その為、昇降台の内部に脚支台を装
備し、使用の時にはこれを前方に引出し更に迫り上げて
背板と一連的に連なるようにした分娩台も開発されてい
る。しかし、この場合脚支台の送出・送入及び迫り上げ
の為の複雑な機構を必要とする為、装置が大掛かりとな
り且つ重量が大となる。また、大腿部受がそのまま脚支
台上左右に突出状に残る為、他のベッド間の移動の際や
その上で楽な姿勢をとる時に邪魔になる、と云った問題
点があった。
妊婦に楽な姿勢を取らせる為に、その機能上補助ベッド
の連結・取除、臀部受及び大腿部受の取外・装着等の煩
わしい作業が余儀無くされる。また、緊急を要する場合
の即応性に乏しく、更に、補助ベッドの常備場所或いは
取外した臀部受及び大腿部受の一時的保管場所を確保す
る必要があり、これが原因で分娩室が雑然となることは
避けられなかった。その為、昇降台の内部に脚支台を装
備し、使用の時にはこれを前方に引出し更に迫り上げて
背板と一連的に連なるようにした分娩台も開発されてい
る。しかし、この場合脚支台の送出・送入及び迫り上げ
の為の複雑な機構を必要とする為、装置が大掛かりとな
り且つ重量が大となる。また、大腿部受がそのまま脚支
台上左右に突出状に残る為、他のベッド間の移動の際や
その上で楽な姿勢をとる時に邪魔になる、と云った問題
点があった。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、脚支台を前後送
出・送入可能に装備すると共に、該脚支台を送出させる
時には大腿部受を下方に退避させるようにした新規な座
位分娩台を提供せんとするものである。
出・送入可能に装備すると共に、該脚支台を送出させる
時には大腿部受を下方に退避させるようにした新規な座
位分娩台を提供せんとするものである。
(課題を解決する為の手段)
上記目的を達成する本発明座位分娩台の構成を添付図面
に基づき説明する。第1図は本発明座位分娩台の一例を
示す側面図、第2図は同平面図、第3図はその一使用例
を示す側面図、第4図は第2図のIV−IV線縦断面図
、第5図は第2図の■−V線縦線面断面図6図は第3図
に於ける縦断面図、第7図は別の使用例を示す第3図と
同様図、第8図及び第9図は主たる駆動機構の説明用平
面図及び縦断面図、第10図は脚支台の送出・送入機構
を示す斜視図、第11図は大腿受部の回動機構を示す要
部説明図、第12図は同部分切欠平面図、第13図は大
腿部受の別の回動機構を示す要部説明図、第14図は第
13図と第11図及び第12図の回動機構を組み合わせ
た場合の要部説明図、第15図は同平面図である。
に基づき説明する。第1図は本発明座位分娩台の一例を
示す側面図、第2図は同平面図、第3図はその一使用例
を示す側面図、第4図は第2図のIV−IV線縦断面図
、第5図は第2図の■−V線縦線面断面図6図は第3図
に於ける縦断面図、第7図は別の使用例を示す第3図と
同様図、第8図及び第9図は主たる駆動機構の説明用平
面図及び縦断面図、第10図は脚支台の送出・送入機構
を示す斜視図、第11図は大腿受部の回動機構を示す要
部説明図、第12図は同部分切欠平面図、第13図は大
腿部受の別の回動機構を示す要部説明図、第14図は第
13図と第11図及び第12図の回動機構を組み合わせ
た場合の要部説明図、第15図は同平面図である。
即ち、本発明の座位分娩台は、昇降台1と、該昇降台1
上に傾動自在に装備された背板2と、該背板2の前部に
配設された臀部受3と、該臀部受3の両側部に開脚状に
配設された大腿部受4とを基本構成とする座位分娩台で
あって、該大腿部受4が傾動可能とされ且つ前記昇降台
1の上方には平板状脚支台5が背板2の直下から前方に
送出可能に収納装備され、上記大腿部受4を下方に傾動
退避させ脚支台5を前方に送出した時には該脚支台5が
前記背板2と略−違約に連なるようにしたことを特徴と
するものである。
上に傾動自在に装備された背板2と、該背板2の前部に
配設された臀部受3と、該臀部受3の両側部に開脚状に
配設された大腿部受4とを基本構成とする座位分娩台で
あって、該大腿部受4が傾動可能とされ且つ前記昇降台
1の上方には平板状脚支台5が背板2の直下から前方に
送出可能に収納装備され、上記大腿部受4を下方に傾動
退避させ脚支台5を前方に送出した時には該脚支台5が
前記背板2と略−違約に連なるようにしたことを特徴と
するものである。
上記座位分娩台には、大腿部受4の両側前方に妊婦の足
裏を支持する足受部6.6を、昇降台1の上端前部両側
部にハンドグリップ7.7を、更には背板2の両側にア
ームレスト8.8を装備することが望ましい。また後記
の実施例で示す如く昇降台1の内部にトレー9用の支持
部材91を前方に引出可能に収納装備することも望まれ
る。大腿部受4と臀部受3とは、両者を一体とし、該臀
部受3が大腿部受4と共にその枢軸の廻りに傾動するよ
うになす他に、両者を別体とすることも可能である。別
体とする場合、大腿部受4が水平位置より上方に傾動す
るときには臀部受3がこれに連動し、水平位置より下方
に傾動するときには臀部受部3が水平位置に維持される
ようなすことが望ましい。
裏を支持する足受部6.6を、昇降台1の上端前部両側
部にハンドグリップ7.7を、更には背板2の両側にア
ームレスト8.8を装備することが望ましい。また後記
の実施例で示す如く昇降台1の内部にトレー9用の支持
部材91を前方に引出可能に収納装備することも望まれ
る。大腿部受4と臀部受3とは、両者を一体とし、該臀
部受3が大腿部受4と共にその枢軸の廻りに傾動するよ
うになす他に、両者を別体とすることも可能である。別
体とする場合、大腿部受4が水平位置より上方に傾動す
るときには臀部受3がこれに連動し、水平位置より下方
に傾動するときには臀部受部3が水平位置に維持される
ようなすことが望ましい。
(作用)
上記構成の座位分娩台に於いて、娩出の前の分娩第−期
及び娩出後の経過観察時には、第3図のように大腿部受
4を下方に傾動退避させた上で脚支台5を前方に引出し
、背板2と略−違約に連なるようにする。この状態では
脚支台5の側部上方に大腿部受4が突出しないから、他
のベッド間での妊婦の移動や楽な姿勢をとる際に何等邪
魔になるものがない。そして、娩出時には脚支台5を昇
降台1に収納し大腿部受4を上方に回動させて妊婦の大
腿部を開脚状態に保持する。更に、妊婦の足裏を足受部
6.6にて支持すると共に背板2を適正角度に起立させ
、臀部骨3の下方にトレー9を引出し、娩出の態勢が整
えられる。而して、妊婦は臀部骨3と背板2とにもたれ
かかるような座位姿勢をとり、ハンドグリップ7.7を
握りながらいきみ、娩出を行なうことになる。
及び娩出後の経過観察時には、第3図のように大腿部受
4を下方に傾動退避させた上で脚支台5を前方に引出し
、背板2と略−違約に連なるようにする。この状態では
脚支台5の側部上方に大腿部受4が突出しないから、他
のベッド間での妊婦の移動や楽な姿勢をとる際に何等邪
魔になるものがない。そして、娩出時には脚支台5を昇
降台1に収納し大腿部受4を上方に回動させて妊婦の大
腿部を開脚状態に保持する。更に、妊婦の足裏を足受部
6.6にて支持すると共に背板2を適正角度に起立させ
、臀部骨3の下方にトレー9を引出し、娩出の態勢が整
えられる。而して、妊婦は臀部骨3と背板2とにもたれ
かかるような座位姿勢をとり、ハンドグリップ7.7を
握りながらいきみ、娩出を行なうことになる。
(実施例)
次に実施例について述べる。図に於いて昇降台1は、ベ
ース部11と、該ベース部11上に装備された昇降機構
12と、該昇降機構12上に載設された昇降台フレーム
13とより成る。昇降機構12は、油圧手段と平行リン
ク機構とを組み合わせたものその他の公知の手段が採用
され、その周囲は蛇腹14にて隠蔽されている。昇降台
フレーム13の上面前端部には枢軸10が横架され、該
枢軸10に背板2、臀部骨3と一体とされた大腿部量4
及び足受部6.6用支杆60,60が枢着されて夫々が
該枢軸10を中心として垂直面域内に回動可能とされて
いる。
ース部11と、該ベース部11上に装備された昇降機構
12と、該昇降機構12上に載設された昇降台フレーム
13とより成る。昇降機構12は、油圧手段と平行リン
ク機構とを組み合わせたものその他の公知の手段が採用
され、その周囲は蛇腹14にて隠蔽されている。昇降台
フレーム13の上面前端部には枢軸10が横架され、該
枢軸10に背板2、臀部骨3と一体とされた大腿部量4
及び足受部6.6用支杆60,60が枢着されて夫々が
該枢軸10を中心として垂直面域内に回動可能とされて
いる。
脚立台5は、前端が上記枢軸10に枢着された枠体50
内に前後摺動可能に装備されている。該枠体50は、枢
軸10を中心として上下揺動可能とされ且つ上記昇降台
フレーム13との間に張架されたスプリング51によっ
て図面状左回転方向に弾力付勢されると共にストッパー
52の昇降台フレーム13に対する弾性当接によって水
平状態に維持されるようになされている。脚立台5の前
後送出・送入は、枠体50内に設置されたモータ53に
よってなされ、該モータ53の動力伝達は脚立台5の下
面に長手方向に沿って固設された直状案内杆5aに対す
るブリクシミラグリップ方式%式% 第10図は脚立台5の送出・送入機構を示し、図に於い
て枠体50の両側内面には複数のローラ54・・・がそ
の長手方向に沿って上下二側に軸着配置され、該上下ロ
ーラ54・・・間に可動レール55.55が前後滑動可
能に挟装されている。この可動レール55.55の対向
内側面にはその長手方向に沿って複数のローラ55a・
・・が間隔毎に軸着され、該ローラ55a・・・は上記
脚立台5の両側部に全長に亘り形成された凹溝5b、5
b内に転勤可能に収納されている。これにより、脚立台
5はローラ55a・・・をして可動レール55.55に
支持され且つ該可動レール55.55に対しその長手方
向に沿って相対滑動可能とされる。従って、前記モータ
53による脚立台5の前後移動は、枠体50に対する可
動レール55.55の相対滑動及び該可動レール55.
55に対する脚立台5の相対滑動の複合運動によってな
され、これにより脚立台5の前後送出・送入ストローク
を大きく確保することが出来る。尚、枠体50と可動レ
ール55.55との間及び可動レール55.55と脚立
台5との間には相互抜出を防止する為のストッパーが形
成されていることは云うまでもない。
内に前後摺動可能に装備されている。該枠体50は、枢
軸10を中心として上下揺動可能とされ且つ上記昇降台
フレーム13との間に張架されたスプリング51によっ
て図面状左回転方向に弾力付勢されると共にストッパー
52の昇降台フレーム13に対する弾性当接によって水
平状態に維持されるようになされている。脚立台5の前
後送出・送入は、枠体50内に設置されたモータ53に
よってなされ、該モータ53の動力伝達は脚立台5の下
面に長手方向に沿って固設された直状案内杆5aに対す
るブリクシミラグリップ方式%式% 第10図は脚立台5の送出・送入機構を示し、図に於い
て枠体50の両側内面には複数のローラ54・・・がそ
の長手方向に沿って上下二側に軸着配置され、該上下ロ
ーラ54・・・間に可動レール55.55が前後滑動可
能に挟装されている。この可動レール55.55の対向
内側面にはその長手方向に沿って複数のローラ55a・
・・が間隔毎に軸着され、該ローラ55a・・・は上記
脚立台5の両側部に全長に亘り形成された凹溝5b、5
b内に転勤可能に収納されている。これにより、脚立台
5はローラ55a・・・をして可動レール55.55に
支持され且つ該可動レール55.55に対しその長手方
向に沿って相対滑動可能とされる。従って、前記モータ
53による脚立台5の前後移動は、枠体50に対する可
動レール55.55の相対滑動及び該可動レール55.
55に対する脚立台5の相対滑動の複合運動によってな
され、これにより脚立台5の前後送出・送入ストローク
を大きく確保することが出来る。尚、枠体50と可動レ
ール55.55との間及び可動レール55.55と脚立
台5との間には相互抜出を防止する為のストッパーが形
成されていることは云うまでもない。
背板2は、両側の背板フレーム21.21をして上記枢
軸10に枢着され、昇降台フレーム13内に設置された
駆動手段(エア若しくはオイルシリンダ)20及び背板
フレーム21.21との間に連架されたリンク22.2
3によって、該枢軸10の廻りに起伏傾動可能とされて
いる。該背板2は水平位置を基準として略−10’〜+
55° ゛の範囲で傾動可能とされ、治療態様に応じ
た適切な角度に静止可能とされている。特に、本実施例
ではマイナス側即ち後傾状態も可能とされ、貧血症の妊
婦の場合には頭部を下げるように横臥させてその処置を
とれるよう配慮がなされている。この場合、背板2をマ
イナス側に倒すと、第7図に示す如く脚立台5の枠体5
0に当たるが、該枠体50はスプリング51により上向
弾力付勢状態で揺動可能とされているから、該スプリン
グ51の弾力に抗して更に傾倒押圧すれば、背板2と共
に枠体50も後傾状態となる。即ち、斯かる機構によっ
て、背板2の直下に脚立台5が収納可能に装備されなが
ら、脚立台5が背板2の後傾に何等障害とならないので
ある。尚、昇降台フレーム13の上面は、上記背板2及
び脚立台5の後傾を許容すべく後ろ下がりで傾斜してい
る。
軸10に枢着され、昇降台フレーム13内に設置された
駆動手段(エア若しくはオイルシリンダ)20及び背板
フレーム21.21との間に連架されたリンク22.2
3によって、該枢軸10の廻りに起伏傾動可能とされて
いる。該背板2は水平位置を基準として略−10’〜+
55° ゛の範囲で傾動可能とされ、治療態様に応じ
た適切な角度に静止可能とされている。特に、本実施例
ではマイナス側即ち後傾状態も可能とされ、貧血症の妊
婦の場合には頭部を下げるように横臥させてその処置を
とれるよう配慮がなされている。この場合、背板2をマ
イナス側に倒すと、第7図に示す如く脚立台5の枠体5
0に当たるが、該枠体50はスプリング51により上向
弾力付勢状態で揺動可能とされているから、該スプリン
グ51の弾力に抗して更に傾倒押圧すれば、背板2と共
に枠体50も後傾状態となる。即ち、斯かる機構によっ
て、背板2の直下に脚立台5が収納可能に装備されなが
ら、脚立台5が背板2の後傾に何等障害とならないので
ある。尚、昇降台フレーム13の上面は、上記背板2及
び脚立台5の後傾を許容すべく後ろ下がりで傾斜してい
る。
背板2の両側部(片側でも良い)にはアームレスト8.
8が載設されている。該アームレスト8の下面には扇型
のブラケット80が固設され、該ブラケット80は背板
フレーム21の側部に軸82を介して枢着され、該軸8
2の廻りに回動自在とされている。そして、該ブラケッ
ト80には軸82を曲率中心とする円弧溝83が開設さ
れ、該円弧溝83に挿通された操作ノブ81が上記背板
フレーム21の側部に螺装されている。該操作ノブ81
.81の緩締によってアームレスト8.8の垂直角度が
調整可能とされている。このアームレスト8.8は、娩
出の前後でその上に腕を置くことにより妊婦がより安楽
な姿勢をとることが出来るよう機能すると共に静脈注射
等の際にも好ましく用いられるものである。
8が載設されている。該アームレスト8の下面には扇型
のブラケット80が固設され、該ブラケット80は背板
フレーム21の側部に軸82を介して枢着され、該軸8
2の廻りに回動自在とされている。そして、該ブラケッ
ト80には軸82を曲率中心とする円弧溝83が開設さ
れ、該円弧溝83に挿通された操作ノブ81が上記背板
フレーム21の側部に螺装されている。該操作ノブ81
.81の緩締によってアームレスト8.8の垂直角度が
調整可能とされている。このアームレスト8.8は、娩
出の前後でその上に腕を置くことにより妊婦がより安楽
な姿勢をとることが出来るよう機能すると共に静脈注射
等の際にも好ましく用いられるものである。
第1図乃至第12図の実施例では、臀部受3と大腿部受
4とが一体とされ、その共通の両側フレーム34.34
をして枢軸10に枢着されている。
4とが一体とされ、その共通の両側フレーム34.34
をして枢軸10に枢着されている。
該臀部受3及び大腿部受4は、前記昇降台フレーム13
内に設置された駆動手段(エア若しくはオイルシリンダ
)40によって枢軸10の廻りに回動可能とされ、この
回動範囲は少なくとも水平位置に対して+20’から脚
支台5の送出・送入に邪魔にならない前傾角度の範囲を
確保するよう設定される。
内に設置された駆動手段(エア若しくはオイルシリンダ
)40によって枢軸10の廻りに回動可能とされ、この
回動範囲は少なくとも水平位置に対して+20’から脚
支台5の送出・送入に邪魔にならない前傾角度の範囲を
確保するよう設定される。
臀部受3は、その前側中央部に剥抜部31が形成され、
該剥抜部31の両側に大腿部受4.4が形成されている
。該大腿部受4.4の前端部に外向きに湾曲した大腿抑
止部41.41が上向き突出状態で形成され、臀部受3
に着座した妊婦の脚部を内側から開脚状態に保持するよ
うになされている。尚、図には示さないが、大腿部受4
.4の開脚角度等を調整可能とし、妊婦の固体差或いは
医療態様に応じた適正な対応を可能となすことはもとよ
り可能である。
該剥抜部31の両側に大腿部受4.4が形成されている
。該大腿部受4.4の前端部に外向きに湾曲した大腿抑
止部41.41が上向き突出状態で形成され、臀部受3
に着座した妊婦の脚部を内側から開脚状態に保持するよ
うになされている。尚、図には示さないが、大腿部受4
.4の開脚角度等を調整可能とし、妊婦の固体差或いは
医療態様に応じた適正な対応を可能となすことはもとよ
り可能である。
上記大腿部受4.4の外側には、枢軸10に枢着された
足受部用支杆60.60が並設され、該支杆60.60
の前端に妊婦の足裏を支持する足受部6.6が固設され
ている。該支杆60は、枢軸10に枢着された基杆61
と、該基杆61にハンドル62によって山幅及び上下角
度の調整が可能に連結された中間調整杆63と、該調整
杆63にノブ64によって水平角の調整が可能に連結さ
れた前支杆65とより成り、該前支杆65の前端に足受
部6がノブ66によって水平角度の調整が可能に装着さ
れている。従って、術者或いは介助者は、上記ハンドル
62、ノブ64.66の操作により妊婦の脚部の固体差
に応じて支杆60の山幅或いは角度等を調整することが
出来る。
足受部用支杆60.60が並設され、該支杆60.60
の前端に妊婦の足裏を支持する足受部6.6が固設され
ている。該支杆60は、枢軸10に枢着された基杆61
と、該基杆61にハンドル62によって山幅及び上下角
度の調整が可能に連結された中間調整杆63と、該調整
杆63にノブ64によって水平角の調整が可能に連結さ
れた前支杆65とより成り、該前支杆65の前端に足受
部6がノブ66によって水平角度の調整が可能に装着さ
れている。従って、術者或いは介助者は、上記ハンドル
62、ノブ64.66の操作により妊婦の脚部の固体差
に応じて支杆60の山幅或いは角度等を調整することが
出来る。
上記足受部6.6の支杆60.60は、枢軸10の廻り
に回動可能とされているが、この回動機構について説明
する。第2図、第11図及び第12図に於いて、前記基
杆61.61の内面には枢軸10の軸心を曲率中心とす
る円弧状ガイド溝67.67が形成され、該ガイド溝6
7.67には前記臀部受3及び大腿部受4の共通フレー
ム34.34の両側に突設されたピン34a、34aが
溝軸方向に沿って摺動可能に挿入されている。ガイド溝
67.67は断面がC型鋼のような形状とされ、小径部
を有するピン34a、34aを図の如く噛み合うよう嵌
挿し、これにより支杆60.60の左右へのこじれ力等
が吸収される。ガイド溝67.67の上端には当止部材
67a、67aが固設され、該当止部材67a、67a
の下面に対するピン34a、34aの当止により支杆6
0.60が支持され、臀部受3及び大腿部受4と連動し
て枢軸1oの廻りに回動する。このように、臀部受3及
び大腿部受4と連動して支杆60.60を枢軸10の廻
りに回動させることにより、分娩に適正な角度に妊婦を
着座させる際その脚部も適正な位置に配置されることに
なり、妊婦に不快感を与えないのである。一方、前記昇
降台フレーム13の両側部にはストッパー15.15が
突設され、上記基杆61.61の基端部がこのストッパ
ー15.15に当ると支杆60.60がそれ以上回動す
ることが阻止されるようになされている。
に回動可能とされているが、この回動機構について説明
する。第2図、第11図及び第12図に於いて、前記基
杆61.61の内面には枢軸10の軸心を曲率中心とす
る円弧状ガイド溝67.67が形成され、該ガイド溝6
7.67には前記臀部受3及び大腿部受4の共通フレー
ム34.34の両側に突設されたピン34a、34aが
溝軸方向に沿って摺動可能に挿入されている。ガイド溝
67.67は断面がC型鋼のような形状とされ、小径部
を有するピン34a、34aを図の如く噛み合うよう嵌
挿し、これにより支杆60.60の左右へのこじれ力等
が吸収される。ガイド溝67.67の上端には当止部材
67a、67aが固設され、該当止部材67a、67a
の下面に対するピン34a、34aの当止により支杆6
0.60が支持され、臀部受3及び大腿部受4と連動し
て枢軸1oの廻りに回動する。このように、臀部受3及
び大腿部受4と連動して支杆60.60を枢軸10の廻
りに回動させることにより、分娩に適正な角度に妊婦を
着座させる際その脚部も適正な位置に配置されることに
なり、妊婦に不快感を与えないのである。一方、前記昇
降台フレーム13の両側部にはストッパー15.15が
突設され、上記基杆61.61の基端部がこのストッパ
ー15.15に当ると支杆60.60がそれ以上回動す
ることが阻止されるようになされている。
即ち、臀部受3及び大腿部受4が」二向きに回動する時
は、ピン34a、34aの当止部材67a、67aに対
する支持により協動回動し、また下向きに回動する時は
その自重によりゃはり協動回動するが、基杆61.61
の基端部がストッパー15.15に当ると支杆6o、6
0はその位置で静止し、その後ピン34a、34aがガ
イド溝67.67内を摺動し、臀部受3及び大腿部受4
が回動を継続し、脚支台5の送出・送入に邪魔にならな
い位置にまで退避する。臀部受3及び大腿部受4と足受
部6.6との間にこのような差動機構を設けた理由は、
分娩治療の際には上述の如く両者が連動することが望ま
しいが、臀部受3及び大腿部受4を下方に退避させる時
まで連動させると、昇降台1の高さによっては足受部6
.6が床面に当たりそれ以上の下向き回動が不可となる
こともあるからである。亦、これにより昇降台1の下死
点を出来るだけ低くすることが出来、妊婦の乗り降り等
に有利である点も付加される。従って、上記ストッパー
15.15の代りに、足受部6.6の下面に当止支柱(
不図示)を設け、この支柱が床面に当たった後臀部受3
及び大腿部受4のみが回動を継続し得るようになすこと
も可能である。図例の場合は、足受部6.6が床面に当
たる前に静止するので術者が臀部受3の前に立って治療
する際に足先を詰めると云った危惧がない。
は、ピン34a、34aの当止部材67a、67aに対
する支持により協動回動し、また下向きに回動する時は
その自重によりゃはり協動回動するが、基杆61.61
の基端部がストッパー15.15に当ると支杆6o、6
0はその位置で静止し、その後ピン34a、34aがガ
イド溝67.67内を摺動し、臀部受3及び大腿部受4
が回動を継続し、脚支台5の送出・送入に邪魔にならな
い位置にまで退避する。臀部受3及び大腿部受4と足受
部6.6との間にこのような差動機構を設けた理由は、
分娩治療の際には上述の如く両者が連動することが望ま
しいが、臀部受3及び大腿部受4を下方に退避させる時
まで連動させると、昇降台1の高さによっては足受部6
.6が床面に当たりそれ以上の下向き回動が不可となる
こともあるからである。亦、これにより昇降台1の下死
点を出来るだけ低くすることが出来、妊婦の乗り降り等
に有利である点も付加される。従って、上記ストッパー
15.15の代りに、足受部6.6の下面に当止支柱(
不図示)を設け、この支柱が床面に当たった後臀部受3
及び大腿部受4のみが回動を継続し得るようになすこと
も可能である。図例の場合は、足受部6.6が床面に当
たる前に静止するので術者が臀部受3の前に立って治療
する際に足先を詰めると云った危惧がない。
上記基杆61.61の基端部にはハンドグリップ7.7
が固設され、臀部受3上に着座した妊婦がこれを握りし
めるようになされている。亦、昇降台フレーム13の内
部にはトレー用支持部材91が前方に引出可能に収納さ
れ、該支持部材91ニ支持すれたトレー9を前方に引出
した時には、前記臀部受3の剥抜部31の直下に来るよ
うになされている。該トレー9の臀部受3に対する相対
高さは、取り出される胎児のへその緒の長さに見合うよ
う設定される。尚、該支持部材91の引出・収納は図例
では手動で行なうようなされているが、これを電動モー
タ等により行なうようにすることはもとより可能である
。
が固設され、臀部受3上に着座した妊婦がこれを握りし
めるようになされている。亦、昇降台フレーム13の内
部にはトレー用支持部材91が前方に引出可能に収納さ
れ、該支持部材91ニ支持すれたトレー9を前方に引出
した時には、前記臀部受3の剥抜部31の直下に来るよ
うになされている。該トレー9の臀部受3に対する相対
高さは、取り出される胎児のへその緒の長さに見合うよ
う設定される。尚、該支持部材91の引出・収納は図例
では手動で行なうようなされているが、これを電動モー
タ等により行なうようにすることはもとより可能である
。
斯くして、上記臀部受3に妊婦を着座させその脚部を大
腿部受4.4で開脚保持した状態で背板2を娩出に適正
な角度に傾動静止させると共に臀部受3及び大腿部受4
.4をこれに見合った角度に回動させ(この時、足受部
6.6も同時に動く)、更にトレー9を前方に引出せば
娩出の態勢が整う。
腿部受4.4で開脚保持した状態で背板2を娩出に適正
な角度に傾動静止させると共に臀部受3及び大腿部受4
.4をこれに見合った角度に回動させ(この時、足受部
6.6も同時に動く)、更にトレー9を前方に引出せば
娩出の態勢が整う。
娩出の前後では、背板2を後傾させ、また臀部受3及び
大腿部受4.4を下向きに回動させ、臀部受3と枢軸1
0との間の隙間より脚支台5を送出し、第3図に示す如
く該脚支台5と背板2とを一連的に連ねてベッド状とな
し、妊婦の脚部を脚支台5上に載せ安楽な状態にさせる
ことができる。
大腿部受4.4を下向きに回動させ、臀部受3と枢軸1
0との間の隙間より脚支台5を送出し、第3図に示す如
く該脚支台5と背板2とを一連的に連ねてベッド状とな
し、妊婦の脚部を脚支台5上に載せ安楽な状態にさせる
ことができる。
妊婦が貧血症の時は、娩出後背板2を更にマイナス側に
傾倒させてその頭部を下げるようにし、その適切な処置
をとることが出来る。
傾倒させてその頭部を下げるようにし、その適切な処置
をとることが出来る。
第13図は臀部受3と大腿部受4.4とを別体としたも
のである。両者は夫々別個に枢軸1oに枢着されてその
軸心の廻りに回動可能とされるが、水平位置〔第13図
(イ)参照〕から上方の範域では両者協動して回動〔第
13図(ハ)参照〕し、水平位置から下方の範域では大
腿部受4.4のみが回動する〔第13図(ロ)参照〕。
のである。両者は夫々別個に枢軸1oに枢着されてその
軸心の廻りに回動可能とされるが、水平位置〔第13図
(イ)参照〕から上方の範域では両者協動して回動〔第
13図(ハ)参照〕し、水平位置から下方の範域では大
腿部受4.4のみが回動する〔第13図(ロ)参照〕。
即ち、大腿部受4.4は上記と同様の駆動手段40によ
って枢軸10の廻りに回動駆動可能とされ、臀部受3は
この大腿部受4.4の基体フレーム42に乗るよう支持
されている。そして、臀部受3のフレーム32は昇降台
フレーム13に固設されたストッパー16に当接した後
は下方への回動が阻止され水平状態に維持されるように
なされている。従って、駆動手段40を作動させ大腿部
受4.4を水平位置より上方に回動させる時には、臀部
受3を支持した状態で回動し、下向きに回動させる時に
は臀部受3が自重で大腿部受4.4と共に回動し、上記
フレーム32がストッパー16に当たった後は臀部受3
が水平状態に維持され、大腿部受4.4のみが回動して
脚支台5の送出・送入に邪魔にならない位置にまで退避
されるのである。この場合、脚支台5は臀部受3の下面
に接するよう送出・送入がなされ、送出された状態では
該臀部受3も含んで脚支台5が背板2と一連的に連なる
ことになるが、その機能は上記と何等異なるものではな
い。
って枢軸10の廻りに回動駆動可能とされ、臀部受3は
この大腿部受4.4の基体フレーム42に乗るよう支持
されている。そして、臀部受3のフレーム32は昇降台
フレーム13に固設されたストッパー16に当接した後
は下方への回動が阻止され水平状態に維持されるように
なされている。従って、駆動手段40を作動させ大腿部
受4.4を水平位置より上方に回動させる時には、臀部
受3を支持した状態で回動し、下向きに回動させる時に
は臀部受3が自重で大腿部受4.4と共に回動し、上記
フレーム32がストッパー16に当たった後は臀部受3
が水平状態に維持され、大腿部受4.4のみが回動して
脚支台5の送出・送入に邪魔にならない位置にまで退避
されるのである。この場合、脚支台5は臀部受3の下面
に接するよう送出・送入がなされ、送出された状態では
該臀部受3も含んで脚支台5が背板2と一連的に連なる
ことになるが、その機能は上記と何等異なるものではな
い。
第14図及び第15図は、第13図に示す機構と第11
図及び第12図に示す機構とを組み合わせたものである
。第14図(イ)では、臀部受3と大腿部受4が重合状
態で、この状態で駆動手段40であるシリンダーを伸張
させると、臀部受3、大腿部受4及び足受部6の基杆6
1が協動して枢軸10を中心として上向きに回動する。
図及び第12図に示す機構とを組み合わせたものである
。第14図(イ)では、臀部受3と大腿部受4が重合状
態で、この状態で駆動手段40であるシリンダーを伸張
させると、臀部受3、大腿部受4及び足受部6の基杆6
1が協動して枢軸10を中心として上向きに回動する。
また、第14図(イ)の状態から駆動手段40を収縮さ
せると、第14図(ロ)の如く臀部骨3及び基杆61は
夫々ストッパー16.15に阻止されて静止し、大腿部
骨4のみが下向きに回動する。この状態では脚立台5が
前方に送出可能とされる。
せると、第14図(ロ)の如く臀部骨3及び基杆61は
夫々ストッパー16.15に阻止されて静止し、大腿部
骨4のみが下向きに回動する。この状態では脚立台5が
前方に送出可能とされる。
(発明の効果)
上述の如く、本発明の座位分娩台に於いては、昇降台の
上方に脚部を載せる為の脚立台が背板の直下より前方に
送出可能に収納装備され、且つ大腿部骨が脚立台の送出
・送入の際に邪魔にならない位置に退避可能とされてい
るから、娩出の前後で妊婦に即座に安楽な姿勢をとらせ
ることができると共に他のベッドへの移し換えも大腿部
骨が邪魔にならず簡易になし得る。そして、装置全体が
コンパクトになり、補助ベッドや取外した大腿部骨等の
保管場所を別途確保する必要がなく、分娩室の整理整頓
が適確になされる。このように特筆すべき効果を有する
本発明の実用価値は極めて大である。
上方に脚部を載せる為の脚立台が背板の直下より前方に
送出可能に収納装備され、且つ大腿部骨が脚立台の送出
・送入の際に邪魔にならない位置に退避可能とされてい
るから、娩出の前後で妊婦に即座に安楽な姿勢をとらせ
ることができると共に他のベッドへの移し換えも大腿部
骨が邪魔にならず簡易になし得る。そして、装置全体が
コンパクトになり、補助ベッドや取外した大腿部骨等の
保管場所を別途確保する必要がなく、分娩室の整理整頓
が適確になされる。このように特筆すべき効果を有する
本発明の実用価値は極めて大である。
第1図は本発明座位分娩台の一例を示す側面図、第2図
は同平面図、第3図はその一使用例を示す側面図、第4
図は第2図のIV−IV線縦断面図、第5図は第2図の
v−V線縦断面図、第6図は第3図に於ける縦断面図、
第7図は別の使用例を示す第3図と同様図、第8図及び
第9図は主たる駆動機構の説明用平面図及び縦断面図、
第10図ば脚立台の送出・送入機構を示す斜視図、第1
1図は大腿受部の回動機構を示す要部説明図、第12図
は同部分切欠平面図、第13図は大腿部骨の別の回動機
構を示す要部説明図、第14図は第13図と第11図及
び第12図の回動機構を組み合わせた場合の要部説明図
、第15図は同平面図である。 (符号の説明) 1・・・昇降台、 2・・・背板、 3・・・臀部骨、
4・・・大腿部骨、 5・・・脚立台。 −以上−
は同平面図、第3図はその一使用例を示す側面図、第4
図は第2図のIV−IV線縦断面図、第5図は第2図の
v−V線縦断面図、第6図は第3図に於ける縦断面図、
第7図は別の使用例を示す第3図と同様図、第8図及び
第9図は主たる駆動機構の説明用平面図及び縦断面図、
第10図ば脚立台の送出・送入機構を示す斜視図、第1
1図は大腿受部の回動機構を示す要部説明図、第12図
は同部分切欠平面図、第13図は大腿部骨の別の回動機
構を示す要部説明図、第14図は第13図と第11図及
び第12図の回動機構を組み合わせた場合の要部説明図
、第15図は同平面図である。 (符号の説明) 1・・・昇降台、 2・・・背板、 3・・・臀部骨、
4・・・大腿部骨、 5・・・脚立台。 −以上−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、昇降台(1)と、該昇降台(1)上に傾動自在に装
備された背板(2)と、該背板(2)の前部に配設され
た臀部受(3)と、該臀部受(3)の両側部に開脚状に
配設された大腿部受(4)とを基本構成とする座位分娩
台であって、該大腿部受(4)が傾動可能とされ且つ前
記昇降台(1)の上方には平板状脚支台(5)が背板(
2)の直下から前方に送出可能に収納装備され、上記大
腿部受(4)を下方に傾動退避させ脚支台(5)を前方
に送出した時には該脚支台(5)が前記背板(2)と略
一連的に連なるようにしたことを特徴とする座位分娩台
。 2、上記臀部受(3)が、大腿部受(4)と別体とされ
ている請求項1記載の座位分娩台。 3、上記臀部受(3)が、大腿部受(4)と一体とされ
ている請求項1記載の座位分娩台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1119142A JPH02297366A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 座位分娩台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1119142A JPH02297366A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 座位分娩台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02297366A true JPH02297366A (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=14753963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1119142A Pending JPH02297366A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 座位分娩台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02297366A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6408464B1 (en) | 1999-08-23 | 2002-06-25 | Hill-Rom Services, Inc. | Birthing bed foot section attachment mechanism |
US6470520B1 (en) | 1999-08-23 | 2002-10-29 | Hill-Rom Services, Inc. | Bed section attachment mechanism |
US7685659B2 (en) | 2004-09-22 | 2010-03-30 | Hill-Rom Services, Inc. | Storable foot section for a bed |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP1119142A patent/JPH02297366A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6408464B1 (en) | 1999-08-23 | 2002-06-25 | Hill-Rom Services, Inc. | Birthing bed foot section attachment mechanism |
US6470520B1 (en) | 1999-08-23 | 2002-10-29 | Hill-Rom Services, Inc. | Bed section attachment mechanism |
US7685659B2 (en) | 2004-09-22 | 2010-03-30 | Hill-Rom Services, Inc. | Storable foot section for a bed |
US8099807B2 (en) | 2004-09-22 | 2012-01-24 | Hill-Rom Services, Inc. | Storable foot section for a bed |
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